JP2018190557A - 光源装置及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の光源部のそれぞれを囲む隔壁を有する光源装置において、従来よりも少ない数の光センサで輝度ムラや色ムラを精度良く調整するための技術を提供する。【解決手段】 本発明の光源装置は、光源基板105上に設けられた複数の光源部101と、光源基板105上に設けられた、各光源部101を囲む隔壁103と、光源基板105の周縁部に配置された側壁106と、側壁106の隔壁103よりも上側の位置に配置された光センサ104と、を備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、光センサを備える光源装置及び表示装置に関する。
従来、液晶表示パネルの光源装置に冷陰極蛍光管(CCFL)が用いられてきたが、近年、光源として発光ダイオード(LED)を用いた光源装置も増えてきている。光源装置に点光源であるLEDを用いる場合には、輝度ムラや色ムラの発生を抑制するために、LEDの配置、LEDからの光の拡散構造や反射構造等が工夫される。
一方、LEDが点光源であることを利用して、複数の光源の発光輝度を個別に制御することで光源装置の明るさを部分的に変更し、表示画像のコントラストを高める技術がある。このような技術は、例えばローカルディミング制御と呼ばれる。ローカルディミング制御では、画面を構成する複数の分割領域のそれぞれの画像信号の輝度値に基づいて、各分割領域に対応する光源の発光輝度を制御する処理が行われる。ローカルディミング制御時のコントラスト比を改善するため、光源からの光の広がりを抑える方式として、各光源部を隔壁で囲う構造が提案されている。
LED等の光源は、光源の温度変化や経年劣化等によって発光特性が変化する。複数の光源を有する光源装置では、各光源の温度劣化や経年劣化の度合がばらつくことにより、各光源の発光特性のばらつきが生じる。そこで、光源からの光を検出する光センサを用いて、光源の発光輝度を調整することで、輝度ムラや色むらを抑制する技術が知られている。例えば、特許文献1には、複数の光源部のそれぞれを囲む隔壁を有する光源装置において、隣接する2つ以上の光源部の間に光センサを配置し、光源部よりも少ない数の光センサで各光源部の発光輝度を調整する技術が提案されている。
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、光源部を配置する基板上に光センサを配置したり、基板上に配置した隔壁に光センサを配置したりするので、各光源からの光を検出するためには多数の光センサを配置する必要があった。
そこで、本発明は、複数の光源部のそれぞれを囲む隔壁を有する光源装置において、従来よりも少ない数の光センサで輝度ムラや色ムラを精度良く調整するための技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る光源装置は、基板上に設けられた複数の光源部と、前記基板上に設けられた、各光源部を囲む隔壁と、前記基板の周縁部に配置される側壁と、前記側壁の前記隔壁よりも上側の位置に配置された光センサと、
を備える光源装置。
を備える光源装置。
本発明によれば、複数の光源部のそれぞれを囲む隔壁を有する光源装置において、従来よりも少ない数の光センサで輝度ムラや色ムラを精度良く調整することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定され、以下に例示する実施形態によって限定されるものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが本発明に必須とは限らない。本明細書および図面に記載の内容は例示であって、本発明を制限するものと見なすべきではない。本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
なお、各実施形態に示す表示装置は、表示パネルと、該表示パネルを背面から照射する光源装置(バックライト装置)を備える。なお、以下では表示パネルとして液晶パネルを例示し、バックライトの光源としてLED発光素子を例示するが、表示パネルやバックライトの光源はこれに限らない。例えば、バックライトの光源は、有機EL素子やレーザー光源であってもよい。表示パネルは、液晶素子以外の素子(バックライトからの光の透過率を制御可能な素子)を有する表示パネルであってもよい。例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッター方式の表示パネルであってもよい。また、透過型の液晶パネルであってもよいし、反射型の液晶表示装置であってもよい。各実施形態に示す表示装置は、光源装置からの光を変調することで画面に画像を表示する表示装置であればよい。カラー画像表示装置であってもよいし、モノクロ画像表示装置であってもよい。
