JP2018188358A - 石炭灰の改質方法およびコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる石炭灰の改質方法を提供する。【解決手段】45μmふるい残分が10質量%以上である石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級することを特徴とする石炭灰の改質方法。【選択図】なし
Description
本発明は、石炭灰の改質方法およびコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法に関する。
石炭焚き火力発電所や流動床燃焼炉などで発生する石炭灰(フライアッシュともいう)を、コンクリートの混和材として利用することが検討されている。コンクリート混和材用のフライアッシュは、日本工業規格のJIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)で規定されている。石炭焚き火力発電所や流動床燃焼炉にて生成した石炭灰は、通常、分級装置によって分級された後、コンクリート混和材用のフライアッシュとして利用されている。
特許文献1には、石炭灰を分級する方法として、低圧分級装置や複数段のサイクロン(自由渦式遠心方式分級装置)を用いる方法が記載されている。また、特許文献2には、予備分級と粉砕を組み合わせてフライアッシュを改質する方法が開示されている。
ところで、石炭灰は一般に未燃カーボンを含んでおり、この未燃カーボンが、コンクリートの混和材を吸着することがある。このため、未燃カーボン量が多い石炭灰をコンクリートの混和材として用いると、他の混和材の添加量を多くする必要が生じたり、コンクリートの流動性が変動することがある。また、コンクリートの表面に未燃カーボンによる黒色の斑点が生じ、硬化したコンクリートの見かけが悪くなるおそれがある。このため、石炭灰をコンクリート混和材用のフライアッシュとして利用するためには、石炭灰中の未燃カーボン量を低減させることが必要となる。なお、JIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)では、未燃カーボン量を含む強熱減量(ig.loss)が制限されている。
しかしながら、石炭灰中の未燃カーボンは、石炭灰粒子に付着して凝集粒子を形成しているため、未燃カーボンのみを選択的に除去するのは難しいという問題がある。すなわち、特許文献1に記載されている低圧分級装置や複数段のサイクロンでは、未燃カーボンを含む凝集粒子を選択的に除去することは難しく、未燃カーボンが除去された石炭灰の回収率が低くなるおそれがあった。また、特許文献2に記載されている予備分級と粉砕を組み合わせる方法では、未燃カーボンが微細化され、AE剤などの他の混和材の吸着量が、分級前の石炭灰(原粉)よりも増加するおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる石炭灰の改質方法を提供することを目的とする。また、本発明は、石炭灰からコンクリート混和材用のフライアッシュを効率よく製造することができる方法を提供することもその目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の石炭灰の改質方法は、45μmふるい残分が10質量%以上である石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級することを特徴としている。
このような構成とされた本発明の石炭灰の改質方法によれば、分級後(改質後)の石炭灰は、45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲と少なくなる。本発明者の検討によると、石炭灰中の未燃カーボンは石炭灰粒子に付着して、粒子径が45μm以上の凝集粒子を形成している割合が高い。従って、本発明の石炭灰の改質方法で得られる石炭灰は、未燃カーボンの含有量が少なく、これをコンクリート混和材として使用した場合は黒色斑点が発生しにくくなる。また、得られる石炭灰は、粒径が45μm以下の微細な石炭灰粒子を主成分とするので、これをコンクリートの混和材として使用した場合は活性度指数が高くなる。
また、本発明では、45μmふるい残分が10質量%以上である石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用い、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上となる条件にて分級しているので、後述の実施例の結果から明らかなように、未燃カーボンの含有量が低減した石炭灰の回収率が高く、石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる。
