JP2018183486A - パンツタイプ吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドシール部の破断のしやすさと、使用強度とを、両立させたパンツタイプ吸収性物品を提供することである。【解決手段】ウエスト開口部14と、脚開口部15と、サイドシール部16とを形成したパンツタイプ吸収性物品1において、サイドシール部16に、パンツタイプ吸収性物品1の幅方向の中心に対して近位端側の第1シールパターン161と、パンツタイプ吸収性物品1の幅方向の中心に対して遠位端側の第2シールパターン162と、第1シールパターン161及び第2シールパターン162の間に位置する第3シールパターン163が、所定の方向に、所定の間隔で配置された、パンツタイプ吸収性物品1。【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品を脱衣させる際に、吸収性物品のサイド部分を破断しやすいパンツタイプ吸収性物品に関する。
一般的に、乳幼児用のパンツタイプ吸収性物品は、子供が一人でトイレに行き***できるようになるまでの補助として、乳幼児に穿かせるものである。ここで、乳幼児用のパンツタイプ吸収性物品は、装着時に保護者が乳幼児にパンツタイプ吸収性物品を装着しやすくする必要があり、また、パンツタイプ吸収性物品を装着した乳幼児が着用中に動作しやすいようにする必要がある。従来、パンツタイプ吸収性物品は、ウエストや脚の開口部に弾性部材を用いることによって、装着時における保護者の操作性を良くし、着用中の乳幼児の動作に対する追従性を良くしている。
一方で、パンツタイプ吸収性物品は、脱衣時に、保護者がパンツタイプ吸収性物品のサイドシール部を破断させることにより、乳幼児を立たせたまま、パンツタイプ吸収性物品を脱がせることができるようにする必要もある。特に、パンツタイプ吸収性物品の着用者が幼児の場合、幼児がじっとしていない最中でも、保護者が手際よくサイドシール部を破断させて脱がすことができるように、サイドシール部を比較的容易に破断できるようにする必要がある。
ここで、特許文献1は、パンツタイプ吸収性物品の装着時、着用中における着用感に着目して、サイドシール部がシールされる前の4つのサイド部において、パンツタイプ吸収性物品のサイドシール部のシール部材数を同数とすることによって、サイドシール部の硬さを制御し、着用感を良くしたパンツタイプ吸収性物品を開示している。また、特許文献2は、パンツタイプ吸収性物品のサイドシール部に複数のシール領域を設け、ウエスト開口部の端部に形成するシール領域の各シールの長手方向の寸法を、他のシール領域の各シールの長手方向の寸法よりも短くすることによって、サイドシール部の硬さを制御し、着用感を良くしたパンツタイプ吸収性物品を開示している。
また、特許文献3は、パンツタイプ吸収性物品の脱衣時に、ウエスト開口部の弾性部材の破断のしにくさに着目して、ウエスト開口部の弾性部材を切断しないサイドシールと、ウエスト開口部の弾性部材を切断するサイドシールを設けることによって、ウエスト開口部の弾性部材を破断しやすくしたパンツタイプ吸収性物品を開示している。
特開2010−119578号公報 特開2010−220783号公報 特開2003−144494号公報
ここで、パンツタイプ吸収性物品の脱衣時に、サイドシール部を破断しやすくするには、サイドシール部のシールパターンの単位形状や配置方向のほか、サイドシール部のシールパターン同士の配置間隔等を調整する必要がある。しかし、特許文献1に開示されるパンツタイプ吸収性物品は、サイドシール部のシールパターンの配置間隔を、異なるシールパターン同士を離間させずに連結させていることから、サイドシール部の破断しやすさが損なわれている。また、特許文献2及び特許文献3に開示されるパンツタイプ吸収性物品は、サイドシール部の異なるシールパターン同士を同一方向又は略同一方向に配置させていることから、サイドシール部の破断しやすさを重視するあまり、サイドシール部において、パンツタイプ吸収性物品の着用中における使用強度が損なわれている。
したがって、本発明は、サイドシール部の破断のしやすさと、使用強度とを、両立させたパンツタイプ吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明の発明者は、上記課題に鑑み、鋭意研究を行った。その結果、ウエスト開口部と、脚開口部と、サイドシール部とを形成したパンツタイプ吸収性物品において、サイドシール部に、所定の領域において、所定の方向に、所定の間隔で配置されたシールパターンを設けることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1) 