JP2018192010A - テープ型おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】テープ型おむつの装着性を高める。【解決手段】テープ型おむつ1には、吸収体10の内蔵された股下部1Bに対して前身頃1Aと後身頃1Cとが長手方向に並んで配置される。このテープ型おむつ1は、後身頃1Cで長手方向に直交する幅方向に延設された止着テープ4と、止着テープ4が止め着けられるフロントパッチ3の少なくとも一部を外部に露出させた状態をなし、長手方向に畳まれた第一状態と長手方向に展開された第二状態とが切替自在に設けられた前身頃1Aの延縮構造部2とを備える。【選択図】図2

Description

本件は、テープ型のおむつに関する。
従来、前身頃と後身頃とが分離して設けられたテープ型おむつが知られている。テープ型おむつは、着用者への装着時に、前身頃のフロントパッチに対して後身頃の止着テープが止め着けられる。
さらに、仰臥位の着用者に対しては、テープ型おむつを下記の手順1〜3で装着することが知られている。
手順1:着用者の背部と寝床との間におむつの後身頃を挟んで配置する
手順2:後身頃を挟んだまま前身頃を着用者の腹部に回し込んで配置する
手順3:腹部に回し込まれた前身頃のフロントパッチに止着テープを止め着ける
しかしながら、上記の手順1において挟み込まれる後身頃の配置が適切でなければ、上記の手順2で回し込まれる前身頃の配置も不適切となる。たとえば、適切な位置よりも着用者の頭部側に後身頃が配置された際には、前身頃が股下側に配置される。このように前下がりの状態で装着されたテープ型おむつは、止着テープがフロントパッチに届かなければ、着用者に装着することができない。
このような装着性の低下に関し、折り畳み構造によって止着テープの延出寸法が調節可能なテープ型おむつが提案されている(特許文献1)。
特開2004-321269号公報
しかしながら、上記したような折り畳まれた止着テープを展開すれば、折り畳まれた止着テープでは装着できなかった前下がり状態のテープ型おむつを着用者に装着させることが可能となるものの、テープ型おむつの前下がり状態は解消されない。このような装着状態のテープ型おむつは、着用者の腹部に対向する領域が不足し、腹側からの尿漏れを招くおそれがある。
このように、テープ型おむつの装着状態によっては機能性を損なうおそれがあることから、テープ型おむつの装着性を高めるうえで改善の余地がある。
本件は、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、テープ型おむつの装着性を高めることを目的の一つとする。
ここで開示するテープ型おむつには、吸収体の内蔵された股下部に対して前身頃と後身頃とが長手方向に並んで配置されている。
本テープ型おむつは、前記後身頃で前記長手方向に直交する幅方向に延設された止着テープと、前記止着テープが止め着けられるフロントパッチの少なくとも一部を外部に露出させた状態をなし、前記長手方向に畳まれた第一状態と前記長手方向に展開された第二状態とが切替自在に設けられた前記前身頃の延縮構造部とを備える。
なお、上記のテープ型おむつは介護に用いて好適である。
本件によれば、テープ型おむつの装着性を高めることができる。
テープ型おむつの分解斜視図である。 テープ型おむつを非肌面側から視た平面図である。 テープ型おむつの延縮構造部を説明する斜視図であり、折畳状態(第一状態)を実線で示し、展開状態(第二状態)を仮想線(二点鎖線)で示す。 テープ型おむつの延縮構造部を示す要部断面図である。なお、図4は、積層状態を見やすくするために、厚み(図中の左右方向寸法)を誇張して示す。 状態保持構造を説明する要部拡大図である。 延縮構造部の変形例を説明する模式図であり、(A)に図4に対応する断面を示し、(B)に第一変形例を示し、(C)に第二変形例を示す。
本件を実施するための形態を述べる。下記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせることもできる。
