JP2018500917A - 喫煙品に含有させるための材料 - Google Patents

喫煙品に含有させるための材料 Download PDF

Info

Publication number
JP2018500917A
JP2018500917A JP2017536025A JP2017536025A JP2018500917A JP 2018500917 A JP2018500917 A JP 2018500917A JP 2017536025 A JP2017536025 A JP 2017536025A JP 2017536025 A JP2017536025 A JP 2017536025A JP 2018500917 A JP2018500917 A JP 2018500917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tobacco
smoking
acacia
smoking material
gum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017536025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6526816B2 (ja
Inventor
ジョン、エドワード
ベニン、ジョスリン
コバーン、スティーヴン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
British American Tobacco Investments Ltd
Original Assignee
British American Tobacco Investments Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by British American Tobacco Investments Ltd filed Critical British American Tobacco Investments Ltd
Publication of JP2018500917A publication Critical patent/JP2018500917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6526816B2 publication Critical patent/JP6526816B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/18Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/186Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by coating with a coating composition, encapsulation of tobacco particles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/18Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/18Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/28Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances
    • A24B15/30Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances by organic substances
    • A24B15/302Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances by organic substances by natural substances obtained from animals or plants
    • A24B15/303Plant extracts other than tobacco

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

アカシアゴムでコーティングされたタバコを含み、アカシアゴムの量はタバコの重量で少なくとも10%である喫煙品に含有させるための喫煙材。

Description

本発明は喫煙品に含有させるためのアカシアゴムでコーティングされたタバコを含む喫煙材に関する。
アカシアゴムは、例えば、風味料または希釈剤のカプセル化、バインダーとしての使用、または喫煙品のラッパー等の紙に被膜を形成する目的で燃焼性製品に使用される。
第1の態様では喫煙品に含有させるためのアカシアゴムでコーティングされたタバコを含む喫煙材が提供され、アカシアゴムの量は、タバコの少なくとも10重量%である。
一部の実施態様では、アカシアゴムの量は、タバコの少なくとも20重量%である。
一部の実施態様では、喫煙材はさらにタバコ代替え品、充填材料または非コーティングタバコの内の1つ以上を含む。タバコ代替え品および充填材料の内の1つ以上はアカシアゴムでコーティングされてもよく、その際のアカシアゴムの重量は、コーティングされる喫煙材の少なくとも10重量%である。
一部の実施態様では塗膜は実質的にアカシアゴムを含むまたはアカシアゴムからなる。別の実施態様では塗膜は、希釈剤、湿潤剤、風味料または風味剤およびエアロゾル発生手段の内の1つ以上をさらに含む。
一部の実施態様では喫煙材は25%より少ない再生タバコおよび/または10%より少ないタバコくずを含む。
一部の実施態様ではアカシアゴムでコーティングされたタバコは20%より少ない再生タバコおよび/または10%より少ないタバコくずを含む。
第2の態様では、喫煙品の一部として使用される際に主流煙の1つ以上の成分の量を減少させる喫煙材を得る方法が提供され、この方法は、アカシアゴムの溶液を喫煙材に塗布することと、その後喫煙材を乾燥させることとを含み、溶液は少なくとも10重量%の量のアカシアゴムを含む。
