JP2018186588A - 制御装置一体型回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御装置の耐振性を向上させることができる制御装置一体型回転電機を得る。【解決手段】回転電機本体2と、回転電機本体2に設けられ、回転電機本体2との間で電力の送受を行う制御装置3とを備え、制御装置3は、パワーモジュール25と、パワーモジュール25を制御する制御基板26と、制御基板26に設けられ、制御基板26における部品実装面に対して垂直な方向に延びる垂直部311を含むフィン31と、パワーモジュール25、制御基板26およびフィン31の周囲を囲むケース28と、ケース28の内側に充填されたシリコーンゲル29とを有している。【選択図】図3

Description

この発明は、回転電機本体および回転電機本体との間で電力の送受を行う制御装置を一体化した制御装置一体型回転電機に関する。
従来、回転電機本体と、回転電機本体との間で電力の送受を行う制御装置とを一体化した制御装置一体型回転電機であって、制御装置が、直流電力を交流電力に変換し、また、交流電力を直流電力に変換するパワー回路部と、パワー回路部を制御する制御回路部とを有した制御装置一体型回転電機が知られている。パワー回路部は、モールド成形された複数のパワーモジュールを有し、それぞれのパワーモジュールがヒートシンクに配置されている。制御回路部は、制御基板を有し、制御基板にはパワーモジュールの端子が接続されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2014/188803号
しかしながら、制御装置一体型回転電機がエンジンルーム内に設置して使用される場合に、制御基板が振動するので、制御装置の耐振性が悪いという課題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、制御装置の耐振性を向上させることができる制御装置一体型回転電機を提供するものである。
この発明に係る制御装置一体型回転電機は、回転電機本体と、回転電機本体に設けられ、回転電機本体との間で電力の送受を行う制御装置とを備え、制御装置は、パワーモジュールと、パワーモジュールを制御する制御基板と、制御基板に設けられ、制御基板における部品実装面に対して垂直な方向に延びる垂直部を含むフィンと、パワーモジュール、制御基板およびフィンの周囲を囲むケースと、ケースの内側に充填されたゲル状粘弾性部材とを有している。
この発明に係る制御装置一体型回転電機によれば、制御装置は、制御基板における部品実装面に対して垂直な方向に延びる垂直部を含むフィンと、パワーモジュール、制御基板およびフィンの周囲を囲むケースと、ケースの内側に充填されたゲル状粘弾性部材とを有しているので、制御装置の耐振性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機を示す断面図である。 図1のシリコーンゲルによってポッティングされたパワーモジュールおよび制御基板を示す平面図である。 図2のIII−III線に沿って視た矢視断面図である。 図2のIV−IV線に沿って視た矢視断面図である。 実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機の変形例を示す平面図である。 図5のVI−VI線に沿って視た矢視断面図である。 図5のVII−VII線に沿って視た矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機を示す平面図である。 図8のIX−IX線に沿って視た矢視断面図である。 図8のX−X線に沿って視た矢視断面図である。 この発明の実施の形態3に係る制御装置一体型回転電機を示す平面図である。 図11のXII−XII線に沿って視た矢視断面図である。 図11のXIII−XIII線に沿って視た矢視断面図である。
以下、この発明の実施の形態に係る制御装置一体型回転電機を図面に基づいて説明する。各図には、説明を明確にするために、X方向、Y方向、Z方向を記載している。なお、本発明は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。各図においては、理解の容易のために、各部材の縮尺が実際とは異なる場合があり、また、本発明の特徴に関係しない構成は省略している。
実施の形態1.