また、本発明に係る光源装置は、面光源部を有する照明装置や表示装置などの各種装置に幅広く適用可能である。例えば、表示装置の場合、表示パネルおよび光源装置を含む構成と、表示パネルを有さずに光源装置の発光制御により表示を行う構成がある。また、本発明に係る光源装置は、街灯、室内照明、顕微鏡照明などの照明装置であってもよい。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る表示装置1の構成の一例を示す断面図である。図2は、正面側(液晶パネル3側)から見た場合の光源装置2の構成の一例を示す図である。
図1は、本実施の形態1に係る表示装置1の構成の一例を示す断面図である。図2は、正面側(液晶パネル3側)から見た場合の光源装置2の構成の一例を示す図である。
表示装置1は、光源装置2と、光源装置2に保持される液晶パネル3を備える。光源装置2は、複数の光源部101、光学シート102、隔壁103、光センサ104、光源基板105、側壁106を備える。側壁106は、側壁下部107と側壁上部108からなる。側壁下部107と側壁上部108は、個別の部材であってもよいし、一体形成されたものであってもよい。
光源装置2は、液晶パネル3の背面に光(白色光)を照射するバックライトである。光源基板105上には、複数の光源部101と、各光源部101を囲む隔壁103が設けられている。光源基板105の下には、光源基板105からの熱を放熱する図示しない板金(放熱板)が設けられる。また、光源基板105と板金とは、熱伝導シート等で電気的に絶縁される。なお、底面と側壁とを有する箱形のバックライトケースの底面に、上から光源基板105を乗せた構成であってもよい。
各光源部101は、1つ以上の発光素子を有する。発光素子としては、発光ダイオード(LED)、冷陰極管、有機EL素子等を用いることができる。本実施例では、発光素子としてLEDチップを使用し、各光源部101は、赤色LEDと緑色LEDと青色LEDを有するものとして説明する。ただし、各光源部101を白色LEDで構成してもよいし、各光源部101から白色の合成光が発せられるように、発光色が互いに異なる複数のLEDを組み合わせて用いてもよい。例えば、各光源部101に、2つの赤色LED、4つの緑色LED、2つの青色LEDの組み合わせで合計8つのLEDを使用してもよい。各光源部101に、発光色が互いに異なる複数のLEDを使用すれば、各光源部101の発光輝度だけでなく発光色も制御することができる。また、各光源部101を青色LEDで構成し、青色光から赤色光と緑色光を励起する量子ドットを使用してもよい。
隔壁103は、各光源部101からの光を反射する反射面を有する反射部材である。各光源部101からの光は、隔壁103の反射面で反射し、隔壁103の反射面で囲まれた分割領域内に戻される。これにより、各光源部101から発せられた光を各分割領域内で十分に平均化することができる。各光源部101からの光が隔壁103の反射面で反射して正面側(液晶パネル側)へ向かうことで、表示画像のコントラストが高められる。隔壁103は、各光源部から他の光源部へ向かう光を遮蔽する遮蔽面を有するとも言える。隔壁103により、各光源部から他の光源部へ向かう光を遮蔽することにより、各光源部から発せられる光の広がりが抑制される。各表示画像の輝度値に応じて、各光源部からの光の発光量を個別に制御するローカルディミング制御により、表示画像のコントラストを向上することができる。
隔壁103の素材は特に限定されないが、例えば厚さ0.1〜2mm程度の反射率の高い樹脂製の白色シートを用いる。表示装置用の光源基板上に設けられる隔壁103の大きさは、表示装置の画面の表示領域と同等かそれよりも大きくすればよい。
光学シート102は、拡散板、集光シート、反射型偏光フィルム等の複数の光学部材を含み、複数の光源部101と対向する位置に設けられている。光学シート102は、光センサ104よりも上側の位置で、液晶パネル3とともに側壁上部108の固定部により保持される。光学シート102は、光源基板105と略平行に配置され、光源部101からの光に、集光、拡散など光学的な変化を与える。具体的には、拡散板は、複数の光源部101からの光を拡散させることにより、光源基板105を面光源として機能させる。集光シートは、拡散板で拡散し、様々な入射角度で入射した白色光を、正面方向(液晶パネル3側)に集光することにより、正面輝度(正面方向の輝度)を向上させる。反射型偏光フィルムは、入射した白色光を効率的に偏光することにより、正面輝度を向上させる。光源基板側から、拡散板、集光シート、反射型偏光フィルムの順に重ねて用いられる。光学シート102は、プリズムシート、輝度向上シート等をさらに含んでいてもよい。以後、これらの光学部材をまとめて光学シート102と呼ぶ。なお、光学シート102には、上述した光学部材以外の部材が含まれていてもよいし、上述した光学部材のいずれかが含まれていなくてもよい。また、光学シート102と液晶パネル3は一体で構成されていてもよい。