一部の実施態様では、溶液は少なくとも20重量%の量のアカシアゴムを含む。
一部の実施態様では、溶液は希釈剤、湿潤剤、風味料または風味剤およびエアロゾル発生手段の内の1つ以上をさらに含む。
一部の実施態様では、アカシアゴムの溶液が塗布される喫煙材は25%より少ない再生タバコおよび/または10%より少ないタバコくずを含む。
第3の態様では第1の態様による喫煙材を含む喫煙品が提供される。一部の実施態様では、アカシアゴムでコーティングされる喫煙品のタバコは、葉身、葉柄および膨張タバコの内の1つ以上を少なくとも50%含む。
第4の態様では喫煙品の使用の際に発生する主流煙の1つ以上の成分の量を減少させるためのアカシアゴムの溶液の使用が提供される。
添付図面を参照して本発明の実施態様をあくまで例示を目的として説明する。
本発明の第3の態様による喫煙品の図である。 アカシアゴムでコーティングされたタバコを含む試験紙巻きタバコおよび対照用紙巻きタバコの品質試験モジュール(QTM)物理分析の結果を示す表である。 アカシアゴムでコーティングされたタバコを含む紙巻きタバコおよび水で処理されたタバコを含む対照紙巻きタバコから得られる主流煙で測定した特定の分析対象物の量を示す表である。 水で処理されたタバコを含む対照紙巻きタバコによって生じた値と比較した変化率として表したアカシアゴムでコーティングされたタバコを含む紙巻きタバコから得られる主流煙で測定した特定の分析対象物の量を示す表である。 図4のデータをグラフで示したものである。
タバコを含む喫煙品から生じる煙は、同定されている成分が5000を超える複雑で動的な混合物である。これらの成分は紙巻きタバコの吸い口端から出る主流煙(MS)に存在し、また副流煙(SS)の成分としてパフとパフとの間に放出される。
主流煙の成分の少なくとも一部、例えば、芳香族アミン、フェノール類、カルボニル類、多環式芳香族炭化水素、アクリロニトリル、トルエン、イソプレン、スチレン、およびベンゼン等の揮発性炭化水素、ピリジン等の含窒素複素環式化合物、N’−ニトロソアナバシン(NAB)、N’−ニトロソアナタビン(NAT)、4−(メチルニトロソアミノ)−1−(3−ピリジル)−1−ブタノン(NNK)およびN’−ニトロソノルニコニン(NNN)等のニトロサミン類、並びにアンモニア、シアン化水素、一酸化窒素、および一酸化炭素等の無機化合物のうちの1種類以上の濃度を低減することは研究目的になり得る。
主流煙および/または副流煙成分を選択的に低減する方法としては、例えば、生物工学的方法によって、出発物質から特定の化合物の濃度を低減する方法、異なる種類のタバコを混合する、あるいは喫煙品に加える前にタバコを処理する方法、希釈剤または充填材を含ませることによって喫煙品中のタバコの量を低減する方法、喫煙品に通気を行い、周囲の空気を喫煙品に吸引してMSを希釈する方法、およびMS成分の除去を向上させるフィルターを使用する方法が挙げられる。さらに、喫煙品内に吸着剤を加えることによって、紙巻きタバコの煙から成分を選択的に除去または減少させる試みがなされている。
アラビアゴム、メスカ、またはチャールグンドとしても知られているアカシアゴムは、2種類のアカシア木(アカシアセヤルおよびアカシアゴムノキ)から採取される樹液でできている。その主成分はアラビンであり、多糖類アラビン酸のカルシウム塩である。
アカシアゴムには様々な用途がある。食品業界ではソフトドリンク用シロップおよび菓子類にしばしば含まれ、特定の医薬品および化粧品ではバインダーおよび/または乳化剤、懸濁化剤または増稠剤として使用される。
アカシアゴムはまた、燃焼性製品に、例えば、希釈剤のカプセル化、また例えば風味料の賦形剤として、バインダーとして、および喫煙品のラッパー等の紙に被膜を形成する等の目的に用いられてきた。
喫煙品に加えるためのタバコにアカシアゴムをコーティングすることで、使用中に喫煙品から発生する主流煙中の1種類以上の成分の濃度を選択的に低減することが見出された。
更に、これら成分のいくつかで観測された減少は、ニコチンで観測された減少による予測よりも大きく、このことは、この減少がアカシアゴムによるタバコの単なる希釈効果以上の結果であることを示している。さらにこれらの成分のいくつで観測された減少は、ニコチンを除いた乾燥粒子状物質(NFDPM)で観測された減少から予測された減少より大きかった。
「NFDPM」という用語は、当業者に理解されるような試験方法を利用して測定される当業界の用語であり、高効率粒子フィルターに捕捉された主流煙粒子状物質の重量から、フィルター上のニコチンおよび水の重量を引いたものとして定義される。通常、紙巻きタバコ1本当たりのミリグラムの重量単位で表される。
従って、第1の態様ではアカシアゴムでコーティングされたタバコを含み、アカシアゴムの量がタバコの少なくとも10重量%である、喫煙品に使用するための喫煙材が提供される。
一部の実施態様では、アカシアゴムの量は、タバコの少なくとも15、20、25、30、35、40、45、46、47、48、49、50、55、60または65重量%である。
一部の実施態様ではアカシアゴムでコーティングされたタバコは過度に脆弱ではなく、これにより取り扱いおよび処理をしやすくなっている。
一部の実施態様では、喫煙材は、喫煙品などの燃焼製品のタバコロッドに通常見られる成分の内の1つ以上をさらに含む。例えば、タバコ葉身、タバコ葉柄、膨張タバコ、再構成タバコ、押出タバコ、タバコ代替え品、および充填材料が挙げられる。
一部の実施態様では、喫煙材は非処理のタバコをさらに含む。
一部の実施態様では、喫煙材のさらなる成分の内の1つ以上はアカシアゴムでコーティングされてもよい。そのような実施態様ではアカシアゴムの量は、コーティングされる材料の少なくとも10重量%であってもよく、コーティングされる材料の少なくとも15、20、25、30、35、40、45、46、47、48、49、50、55、60または65重量%であってもよい。
