JP2018186006A - 照明装置 - Google Patents

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延吉 竹内
Nobuyoshi Takeuchi
延吉 竹内
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Kozo Sonoda
孝三 薗田
恭平 中村
Kyohei Nakamura
恭平 中村
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Abstract

【課題】簡易な構成で配光制御を行うことができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置1は、第1光源11bと、第1光源11bと異なる場所に配置された第2光源13bと、光が入射する入射面8aと、入射面8aと交差しており、光が拡散される光拡散面8bと、光拡散面8bの反対側の面であり、光が出射する出射面8cとを有する導光板8とを備える。また、光拡散面8bには、光を反射する第1反射面82aを有し、かつ、凸状又は凹状である複数の光学構造81が形成される。さらに、第1光源11b及び第2光源13bの少なくとも一方は、入射面8aを介して第1反射面82aと対向配置される。そして、導光板8は、第1光源11bが点灯する場合に、第1配光角の光を出射面8cから出射し、第2光源13bが点灯する場合に、第1配光角よりも大きい第2配光角の光を出射面8cから出射する。
【選択図】図4

Description

本発明は、導光板を用いた照明装置に関する。
従来、第一の光源と、第二の光源と、導光板とを備える照明装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。導光板は、第一の光源からの光が入射する第一入光面と、第二の光源からの光が入る第二入光面と、第一入光面と第二入光面から取り入れた光を導光して出射する発光面と、発光面と対向する対向面とを有する。
対向面には、第一の光源からの光のみを反射する反射面を有する第一微細構造と、第二の光源からの光のみを反射する反射面を有する第二微細構造とが形成されている。
この照明装置では、第一の光源を点灯させた場合に、第一微細構造の反射面で光が反射し、第一発光領域を照明する。また、この照明装置では、第二の光源を点灯させた場合に、第一微細構造の反射面で光が反射し、第一発光領域を照明する。
特開2012−182017号公報
しかしながら、通常の照明装置では、異なる場所の照明を切り替えることができるだけであり、住宅、事務所、倉庫等においては、使用者が存在するエリアの照明を行うために、配光制御を行うことができていない。そこで、第一の光源及び第二の光源の照射位置を変更させれば、照明装置が照明する領域を変更することができるが、照明装置の設備が複雑化する。
そこで、本開示は、簡易な構成で配光制御を行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る照明装置は、第1光源と、前記第1光源と異なる場所に配置された第2光源と、光が入射する入射面と、前記入射面と交差しており、光が拡散される光拡散面と、前記光拡散面の反対側の面であり、光が出射する出射面とを有する導光板とを備え、前記光拡散面には、光を反射する反射面を有し、かつ、凸状又は凹状である複数の光学構造が形成され、前記第1光源及び前記第2光源の少なくとも一方は、前記入射面を介して前記反射面と対向配置され、前記導光板は、前記第1光源が点灯する場合に、第1配光角の光を前記出射面から出射し、前記第2光源が点灯する場合に、前記第1配光角よりも大きい第2配光角の光を前記出射面から出射する。
本開示の照明装置によれば、簡易な構成で配光制御を行うことができる。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の斜視図である。 図2は、図1のII−II線における実施の形態1に係る照明装置の断面図である。 図3は、実施の形態1に係る照明装置の分解斜視図である。 図4は、実施の形態1に係る照明装置における導光板、第1発光モジュール及び第2発光モジュールを示す平面図である。 図5は、実施の形態1に係る照明装置の導光板における光学構造を示す図である。 図6は、実施の形態1に係る照明装置の第1発光モジュール及び第2発光モジュールを選択的に点灯させた場合のイメージ図である。 図7は、シミュレーション解析で用いる光学構造を示す斜視図である。 図8は、図7の光学構造を用いた場合の配光曲線を示す図である。 図9は、図7の光学構造を用いた場合の配光曲線を示す図である。 図10は、図7の光学構造を用いた場合の配光曲線を示す図である。 図11は、図7の光学構造を用いた場合の配光曲線を示す図である。 図12は、実施の形態1の変形例に係る照明装置における光学構造を示す図である。 図13は、実施の形態2に係る照明装置における導光板、第1発光モジュール及び第2発光モジュールを示す平面図である。 図14は、図7の光学構造を用いた場合の配光曲線を示す図である。 図15は、実施の形態2の変形例に係る照明装置における導光板、第1発光モジュール及び第2発光モジュールを示す平面図である。 図16は、図7の光学構造を用いた場合の配光曲線を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、「略**」との記載は、「略同一」を例に挙げて説明すると、全く同一はもとより、実質的に同一と認められるものを含む意図である。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
[構成]
図1は、実施の形態1に係る照明装置1の斜視図である。図2は、図1のII−II線における実施の形態1に係る照明装置1の断面図である。図3は、実施の形態1に係る照明装置1の分解斜視図である。図4は、実施の形態1に係る照明装置1における導光板8、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13を示す平面図である。図5は、実施の形態1に係る照明装置1の導光板8における光学構造81を示す図である。
図5の(a)は、照明装置1の導光板8における光学構造81を示す部分拡大斜視図である。図5の(b)は、照明装置1の導光板8における光学構造81を示す平面図である。図5の(c)は、図5の(a)のVc−Vc線における導光板8の光学構造81を示す断面図である。図5の(d)は、図5の(a)のVd−Vd線における導光板8の光学構造81を示す断面図である。
図1では、照明装置1において、光学構造81の長手方向をX軸方向と規定し、X軸方向と直交し、かつ、導光板8と平行な方向をY軸方向と規定し、X軸方向及びY軸方向と交差する方向をZ軸方向と規定する。そして、図2以降の各図に示す各方向は、図1に示す各方向に対応させて表示する。
図1に示すように、照明装置1は、エッジライト方式の導光板8を用いたダウンライトであり、天井および壁などの造営材に埋め込んで配設されている。また、照明装置1は、ダウンライトに限定されず、スポットライト、ペンダントライト等であってもよい。照明装置1は、例えば、住宅、事務所、倉庫等の造営材に取り付けられる。
図1〜図3に示すように、照明装置1は、第1ケース3と、第2ケース5と、制御回路6と、電源部7と、反射板9と、導光板8と、複数の第1発光モジュール11と、複数の第2発光モジュール13と、保持部材10と、固定枠15と、パッキン17と、取付用金具19とを備える。なお、反射板9は反射シートであっても良い。
