JP2018203276A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナー容器の収容状態における安定化を図るとともに、インナー容器の収容作業性の向上を図ることのできる容器を提供する。【解決手段】容器1は、略矩形板状の底壁部11と、側壁部12、13とを具備する容器本体2と、略矩形板状の底板部と、側板部22、23とを具備し、容器本体2に収容される複数のインナー容器3とを備えている。底壁部11の上面には、略枠状の位置決め突部14が行列状に複数設けられ、インナー容器3は、底板部の各コーナー部の近傍部位から下方に突出する支持突部を備えている。容器本体2に収容されたインナー容器3の各支持突部は、それぞれ異なる位置決め突部14の内周側に設置され、各支持突部が対応する位置決め突部14と係止状態とされて所定の水平方向への変位が規制され、インナー容器3全体として水平方向における全ての方向への変位が規制されている。【選択図】図1

Description

本発明は、物品の運搬等に使用される容器に関するものである。
従来、上方に開口する容器本体の内側に対し、容器本体よりも小型に構成され、上方に開口するインナー容器を複数収容した容器が知られている。また、容器本体(外箱)の内側に、インナー容器(内箱)をほぼ隙間なく詰めることにより、容器本体に対するインナー容器の水平方向における位置ずれを防止するといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
実開平2−48574号公報
ところで、容器本体の内側に一部のインナー容器を収容していない状態において容器を運搬する場合には、容器本体の内側でインナー容器が容器本体や別のインナー容器に対して相対変位し、各インナー容器に収容された物品等が損傷等することが懸念される。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、インナー容器の収容状態における安定化を図るとともに、インナー容器の収容作業性の向上を図ることのできる容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.略板状の底壁部と、前記底壁部の周縁部から上方に延びる側壁部とを具備する容器本体と、
略板状の底板部と、前記底板部の周縁部から上方に延びる側板部とを具備し、前記容器本体に収容される複数のインナー容器とを備える容器において、
前記底壁部の上面には、略枠状の位置決め突部が行列状に複数設けられ、
前記インナー容器は、前記底板部の下面から下方に突出する複数の支持突部を備え、
前記支持突部のうち少なくとも2つは、前記底板部の外周縁近傍に設けられた外周支持突部として構成され、
前記インナー容器の前記容器本体への収容状態においては、少なくとも2つの前記外周支持突部が、それぞれ異なる前記位置決め突部の内周側に設置されることで、少なくとも2つの前記外周支持突部が、それぞれに対応する前記位置決め突部に対し、互いに異なる方向を含む所定の水平方向への変位が規制されるようにして係止状態とされ、前記インナー容器全体として水平方向における全ての方向への変位が規制されていることを特徴とする容器。
手段1によれば、インナー容器に設けられた複数の支持突部をそれぞれ異なる位置決め突部の内周側に設置することで、容器本体に収容されたインナー容器の水平方向における位置ずれを防止することができる。特に、インナー容器が単体で容器本体に収容された状態であっても、当該インナー容器の水平方向における位置ずれを防止できることから、例えば、容器本体の内側に一部のインナー容器を収容していない状態において容器を運搬する場合であっても、容器本体の内側でインナー容器が、容器本体や別のインナー容器に対して相対変位するといった事態を防止することができる。従って、容器本体の内側を複数のインナー容器で埋めた状態としなくても、容器を安定して運搬することができ、利便性の向上等を図ることができる。当然、容器本体の内側を複数のインナー容器で埋めた状態とした場合には、容器本体に収容状態とされたインナー容器のより一層の安定化を図ることができ、各インナー容器に収容された物品をより安定して運搬等することができる。
また、位置決め突部が略枠状に構成されていることから、位置決め突部の内周側、及び、外周側の区別が付き易く、支持突部の目標の配置(位置決め突部の内周側)が把握し易くなっている。さらに、支持突部のうち少なくとも2つは、底板部の外周縁近傍に設けられた外周支持突部として構成され、当該外周支持突部の位置についても把握し易くなっている。そして、少なくとも2つの外周支持突部をそれぞれ別の位置決め突部の内周側に配置する構成となっていることから、インナー容器を間違った位置(位置決めが行われない位置)に収容してしまうといった事態を抑止するとともに、インナー容器の設置に際しての作業性の向上を図ることができる。
尚、「前記外周支持突部のうち少なくとも2つは、前記底板部の各コーナー部に対応して設けられたコーナー支持突部として構成されていること」としてもよい。この場合、インナー容器を容器本体に収容する際に、支持突部の位置をより把握し易くすることができる。また、支持突部の底板部からの突出長は、位置決め突部の底壁部からの突出長よりも長く、インナー容器の収容状態において、支持突部が底壁部の上面と当接してインナー容器を支持する構成としてもよいし、支持突部の突出長が、位置決め突部の突出長よりも短く、インナー容器の収容状態において、底板部の下面が位置決め突部の上面に当接して支持される構成としてもよい。加えて、位置決め突部が並ぶ行方向と、列方向とで、位置決め突部間のピッチが異なっていてもよい。
手段2.前記各位置決め突部には、前記行列状に配列された位置決め突部の行方向における幅の中間位置、及び、列方向における幅の中間位置において切欠き部が設けられ、
前記インナー容器をその開口部が上方を向く通常向きとして前記容器本体に収容する場合に、対応する前記位置決め突部の内周側に設置された前記各外周支持突部は、前記切欠き部によって分断された前記位置決め突部のうち、前記インナー容器の前記底板部の中央部側に位置する部位である位置決め係止片に当接又は近接して係止状態とされ、
前記インナー容器をその開口部が下方を向く逆向きとして前記容器本体に収容する場合に、当該インナー容器を同じ位置で前記通常向きで設置したと仮定した場合に前記外周支持突部が係止状態とされる前記位置決め係止片に隣接する前記切欠き部に対し、前記インナー容器の前記側板部が挿入されるとともに、前記インナー容器の前記側板部の内面が、前記位置決め係止片のうち前記切欠き部の構成面に係止されることを特徴とする手段1に記載の容器。