本明細書中で使用する「コーティングされる」なる用語は、喫煙材のタバコおよび/または他の1つ以上の成分に非粒状または実質的に非粒状の被覆が存在することを意味する。さらにアカシアゴムを喫煙材の喫煙材のタバコおよび/または他の1つ以上の成分の葉の孔または他の内部特性に吸収させてもよい。一部の実施態様では、コーティングは喫煙材のタバコおよび/または他の1つ以上の成分の表面のある割合を被覆するという意味で部分コーティングである。別の実施態様では、コーティングは喫煙材のタバコおよび/または他の1つ以上の成分の表面の全てまたは実質的に全てを被覆するという意味で完全なコーティングである。
本明細書中で使用する「非粒状」なる用語は、塗膜が固形または実質的に固形の材料を含まないことを意味する。例えば、塗膜は材料の小片または粒を含まず、喫煙材のタバコおよび/または他の1つ以上の成分の表面に亘って滑らかな皮膜である。
一部の実施態様では喫煙材は10、9、8、7、6、5、4、3、2または1%より少ないタバコくずを含む。特定の実施態様では喫煙材は実質的にタバコくずを含まない。
一部の実施態様では、アカシアゴムでコーティングされたタバコは10、9、8、7、6、5、4、3、2、1または0.5%より少ないタバコくずを含む。特定の実施態様では、アカシアゴムでコーティングされたタバコは実質的にタバコくずを含まない。
一部の実施態様では喫煙材は、25%より少ない再生タバコを含む、または20、16、15、12、10、9、8、7、6、5、4、3、2または1%より少ない再生タバコを含む。一部の実施態様では喫煙材は、実質的にまたは全く再生タバコを含まない。
一部の実施態様ではアカシアゴムでコーティングされたタバコは20%より少ない再生タバコを含む、または19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4.5、4、3.5、3、2.5、2、1.5、1または0.5%より少ない再生タバコを含む。一部の実施態様ではタバコは実質的にまたは全く再生タバコを含まない。
一部の実施態様では塗膜は実質的にアカシアゴムを含む、またはアカシアゴムからなる。
別の実施態様ではコーティングは、希釈剤、湿潤剤、風味料または風味剤およびエアロゾル発生手段の内の1つ以上を含む。
本明細書で使用する「希釈剤」なる用語は、喫煙材を希釈するために使用することができる材料を意味する。例えば、グリセリン、ソラネソール、ネオフィタジエン、3−メチルアニソール、オイゲノール、1−フェニル−1−ペンタノン、2,3−ジメチル−4−エチルアセトフェノン、ニコチン酸、ドコサン、ドトリアンタン、エイコサン、ネオフィタジエン、ヘンエイコサン、ヘントリアコンタン、ヘプタコサン、ヘキサコサン、ノナコサン、オクタコサン、ペンタコサン、ペンタトリアコンタン、スクアレン、テトラコサン、テトラトリアコンタン、トリアセチン、トリアコンタン、トリアコサンおよびトリトリアコンタンが挙げられる。
本明細書中で使用する「エアロゾル発生材」なる用語は、喫煙品に組み込まれると、喫煙品を着火した際に直ぐにエアロゾルを生成または生成を促進させる物質を意味する。例としてはグリセロール、プロピレングリコールおよびトリエチレングリコールなどの多価アルコール、クエン酸トリエチル、トリアセチンまたは高沸点炭化水素などが挙げられる。
一部の例では「希釈剤」および「エアロゾル発生材」なる用語は、同じ意味で使用できる。例えば、一部の物質または材料は喫煙材の希釈および喫煙材に組み込まれ、喫煙材が着火されると直ぐにエアロゾルを生成または生成を促進させるという両方の効果を有する。そのような材料の例としてはトリアセチンおよびグリセロールが挙げられる。
本明細書中で使用する「風味料」および「風味剤」なる用語は、各地の条例で許可されており、成人消費者が望む味や香りを製品に加えるのに用いることができる材料を指す。風味料または風味剤の例としてはメンソール、シトラス、バニラ、アニシード、ベンズアルデヒドまたはアセトアルデヒドが挙げられる。
第2の態様では、喫煙品の一部として使用される際に主流煙の1つ以上の成分の量を減少させる喫煙材を得る方法が提供され、この方法は、アカシアゴムの溶液を喫煙材に塗ることと、その後喫煙材を乾燥させることとを含み、喫煙材はタバコを含み、溶液は少なくとも重量で10%の量のアカシアゴムを含む。
一部の実施態様では溶液は、アカシアゴムを少なくとも重量で15、20、25、30、35、40、45、46、47、48、49、50、55、60または65%の量で含む。
喫煙品の一部として使用される際に主流煙の1つ以上の成分の量を減少させる喫煙材を得る方法を言及して使用される「重量で」なる用語は、溶液が塗布される喫煙材の重量によることを意味する。
アカシアゴムの溶液は、水、脱イオン水または蒸留水などの好適な溶媒を含む。
一部の実施態様では溶液は実質的にアカシアゴムの溶液を含むまたはアカシアゴムの溶液からなる。別の実施態様では溶液は、希釈剤、湿潤剤、風味料または風味剤およびエアロゾル発生手段の内の1つ以上などの1つ以上の成分をさらに含んでもよい。
一部の実施態様では溶液が塗布されるタバコは、葉身、葉柄および膨張タバコの内の1つ以上を少なくとも50、55、60、65、70、75、80、82、84、85、90、95または100%含む。一部の実施態様では溶液が塗布されるタバコは、少なくとも50、55、60、65、70、75、80、82、84、85、90、95または100%の葉身タバコを含む。
喫煙材は喫煙品などの燃焼製品のタバコロッドに通常見られる成分の内の1つ以上をさらに含んでもよい。例えば、それは膨張タバコ、再生タバコ、押し出しタバコ、タバコ代替え品および充填材料であってもよい。
一部の実施態様では本発明の方法に使用する喫煙材は、25%より少ない再生タバコを含むまたは20、18、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1または0.5%より少なくとも再生タバコを含む。一部の実施態様では本発明の方法に使用する喫煙材は実質的にまたは全く再生タバコを含まない。
一部の実施態様では本発明の方法に使用する喫煙材は10、9、8、7、6、5、4、3、2、1または0.5%より少ないタバコくずを含む。特定の実施態様では本発明の方法に使用する喫煙材は実質的にタバコくずを含まない。
アカシアゴムの溶液は、アカシアゴムの溶液に喫煙材を浸すまたはアカシアゴムの溶液を喫煙材に噴霧するなどのあらゆる好適な方法で喫煙材に塗布してもよい。一部の実施態様では溶液は切断されたまたは刻まれた喫煙材の落下するカーテンに噴霧してもよい。