ここで、本発明の石炭灰の改質方法においては、前記45μmふるい残分が10質量%以上である石炭灰(すなわち、分級前の石炭灰)は、45μmふるい残分が40質量%以下であって、圧縮度が40%以下であり、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であって、かつ強熱減量が5.0質量%以下であることが好ましい。
この場合、分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が40質量%以下で、圧縮度が40%以下とされているので、未燃カーボンの含有量が低減した石炭灰の回収率が高く、石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる。また、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であり、かつ強熱減量が5.0質量%以下とされているので、得られる石炭灰の未燃カーボン量がより低減されるので、コンクリート用の混和材として有利に使用することができる。
この場合、分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が40質量%以下で、圧縮度が40%以下とされているので、未燃カーボンの含有量が低減した石炭灰の回収率が高く、石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる。また、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であり、かつ強熱減量が5.0質量%以下とされているので、得られる石炭灰の未燃カーボン量がより低減されるので、コンクリート用の混和材として有利に使用することができる。
さらに、本発明の石炭灰の改質方法においては、得られる石炭灰は、強熱減量が分級前の石炭灰と比較して8.0%以上低減されていることが好ましい。
この場合、得られる石炭灰は、未燃カーボン量が確実に低減されているので、コンクリート用の混和材として有利に使用することができる。
この場合、得られる石炭灰は、未燃カーボン量が確実に低減されているので、コンクリート用の混和材として有利に使用することができる。
本発明のコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法は、45μmふるい残分が10質量%以上40質量%以下の範囲にあって、圧縮度が40%以下であり、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であって、かつ強熱減量が5.0質量%以下である石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級することを特徴としている。
このような構成とされた本発明のコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法によれば、得られる石炭灰(フライアッシュ)は、未燃カーボン量が少なく、粒子径が45μm以下である微細な石炭灰粒子を多く含むので、これをコンクリートの混和材として使用した場合は黒色斑点の発生が少なく、また活性度指数が高い。さらに、分級装置として、強制渦式遠心方式の分級装置を用いるので、分級後の石炭灰の回収率が高い。従って、本発明のコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法によれば、コンクリートの混和材として有用な石炭灰(フライアッシュ)を効率よく製造することができる。
本発明によれば、石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる石炭灰の改質方法を提供することができる。また、石炭灰からコンクリート混和材用のフライアッシュを効率よく製造することができる方法を提供することができる。
以下、本発明の本実施形態である石炭灰の改質方法およびコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法について説明する。
本実施形態で用いる石炭灰は、火力発電や流動床燃焼炉の燃料として使用された石炭が燃焼して生成した灰である。本実施形態の改質方法で得られる石炭灰は、例えば、コンクリートの混和材として有利に利用することができる。
本実施形態で用いる石炭灰は、火力発電や流動床燃焼炉の燃料として使用された石炭が燃焼して生成した灰である。本実施形態の改質方法で得られる石炭灰は、例えば、コンクリートの混和材として有利に利用することができる。
本実施形態である石炭灰の改質方法およびコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法では、所定の石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級する。
本実施形態で用いる分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が10質量%以上40質量%以下の範囲にあって、圧縮度が40%以下であって、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であり、かつ強熱減量が5%以下とされている。以下、本実施形態において、石炭灰の物性を上記のように設定した理由を説明する。
