JP2018201164A - 携帯端末接続システム、携帯端末判定装置、携帯端末判定方法、および携帯端末判定プログラム - Google Patents

携帯端末接続システム、携帯端末判定装置、携帯端末判定方法、および携帯端末判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末の所有者を特定できる携帯端末接続システムを提供する。【解決手段】車室内の搭乗者の動作に関する情報を搭乗者情報として取得する取得部と、搭乗者情報に基づいて検出された動作と、車室内において携帯端末が放射する電波の強度とに基づいて、携帯端末の所有者が、検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する判定部と、判定の結果に基づいて、携帯端末と車載装置とを接続する接続部と、を備えるように構成する。【選択図】図1

Description

本開示は、携帯端末接続システム、携帯端末判定装置、携帯端末判定方法、および携帯端末判定プログラムに関する。
近年、搭乗者の携帯端末(たとえば、スマートフォン、タブレットなど)と無線通信により接続可能な車載装置に関する技術が開発されている。
この種の車載装置として、特許文献1には、車室内における複数の携帯端末の中から運転席をふくむ所定の空間に存在するひとつの携帯端末を運転者の携帯端末として選択し、当該携帯端末と無線通信を行う車載装置が開示されている。
特開2008−42577号公報
ところで、上述のような特許文献1に開示された車載装置は、受信強度が最も高い電波を送信した通信端末を所定の空間内に存在する通信端末であると判断するとしている。しかしながら、たとえばBluetooth(登録商標)を用いて無線通信している場合、Low Energyモードを設定している通信端末が所定の空間内に存在する通信端末であるにも関わらず、受信強度がより強いモードを設定している通信端末を所定の空間内に存在する通信端末であると誤判定してしまう可能性がある。
本開示の目的は、携帯端末の所有者を特定可能な携帯端末接続システム、携帯端末判定装置、携帯端末判定方法、および携帯端末判定プログラムを提供することである。
本開示の一態様に係る携帯端末接続システムは、車室内の搭乗者の動作に関する情報を搭乗者情報として取得する取得部と、上記搭乗者情報に基づいて検出された動作と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する判定部と、上記判定の結果に基づいて、上記携帯端末と車載装置とを接続する接続部と、を備える。
また、本開示の一態様に係る携帯端末判定装置は、車室内における搭乗者の動作を検出する動作検出部と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出する電波検出部と、上記検出された動作と上記検出された電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する制御部と、を備える。
また、本開示の一態様に係る携帯端末判定方法は、携帯端末判定装置が実施する携帯端末判定方法であって、車室内における搭乗者の動作を検出し、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出し、上記検出された動作と上記検出された電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する。
また、本開示の一態様に係る携帯端末判定プログラムは、コンピュータに、車室内における搭乗者の動作を検出する処理と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出する処理と、上記検出された動作と上記検出された電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する処理と、を実行させる。
本開示によれば、携帯端末の所有者を特定できる。
本開示に係る実施形態の携帯端末判定装置を含む携帯端末接続システムのブロック図である。 判定用パターンの例1を示す図。 判定用パターンの例2を示す図。 判定用パターンの例3を示す図。 判定用パターンの例4を示す図。 実施形態1に係る動作フローの一例を示すフローチャートである。 運転者のみが乗車した場合に、電波検出部で検出される電波強度の一例を示す図。 運転者および同乗者が乗車した場合に、電波検出部で検出される電波強度の例1を示す図。 運転者および同乗者が乗車した場合に、電波検出部で検出される電波強度の例2を示す図。 運転者および同乗者が乗車した場合に、電波検出部で検出される電波強度の例3を示す図。 携帯端末接続システムの機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[1.実施形態]
図1は、本開示に係る携帯端末判定装置11を含む携帯端末接続システム1のブロック図である。携帯端末接続システム1は、例えば乗用車などの車両に搭載される。
[1.1 携帯端末接続システムの構成について]
携帯端末接続システム1は、車室内の搭乗者の動作に関する情報を搭乗者情報として取得する情報取得装置10(単に、取得部ともいう。)と、上記搭乗者情報に基づいて検出された動作と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する携帯端末判定装置11(単に、判定部ともいう。)と、上記判定の結果に基づいて、上記携帯端末と車載装置とを接続する接続装置12(単に、接続部12ともいう。)と、を備える。
[1.2 情報取得装置について]
情報取得装置10は、車室内の搭乗者(つまり、運転者、同乗者)の動作に関する情報(以下、「搭乗者情報」という。)を取得する。情報取得装置10として、たとえば、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサなどの公知の撮像素子を備える撮像装置、ドアセンサあるいは荷重センサなどの公知のセンサ装置が挙げられる。