例えば、各光源部101が青色LEDで構成される場合、光学シート102は、青色光から赤色光と緑色光を励起する量子ドットシート(QDシート)を含んでもよい。量子ドットシートは、青色LEDから発せられた青色光の色を変換して、変換後の色の光を発する変換部材として機能する。量子ドットは、蛍光体、光変換素子、波長変換素子とも呼ばれるる。量子ドットシートからは、青色LEDからの青色光と、青色光から励起された赤色光、及び、青色光から励起された緑色光を合成した白色合成光が発せられる。
液晶パネル3は、光源装置2からの光を透過することで画面に画像を表示する表示パネルである。液晶パネル3は、図示しない外部装置から入力された画像信号に基づく画像を表示する。具体的には、液晶パネル3は、赤色の光を透過するRサブ画素、緑色の光を透過するGサブ画素、及び、青色の光を透過するBサブ画素からなる画素を複数有しており、照射された白色光の輝度をサブ画素毎に制御することでカラー画像を表示する。図1に示すような構成の光源装置2は、直下型のバックライト装置と呼ばれる。
図2に示すように、本実施の形態1では、光源基板105は、2行×2列の合計4つのLED基板110を有している。各LED基板110の領域は、隔壁103によって3行3列の合計9個の分割領域112に分割されている。そして、光源基板105の領域は、隔壁103によって6行×6列の合計36個の分割領域112に分割されている。各分割領域112の光源部101の発光量(発光輝度と発光色の少なくとも一方)は、個別に制御可能である。また、複数の光源部101の行方向の間隔及び列方向の間隔は一定である。なお、1つのLED基板110に設けられている光源部101の数は9個より多くても少なくてもよい。また、光源基板105に設けられている光源部101の数は36個より多くても少なくてもよい。
図2の左上隅の光源部101は、光源部101_(1,1)とする。そして、左上隅からm列目、n行目の光源部101を、光源部101_(m,n)と表す。例えば、左上隅から2列目、3行目の光源部101は、光源部101_(2,3)と表される。
本実施の形態1では、隔壁103よりも上側の側壁上部108の側面に、4つ光センサ104a,104b,104c,104dが設けられている。側壁下部107と側壁上部108は、光源基板105の周縁部に設けられ、光源基板105に対して略90度の角度になるように配置される。
図1に示すように、光源基板105の表面を基準位置とし、液晶パネル3の底面の垂直方向の位置をZとする。光源基板105の表面から隔壁103の正面側(液晶パネル3側)の頂点までの範囲をZbとし、隔壁103の正面側(液晶パネル3側)の頂点から液晶パネル3の底面までの範囲をZaとする。Z=Za+Zbで表される。Zbは、隔壁103の高さに相当する。図1に示す隔壁103よりも上側の範囲Za内に光センサ104を配置することにより、少ない数の光センサで、光源101からの光の輝度と色を高精度に検出することが可能となる。光センサ104a,104b,104c,104dの位置は、隔壁103よりも上側の範囲Za内であればよく、各光センサの位置が異なっていてもよい。しかし、複数個の光センサの光源基板105からの距離が同じ(略同じ)である方が、光センサの検出値の演算処理の負荷が小さくてすむ。
光センサ104a,104b,104c,104dは、例えば、4つの側壁上部108のそれぞれの側面の中央部に配置される。光センサ104aと光センサ104bは互いに向かい合い、光センサ104cと光センサ104dは互いに向かい合うように配置される。光センサ104a,104b,104c,104dのセンサ面は、例えば、光源基板105に対して略90度の角度になるように配置される。これにより、各光源部101から発せられ、光源装置内で拡散された光を効率的に検出することができる。例えば、図2に示した36つの光源部101を1つずつ順番に点灯させて、4つの光センサ光センサ104a,104b,104c,104dで各光源部101から発せられる光を順番に検出する。
光センサ104としては、例えば、光の輝度を検出するフォトダイオードやフォトトランジスタ等の輝度センサを使用することができる。また、光センサ104として、光の色を検出するカラーセンサを使用してもよいし、光の輝度と色の両方を検出する光センサを使用してもよい。