濡れた喫煙材は、その後好適な方法で乾燥させてもよい。例えば、濡れた喫煙材を乾燥キャビネットまたはオーブンで約45℃、30%の相対湿度で約5時間乾燥させ、その後さらに全ての水分が蒸発するまで約22℃、30%の相対湿度で乾燥させてもよい。
アカシアゴムの溶液を喫煙材に塗布し、喫煙材を乾燥させる工程は、喫煙材をアカシアゴムで何回かコーティングするために1回以上行ってもよい。
乾燥させた喫煙材は、その後例えば平衡が得られるまで適当な時間、約22℃、60%の相対湿度のコンディショニングキャビネットに喫煙材を入れてコンディショニングしてもよい。
一部の実施態様では主流煙成分の減少には、ホフマン検体として知られる物質のうちの1種類以上の減少を含んでもよいが、これらに限定されない。
「ホフマン検体」という用語は、技術用語である。これは、喫煙品から発生した主流煙の成分群に関連し、成分としては芳香族アミン、フェノール類、カルボニル類、多環式芳香族炭化水素類、アクリロニトリル、トルエン、イソプレン、スチレンおよびベンゼン等の揮発性炭化水素類、ピリジン等の含窒素複素環化合物、ニトロソアナバシン(NAB)、ニトロソアナタビン(NAT)、4−(メチルニトロソアミノ)−1−(3−ピリジル)−1−ブタノン(NNK)、およびN’−ニトロソノルニコチン(NNN)等のTSNA類並びにアンモニア、シアン化水素、一酸化窒素(NO)、および一酸化炭素(CO)等の無機化合物が挙げられる。
アカシアゴムを含む喫煙材は、紙巻きタバコなどの喫煙品に組み込んでもよい。従って、第3の態様では第1の態様による喫煙材を含む喫煙品が提供される。
第3の態様による喫煙品は、非処理タバコ、タバコ代替え品、充填材料、希釈剤、バインダー、湿潤剤、風味料または風味剤およびエアロゾル発生手段の内の1つ以上をさらに含む。これらの成分は喫煙品に組み込まれる前のアカシアゴムでコーティングされたタバコおよび/または喫煙材の他の成分と混合してもよい。
一部の実施態様では 喫煙品は25%より少ない再生タバコを含むまたは20、18、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1または0.5%より少ない再生タバコを含む。一部の実施態様では 喫煙品は実質的にまたは全く再生タバコを含まない。
一部の実施態様では、喫煙品は10、9、8、7、6、5、4、3、2、1または0.5%より少ないタバコくずを含む。特定の実施態様において、喫煙品はタバコくずを含まない。
一部の実施態様では、アカシアゴムでコーティングされた喫煙品のタバコは、葉身、葉柄および膨張タバコの内の1つ以上を少なくとも50、55、60、65、70、75、80、82、84、85、90、95または100%含む。一部の実施態様では、アカシアゴムでコーティングされた喫煙品のタバコは、葉身タバコを少なくとも50、55、60、65、70、75、80、82、84、85、90、95または100%含む。
一部の実施態様では、アカシアゴムでコーティングされているまたはコーティングされていないに関係なく喫煙品のタバコは、葉身、葉柄および膨張タバコの内の1つ以上を少なくとも50、55、60、65、70、75、80、82、84、85、90、95または100%含む。一部の実施態様では アカシアゴムでコーティングされているまたはコーティングされていないに関係なく喫煙品のタバコは、葉身タバコを少なくとも50、55、60、65、70、75、80、82、84、85、90、95または100%含む。
本発明による喫煙品は、喫煙品について知られている任意のサイズ即ち寸法に対応させてもよい。
これとは別に本発明による喫煙品は、喫煙材の内側コアおよび外側環を含む同軸コアを含んでもよく、第1の態様による喫煙材は、内側コアまたは外側環のいずれかまたは両方に組み込まれてもよい。そのような態様では、喫煙品は、内側コアおよび外側環状体のための同じまたは異なるラッパー材を含むことができる。
喫煙品は、典型的には、吸い口端にフィルターと、喫煙材を含むロッドと、ロッドの周りを包む紙とを含む。
第3の態様による喫煙品は、当技術分野で公知の任意のフィルター構造体を含んでもよい。喫煙品用のフィルターは、典型的には繊維状セルロースアセテート、ポリプロピレン材料、ポリエチレン材料、またはギャザードペーパー材料のうちの1種類以上を含む。
図1を参照すると、フィルター2と、一方の端部がフィルター2の端部に当接するようにフィルター2と位置合わせされた実質的に円筒形のタバコロッド3とを含む喫煙品1が示されている。タバコロッド3は一部を切り取った形で、充填材およびアカシアゴムを含む細断された喫煙シート材4の位置を示している。タバコロッド3は、従来の方法でチッピング紙によってフィルター2に接合される。
第4の態様では喫煙品の使用時に発生する主流煙の成分うちの1種類以上の濃度を低減するためのアカシアゴムの溶液の使用が提供される。
一部の実施態様では、主流煙成分の減少にはホフマン検体として知られる物質の内の1種類以上の減少を含んでもよいが、これらに限定されない。
いかなる理論にも束縛されることを望まないが、喫煙品にアカシアゴムを加えることによって生じる効果は、喫煙材の成分の燃焼および/または熱分解挙動の変化から生じることが示唆される。このことは、燃焼ゾーンおよび/または熱分解ゾーン内の熱過程に物理化学的作用を及ぼし、分析対象物の減少をもたらすアカシアゴムの物理的存在の結果である可能性がある。
主流煙中の物質の内の多くが、NFDPMの減少から予想されたよりも減少したという観測結果は、喫煙品内で起こる複雑で動的な燃焼および/または熱分解プロセス内で相乗効果が生じている可能性を示している。さらに、TSNA類の減少がニコチンの減少よりも大きいという観測結果は、TSNA類の減少がアカシアゴムによるタバコの単純な希釈以上の結果であること、およびいずれの理論にも拘束されることを望まないが、アカシアゴムを含む紙巻きタバコでは、水処理されたタバコを含む紙巻きタバコよりも、燃焼過程中に数種類の分析対象物の低減を促進する機構が働いている可能性があることを示している。
以下の実施例は、本発明を例示するために提供されたものであり、本発明を限定するものではない。