本発明の第1の態様は、腹側部と背側部の上部にウエスト開口部を形成し、前記腹側部と前記背側部との間の股部の両側に脚開口部を形成したパンツタイプ吸収性物品であって、前記パンツタイプ吸収性物品は、前記腹側部の両側縁部と前記背側部の両側縁部とを互いに重ね合わせて接合部を形成した左右一対のサイドシール部を有し、前記左右一対のサイドシール部は、それぞれ、前記パンツタイプ吸収性物品の幅方向の中心に対して近位端側の第1シールパターンと、前記パンツタイプ吸収性物品の幅方向の中心に対して遠位端側の第2シールパターンと、前記第1シールパターン及び前記第2シールパターンの間に位置する第3シールパターンと、を有し、前記第1シールパターンには、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺を前記パンツタイプ吸収性物品の縦方向に平行とし、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターンと短辺シールパターンとが、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置され、前記第2シールパターンには、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺を前記パンツタイプ吸収性物品の縦方向に平行とし、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターンと短辺シールパターンとが、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置され、前記第1シールパターンにおける前記長辺シールパターン及び前記短辺シールパターンのそれぞれの間隙と、前記第2シールパターンにおける前記長辺シールパターン及び前記短辺シールパターンのそれぞれの間隙とは、前記パンツタイプ吸収性物品における幅方向において重ならず、前記第3シールパターンには、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺を前記パンツタイプ吸収性物品の幅方向に平行とするシールパターンが、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って所定の間隔で配置され、かつ、前記第1シールパターン及び前記第2シールパターンとそれぞれ離間している、パンツタイプ吸収性物品である。
(2) (1)に記載のパンツタイプ吸収性物品において、前記第3シールパターンは、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に等間隔に配置されていてもよい。
(3) (1)又は(2)に記載のパンツタイプ吸収性物品において、前記第3シールパターンは、それぞれ、前記第1シールパターンのそれぞれの縦方向の中点に位置し、かつ、前記第2シールパターンのそれぞれの縦方向の中点に位置していてもよい。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載のパンツタイプ吸収性物品において、前記第1シールパターンにおける前記長辺シールパターンと前記短辺シールパターンのそれぞれの縦方向の寸法の比である、長辺シールパターンの1つ当たりの寸法/短辺シールパターンの1つ当たりの寸法は、1.2以上2.5以下であり、前記第2シールパターンにおける前記長辺シールパターンと前記短辺シールパターンのそれぞれの縦方向の寸法の比である、長辺シールパターンの1つ当たりの寸法/短辺シールパターンの1つ当たりの寸法は、1.2以上2.5以下であってもよい。
(5) (1)から(4)のいずれかに記載のパンツタイプ吸収性物品において、前記第3シールパターンの単位ごとの幅方向の寸法は、前記第1シールパターンにおける前記短辺シールパターン及び前記第2シールパターンにおける前記短辺シールパターンのそれぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法に対して、0.5倍以上2.0倍以下であってもよい。
本発明の第一の態様に係るパンツタイプ吸収性物品においては、サイドシール部における第1シールパターン及び第2シールパターンにおいて、単位形状を略矩形とし、長辺をパンツタイプ吸収性物品の縦方向に平行とし、パンツタイプ吸収性物品における縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターンと短辺シールパターンとを、パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置している。これにより、サイドシール部のシールパターンの配置される方向を、サイドシール部を破断する方向である縦方向と同一とすることで、サイドシール部を破断しやすくすることができ、かつ、サイドシール部にかかる荷重の方向である幅方向と直交する方向とすることで、サイドシール部の使用強度を向上させることができる。さらに、第1シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンのそれぞれの間隙と、第2シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンのそれぞれの間隙とを、パンツタイプ吸収性物品における幅方向において重ならないように配置することで、サイドシール部の使用強度をより向上させることができる。さらに、サイドシール部における第3シールパターンにおいて、単位形状を略矩形とし、長辺をパンツタイプ吸収性物品の幅方向に平行とするシールパターンとし、第1シールパターン及び第2シールパターンとそれぞれ離間するように配置することで、サイドシール部の破断しやすさを調整することができる。