光センサの数は1つ以上であればよい。画面サイズが十分に小さい場合は、光センサの数が1つであっても、十分な精度で光源部からの光の輝度・色を検出できる。画面サイズがある程度大きい場合は、2つ以上の光センサを用いるのが好ましい。画面サイズが大きい場合は、光センサの数を多くすることで、十分な精度で光源部からの光の輝度・色をより高精度に検出できる。
図3は、光源基板105の左上隅から2列目、3行目の光源部101_(2,3)を単一点灯させ、光源部101_(2,3)からの光を4つの光センサ104a,104b,104c,104dで検出する様子を示すイメージ図である。光センサ104a,104b,104c,104dから光源部101_(2,3)までの距離を109a、109b、109c、109dとする。
図4は、光源部101_(2,3)からの光を4つの光センサ104a,104b,104c,104dで検出した検出結果を説明するための図である。図4(a)は、輝度検出結果を示し、図4(b)は、色度検出結果を示す。4つの光センサ光センサ104a,104b,104c,104dの光源基板105に対する垂直方向の位置を0.79Z(図1参照)とした場合の検出結果である。
図4(a)に示すように、光源部101_(2,3)に最も近い位置の光センサ104bの検出感度が最も高く、光源部101_(2,3)からの距離が遠くなるほど、光センサの検出感度が低くなった。また、図4(b)に示すように、光源部101_(2,3)からの距離が最も遠い光センサ104a以外は、ほぼ同じ検出感度で色度を検出することができた。
光センサの光源基板105に対する垂直方向の位置を0.60Z,0.63Z,0.73Z,0,79Z,0,90Z,0,98Zに変更した場合の検出結果も同様であった。隔壁103よりも上側の側壁上部108の範囲Za内に光センサ104a,104b,104c,104dを配置することが有効であることが確認できた。また、0.60Z以上なら、より精度よく輝度検出できることと、光センサの位置が光学シート102に近い方が、感度良くより高精度な検出値が得られることが確認できた。また、隔壁103よりも上側の側壁上部108の範囲Za内において、2個以上の光センサを互いに向い合う位置に配置すれば、各光源部101からの光の輝度と色度が検出可能であり、輝度ムラや色ムラを精度良く調整することが可能となることがわかった。輝度に関しては、点灯させた光源部から近い方の光センサで検出した検出値のみを用いてもよいし、点灯させた光源部から各光センサまでの距離に応じた係数を検出値に乗算して使用してもよい。
図5は、2つの光センサ104a,104bを配置した光源装置2を正面側(液晶パネル3側)から見た場合の構成の一例を示す図である。図6は、光源基板105の左上隅から2列目、3行目の光源部101_(2,3)を単一点灯させ、光源部101_(2,3)からの光を2つの光センサ104a,104bで検出する様子を示すイメージ図である。
図5に示すように、2つの光センサ104a,104bを互いに向かい合うように配置すれば、各光源部101からの光の輝度と色度が検出可能であり、輝度ムラや色ムラを精度良く調整することが可能となる。
なお、光センサの数は奇数であってもよく、図7は、3つの光センサ104a,104b,104gで光源部101からの光を検出する様子を示すイメージ図である。このように、側壁上部108の隅(左上隅)に光センサ104gを配置してもよい。図8は、側壁上部108の左上隅に光センサ104gを配置し、側壁上部108の右下隅に光センサ104hを配置し、合計4つの光センサを配置した場合のイメージ図である。
以上のように、本実施の形態1によれば、複数の光源部のそれぞれを囲む隔壁を有する光源装置において、従来よりも少ない数の光センサで輝度ムラや色ムラを精度良く調整することが可能となる。
(実施の形態2)
図9は、本実施の形態2に係る表示装置11の構成の一例を示す断面図である。図9において、図1と同一の構成要素ついては同一の符号を付し、その詳細な説明は繰り返さない。
図9は、本実施の形態2に係る表示装置11の構成の一例を示す断面図である。図9において、図1と同一の構成要素ついては同一の符号を付し、その詳細な説明は繰り返さない。
表示装置11は、光源装置12と、光源装置12に保持される液晶パネル3を備える。図9の光源装置12と図1の光源装置2とを比較して異なる点は、側壁下部113が中間拡散板115を保持している点である。側壁114は、側壁下部113と側壁上部108からなる。側壁下部113と側壁上部108は、個別の部材であってもよいし、一体形成されたものであってもよい。