第1ケース3は、有底の筒状をなすZ軸方向に扁平な筐体であり、Z軸プラス方向側で開いている。第2ケース5は、有底の筒状をなすZ軸方向に扁平な筐体であり、Z軸マイナス方向側で開いている。第1ケース3のZ軸プラス方向側では、第2ケース5が被さり、嵌め合わされた状態で固定されている。第1ケース3に第2ケース5を固定する方法は、ネジ、ボルト等の固定部材等により実現する。
第1ケース3の底壁には、貫通孔3aが複数形成されている。複数の貫通孔3aのうちの少なくとも一部は、反射板9と係合する。第1ケース3の底壁は、第1ケース3のZ軸マイナス方向側の壁部である。
第2ケース5は、制御回路6を収容している。第2ケース5の底壁には、制御回路6が固定されている。第2ケース5の底壁は、第2ケース5のZ軸プラス方向側の壁部である。第2ケース5の底壁におけるZ軸プラス方向側の面には、電源部7が固定されている。
制御回路6は、電源部7から複数の第1発光モジュール11及び複数の第2発光モジュール13へ出力される直流電力を調整するための電子回路を有している。制御回路6は、リモコン等の制御信号に従って、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13の点灯、消灯、調光、調色等の動作を制御する。制御回路6は、例えば、電源部7を制御して第1発光モジュール11の明るさを大きくするととともに、電源部7を制御して第2発光モジュール13の明るさを小さくするといった、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13の発光を制御する。制御回路6は、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13等を制御するための回路等から構成されている。制御回路6は、入力された信号に応じて第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13に供給する電流値等を制御するマイクロコンピュータ、プロセッサなど、または専用回路によってこれらの動作を実現する。
電源部7は、金属製の箱型に形成され、その内部に点灯回路等の回路部品が実装された基板を収納している。電源部7には、商用交流電源からの電源ケーブルが接続されて、商用交流電源が点灯回路に供給される。
反射板9は、導光板8を導光した光を反射する部材であり、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)など硬質の白色樹脂材料を用いている。反射板9は、光を導光板8に向けて反射させる。反射板9は、六角形状の平板状である。
反射板9は、鏡面部9aと、複数の係合部9bを有する。鏡面部9aは、Z軸マイナス方向側の面が鏡面であり、導光板8のZ軸プラス方向側の面に配置される。鏡面部9aは、六角形状の平板状である。係合部9bは、鏡面部9aの外周端縁からZ軸プラス方向側に向かって立ち上がる立壁である。各々の係合部9bは、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13に係合され、反射板9の回動が規制される。
導光板8は、平面視で、偶数の多角形状であり、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13が出射した光が導光する光学部材である。導光板8は、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂又はガラス等の透光性の部材であるが、透光性があればその他どのような材料で形成されてもよい。本実施の形態では、導光板8は、六角形状であるが、例えば四角形状等の偶数の多角形状に限らず、円形状等でもよく、他の形状でもよい。
導光板8は、反射板9の鏡面部9aと密着するように、鏡面部9aのZ軸マイナス方向側の面に配置されていてもよい。導光板8は、入射面8aと、光拡散面8bと、出射面8cとを有する。
図3〜図5に示すように、入射面8aは、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13が出射した光が入射する面であり、導光板8の外周側面である。入射面8aは、光拡散面8b及び出射面8cと交差する。入射面8aは、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13が出射する光が入射するように、第1発光モジュール11の光軸及び第2発光モジュール13の光軸と略垂直に配置されていてもよい。本実施の形態では、導光板8は、六角形状であるため、六つの入射面8aを有する。入射面8aは、導光板8が多角形状の場合は略均一な平面である。なお、入射面8aは、例えば、導光板8が円形状の場合は湾曲した曲面となる。
光拡散面8bは、導光する光が拡散される面であり、導光板8のZ軸プラス方向側の面である。光拡散面8bは、反射板9の鏡面部9aに密着した状態であってもよい。光拡散面8bには、凸状又は凹状の光学構造81が複数形成されている。
光学構造81は、X軸方向と略平行な長尺状である。光学構造81は、導光板8をZ軸プラス方向側から見た場合に、光学構造81の長手方向が第1発光モジュール11の光軸と略直交する。光学構造81におけるY軸方向の幅は、光学構造81の高さ又は深さよりも大きい。光学構造81におけるY軸方向は、短手方向の一例である。
複数の光学構造81は、光拡散面8bに規則的に配置されている。具体的には、光学構造81は、マトリクス状、千鳥格子状等のように規則的に配置されている。つまり、光学構造81がランダムに配置されていない。なお、配置の規則性については、マトリクス状、千鳥格子状等に限定されない。本実施の形態では、複数の光学構造81は、光学構造81の長手方向が略平行となるように、マトリクス状に配置されている。
光学構造81は、長尺状であり、Y軸方向の断面で略二等辺三角形となる多面体構造である。本実施の形態では、光学構造81は、第1発光モジュール11の光軸と略平行な断面の断面形状が略二等辺三角形状であり、この断面に対して鉛直なX軸方向に沿って直線的に光拡散面108bの一部を切り欠いた凹状を形成している。つまり、光学構造81は、三角柱状の凹状である。なお、光学構造81は、導光板8の光拡散面8bを凹ませた凹状に限らず、導光板8の光拡散面8bからZ軸プラス方向側に突出する凸状に形成されていてもよい。
光学構造81におけるX軸方向の長さは、約0.5mmから5mmである。特に、約1mmから3mmであることが好ましい。
光学構造81は、例えば、ダイヤモンドバイト等の掘削器具を用いて形成してもよく、金型を用いて形成してもよく、製造方法については特に限定されない。
図4及び図5に示すように、光学構造81は、X軸方向に長尺であり、光を反射する一対の第1反射面82aと、一対の第1反射面82aの両端に面し、光を反射する一対の第2反射面82bとを有する。
第1反射面82aは、導光板8の入射面8aから入射した第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13からの光を出射面8cに向けて反射するように傾斜している。光学構造81は、光拡散面8bの鉛直方向から見た場合に、第2反射面82bの両端を結ぶ直線と、第1発光モジュール11の光軸とが、略直交するように光拡散面8bに形成されている。これにより、第1発光モジュール11から入射した光が光学構造81の第1反射面82aによって出射面8cへ向けて反射される。
図3〜図5に示すように、出射面8cは、光拡散面8bの反対側の面であり、導光した光が出射する面である。つまり、出射面8cは、導光板8における、入射面8aと略直交するZ軸マイナス方向側の面である。出射面8cにおける外周端縁側は、保持部材10の後述するリング部10aと当接している。