情報取得装置10は、ひとつの装置により構成されていてもよいし、複数の装置により構成されていてもよい。情報取得装置10が撮像装置の場合には、情報取得装置10は、搭乗者情報を画像データまたは動画データとして取得する。
[1.3 携帯端末判定装置について]
以下、本実施形態に係る携帯端末判定装置11について説明する。まず、携帯端末判定装置11の概要を説明する。携帯端末判定装置11は、車室内における搭乗者の動作を検出する動作検出部110と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出する電波検出部111と、上記検出された動作と上記検出された電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する制御部112と、を備える。
つまり、携帯端末判定装置11は、情報取得装置10から取得した搭乗者情報に基づいて検出された動作と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する。このような本実施形態に係る携帯端末判定装置11は、携帯端末の所有者を特定できる。このような作用・効果が得られる理由は、以下の説明により明らかとなる。
次に、携帯端末判定装置11の具体的構成を説明する。携帯端末判定装置11は、上述の動作検出部110、電波検出部111、および制御部112とともに、第一記憶部113aおよび第二記憶部113bを含む記憶部113を機能ブロックとして備える。
以下、携帯端末判定装置11が備える各機能ブロックは、一体のハードウェアである電子制御ユニット(以下、「ECU」という。)に含まれるものとして説明するが、一部の機能ブロックを別体のECUに設けてもよい。
携帯端末判定装置11は、公知のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入力ポート、および出力ポートなどを備える。
CPUは、例えばROMから処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開する。そして、CPUは、展開したプログラムと協働して、携帯端末判定装置11の各機能ブロックの動作を集中制御する。以下、携帯端末判定装置11が備える各機能について説明する。
[1.3.1 動作検出部について]
動作検出部110は、情報取得装置10から取得した搭乗者情報に基づいて、車室内における搭乗者の動作を検出する。
動作検出部110が検出する搭乗者の動作としては、たとえば、乗車する動作、降車する動作、座席またはミラーなどを調整する動作、イグニッションスイッチをON・OFFする動作、シートベルトを装着する動作、車両搭載機器(たとえば、カーナビなど)を操作する動作、荷物を置く動作、荷物を移動させる動作、携帯端末を置く動作、携帯端末を操作する動作などが挙げられる。
また、動作検出部110は、上述のような具体的な動作の検出を行わず、たとえば、搭乗者の動作を、動いているか停止しているかの二択で検出してもよい。
また、動作検出部110は、情報取得装置10から取得した搭乗者情報(たとえば、搭乗者の顔画像データ)に基づいて、公知の方法により搭乗者を特定してもよい。動作検出部110は、搭乗者を特定した後、搭乗者ごとに固有の搭乗者IDを割り付けてもよい。動作検出部110は、携帯端末判定装置11の記憶部113に搭乗者IDを記憶してもよい。搭乗者IDを記憶しておけば、搭乗者が降車して再乗車した場合でも、動作検出部110は、降車前の搭乗者の動作と再乗車後の搭乗者の動作とを紐付けて(関連付けて)検出できる。
また、動作検出部110は、たとえば、車両に搭載された撮像装置から取得した情報に基づいて、搭乗者が座っている座席の情報を取得してもよい。なお、搭乗者の特定あるいは搭乗者が座る座席の情報の取得は、動作検出部110により実施されてもよいし、他の機能ブロックにより実施されてもよい。
車室内に複数の搭乗者が存在する場合には、動作検出部110は、搭乗者ごとに、検出した動作と、携帯端末のID(たとえば、デバイス名など)および検出した時間とを紐付けして(関連付けて)、携帯端末判定装置11の記憶部113に順次記憶する。
[1.3.2 電波検出部について]
電波検出部111は、車室内において携帯端末が放射する電波を受信するとともに、当該受信した電波の電波強度を検出する。また、電波検出部111は、検出した電波強度の変化パターンも検出する。
電波検出部111が受信する電波としては、たとえば、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、3G、4G、あるいはLTE(Long Term Evolution)などの電波が挙げられる。このような電波検出部111は、公知の電波検出装置により構成される。
また、電波検出部111は、車両が停止している場合のみ、電波強度の検出を行ってもよい。たとえば、電波検出部111は、車両の駆動源の始動から車両の走行開始までの期間、電波強度の検出を行ってもよい。
電波検出部111が電波強度を検出する期間は上述の期間に限定されない。たとえば、電波検出部111は、駆動源の始動前に電波強度の検出を開始してもよい。この場合には、たとえば、電波検出部111は、車両のドアの開閉または電波検出部111への通電開始をトリガとして、電波強度の検出を開始してもよい。
なお、電波検出部111が、携帯端末が放射する電波を受信する期間については、車両が停止している間のみでもよいし、そうでなくてもよい。
また、電波検出部111は、車室内に複数の携帯端末が存在する場合には、携帯端末ごとに電波強度を検出する。
そして、電波検出部111は、検出した電波強度と、携帯端末のID(たとえば、MACアドレス、デバイス名など)および検出した時間とを紐付けして(関連付けて)、携帯端末判定装置11の記憶部113に順次記憶する。なお、携帯端末のIDは、公知の方法により取得できる。
また、電波検出部111は、たとえば、動作検出部110が搭乗者の動作を検出したことをトリガとして、電波強度の検出を開始してもよい。
[1.3.3 制御部について]
