JP2018205876A - 損害車査定システム - Google Patents
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Abstract
Description
中古車の買取業者には、自社のホームページ上で中古車の査定や買取りの申込みを行うことができるようにしているところも多く、ユーザは事業者の店舗へ中古車を持ち込む前に中古車買取りの査定を容易に受けられる状況が整ってきている。
特許文献1の中古自動車査定価格情報提供システムでは、ユーザーがユーザー端末装置を用いて、中古車の年式、車種、グレード、ボディカラー、走行距離、オプション装備等の情報をサーバー側に提供すると、サーバーは、ユーザーの中古車の査定価格をユーザー端末装置に表示させるとともに、ユーザーが希望する場合には、買取・下取価格を設定している登録された自動車販売業者の情報も表示させる。
このように、引用文献1に開示の中古自動車査定価格情報提供システムでは、ユーザーは、中古自動車の査定価格情報や中古自動車を買い取り、或いは下取りする自動車販売業者情報を自宅やオフィス等で容易に得ることができる。
損害車は、修理すれば問題なく使用できるものも多く、また、損傷の程度が重いものであってもパーツや金属資源として再利用する途もあり、その需要は大きい。
しかしながら、損害車は、実際に損傷が生じているという他の中古車よりも不利な条件があり、さらには事故等を起こしたという印象の悪さもあって、上記の通り需要が高いのにもかかわらず、買取額の査定の際に、中古車買取事業者から必要以上に買い叩かれ、適切な価格の査定を受けられないことが多いという問題がある。
その結果、ユーザ側は中古車買取事業者に対し損害車の買取りを申込もうとする意欲を失い、中古車買取事業者側もまた、損害車の買取り機会を失って中古車の販売台数の確保が困難となり、事業の運営にも支障をきたしてしまうという問題が生じる。
上記特許文献1に開示される中古自動車査定価格情報提供システムは、通常の中古車については査定を行うことができるものの、上記損害車の査定には対応していないため、損害車については適切な査定額を提示できず、上記問題を解決することができない。
上記サイズ情報としては、例えば、排気量又は車両重量等をいう。
上記時期情報としては、例えば、損害車の廃車(予定)時期又は車検満了日をいう。
(第1の実施の形態の概要)
本発明の第1の実施の形態においては、ユーザは、スマートフォンやPC等のユーザ端末を用いて、自身が所有する事故や風水害で損傷を負った損害車について中古車買取事業者に対し買取りの査定を申し込む。
その申込み方法は、例えば、ユーザは、ユーザ端末10を用いて、中古車買取事業者のホームページにアクセスし、損害車の状態等の各種情報を入力すると、損害車査定サーバ20は、その入力された各種情報に基づいて損害車の買取額の査定を行い、その査定結果の情報をユーザ端末10へ送信する。
ここで、査定の基準となる上記各種情報とは、損害車の車種、年式及び損傷のレベル等であり、損害車査定サーバ20は、これらの情報に基づいて損害車の買取額について的確な査定を行う。
(1)損害車査定システムの全体構成
図1は、本発明の実施の形態における損害車査定システムの構成を示す図である。以下、図を用いて、損害車査定システムの構成について説明を進める。
損害車査定システムは、損害車の買取りを中古車買取事業者に依頼するユーザが操作する情報処理装置であるユーザ端末10と、ユーザの損害車の買取りの査定を行う損害車査定サーバ20とを有して構成される。
ユーザ端末10は、損害車の買取り及びその買取額の査定を希望するユーザが操作する情報処理装置であって、例えば、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、PDA又はPC等である。
ユーザは、ユーザ端末10を用いて、損害車査定サーバ20から各種メッセージ情報を受信し、表示または音声出力する。
図に示すように、ユーザ端末10は、CPU等から構成されユーザ端末10全体を制御する制御部11と、各種情報を格納する情報格納部12と、ネットワーク100を介して損害車査定サーバ20と通信を行う通信部13と、各種情報を表示する表示部14と、各種キー等を備え情報入力を行うために用いられる操作部15とを有して構成される。
各部11〜15は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部11の制御の下、種々の処理が実行される。