本実施形態で用いる分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が10質量%以上40質量%以下の範囲にあって、圧縮度が40%以下であって、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であり、かつ強熱減量が5%以下とされている。以下、本実施形態において、石炭灰の物性を上記のように設定した理由を説明する。
45μmふるい残分とは、目開き45μmの標準ふるいを使用して分級したときに、ふるい上に残る残分であり、粒径が45μm以上の粒子の含有量である。石炭灰に含まれる粒径が45μm以上の粒子は、主として、石炭灰中の未燃カーボンが石炭灰粒子に付着して凝集することによって形成された凝集粒子であり、通常は石炭灰に10質量%以上含まれている。45μmふるい残分が40質量%を超えると、分級によって45μmふるい残分を除去する量が多くなり、後述の分級を行った後の石炭灰の回収率が低減するおそれがある。
このため、本実施形態では、45μmふるい残分を10質量%以上40質量%以下の範囲と設定している。
このため、本実施形態では、45μmふるい残分を10質量%以上40質量%以下の範囲と設定している。
圧縮度は、下記の式で定義される値である。
圧縮度(%)={(固め見掛け比重−ゆるみ見掛け比重)/固め見掛け比重}×100
圧縮度(%)={(固め見掛け比重−ゆるみ見掛け比重)/固め見掛け比重}×100
ゆるみ見掛け比重は、所定容量の容器に石炭灰を自由落下によって充填したときの石炭灰の比重(石炭灰の重量/容器の容量)である。固め見掛け比重は、自由落下によって容器に充填した石炭灰を、タッピングによって圧縮したときの比重(石炭灰の重量/圧縮した石炭灰の体積)である。
圧縮度は、粉体の流動性と相関する傾向がある。圧縮度が40%を超えると、石炭灰の流動性が低くなり、後述の分級を行った後の石炭灰の回収率が低減するおそれがある。
このため、本実施形態では、圧縮度を40%以下と設定している。圧縮度は30%以上40%以下の範囲にあることが好ましい。
このため、本実施形態では、圧縮度を40%以下と設定している。圧縮度は30%以上40%以下の範囲にあることが好ましい。
ハンターLab表色系における明度指数L値は明度を表し、L値が大きいほど白色に近いこと、すなわち未燃カーボンなどの黒色物質の混入量が少ないことを示す。ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0未満であると、後述の分級を行った後の石炭灰を混和材としてコンクリートに加えると、得られるコンクリートに黒色の斑点が発生しやすくなるおそれがある。
このため、本実施形態では、ハンターLab表色系における明度指数L値を54.0以上と設定している。なお、明度指数L値は、54.0以上70.0以下の範囲にあることが好ましい。
このため、本実施形態では、ハンターLab表色系における明度指数L値を54.0以上と設定している。なお、明度指数L値は、54.0以上70.0以下の範囲にあることが好ましい。
強熱減量は、石炭灰に含まれる未燃カーボン量を指標する。強熱減量が5.0質量%を超えると、後述の分級を行った後の石炭灰を混和材としてコンクリートに加えると、得られるコンクリートに黒色の斑点が発生しやすくなるおそれがある。
このため、本実施形態では、強熱減量を5.0質量%以下と設定している。なお、強熱減量は、1.0質量%以上5.0質量%以下の範囲にあることが好ましい。
このため、本実施形態では、強熱減量を5.0質量%以下と設定している。なお、強熱減量は、1.0質量%以上5.0質量%以下の範囲にあることが好ましい。
本実施形態では、上記の石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて分級する。
分級装置としては、粒子の遠心力を利用して分級する遠心方式の分級装置と、粒子の慣性力を利用して分級する慣性方式の分級装置とが知られている。さらに、遠心方式の分級装置は、強制渦式と、半自由渦式と、自由渦式とが知られている。強制渦式の分級装置は、装置内部に回転体(分級ロータともいう)が備えられていて、その回転体を高速で回転させることで強制的に渦を形成する分級装置である。半自由渦式の分級装置は、回転体の代わりに、装置内部に渦を生成させる案内板(スリットともいう)が備えられている分級装置である。自由渦式の分級装置は、サイクロンに代表されるように、装置内部の接線方向に気体を吹き込んで渦を生成させる分級装置である。