制御部112は、電波検出部111で検出された電波強度と、動作検出部110で検出された搭乗者の動作とに基づいて、携帯端末の所有者が、動作検出部110により動作を検出された搭乗者(以下、「対象搭乗者」という。)であるか否かを判定する。以下、この判定を、「携帯端末の所有者を特定するための判定」という。
以下、制御部112が、携帯端末の所有者を特定するための判定を行う方法について説明する。
電波は、携帯端末のアンテナから放射される。このため、アンテナの構造および配置によっては、携帯端末から放射される電波が指向性を有する。また、携帯端末が移動すると、携帯端末のアンテナと電波検出部111(具体的には、電波検出部111のアンテナ)との位置関係が変化する。
したがって、携帯端末が静止していれば、携帯端末のアンテナと電波検出部111との関係(たとえば、角度、距離など)が変化しないため、電波検出部111で検出される電波強度は、ほぼ変化しない。
一方、携帯端末が動いていると、携帯端末のアンテナと電波検出部111との関係が変化するため、電波検出部111で検出される電波強度が、上記携帯端末の動きに応じて変化する。
上述の観点から、制御部112は、電波検出部111が検出した電波強度が、動作検出部110が検出した対象搭乗者の動作に対応して変化したか否かを判定することにより、携帯端末の所有者を特定するための判定を行う。
具体的には、制御部112は、検出した電波強度が対象搭乗者の動作に対応して変化した場合に、上記検出された電波強度が変化した携帯端末の所有者が、対象搭乗者であると判定する。
制御部112は、対象搭乗者の動作が、記憶部113の第一記憶部113aに予め記憶された判定用動作情報に含まれる動作であることを条件に、携帯端末の所有者を特定するための判定を行ってもよい。
なお、判定用動作情報とは、搭乗者が車室内で行い得る動作に関する情報(たとえば、動作の種類など)である。たとえば、判定用動作情報として、乗車する動作、降車する動作、携帯端末を操作する動作、携帯端末または携帯端末が入った鞄を置く動作、あるいは携帯端末を鞄から取り出す動作などに関する情報が挙げられる。これ以外にも、判定用動作情報には、動作検出部110が検出する搭乗者の各種動作に関する情報が含まれてもよい。
制御部112は、電波検出部111で検出された電波強度の変化パターンと、判定用動作情報に含まれる動作に対応する電波強度の変化パターンである判定用パターンとのパターンマッチングにより、携帯端末の所有者の判定を行ってもよい。判定用パターンは、記憶部113の第二記憶部113bに予め記憶されている。以下、上述のパターンマッチングの方法について説明する。
図2A〜2Dを参照して、判定用パターンA〜Aの具体例について説明する。図2A〜2Dは、判定用パターンの例1〜例4を示す図である。図2A〜2Dの横軸は時間であり、縦軸は電波強度である。
また、図2A〜2Dに示す破線B〜Bはそれぞれ、動作検出部110が搭乗者の動作を検出したタイミングを示す。
まず、図2Aに示す判定用パターンAは、動作検出部110が検出した動作が「乗車する動作」である場合の判定用パターンである。
図2Aに示す判定用パターンAの場合、破線Bを挟む前後において、電波強度が急に大きくなっている。この理由は、搭乗者が乗車する際、携帯端末が搭乗者とともに車室内に入るからである。
なお、図2Aに示す判定用パターンAにおいて、電波強度の変化は、急に大きくなった後、所定の範囲に収束している。この理由は、乗車した搭乗者が携帯端末を保持したまま座席に座ると、携帯端末はほとんど動かなくなる(言い換えれば、携帯端末のアンテナと電波検出部111との位置関係が実質的に変化しない)からである。
図2Bに示す判定用パターンAは、動作検出部110が検出した動作が「降車する動作」である場合の判定用パターンである。
図2Bに示す判定用パターンAの場合、破線Bを挟む前後において、電波強度が急に小さくなっている。この理由は、搭乗者が降車する際、携帯端末が搭乗者とともに車室外に出るからである。
図2Cに示す判定用パターンAは、動作検出部110が検出した動作が「端末を操作する動作」である場合の判定用パターンである。
図2Cに示す判定用パターンAの場合、破線Bよりも後において、電波強度が波形状に変化している。この理由は、携帯端末の操作にともない携帯端末が動く(言い換えれば、操作にともなうモードの変更などによって電波の強弱が変化する)からである。
図2Dに示す判定用パターンAは、動作検出部110が検出した動作が「端末を置いた動作」である場合の判定用パターンである。
図2Dに示す判定用パターンAの場合、破線Bよりも後において電波強度が一定である。この理由は、たとえば座席、携帯ホルダなどに携帯端末が置かれると、携帯端末が動かなくなるからである。
以上のような判定用パターンA〜Aと、電波検出部111で検出された電波強度の変化パターンとのパターンマッチングにより、制御部112は、電波検出部111で検出された電波強度が、動作検出部110で検出された対象搭乗者の動作に対応して変化したか否かを判定する。
具体的には、たとえば、検出された対象搭乗者の動作が「乗車する動作」であった場合には、制御部112は、電波検出部111で検出された電波強度の変化パターンと、図2Aに示す判定用パターンAとのパターンマッチングを行う。
この際、たとえば、制御部112は、電波検出部111で検出された電波強度の変化パターンと、図2Aに示す判定用パターンAとの相関関係の有無あるいは相関関係の強さ(たとえば、相関係数)を公知の相関分析により求めてもよい。この場合に、制御部112は、求めた相関係数を記憶部113に記憶してもよい。相関係数は、たとえば、レベル1〜5のようなレベル、あるいは、1〜100%の範囲の数値で表してもよい。
上述の相関係数を記憶部113に記憶する場合には、制御部112は、相関係数と、対象搭乗者および相関係数が算出された携帯端末とを紐付けして(関連付けて)記憶してもよい。
なお、制御部112は、車室内に複数の携帯端末(たとえば、第一ないし第四携帯端末)が存在する場合には、第一ないし第四携帯端末のそれぞれについて上述の処理を行う。
[1.4 携帯端末接続システムの動作について]
