JP2018206999A - 回路基板の収容構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構造にてコードの噛み込みを防止できる回路基板の収容構造を提供する。
【解決手段】 電子部品11を実装する回路基板1と、回路基板1を収容するケース2と、回路基板1に接続されるコード3と、ケース2と回路基板1との間に介在する絶縁シート4と、を備え、絶縁シート4は、コード3を包むように折り曲げられてケース2内に収容される。
【選択図】図1
【解決手段】 電子部品11を実装する回路基板1と、回路基板1を収容するケース2と、回路基板1に接続されるコード3と、ケース2と回路基板1との間に介在する絶縁シート4と、を備え、絶縁シート4は、コード3を包むように折り曲げられてケース2内に収容される。
【選択図】図1
Description
本発明は、回路基板の収容構造に関する。
従来、各種電子部品をプリント配線したプリント基板(回路基板)はケース内に収納されるが、この場合ケース自体をアースとして利用するために、該ケースを金属体などの導電性材料により成形するのが一般的である。従ってプリント基板の銅箔(配線パターン)或いは電子部品端子とケースとの間に絶縁シートを介在させながら、プリント基板を収容保持する構造が知られており、例えば、特許文献1に開示されている。
プリント基板には、外部入出力や、複数基板間の接続、接地などのために被膜コードからなる配線を用いることがあるが、このコードは、組み付けのためにある程度の長さが必要な場合があり、ケースを組み付ける際に、このコードがケース間に噛み込まないように、注意しながら組み付ける必要があった。
また、コードがケースに噛み込まないようにするため、専用にクランプ形状等の結束部材を用いることも考えられるが、部品点数が増えてしまうため、改善の余地があった。
そこで本発明の目的とするところは、上述課題に着目し、簡易な構造にてコードの噛み込みを防止できる回路基板の収容構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る回路基板の収容構造は、
電子部品を実装する回路基板と、
前記回路基板を収容するケースと、
前記回路基板に接続されるコードと、
前記ケースと前記回路基板との間に介在する絶縁シートと、
を備え、
前記絶縁シートは、前記コードを包むように折り曲げられて前記ケース内に収容される
ことを特徴とする。
電子部品を実装する回路基板と、
前記回路基板を収容するケースと、
前記回路基板に接続されるコードと、
前記ケースと前記回路基板との間に介在する絶縁シートと、
を備え、
前記絶縁シートは、前記コードを包むように折り曲げられて前記ケース内に収容される
ことを特徴とする。
また、前記ケースは、第1,第2のケースが嵌合して設けられ、
前記第1のケースには、前記回路基板の端部を臨むための開放部を有し、
前記第2のケースには、前記開放部を覆うようにして囲う
ことを特徴とする。
前記第1のケースには、前記回路基板の端部を臨むための開放部を有し、
前記第2のケースには、前記開放部を覆うようにして囲う
ことを特徴とする。
また、前記絶縁シートは、前記開放部側の前記コードに重なる片部が形成される
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
本発明の回路基板の収容構造によれば、簡易な組み付け構造を提供できる。
以下に、本発明の回路基板の収容構造について、電子ユニットに適用したものを実施形態として例にあげ、添付図面を用いて説明する。
電子ユニットAは、回路基板1と、ケース2と、コード3と、絶縁シート4とを備える。
回路基板1は、ガラスエポキシ樹脂を用いた板状の基材に配線やランドなどの銅箔パターンが印刷形成されるプリント基板であり、詳細には図示しない、コンデンサや抵抗素子、コネクタなどの電子部品11や、放熱用のフィン12などが実装されている。この場合、回路基板1は、ケース2内に複数収容され、ケース2や回路基板1間のそれぞれにスペーサ5を介して離間して配置される。
ケース2は、金属材からなる導電性の板材をプレス加工によって所定形状にてなるものであり、図1に示すように、回路基板1保持用の第1のケース21と、回路基板1を覆うようにして第1のケース21とともに収容空間を形成するための第2のケース22とが、嵌合し、さらにビス孔2aに図示しないビスを用いて結合される。
第1のケース21は、電子ユニットAを固定保持するためのビス孔21aや、外部機器との電気的な接続を行うための配線を挿通するための配線孔21bが形成されている。第1のケース21は、回路基板1の端部を露出する開放部21cを有し、回路基板1やコード3を組み付け易くしている。
第2のケース22は、第1のケース21に被せるように組み付けて、更にスライドさせることで、第1のケース21に対する所定位置に導かれる。第2のケース22のビス孔2aは長穴形状としており、第1のケース21のビス孔2aにビスが挿通した状態であっても、組み付けできる。また、第2のケース22は、電子ユニットA内外に空気を流動させるためのスリット22aによって、電子部品11からの発熱を放出できるようにしている。
コード3は、回路基板1に接続される被膜コードであり、この場合、回路基板1間を接続するために設けられる。コード3は、回路基板1の開放部21c側に接続され、コード3の少なくとも一端は、コード3が接続される両回路基板1が第1のケース21に組み付けられた状態で、第1のケース21の開放部21cを利用してコネクタ接続できる。
絶縁シート4は、合成樹脂等の電気絶縁性の軟材シートが用いられ、第1のケース21側の回路基板1の略全面に対向して回路基板1と第1のケース21との間に介在する。絶縁シート4は、第1のケース21と回路基板1との離間を保つための複数のスペーサ5を挿通する孔41が形成されて位置決め保持される。絶縁シート4は、第1のケース21と回路基板1の実装面との距離が小さくても、回路基板1やこれに実装される電子部品11と、導電性の第1のケース21との電気的な絶縁を確保でき、小型化になる。なお、スペーサ5は、第1のケース21から突出するボス形状と、別体の筒状の部材とで構成するが、回路基板1とケース2との離間距離を保持するとともに、絶縁シート4のシート面方向の位置決めができれば、他の構成であってもよい。