実施形態で説明するテープ型おむつは、着用者に装着され、***物の水分を吸収して保持するおむつの一種である。テープ型おむつは、着用者の腰回りが周状に連続して構成されたパンツ型おむつとは異なり、腰回りの前後に分離した前身頃および後身頃をもつ。このテープ型おむつは、乳幼児のほか、成人の要介護者といったさまざまな着用者に装着される。
以下の説明では、テープ型おむつとして、仰臥位の着用者に対して装着される介護用の紙おむつ(いわゆる「使い捨ておむつ」)を例示する。
また、本実施形態では、説明に用いる方向を下記のように定義する。
紙おむつについて、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面(外面)側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
[I.一実施形態]
[1.構成]
図1〜図4に示す紙おむつ1は、長手方向寸法を調節する延縮構造部2をもつ。
以下、延縮構造部2が設けられる紙おむつ1の前提となる基本的な構成を述べる。その後に、延縮構造部2に関する紙おむつ1の詳細な構成を述べる。
[1−1.基本構成]
まず、図1および図2を参照して、紙おむつ1の基本構成を説明する。
ここでは、幅方向の中心線Cを基準として対称に紙おむつ1が形成されている。なお、各部材における幅方向の中心線について、図1では、符号「C」に各部材を示す符号を下付きで表記している。
紙おむつ1は、長手方向に沿って前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cの三つの領域に大別される。
この紙おむつ1には、後身頃1Cで幅方向に延出する止着テープ4が設けられ、前身頃1Aの最も非肌面側にフロントパッチ3が設けられている。ここでは、通気性のフロントパッチ3が用いられている。止着テープ4がフロントパッチ3に止め着けられることで、紙おむつ1が着用者に装着される。
〈吸収体〉
紙おむつ1には、前身頃1A、股下部1Bおよび後身頃1Cに亘って長手方向に延びる吸収体10(図2では太破線で示す)が内蔵されている。この吸収体10は、股下部1Bにおいて長手方向全域に配置され、前身頃1Aおよび後身頃1Cにおいて長手方向端部を除く大部分に配置される。
吸収体10は、水分を吸収して保持するマット状の部材である。この吸収体10では、粉砕あるいは解繊されたパルプ(いわゆる「フラッフパルプ」)に高吸水性樹脂(「SAP〈Super Absorbent Polymer〉」とも称される)の混合したマットが親水性の不織布やティシュなどのコアラップシートで被包(ラップ)されている。
〈シート〉
上記した吸収体10に対して肌面側および非肌面側には、図1に示すように、以下に述べる種々のシート11,12,13,14が設けられている。
吸収体10に対して、肌面側にはセンターシート11が積層され、非肌面側にはバックシート12が積層される。これらのシート11,12の幅方向側方には、サイドシート13が配置される。このサイドシート13は、センターシート11の幅方向側部において肌面側に積層される。このバックシート12の非肌面側には、カバーシート14が積層される。
センターシート11は、水分を透過させて吸収体10に吸収させるため、透水性をもつ。ここでは、装着状態での蒸れを抑えるため、通気性を併せもつセンターシート11が用いられる。
また、センターシート11は、紙おむつ1において最も肌面側に配置される(このことから「トップシート」とも称される)。このセンターシート11は、吸収体10よりも幅方向寸法が大きく、肌面側から吸収体10を被覆する。
バックシート12は、吸収体10からの液漏れを防ぐため、非透水性をもつ。ここでは、装着状態での蒸れを抑えるため、透湿性を併せもつバックシート12が用いられる。このようなバックシート12としては、透湿性ポリエチレン(PE〈Poly-Ethylene〉)フィルムを用いることができる。ただし、ポリプロピレン(PP〈Poly-Propylene〉)フィルムをバックシート12に用いてもよい。