手段2によれば、例えば、使用しないインナー容器を、使用する場合と同じ位置で逆向きとして容器本体に収容する場合においても、インナー容器の側板部が位置決め突部の切欠き部(位置決め係止片のうち切欠き部の構成面)に係止されることから、逆向きとされたインナー容器の位置ずれを防止することができる。従って、容器本体に収容されたインナー容器の不安定化を招くことなく、使用しないインナー容器を逆向きとすることができ、例えば、使用しない筈のインナー容器に対し誤って別の物品が収容されてしまう等の事態を回避することができる。結果として、容器の利便性の向上等を図ることができる。
また、逆向きのインナー容器は、その側板部を切欠き部に挿入させて、切欠き部(位置決め係止片のうち切欠き部の構成面)に係止させる構成とされていることから、例えば、位置決め突部を囲うようにして逆向きのインナー容器を設置する(インナー容器の側板部の内面と、位置決め突部の外周面とが対向する)といったようなインナー容器を間違った位置(位置決めが行われない位置)に収容してしまうといった事態を抑止することができる。さらに、インナー容器を逆向きとしても設置位置の間違いが抑制されることにより、インナー容器の設置作業性の向上を図ることができる。
手段3.前記位置決め突部のうち、内周側の面、及び、前記切欠き部の構成面は、前記底板部に対して略直交して延び、外周側の面は、上方に向けて前記位置決め突部の内周側に傾斜して延びていることを特徴とする手段2に記載の容器。
手段3によれば、インナー容器の設置に際して、インナー容器の所定の支持突部が、対象の位置決め突部の外周側に位置するようにして、インナー容器が正規の配置からずれた位置に載置された場合、その状態からインナー容器を正規の位置側にスライドさせることで、支持突部を比較的スムースに位置決め突部の外周面に乗り上げさせ、位置決め突部を乗り越えさせることができる。従って、位置決め突部の外周側に位置する支持突部を、比較的容易に位置決め突部の内周側に変位させることができ、インナー容器の設置に際しての作業性の向上を図ることができる。さらに、位置決め突部の内周面は、底板部から略直交して(略垂直方向に)延びていることから、インナー容器の支持突部と、位置決め突部との係止状態の安定化を図ることができる。
また、インナー容器を逆向きに収容した状態で、例えば、側板部の内面が位置決め突部の外周面に係止されるような構成の場合には、位置決め突部の外周面が傾斜しているので、係止状態の不安定化を招くことが懸念される。この点、本手段3のように、位置決め突部のうち切欠き部の構成面が、底板部に対して略直交して(略垂直方向に)延びるとともに、上記手段2のように、逆向きにしたインナー容器の側板部の内面が、位置決め突部のうち切欠き部の構成面に係止されるように構成することで、係止状態の安定化を図ることができる。
手段4.互いに隣り合う前記位置決め突部の間において、前記位置決め突部のうち互いに対向する面に設けられた前記切欠き部の端部間を交差せずに連結する一対の連結リブが設けられ、
逆向きで前記容器本体に収容された前記インナー容器の前記側板部が、前記一対の連結リブの間に挿入状態とされることを特徴とする手段2又は3に記載の容器。
手段4によれば、例えば、インナー容器を逆向きに収容する場合に、インナー容器と位置決め突部との係止が好適に行われないような配置では、インナー容器を容器本体に設置することが不可能となる。さらに、インナー容器を通常向きで収容する場合においても、インナー容器(支持突部)を設置する位置がより認識し易い態様となる。従って、インナー容器の設置位置の間違えを防止するといった作用効果がより一層奏されることとなる。加えて、連結リブが設けられることにより、位置決め突部や底壁部の剛性を高めることができ、位置決め突部、及び、底壁部の変形、及び、損傷等を抑制することができる。
手段5.前記容器本体には、大きさ、及び、形状の異なる複数種類の前記インナー容器を収容可能に構成され、
前記各インナー容器の前記支持突部は、前記位置決め突部のピッチに応じて配設されていることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の容器。
手段5によれば、大きさ、及び、形状の異なる各インナー容器の支持突部を、位置決め突部のピッチを基準として配置することにより、複数種類のインナー容器のそれぞれを確実に水平方向への位置決めを行いつつ、収容可能とする容器本体を得ることができる。従って、容器に収容される物品のバリエーションを増やすことができ、利便性の向上等を図ることができる。
また、上記手段1のように、インナー容器に支持突部が設けられることにより、支持突部の係止の対象とされない所定の位置決め突部を跨がせるようにして、インナー容器を容器本体に収容することができる。従って、本手段5のように、大きさや形状の異なる複数種類のインナー容器を容器本体に収容する場合において、所定の位置決め突部が所定のインナー容器の収容に干渉して設置ができなくなるといった事態を回避することができる。
手段6.略板状の底壁部と、前記底壁部の周縁部から上方に延びる側壁部とを具備する容器本体と、
略板状の底板部と、前記底板部の周縁部から上方に延びる側板部とを具備し、前記容器本体に収容される複数のインナー容器とを備える容器において、
前記底壁部の上面には、複数の位置決め突部が行列状に設けられ、
前記インナー容器は、前記底板部の下面から下方に突出する支持突部を備え、
前記支持突部は、少なくとも前記底板部の外周縁近傍に設けられた外周支持突部を備え、
前記インナー容器の前記容器本体への収容状態においては、前記外周支持突部が複数の前記位置決め突部に対し互いに異なる方向を含む所定の水平方向への変位が規制されるようにして係止状態とされ、前記インナー容器全体として水平方向における全ての方向への変位が規制される構成であって、
前記位置決め突部は、平面視略枠状に構成されるとともに、前記各位置決め突部には、前記行列状に配列された位置決め突部の行方向における幅の中間位置、及び、列方向における幅の中間位置のうち、少なくとも一方において切欠き部が設けられ、
前記インナー容器の前記容器本体への収容状態においては、前記インナー容器の前記支持突部が、前記切欠き部を介して、前記位置決め突部の内周側に挿入されるとともに、前記支持突部が前記位置決め突部のうち前記切欠き部の構成面に係止されることを特徴とする容器。
手段6によれば、インナー容器に設けられた支持突部(外周支持突部)が複数の位置決め突部により位置決めされることによって、容器本体に収容されたインナー容器の水平方向における位置ずれを防止することができる。特に、複数のインナー容器を収容可能な容器本体に対してインナー容器が単体で収容された状態であっても、当該インナー容器の水平方向における位置ずれを防止できることから、例えば、容器本体の内側に一部のインナー容器を収容していない状態において容器を運搬する場合であっても、容器本体の内側でインナー容器が、容器本体や別のインナー容器に対して相対変位するといった事態を防止することができる。従って、容器本体の内側を複数のインナー容器で埋めた状態としなくても、容器を安定して運搬することができ、利便性の向上等を図ることができる。