実施の形態1では、制御装置一体型回転電機を車両に搭載して駆動の補助および発電に用いられる交流発電電動機に適用した例を示す。図1はこの発明の実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機を示す断面図である。
この発明の実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機1Aは、回転電機本体2と、回転電機本体2との間で電力の送受を行う制御装置3とを備えている。回転電機本体2は、回転軸4と、回転軸4に固定された回転子5とを備えている。回転子5は、回転子鉄心6と、回転子鉄心6に巻装された回転子巻線7とを備えている。
また、回転電機本体2は、フロントブラケット8と、フロントブラケット8に軸方向に隣り合うように設けられたリアブラケット9と、フロントブラケット8に設けられた軸受10と、リアブラケット9に設けられた軸受11とを備えている。回転軸4は、軸受10および軸受11を介してフロントブラケット8およびリアブラケット9に回転可能に支持されている。
また、回転電機本体2は、フロントブラケット8およびリアブラケット9に軸方向に挟み込まれて保持された固定子12を備えている。固定子12は、固定子鉄心13と、固定子鉄心13に巻装された固定子巻線14とを備えている。
また、回転電機本体2は、回転軸4におけるフロントブラケット8から外側へ突出した端部に取り付けられたプーリ15と、回転軸4におけるリアブラケット9から外側へ突出した部分に設置され、回転子5の回転状態を検出する回転位置検出装置16と備えている。
また、回転電機本体2は、回転子鉄心6に電流を供給する一対のスリップリング17と、それぞれのスリップリング17に摺接する一対のブラシ18と、一対のブラシ18を保持するブラシホルダ19とを備えている。
制御装置3は、固定子巻線14に電気的に接続されたパワー回路部20と、回転子巻線7に電気的に接続された界磁回路部21と、パワー回路部20および界磁回路部21を制御する制御回路部22と、パワー回路部20および制御回路部22を冷却するヒートシンク23とを備えている。ヒートシンク23は、安価で熱伝導性が良好なアルミニウム合金から構成されている。ヒートシンク23は、リアブラケット9に固定されている。ヒートシンク23におけるリアブラケット9側の面には、冷却能力を高めるための放熱フィン24が形成されている。
パワー回路部20は、ヒートシンク23における放熱フィン24が形成された面とは反対側の面に搭載された6個のパワーモジュール25を備えている。パワーモジュール25は、絶縁樹脂を用いたモールド成形によって形成されている。パワーモジュール25は、スイッチング素子として2個のMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor−Field−Effect−Transistor)を内蔵している。また、パワーモジュール25は、外部の図示しないバッテリーに電気的に接続される電源配線251と、固定子巻線14に電気的に接続される図示しない固定子巻線配線と、制御回路部22における制御基板26に接続される制御信号端子252と、ヒートシンク23に対して同電位となるグランド配線253とを備えている。制御信号端子252は、パワーモジュール25のリード部である。6個のパワーモジュール25によって二組の三相インバータ回路が形成されている。
界磁回路部21は、ヒートシンク23におけるパワーモジュール25が搭載されている面と同じ面に搭載された1個の界磁モジュール27を備えている。界磁モジュール27は、絶縁樹脂を用いたモールド成形によって形成されている。界磁モジュール27は、外部の図示しないバッテリーに電気的に接続される電源配線271と、ブラシ18に通電するための図示しないブラシ配線と、制御回路部22における制御基板26に接続される制御信号端子272と、ヒートシンク23に対して同電位となる図示しないグランド配線とを備えている。制御基板26には、電気的特性と機械的特性の良いガラスエポキシ樹脂が基材として用いられている。また、制御基板26には、パワー回路部20および界磁回路部21を制御するための部品261が実装されている。
また、制御装置3は、ヒートシンク23に固定されたケース28をさらに備えている。ケース28は、ねじおよび接着剤を用いてヒートシンク23に固定されている。ケース28は、パワーモジュール25、界磁モジュール27および制御基板26を囲んでいる。ケース28は、PPS(Poly Phenylene Sulfide)、PBT(Poly Butylen Terephthalate)などの熱可塑性樹脂を用いて形成されている。ケース28は、天井部および底部に開口部が形成された形状となっている。