サイドシート13は、幅方向側方への液漏れを防ぐため、非透水性をもつ。このサイドシート13の一部は、紙おむつ1において最も肌面側に配置される(このことからセンターシート11と同様に「トップシート」とも称される)。
カバーシート14は、上記した吸収体10およびシート11,12,13を非肌面側から被覆する。このカバーシート14は、バックシート12を補強するとともに触感(たとえば手触り)を向上させるために設けられ、バックシート12を非肌面側から被覆する。
なお、カバーシート14は、単層構造に限らず、インナカバーシートおよびアウターカバーシートを有する多層構造であってもよい。
上記したサイドシート13およびカバーシート14としては、スパンボンド不織布を用いることができる。
〈ファスニング機構〉
カバーシート14の非肌面側のうち前身頃1Aの部位には、フロントパッチ3が貼着されている。このフロントパッチ3は、止着テープ4とともにファスニング機構を構成するものである。この止着テープ4は、カバーシート14の後身頃1Cに対して非肌面側の幅方向両端部のそれぞれに設けられる。また、止着テープ4は、後身頃1Cの両縁部のそれぞれで幅方向外側に延設される。
図1および図2では、後身頃1Cの幅方向両側に二つずつ設けられた止着テープ4を例示する。ただし、少なくとも幅方向両側に一つずつの止着テープ4が設けられていればよい。
本実施形態では、止着テープ4とフロントパッチ3とを結合するファスニング機構として、フック材(雄部材)とループ材(雌部材)とによって機械的に結合する面状ファスナーが用いられる。
面状ファスナーは、表面に多数の突起(たとえば鉤状やきのこ状など)が形成されたフック材と、表面にループ状の繊維が配置されたループ材との組み合わせにより構成される。すなわち、止着テープ4およびフロントパッチ3のうちの何れか一方にフック材が設けられ、他方にループ材が設けられる。面状ファスナーを用いることで、フック材およびループ材を剥離可能な状態としつつ強固に結合させることができ、繰り返しの使用も可能となる。
ただし、粘着剤や粘着テープなどをファスニング機構に用いてもよい。
〈ギャザー〉
そのほか、紙おむつ1には、幅方向側方への***物の漏出を防ぐための立体ギャザー9Aや着用者の脚部への追従性を向上させるためのレッグギャザー9Bといったギャザー9が配備されている。立体ギャザー9Aは、吸収体10に対して肌面側の各側縁に沿って立設され、レッグギャザー9Bは、股下部1Bの幅方向端部に延設されている。これらのギャザー9A,9Bでは、糸ゴム、天然ゴムあるいは伸縮フィルムといった弾性部材によってサイドシート13やカバーシート14などが皺寄せられる。
[1−2.詳細構成]
次に、図1〜図4参照して、紙おむつ1の延縮構造部2に関する構成を詳述する。
延縮構造部2は、紙おむつ1の前身頃1Aに設けられている。
具体的には、前身頃1Aのうち長手方向端部側の一部に延縮構造部2が配置される。この延縮構造部2には、図1および図2に示すように、前身頃1Aで積層されるシート類3,10,11,12,13,14のうち長手方向端部側の一部が含まれる。なお、延縮構造部2に含まれる各部位について、図1では、延縮構造部を示す符号「2」にシート類3,10,11,12,13,14のそれぞれ示す符号を下付きで表記して示す。
延縮構造部2は、長手方向に畳まれた折畳状態(第一状態)と、長手方向に展開された展開状態(第二状態)とが切替自在に設けられている。
この延縮構造部2には、幅方向に沿う折畳線Lが設けられている。
折畳線Lで折り畳まれた延縮構造部2は、図3に実線で示すように、前身頃1Aの一部が重ね合わせられた折畳状態をなす。具体的には、折畳線Lで着用者とは反対側に折り畳まれ、着用者とは反対側に前身頃1Aの一部が重ね合わせられる。