図2及び図3に示すように、保持部材10は、導光板8を所定位置に保持する部材であり、導光板8を収容可能である。具体的には、保持部材10は、導光板8の光拡散面8bを反射板9の鏡面部9aに当接させるように、導光板8を保持する。保持部材10は、導光板8の形状と対応するように、導光板8と同等の形状である。つまり、保持部材10は、多角形状、円形状等でもよく、他の形状でもよい。本実施の形態では、保持部材10は、平面視で六角形状である。保持部材10は、金属製、樹脂製等の部材で構成されている。また、保持部材10は、複数の第1発光モジュール11及び複数の第2発光モジュール13を所定位置に保持する部材である。
保持部材10は、リング部10aと、複数の係合保持部10bとを有する。リング部10aは、平板の環状であり、導光板8における出射面8cの外周端縁と当接している。リング部10aは、出射面8cから出射する光を極力妨げないように構成されている。本実施の形態では、リング部10aは、平面視で六角形状である。リング部10aでは、導光板8から出射した光が、リング部10aの開口を通過する。
係合保持部10bは、リング部10aの外周端縁からZ軸プラス方向に向かって立ち上がる立壁である。係合保持部10bは、導光板8の角部においてZ軸方向に沿うように、導光板8の入射面8aと当接している。本実施の形態では、6つの係合保持部10bが形成され、導光板8における6つの角部に一対一で対応している。つまり、各々の係合保持部10bは、導光板8における各々の角部を保持することで、導光板8の回動、移動を抑制している。こうして、導光板8は、保持部材10によって、反射板9からの離間、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13に対する回動等が抑制される。
複数の第1発光モジュール11及び複数の第2発光モジュール13は、導光板8の周囲を囲むように、導光板8の外周側に配置され、照明装置1の出射光となる光を出射する。複数の第1発光モジュール11及び複数の第2発光モジュール13は、保持部材10により、導光板8の入射面8aに光を入射させるように、各々の入射面8aに対向配置されている。第1発光モジュール11又は第2発光モジュール13は、各々の入射面8aに一対一で対応するように、入射面8aに対向配置されている。
複数の第1発光モジュール11及び複数の第2発光モジュール13のそれぞれは、給電部14を有する。各々の給電部14は、第1ケース3の各々の貫通孔3aに一対一で対応している。各々の給電部14を各々の貫通孔3aを挿通し、制御回路6に電気的に接続されている。
本実施の形態では、導光板8の外周には2つの第1発光モジュール11が設けられている。一方の第1発光モジュール11は、他方の第1発光モジュール11と導光板8を介して対向配置されている。つまり、一対の第1発光モジュール11は、照明装置1の光軸に対して線対称に配置されている。ここでいう照明装置1の光軸は、導光板8の出射面8cに対する法線方向である。
また、本実施の形態では、4つの第2発光モジュール13が設けられている。つまり、残りの4つの入射面8aについては、第2発光モジュール13が一対一で対応するように、各々の入射面8aに対向配置されている。この第2発光モジュール13においても、一方の第2発光モジュール13は、他方の第2発光モジュール13と導光板8を介して対向配置されている。つまり、一対の第2発光モジュール13は、照明装置1の光軸に対して線対称に配置されている。
この照明装置1において、第2発光モジュール13は、第1発光モジュール11と異なる場所に配置されている。また、第1発光モジュール11の両隣には、第2発光モジュール13が存在するように、複数の第1発光モジュール11及び複数の第2発光モジュール13が導光板8の周囲に配置される。
本実施の形態では、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13は、LED(Light Emitting Diode)を有するモジュールであって、所定の光を放射状に出射するLED光源を有する。
第1発光モジュール11は、基台11aと、基台11a上に実装された複数の第1光源11bとを有する。第2発光モジュール13は、基台13aと、基台13a上に実装された複数の第2光源13bとを有する。第1光源11b及び第2光源13bの各々は、発光するLED素子と、LED素子を封止し、蛍光体を含む封止部材とを有している。なお、封止部材は、全ての光源を一括封止していてもよく、ライン状に配列された光源の配列方向に沿って複数本のライン状に封止部材を形成する構成としてもよい。第1光源11b及び第2光源13bの各々は、例えば白色光を出射するように構成されている。
基台11a、13aは、複数の第1光源11b及び複数の第2光源13bの各々を実装するための実装基板であって、例えばセラミックス基板、樹脂基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板などである。また、基台11a、13aは、例えば正面視において矩形である平面を有する板状であり、保持部材10に取り付けられることによって固定される。なお、図示しないが、基台11a、13aには、第1光源11b及び第2光源13bを発光させるための直流電力を外部から受電するための給電部14が形成されている。給電部14は、正電極端子及び負電極端子である。
第1光源11bは、一列で等間隔に並ぶように基台11aに実装されている。また、第2光源13bは、一列で等間隔に並ぶように基台13aに実装されている。なお、第1光源11b及び第2光源13bは、二列以上が基台11a、13aに並んでいてもよい。
第1光源11b及び第2光源13bは、導光板8の周囲に複数設けられている。一方の第1発光モジュール11における各々の第1光源11bは、一方の第1発光モジュール11における各々の第1光源11bと導光板8を介して対向配置されている。また、一方の第2発光モジュール13における各々の第2光源13bは、一方の第2発光モジュール13における各々の第2光源13bと導光板8を介して対向配置されている。
第1光源11b及び第2光源13bは、導光板8の入射面8aに光を照射する。つまり、第1光源11b及び第2光源13bは、各々の光軸Jが入射面8aに向くように、略等間隔に配置されている。具体的には、第1光源11b及び第2光源13bは、各々の光軸Jが導光板8の入射面8aに略直交するように、入射面8aと対向配置されている。つまり、第1光源11b及び第2光源13bの出射方向には、導光板8が配置されている。第1光源11bの光軸Jは第1発光モジュール11の光軸と同義であり、第2光源13bの光軸Jは第2発光モジュール13の光軸と同義である。
第1光源11b及び第2光源13bの少なくとも一方は、入射面8aを介して第1反射面82aと対向配置されている。本実施の形態では、第1光源11bが入射面8aを介して第1反射面82aと対向配置されている。具体的には、第1光源11b、第2光源13b及び導光板8を平面視した場合に、第1光源11bは、第1光源11bの光軸Jが第1反射面82aに対して略直交状態となるように配置され、第2光源13bは、第2光源13bの光軸Jが第1反射面82aに対して傾斜状態となるように配置される。なお、第1光源11b、第2光源13b及び導光板8を平面視した場合に、第1光源11bは、第1光源11bの光軸Jが第1反射面82aに対して傾斜状態となるように配置され、第2光源13bは、第2光源13bの光軸Jが第1反射面82aに対して略直交状態となるように配置されていてもよい。また、第1光源11bは、第2反射面82bと対向配置されていてもよい。
また、第1光源11b及び第2光源13bと導光板8との間には、第1光源11b及び第2光源13bと導光板8とが接触しないように隙間が空けられている。これは、第1光源11b及び第2光源13bの熱が導光板8に伝導して、導光板8に損傷を与えることを防ぐためである。