分級装置としては、粒子の遠心力を利用して分級する遠心方式の分級装置と、粒子の慣性力を利用して分級する慣性方式の分級装置とが知られている。さらに、遠心方式の分級装置は、強制渦式と、半自由渦式と、自由渦式とが知られている。強制渦式の分級装置は、装置内部に回転体(分級ロータともいう)が備えられていて、その回転体を高速で回転させることで強制的に渦を形成する分級装置である。半自由渦式の分級装置は、回転体の代わりに、装置内部に渦を生成させる案内板(スリットともいう)が備えられている分級装置である。自由渦式の分級装置は、サイクロンに代表されるように、装置内部の接線方向に気体を吹き込んで渦を生成させる分級装置である。
上記の分級装置の中で、強制渦式遠心方式の分級装置では、回転体の回転数を調整することによって、分級後の粉末の粒子径を精度よく調節することができる。このため、本実施形態では、強制渦式遠心方式の分級装置を用いる。
本実施形態では、上記の強制渦式遠心方式の分級装置を用い、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級する。
45μmふるい残分を8質量%を超える高い値に設定すると、未燃カーボンの除去効率が低下するおそれがある。一方、45μmふるい残分を1質量%未満の低い値に設定すると、分級後の石炭灰の回収率が過度に低下するおそれがある。
このため、本実施形態では、分級条件を、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件と設定している。
45μmふるい残分を8質量%を超える高い値に設定すると、未燃カーボンの除去効率が低下するおそれがある。一方、45μmふるい残分を1質量%未満の低い値に設定すると、分級後の石炭灰の回収率が過度に低下するおそれがある。
このため、本実施形態では、分級条件を、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件と設定している。
また、本実施形態では、強制渦式遠心方式の分級装置による分級を分級精度指数кが、0.6以上0.7以下となる条件にて実施する。ここで、分級精度指数кは、部分分級効率曲線において、部分分級効率が25%となるときの粒径(d25、単位:μm)と部分分級効率が75%となるときの粒径(d75、単位:μm)との比であり、下記の式により求められる値である。
к=d25/d75
к=d25/d75
分級精度指数κは1に近いほど、粒度分布が狭く、粒径が揃っていることを意味する。
分級後の石炭灰は、粒度分布が狭く、粒径が揃っている方が、保存時や他のコンクリートの材料との混合時に偏析が起こりにくくなるので好ましい。従って、分級精度指数κは1に近い方が好ましいが、一方、分級精度指数κを1に近づけすぎると、分級後の石炭灰の回収率が低くなりすぎる。
このため、本実施形態では、分級条件を分級精度指数кが、0.6以上0.7以下となる条件と設定している。
分級後の石炭灰は、粒度分布が狭く、粒径が揃っている方が、保存時や他のコンクリートの材料との混合時に偏析が起こりにくくなるので好ましい。従って、分級精度指数κは1に近い方が好ましいが、一方、分級精度指数κを1に近づけすぎると、分級後の石炭灰の回収率が低くなりすぎる。
このため、本実施形態では、分級条件を分級精度指数кが、0.6以上0.7以下となる条件と設定している。
以上のような構成とされた本実施形態である石炭灰の改質方法によれば、分級後(改質後)の石炭灰は、45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲と少なくなる。
また、得られる石炭灰は、強熱減量が分級前の石炭灰と比較して、通常は8.0%以上低減されている。従って、本実施形態の石炭灰の改質方法によって得られる石炭灰は、未燃カーボンの含有量が少ないので、これをコンクリートの混和材として使用した場合は黒色斑点が発生しにくくなる。さらに、得られる石炭灰は、粒径が45μm以下の微細な石炭灰粒子を主成分とするので、これをコンクリートの混和材として使用した場合は活性度指数が高くなる。本実施形態により得られる石炭灰は、通常は、JIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)で規定されているフライアッシュII種と同等の品質を有する。
また、得られる石炭灰は、強熱減量が分級前の石炭灰と比較して、通常は8.0%以上低減されている。従って、本実施形態の石炭灰の改質方法によって得られる石炭灰は、未燃カーボンの含有量が少ないので、これをコンクリートの混和材として使用した場合は黒色斑点が発生しにくくなる。さらに、得られる石炭灰は、粒径が45μm以下の微細な石炭灰粒子を主成分とするので、これをコンクリートの混和材として使用した場合は活性度指数が高くなる。本実施形態により得られる石炭灰は、通常は、JIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)で規定されているフライアッシュII種と同等の品質を有する。
また、本実施形態では、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級するので、未燃カーボンの含有量が低減した石炭灰の回収率が高く、石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる。