上記した折畳状態の折り畳みを展開した展開状態では、図2の実線や図3の二点鎖線に示すように、前身頃1Aは重ね合わせられず、折畳状態と比較して長手方向寸法が延長された状態をなす。
すなわち、延縮構造部2は、折畳線Lで折り畳まれていない展開状態では長手方向寸法が延長される。反対に、折畳線Lで折り畳まれた折畳状態では長手方向寸法が短縮される。これらの展開状態および折畳状態は、折畳線Lにおける折り畳みの有無によって、自在に切り替えられる。
ここでは、延縮構造部2に偶数の折畳線Lが設けられる。具体的には、股下部1Bから前身頃1Aの長手方向端部に向けて、第一折畳線L1,第二折畳線L2,第三折畳線L3,第四折畳線L4の四本がこの順に並んで設けられている。
そのため、延縮構造部2の領域R(重合部)は、図2に示すように、折畳線L1,L2,L3,L4で五つの領域R1,R2,R3,R,R5に大別される。
具体的に言えば、領域Rは、第一折畳線L1よりも股下部1B側の第一領域R1と、第一折畳線L1と第二折畳線L2とで長手方向に挟まれる第二領域R2とに区画される。また、第二折畳線L2と第三折畳線L3とで長手方向に挟まれる第三領域R3に区画される。同様に、第三折畳線L1と第四折畳線L4とで長手方向に挟まれる第四領域R4と、第四折畳線L4よりも長手方向端部側の第五領域R5とに区画される。
さらに、第一領域R1,第二領域R2,第三領域R3および第四領域R4の長手方向寸法は、互いに等しくまたは略等しく設定されている。一方、第五領域R5の長手方向寸法は、他の四領域R1,R2,R3,R4の長手方向寸法よりも長く設定されている。
また、各折畳線L1,L2,L3,L4上には、実際の線が印刷(表示)されている。そのうえ、折畳線L1,L2,L3,L4のそれぞれには、対応する序数(たとえば第一折畳線L1では「1」)を示す表示が付されている。具体的には、各折畳線L1,L2,L3,L4に対応する序数を丸で囲んだ表示が、折畳線L1,L2,L3,L4上に印刷されている(図1では図示省略)。ここでは、折畳線L1,L2,L3,L4に対応する序数を丸で囲んだ表示が折畳線L1,L2,L3,L4のそれぞれに複数(ここでは二つ)印刷され、これらの表示が互いに異なる向き(ここでは前身頃1A側が上となる向きの表示とその反対向きの表示)に配置されている。
これらの折畳線L1,L2,L3,L4は何れも、平面視でフロントパッチ3およびシート11,12,13,14と重複して配置される。
一方、吸収体10に対しては、第一折畳線L1および第二折畳線L2は平面視で重複するものの、第三折畳線L3および第四折畳線L4は平面視で重複していない。言い換えれば、吸収体10は、第一折畳線L1および第二折畳線L2が配置される位置までは股下部1Bから長手方向に延びて設けられるものの、第三折畳線L3および第四折畳線L4が配置される位置までは延びて設けられてはいない。すなわち、延縮構造部2に吸収体10の一部が含まれる。
延縮構造部2が折畳状態の場合には、図4に示すように、第一折畳線L1で前身頃1Aが股下部1B側に折り返され、第二折畳線L2で前身頃1Aが股下部1Bとは反対側に折り返される。同様に、第三折畳線L3で前身頃1Aが股下部1B側に折り返され、第四折畳線L4で前身頃1Aが股下部1Bとは反対側に折り返される。
第一折畳線L1での折り返しによって、第一領域R1と第二領域R2とが重ね合わせられ、第一領域R1のフロントパッチ3と第二領域R2のフロントパッチ3とが対面した状態となる。同様に、第三折畳線L3の折り返しによって、重ね合わせられた第三領域R3および第四領域R4のフロントパッチ3どうしが対面する。
敷衍して言えば、奇数回目(奇数本目)の折畳線L1,L3での折り返しによってフロントパッチ3どうしが対面した状態となる。
一方、第二折畳線L2での折り返しによっては、第二領域R2と第三領域R3とは重ね合わせられるものの、第二領域R2のフロントパッチ3が肌面を向くのに対して第三領域R3のフロントパッチ3が非肌面を向く。