実施例1
アカシアゴムの溶液を下記図Aに示すように脱イオン水を使用して調製した。得られた溶液は、コーティングされる材料での取り扱い、配分および喫煙材上での均一な塗膜の形成に充分な粘度を有していた。さらに得られたタバコは、比較的取り扱いやすく、流動性を残しており、過度に脆弱なものではなかった。
アカシアゴムがコーティングされたタバコを調製した。300gのUSスタイルタバコブレンドを見本袋に入れた。アカシアゴムの溶液を加えた。
300gの同じブレンドタバコを見本袋に入れ、水(のみ)を袋に入れて対照タバコも調製した。このタバコを「対照水処理」とする。
アカシアゴムがコーティングされたタバコと対照タバコに関する詳細を下記表Aにまとめている。
表A
Figure 2018500917
対照水処理サンプルとアカシアゴム処理タバコをその後乾燥させた。乾燥は45℃、30%の相対湿度に設定された乾燥キャビネットを使用して、5時間実施し、その後さらに22℃、30%の相対湿度で約12時間(対照水処理サンプルとAG L1の場合)またはそれより長く(約48時間、AG L2の場合)乾燥を行った。
対照水処理サンプルとアカシアゴム処理タバコをその後22℃、60%相対湿度でコンディショニングした。
トレーの重量を乾燥およびコンディショニングの両段階を通して定期的に記録した。乾燥段階ではトレーの重量を加えた水が取り除かれた量を算出するために使用した。コンディショニング段階ではトレー重量をタバコがコンディショニングによって平衡になったとき、重量の増減のないときを算出するために使用した。7日間のコンディショニングの後、トレー重量が安定したら、ハロゲン湿度分析計の読み取りを行った。
紙巻きタバコを対照水処理サンプルとアカシアゴムがコーティングされたタバコ(AG L1およびAG L2)を使用して作製した。それぞれの場合でタバコをMarshall McGearty Cigarette Maker(「ミニメーカー」)を使用して予め作製した紙巻きタバコロッド内に挿入した。ミニメーカーは、非自動化工程で小規模な紙巻きタバコ製造に使用される。
タバコをホッパーに入れ、適切な加重で圧縮する。次いで、一部を圧縮チャンバ内で分離して円筒形ロッドに形成、レバーを使用して充填ノズルを介して紙巻きタバコのスピルに導入する。一度に5個のスピルに充填することができる。タバコへの加重が変わると、分離室、すなわちスピルに入るタバコの量に影響する。これは、ひいては品質試験モジュールを用いて測定された紙巻きタバコの硬度値に影響を与える。
重量のばらつきを正すために各サンプルで40本の紙巻きタバコを個別に秤量し、四分位範囲を算出するために統計的に分析した。喫煙分析用に、この範囲からタバコを選択した。
アカシアゴムでコーティングされたタバコを含む紙巻きタバコおよび対照紙巻きタバコの品質試験モジュールの物理的分析を実施した。
紙巻きタバコを、下記の表Bに詳述されている喫煙様式(smoking regime)を用いて喫煙した。
表B
Figure 2018500917
5回の反復試験を行い、1回の反復試験につき5本のタバコを喫煙した。各紙巻きタバコからの主流煙を分析し、全ての反復試験の平均を計算した。
結果
結果は絶対値(図3)で表され、対照水処理に対する変化率(図4および5)で表されている。
図3はタバコの重量で10%(AG L1)および20%(AG L2)のアカシアゴムでコーティングされたタバコを含む紙巻きタバコは、対照水処理よりNNN、NAT、NAB、NNK、ニコチン、水およびCOの量が少なかったことを示している。
図4および5はタバコの重量で10%のアカシアゴム(AG L1)でコーティングされたタバコを含む紙巻きタバコは、対照水処理サンプルと比較してNNN、NAT、NAB、NNKおよびCOの量が減少しており、タバコの重量で20%のアカシアゴム(AG L2)でコーティングされたタバコを含む紙巻きタバコは、対照水処理サンプルと比較してNNN、NAT、NAB、NNK、ニコチン、水およびCOの量が減少していることを示している。
加えてNNN、NAT、NAB、NNKおよびCOの量はタバコの重量で10%(AG L1)および20%(AG L2)のアカシアゴムを含む紙巻きタバコでNFPDMで観測された減少よりはるかに大きく減少した。
これに加えて図4および5はタバコの重量で10%の(AG L1)および20%(AG L2)のアカシアゴムを含む紙巻きタバコの場合、NNN、NAT、NABおよびNNKの減少は、ニコチンに見られた減少より大きく、TSNA類の減少は、アカシアゴムを加えたことによる単純なタバコの希釈以上の結果であることを示している。
いかなる理論にも束縛されることを望まないが、ニコチン濃度は低下しないので(AG L1、タバコの重量で10%のアカシアゴム)またはTSNA類と比較して僅かに減少するので(AG L2、タバコの重量で20%のアカシアゴム)、アカシアゴムを含む紙巻きタバコが、対照紙巻きタバコと比べて、燃焼過程中にTSNA類の低減を促進する機構が働いている可能性があることが示唆される。
種々の問題の対処と技術の発展のため、本開示全体は種々の実施形態を例示的に示しており、これらの実施形態では特許請求された発明が実践され、優れた喫煙品に含有させるためのアカシアゴムでコーティングされ、アカシアゴムの量は、タバコの少なくとも10重量%であるタバコを含む喫煙材の調製方法を提供することができる。本開示の利点および特徴は実施形態の単なる代表的な具体例であり、包括的でも排他的でもない。これらは特許請求された特徴の理解と教示の単なる補助に提供されている。当然だが、本開示の利点、実施形態、具体例、機能、特徴、構造、および/または他の側面は本開示を特許請求の範囲に規定されたとおりに限定するあるいは特許請求の範囲の均等物に限定すると考えるべきではなく、本開示の範囲および/または思想から乖離することなく他の実施形態を利用しても改変してもよいと考えるべきである。種々の実施形態は、開示された構成要素、成分、特徴、部品、工程、手段他の組合せを適切に備えても、これらで構成されても、基本的にこれらで構成されてもよい。また本開示は、現在は特許請求されていないが将来特許請求される可能性がある他の発明を含む。