また、制御装置3は、ケース28の内側に充填されたゲル状粘弾性部材であるシリコーンゲル29が充填されている。シリコーンゲル29によって、パワーモジュール25、界磁モジュール27および制御基板26が一体的にポッティングされている。
また、制御装置一体型回転電機1Aは、制御装置3におけるリアブラケット9とは反対側の部分に設けられた制御装置カバー30を備えている。制御装置3は、リアブラケットおよび制御装置カバー30によって囲われている。
本発明の実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機1Aは、駆動を補助する電動機の機能と、発電する発電機の機能とを備えている。
次に、制御装置一体型回転電機1Aが、電動機として機能する場合について説明する。制御装置一体型回転電機1Aが電動機として機能する場合には、外部のバッテリーからパワー回路部20に供給された直流電力が、パワー回路部20のスイッチング素子のオンオフ制御によって、三相交流電力に変換されて、固定子巻線14に供給される。
また、外部のバッテリーから界磁回路部21に供給された直流電力が、界磁回路部21で調整された回転子巻線7に供給される。これにより、回転子巻線7の周囲に回転磁界が生じ、回転軸4が回転する。
回転軸4の回転力は、プーリ15およびプーリ15に巻き掛けられた図示しない伝動ベルトを介して、図示しないエンジンに伝達される。制御回路部22は、外部機器から入力される情報および回転位置検出装置16から入力される情報に基づいて、パワー回路部20および界磁回路部21を制御する。
次に、制御装置一体型回転電機1Aが、発電機として機能する場合について説明する。制御装置一体型回転電機1Aが発電機として機能する場合には、エンジンの回転力が伝動ベルトおよびプーリ15を介して回転軸4に伝達される。これにより、回転子5が回転して、固定子巻線14に三相交流電力が励起される。制御回路部22は、パワー回路部20のスイッチング素子のオンオフ制御によって、固定子巻線14に励起された三相交流電力を直流電力に変換する。変換された直流電力は、外部のバッテリーに供給され、このバッテリーが充電される。
次に、シリコーンゲル29によるポッティング構造について詳細に説明する。図2は図1のシリコーンゲル29によってポッティングされたパワーモジュール25および制御基板26を示す平面図、図3は図2のIII−III線に沿って視た矢視断面図、図4は図2のIV−IV線に沿って視た矢視断面図である。
パワーモジュール25は、図示しない高熱伝導絶縁樹脂を介してヒートシンク23におけるリアブラケット9側の面とは反対側の面に配置されている。パワーモジュール25の電源配線251およびグランド配線253は、ケース28に一体に形成された銅の電源配線281およびグランド配線282にそれぞれ溶接によって接続されている。
制御装置3は、制御基板26における両面に固定されたフィン31を備えている。それぞれのフィン31は、制御基板26の部品実装面に対して垂直な方向に延びる垂直部311を有している。フィン31は、制御基板26と同じ材料であるガラスエポキシ樹脂、ケース28と同じ材料であるPPSなどの軽量で機械的特性に優れた絶縁性の樹脂から構成されている。フィン31は、制御基板26の基材部分に、図示しない接着剤および図示しないねじを用いて固定されている。
制御基板26には、パワーモジュール25における複数の制御信号端子252が半田32を用いて接続されている。
制御基板26に固定されたフィン31は、ケース28の内側に配置されている。また、フィン31は、パワーモジュール25および界磁モジュール27とともにシリコーンゲル29によってポッティングされている。
シリコーンゲル29の中に配置された板形状の制御基板26は、シリコーンゲル29との接触面積の大きい方向である、部品実装面に対して垂直の方向、言い換えれば、Z方向の振動および衝撃に対しては、減衰力が大きく作用する。一方、制御基板26は、接触面積の小さい方向である、部品実装面に対して平行の方向、言い換えれば、X方向およびY方向の振動および衝撃に対しては、作用する減衰力が小さい。
しかしながら、制御基板26には、制御基板26の部品実装面に対して垂直の方向に延びる垂直部311を有するフィン31が固定されているので、制御基板26の部品実装面に対して平行の方向の振動および衝撃に対しても、減衰力が大きく作用する。