(a)は、本発明のパンツタイプ吸収性物品について、左右一対のサイドシール部を形成したパンツタイプ吸収性物品を着用者が着用したときに、腹側である正面の上方からみた様子の概略図である。(b)は、(a)において、実線太枠で囲ったサイドシール部の一実施例のシールパターンを取り出した拡大正面図である。 (a)は、実施例に係るパンツタイプ吸収性物品について、サイドシール部のシールパターンを取り出した拡大正面図であり、(b)及び(c)は、比較例に係るパンツタイプ吸収性物品について、サイドシール部のシールパターンを取り出した拡大正面図である。
以下、本発明の実施形態に係るパンツタイプ吸収性物品1について詳細に説明するが、これらは例示の目的で掲げたものでこれらにより本発明を限定するものではない。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
<パンツタイプ吸収性物品>
図1(a)は、本発明のパンツタイプ吸収性物品1について、左右一対のサイドシール部16を形成したパンツタイプ吸収性物品1を着用者が着用したときに、腹側である正面の上方からみた様子の概略図である。パンツタイプ吸収性物品1は、着用者の股間部を前後から覆う前後方向(奥行方向)に細長い形態を有する吸収性本体と、吸収性本体の外側に重なりつつ吸収性本体の周囲に延びてパンツタイプ吸収性物品1の外形形状を構成する外装体10と、を有している。そして、図1(a)に示すように、外装体10よりその外形形状が構成されるパンツタイプ吸収性物品1は、大きく分けると、着用者の腹部に当接する腹側部11、着用者の背部に当接する背側部12、及び着用者の股間部に当接するように腹側部11と背側部12を繋ぐ股部13に区分され、上部にウエスト開口部14が形成され、股部13の両側に脚開口部15が形成され、腹側部11の両側縁部と背側部12の両側縁部(サイド部)とを互いに重ね合わせて接合部を形成したサイドシール部16とが形成されている。また、本発明のパンツタイプ吸収性物品1において、縦方向とは、サイドシール部16が形成された本発明のパンツタイプ吸収性物品1を着用者が着用したときの鉛直方向であり、起立した着用者の胴体から脚に向かう方向である。また、本発明のパンツタイプ吸収性物品1において、幅方向とは、縦方向に直交し、かつ、左右一対のサイドシール部16における一方のサイドシール部16から他方のサイドシール部16に向かう方向であり、起立した着用者の腰の両脇にわたる方向である。また、本発明のパンツタイプ吸収性物品1において、奥行方向とは、縦方向及び横方向に直交する方向であり、本発明のパンツタイプ吸収性物品1を着用者が着用したときに腹側部11から背側部12又は背側部12から腹側部11に向かう方向である。
[吸収性本体]
吸収性本体は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置される吸収体とから構成される。
(トップシート)
トップシートは、体液が吸収体へと移動するような液透過性を備えた基材から形成すればよく、例えば、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布等の不織布、サーマルボンド/スパンボンドを積層した複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム、あるいは、これらを積層した複合シートといった材料から形成される。また、トップシートには、液透過性を向上させるために、表面にエンボス加工や穿孔加工を施してもよい。これらのエンボス加工や穿孔加工を施すための方法としては、公知の方法を制限なく実施することができる。また、肌への刺激を低減させるため、トップシートには、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を含有させてもよい。さらに、強度及び加工性の点から、トップシートの坪量は、18g/m以上40g/m以下であることが好ましい。トップシートの形状としては特に制限はないが、漏れがないように体液を吸収体へと誘導するために必要とされる、吸収体を覆う形状であればよい。
(バックシート)
バックシートは、吸収体が保持している体液が衣類を濡らさないような液不透過性を備えた基材を用いて形成すればよく、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布とを積層した複合シートといった材料から形成される。複合シートに用いられる不織布としては、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、あるいは、スパンボンド/メルトブロー、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンドを積層した複合不織布及びこれらの複合材料が挙げられる。また、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等が挙げられる。さらに、強度及び加工性の点から、バックシートの坪量は、15g/m以上40g/m以下であることが好ましい。また、装着時の蒸れを防止するため、バックシートは、通気性を持たせることが好ましい。バックシートに通気性を備えさせるためには、例えば、基材の樹脂フィルムにフィラーを配合したり、バックシートにエンボス加工を施したりすればよい。なお、フィラーとしては炭酸カルシウムを挙げることができ、その配合方法は、公知の方法を制限なく行うことができる。