第1光源11bの点灯時における光量と、第2光源13bの点灯時における光量とは、実質的に同一である。また、第1光源11bと第2光源13bとは同一の光源であってもよい。
第1光源11b及び第2光源13bは、いわゆるSMD(Surface Mount Device)型のLED素子であってもよい。SMD型のLED素子とは、具体的には、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップ(発光素子)が実装され、キャビティ内に蛍光体含有樹脂が封入されたパッケージ型のLED素子である。第1光源11b及び第2光源13bは、制御回路6により制御されて調光調色が行われる。例えば、青色LEDチップと黄色蛍光体含有樹脂との組み合わせにより白色光を放出する表面実装型LED素子が、第1光源11b及び第2光源13bとして採用される。
なお、第1光源11b及び第2光源13bは、このような構成に限定されるものではなく、第1光源11b及び第2光源13bの各々の基台11a、13a上に、LEDチップが直接的に実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールが用いられてもよい。また、第1光源11b及び第2光源13bが有する発光素子は、LEDに限定されるものではなく、例えば、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等その他の固体発光素子であってもよい。
固定枠15は、挿通孔を有し、造営材に形成された取付穴に固定される環状の部材である。固定枠15は、造営材に照明装置1を取付けた際に、取付穴と照明装置1との隙間を覆うカバーである。固定枠15は、ネジによって第1ケース3に固定されている。固定枠15は、造営材の取付穴の内周に沿って配置され、取付用金具19によって取付穴に固定される。固定枠15は、造営材と当接する鍔状部を有する。鍔状部は、固定枠15から外側向きに突出する円環状の部分である。固定枠15では、導光板8から出射した光が、固定枠15の開口を通過する。
固定枠15を形成する材料は、特に限定されない。本実施の形態では、固定枠15は、例えば、アルミニウムなどの導電性部材で形成される。
パッキン17は、固定枠15が造営材のZ軸マイナス方向側の面に配置された場合に、固定枠15の鍔状部と造営材との間をシールする環状のシール部材の一例である。パッキン17の径は、取付穴の径より大きく、固定枠15の外径より小さい。パッキン17は、固定枠15と造営材との間を埋めるように、固定枠15の周方向に沿って設けられている。パッキン17は、例えばネジの締結力により、全周にわたって鍔状部と造営材との間をシールする。また、この締結力によりパッキン17が造営材と接触するため、固定枠15の回動範囲を規制する。
パッキン17は、水分透過率の低い材料から形成される。パッキン17の材料としては、例えば、ブチルゴムなどの樹脂材料を用いることができる。
取付用金具19は、固定枠15を造営材に形成された取付穴に固定する弾性部材である。取付用金具19は、例えば板バネであるが、板バネに限定されず、ネジ、接着剤等の固定部材によって固定されてもよく、その方法は公知の方法を用いることができる。本実施の形態では、二つの板バネによって、固定枠15が取付穴に固定される。板バネは、湾曲形状部を有する。照明装置1は、当該湾曲形状部と固定枠15の鍔状部との間で造営材を挟持することによって、造営材に固定される。
取付用金具19を形成する材料は、弾性部材であれば特に限定されない。取付用金具19は、例えば鋼材、アルミニウムなどの導電性部材で形成される。また、取付用金具19の湾曲形状部は、例えば金型に板状部材を押し当てることによって形成できる。
このような照明装置1では、第1光源11b及び第2光源13bより出射した光は、導光板8の入射面8aから光が入射して、導光板8内を導光する。
第1光源11b及び第2光源13bを選択的に点灯させた場合を、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態1に係る照明装置1の第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13を選択的に点灯させた場合のイメージ図である。図6の(a)は、照明装置1の第1発光モジュール11を点灯させた場合のイメージ図である。図6の(b)は、照明装置1の第2発光モジュール13を点灯させた場合のイメージ図である。図6の(c)は、照明装置1の第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13を点灯させた場合のイメージ図である。
図6の(a)に示すように、第1光源11bから出射した光は、第1光源11b、第2光源13b及び導光板8を平面視した場合に、光拡散面8bの光学構造81の第1反射面82aに略直交した状態で入射する。この光は、第1反射面82aで反射して出射面8cに入射して出射面8cから直下に出射する。このため、導光板8は、第1光源11bが点灯する場合に、狭域の第1配光角の光を出射面8cから出射する。第1配光角は、1/2ビーム角である。
また、図6の(b)に示すように、第2光源13bから出射した光は、第1光源11b、第2光源13b及び導光板8を平面視した場合に、光拡散面8bの光学構造81の第1反射面82aに傾斜した状態で入射する。この光は、第1反射面82aで反射して出射面8cに入射して出射面8cから直下とその周辺に出射する。このため、導光板8は、第2光源13bが点灯する場合に、第1配光角よりも大きい広域の第2配光角の光を出射面8cから出射する。第2配光角は、1/2ビーム角である。
また、図6の(c)に示すように、第1光源11b及び第2光源13bの両方が点灯した場合に、第2光源13bにより広域を照明することができ、かつ、第1光源11bにより照射される狭域をより明るく照明することができる。
このように、この照明装置1では、第1光源11b及び第2光源13bの点灯を選択的に変えるだけで、狭域を照明したり、広域を照明したりすることができる。
[解析結果]
次に、導光板8による配光についてのシミュレーション解析の結果について説明する。
図7は、シミュレーション解析で用いる光学構造85を示す斜視図である。図8は、図7の光学構造85を用いた場合の配光曲線を示す図である。図9は、図7の光学構造85を用いた導光板8の配光曲線を示す図である。図10は、図7の光学構造85を用いた場合の配光曲線を示す図である。図11は、図7の光学構造85を用いた場合の配光曲線を示す図である。
この解析では、本実施の形態に係る光学構造81の代わりに、図7に示す光学構造85を形成した導光板8を用いた。光学構造85は、第1発光モジュール11の光軸と略平行な断面の断面形状が台形形状であり、この断面に対して鉛直なX軸方向に沿って直線的に光拡散面8bの一部を切り欠いた凹状を形成している。光学構造85は、略四角柱状の凹状であり、導光板8をZ軸プラス方向側から見て、その長手方向が第1光源11bの光軸Jと略直交する。
この解析では、他の点について本実施の形態に係る図4と同様の条件であり、特に記載した場合を除き、同一の条件についてはその説明を省略する。
まず、以下のシミュレーション解析を行った。
このシミュレーション解析では、平面視した導光板8の形状を六角形状とし、導光板8の大きさを80×60cmとし、光学構造85が形成されている導光板8の光拡散面8bの面積を57.5×57.5mmとし、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13のそれぞれの大きさを20×2.6mmとした。また、このシミュレーション解析では、導光板8を介して対向配置された一対の第1発光モジュール11と、導光板8を介して対向配置された一対の第2発光モジュール13とを用いて、導光板8に光を入射させた。つまり、このシミュレーション解析では、導光板8における6つの入射面8aにおいて、2つの入射面8aに第2発光モジュール13を対向配置せずに、2つの第1発光モジュール11と、2つの第2発光モジュール13とを用いた。