Claims (15)

  1. 喫煙品に含有させるためのアカシアゴムでコーティングされたタバコを含む喫煙材であって、アカシアゴムの量は、タバコの少なくとも10重量%である喫煙材。
  2. アカシアゴムの量は、タバコの少なくとも20重量%であることを特徴とする請求項1記載の喫煙材。
  3. さらにタバコ代替え品、充填材料または非コーティングタバコの内の1つ以上を含むことを特徴とする請求項1または2記載の喫煙材。
  4. タバコ代替え品および充填材料の内の1つ以上はアカシアゴムでコーティングされ、その際のアカシアゴムの重量は、コーティングされる喫煙材の少なくとも10重量%であることを特徴とする請求項3記載の喫煙材。
  5. 塗膜は実質的にアカシアゴムを含むまたはアカシアゴムからなることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の喫煙材。
  6. 塗膜は、希釈剤、湿潤剤、風味料または風味剤およびエアロゾル発生手段の内の1つ以上をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の喫煙材。
  7. 25%より少ない再生タバコおよび/または10%より少ないタバコくずを含むことを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の喫煙材。
  8. アカシアゴムでコーティングされたタバコは20%より少ない再生タバコおよび/または10%より少ないタバコくずを含むことを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載の喫煙材。
  9. 喫煙品の一部として使用される際に主流煙の1つ以上の成分の量を減少させる喫煙材を得る方法であって、アカシアゴムの溶液を喫煙材に塗布することと、その後喫煙材を乾燥させることとを含み、溶液は少なくとも10重量%の量のアカシアゴムを含む方法。
  10. 前記溶液は少なくとも20重量%の量のアカシアゴムを含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
  11. 前記溶液は希釈剤、湿潤剤、風味料または風味剤およびエアロゾル発生手段の内の1つ以上をさらに含むことを特徴とする請求項9または10記載の方法。
  12. アカシアゴムの溶液が塗布される喫煙材は25%より少ない再生タバコおよび/または10%より少ないタバコくずを含むことを特徴とする請求項9乃至11いずれか1項記載の方法。
  13. 請求項1乃至8いずれか1項記載の喫煙材を含む喫煙品。
  14. アカシアゴムでコーティングされる喫煙品のタバコは、葉身、葉柄および膨張タバコの内の1つ以上を少なくとも50%含むことを特徴とする請求項13記載の喫煙品。
  15. 喫煙品の使用の際に発生する主流煙の1つ以上の成分の量を減少させるためのアカシアゴムの溶液の使用。
JP2017536025A 2015-01-07 2016-01-05 喫煙品に含有させるための材料 Active JP6526816B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB201500168 2015-01-07
GB1500168.8 2015-01-07
PCT/GB2016/050012 WO2016110688A1 (en) 2015-01-07 2016-01-05 Material for inclusion in a smoking article