中間拡散板115は、隔壁103の正面側(液晶パネル3側)の頂点の上に乗せるように配置する。側壁下部113は、光センサ104よりも下側(光源基板105側)の位置で中間拡散板115を保持する。光学シート102は、実施の形態1と同様のものである。光学シート102は、光センサ104よりも上側の位置で、液晶パネル3とともに側壁上部108の固定部により保持される。光学シート102は、光源部101から中間拡散板115を介して入射した光が所望の輝度ムラ分布や色ムラ分布となるようにするものである。中間拡散板115と光学シート102の距離が長いほど、輝度ムラや色ムラが少なくなり、中間拡散板115と光学シート102の距離が短いほど、表示画像のコントラストが高くなる。
図10は、光源部101_(2,3)からの光を4つの光センサ104a,104b,104c,104dで検出した輝度の検出結果を説明するための図である。4つの光センサ光センサ104a,104b,104c,104dの光源基板105に対する垂直方向の位置を0.56Z(図1参照)とした場合の検出結果である。図3に示したように、光源基板105の左上隅から2列目、3行目の光源部101_(2,3)を単一点灯させ、光源部101_(2,3)からの光を4つの光センサ104a,104b,104c,104dで検出する。
図10に示すように、光源部101_(2,3)に最も近い位置の光センサ104bの検出感度が最も高く、光源部101_(2,3)からの距離が遠くなるほど、光センサの検出感度が低くなった。
光センサの光源基板105に対する垂直方向の位置を0.56Z,0.63Z,0,79Z,0,98Zに変更した場合の検出結果も同様であった。隔壁103よりも上側の側壁上部108の範囲Za内に光センサ104a,104b,104c,104dを配置することが有効であることが確認できた。また、0.60Z以上なら、より精度よく輝度検出できることと、光センサの位置が光学シート102に近い方が、感度良くより高精度な検出値が得られることが確認できた。また、隔壁103よりも上側の側壁上部108の範囲Za内において、2個以上の光センサを互いに向い合う位置に配置すれば、各光源部101からの光の輝度と色度が検出可能であり、輝度ムラや色ムラを精度良く調整することが可能となることがわかった。輝度に関しては、点灯させた光源部から近い方の光センサで検出した検出値のみを用いてもよいし、点灯させた光源部から各光センサまでの距離に応じた係数を検出値に乗算して使用してもよい。
図11は、光源基板105の左上隅から1列目、1行目の光源部101_(1,1)を単一点灯させ、光源部101_(1,1)からの光を2つの光センサ104a,104bで検出する様子を示すイメージ図である。図12は、光源部101_(1,1)からの光を2つの光センサ104a,104bで検出した輝度の検出結果を説明するための図である。4つの光センサ光センサ104a,104b,104c,104dの光源基板105に対する垂直方向の位置を0.56Zとした場合の検出結果である。図12に示すように、光源部101_(1,1)に近い位置の光センサ104bの検出感度が高く、光源部101_(1,1)からから遠い位置の光センサ104aの検出感度が低くなった。図12に示すように、2つの光センサ104a,104bを互いに向かい合うように配置すれば、各光源部101からの光の輝度と色度が検出可能であり、輝度ムラや色ムラを精度良く調整することが可能となる。
なお、光センサの数は奇数であってもよく、図7に示したように、3つの光センサ104a,104b,104gで光源部101からの光を検出してもよい。側壁上部108の隅(左上隅)に光センサ104gを配置してもよい。また、図8に示したように、側壁上部108の左上隅に光センサ104gを配置し、側壁上部108の右下隅に光センサ104hを配置してもよい。
以上のように、本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、複数の光源部のそれぞれを囲む隔壁を有する光源装置において、従来よりも少ない数の光センサで輝度ムラや色ムラを精度良く調整することが可能となる。
なお、赤色LEDと緑色LEDと青色LEDを有する各光源部101を用いた場合は中間拡散板115を用いたが、白色LEDを各光源部101として用いる場合は、孔空きの反射シート等を中間拡散板115の代わりに用いてもよい。
また、青色LEDを各光源部101として用いる場合は、中間拡散板115の代わりに
青色光から赤色光と緑色光を励起する量子ドットシート(QDシート)116を用いてもよいし、中間拡散板115と量子ドットシートの両方を用いてもよい。図13は、青色LEDを各光源部101として用い、中間拡散板115の代わりに量子ドットシート116を用いた表示装置13の構成の一例を示す断面図である。側壁下部113は、光センサ104よりも下側(光源基板105側)の位置で量子ドットシート116を保持する。