また、第四折畳線L4の折り返しによって、第四領域R4と第五領域R5とが重ね合わせられものの、対応するフロントパッチ3どうしが反対を向く。さらに、第五領域R5のフロントパッチ3は、外部に露出した状態に折り返される。
敷衍して言えば、偶数回目(偶数本目)の折畳線L2,L4での折り返しによって、フロントパッチ3どうしが反対向きの状態となり、偶数本の折畳線L1,L2,L3,L4のうち最後に折り返される折畳線L4での折り返しによってフロントパッチ3が外部に露出した状態となる。
このように折り返された折畳状態におけるフロントパッチ3の配向から、第一折畳線L1および第三折畳線L3は、フロントパッチ3どうしを対面させて折り返す対面折畳線とも言える。また、第四折畳線L4は、フロントパッチ3を外部に露出させて折り返す露出折畳線とも言える。
折畳線L1,L2,L3,L4で折り返された延縮構造部2は、前身頃1Aの領域R1,R2,R3,R4,R5が蛇腹状に重ね合わせられた折畳状態では、第五領域R5が他の四領域R1,R2,R3,R4よりも長手方向寸法が長いことから、第五領域R5の長手方向端部およびその周辺部位が突出した状態となる。
延縮構造部2が折畳状態をなすときに、第五領域R5で外部に露出した状態に折り返されたフロントパッチ3に止着テープ4が止め着けられると、他の領域R2,R3,R4,R5が肌面側に押圧され、領域R1,R2,R3,R4,R5の相対的に位置ズレが抑えられる。
本延縮構造部2には、これらの領域R1,R2,R3,R4,R5の相対的な位置ズレを確実に抑える観点から、次に説明する状態保持構造5が設けられている。
〈状態保持構造〉
以下、図5を参照して、状態保持構造5の一例を説明する。
状態保持構造5は、延縮構造部2の折畳状態を保持する構造である。
この状態保持構造5は、折畳状態で対面するフロントパッチ3どうしを互いに止め着ける構造が用いられている。具体的には、フロントパッチ3においてフック材の敷設された領域(以下「フック領域」という)6とループ材の敷設された領域(以下「ループ領域」という)7との双方が設定され、これらの領域6,7が長手方向に傾斜して交互に並んで配置される。
幅方向に並ぶ領域6,7は、領域Rのフック領域6とループ領域7とを対面させて互いに止め着けられるように配向される。
たとえば、領域R1,R2,R3,R4,R5の長手方向寸法が等しく設定され、領域6,7の各幅方向寸法が等しく設定される。
上記のように寸法が設定された延縮構造部2では、対面するフロントパッチ3どうしの止め着け面積を確保する観点から、不等式I「arctan(W2/W1)≦θ」を満たすように各パラメータを設定することが好ましい。
なお、不等式Iのパラメータ「W1」が領域R1,R2,R3,R4,R5の長手方向寸法であり、パラメータ「W2」が領域6,7の幅方向寸法であり、パラメータ「θ」が長手方向に対して領域6,7が傾斜する角度である。
上記した不等式Iを満たすようにパラメータ「W1」,「W2」,「θ」が設定されると、幅方向の全域でフック材とループ材とが互いに止め着けられる。逆に言えば、長手方向の全域においてフック材またはループ材どうしが対面する幅方向領域が形成されず、フック材およびループ材による止め着け面積が確保される。
この場合には、止着テープ4におけるフック材またはループ材の幅方向寸法を上記した領域6,7の幅方向寸法W2よりも大きく設定することが好ましい。フロントパッチ3および止着テープ4のフック材およびループ材の幅方向寸法を相違させることで、紙おむつ1の装着時に止着テープ4のフック材およびループ材の一方とフロントパッチ3のフック材およびループ材の他方との少なくとも一部を対面させることができる。そのため、任意の幅方向位置で止着テープ4をフロントパッチ3に止め着けることができる。
[2.作用および効果]
本実施形態の紙おむつ1は、上述したように構成されるため、以下のような作用および効果を得ることができる。
(1)紙おむつ1の前身頃1Aに設けられた延縮構造部2によれば、折畳状態と展開状態とを切り替えることにより、前身頃1Aの長手方向を延び縮みさせることができる。よって、紙おむつ1の装着性を高めることができる。