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018500917A true JP2018500917A (ja) 2018-01-18
JP6526816B2 JP6526816B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=55173857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017536025A Active JP6526816B2 (ja) 2015-01-07 2016-01-05 喫煙品に含有させるための材料

Country Status (17)

Country Link
US (1) US11317649B2 (ja)
EP (1) EP3242568B1 (ja)
JP (1) JP6526816B2 (ja)
KR (1) KR20170093210A (ja)
CN (1) CN107846964A (ja)
AR (1) AR103987A1 (ja)
AU (1) AU2016205929B2 (ja)
BR (1) BR112017014790A2 (ja)
CA (1) CA2970822C (ja)
CL (1) CL2017001792A1 (ja)
CO (1) CO2017006792A2 (ja)
MX (1) MX2017008610A (ja)
PH (1) PH12017501202A1 (ja)
RU (1) RU2681685C2 (ja)
TW (1) TW201635925A (ja)
WO (1) WO2016110688A1 (ja)
ZA (1) ZA201704251B (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176578A (ja) * 1983-08-22 1985-09-10 ア−ル・ジエイ・レノルズ・タバコ・カンパニ− 喫煙材料及びその製造方法
JPH0475578A (ja) * 1990-07-18 1992-03-10 Japan Tobacco Inc 煙草用香料粒子
JP2009523439A (ja) * 2006-01-17 2009-06-25 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 封入触媒粒子を有するシガレット構成要素及びその製造及び使用方法
JP2012525138A (ja) * 2009-04-29 2012-10-22 ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッド 処理されたタバコ
US20130108741A1 (en) * 2007-06-01 2013-05-02 Philip Morris Usa Inc. Coated colloidal ground plant materials
JP2013523087A (ja) * 2010-03-26 2013-06-17 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 制御放出メントール含有タバコビーズ
JP2014516558A (ja) * 2011-06-09 2014-07-17 ミカエル イ コスタス アンド ミカエル ソシエダット アノニマ 喫煙物品用巻紙のコーティング用組成物

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US46233A (en) * 1865-02-07 of new yoke
US2928400A (en) 1954-06-24 1960-03-15 Eastman Kodak Co Fibrous tobacco smoke filters
US3011921A (en) * 1957-12-19 1961-12-05 Minerals & Chem Philipp Corp Tobacco composition and smoking unit containing material for eliminating deleterious matter
GB933161A (en) 1959-08-01 1963-08-08 James Noel Davies Improvements in or relating to cigarette-like tobacco-smoking devices
US3046995A (en) 1960-05-05 1962-07-31 Alexander C Christy Igniting tip cigarette
US3550598A (en) 1967-08-15 1970-12-29 James H Mcglumphy Reconstituted tobacco containing adherent encapsulated flavors and other matter
GB1284151A (en) 1969-08-18 1972-08-02 Int Flavors & Fragrances Inc Tobacco containing encapsulated flavor
GB1349537A (en) 1971-05-25 1974-04-03 Imp Group Ltd Cigarettes and method of providing them with a flavourant
BE791554A (fr) 1971-11-19 1973-05-17 Haarmann & Reimer Gmbh Produits a fumer
GB1385754A (en) 1972-08-31 1975-02-26 Ici Ltd Manufacture of a smoking material
DE2262829C3 (de) 1972-12-22 1980-05-14 Haarmann & Reimer Gmbh, 3450 Holzminden Rauchbare Produkte
US4175996A (en) 1976-05-13 1979-11-27 Service D'exploitation Industrielle Des Tabacs Et Des Allumettes Glue for articles in the tobacco industry and method employing same
GB1512352A (en) * 1977-02-07 1978-06-01 Imp Group Ltd Additive for tobacco
US4253473A (en) 1979-07-13 1981-03-03 International Flavors & Fragrances Inc. Process for augmenting or enhancing the aroma or taste of smoking tobacco or a smoking tobacco article by adding thereto a suspended flavoring composition
JPS57118785A (en) 1981-01-14 1982-07-23 Toshiba Seiyaku Kk Production of tannic acid metal complex compound powder
NL8203963A (nl) 1982-10-14 1984-05-01 Naarden International Nv Werkwijze voor het aromatiseren van droog plantaardig materiaal.
US5060676A (en) * 1982-12-16 1991-10-29 Philip Morris Incorporated Process for making a carbon heat source and smoking article including the heat source and a flavor generator
US4611608A (en) * 1984-01-13 1986-09-16 Naarden International N.V. Process for utilizing tobacco dust
DE3878244T2 (de) 1988-10-31 1993-05-27 Naarden International Nv Verfahren zur verbesserung des geschmacks und des aroma's von tabak.
EP0932344A1 (en) 1996-10-09 1999-08-04 Givaudan-Roure (International) S.A. Process for preparing beads as food or tobacco additive
GB9817605D0 (en) 1998-08-14 1998-10-07 British American Tobacco Co Smoke-modifying agents and incorporation thereof in smoking material rods
DE10103123A1 (de) * 2001-01-24 2002-08-01 Reemtsma H F & Ph Verfahren zum Behandeln von Tabak
JP2005508648A (ja) 2001-11-09 2005-04-07 ベクター・タバコ・インコーポレーテッド 炭でフィルターされた巻きタバコのメントール化のための組成物及び方法
US20040003890A1 (en) 2002-07-08 2004-01-08 Breed Automotive Technology, Inc. Method and system for producing an interior trim component
US6827087B2 (en) 2002-11-19 2004-12-07 Joseph T. Wanna Cigarette with burn rate modification
US20050056294A1 (en) * 2002-11-19 2005-03-17 Wanna Joseph T. Modified reconstituted tobacco sheet
US20050039767A1 (en) * 2002-11-19 2005-02-24 John-Paul Mua Reconstituted tobacco sheet and smoking article therefrom
CN102669810B (zh) 2003-11-07 2014-11-05 美国无烟烟草有限责任公司 烟草组合物
US20060090769A1 (en) 2004-11-02 2006-05-04 Philip Morris Usa Inc. Temperature sensitive powder for enhanced flavor delivery in smoking articles
US20070267033A1 (en) 2006-02-09 2007-11-22 Philip Morris Usa Inc. Gamma cyclodextrin flavoring-release additives
US20090030504A1 (en) 2007-07-27 2009-01-29 Boston Scientific Scimed, Inc. Medical devices comprising porous inorganic fibers for the release of therapeutic agents
CN101983018B (zh) 2008-06-25 2013-03-27 日本烟草产业株式会社 吸烟物品
GB0918129D0 (en) 2009-10-16 2009-12-02 British American Tobacco Co Control of puff profile
RU2461329C2 (ru) * 2010-06-11 2012-09-20 Государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт табака, махорки и табачных изделий Российской академии сельскохозяйственных наук (ГНУ ВНИИТТИ Россельхозакадемии) Способ сушки табака в плотной массе
GB201312501D0 (en) 2013-07-12 2013-08-28 British American Tobacco Co Material for inclusion in a smoking article