制御部11は、情報格納部12から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部12に情報の書込みを実行する。
情報格納部12は、制御部11で実行するプログラムを記憶する領域や制御部11が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有する。
制御部11は、その情報格納部12に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
通信部13は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
制御部11は、情報格納部12から画像を読み出し、画像出力処理を実行して画面情報を生成する。また、制御部11は、通信部13が損害車査定サーバ20から受信した画像情報に対して画像出力処理を実行して画面情報を生成する。
制御部11は、上記生成した画像情報を表示部14へ出力する。
表示部14は、上記入力した画像情報をディスプレイ等に画面表示する。
また、制御部11は、制御信号を表示部14へ出力し、表示部14が有するランプを点灯させることもできる。
制御部11は、上記操作内容を示す信号を入力すると、当該信号の内容に応じて、表示部14へその操作内容に応じた画面表示を行う旨の制御信号を表示部14へ出力する。
表示部14は、その制御信号を入力すると、当該制御信号に応じて画面表示を行う。
なお、上記表示部14と操作部15は一体に構成され、タッチパネルを形成してもよい。
ユーザ端末10は、制御部11がユーザの要求に応じてHTTP(Hypertext Transfer Protocol)要求を生成して送信する機能と、HTTP応答(応答の一例)を解釈して利用者に提示する機能とを有する。
例えば、情報格納部12は、一例としてWebブラウザを格納する。
制御部11は、HTTP応答を解釈して画像データや音声データを生成し、表示部14に表示したり、音声をユーザ端末10が有するスピーカから出力したりすることで、HTTP応答をユーザに提示する。
損害車査定サーバ20は、中古車買取事業者により管理されるサーバ装置であって、ユーザから提供された車両情報及び損傷情報に基づいて、ユーザの損害車の買取額の査定を行ってその査定結果情報をユーザ端末30へ送信する。
図に示すように、損害車査定サーバ20は、CPU等から構成され損害車査定サーバ20全体を制御する制御部21と、各種情報を格納する情報格納部22と、ネットワーク100を介してユーザ端末10と通信を行う通信部23とを有して構成される。
各部21〜23は、内部のバスに接続され、このバスを介して種々の情報等が入出力され、制御部21の制御の下、種々の処理が実行される。
制御部21は、情報格納部22から情報の読出しを実行するとともに、情報格納部22に情報の書込みを実行する。
情報格納部22は、制御部21で実行するプログラムを記憶する領域や制御部21が処理を実行する際に一時的に使用する作業領域等(RAM等)を有するとともに、後述のデータベースやテーブルを格納する。
制御部21は、その情報格納部22に格納されているプログラムを読み出し、上記作業領域に展開して各種の処理を実行する。
通信部23は、無線送受信機を備え、無線通信を介してLANやインターネット等に接続されてもよいし、ケーブル等の有線を介して接続されてもよい。
図に示すように、情報格納部22は、中古車の市場における相場(中古市場価格)等を示す中古車情報を管理するデータベースである中古車DB(Data Base)221と、事故歴のある中古車(損害車)の場合、通常の事故歴のない中古車と比べてどの程度の中古市場価格となるかを示す事故歴係数を管理する事故歴係数TB(Table)222と、損害車が負っている損傷の軽重の程度(損傷レベル)に応じた修理費用を示す損傷係数を管理する損傷係数TB(Table)223と、損害車の修理費用が各車両タイプ間でどの程度の違いがあるかを示す修理係数を管理する修理係数TB(Table)224とを格納する。
図に示す例では、中古車DB221は、中古車のメーカー、車種、年式、型式、グレード、買取査定時の走行距離、中古市場価格、車両タイプを、それぞれ各中古車を識別するID(中古車ID)に対応付けて管理している。
本実施の形態では、一例として、車両タイプは、「普通」、「SUV」、「スポーツ」、「輸入車」、「軽」の5つに区分されるが、あくまでも一例であり、本例に限定されない。
また、制御部21は、中古車DB221を参照し、当該損害車の車種等に基づいて、当該損害車の車両タイプを抽出し、該抽出した車両タイプに基づいて、後述の事故歴係数及び修理係数を決定する。