また、絶縁シート4は、図2に示すように、開放部21cから延びる、片部42を有している。この片部42を、図3に示すように、第1のケース21側に折り曲げることで、コード3を包み、コード3が開放部21cからはみ出ることを防止できる。したがって、第2のケース22を第1のケース21に組み付ける際には、片部42によってコード3を収めた状態でスライドを含む嵌合ができるため、コード3を抑え込むなどの作業が必要ない。また、絶縁シート4によって、コード3と回路基板1や電子部品11との絶縁性を高めることができる。
また、コード3は、絶縁シート4と第1のケース21との間において、更にボス状のスペーサ5間を通すようにして所望の経路へ導くことによって、開放部21cから出にくくなる。また、絶縁シート4を、透明、または半透明なものを適用することによって、絶縁シート4の裏面側(第1のケース21側)のコード3の位置や経路などを視認できるため、組み付け性を良好にする作用がある。
斯かる電子ユニットAによれば、電子部品11を実装する回路基板1と、回路基板1を収容するケース2と、回路基板1に接続されるコード3と、ケース2と回路基板1との間に介在する絶縁シート4と、を備え、絶縁シート4は、コード3を包むように折り曲げられてケース2内に収容される。
したがって、専用の結束部材を用いなくとも、簡易な構造にて、可撓性のコード3の位置を所望に規制できる。コード3を所望位置に収めることによって、例えば、ケース2の嵌め込みなど組み付け作業性を良好にできる。
また、ケース2は、複数のケース21,22が嵌合して設けられ、第1のケース21には、回路基板1の端部を臨むための開放部21cを有し、第2のケース22には、開放部21cを覆うようにして囲うことによって、第1のケース21への絶縁シート4や回路基板1、コード3などの組み付け作業性を良くし、更に、このための開放部21cを覆い塞ぐ作業性も絶縁シート4により良くできる。
また、絶縁シート4は、開放部21c側のコード3に重なる片部42が形成されることによって、絶縁シート4の折り曲げ作業を容易にできる。
なお、本発明の回路基板の収容構造を上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに表示の変更が可能なことは勿論である。
本発明は、回路基板の収容構造に関し、例えば、電動設備や、情報管理設備、遠隔操作設備などの電子ユニットとして好適である。
A 電子ユニット
1 回路基板
11 電子部品
2 ケース
21 第1のケース
22 第2のケース
21c 開放部
3 コード
4 絶縁シート
41 片部
1 回路基板
11 電子部品
2 ケース
21 第1のケース
22 第2のケース
21c 開放部
3 コード
4 絶縁シート
41 片部
Claims (3)
- 電子部品を実装する回路基板と、
前記回路基板を収容するケースと、
前記回路基板に接続されるコードと、
前記ケースと前記回路基板との間に介在する絶縁シートと、
を備え、
前記絶縁シートは、前記コードを包むように折り曲げられて前記ケース内に収容される
ことを特徴とする回路基板の収容構造。 - 前記ケースは、第1,第2のケースが嵌合して設けられ、
前記第1のケースには、前記回路基板の端部を臨むための開放部を有し、
前記第2のケースには、前記開放部を覆うようにして囲う
ことを特徴とする請求項1に記載の回路基板の収容構造。 - 前記絶縁シートは、前記開放部側の前記コードに重なる片部が形成される
ことを特徴とする請求項2に記載の回路基板の収容構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017112036A JP2018206999A (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | 回路基板の収容構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017112036A JP2018206999A (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | 回路基板の収容構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018206999A true JP2018206999A (ja) | 2018-12-27 |
Family
ID=64958258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017112036A Pending JP2018206999A (ja) | 2017-06-06 | 2017-06-06 | 回路基板の収容構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018206999A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020198393A (ja) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | 横河電機株式会社 | 電気機器及びその部品 |
-
2017
- 2017-06-06 JP JP2017112036A patent/JP2018206999A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020198393A (ja) * | 2019-06-04 | 2020-12-10 | 横河電機株式会社 | 電気機器及びその部品 |
US11343932B2 (en) | 2019-06-04 | 2022-05-24 | Yokogawa Electric Corporation | Electrical device and component for electrical device |
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