以下、図1〜3を参照して、本実施形態に係る携帯端末接続システム1が実施する携帯端末判定処理について説明する。図3は、本実施形態に係る携帯端末接続システム1が実施する携帯端末判定処理の一例を説明するためのフローチャートである。なお、以下で説明する各処理の順序は、技術的に矛盾しない範囲で適宜変更できる。
携帯端末判定処理は、たとえば、携帯端末接続システム1への通電が開始され、携帯端末接続システム1のCPUがROMに格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。図3に示される処理は、たとえば、車両の走行開始まで繰り返し実行される。
以下の説明では、上述の判定用パターンは、図2A〜2Dに示す判定用パターンA〜Aとする。ただし、判定用パターンは、図2A〜2Dの判定用パターンA〜Aに限定されない。
また、以下の説明において、電波検出部111が検出する電波は、携帯端末が放射するBluetoothの電波とする。また、携帯端末は、Bluetoothの電波を常時放射しているものとする。なお、携帯端末接続システム1は、何れかの方法により、Bluetooth機能がOFF状態の携帯端末を検知した場合には、Bluetooth機能をON状態にするように促してもよい。
図3に示すフローチャートでは、ステップS101において、携帯端末接続システム1の電源をON状態にする。そして、制御処理は次のステップS102に移行する。
ステップS102において、制御部112は、車両が停車状態であるか否かを判定する。車両が停車状態の場合には(ステップS102において“YES”)、制御処理はステップS103に移行する。
ステップS103において、動作検出部110は、情報取得装置10から取得した搭乗者情報に基づいて、車室内における搭乗者の動作を検出する。動作検出部110は、車室内に複数の搭乗者が存在する場合には、搭乗者ごとの動作を検出する。動作検出部110が搭乗者の動作を検出する方法は上述のとおりである。
以下の説明において、ステップS103で動作検出部110により動作を検出された搭乗者を「対象搭乗者」という。また、動作検出部110により検出された対象搭乗者の動作を「被検出動作」という。
また、ステップS103において、動作検出部110は、被検出動作を記憶部113に記憶してもよい。動作検出部110が、被検出動作を記憶部113に記憶する方法については上述のとおりである。そして、制御処理はステップS104に移行する。
ステップS104において、電波検出部111は、携帯端末の電波を車室内で検出できるか否かを判定する。携帯端末の電波を車室内で検出できる場合には(ステップS104において“YES”)、制御処理はステップS105に移行する。一方、携帯端末の電波を車室内で検出できない場合には(ステップS104において“NO”)、制御処理はステップS102に移行する。
ステップS105において、電波検出部111は、車室内において携帯端末が放射する電波を受信するとともに、当該受信した電波の電波強度を検出する。電波検出部111が、電波強度を検出する方法は上述のとおりである。なお、電波検出部111は、たとえば、車両のドアの開閉、電波検出部111への通電開始をトリガとして、電波強度の検出および記憶を開始してもよい。
電波検出部111は、車室内に複数の携帯端末が存在する場合には、携帯端末ごとの電波強度を検出する。以下の説明において、電波検出部111が検出する電波強度を「被検出電波強度」という。
また、ステップS105において、電波検出部111は、被検出電波強度を記憶部113に順次記憶してもよい。電波検出部111が、記憶部113に被検出電波強度を記憶する方法については上述のとおりである。そして、制御処理はステップS106に移行する。
ステップS106において、制御部112は、被検出動作が、特定の動作に該当するか否かを判定する。なお、本実施形態の場合、特定の動作とは、第一記憶部113aに予め記憶された判定用動作情報である。
つまり、ステップS106において、制御部112は、被検出動作が判定用動作情報に含まれる動作に該当するか否かを判定する。
ステップS106において、被検出動作が特定の動作(記録された判定用動作情報に含まれる動作のいずれか)に該当する場合には(ステップS106において“YES”)、制御処理はステップS107に移行する。一方、ステップS106において、被検出動作が特定の動作に該当しない場合には(ステップS106において“NO”)、制御処理はステップS102に移行する。
ステップS107において、制御部112は、携帯端末の特定を行う。具体的には、まず、制御部112は、被検出電波強度の変化パターン(以下、「被検出パターン」という。)を、電波検出部111から取得する。車室内に複数の携帯端末が存在する場合には、制御部112は、携帯端末それぞれについての被検出パターンを、電波検出部111から取得する。
そして、制御部112は、取得した被検出パターンと、ステップS106において特定の動作に該当すると判定された被検出動作に対応する判定用パターンとのパターンマッチングを行い、相関係数を算出する。なお、判定用パターンは、第二記憶部113bに記憶されている。制御部112は、算出した相関係数と、被検出動作を行った搭乗者および相関係数が算出された携帯端末とを紐付けして(関連付けて)、記憶部113に記憶する。そして、制御処理はステップS102に移行する。
なお、制御部112は、被検出動作に応じて、電波検出部111に、電波強度の変化パターンを検出する期間(たとえば、図4〜7の所定期間T、T)を指示してもよい。ステップS107において、上記期間の終期が経過していない場合には、制御部112は、当該終期が経過するまで被検出電波強度の評価を行わずに待ってもよい。
以下、図4〜7を参照して、制御部112が、ステップS107において行う被検出電波強度の評価方法について説明する。
図4は、搭乗者が運転者1人であり、かつ、運転者が1台の携帯端末を所持している場合の、被検出電波強度Xを示している。
図4のTは、車両のドア(具体的には、運転席のドア)が解放された時点を示している。また、図4のTは、動作検出部110により「乗車する動作」が検出された時点を示している。さらに、図4のTは、車両が走行を開始した時点を示している。なお、後述する図5〜7のTも、車両が走行を開始した時点を示している。