また、位置決め突部が略枠状に構成されていることから、位置決め突部の内周側、及び、外周側の区別が付き易く、支持突部の目標の配置が把握し易くなっている。さらに、外周支持突部は底板部の外周縁近傍に設けられており、当該外周支持突部の位置についても把握し易くなっている。そして、外周支持突部を複数の位置決め突部の内周側に通す(挿入させる)ようにして配置する構成となっていることから、インナー容器を間違った位置(位置決めが行われない位置)に収容してしまうといった事態を抑止するとともに、インナー容器の設置に際しての作業性の向上を図ることができる。
手段7.前記インナー容器をその開口部が下方を向く逆向きとして前記容器本体に収容する場合には、当該インナー容器を同じ位置で、その開口部が上方を向く通常向きで設置したと仮定した場合に前記外周支持突部が挿入される前記切欠き部に対し、前記インナー容器の前記側板部が挿入されるとともに、前記切欠き部に挿入された前記側板部が前記切欠き部の構成面に係止されることを特徴とする手段6に記載の容器。
手段7によれば、例えば、使用しないインナー容器を、使用する場合と同じ位置で逆向きとして容器本体に収容する場合においても、インナー容器の側板部が位置決め突部の切欠き部に係止されることから、逆向きとされたインナー容器の位置ずれを防止することができる。従って、容器本体に収容されたインナー容器の不安定化を招くことなく、使用しないインナー容器を逆向きとすることができ、例えば、使用しない筈のインナー容器に対し誤って別の物品が収容されてしまう等の事態を回避することができる。結果として、容器の利便性の向上等を図ることができる。
また、逆向きのインナー容器は、その側板部を切欠き部に挿入させて、切欠き部(切欠き部の構成面)に係止させる構成とされていることから、インナー容器を間違った位置(位置決めが行われない位置)に収容してしまうといった事態を抑止するとともに、インナー容器の設置に際しての作業性の向上を図ることができる。
容器本体を開状態として蓋部材を起立姿勢で保持させた状態を示す容器の斜視図である。 閉状態にある容器の斜視図である。 容器本体にインナー容器を収容した状態を示す斜視図である。 図1の断面図である。 容器本体の上面側斜視図である。 容器本体の下面側斜視図である。 インナー容器の上面側斜視図である。 インナー容器の下面側斜視図である。 容器本体に対してインナー容器を半分程度収容するとともに、そのうちの1つのインナー容器を逆向きに設置した状態を示す斜視図である。 図9の容器本体の長手方向中央部に配置された3つのインナー容器の断面を含む容器本体の平面図である。 図10の容器本体に蓋部材を被せ、A−A線で切断した場合の部分断面図である。 容器本体の支持突部と、インナー容器との位置関係を説明するための斜視図である。 図12のインナー容器の断面を含む容器本体の平面図である。 位置決め突部、及び、支持突部を示す部分拡大斜視図である。 蓋部材の上面側を示す斜視図である。 蓋部材の下面側を示す斜視図である。 別の実施形態における容器本体の斜視図である。 別の実施形態における閉状態にある容器の斜視図である。 図18の容器の開状態を示す斜視図である。 別の実施形態における閉状態にある容器の斜視図である。 図20の容器の開状態を示す斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1等に示すように、容器1は、上方に開口する容器本体2と、容器本体2に収容される複数のインナー容器3と、容器本体2に被せられる蓋部材4とを備えている。図5、図6等に示すように、容器本体2は、略矩形板状の底壁部11と、底壁部11の長側辺部から上方に延びる長辺側側壁部12と、底壁部11の短側辺部から上方に延びる短辺側側壁部13とを備えている。図7、図8等に示すように、インナー容器3は、略矩形板状の底板部21と、底板部21の長側辺部から上方に延びる長辺側側板部22と、底板部21の短側辺部から上方に延びる短辺側側板部23とを備えている。図15、図16等に示すように、蓋部材4は、略矩形板状の天板部31と、天板部31の長側辺部から下方に延びる長辺側縁壁部32と、天板部31の短側辺部から下方に延びる短辺側縁壁部33とを備え、容器本体2に対して着脱自在に構成されている。本実施形態では、容器本体2、インナー容器3、及び、蓋部材4は、ポリプロピレンにより構成されている。
図5、図13等に示すように、底壁部11の上面には、容器本体2の長手方向に沿って延びる辺部と、容器本体2の短手方向に沿って延びる辺部とを具備して略正方形枠状をなし、各コーナー部が面取り形状とされた位置決め突部14が行列状に複数設けられている。また、各位置決め突部14には、容器本体2の短手方向における幅の中間位置、及び、容器本体2の長手方向における幅の中間位置においてそれぞれ切欠き部15が設けられている。
さらに、図5、図11、図14に示すように、位置決め突部14のうち、内周側の面、及び、切欠き部15の構成面(切欠き部15側の端面)は、底板部21に対して略直交して延びている。その一方で、位置決め突部14のうち、外周側の面は、位置決め突部14が上方に向けて次第に薄肉となるようにして位置決め突部14の内周側に傾斜して延びている。尚、切欠き部15の幅(切欠き部15の構成面間の距離)は、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の厚みの2倍の長さよりも若干長くなっている。
図13に示すように、本実施形態では、容器本体2の短手方向に沿って、6つの位置決め突部14が配列されており、そのうち、各長辺側側壁部12に隣接する位置決め突部14に関しては、位置決め突部14のうち長辺側側壁部12側の半分が省略されている(容器本体2の短手方向に並ぶ位置決め突部14のうち全体形状を具備している位置決め突部14は4つである)。さらに、容器本体2の長手方向に沿って、11個の位置決め突部14が配列されており、そのうち、短辺側側壁部13に隣接する位置決め突部14に関しては、短辺側側壁部13側の半分が省略されている(容器本体2の長手方向に並ぶ位置決め突部14のうち全体形状を具備している位置決め突部14は9つである)。加えて、容器本体2のコーナー部に対応する位置決め突部14に関しては、3/4が省略された形状となっている。本実施形態では、容器本体2の短手方向が「行方向」に相当し、容器本体2の長手方向が「列方向」に相当する。
図8等に示すように、インナー容器3は、底板部21の下面のうち底板部21の各コーナー部の近傍部位から下方に突出する略円筒状の支持突部24を備えている。図11等に示すように、各支持突部24は、底板部21の外周縁近傍に設けられており、長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の上縁部と、支持突部24とを仮想の同一水平面に平行投影させた場合には、支持突部24は、底板部21の内外周方向において長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の上縁部の内側に近接する。尚、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23は、容器本体2の長辺側側壁部12、及び、短辺側側壁部13、並びに、蓋部材4の長辺側縁壁部32、及び、短辺側縁壁部33と同様に、開口部側に向けて外方に若干傾斜して延びている。また、本実施形態では、4つ全ての支持突部24が外周支持突部(コーナー支持突部)に相当する。