図に示す例では、事故歴係数TB222は、各車両タイプごと、各車齢ごとの事故歴係数を管理している。
事故歴係数とは、上述の通り、事故歴のある車両(損害車)の場合、通常の事故歴のない中古車と比べてどの程度の中古市場価格となるかを示す数値である。
図の例では、損害車の車両タイプが普通車であり、車齢が10年以上(10年落ち以上)である場合、事故歴係数は70%であり、当該の損害車の買取査定額は、事故歴等のない同じ車両タイプの通常の中古車の70%であることが示されている。
また、制御部21は、車齢を例えば損害車の年式に基づいて計算する。例えば、現在が2017年、年式が2015年の場合、制御部21は、2017−2015=2年落ちと計算する。
図に示す例では、損傷係数TB223は、各損傷レベルごとの損傷係数を管理している。
損傷係数とは、上述の通り、損傷レベルに応じた修理費用(基本修理価格)を示す数値である。
ユーザは、各損傷レベルの損害車の画像の例を見て、又は修理業者による修理費用の見積額等から損傷レベルを決定する。
図の例では、損傷レベル1の場合の損傷係数は10万円であり、これから損傷レベルが2,3,4,5と上がるごとに損傷係数の値も増加している。
すなわち、本実施の形態では、損傷レベルは高ければ高いほど損傷の度合いが大きく、修理に多くの費用を要する。
図に示す例では、修理係数TB224は、各車両タイプごと、各車齢ごとの修理係数を管理している。
修理係数とは、上述の通り、損害車の修理費用が各車種間でどの程度の違いがあるかを示す数値である。
図の例では、普通車(0〜2年落ち)の修理係数は100%であり、輸入車(0〜2年落ち)の修理係数は200%である。本例では、同じ0〜2年落ちの損害車であっても、普通車よりも輸入車のほうが、その修理用の交換部品の困難さ等に起因して、修理係数が高く、修理費用が高くなっている。
通信部23がユーザ端末10から画面情報(例えば、損害車買取査定申込み用のホームページ)の取得要求を受信すると、制御部21は、その画面情報の取得要求に応じて、情報格納部22から該当する画面情報を抽出し、又は新たに画面情報を生成する。通信部23は、当該抽出された又は生成された画面情報をユーザ端末10へ送信する。
ユーザ端末10の通信部13は当該画面情報を損害車査定サーバ20から受信すると、表示部14は、その受信された画面情報を表示する。
損害車査定サーバ20の通信部23は、ユーザ端末10送信されるHTTP要求を受信すると、制御部21は、その受信したHTTP要求を解釈してHTTP要求が取得を要求するWebページを特定して情報格納部22から読み出し、又は生成し、その特定したWebページをHTTP応答としてユーザ端末10へ返信する。
(1)損害車の買取査定動作
図9は、本発明の第1の実施の形態において、ユーザが損害車の査定を受けるときの損害車査定システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、本動作について説明を進める。
図10,11は、本発明の第1の実施の形態における損害車買取査定申込み用のホームページの画面表示の一例を示す図である。
このうち、図10には、車両情報の入力欄が示されている。
車両情報は、例えば、これから買取りの査定を申込もうとしている損害車のメーカー、車種、年式、型式、グレード、買取査定時の走行距離等である。
その画面情報では、損傷レベル1〜5のそれぞれのおおよその修理費用及び損傷の程度が文字で表されているとともに、その損傷の程度が画像で表示されている。
ユーザは、実際の損害車の損傷の程度と、画面情報上の画像における損傷の程度とを見比べて、損害車がどの損傷レベルに該当するのかを判断する。
また、ユーザは、予め損害車の修理費用の見積もりを自動車の修理業者から取っている場合には、その見積額と、画面情報上に表示されている修理費用とを照合して、損害車がどの損傷レベルに該当するのかを判断することもできる。
ここで入力される車両情報は、例えば、損害車のメーカー、車種、年式、型式、グレード、走行距離等である。また、ここで入力される損傷情報は、例えば、損傷レベル等である。
これら車両情報及び損傷情報は、上記の例に限定されず、また、例示したものからいくつか選択的に用いられてもよい。
ユーザ端末10の通信部13は、上記の入力された車両情報及び損傷情報を損害車査定サーバ20へ送信する(ステップS105)。
このステップS106における損害車の買取りの査定方法の詳細については後述する。