たとえば、適切な位置よりも着用者の頭部側に後身頃1Cが配置された紙おむつ1は、延縮構造部2が折畳状態であれば、前下がりの装着状態となる。このような装着状態では、着用者の腹部に対向する前身頃1Aの領域が不足し、腹側からの尿漏れを招くおそれがある。あるいは、フロントパッチ3が着用者の股下側に配置されるため、止着テープ4がフロントパッチ3に届かなければ、紙おむつ1を着用者に装着させることができない。
これに対して、延縮構造部2を折畳状態から展開状態に切り替えることで、前身頃1Aの長手方向寸法を着用者の頭部側に延長することができる。したがって、紙おむつ1の装着状態を前下がり状態から適切な状態に変化させることができる。延いては、腹側からの尿漏れを抑えることができ、着用者に対して紙おむつ1を確実に装着させることができる。このような紙おむつ1は、介護に用いる場合に好適である。
紙おむつ1を着用する要介護者が成人(大人)の場合には、乳児や幼児と比べて身体が大きく体重が重いことから、紙おむつ1の装着作業や取替作業はもちろん、付け直しなどの作業にかかる介護者の負担が大きい。
これに対して、前下がりの状態で折畳状態の紙おむつ1が要介護者に装着されたとしても、延縮構造部2を展開状態にすることで、紙おむつ1を適正な装着状態に変化させることができる。そのため、紙おむつ1の付け直し作業にかかる介護者の負担を抑えることができる。
また、仰臥位の要介護者に紙おむつ1を装着する場合には、着用者の背部と寝床との間で紙おむつ1の後身頃1Cが要介護者のやや頭部側に配置されたとしても、延縮構造部2を展開状態にすることで、紙おむつ1を適正な装着状態に変化させることができる。そのため、着用者の背部と寝床との間に配置する紙おむつ1の位置が従来の適正位置からずれたとしても、適正な状態で紙おむつ1を要介護者に装着させることができる。言い換えれば、紙おむつ1を適正な状態で装着するために、着用者の背部と寝床との間に配置すべき紙おむつ1の位置に幅をもたせることができる。
このように、延縮構造部2によって折畳状態と展開状態とが切り替え可能なため、要介護者に紙おむつ1を適正な状態で装着させることで腹側からの尿漏れを抑えることでき、延縮構造部2によって介護者の負担も抑えることができる。
(2)上述した延縮構造部2には、幅方向に沿う折畳線Lが設けられることから、前身頃1Aを折畳線Lで折り畳む(重ね合わせる)という簡便な手法で、延縮構造部2を折畳状態にすることができる。また、折畳状態の折り畳みを展開するという簡便な手法で、延縮構造部2を展開状態にすることができる。
ここでは、各折畳線L1,L2,L3,L4上には実際の線や序数が印刷(表示)されていることから、延縮構造部2の折畳位置を目視で認識させることができ、延縮構造部2の延縮作業性を向上させることができる。たとえば、折畳状態の延縮構造部2が意図せず展開された際であっても、各折畳線L1,L2,L3,L4上の実際の線によって容易に折り畳み直すことができる。
また、折畳線L1,L2,L3,L4に対応する序数表示が複数であることから、延縮構造部2の作業者に対して序数表示を確実に視認させることができる。
ところで、介護者は、紙おむつ1の装着時あるいは取替時の要介護者に対してさまざまな姿勢をとりうる。そのため、折畳線に対応する序数表示が一方向を向いている場合(たとえば前身頃側が上を向く表示のみの場合)には、他方向が上を向く姿勢の要介護者にとっては序数表示を認識しにくいおそれがある。これに対し、複数の序数表示が異なる向きに配置されることから、紙おむつ1に対して種々の姿勢をなしうる介護者をはじめとした延縮構造部2の作業者に対して、序数表示を確実に認識させることができる。これにより、延縮構造部2の延縮作業性を高めることもできる。
(3)さらに、折畳線Lには、フロントパッチ3どうしを対面させて折り返す第一折畳線L1および第三折畳線L3が設けられることから、延縮構造部2において長手方向に延長可能な寸法を確保することができる。