さらに、本実施形態においては、分級前の石炭灰は45μmふるい残分が40質量%以下で、圧縮度が40%以下とされているので、未燃カーボンの含有量が低減した石炭灰の回収率が高く、石炭灰中の未燃カーボン量を効率よく低減させることができる。また、分級前の石炭灰はハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であり、かつ強熱減量が5.0質量%以下とされているので、得られる石炭灰の未燃カーボン量がより低減されるので、コンクリート用の混和材として有利に使用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、分級後(改質後)の石炭灰を、コンクリートの混和材以外の用途で使用してもよい。この場合は、分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が10質量%以上40質量%以下の範囲にあって、圧縮度が40%以下であって、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であり、かつ強熱減量が5.0質量%以下とする必要はない。但し、分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が10質量%以上であることは必要である。
例えば、上記の実施形態では、分級後(改質後)の石炭灰を、コンクリートの混和材以外の用途で使用してもよい。この場合は、分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が10質量%以上40質量%以下の範囲にあって、圧縮度が40%以下であって、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であり、かつ強熱減量が5.0質量%以下とする必要はない。但し、分級前の石炭灰は、45μmふるい残分が10質量%以上であることは必要である。
以下に、本発明に係る石炭灰の改質方法およびコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法について評価した評価試験の結果について説明する。
[本発明例1〜3、比較例1〜9]
石炭灰(分級前)として、下記の石炭灰A〜Cを用意した。
石炭灰A:45μmふるい残分:39質量%、圧縮度:35質量%、強熱減量:3.5質量%
石炭灰B:45μmふるい残分:40質量%、圧縮度:40質量%、強熱減量:5.0質量%
石炭灰C:45μmふるい残分:41質量%、圧縮度:41質量%、強熱減量:2.0質量%
石炭灰(分級前)として、下記の石炭灰A〜Cを用意した。
石炭灰A:45μmふるい残分:39質量%、圧縮度:35質量%、強熱減量:3.5質量%
石炭灰B:45μmふるい残分:40質量%、圧縮度:40質量%、強熱減量:5.0質量%
石炭灰C:45μmふるい残分:41質量%、圧縮度:41質量%、強熱減量:2.0質量%
なお、45μmふるい残分および強熱減量はJIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)に記載されている方法に準拠した方法により測定した。
圧縮度は、パウダーテスター(ホソカワミクロン(株)製)を用いて、ゆるみ見掛け比重と固め見掛け比重とを測定し、上述の式より算出した。
圧縮度は、パウダーテスター(ホソカワミクロン(株)製)を用いて、ゆるみ見掛け比重と固め見掛け比重とを測定し、上述の式より算出した。
また、分級装置として、下記の分級方式の分級装置を用意した。
強制渦式遠心方式の分級装置:ターボクラシファイアー、日清エンジニアリング(株)製
半自由渦式遠心方式の分級装置:マイクロクラシファイアー、(株)セイシン企業製
自由渦式遠心方式の分級装置:サイクロン、三菱マテリアル(株)製
慣性方式の分級装置:エルボージェット、(株)マツボー製
強制渦式遠心方式の分級装置:ターボクラシファイアー、日清エンジニアリング(株)製
半自由渦式遠心方式の分級装置:マイクロクラシファイアー、(株)セイシン企業製
自由渦式遠心方式の分級装置:サイクロン、三菱マテリアル(株)製
慣性方式の分級装置:エルボージェット、(株)マツボー製
下記の表1に示すように、上記の石炭灰原料を、上記分級方式の分級装置を用いて分級し、分級した石炭灰を回収した。なお、分級条件は、分級された石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下となる条件とした。
分級後、下記の式を用いて、石炭灰の回収率(質量%)を算出した。
回収率(質量%)=回収した石炭灰の重量/分級装置に投入した石炭灰の重量×100
回収率(質量%)=回収した石炭灰の重量/分級装置に投入した石炭灰の重量×100