ユーザ端末10の通信部13は、上記査定結果情報を受信すると、制御部11は、当該受信された査定結果情報を表示部14上に表示させる(ステップS108)。
図12〜図14は、本発明の第1の実施の形態における査定結果情報の画面表示の一例を示す図である。
本実施の形態において、査定結果には下記の3つのパターンがある。
1.買取りの査定額が決定した場合
2.通常の買取りがされず廃車と査定した場合
3.買取りの査定額が決定しなかった場合
図12は、このうち、「1.買取りの査定額が決定した場合」の査定結果情報を示し、図13は、「2.通常の買取りがされず廃車と査定した場合」の査定結果情報を示し、図14は、「3.買取りの査定額が決定しなかった場合」の査定結果情報を示す。
以下、これら図を用いて説明を進める。
図の例では、具体的な査定額が示されている。
図の例では、査定額が低く、中古車買取事業者が損害車の買取りをできないため、低額にて引き取ることが示されている。
また、本図の例では、ユーザが廃車を選択したときにユーザの手元に残る総額のシミュレーション結果である還付情報の取得のための各種情報の入力欄が示されている。
本図の例では、上記各種情報の入力欄の一例として、損害車の廃車(予定)時期、車検満了日、排気量及び車両重量の入力欄が示されている。
図の例では、査定対象の損害車の流通台数が少ないため、査定額が決定しなかったことが示されている。
すなわち、流通台数が少ないために中古市場価格が一般的に定まっておらず、中古車DB221に中古市場価格が登録されていないため、買取査定額を算出できない場合等に、制御部21は上記のような査定結果情報を生成する。
ユーザ端末10において、表示部14が査定結果情報を表示した後(ステップS108)、制御部11は、上記還付情報の取得を要求されたか否かを判断する(ステップS109)。
ここで、上記査定結果情報のうち、「1.買取りの査定額が決定した場合」又は「3.買取りの査定額が決定しなかった場合」は、廃車を前提とした査定ではないため、ユーザは還付情報の取得を要求することはない。
このことから、制御部11は、表示部14に表示された査定結果情報が、「1.買取りの査定額が決定した場合」又は「3.買取りの査定額が決定しなかった場合」であると判断したときには、還付情報の取得要求が行われなかったとし(ステップS109/No)、そのまま動作を終了する。
上記還付情報の取得要求には、上記還付情報取得のための入力情報が含まれる。
各種還付対象の税や保険の計算プログラム及び払戻し元等の各種データは、情報格納部22に格納されており、制御部21は、これらプログラム及びデータを読み出して、還付情報を生成する。
例えば、重量税の還付金額は下記の式により算出することもできる。
重量税の還付金額=(自動車重量÷0.5トン)×6,300円÷12×車検残存月数・・・・・式(1)
なお、重量税の還付金額の算出式はあくまで一例であり、自動車税、重量税及び自賠責保険を含む各種還付対象の金額の具体的な計算方法については、一般的な廃車時における各種税や保険の法律や規則に基づくものとし、その詳細は省略する。
また、還付情報の入力情報の内容についても、各種税及び保険の算出に必要な情報とし、上記例に限定されない。
ユーザ端末10の通信部23は、上記還付情報を損害車査定サーバ20から受信すると、制御部11は、当該受信された還付情報を表示部14上に表示させる(ステップS113)。
図に示す例では、上記還付情報取得のための入力情報(損害車の廃車(予定)時期、車検満了日、排気量、車両重量)に基づいて計算された、還付される自動車税、重量税及び自賠責保険の金額が示されている。また、廃車引取りの際に中古車買取事業者からユーザに支払われる買取金額及びこれらの総額が示されている。
さらに、各金額の支払元についても示されている。
ユーザは、還付情報に示される金額を確認し、損害車を廃車として中古車買取事業者に引き取らせるか否かを検討する。
以上で動作を終了する。
次に、上述のステップS106における買取査定額の算出処理について、以下、詳細に説明する。
本実施の形態では、一例として、制御部21は、損害車の買取査定額を下記の通り算出する。
(中古市場価格×事故歴係数)−(損傷係数×修理係数)−中古車買取事業者の利益=買取査定額・・・・・式(2)
以下、本図に沿って、ステップS106における損害車の買取査定額の算出処理について説明する。
例えば、制御部21は、メーカー「T社」、車種「○○○○」、年式「2017」・・・・・といった車両情報に合致する車両(ここでは例として中古車ID「00001」)を特定し、その中古車市場価格「76万円」を抽出する。