制御部112は、「乗車する動作」が検出された図4のTにおいて、所定期間Tにおける電波強度の変化パターンXを検出するように電波検出部111に指示する。変化パターンXとは、被検出電波強度Xのうち図4の四角形αの内側部分のパターンである。その後、制御部112は、「乗車する動作」が検出された図4のTを基準とする所定期間Tにおいて、検出された変化パターンXと、図2Aに示す判定用パターンAとのパターンマッチングを行い、相関係数を算出する。
なお、上述の場合には、図4のTより前から電波強度の検出および記憶を開始しているため、所定期間Tの始期が、図4のTよりも前の時点に設定されている。所定期間Tの始期は、電波強度の検出および記憶を開始した時点に応じて適宜設定できる。また、検出された変化パターンXと図2Aに示す判定用パターンAとのパターンマッチングは、たとえば、変化パターンXにおける図4のTに相当する部分(検出側基準点ともいう。)と、図2Aの判定用パターンAにおけるBに相当する部分(パターン側基準点ともいう)とを一致させて行ってもよい。
また、図5は、搭乗者が運転者および一人の同乗者であり、かつ、それぞれが1台の携帯端末を所持している場合の、被検出電波強度X、Yを示している。
なお、図5の説明において、車室内に存在する2台の携帯端末は、説明の便宜上、第一携帯端末、第二携帯端末とよぶ。図5の実線Xは、第一携帯端末に関する電波強度の変化パターンである。一方、図5の実線Yは、第二携帯端末に関する電波強度の変化パターンである。
図5のTは、車両のドア(具体的には、運転席のドア)が解放された時点を示している。また、図5のTは、動作検出部110により、運転手の「乗車する動作」が検出された時点を示している。図5のTは、車両における同乗者のドア(たとえば、助手席のドア)が解放された時点を示している。さらに、図5のTは、同乗者の「乗車する動作」が検出された時点を示している。
制御部112は、運転者の「乗車する動作」が検出された図5のTにおいて、所定期間Tにおける電波強度の変化パターンX、Yを検出するように電波検出部111に指示する。変化パターンX、Yとは、被検出電波強度X、Yのうち図5の四角形αの内側部分のパターンである。なお、図5のTにおいて、車室内には、第二携帯端末は存在していない。ただし、第二携帯端末は、所定期間Tの終期よりも前の時点で車室内に存在している。このため、上述の処理において、制御部112は、変化パターンYに関する検出を省略するように電波検出部111に指示してもよい。
その後、制御部112は、運転者の「乗車する動作」が検出された図5のTを基準とする所定期間Tにおいて、検出された変化パターンX、Yと、図2Aに示す判定用パターンAとのパターンマッチングを行い、相関係数を算出する。この場合、変化パターンXの方が、変化パターンYよりも、判定用パターンAに類似している。したがって、電波強度の変化が変化パターンXを示した第一携帯端末の所有者が、運転者であると判定できる。
一方、同乗者については、制御部112は、同乗者の「乗車する動作」が検出された図5のTにおいて、所定期間Tにおける電波強度の変化パターンX、Yを検出するように電波検出部111に指示する。変化パターンX、Yとは、被検出電波強度X、Yのうち図5の四角形αの内側部分のパターンである。図5に示す状況では、図5のTよりも前の時点(たとえば、図5のT)から電波強度の記憶が開始されているため、所定期間Tの始期は、図5のTよりも前の時点に設定されている。
その後、制御部112は、同乗者の「乗車する動作」が検出された図5のTを基準とする所定期間Tにおいて、検出された変化パターンX、Yと、図2Aに示す判定用パターンAとの相関係数を算出する。この場合、変化パターンYの方が、変化パターンXよりも、判定用パターンAに類似している。したがって、電波強度の変化が変化パターンYを示した第二携帯端末の所有者が、同乗者であると判定できる。
また、図6は、搭乗者が運転者および一人の同乗者であり、かつ、同乗者のみが1台の携帯端末を所持している場合の、被検出電波強度Yを示している。
図6のTは、車両のドア(具体的には、運転席のドア)が解放された時点を示している。図6のTは、動作検出部110により、運転手の「乗車する動作」が検出された時点を示している。さらに、図6のTは、車両における同乗者のドア(たとえば、助手席のドア)が解放された時点を示している。図6のTは、同乗者の「乗車する動作」が検出された時点を示している。
運転手の「乗車する動作」が検出された図6のTの時点で、車室内には携帯端末が存在していない(携帯端末の電波を車室内で検出できない)。したがって、図6のTの時点では、制御処理が、ステップS104からステップS102に戻されるため、ステップS106の評価が実施されることはない。一方、同乗者については、制御部112は、上述の図5の場合と同様の処理を行う。
図7は、搭乗者が運転者および一人の同乗者であり、かつ、それぞれが1台の携帯端末を所持している場合の、被検出電波強度X、Yを示している。
なお、図7の説明において、車室内に存在する2台の携帯端末は、説明の便宜上、第一携帯端末、第二携帯端末とよぶ。図7の実線Xは、第一携帯端末に関する電波強度の変化パターンである。一方、図7の実線Yは、第二携帯端末に関する電波強度の変化パターンである。
図7のTは、運転席のドアおよび同乗者用のドア(たとえば助手席のドア)が解放された時点を示している。図7のTは、動作検出部110により、運転手の「乗車する動作」および同乗者の「乗車する動作」が検出された時点を示している。さらに、図7のTは、運転者の「携帯端末を置く動作」および同乗者の「携帯端末を操作する動作」が検出された時点を示している。
まず、制御部112は、図7のTを基準とする所定期間Tにおいて、所定期間Tに受信した電波の電波強度の変化パターンX、Yを検出するように電波検出部111に指示する。変化パターンX、Yとは、被検出電波強度X、Yのうち図7の四角形αの内側部分のパターンである。
その後、制御部112は、所定期間Tにおいて、検出された変化パターンX、Yと、図2Aに示す判定用パターンAとのパターンマッチングを行い、相関係数を算出する。なお、図7の場合、変化パターンXおよびYがともに判定用パターンAに類似しているため、この時点では、第一携帯端末および第二携帯端末の所有者の判定は難しい。