(吸収体)
吸収体は、基材としての吸収性繊維と、高吸水性ポリマー(SAP)と、を含有することが好ましい。吸収性繊維は、一般に生理用ナプキンやおむつ、尿取りパッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティシュ、吸収紙、親水性不織布等を挙げることができる。これらの中でも、吸収性の観点から、フラッフパルプを使用することが好ましい。フラッフパルプとしては、木材パルプ、合成繊維、ポリマー繊維、非木材パルプ等を綿状に解繊したものを挙げることができる。吸収体の吸収性繊維は、吸収性能及び肌触りを損なわないよう、50g/m以上800g/m以下の坪量とすることが好ましく、100g/m以上500g/m以下であることがより好ましい。
吸収体の高吸水性ポリマーとしては、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸ナトリウム系、ポリアスパラギン酸塩系、(デンプン−アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等の材料から形成されたものを使用することができる。これらの中でも、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウム系が好ましい。吸収体のSAP量は、吸収性能及び肌触りを損なわないよう、10g/m以上500g/m以下の坪量とすることが好ましく、50g/m以上300g/m以下であることがより好ましく、15質量%以上50質量%以下の含有量とすることが好ましい。
吸収体において、吸収性繊維及びSAPの形態は、吸収性繊維中にSAP粒子を混合して形成したもの、あるいは、親水性基材間にSAP粒子を固着したSAPシートとしたものであることが好ましい。また、SAP粒子の漏洩防止や吸収体の形状の安定化の目的から、吸収体をキャリアシートに包むことが好ましい。キャリアシートの基材としては親水性を有するものであればよく、ティシュ、吸収紙、エアレイド不織布等の親水性不織布を挙げることができる。キャリアシートを複数備える場合は、キャリアシートの基材は同一のものであっても異なるものであってもよい。
[外装体]
外装体10は、パンツタイプ吸収性物品1の外形形状を構成し、ウエスト開口部14、脚開口部15、及びサイドシール部16を形成する外装シート101から構成される。
(外装シート)
外装シート101は、股部13を中心として略対称に腹側部11と背側部12が配置されている。そして、外装シート101は、腹側部11と背側部12が対称となるように股部13で二つ折りにされ、上記腹側部11の両側縁部(サイド部)と上記背側部12の両側縁部(サイド部)とが互いに重なり合って接合部を形成したサイドシール部16で接続されている。これにより、外装シート101は、伸縮性のウエスト開口部14と、一対の脚開口部15とを形成し、パンツタイプ吸収性物品1を全体として着脱可能なパンツ状に構成する。そして、パンツタイプ吸収性物品1を着用すると、腹側部11が着用者の腹側で腹部、腰部及び股間部付近を、背側部12が着用者の背側で背部、腰部及び股間部付近を、股部13が着用者の股間部付近を覆うようになっている。
外装シート101は、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布等の不織布であって、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる不織布を用いることができる。これらの不織布を用いる場合、その坪量は、13g/m以上40g/m以下であることが好ましい。
((サイドシール部))
本発明のパンツタイプ吸収性物品1は、腹側部11の両側縁部と背側部12の両側縁部とを互いに重ね合わせて接合部を形成したサイドシール部16を有している。図1(b)に示すように、左右一対のサイドシール部16は、それぞれ、パンツタイプ吸収性物品1の幅方向の中心に対して近位端側の第1シールパターン161と、パンツタイプ吸収性物品1の幅方向の中心に対して遠位端側の第2シールパターン162と、第1シールパターン161及び第2シールパターン162の間に位置する第3シールパターン163と、を有している。第1シールパターン161、第2シールパターン162及び第3シールパターン163はそれぞれ、縦方向に延在するシールパターンである。
左右一対のサイドシール部16における、第1シールパターン161、第2シールパターン162及び第3シールパターン163は、それぞれ、単位形状が略矩形であり、角丸の略矩形であることが好ましく、角丸四角形、長円等がより好ましく、角丸四角形であることが更に好ましい。これにより、サイドシール部16を破断しやすくすることができ、また、パンツタイプ吸収性物品1の着用中における着用感を良好にすることができ、かつ、それぞれの第1シールパターン161、第2シールパターン162及び第3シールパターン163同士が連結することを防止しやすくすることができる。