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60176578A (ja) * 1983-08-22 1985-09-10 ア−ル・ジエイ・レノルズ・タバコ・カンパニ− 喫煙材料及びその製造方法
JPH0475578A (ja) * 1990-07-18 1992-03-10 Japan Tobacco Inc 煙草用香料粒子
JP2009523439A (ja) * 2006-01-17 2009-06-25 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 封入触媒粒子を有するシガレット構成要素及びその製造及び使用方法
US20130108741A1 (en) * 2007-06-01 2013-05-02 Philip Morris Usa Inc. Coated colloidal ground plant materials
JP2012525138A (ja) * 2009-04-29 2012-10-22 ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッド 処理されたタバコ
JP2013523087A (ja) * 2010-03-26 2013-06-17 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 制御放出メントール含有タバコビーズ
JP2014516558A (ja) * 2011-06-09 2014-07-17 ミカエル イ コスタス アンド ミカエル ソシエダット アノニマ 喫煙物品用巻紙のコーティング用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
CO2017006792A2 (es) 2017-09-20
CA2970822A1 (en) 2016-07-14
RU2017127257A (ru) 2019-02-07
CN107846964A (zh) 2018-03-27
AU2016205929A1 (en) 2017-07-06
WO2016110688A1 (en) 2016-07-14
AU2016205929B2 (en) 2017-11-09
PH12017501202A1 (en) 2017-10-18
EP3242568A1 (en) 2017-11-15
AR103987A1 (es) 2017-06-21
JP6526816B2 (ja) 2019-06-05
MX2017008610A (es) 2017-10-26
CA2970822C (en) 2019-04-23
ZA201704251B (en) 2019-02-27
US20180020717A1 (en) 2018-01-25
RU2681685C2 (ru) 2019-03-12
US11317649B2 (en) 2022-05-03
KR20170093210A (ko) 2017-08-14
RU2017127257A3 (ja) 2019-02-07
TW201635925A (zh) 2016-10-16
EP3242568B1 (en) 2018-10-31
BR112017014790A2 (pt) 2018-01-09
CL2017001792A1 (es) 2018-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019153883A1 (zh) 用于电加热不燃烧的三元式香烟制品
JP6165980B2 (ja) 喫煙品に含有させるための材料
JP2016535980A (ja) 添加剤放出材料
JP2015502161A (ja) タバコ含有物品
WO2019153885A1 (zh) 用于电加热不燃烧的香烟气雾产生载体及其制备方法
JP6542371B2 (ja) 喫煙品に含有される材料
WO2016174013A1 (en) Clove-containing flavourant material
JPH08505051A (ja) フィルタシガレット
JP6526816B2 (ja) 喫煙品に含有させるための材料
RU2762867C1 (ru) Материал для включения в курительное изделие
JP2017513518A (ja) 添加剤担持組成物
CN116801737A (zh) 新颖的气溶胶生成基质

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20170829

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190508

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6526816

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250