図8の(a)は、第1光源11bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が27.5°となった。ここでいう1/2ビーム角は、第1配光角である。
図8の(b)は、第2光源13bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が84.7°となった。ここでいう1/2ビーム角は、第2配光角である。
次に、以下のシミュレーション解析を行った。
このシミュレーション解析では、平面視した導光板8の形状を六角形状とし、導光板8の大きさを80×60cmとし、光学構造85が形成されている導光板8の光拡散面8bの面積を40×40mmとし、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13のそれぞれの大きさを20×2.6mmとした。また、このシミュレーション解析でも、導光板8を介して対向配置された一対の第1発光モジュール11と、導光板8を介して対向配置された一対の第2発光モジュール13とを用いて、導光板8に光を入射させた。つまり、このシミュレーション解析でも、導光板8における6つの入射面8aにおいて、2つの入射面8aに第2発光モジュール13を対向配置せずに、2つの第1発光モジュール11と、2つの第2発光モジュール13とを用いた。
図9の(a)は、第1光源11bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が25.9°となった。
図9の(b)は、第2光源13bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が91.3°となった。
これらの結果から、第1光源11bが点灯した場合では1/2ビーム角が小さく、第2光源13bが点灯した場合では1/2ビーム角が大きくなっていることが判る。つまり、この照明装置1では、第2光源13bが点灯した場合よりも、第1光源11bが点灯した場合の方が、配光角が小さい。一方、この照明装置1では、第1光源11bが点灯した場合よりも、第2光源13bが点灯した場合の方が、配光角が大きい。このため、この照明装置1では、第1光源11bと第2光源13bとを選択的に点灯させることで、配光制御を行うことができている。
次に、以下のシミュレーション解析を行った。
このシミュレーション解析では、平面視した導光板8の形状を八角形状とし、導光板8の大きさを80×60cmとし、光学構造85が形成されている導光板8の光拡散面8bの面積を57.5×57.5mmとし、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13のそれぞれの大きさを20×2.6mmとした。また、このシミュレーション解析では、導光板8を介して対向配置された一対の第1発光モジュール11と、導光板8を介して対向配置された二対の第2発光モジュール13とを用いて、導光板8に光を入射させた。つまり、このシミュレーション解析では、導光板8における8つの入射面8aにおいて、2つの入射面8aに第2発光モジュール13を対向配置せずに、2つの第1発光モジュール11と、4つの第2発光モジュール13とを用い、第1発光モジュール11の両側に第2発光モジュール13を配置した。
図10の(a)は、第1光源11bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が29.0°となった。
図10の(b)は、第2光源13bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が71.7°となった。
次に、以下のシミュレーション解析を行った。
このシミュレーション解析では、平面視した導光板8の形状を八角形状とし、導光板8の大きさを80×60cmとし、光学構造85が形成されている導光板8の光拡散面8bの面積を40×40mmとし、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13のそれぞれの大きさを20×2.6mmとした。また、このシミュレーション解析では、導光板8を介して対向配置された一対の第1発光モジュール11と、導光板8を介して対向配置された一対の第2発光モジュール13とを用いて、導光板8に光を入射させた。つまり、このシミュレーション解析では、導光板8における8つの入射面8aにおいて、4つの入射面8aに第2発光モジュール13を対向配置せずに、2つの第1発光モジュール11と、2つの第2発光モジュール13とを用いた。
図11の(a)は、第1光源11bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。この場合においては、1/2ビーム角が30.1°となった。図11の(b)は、第2光源13bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。図11の(a)及び図11の(b)において、実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が70.9°となった。
次に、以下のシミュレーション解析を行った。
このシミュレーション解析では、平面視した導光板8の形状を四角形状とし、導光板8の大きさを564×564cmとし、光学構造85が形成されている導光板8の光拡散面8bの面積を560×560mmとし、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13のそれぞれの大きさを538×2.6mmとした。また、このシミュレーション解析では、導光板8を介して対向配置された一対の第1発光モジュール11と、導光板8を介して対向配置された一対の第2発光モジュール13とを用いて、導光板8に光を入射させた。つまり、このシミュレーション解析では、2つの第1発光モジュール11と、2つの第2発光モジュール13とを用いた。
図11の(c)は、第1光源11bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。この場合においては、1/2ビーム角が30.1°となった。図11の(d)は、第2光源13bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。図11の(c)及び図11の(d)において、実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が70.9°となった。
[作用効果]
次に、本実施の形態における照明装置1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る照明装置1は、第1光源11bと、第1光源11bと異なる場所に配置された第2光源13bと、光が入射する入射面8aと、入射面8aと交差しており、光が拡散される光拡散面8bと、光拡散面8bの反対側の面であり、光が出射する出射面8cとを有する導光板8とを備える。また、光拡散面8bには、光を反射する第1反射面82aを有し、凸状又は凹状である複数の光学構造81が形成される。さらに、第1光源11b及び第2光源13bの少なくとも一方は、入射面8aを介して第1反射面82aと対向配置される。そして、導光板8は、第1光源11bが点灯する場合に、第1配光角の光を出射面8cから出射し、第2光源13bが点灯する場合に、第1配光角よりも大きい第2配光角の光を出射面8cから出射する。