そして、図9、図10、図12、図13(図12、図13では、紙面左上側のインナー容器3を参照)等に示すように、インナー容器3を、その開口部が上方を向く「通常向き」として容器本体2に収容する場合には、底板部21の4隅近傍に設けられた各支持突部24が、それぞれ異なる位置決め突部14の内周側に設置されることとなる。より具体的には、各支持突部24は、切欠き部15によって分断された位置決め突部14のうち、インナー容器3の底板部21の中央部側に位置する部位(以下、「位置決め係止片17」と称する)に当接、又は、近接した状態とされる。つまり、支持突部24は、平面視略L字状の位置決め係止片17と係止状態とされ、容器本体2の長手方向において底板部21の中央部側への変位、及び、容器本体2の短手方向において底板部21の中央部側への変位が規制されることとなる。さらに、4つの支持突部24は、互いに異なる方向を含む所定の水平方向への変位が規制されており、インナー容器3全体としては、水平方向における全ての方向への変位が規制されている。
また、図3等に示すように、容器本体2には、大きさ、及び、形状の異なる複数種類のインナー容器3を収容可能に構成されている。さらに、各インナー容器3の支持突部24は、位置決め突部14のピッチに応じて配設されている。つまり、本実施形態の容器本体2に対応するいずれのインナー容器3を容器本体2に収容しても、複数の支持突部24が、それぞれに個別に対応する位置決め突部14の内周側に設置されるとともに、それぞれが位置決め係止片17に係止状態とされるように構成されている。尚、本実施形態では、容器本体2に収容されたインナー容器3は、隣接するインナー容器3や、長辺側側壁部12、及び、短辺側側壁部13とは近接配置され、基本的には当接しないように構成されている(図10、図11等参照)。
加えて、図11に示すように、本実施形態では、支持突部24の底板部21からの突出長は、位置決め突部14の底壁部11からの突出長よりも長く構成されている。このため、インナー容器3を容器本体2に収容した状態において、支持突部24が底壁部11の上面に当接し、4つの支持突部24によってインナー容器3が支持されるように構成されている。
また、図9、図10、図12、図13等に示すように、インナー容器3を、その開口部が下方を向く逆向きとして容器本体2に収容することも可能である(図9、図10では容器本体2の長手方向中央部、かつ、紙面手前側のインナー容器3を参照し、図12、図13では紙面右上側のインナー容器3を参照)。特に、本実施形態では、インナー容器3を逆向きで容器本体2に収容する場合、当該インナー容器3を同じ位置で通常向きで設置したと仮定した場合に支持突部24が係止状態とされる位置決め係止片17に隣接する切欠き部15に対し、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23が挿入されるとともに、当該長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の内面が、位置決め係止片17のうち切欠き部15の構成面に係止される。つまり、本実施形態では、容器本体2の内側において、通常向きで水平方向への位置決めがなされているインナー容器3を同じ位置で逆向きとしても、水平方向への位置決めがなされるように構成されている。
図1、図2、図11等に示すように、蓋部材4の天板部31は、容器本体2の一対の長辺側側壁部12の上辺部、及び、一対の短辺側側壁部13の上辺部で構成される枠状部よりも一回り大きく構成され、容器本体2の開口部を閉塞可能に構成されている。加えて、蓋部材4の長辺側縁壁部32、及び、短辺側縁壁部33の上下幅は、容器本体2の長辺側側壁部12、及び、短辺側側壁部13の上下幅よりも短く構成され、蓋部材4を容器本体2に被せた状態で、長辺側縁壁部32、及び、短辺側縁壁部33が、容器本体2が設置されている設置面よりも上方に位置するように構成されている。
また、図11に示すように、インナー容器3の上下幅は、容器本体2の長辺側側壁部12、及び、短辺側側壁部13の底壁部11からの延出長よりも若干短く構成されており、インナー容器3の上端部が、容器本体2に被せられた蓋部材4の天板部31の下面と近接するようになっている。これにより、インナー容器3の上下の振動を抑制することができるとともに、インナー容器3に収容された物品の脱落を防止することができる。さらに、容器1は、蓋部材4の容器本体2への装着状態を維持するロック機構34を備えており、容器本体2に対する蓋部材4の不用意な浮き上がりや脱落が防止されるようになっている。
さらに、図15等に示すように、蓋部材4の長辺側縁壁部32の外面には、長辺側縁壁部32の横幅方向両端部寄りの部位において外方に突出する傾斜支持突部35が設けられている。傾斜支持突部35は、長辺側縁壁部32の上縁部付近から下縁部にかけて上下に延び、傾斜支持突部35の外面は、傾斜支持突部35の突出長が下方に向けて次第に大きくなるようにして傾斜して延びている。
そして、図4に示すように、容器本体2から外された蓋部材4を、一方の長辺側縁壁部32の外面側を接地させるようにして起立姿勢とするとともに、容器本体2の一方の長辺側側壁部12を当該蓋部材4の内側に進入させて、外面側が接地されている長辺側縁壁部32の内面の上側に容器本体2の底壁部11を載置させることにより、蓋部材4が起立姿勢で保持されるようになっている。このとき、蓋部材4は、一対の傾斜支持突部35により支持されることから、蓋部材4の天板部31は、上方に向けて容器本体2から離間する側に傾斜して延在する。その一方で、容器本体2についても、一方の長辺側側壁部12側の底壁部11が、長辺側縁壁部32に載置されている分、底壁部11が蓋部材4側に向けて若干上方傾斜している。以上のような構成により、蓋部材4の内側に挿入されている長辺側側壁部12の外面と、天板部31の裏面との間には、隙間が形成されることとなる。図示は省略するが、インナー容器3や物品の収容作業に際して、起立姿勢で保持された蓋部材4の天板部31の裏面に対し、容器本体2の内側におけるインナー容器3の配置や、各インナー容器3に収容される物品を示すシート状の指示書が立て掛けられ、指示書を確認しながら収容作業が行われるようになっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、インナー容器3の底板部21の各コーナー部近傍部位に設けられた4つの支持突部24をそれぞれ異なる位置決め突部14の内周側に設置することで、容器本体2に収容されたインナー容器3の水平方向における位置ずれを防止することができる。