図7の所定期間Tにおいて、動作検出部110により検出された同乗者の「乗車する動作」に関しても上述の運転車の動作の場合と同様の処理を行う。同乗車の動作に対して行われる処理によっても、第一携帯端末および第二携帯端末の所有者の判定は難しい。なお、制御部112は、上述の処理によって第一携帯端末、第二携帯端末ごとに算出した相関係数を、記憶部113に記憶する。
次に、制御部112は、運転者の「携帯端末を置く動作」が検出された図7のTにおいて、所定期間Tの電波強度の変化パターンX、Yを検出するように電波検出部111に指示する。変化パターンX、Yとは、被検出電波強度X、Yのうち図7の四角形αの内側部分のパターンである。
その後、制御部112は、運転者の「携帯端末を置く動作」が検出された図7のTを基準とする所定期間Tにおいて、検出された変化パターンX、Yと、図2Dに示す判定用パターンAとのパターンマッチングを行い、相関係数を算出する。ここで算出される相関係数は、変化パターンXの方が、変化パターンYよりも大きくなる。そして、制御部112は、第一携帯端末、第二携帯端末ごとに算出した相関係数を、記憶部113に記憶する。
つぎに、制御部112は、同乗者の「携帯端末を操作する動作」が検出された図7のTにおいて、所定期間Tの電波強度の変化パターンX、Yを検出するように電波検出部111に指示する。
その後、制御部112は、同乗者の「携帯端末を操作する動作」が検出された図7のTを基準とする所定期間Tにおいて、検出された変化パターンX、Yと、図2Cに示す判定用パターンAとのパターンマッチングを行い、相関係数を算出する。ここで算出される相関係数は、変化パターンYの方が、変化パターンXよりも大きくなる。そして、制御部112は、第一携帯端末、第二携帯端末ごとに算出した相関係数を、記憶部113に記憶する。
以上のように、図7に示す被検出電波強度の一例の場合、運転者および同乗者が1回目に行った動作(運転手の「乗車する動作」および同乗者の「乗車する動作」)に関して算出された相関係数からは、運転者および同乗者が所有する携帯端末を特定できない。ただし、運転者および同乗者が2回目に行った動作(運転者の「携帯端末を置く動作」および同乗者の「携帯端末を操作する動作」)に関して算出された相関係数から、運転者および同乗者が所有する携帯端末を特定できる。
図3に示すフローチャートのステップS102において、車両が、停車状態ではない場合(つまり、走行中の場合)には(ステップS102において“NO”)、制御処理はステップS108に移行する。
ステップS108において、制御部112は、車室内の搭乗者と、車室内の携帯端末との割り付けを行う。具体的には、制御部112は、上述のステップS107において算出した相関係数に基づいて、車室内の搭乗者のそれぞれに、当該各搭乗者が行った動作と最も相関関係があった(つまり、相関係数が大きい)携帯端末を割り付ける。
なお、車室内の搭乗者と、車室内の携帯端末との割り付け処理は、たとえば、ステップS107で被検出電波強度の評価を行うたびに実施してもよい。
なお、動作検出部110により複数の動作が検出された搭乗者の場合には、複数の動作ごとの相関係数が携帯端末ごとに算出されている。この場合には、ステップS107において、複数の相関係数を携帯端末ごとに総合的に判断して、上記搭乗者に携帯端末を割り付ける。
ステップS109において、制御部112は、ステップS108で搭乗者に割り付けられた携帯端末の中から運転者の携帯端末を検出する。そして、制御処理はステップS110に移行する。
ステップS110において、制御部112は、ステップS109において検出された運転者の携帯端末と、車両の車載装置とを無線接続するように接続装置12を制御する。これにより運転者は、自身の携帯端末を介して、たとえば車載装置をハンズフリーで操作可能となる。そして、携帯端末判定処理は終了する。
なお、図3に示すフローチャートにおいて、車両が停車状態であるか否かを判定するステップS102の処理は、省略されてもよい。この場合、ステップS108〜S110の処理は、ステップS107の携帯端末の特定が完了後に実施される。
[1.5 本実施形態の作用・効果について]
以上のような本実施形態の場合、携帯端末の所有者を特定できる。すなわち、本実施形態にかかる携帯端末判定装置11は、動作検出部110により検出された動作と、電波検出部111により検出された電波強度とに基づいて、搭乗者が所有する携帯端末を判定している。このため、搭乗者および携帯端末の車室内での位置にかかわらず搭乗者が所有する携帯端末を特定できる。
また、本実施形態の場合、車室内における携帯端末の電波強度を検出して上述の判定を行うため、携帯端末が鞄の中に入っているような状態(つまり、カメラなどで確認できないような状態)であっても、搭乗者が所有する携帯端末を特定できる。
[1.6 付記]
以上、本開示に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した情報取得装置10および携帯端末判定装置11などの各装置の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図8は、各装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータ1100は、キーボードやマウス、タッチパッドなどの入力装置1101、ディスプレイやスピーカーなどの出力装置1102、CPU(Central Processing Unit)1103、ROM(Read Only Memory)1104、RAM(Random Access Memory)1105、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置1106、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1107、ネットワークを介して通信を行うネットワークカード1108を備え、各部はバス1109により接続される。