また、フロントパッチ3を外部に露出させて折り返す第四折畳線L4が設けられることから、折畳状態の延縮構造部2においてフロントパッチ3を外部に露出させた状態とすることができる。そのため、折畳状態の延縮構造部2に止着テープ4を止め着けることができる。よって、適切な装着状態における紙おむつ1の装着性を確保することができる。
延縮構造部2が折畳状態のときには第五領域R5の長手方向端部およびその周辺部位が突出した状態であり、この突出した部分は、延縮構造部2を折畳状態から展開状態へ変化させる作業時につまみ(把持部)として機能する。このつまみを作業者がつまんで引っ張ることで、延縮構造部2を展開状態へ容易に変化させることができる。
(4)また、吸収体10の一部が延縮構造部2に含まれることから、折畳状態から展開された領域に吸収体10の一部を配することができる。そのため、腹側から尿漏れを確実に抑えることができる。
(5)そのうえ、延縮構造部2には、折畳状態を保持する状態保持構造5が設けられることから、延縮構造部2の折畳状態を確実に保持することができる。この点からも、紙おむつ1の装着性を向上させることができる。
この状態保持構造5は、フロントパッチ3に用いるフック材およびループ材の敷設領域を設定して構成することにより、フロントパッチ3のファスニング機構を利用した簡素な構成とすることができる。
[II.その他]
最後に、本実施形態のその他の変形例について述べる。
たとえば、折畳状態の延縮構造部2は、上述した領域Rのように長手方向の一領域で重ね合わせられるものに限らず、複数の領域で重ね合わせられてもよい。すなわち、延縮構造部2において長手方向の位置が相違する箇所に重合部が設けられてもよい。また、折畳状態をなす延縮構造部2の折り畳み形態には、さまざまな形態を用いることができる。
以下、複数の重合部と種々の折り畳み形態とについて、図6の模式図を参照して説明する。
図6(A)には、参考までに、上述した領域Rが長手方向の一領域で重合した状態を模式的に示す。図6(B)には、第一変形例の重合部R′を示す。図6(C)には、第二変形例の重合部R″を示す。
図6(B)に示すように、第一重合部R1′および第二重合部R2′の二箇所に重合部R′が設けられてもよい。ここでは、第一重合部R1′の折畳形態と第二重合部R2′の折畳形態とが長手方向対称に設定され、二つの重合部R1′,R2′に亘って連続するフロントパッチ3′が外面に配置される。
また、図6(C)に示すように、第一重合部R1″,第二重合部R2″,第三重合部R3″(ロール部)の三箇所に重合部R″が設けられてもよい。
第一重合部R1″および第二重合部R2″は、肌面に対して交差するように折り立てられた折り畳み形態をなす。ここでは、第一重合部R1″よりも第二重合部R2″の折り立て寸法が大きく設定される。
第三重合部R3″は、ロール状に巻き回されることで畳まれている。なお、第三重合部R3″には、折畳線が設けられていない。
上記した複数の重合部R′,R″によれば、長手方向に延長可能な寸法をより一層確保することができる。また、重ね合わせられた寸法(厚み寸法)を抑えることもできる。
さらに、外面には二つの重合部R1′,R2′に亘ってフロントパッチ3′が連続して配置された場合には、折畳状態の延縮構造部に対して止着テープを安定して止め着けることができ、装着性の向上に寄与する。
また、ロール状に巻き回された第三重合部R3″によれば、延縮構造部の角が丸められ、着用者に対する快適性の確保に寄与する。
あるいは、吸収体は、前身頃,股下部および後身頃に亘って延びる一体物に限らず、複数の吸収体から構成されてもよい。たとえば、股下部に配置された吸収体(股下吸収体)とは別体の吸収体(前身頃吸収体)が延縮構造部に含まれていてもよい。
そのほか、状態保持構造は、上述したフック材およびループ材の領域設定に限らず、市松模様状にフック材およびループ材の領域設定がされて構成されてもよい。あるいは、このような領域設定によらず、ホックやフックを用いた係合構造,粘着剤や粘着テープを用いた粘着構造などを状態保持構造に用いてもよい。