(((第1シールパターン・第2シールパターン)))
第1シールパターン161には、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺をパンツタイプ吸収性物品1の縦方向に平行とし、縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターン161aと短辺シールパターン161bとが、パンツタイプ吸収性物品1における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置されている。
また、第2シールパターン162には、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺をパンツタイプ吸収性物品1の縦方向に平行とし、パンツタイプ吸収性物品1における縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターン162aと短辺シールパターン162bとが、パンツタイプ吸収性物品1における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置されている。
これにより、サイドシール部16のシールパターンの配置される方向を、サイドシール部16を破断する方向である縦方向と同一とすることで、サイドシール部16を破断しやすくすることができ、かつ、サイドシール部16にかかる荷重の方向である幅方向と直交する方向とすることで、サイドシール部16の使用強度を向上させることができる。また、パンツタイプ吸収性物品1の幅方向の中心に対して近位端側に第1シールパターン161を配置し、パンツタイプ吸収性物品1の幅方向の中心に対して遠位端側に第2シールパターン162を配置しているため、サイドシール部16にかかる荷重の方向である幅方向における使用強度を向上させるほか、サイドシール部16が保護者、着用者等との接触によって誤って破断することを防ぐことができる。
そして、第1シールパターン161における長辺シールパターン161a及び短辺シールパターン161bのそれぞれの間隙と、第2シールパターン162における長辺シールパターン162a及び短辺シールパターン162bのそれぞれの間隙とは、パンツタイプ吸収性物品1における幅方向において重ならないように配置されている。これにより、サイドシール部16の使用強度をより向上させることができる。
第1シールパターン161における長辺シールパターン161aと短辺シールパターン161bのそれぞれの縦方向の寸法の比である、長辺シールパターン161aの1つ当たりの寸法/短辺シールパターン161bの1つ当たりの寸法は、1.2以上2.5以下であることが好ましく、1.2以上2.0以下であることがより好ましく、1.2以上1.5以下であることがさらに好ましい。
また、第2シールパターン162における長辺シールパターン162aと短辺シールパターン162bのそれぞれの縦方向の寸法の比である、長辺シールパターン162aの1つ当たりの寸法/短辺シールパターン162bの1つ当たりの寸法は、1.2以上2.5以下であることが好ましく、1.2以上2.0以下であることがより好ましく、1.2以上1.5以下であることがさらに好ましい。
これにより、第1シールパターン161と第2シールパターン162における、サイドシール部16の破断しやすさと使用強度とをより良好に調整することができる。
第1シールパターン161における長辺シールパターン161aと、第2シールパターン162における長辺シールパターン162aとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法は、5mm以上20mm以下であることが好ましく、5mm以上10mm以下であることがより好ましい。
また、第1シールパターン161における短辺シールパターン161bと、第2シールパターン162における短辺シールパターン162bとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法は、2mm以上17mm以下であることが好ましく、2mm以上7mm以下であることがより好ましい。
これにより、第1シールパターン161と第2シールパターン162における、サイドシール部16の破断しやすさと使用強度とを更に良好に調整することができる。
なお、第1シールパターン161における長辺シールパターン161aと、第2シールパターン162における長辺シールパターン162aとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法は、同一であってもよく、異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。また、第1シールパターン161における短辺シールパターン161bと、第2シールパターン162における短辺シールパターン162bとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法は、同一であってもよく、異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。