また、分級後の石炭灰の分級精度指数(к=d25/d75)を、次のようにして求めた。分級後の石炭灰の粒度分布(ふるい下)をレーザー回折式粒度分布計(日機装(株)製マイクロトラック粒度分布計、型式:MT3000II)により測定した。得られた粒度分布をいくつかの粒径区間に区切り、各粒径区間ごとの回収率から部分分級効率を求め、部分分級効率曲線を作成した。d25:25%分級径、d75:75%分級径の比(d25/d75)を分級精度指数とした。
さらに、回収した分級後の石炭灰について、45μmふるい残分と強熱減量とを測定した。その結果を、下記の表1に示す。
表1の結果から、同じ石炭灰を用いた場合、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて分級した本発明例1〜3は、他の分級方式の分級装置を用いて分級した比較例1〜9と比較して、分級後の石炭灰の回収率と分級精度指数(к=d25/d75)が顕著に高くなることが確認された。
[本発明例4〜7、比較例10〜11]
石炭灰(分級前)として、下記の石炭灰D〜Hを用意した。
石炭灰D:45μmふるい残分:21質量%、圧縮度:38%、明度指数L値:62.0、強熱減量:2.1質量%
石炭灰E:45μmふるい残分:38質量%、圧縮度:37%、明度指数L値:54.0、強熱減量:5.0質量%
石炭灰F:45μmふるい残分:23質量%、圧縮度:35%、明度指数L値:53.7、強熱減量:4.6質量%
石炭灰G:45μmふるい残分:22質量%、圧縮度:39%、明度指数L値:55.1、強熱減量:5.2質量%
石炭灰H:45μmふるい残分:30質量%、圧縮度:34%、明度指数L値:53.9、強熱減量:5.8質量%
石炭灰(分級前)として、下記の石炭灰D〜Hを用意した。
石炭灰D:45μmふるい残分:21質量%、圧縮度:38%、明度指数L値:62.0、強熱減量:2.1質量%
石炭灰E:45μmふるい残分:38質量%、圧縮度:37%、明度指数L値:54.0、強熱減量:5.0質量%
石炭灰F:45μmふるい残分:23質量%、圧縮度:35%、明度指数L値:53.7、強熱減量:4.6質量%
石炭灰G:45μmふるい残分:22質量%、圧縮度:39%、明度指数L値:55.1、強熱減量:5.2質量%
石炭灰H:45μmふるい残分:30質量%、圧縮度:34%、明度指数L値:53.9、強熱減量:5.8質量%
なお、明度指数L値は、測色色差計(日本電色工業(株)製、型式:ZE2000)を用いて測定した。
下記の表2に示すように、上記の石炭灰D〜Hを、強制渦式遠心方式の分級装置(ターボクラシファイアー、日清エンジニアリング(株)製)を用いて分級し、分級した石炭灰を回収した。
なお、分級条件は、本発明例4〜7および比較例14、17、19では、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲で、かつ分級精度指数が0.6以上0.7以下の範囲となる条件とした。比較例10、12、16では、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が8質量%を超え、かつ分級精度指数が0.6以上0.7以下の範囲となる条件とした。比較例11、13、15、18では、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%未満で、かつ分級精度指数が0.6以上0.7以下の範囲となる条件とした。
なお、分級条件は、本発明例4〜7および比較例14、17、19では、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲で、かつ分級精度指数が0.6以上0.7以下の範囲となる条件とした。比較例10、12、16では、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が8質量%を超え、かつ分級精度指数が0.6以上0.7以下の範囲となる条件とした。比較例11、13、15、18では、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%未満で、かつ分級精度指数が0.6以上0.7以下の範囲となる条件とした。
分級後の石炭灰について、回収率と、45μmふるい残分と強熱減量とを測定した。その結果を、表2に示す。また、分級後の石炭灰についてコンクリートの混和材としての品質評価として、分級後の石炭灰を用いたモルタル供試体の黒色斑点の有無と分級後の石炭灰の活性度指数とを下記の方法により測定した。その結果を、表2に示す。
(分級後の石炭灰を用いたモルタル供試体の黒色斑点の有無)
モルタル供試体を、JIS R 5201(セメントの物理試験方法)に記載されている方法に準拠した方法によって作製した。作製したモルタル供試体の表面に浮き出す黒色物質の有無を目視で観察し、黒色の斑点が発生しなかったものを「○」とし、黒色の斑点が一つでも発生したものを「×」とした。
モルタル供試体を、JIS R 5201(セメントの物理試験方法)に記載されている方法に準拠した方法によって作製した。作製したモルタル供試体の表面に浮き出す黒色物質の有無を目視で観察し、黒色の斑点が発生しなかったものを「○」とし、黒色の斑点が一つでも発生したものを「×」とした。