青色光から赤色光と緑色光を励起する量子ドットシート(QDシート)116を用いてもよいし、中間拡散板115と量子ドットシートの両方を用いてもよい。図13は、青色LEDを各光源部101として用い、中間拡散板115の代わりに量子ドットシート116を用いた表示装置13の構成の一例を示す断面図である。側壁下部113は、光センサ104よりも下側(光源基板105側)の位置で量子ドットシート116を保持する。
1 表示装置
2 光源装置
3 液晶パネル
101 光源部
102 光学シート
103 隔壁
104 光センサ
105 光源基板
106 側壁
2 光源装置
3 液晶パネル
101 光源部
102 光学シート
103 隔壁
104 光センサ
105 光源基板
106 側壁
Claims (10)
- 基板上に設けられた複数の光源部と、
前記基板上に設けられた、各光源部を囲む隔壁と、
前記基板の周縁部に配置された側壁と、
前記側壁の前記隔壁よりも上側の位置に配置された光センサと、
を備える光源装置。 - 複数の光センサが、前記側壁の互いに向かい合う位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 4つの光センサが前記側壁に配置され、2つの光センサが前記側壁の互いに向かい合う位置に配置され、他の2つの光センサが前記側壁の互いに向かい合う位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
- 前記複数の光センサが、前記基板から略同じ距離の位置に配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の光源装置。
- 前記光センサのセンサ面は、前記基板に対して略90度の角度になるように配置されることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の光源装置。
- 前記側壁は、前記光センサよりも上側の位置で光学シートを保持することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の光源装置。
- 前記光学シートは、拡散板、集光シート、反射型偏光フィルムの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
- 前記側壁は、前記光センサよりも下側の位置で拡散板を保持することを特徴とする請求項6または7に記載の光源装置。
- 前記側壁は、前記光センサよりも下側の位置で量子ドットシートを保持することを特徴とする請求項6または7に記載の光源装置。
- 請求項1から9までのいずれか1項に記載の光源装置と、
前記光源装置からの光を変調することで画面に画像を表示する表示パネルと、
を備える表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017090580A JP2018190557A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 光源装置及び表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017090580A JP2018190557A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 光源装置及び表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018190557A true JP2018190557A (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64478723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017090580A Pending JP2018190557A (ja) | 2017-04-28 | 2017-04-28 | 光源装置及び表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018190557A (ja) |
-
2017
- 2017-04-28 JP JP2017090580A patent/JP2018190557A/ja active Pending
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