これによれば、複数の第1光源11b及び複数の第2光源13bの少なくとも1つは、第1光源11bの光軸J及び第2光源13bの光軸J上に光拡散面8bの第1反射面82aが対向配置される。つまり、この照明装置1では、複数の第1光源11b及び複数の第2光源13bが、凸状又は凹状の複数の光学構造81が形成された導光板8の周囲に配置される構成であるため、構造が簡易である。
また、このような構成の照明装置1では、第1光源11bが点灯する場合では、第1光源11bの光が光学構造81で反射されて出射面8cに向かい、出射面8cから第1配光角の光を出射面8cから出射し、狭域を照明する。また、第2光源13bが点灯する場合では、第2光源13bの光が光学構造81で反射されて出射面8cに向かい、出射面8cから第2配光角の光を出射面8cから出射し、広域を照明する。このため、第1光源11b及び第2光源13bを選択的に点灯させることで、照明装置1から出射する光を配光制御することができる。
したがって、この照明装置1では、簡易な構成で配光制御を行うことができる。
特に、このような照明装置1では、第1光源11b又は第2光源13bに点灯状態を切り替えることで、使用者が存在する空間において、広域照明と狭域照明を行うことができ、その結果として、照明快適性を高めることができる。また、広域照明と狭域照明の切り替え時においても、導光板8の出射面8c全体が発光している状態となるので、照明装置1を取り付けた造営材の雰囲気を大幅に変えることなく、この点においても照明環境の快適性を高めることができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、光学構造81は、長尺状であり、Y軸方向の断面で略二等辺三角形となる多面体構造である。
これによれば、光学構造81がY軸方向の断面で略二等辺三角形となる多面体構造であるため、光学構造81の第1反射面82aは、第1光源11b及び第2光源13bが出射した光を出射面8cに向けて反射することができる。例えば、光学構造81の傾斜角、形状等を適宜変更するだけで、第1配光角及び第2配光角を調節することができるため、この導光板8を照明装置1に用いれば、所望の配光制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、第1光源11b、第2光源13b及び導光板8を平面視した場合に、第1光源11bは、第1光源11bの光軸Jが第1反射面82aに対して略直交状態となるように配置され、第2光源13bは、第2光源13bの光軸Jが第1反射面82aに対して傾斜状態となるように配置される。
これによれば、第1光源11b、第2光源13b及び導光板8を平面視した場合に、第1光源11bの光軸Jが光学構造81に対して略直交状態となるように、第1光源11bが導光板8の外周側に配置されているため、第1光源11bが出射した光が導光板8を導光し、光学構造81の第1反射面82aで反射して略Z軸マイナス方向に向かう。このため、第1光源11bが点灯した場合では、導光板8の出射面8cから略Z軸マイナス方向に向かう、第1配光角の光が出射される。
一方、第2光源13bの光軸Jが光学構造81に対して傾斜状態となるように、第2光源13bが導光板8の外周側に配置されているため、第2光源13bが出射した光が導光板8を導光し、光学構造81の第1反射面82a又は第2反射面82bで反射してZ軸マイナス方向からX軸方向又はY軸方向に傾斜した方向に向かう。このため、第2光源13bが点灯した場合では、第1配光角よりも大きな第2配光角の光が導光板8の出射面8cから出射される。
このため、この照明装置1では、第1光源11b及び第2光源13bを選択的に点灯させることで配光制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、導光板8は、平面視で、偶数の略多角形状をなしている。また、第1光源11bは、導光板8の周囲に複数設けられ、導光板8を介して対向配置される。そして、第2光源13bは、導光板8の周囲に複数設けられ、導光板8を介して対向配置される。
これによれば、本実施の形態のように、2つの第1光源11bと4つの第2光源13bとが導光板8の周囲に配置され、第1光源11bの両側に第2光源13bが配置されている。つまり、第1光源11bが点灯する場合に出射面8cから出射する光の配光角は、第2光源13bが点灯する場合に出射面8cから出射する光の配光角よりも小さいため、狭域を照明する第1光源11bよりも広域を照明する第2光源13bの数を多く配置する。このため、第1光源11bが点灯する場合に周囲を照明する明るさと、第2光源13bが点灯する場合に周囲を照明する明るさとを同等にすることができる。言い換えれば、第1光源11b又は第2光源13bが点灯した場合において、照明装置1が出射する光の明るさに、大きな差が生じ難い。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、第1光源11bの点灯時における光量と、第2光源13bの点灯時における光量とは、実質的に同一である。
第1光源11bの出力と第2光源13bの出力とが異なれば、第1光源11b及び第2光源13bに電力を供給する電源部7が2つ必要となるが、この構成によれば、第1光源11b及び第2光源13bの出力を実質的に同様にすれば、1つの電源部7により所望の配光制御を行うことができる。このため、照明装置1の製造コストの高騰化を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、複数の光学構造81は、光拡散面8bに規則的に配置されている。
これによれば、出射面8cから略均一な光を出射することができるため、出射面8cから輝度斑や抑制された光を出射することができる。
(実施の形態1の変形例)
[構成]
本変形例に係る照明装置の構成について、図12を用いて説明する。
図12は、実施の形態1の変形例に係る照明装置における光学構造181を示す図である。図12の(a)は、照明装置の導光板108における光拡散面108bを示す部分拡大斜視図である。図12の(b)は、照明装置の導光板108における光学構造181を示す平面図である。図12の(c)は、図12の(b)のVIIIc−VIIIc線における導光板108の光学構造181を示す断面図である。図12の(d)は、図12の(b)のVIIId−VIIId線における導光板108の光学構造181を示す断面図である。
本変形例では、光学構造181の形状が異なっている点で実施の形態1と異なっている。また、本変形例の照明装置は、特に明記しない場合は、実施の形態1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
本変形例では、光学構造181は、第1発光モジュール11の光軸と略平行な断面の断面形状が略二等辺三角形状をなし、この断面に対して鉛直な方向に沿って直線的に延伸するように光拡散面108bの一部を切り欠いた凹状を形成している。つまり、光学構造181は、Y軸方向の断面で略二等辺三角形となる紡錘形状である。
光学構造181は、長手方向に延在して光が入射する一対の反射面181aを有する。光学構造181が紡錘形状であるため、反射面181aは、曲面となる。本変形例でいう第1光源11b及び第2光源13bの少なくとも一方が入射面8aを介して反射面181aと対向配置とは、光学構造181の長手方向と第1光源11b及び第2光源13bの少なくとも一方の光軸Jが略直交することを意味する。
なお、光学構造181は、導光板108の光拡散面108bを切り欠くことによって形成された凹状に限らず、導光板108の光拡散面108bからZ軸プラス方向側に突出するように形成されていてもよい。