(分級後の石炭灰の活性度指数)
JIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)に記載されている方法に準拠して、活性度指数を測定した。材齢7日の活性度指数が70%以上であって、材齢28日の活性度指数が80%以上であり、そして材齢91日の活性度指数が90%以上であるものを「○」とし、それ以外のものを「×」とした。
JIS A 6201(コンクリート用フライアッシュ)に記載されている方法に準拠して、活性度指数を測定した。材齢7日の活性度指数が70%以上であって、材齢28日の活性度指数が80%以上であり、そして材齢91日の活性度指数が90%以上であるものを「○」とし、それ以外のものを「×」とした。
表2の結果から、45μmふるい残分、圧縮度、明度指数L値および強熱減量が本発明の範囲にある石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用い、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲でかつ分級精度指数が0.6以上0.7以下となる分級条件で分級した本発明例4〜7では、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲と低くなり、強熱減量が分級前と比較して低減した石炭灰を70%以上と高い回収率で得ることができることが分かる。そして、得られた石炭灰(本発明例4〜7)は、モルタルに加えた場合でも黒色斑点が発生せず、また活性度指数が高い。本発明例4〜7で得られた石炭灰は、フライアッシュII種に相当する。
これに対して、45μmふるい残分、圧縮度、明度指数L値および強熱減量が本発明の範囲にある石炭灰を、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が8質量%を超える条件にて分級した比較例10、12では、分級後の石炭灰は、45μmふるい残分が多く、強熱減量が低減しなかった。そして、活性度指数が低く、コンクリート混和材として使用するには不十分であった。
45μmふるい残分、圧縮度、明度指数L値および強熱減量が本発明の範囲にある石炭灰を、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%未満となる条件にて分級した比較例11、13は、回収率が低くなった。
明度指数L値が本発明の範囲よりも低い石炭灰を用いた比較例14、15、16は、モルタル供試体に黒色斑点が発生した。さらに、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が8質量%を超える条件にて分級した比較例16では、分級後の石炭灰は、強熱減量が高く、活性度指数が低くなった。
強熱減量が本発明の範囲よりも高い石炭灰を用いた比較例17では、分級後の石炭灰は、強熱減量が高く、活性度指数が低くなった。強熱減量が本発明の範囲よりも高い石炭灰を分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%未満となる条件にて分級した比較例18は、強熱減量は低減したが、回収率が低くなった。
明度指数L値が本発明の範囲よりも低く、強熱減量が本発明の範囲よりも高い石炭灰を用いた比較例19は、モルタル供試体に黒色斑点が発生し、活性度指数が低くなった。
以上の評価結果から、本発明によれば、比較的簡単な装置を用いて、効率よく石炭灰中の未燃カーボン量を低減させることができることが確認された。
Claims (4)
- 45μmふるい残分が10質量%以上である石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級することを特徴とする石炭灰の改質方法。
- 前記45μmふるい残分が10質量%以上である石炭灰は、45μmふるい残分が40質量%以下であって、圧縮度が40%以下であり、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であって、かつ強熱減量が5.0質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の石炭灰の改質方法。
- 得られる石炭灰は、強熱減量が分級前の石炭灰と比較して8.0%以上低減されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の石炭灰の改質方法。
- 45μmふるい残分が10質量%以上40質量%以下の範囲にあって、圧縮度が40%以下であり、ハンターLab表色系における明度指数L値が54.0以上であって、かつ強熱減量が5.0質量%以下である石炭灰を、強制渦式遠心方式の分級装置を用いて、分級後の石炭灰の45μmふるい残分が1質量%以上8質量%以下の範囲となる条件にて分級することを特徴とするコンクリート混和材用のフライアッシュの製造方法。
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