フィン31は、制御基板26に実装されている部品261に対してではなく、制御基板26の基材部分に対して固定されているので、減衰力は、部品261に集中して作用することがなく、制御基板26の全体に作用する。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機1Aによれば、外部からのX方向、Y方向およびZ方向の何れの方向の振動および衝撃に対しても、制御基板26の振動が減衰され、制御基板26自体の割れ、制御基板26に実装された部品261の脱落、半田32に発生するクラックなどを防止し、制御装置3の耐振性を高めることが可能になる。
また、フィン31は、制御基板26の両面に配置されているため、シリコーンゲル29とフィン31との間の接触面積が大きくなり、制御基板26に対してより大きい減衰力がバランスよく作用する。
また、フィン31は軽量な樹脂から構成されているので、制御基板26の固有振動数を低くすることなく、耐振性の高い制御装置一体型回転電機1Aを提供できる。
図5は実施の形態1に係る制御装置一体型回転電機1Aの変形例を示す平面図、図6は図5のVI−VI線に沿って視た矢視断面図、図7は図5のVII−VII線に沿って視た矢視断面図である。フィン31は、制御基板26の部品実装面に対して垂直な方向に延びる垂直部311と、制御基板26の部品実装面に対して平行な方向に延びる平行部312とを有してもよい。垂直部311には、制御基板26の基材の厚みと同じ幅の溝313が形成され、溝313には、制御基板26の基材の周縁部が挟み込まれている。これにより、制御基板26およびフィン31が互いに固定されている。この場合、フィン31は、振動の変位が大きい制御基板26の周縁部に固定されているため、より効率的に振動を減衰させることができるとともに、フィン31と制御基板26との位置決め固定が容易にでき、制御装置一体型回転電機1Aの生産性が向上する。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機を示す平面図、図9は図8のIX−IX線に沿って視た矢視断面図、図10は図8のX−X線に沿って視た矢視断面図である。実施の形態2では、実施の形態1と同様に、制御装置一体型回転電機を車両に搭載して駆動の補助および発電に用いられる交流発電電動機に適用した例を示す。この発明の実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機1Bにおいて、制御基板26の構成、フィン31の構成、制御基板26とフィン31との間の固定方法は、実施の形態1と同様である。
制御装置3は、フィン31および制御基板26とケース28の内壁との間に設けられた接着剤33を備えている。接着剤33は、シリコーンゲル29よりも弾性率が高いシリコーン系の材料から構成されている。接着剤33によって、フィン31および制御基板26は、ケース28の内壁に固定されている。接着剤33は、パワーモジュール25および界磁モジュール27とともにシリコーンゲル29によってポッティングされている。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る制御装置一体型回転電機1Bによれば、外部からのX方向、Y方向およびZ方向の何れの方向の振動および衝撃に対しては、実施の形態1と同様に制御基板26の振動が減衰される。また、この制御装置一体型回転電機1Bによれば、ケース28に対する制御基板26の全体の変位を小さくすることができる。これにより、制御装置一体型回転電機1Bの耐振性をより向上させることができる。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3に係る制御装置一体型回転電機を示す平面図、図12は図11のXII−XII線に沿って視た矢視断面図、図13は図11のXIII−XIII線に沿って視た矢視断面図である。実施の形態3では、実施の形態1および実施の形態2と同様に、制御装置一体型回転電機を車両に搭載して駆動の補助および発電に用いられる交流発電電動機に適用した例を示す。この発明の実施の形態3に係る制御装置一体型回転電機1Cにおいて、フィン31は、制御基板26の部品実装面に対して垂直な方向に制御基板26からパワーモジュール25に向かって延びる垂直部311と、垂直部311との間にパワーモジュール25の制御信号端子252が挟まれる係合部314とを有している。係合部314は、制御信号端子252に固定されている。