特に、インナー容器3が単体で容器本体2に収容された状態であっても、当該インナー容器3の水平方向における位置ずれを防止できることから、例えば、容器本体2の内側に一部のインナー容器3を収容していない状態において容器1を運搬する場合であっても、容器本体2の内側でインナー容器3が、容器本体2や別のインナー容器3に対して相対変位するといった事態を防止することができる。従って、容器本体2の内側を複数のインナー容器3で埋めた状態としなくても、容器1を安定して運搬することができ、利便性の向上等を図ることができる。当然、容器本体2の内側を複数のインナー容器3で埋めた状態とした場合には、(蓋部材4が被せられていない状態で所定のインナー容器3が傾いたとしても、隣接するインナー容器3に支持されることから)容器本体2に収容状態とされたインナー容器3のより一層の安定化を図ることができ、各インナー容器3に収容された物品をより安定して運搬等することができる。
また、位置決め突部14が略四角枠状に構成されていることから、位置決め突部14の内周側、及び、外周側の区別が付き易く、支持突部24の目標の配置(位置決め突部14の内周側)が把握し易くなっている。さらに、支持突部24は、底板部21のコーナー部の近傍に設けられ、当該支持突部24の位置についても把握し易くなっている。そして、支持突部24をそれぞれ別の位置決め突部14の内周側に配置する構成となっていることから、インナー容器3を間違った位置(位置決めが行われない位置)に収容してしまうといった事態を抑止するとともに、インナー容器3の設置に際しての作業性の向上を図ることができる。
また、位置決め突部14は、容器本体2の長手方向、及び、短手方向に沿って行列状に配列されるとともに、各位置決め突部14には、容器本体2の長手方向における幅の中間位置、及び、容器本体の短手方向における幅の中間位置において切欠き部15が設けられている。そして、例えば、使用しないインナー容器3を、使用する場合と同じ位置で逆向きとして容器本体2に収容する場合においても、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23が位置決め突部14の切欠き部15(位置決め係止片17のうち切欠き部15の構成面)に係止され、逆向きとされたインナー容器3の位置ずれが防止されるようになっている。従って、容器本体2に収容されたインナー容器3の不安定化を招くことなく、使用しないインナー容器3を逆向きとすることができ、例えば、使用しない筈のインナー容器3に対し誤って別の物品が収容されてしまう等の事態を回避することができる。結果として、容器1の利便性の向上等を図ることができる。
また、逆向きのインナー容器3は、その長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23を切欠き部15に挿入させて、切欠き部15(位置決め係止片17のうち切欠き部15の構成面)に係止させる構成とされていることから、例えば、位置決め突部14を囲うようにして逆向きのインナー容器3を設置する(インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の内面と、位置決め突部14の外周面とが対向する)といったようなインナー容器3を間違った位置(位置決めが行われない位置)に収容してしまうといった事態を抑止することができる。さらに、インナー容器3を逆向きとしても設置位置の間違いが抑制されることにより、インナー容器3の設置作業性の向上を図ることができる。
加えて、位置決め突部14の外周側の面は、上方に向けて位置決め突部14の内周側に傾斜して延びている。このため、例えば、図12、図13のインナー容器3aは、正規の位置からずれた位置に設置された通常向きのインナー容器3を示すが、このように、インナー容器3の設置に際して、インナー容器3の所定の支持突部24が、対象の位置決め突部14の外周側に位置するようにしてずれて載置された場合には、その状態からインナー容器3を正規の位置側にスライドさせることで、支持突部24を比較的スムースに位置決め突部14の外周面に乗り上げさせ、位置決め突部14を乗り越えさせることができる。従って、位置決め突部14の外周側に位置する支持突部24を、比較的容易に位置決め突部14の内周側に変位させることができ、インナー容器3の設置に際しての作業性の向上を図ることができる。さらに、位置決め突部14の内周面は、底板部21から略直交して(略垂直方向に)延びていることから、インナー容器3の支持突部24と、位置決め突部14との係止状態の安定化を図ることができる。
また、インナー容器3を逆向きに収容した状態で、例えば、長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の内面が位置決め突部14の外周面に係止されるような構成の場合には、位置決め突部14の外周面が傾斜しているので、係止状態の不安定化を招くことが懸念される。この点、本実施形態のように、位置決め突部14のうち切欠き部15の構成面が、底板部21に対して略直交して(略垂直方向に)延びるとともに、逆向きにしたインナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の内面が、位置決め突部14のうち切欠き部15の構成面に係止されるように構成することで、係止状態の安定化を図ることができる。尚、図12、図13のインナー容器3bは、正規の位置からずれた位置に設置された逆向きのインナー容器3を示すが、このように、逆向きに設置されたインナー容器3が正規の位置からずれて設置された場合であっても、正規の位置側にスライドさせることで、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23が、対象の位置決め突部14を比較的容易に乗り越え、対象の切欠き部15に挿入状態とされるようにすることができる。従って、インナー容器3を逆向きに設置する作業に際しても作業性の向上を図ることができる。
さらに、容器本体2には、大きさ、及び、形状の異なる複数種類のインナー容器3を収容可能に構成され、各インナー容器3の支持突部は、位置決め突部14のピッチに応じて配設されている。このため、大きさ、及び、形状の異なる各インナー容器3の支持突部24を、位置決め突部14のピッチを基準として配置することにより、複数種類のインナー容器3のそれぞれを確実に水平方向への位置決めを行いつつ、収容可能とする容器本体2を得ることができる。従って、容器1に収容される物品のバリエーションを増やすことができ、利便性の向上等を図ることができる。