そして、読取装置1107は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1106に記憶させる。あるいは、ネットワークカード1108が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1106に記憶させる。
そして、CPU1103が、記憶装置1106に記憶されたプログラムをRAM1105にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM1105から順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
[2. 本開示のまとめ]
本開示の技術的範囲には、上述の実施形態だけでなく、以下の各態様なども含まれる。
[第1態様]
車室内の搭乗者の動作に関する情報を搭乗者情報として取得する取得部と、上記搭乗者情報に基づいて検出された動作と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する判定部と、上記判定の結果に基づいて、上記携帯端末と車載装置とを接続する接続部と、を備える携帯端末接続システム。
[第2態様]
上記判定部は、上記電波の強度が上記検出された動作に対応して変化した場合に、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であると判定する、上記第1態様に係る携帯端末接続システム。
[第3態様]
上記搭乗者が上記車室内で行う動作に関する情報を判定用動作情報として予め記憶する第一記憶部を、さらに備え、上記判定部は、上記検出された動作が上記判定用動作情報に含まれる動作に該当する場合のみ、上記携帯端末の所有者を特定するための判定を行う、上記第1態様または第2態様に係る携帯端末接続システム。
[第4態様]
上記判定用動作情報に含まれる動作に対応する電波の強度の変化パターンを判定用パターンとして予め記憶する第二記憶部を、さらに備え、上記判定部は、上記検出された電波の強度の変化パターンと、上記検出された動作に対応する上記判定用パターンとのパターンマッチングの結果に基づいて、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する、上記第3態様に係る携帯端末接続システム。
[第5態様]
上記判定部は、上記車室内に複数の携帯端末が存在する場合に、上記複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度を検出し、上記複数の携帯端末のうち、上記検出された複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度の変化パターンと、上記検出された動作に対応する判定用パターンとの相関が最も大きい携帯端末を検出し、当該検出された携帯端末の所有者が、当該相関が最も大きい判定用パターンに対応する動作を行った搭乗者であると判定する、上記第4態様に係る携帯端末接続システム。
[第6態様]
車室内における搭乗者の動作を検出する動作検出部と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出する電波検出部と、上記検出された動作と上記検出された電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する制御部と、を備える携帯端末判定装置。
[第7態様]
上記制御部は、上記検出された電波の強度が上記検出された動作に対応して変化した場合に、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であると判定する、上記第6態様に係る携帯端末判定装置。
[第8態様]
上記搭乗者が上記車室内で行う動作に関する情報を判定用動作情報として予め記憶する第一記憶部を、さらに備え、上記制御部は、上記検出された動作が上記判定用動作情報に含まれる動作に該当する場合のみ、上記携帯端末の所有者を特定するための判定を行う、上記第6態様または第7態様に係る携帯端末判定装置。
[第9態様]
上記判定用動作に対応する電波の強度の変化パターンを判定用パターンとして予め記憶する第二記憶部を、さらに備え、上記制御部は、上記検出された電波の強度の変化パターンと、上記検出された動作に対応する上記判定用パターンとのパターンマッチングの結果に基づいて、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する、上記第8態様に係る携帯端末判定装置。
[第10態様]
上記電波検出部は、上記車室内に複数の携帯端末が存在する場合に、上記複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度を検出し、上記制御部は、上記複数の携帯端末のうち、上記検出された複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度の変化パターンと、上記検出された動作に対応する判定用パターンとの相関が最も大きい携帯端末を検出し、当該検出された携帯端末の所有者が、当該相関が最も大きい判定用パターンに対応する動作を行った搭乗者であると判定する、上記第9態様に係る携帯端末判定装置。
[第11態様]
携帯端末判定装置が実施する携帯端末判定方法であって、車室内における搭乗者の動作を検出し、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出し、上記検出された動作と上記検出された電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する、携帯端末判定方法。
[第12態様]
コンピュータに、車室内における搭乗者の動作を検出する処理と、上記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出する処理と、上記検出された動作と上記検出された電波の強度とに基づいて、上記携帯端末の所有者が、上記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する処理と、を実行させる、携帯端末判定プログラム。