また、第1シールパターン161における長辺シールパターン161a及び短辺シールパターン161bと、第2シールパターン162における長辺シールパターン162a及び短辺シールパターン162bとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの幅方向の寸法は、0.5mm以上3mm以下であることが好ましく、0.5mm以上1.5mm以下であることがより好ましい。これにより、第1シールパターン161と第2シールパターン162における、サイドシール部16の破断しやすさと使用強度とを更に良好に調整することができる。なお、第1シールパターン161における長辺シールパターン161a及び短辺シールパターン161bにおけるシールパターンの単位ごとの幅方向の寸法と、第2シールパターン162における長辺シールパターン162a及び短辺シールパターン162bにおけるシールパターンの単位ごとの幅方向の寸法とは、同一であってもよく、異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。
第1シールパターン161における長辺シールパターン161a及び短辺シールパターン161bのそれぞれの間隙と、第2シールパターン162における長辺シールパターン162a及び短辺シールパターン162bのそれぞれの間隙とは、0.1mm以上5mm以下であることが好ましく、0.5mm以上2mm以下であることがより好ましい。これにより、サイドシール部16の使用強度を更に向上させることができ、かつ、シールパターン同士が連結することを防止しやすくすることができる。
(((第3シールパターン)))
第3シールパターン163には、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺をパンツタイプ吸収性物品1の幅方向に平行とするシールパターンが、パンツタイプ吸収性物品1における縦方向に沿って所定の間隔で配置され、かつ、第1シールパターン161及び第2シールパターン162とそれぞれ離間している。これにより、サイドシール部16の破断しやすさを調整することができる。さらに、第1シールパターン161、第2シールパターン162及び第3シールパターン163同士が連結していないため、着用中の装着感を良好にすることができる。
また、第3シールパターン163は、パンツタイプ吸収性物品1における縦方向に等間隔に配置されていることが好ましい。これにより、サイドシール部16の破断しやすさを調整しやすくすることができる。さらに、第3シールパターン163は、それぞれ、第1シールパターン161のそれぞれの縦方向の中点に位置し、かつ、第2シールパターン162のそれぞれの縦方向の中点に位置することがより好ましい。これにより、第1シールパターン161と第2シールパターン162のそれぞれのシールパターンの縦方向の中点に第3シールパターン163が位置するため、第1シールパターン161及び第2シールパターン162における使用強度をより向上させることができる。
また、第3シールパターン163の単位ごとの幅方向の寸法は、第1シールパターン161における短辺シールパターン161b及び第2シールパターン162における短辺シールパターン162bのそれぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法に対して、0.5倍以上2.0倍以下であることが好ましく、0.5倍以上1.0倍以下であることがより好ましい。これにより、サイドシール部16の使用強度を更に向上させることができる。
第3シールパターン163の単位ごとの幅方向の寸法は、0.5mm以上7mm以下であることが好ましく、2mm以上5mm以下であることがより好ましい。また、第3シールパターン163の単位ごとの縦方向の寸法は、0.5mm以上3.0mm以下であることが好ましく、0.5mm以上1.5mm以下であることがより好ましい。これにより、サイドシール部16の破断しやすさをより調整しやすくすることができる。
(((シール方法)))
サイドシール部におけるシールパターンのシール方法は、ウルトラソニック方式又はヒートシール方式のどちらでも良い。より好ましいのは、シール部分の柔らかさの観点から、ウルトラソニック方式である。
以下の実施例により本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記載に限定されるものではない。
<実施例1>
図2(a)は、実施例1に係るパンツタイプ吸収性物品におけるサイドシール部のシールパターンを取り出した拡大正面図である。第1シールパターン、第2シールパターン及び第3シールパターンにおける、それぞれのシールパターンの単位形状は、略矩形の角丸長方形である。