[作用効果]
本変形例における照明装置の作用効果について説明する。
上述したように、本変形例に係る照明装置において、光学構造181は、Y軸方向の断面で略二等辺三角形となる紡錘形状である。
この構成によれば、光学構造181が紡錘形状であるため、第1光源11b及び第2光源13bが出射した光を出射面8cに向けて反射することができる。例えば、光学構造181の傾斜角、形状等を適宜変更するだけで、第1配光角及び第2配光角を調節することができるため、この導光板108を照明装置に用いれば、所望の配光制御を行うことができる。
本変形例における他の作用効果についても、実施の形態1等と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態2)
[構成]
本実施の形態に係る照明装置の構成について、図13を用いて説明する。
図13は、実施の形態2に係る照明装置における導光板208、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13を示す平面図である。
本実施の形態では、光拡散面208bにおいて、大きさの異なる第1光学構造281及び第2光学構造282が存在している点で実施の形態1と異なっている。また、本実施の形態の照明装置は、特に明記しない場合は、実施の形態1等と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図13に示すように、本実施の形態では、導光板208の光拡散面208bには、第1光学構造281と、第2光学構造282とが形成されている。複数の光学構造282は、複数の第1光学構造281と、第2光学構造282とを有する。
第1光学構造281は、実施の形態1等の光学構造と同様の構成である。第2光学構造282は、平面視で、第1光学構造281と相似する形状であり、第1光学構造281よりも大きい。第2光学構造282は、光拡散面208bの中央拡散面E1に位置している。なお、第1光学構造281と、第2光学構造282とは全く同一の形状だけに限定されない。
光拡散面208bは、中央拡散面E1と、周辺拡散面E2とを有する。
中央拡散面E1は、光拡散面208bの中央部分に位置する。中央拡散面E1には、第2光学構造282が配置されている。本実施の形態では、中央拡散面E1には、1つの第2光学構造282が形成されている。なお、第2光学構造282は、中央拡散面E1に複数個所に配置されていてもよい。
周辺拡散面E2は、中央拡散面E1の周囲を囲むように位置する。言い換えれば、周辺拡散面E2は、光拡散面208bの全ての外縁に接する。中央拡散面E1には、複数の第1光学構造281が規則的に配置されている。
[解析結果]
次に、導光板208による配光についてのシミュレーション解析の結果について説明する。
図14は、図7の光学構造85を用いた場合の配光曲線を示す図である。
この解析では、平面視で略六角形状の導光板208を用いた。また、本実施の形態に係る導光板208に形成される光学構造281の代わりに、図7に示す光学構造85と同様の光学構造が形成された導光板208を用いた。また、光学構造282においては、図7に示す光学構造85と同様の形状、かつ、同等の大きさである。光学構造85は、第1発光モジュール11の光軸と略平行な断面の断面形状が台形形状であり、この断面に対して鉛直なX軸方向に沿って直線的に光拡散面208bの一部を切り欠いた凹状を形成している。光学構造85は、略四角柱状の凹状であり、導光板208をZ軸プラス方向側から見て、その長手方向が第1光源11bの光軸Jと略直交する。
また、この解析では、第1光源11b、第2光源13b及び導光板208を平面視した場合に、第1光源11bの光軸Jが第1光学構造281及び第2光学構造282の各々の反射面に対して傾斜状態となるように配置し、第2光源13bの光軸Jが第1光学構造281の反射面に対して略直交状態となるように配置した。この解析では、第1光源11bの光軸Jと第1光学構造281及び第2の光学構造282長手方向との角度が約30°となるように、第1光源11bを配置した。
この解析では、他の点について本実施の形態に係る図13と同様の条件であり、特に記載した場合を除き、同一の条件についてはその説明を省略する。
まず、以下のシミュレーション解析を行った。
このシミュレーション解析では、導光板208を介して対向配置された一対の第1発光モジュール11と、導光板208を介して対向配置された一対の第2発光モジュール13とを用いて、導光板208に光を入射させた。第1発光モジュール11の光軸と第2発光モジュール13の光軸とは略直交している。つまり、このシミュレーション解析では、導光板208における6つの入射面8aにおいて、2つの入射面8aに第2発光モジュール13を対向配置せずに、2つの第1発光モジュール11と、2つの第2発光モジュール13とを用いた。
図14の(a)は、第1光源11bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が68.0°となった。
図14の(b)は、第2光源13bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が21.2°となった。
[作用効果]
次に、本実施の形態における照明装置の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る照明装置において、光拡散面8bは、中央部分に位置する中央拡散面E1と、中央拡散面E1の周囲を囲むように位置する周辺拡散面E2とを有する。また、複数の光学構造は、複数の第1光学構造281と、第1光学構造281よりも大きい第2光学構造282とを有する。さらに、少なくとも第2光学構造282は、中央拡散面E1に配置される。そして、第1光学構造281は、周辺拡散面E2に規則的に配置されている。
これによれば、中央拡散面E1に第1光学構造281よりも大きい第2光学構造282が配置されているため、第1光源11bが点灯した場合に狭域を照明することができ、第2光源13bが点灯した場合に、第1光源11bよりも広域を照明することができる。また、シミュレーション解析の様に、第1光源11b、第2光源13b及び導光板208を平面視した場合に、第1光源11bが第1光学構造281の反射面に対して傾斜状態となるように配置される場合では、第2光源13bが点灯した場合に狭域を照明することができ、第1光源11bが点灯した場合に、第1光源11bよりも広域を照明することができる。これらのことから、第1光源11b又は第2光源13bを点灯すると照明装置1から出射する光を配光制御することができる。
本実施の形態における他の作用効果についても、実施の形態1等と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態2の変形例)
[構成]
本変形例に係る照明装置の構成について、図15を用いて説明する。
図15は、実施の形態2の変形例に係る照明装置における導光板308、第1発光モジュール11及び第2発光モジュール13を示す平面図である。
本変形例では、中央拡散面E1に存在する第2光学構造382のY軸方向の向きが、周辺拡散面E2に存在する第1光学構造381のY軸方向の向きと相違している点で実施の形態2と異なっている。また、本変形例の照明装置は、特に明記しない場合は、実施の形態2と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図15に示すように、導光板308の中央拡散面E1には、複数の第1光学構造381、及び、第2光学構造382が配置されている。本変形例では、中央拡散面E1には、1つの第2光学構造382が形成されている。なお、第2光学構造382は、中央拡散面E1に複数個所に配置されていてもよい。中央拡散面E1の第1光学構造381及び第2光学構造382は、長手方向がY軸方向と略平行となるように配置されている。なお、中央拡散面E1には、第2光学構造382だけが設けられていてもよい。