例えば、制御部21は、上記ステップS201で特定した車両の中古車IDが「00001」である場合、その車両タイプ「普通」を抽出する。
例えば、制御部21は、車両タイプ「普通」かつ車齢「5年落ち」の場合、事故歴係数「65%」を抽出する。
例えば、制御部21は、損傷レベル「1」であれば、損傷係数「10万円」を抽出する。
例えば、制御部21は、車両タイプ「普通」かつ車齢「5年落ち」の場合、修理係数「100%」を抽出する。
以上でステップS106の査定処理を終了する。
例えば、中古市場価格、事故歴係数、損傷係数、修理係数、中古車買取事業者の利益が順に、76万円、65%、10万円、100%、20万円であった場合、制御部21は、以下のように買取査定額を算出する。
(76万円×0.65)−(10万円×1.0)−20万円=19.4万円
この場合、情報格納部22には、上記買取査定額の数値幅として、買取査定額の数%又は所定の金額の情報が格納される。
例えば、情報格納部22は、その数値幅としてプラスマイナス5万円の情報を格納しており、制御部21が算出した買取査定額が19.4万円であった場合、制御部21は、その買取査定額を最終的に「14.4万円〜24.4万円」と決定する。
例えば、車両タイプが人気があるもの(スポーツ,SUV等)、中古市場価格が所定価格(例えば30万円)以上のもの、又は車齢が所定年数落ち以内のもの(例えば5年落ち以内)は、上記買取査定額がマイナス値である場合、又はその数値幅の下限がマイナス値である場合であっても、制御部21は、例外的に廃車買取りと判断しない。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態における損害車査定システムによれば、損害車査定サーバ20は、ユーザ端末10から受信した損害車の車両情報及び損傷情報に基づいて、損害車の買取査定額を算出するので、従来の損害車に対する不当に低額な買取査定を回避し、ユーザの買取申込みの意欲を促進する公平な買取査定額の算出が可能となる。
その結果、損害車査定サーバ20は、そのユーザ自身によって決定された損傷レベルに基づいて、買取査定額を算出するので、ユーザの納得した適切な査定を行うことが可能となる。
また、上記のユーザ端末10又は損害車査定サーバ20をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
11,21 制御部
12,22 情報格納部
13,23 通信部
14 表示部
15 操作部
20 損害車査定サーバ
221 中古車DB
222 事故歴係数TB
223 損傷係数TB
224 修理係数TB
Claims (5)
- 事故や風水害で損傷を負った損害車の買取査定を希望するユーザが操作するユーザ端末と、前記ユーザ端末から受信する情報に基づいて、前記損害車の買取査定額を算出する損害車査定サーバとを有し、
前記損害車査定サーバは、前記損害車の車両の種類の情報を含む車両情報を前記ユーザ端末から受信し、該受信した車両情報に基づいて買取査定額を算出することを特徴とする損害車査定システム。 - 前記損害車査定サーバは、前記損害車の損傷の程度の情報を含む損傷情報を前記ユーザ端末から受信し、該受信した損傷情報に基づいて買取査定額を算出することを特徴とする請求項1記載の損害車査定システム。
- 事故や風水害で損傷を負った損害車の買取査定を希望するユーザが操作するユーザ端末と、前記ユーザ端末から受信する情報に基づいて、前記損害車の買取査定額を算出する損害車査定サーバとを有し、
前記損害車査定サーバは、前記損害車の損傷の程度の情報を含む損傷情報を前記ユーザ端末から受信し、該受信した損傷情報に基づいて買取査定額を算出することを特徴とする損害車査定システム。 - 前記損害車査定サーバは、損傷を負った車両の画像又は修理見積額が複数段階の損傷の程度ごとに表されている画面情報を前記ユーザ端末へ送信し、
前記ユーザ端末は、前記画面情報に示されている損傷の程度から、前記損害車の損傷の程度を選択し、該選択した損傷の程度の情報を含む前記損傷情報を前記損害車査定サーバへ送信することを特徴とする請求項2又は3記載の損害車査定システム。 - 前記損害車査定サーバは、前記損害車の廃車を希望する旨の情報を前記ユーザ端末から受信すると、該受信情報に含まれる前記損害車に関するサイズ情報又は時期情報に基づいて、税金又は保険に関する払戻額を算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の損害車査定システム。
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