また、上記のように、インナー容器3に支持突部24が設けられることにより、支持突部24の係止の対象とされない所定の位置決め突部14を跨がせるようにして、インナー容器3を容器本体2に収容することができる。従って、大きさや形状の異なる複数種類のインナー容器3を容器本体2に収容する場合において、所定の位置決め突部14が所定のインナー容器3の収容に干渉して設置ができなくなるといった事態を回避することができる。
加えて、インナー容器3や物品の収容作業に際し、起立姿勢の蓋部材4を容器本体2で保持する格好とするとともに、蓋部材4の天板部31の裏面にシート状の指示書を立て掛けることで、収容作業性の向上を図るとともに、インナー容器3の配置や物品の入れ間違い等を抑止することができる。また、天板部31が上方に向けて容器本体2から離間する方向に傾斜していることから、当該天板部31に立て掛けられた指示書が容器本体2側に傾倒するといった事態を抑止することができる。さらに、天板部31の裏面と、蓋部材4の内側に挿入された容器本体2の長辺側側壁部12の外面との間には隙間が形成され、当該隙間に指示書の下端部が挿入されて支持されることとなる。このため、指示書の下端部が容器本体2側にずれ移動し、指示書の起立姿勢が維持されないといった事態を回避することができる。従って、指示書をより見易く設置することができ、収容作業性をより一層向上させることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)図17に示すように、互いに隣り合う位置決め突部14の間において、位置決め突部14のうち互いに対向する面に設けられた切欠き部15の端部間を交差せずに連結する一対の連結リブ41を設けることとしてもよい。また、図17の連結リブ41は、容器本体2の長手方向、又は、短手方向に平行して直線状に延びるとともに、連結リブ41の上辺部は、位置決め突部14の上辺部と同じ高さ位置となっている。さらに、当該連結リブ41が設けられた容器本体2に対してインナー容器3を逆向きで収容する場合には、逆向きのインナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23が、前記一対の連結リブ41の間に挿入状態とされる。
以上のような構成を採用する場合には、例えば、インナー容器3を逆向きに収容する場合に、インナー容器3と、位置決め突部14との係止が好適に行われないような配置ではインナー容器3を容器本体2に設置することが不可能となる。特に、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23が、位置決め突部14、及び、連結リブ41の上辺部に乗り上げているような格好となり、正規の位置に達することで、底壁部11の上面に落ち込むこととなる。さらに、インナー容器3を通常向きで収容する場合においても、インナー容器3(支持突部24)を設置する位置がより認識し易い態様となる。つまり、4本の連結リブ41を囲うようにしてインナー容器3を設置することとなる。従って、インナー容器3の設置位置の間違えを防止するといった作用効果がより一層奏されることとなる。加えて、連結リブ41が設けられることにより、位置決め突部14や底壁部11の剛性を高めることができ、位置決め突部14、及び、底壁部11の変形、及び、損傷等を抑制することができる。
(b)上記実施形態では、蓋部材4が着脱自在に構成されているが、容器本体2に対して蓋部材4が回動可能に連結されるような構成としてもよい。態様例として示す図18、図19の容器51は、容器本体52の一方の長辺側側壁部53の上辺部に対して蓋部材54が回動可能に連結されるとともに、他方の長辺側側壁部53の外面に対して持ち手部55が設けられ、さらに、蓋部材54の閉状態を維持するロック機構56が設けられている。
また、図20、図21に示す容器61は、容器本体62の高さが、図18、図19の容器51の容器本体52よりも高く、一方の長辺側側壁部63の上辺部に対して蓋部材64が回動可能に連結されるとともに、他方の長辺側側壁部63の上辺部に対応してロック機構65が設けられ、蓋部材64の上面(表面)の略中央部に持ち手部66が設けられている。
(c)また、支持突部24の数、配置、及び、形状についても特に限定されるものではなく、インナー容器3を支持することができ、かつ、少なくとも2つは、底板部21の内外周方向において長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の上縁部の内側に近接した位置に設けられる(位置が認識し易い外周支持突部として構成される)とともに、インナー容器3の収容状態において、2つの外周支持突部がそれぞれ別の位置決め突部14の内周側に配置されて係止状態とされ、収容状態とされたインナー容器3の水平方向における全ての方向への変位が規制されるように構成されていればよい。
例えば、支持突部24の断面形状を、略正円形状、略楕円形状、略四半円形状、略正四角形状、略長方形状、及び、略台形状等としてもよい。加えて、支持突部24を、例えば、所定の位置決め突部14において切欠き部15によって4つの略L字状部分に分断された位置決め突部14のうち2つの略L字状部分に同時に係止状態とされるような形状としてもよい。
また、例えば、1つのインナー容器3に設けられる支持突部24を2つ、或いは、3つとしてもよいし、5つ以上としてもよい。さらに、1つの位置決め突部14の内周側に対し、1つのインナー容器3の複数の支持突部24が配置されてそれぞれ係止状態とされるように構成してもよい。加えて、容器本体2に収容されたインナー容器3の支持突部24が底壁部11の上面と当接する構成であって、インナー容器3が比較的大型の場合、或いは、インナー容器3に比較的重い物品が収容される場合には、底板部21をより安定して支持するべく、位置決め突部14に係止状態とされない(位置決め突部14の内周側に配置されても位置決め突部14と当接し得ない、又は、位置決め突部14の外周側に配置される)支持突部24を位置決め突部14等に干渉しない位置に設けることとしてもよい。
但し、支持突部24のうち、底板部21の内外周方向において長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の上縁部の内側に近接した位置に設けられる支持突部24(外周支持突部)に関しては、それぞれに対応する位置決め突部14の内周側に係止状態で設置されることが望ましい。この場合、例えば、作業者から比較的目視し易い位置において、位置決め突部14の内周側に設置されない支持突部24が存在することに起因して、或いは、1つの位置決め突部14の内周側に複数の外周支持突部24が設置されるような構成であって、そのいずれかは位置決め突部14に係止されないといった構成とされることに起因して、作業者がインナー容器3の設置に際して混乱を生じてしまうといった懸念を払拭することができる。尚、インナー容器3の設置に際して支持突部24の位置をより把握し易くするべく、上記実施形態のように、支持突部24のうち少なくとも2つは、底板部21のコーナー部の近傍に設けられる(コーナー支持突部として構成される)ことが望ましい。さらには、底壁部21の各コーナー部の近傍位置に対し支持突部24を設けることが望ましい。