フロントパッチの折畳状態を保持する具体的な手段としては、糊,ヒートシール,超音波による接着などが挙げられる。
糊に関しては、展開状態におけるフロントパッチの前面に塗布された糊で折畳状態のフロントパッチどうしを仮止めすることができる。ただし、糊は垂れる(ぼた落ちする)おそれがあるため、このような不具合を解消するためには、ヒートシールや超音波による接着を採用することが好ましい。
ヒートシールに関しては、折畳状態の第五領域上から熱を印加して、ヒートシールでフロントパッチどうしを止め着けることができる。ただし、ヒートシールによる接着箇所の硬化を招くおそれがあるため、このような不具合を解消するためには、上記した糊または下記の超音波による接着を採用することが好ましい。
超音波による接着に関しては、折畳状態の第五領域上から放射された超音波でフロントパッチどうしを止め着けることができる。超音波による接着によれば、糊のような垂れもなく、ヒートシールよりも接着箇所の硬化は抑えられるものの、ヒートシールよりも接着力が弱くなりやすい。
折畳線上の線や序数の表示は、紙おむつの肌面側や非肌面側の何れにも配置してもよい。各序数の表示については、単数あるいは三以上の複数であってもよく、複数の序数表示が同方向を向いて並んでいてもよい。
なお、止着テープの止着先は、延縮構造部における重合部に限らず、延縮構造部に含まれていないフロントパッチの領域に止め着けてもよいことは言うまでもない。
1 紙おむつ(テープ型おむつ)
1A 前身頃
1B 股下部
1C 後身頃
2 延縮構造部
3 フロントパッチ
4 止着テープ
5 状態保持構造
10 吸収体
11 センターシート
12 バックシート
13 サイドシート
14 カバーシート
C 中心線
L 折畳線
1 第一折畳線(対面折畳線)
2 第二折畳線
3 第三折畳線(対面折畳線)
4 第四折畳線(露出折畳線)
R 領域(重合部)
1 第一領域
2 第二領域
3 第三領域
4 第四領域
5 第五領域
R′ 重合部
R1′ 第一重合部
R2′ 第二重合部
R″ 重合部
R1″ 第一重合部
R2″ 第二重合部
R3″ 第三重合部

Claims (8)

  1. 吸収体の内蔵された股下部に対して前身頃と後身頃とが長手方向に並んで配置されたテープ型おむつであって、
    前記後身頃で前記長手方向に直交する幅方向に延設された止着テープと、
    前記止着テープが止め着けられるフロントパッチの少なくとも一部を外部に露出させた状態をなし、前記長手方向に畳まれた第一状態と前記長手方向に展開された第二状態とが切替自在に設けられた前記前身頃の延縮構造部と
    を備えたテープ型おむつ。
  2. 前記延縮構造部は、前記幅方向に沿う折畳線を有する
    請求項1に記載されたテープ型おむつ。
  3. 前記折畳線は、前記フロントパッチどうしを対面させて折り返す対面折畳線と、前記フロントパッチを外部に露出させて折り返す露出折畳線と、を有する
    請求項2に記載されたテープ型おむつ。
  4. 前記延縮構造部は、前記吸収体の一部を有する
    請求項1〜3の何れか1項に記載されたテープ型おむつ。
  5. 前記延縮構造部は、前記第一状態を保持する状態保持構造を有する
    請求項1〜4の何れか1項に記載されたテープ型おむつ。
  6. 前記延縮構造部は、前記第一状態において前記長手方向の位置が相違する箇所で重ね合わせられた複数の重合部を有する
    請求項1〜5の何れか1項に記載されたテープ型おむつ。
  7. 前記延縮構造部は、前記第一状態において巻き回されたロール部を有する
    請求項1〜6の何れか1項に記載されたテープ型おむつ。
  8. 介護に用いられる
    請求項1〜7の何れか1項に記載されたテープ型おむつ。
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