フィン31は、実施の形態1と同様にガラスエポキシ樹脂、PPS樹脂などの軽量で機械的特性に優れた絶縁性材料から成形されている。フィン31は、制御基板26の基材部分に、接着剤およびねじを用いて固定されるとともに、制御信号端子252にも固定されている。実施の形態1と同様に、パワーモジュール25および界磁モジュール27は、シリコーンゲル29によってポッティングされている。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係る制御装置一体型回転電機1Cによれば、外部からのX方向、Y方向およびZ方向の何れの方向の振動および衝撃に対しては、実施の形態1と同様に制御基板26の振動が減衰される。また、この制御装置一体型回転電機1Cによれば、パワーモジュール25の制御信号端子252と制御基板26とがフィン31により固定されるため、振動および温度変化がある場合であっても、制御信号端子252と制御基板26との間の変位が発生し難くなり、半田32に作用する応力を小さくすることができ、制御装置一体型回転電機1Cの耐振性のみならず、制御装置一体型回転電機1Cの温度変形耐性も向上することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を適宜、組み合わせ、変形させ、または、省略することができる。
1A、1B、1C 制御装置一体型回転電機、2 回転電機本体、3 制御装置、4 回転軸、5 回転子、6 回転子鉄心、7 回転子巻線、8 フロントブラケット、9 リアブラケット、10 軸受、11 軸受、12 固定子、13 固定子鉄心、14 固定子巻線、15 プーリ、16 回転位置検出装置、17 スリップリング、18 ブラシ、19 ブラシホルダ、20 パワー回路部、21 界磁回路部、22 制御回路部、23 ヒートシンク、24 放熱フィン、25 パワーモジュール、26 制御基板、27 界磁モジュール、28 ケース、29 シリコーンゲル、30 制御装置カバー、31 フィン、32 半田、33 接着剤、251 電源配線、252 制御信号端子、253 グランド配線、261 部品、271 電源配線、272 制御信号端子、281 電源配線、282 グランド配線、311 垂直部、312 平行部、313 溝、314 係合部。
この発明に係る制御装置一体型回転電機は、回転電機本体と、回転電機本体に設けられ、回転電機本体との間で電力の送受を行う制御装置とを備え、制御装置は、パワーモジュールと、パワーモジュールを制御する制御基板と、制御基板に固定され、制御基板における部品実装面に対して垂直な方向に延びる垂直部を含むフィンと、パワーモジュール、制御基板およびフィンの周囲を囲むケースと、ケースの内側に充填されたゲル状粘弾性部材とを有し、垂直部は、ゲル状粘弾性部材と接触することによって、部品実装面に対して平行の方向についての制御基板の振動を減衰させる

Claims (7)

  1. 回転電機本体と、
    前記回転電機本体に設けられ、前記回転電機本体との間で電力の送受を行う制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、パワーモジュールと、前記パワーモジュールを制御する制御基板と、前記制御基板に設けられ、前記制御基板における部品実装面に対して垂直な方向に延びる垂直部を含むフィンと、前記パワーモジュール、前記制御基板および前記フィンの周囲を囲むケースと、前記ケースの内側に充填されたゲル状粘弾性部材とを有している制御装置一体型回転電機。
  2. 前記垂直部は、前記制御基板における両面に設けられている請求項1に記載の制御装置一体型回転電機。
  3. 前記フィンは、樹脂から構成されている請求項1または請求項2に記載の制御装置一体型回転電機。
  4. 前記フィンは、前記制御基板の周縁部に固定されている請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
  5. 前記フィンは、前記部品実装面に対して平行な平行部を含み、
    前記平行部は、複数の前記垂直部と一体に形成され、
    複数の前記垂直部には、前記制御基板の周縁部が嵌められる溝が形成されている請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
  6. 前記フィンまたは前記制御基板は、前記ゲル状粘弾性部材よりも弾性率が高い接着剤を用いて前記ケースに固定されている請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
  7. 前記フィンは、絶縁性材料から構成されており、
    前記フィンは、前記パワーモジュールのリード部と係合されている請求項1から請求項6までの何れか一項に記載の制御装置一体型回転電機。
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