また、1つのインナー容器3に設けられる支持突部24を1つとしてもよい。例えば、底板部21の下面において、底板部21の外周縁に沿って、底板部21の外周縁、又は、その近傍部位から下方に突出する略矩形枠状の支持突部を設け、インナー容器3の容器本体2への収容状態においては、インナー容器3の支持突部が、切欠き部15を介して、位置決め突部14の内周側に挿入されるとともに、支持突部が位置決め突部14のうち切欠き部15の構成面に係止されるように構成してもよい。さらに、インナー容器3を逆向きとして容器本体2に収容する場合には、当該インナー容器3を同じ位置で、その開口部が上方を向く通常向きで設置したと仮定した場合に支持突部が挿入される切欠き部15に対し、インナー容器3の長辺側側板部22又は短辺側側板部23が挿入されるとともに、切欠き部15に挿入された長辺側側板部22又は短辺側側板部23が切欠き部15の構成面に係止されることとしてもよい。
当該構成を採用する場合においても、通常向きで容器本体2に収容されたインナー容器3の支持突部が複数の位置決め突部14により位置決めされることによって、容器本体2に収容されたインナー容器3の水平方向における位置ずれを防止することができる。また、支持突部を複数の位置決め突部14の内周側に通す(挿入させる)ようにして配置する構成となっていることから、インナー容器3を間違った位置(位置決めが行われない位置)に収容してしまうといった事態を抑止するとともに、インナー容器3の設置に際しての作業性の向上を図ることができる。さらに、例えば、使用しないインナー容器3を、使用する場合と同じ位置で逆向きとして容器本体に収容する場合においても、インナー容器3の側板部22、23が位置決め突部14の切欠き部15に係止されることから、逆向きとされたインナー容器3の位置ずれを防止することができる。
尚、当該構成を採用する場合においても、支持突部と、複数の位置決め突部14とを係止させる位置や数等は特に限定されるものではなく、例えば、底板部21の長手方向中間位置や短手方向中間位置において、支持突部が位置決め突部14に係止されるように構成してもよい。さらに、位置決め突部14の切欠き部15のうち底壁部11の長手方向における幅の中間位置に設けられた切欠き部15、又は、底壁部11の短手方向における幅の中間位置に設けられた切欠き部15のうち支持突部の挿入に使用されない切欠き部15を省略することとしてもよい。加えて、支持突部が単純な矩形枠状ではなく、部分的に屈曲等するような形状としてもよい。但し、容器本体2に収容されたインナー容器3の支持突部は、底板部21の外周縁又はその近傍において、位置決め突部14に係止されることとする。
また、上記実施形態では、支持突部24の底板部21からの突出長は、位置決め突部14の底壁部11からの突出長よりも長く構成され、インナー容器3の収容状態において、支持突部24が底壁部11の上面と当接してインナー容器3を支持する構成とされているが、支持突部24の突出長が、位置決め突部14の突出長よりも短く構成され、インナー容器3の収容状態において、底板部21の下面が位置決め突部14の上面に当接して支持される構成としてもよい。
(d)底壁部11、及び、底板部21の形状は、平面視略矩形状に限定されるものではなく、適宜設計変更可能である。例えば、底壁部11の各コーナー部が面取り形状(例えば、R形状)とされるとともに、当該コーナー部に対応するインナー容器3の底板部21についても、支持突部24を1つ省略するような格好で1つのコーナー部がR形状とされ、当該インナー容器3に関しては、3つの支持突部24がそれぞれに対応する位置決め突部14の内周側に設置されることで位置決めが行われるように構成してもよい。また、例えば、インナー容器3の平面視形状を、略正方形、略L字形、略E字形、略T字形、及び、略凹字形等としてもよい。
(e)さらに、位置決め突部14の平面視形状としても特に限定されるものではなく、略正四角形枠状、略長方形枠状、及び、略正円形枠状等としてもよい。また、対応する支持突部24を係止可能な範囲で位置決め突部14を凹凸形状としたり、切欠き部15以外にも間隙が形成されるようにして位置決め突部14を複数の突部により構成したりすることとしてもよい。
加えて、行列状に設けられる複数の位置決め突部14間のピッチについても特に限定されるものではなく、位置決め突部14が並ぶ行方向と、列方向とで、それぞれ位置決め突部14間のピッチが揃っていればよい。また、位置決め突部14が並ぶ方向と、容器本体2の長手方向、及び、短手方向とが必ずしも一致していなくてもよい。さらに、上記実施形態では、収容状態にあるインナー容器3は、隣接するインナー容器3や、長辺側側壁部12、及び、短辺側側壁部13と当接しない(近接する)構成となっているが、当接するような構成(例えば、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23の上辺部から外方に突出する上辺突部を設け、互いに隣接するインナー容器3の上辺突部同士が略当接する構成)としてもよい。
(f)上記実施形態の各位置決め突部14には、容器本体2の短手方向における幅の中間位置、及び、容器本体2の長手方向における幅の中間位置において切欠き部15が設けられ、インナー容器3を逆向きで設置する場合に、インナー容器3の長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23が切欠き部15に挿入されるとともに、当該長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23が切欠き部15(位置決め係止片17のうち切欠き部15の構成面)に係止される構成とされているが、特にかかる構成に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、容器本体2に収容されたインナー容器3の支持突部24が、切欠き部15によって4つに分割された位置決め突部14のうち、容器本体2の長手方向(図13の紙面左右方向、以下、「列方向」と称する)において、前記インナー容器3の底板部21の中央部側に位置するとともに、容器本体2の短手方向(図13の紙面上下方向、以下、「行方向」と称する)において、前記インナー容器3の底板部21の中央部側に位置する(近−近の配置とされる)構成である。これに対し、支持突部24が、位置決め突部14のうち、列方向において底板部21の中央部とは反対側、かつ、行方向において底板部21の中央部側に位置する(遠−近の配置とされる)ように構成してもよいし、列方向において底板部21の中央部側、かつ、行方向において底板部21の中央部とは反対側に位置する(近−遠の配置とされる)ように構成してもよいし、列方向において底板部21の中央部側とは反対側、かつ、行方向において底板部21の中央部側とは反対側に位置する(遠−遠の配置とされる)ように構成してもよい。