周辺拡散面E2には、複数の第1光学構造381が配置されている。周辺拡散面E2の第1光学構造381は、長手方向がX軸方向と略平行となるように配置されている。
[解析結果]
次に、導光板308による配光についてのシミュレーション解析の結果について説明する。
図16は、図7の光学構造85を用いた場合の配光曲線を示す図である。
この解析では、導光板308の光拡散面308bを平面視で、複数の光学構造85が全体として略八角形状に配置した。また、この解析では、本変形例に係る導光板308に形成される光学構造381の代わりに、図7に示す光学構造85と同様の光学構造が形成された導光板308を用いた。また、光学構造382においては、図7に示す光学構造85と同様の形状、かつ、同等の大きさである。光学構造85は、第1発光モジュール11の光軸と略平行な断面の断面形状が台形形状であり、この断面に対して鉛直なX軸方向に沿って直線的に光拡散面308bの一部を切り欠いた凹状を形成している。光学構造85は、略四角柱状の凹状であり、導光板308をZ軸プラス方向側から見て、その長手方向が第1光源11bの光軸Jと略直交する。
まず、以下のシミュレーション解析を行った。
このシミュレーション解析では、導光板308を介して対向配置された一対の第1発光モジュール11と、導光板308を介して対向配置された一対の第2発光モジュール13とを用いて、導光板308に光を入射させた。つまり、このシミュレーション解析では、導光板308における8つの入射面8aにおいて、4つの入射面8aに第2発光モジュール13を対向配置せずに、2つの第1発光モジュール11と、2つの第2発光モジュール13とを用いた。第1発光モジュール11には1つの第1光源11bを設け、第2発光モジュール13には4つの第2光源13bが設けた。
図16の(a)は、第1光源11bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が26.1°となった。
図16の(b)は、第2光源13bを点灯させた場合における配光曲線を示す図である。実線はX軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線を示し、破線はY軸方向とZ軸方向とで規定される平面を見た場合の配光曲線である。この場合においては、1/2ビーム角が58.7°となった。
本変形例における他の作用効果についても、実施の形態1等と同様の作用効果を奏する。
(その他変形例等)
以上、本発明について、実施の形態1、2及び実施の形態1、2の変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態1、2及び実施の形態1、2の変形例に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態1、2及び実施の形態1、2の変形例において、導光板の中心を基準として放射状に光学構造を配列してもよい。この場合における実施の形態2の変形例では、光拡散面の中心からの放射方向と光学構造の長手方向とが直交するように、光学構造を光拡散面に放射状に配列してもよい。
また、上記実施の形態1、2及び実施の形態1、2の変形例において、導光板の中心を基準として扇状となる3以上の領域に分割してもよい。例えば、扇状となる4つの領域に分割した場合に、導光板の中心に対して対称となる2つの領域の光学構造の長手方向と、残り2つの領域の光学構造の長手方向とが略直交するように、各々の光学構造を配列してもよい。
また、上記実施の形態1、2及び実施の形態1、2の変形例において、多面体構造は、2面体以上あればよく、面の数に限定されない。また、光学構造を形成する面、あるいは出射面は必ずしも平面である必要は無く、曲面であってもよい。
その他、実施の形態1、2及び実施の形態1、2の変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態1、2及び実施の形態1、2の変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明装置
8、108、208、308 導光板
8a 入射面
8b、108b、208b、308b 光拡散面
8c 出射面
82a 第1反射面(反射面)
82b 第2反射面(反射面)
181a 反射面
11b 第1光源
13b 第2光源
81、85、181 光学構造
281、381 第1光学構造(光学構造)
282、382 第2光学構造(光学構造)
E1 中央拡散面
E2 周辺拡散面

Claims (8)

  1. 第1光源と、
    前記第1光源と異なる場所に配置された第2光源と、
    光が入射する入射面と、前記入射面と交差しており、光が拡散される光拡散面と、前記光拡散面の反対側の面であり、光が出射する出射面とを有する導光板とを備え、
    前記光拡散面には、光を反射する反射面を有し、かつ、凸状又は凹状である複数の光学構造が形成され、
    前記第1光源及び前記第2光源の少なくとも一方は、前記入射面を介して前記反射面と対向配置され、
    前記導光板は、
    前記第1光源が点灯する場合に、第1配光角の光を前記出射面から出射し、
    前記第2光源が点灯する場合に、前記第1配光角よりも大きい第2配光角の光を前記出射面から出射する
    照明装置。
  2. 前記光学構造は、長尺状であり、短手方向の断面で略二等辺三角形となる多面体構造である
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光学構造は、短手方向の断面で略二等辺三角形となる紡錘形状である
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記第1光源、前記第2光源及び前記導光板を平面視した場合に、
    前記第1光源は、前記第1光源の光軸が前記反射面に対して略直交状態となるように配置され、
    前記第2光源は、前記第2光源の光軸が前記反射面に対して傾斜状態となるように配置される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記導光板は、平面視で、偶数の略多角形状をなし、
    前記第1光源は、前記導光板の周囲に複数設けられ、前記導光板を介して対向配置され、
    前記第2光源は、前記導光板の周囲に複数設けられ、前記導光板を介して対向配置される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記第1光源の点灯時における光量と、前記第2光源の点灯時における光量とは、実質的に同一である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記複数の光学構造は、前記光拡散面に規則的に配置されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記光拡散面は、中央部分に位置する中央拡散面と、前記中央拡散面の周囲を囲むように位置する周辺拡散面とを有し、
    前記複数の光学構造は、複数の第1光学構造と、前記第1光学構造よりも大きい第2光学構造とを有し、
    少なくとも前記第2光学構造は、前記中央拡散面に配置され、
    前記第1光学構造は、前記周辺拡散面に規則的に配置されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明装置。
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