本開示は、乗用車に限らず、その他の各種車両に搭載できる。
1 携帯端末接続システム
10 情報取得装置
11 携帯端末判定装置
110 動作検出部
111 電波検出部
112 制御部
113 記憶部
113a 第一記憶部
113b 第二記憶部
12 接続装置

Claims (12)

  1. 車室内の搭乗者の動作に関する情報を搭乗者情報として取得する取得部と、
    前記搭乗者情報に基づいて検出された動作と、前記車室内において携帯端末が放射する電波の強度とに基づいて、前記携帯端末の所有者が、前記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定の結果に基づいて、前記携帯端末と車載装置とを接続する接続部と、
    を備える携帯端末接続システム。
  2. 前記判定部は、前記電波の強度が前記検出された動作に対応して変化した場合に、前記携帯端末の所有者が、前記検出された動作を行った搭乗者であると判定する、
    請求項1に記載の携帯端末接続システム。
  3. 前記搭乗者が前記車室内で行う動作に関する情報を判定用動作情報として予め記憶する第一記憶部を、さらに備え、
    前記判定部は、前記検出された動作が前記判定用動作情報に含まれる動作に該当する場合のみ、前記携帯端末の所有者を特定するための判定を行う、
    請求項1または2に記載の携帯端末接続システム。
  4. 前記判定用動作情報に含まれる動作に対応する電波の強度の変化パターンを判定用パターンとして予め記憶する第二記憶部を、さらに備え、
    前記判定部は、前記検出された電波の強度の変化パターンと、前記検出された動作に対応する前記判定用パターンとのパターンマッチングの結果に基づいて、前記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する、
    請求項3に記載の携帯端末接続システム。
  5. 前記判定部は、前記車室内に複数の携帯端末が存在する場合に、前記複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度を検出し、前記複数の携帯端末のうち、前記検出された複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度の変化パターンと、前記検出された動作に対応する判定用パターンとの相関が最も大きい携帯端末を検出し、当該検出された携帯端末の所有者が、当該相関が最も大きい判定用パターンに対応する動作を行った搭乗者であると判定する、
    請求項4に記載の携帯端末接続システム。
  6. 車室内における搭乗者の動作を検出する動作検出部と、
    前記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出する電波検出部と、
    前記検出された動作と前記検出された電波の強度とに基づいて、前記携帯端末の所有者が、前記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する制御部と、
    を備える携帯端末判定装置。
  7. 前記制御部は、前記検出された電波の強度が前記検出された動作に対応して変化した場合に、前記携帯端末の所有者が、前記検出された動作を行った搭乗者であると判定する、
    請求項6に記載の携帯端末判定装置。
  8. 前記搭乗者が前記車室内で行う動作に関する情報を判定用動作情報として予め記憶する第一記憶部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記検出された動作が前記判定用動作情報に含まれる動作に該当する場合のみ、前記携帯端末の所有者を特定するための判定を行う、
    請求項6または7に記載の携帯端末判定装置。
  9. 前記判定用動作に対応する電波の強度の変化パターンを判定用パターンとして予め記憶する第二記憶部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記検出された電波の強度の変化パターンと、前記検出された動作に対応する前記判定用パターンとのパターンマッチングの結果に基づいて、前記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する、
    請求項8に記載の携帯端末判定装置。
  10. 前記電波検出部は、前記車室内に複数の携帯端末が存在する場合に、前記複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度を検出し、
    前記制御部は、前記複数の携帯端末のうち、前記検出された複数の携帯端末のそれぞれにおける電波の強度の変化パターンと、前記検出された動作に対応する判定用パターンとの相関が最も大きい携帯端末を検出し、当該検出された携帯端末の所有者が、当該相関が最も大きい判定用パターンに対応する動作を行った搭乗者であると判定する、
    請求項9に記載の携帯端末判定装置。
  11. 携帯端末判定装置が実施する携帯端末判定方法であって、
    車室内における搭乗者の動作を検出し、
    前記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出し、
    前記検出された動作と前記検出された電波の強度とに基づいて、前記携帯端末の所有者が、前記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する、
    携帯端末判定方法。
  12. コンピュータに、
    車室内における搭乗者の動作を検出する処理と、
    前記車室内において携帯端末が放射する電波の強度を検出する処理と、
    前記検出された動作と前記検出された電波の強度とに基づいて、前記携帯端末の所有者が、前記検出された動作を行った搭乗者であるか否かを判定する処理と、を実行させる、
    携帯端末判定プログラム。
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