また、「遠−近の配置」となるインナー容器を逆向きとした場合には、列方向に延びる長辺側側板部22、又は、短辺側側板部23は、切欠き部15に挿入される一方で、行方向に延びる短辺側側板部23、又は、長辺側側板部22は、切欠き部15に挿入されず、位置決め突部14の外周面に係止されるような格好となる(この場合、列方向の中間位置の切欠き部15が不要になる)。「近−遠の配置」となるインナー容器を逆向きとした場合には、行方向に延びる短辺側側板部23、又は、長辺側側板部22は、切欠き部15に挿入される一方で、列方向に延びる長辺側側板部22、又は、短辺側側板部23は、切欠き部15に挿入されず、位置決め突部14の外周面に係止されるような格好となる(この場合、行方向の中間位置の切欠き部15が不要になる)。「遠−遠の配置」となるインナー容器を逆向きとした場合には、いずれの長辺側側板部22、及び、短辺側側板部23も切欠き部15に挿入されず、位置決め突部14の外周面に係止されるような格好となる(この場合、切欠き部15が不要になる)。
尚、インナー容器3を逆向きでは設置しない構成(例えば、上記実施形態のインナー容器3を使用するが、切欠き部15を設けない構成等)とすることも可能である。
(g)上記実施形態では、容器1はポリプロピレンにより構成されているが、ポリエチレン、PET、ポリアミド等その他の樹脂材料により構成されることとしてもよい。また、ロック機構34を省略したり、蓋部材4を省略したりすることも可能である。
1…容器、2…容器本体、3…インナー容器、4…蓋部材、11…底壁部、12…長辺側側壁部、13…短辺側側壁部、14…位置決め突部、15…切欠き部、17…位置決め係止片、21…底板部、22…長辺側側板部、23…短辺側側板部、24…支持突部。

Claims (7)

  1. 略板状の底壁部と、前記底壁部の周縁部から上方に延びる側壁部とを具備する容器本体と、
    略板状の底板部と、前記底板部の周縁部から上方に延びる側板部とを具備し、前記容器本体に収容される複数のインナー容器とを備える容器において、
    前記底壁部の上面には、略枠状の位置決め突部が行列状に複数設けられ、
    前記インナー容器は、前記底板部の下面から下方に突出する複数の支持突部を備え、
    前記支持突部のうち少なくとも2つは、前記底板部の外周縁近傍に設けられた外周支持突部として構成され、
    前記インナー容器の前記容器本体への収容状態においては、少なくとも2つの前記外周支持突部が、それぞれ異なる前記位置決め突部の内周側に設置されることで、少なくとも2つの前記外周支持突部が、それぞれに対応する前記位置決め突部に対し、互いに異なる方向を含む所定の水平方向への変位が規制されるようにして係止状態とされ、前記インナー容器全体として水平方向における全ての方向への変位が規制されていることを特徴とする容器。
  2. 前記各位置決め突部には、前記行列状に配列された位置決め突部の行方向における幅の中間位置、及び、列方向における幅の中間位置において切欠き部が設けられ、
    前記インナー容器をその開口部が上方を向く通常向きとして前記容器本体に収容する場合に、対応する前記位置決め突部の内周側に設置された前記各外周支持突部は、前記切欠き部によって分断された前記位置決め突部のうち、前記インナー容器の前記底板部の中央部側に位置する部位である位置決め係止片に当接又は近接して係止状態とされ、
    前記インナー容器をその開口部が下方を向く逆向きとして前記容器本体に収容する場合に、当該インナー容器を同じ位置で前記通常向きで設置したと仮定した場合に前記外周支持突部が係止状態とされる前記位置決め係止片に隣接する前記切欠き部に対し、前記インナー容器の前記側板部が挿入されるとともに、前記インナー容器の前記側板部の内面が、前記位置決め係止片のうち前記切欠き部の構成面に係止されることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記位置決め突部のうち、内周側の面、及び、前記切欠き部の構成面は、前記底板部に対して略直交して延び、外周側の面は、上方に向けて前記位置決め突部の内周側に傾斜して延びていることを特徴とする請求項2に記載の容器。
  4. 互いに隣り合う前記位置決め突部の間において、前記位置決め突部のうち互いに対向する面に設けられた前記切欠き部の端部間を交差せずに連結する一対の連結リブが設けられ、
    逆向きで前記容器本体に収容された前記インナー容器の前記側板部が、前記一対の連結リブの間に挿入状態とされることを特徴とする請求項2又は3に記載の容器。
  5. 前記容器本体には、大きさ、及び、形状の異なる複数種類の前記インナー容器を収容可能に構成され、
    前記各インナー容器の前記支持突部は、前記位置決め突部のピッチに応じて配設されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の容器。
  6. 略板状の底壁部と、前記底壁部の周縁部から上方に延びる側壁部とを具備する容器本体と、
    略板状の底板部と、前記底板部の周縁部から上方に延びる側板部とを具備し、前記容器本体に収容される複数のインナー容器とを備える容器において、
    前記底壁部の上面には、複数の位置決め突部が行列状に設けられ、
    前記インナー容器は、前記底板部の下面から下方に突出する支持突部を備え、
    前記支持突部は、少なくとも前記底板部の外周縁近傍に設けられた外周支持突部を備え、
    前記インナー容器の前記容器本体への収容状態においては、前記外周支持突部が複数の前記位置決め突部に対し互いに異なる方向を含む所定の水平方向への変位が規制されるようにして係止状態とされ、前記インナー容器全体として水平方向における全ての方向への変位が規制される構成であって、
    前記位置決め突部は、平面視略枠状に構成されるとともに、前記各位置決め突部には、前記行列状に配列された位置決め突部の行方向における幅の中間位置、及び、列方向における幅の中間位置のうち、少なくとも一方において切欠き部が設けられ、
    前記インナー容器の前記容器本体への収容状態においては、前記インナー容器の前記支持突部が、前記切欠き部を介して、前記位置決め突部の内周側に挿入されるとともに、前記支持突部が前記位置決め突部のうち前記切欠き部の構成面に係止されることを特徴とする容器。
  7. 前記インナー容器をその開口部が下方を向く逆向きとして前記容器本体に収容する場合には、当該インナー容器を同じ位置で、その開口部が上方を向く通常向きで設置したと仮定した場合に前記外周支持突部が挿入される前記切欠き部に対し、前記インナー容器の前記側板部が挿入されるとともに、前記切欠き部に挿入された前記側板部が前記切欠き部の構成面に係止されることを特徴とする請求項6に記載の容器。
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