第1シールパターンと第2シールパターンには、長辺をパンツタイプ吸収性物品の縦方向に平行とし、縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターンと短辺シールパターンとが、パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置されている。第1シールパターンにおける長辺シールパターンと、第2シールパターンにおける長辺シールパターンとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法は、6mmである。また、第1シールパターンにおける短辺シールパターンと、第2シールパターンにおける短辺シールパターンとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法は、4mmである。また、第1シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンと、第2シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンとにおいて、それぞれのシールパターンの単位ごとの幅方向の寸法は、1mmである。そして、第1シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンのそれぞれの間隙と、第2シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンのそれぞれの間隙とは、0.5mmであり、パンツタイプ吸収性物品における幅方向において重ならないように配置されている。
第3シールパターンには、長辺をパンツタイプ吸収性物品の幅方向に平行とするシールパターンが、パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って所定の間隔で配置され、かつ、第1シールパターン及び第2シールパターンとそれぞれ離間している。第3シールパターンの単位ごとの幅方向の寸法は、3mmであり、第3シールパターンの単位ごとの縦方向の寸法は、1mmである。なお、実施例1に係るパンツタイプ吸収性物品においては、第3シールパターンは、パンツタイプ吸収性物品における縦方向に等間隔に配置され、第1シールパターンのそれぞれの縦方向の中点に位置し、かつ、第2シールパターンのそれぞれの縦方向の中点に位置するように配置されており、第3シールパターンの単位ごとの縦方向の間隙は、4.5mmである。
[官能評価]
実施例1に係るパンツタイプ吸収性物品を幼児に装着させ、4時間後に、女性がパンツタイプ吸収性物品を奥行方向に引っ張り、サイドシール部を破断する場合において、サイドシール部の使用強度と破断しやすさについて評価をしてもらった。使用強度については、破断前に第3シールパターンに破断が認められた場合には「×」、破断前に第1シールパターンに破断が認められたが第3シールパターンには破断が認められなかった場合又は破断時において急激に破断しやすい箇所が認められた場合には「△」、破断前にサイドシール部に破断がなく、破断時において急激に破断しやすい箇所が認められない場合には「〇」と、評価してもらった。また、破断しやすさについては、通常の力で破断した際に破断しにくい箇所があり把持する箇所や通常よりも引っ張る力を強くして破断した場合には「×」、通常の力で破断した際に破断しにくい箇所があったものの通常より少し引っ張る力を変えただけで破断した場合には「△」、通常の力で破断した際に破断しにくい箇所がない場合には「〇」と、評価してもらった。
実施例1に係るパンツタイプ吸収性物品においては、サイドシール部の使用強度と破断しやすさの官能評価が両方とも「〇」であった。
<比較例1・比較例2>
図2(b)及び図2(c)は、それぞれ、比較例1及び比較例2に係るパンツタイプ吸収性物品におけるサイドシール部のシールパターンを取り出した拡大正面図である。第1シールパターン、第2シールパターン及び第3シールパターンにおける、それぞれのシールパターンの単位形状は、略矩形の角丸長方形である。
比較例1においては、第1シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンの間隙と、第2シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンの間隙とが重なるように配置されている点以外は、実施例1に係るパンツタイプ吸収性物品におけるサイドシール部のシールパターンと同一である。
比較例2においては、第3シールパターンが、第1シールパターン及び第2シールパターンとそれぞれ連結している点以外は、実施例1に係るパンツタイプ吸収性物品におけるサイドシール部のシールパターンと同一である。
比較例1に係るパンツタイプ吸収性物品においては、サイドシール部の使用強度と破断しやすさの官能評価は、使用強度が「△」で、破断しやすさが「△」であった。また、比較例2に係るパンツタイプ吸収性物品においては、サイドシール部の使用強度と破断しやすさの官能評価は、使用強度が「〇」で、破断しやすさが「×」であった。
実施例1に係るパンツタイプ吸収性物品によれば、サイドシール部の破断のしやすさと、使用強度とを、両立させたパンツタイプ吸収性物品とすることができた。一方で、比較例1に係るパンツタイプ吸収性物品では、第1シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンの間隙と、第2シールパターンにおける長辺シールパターン及び短辺シールパターンの間隙とが幅方向において重なるように配置されているため、使用強度に問題を生じた。さらに、縦方向において、上記間隙ごとに、第1シールパターンと第2シールパターンを同時に破断する必要があったことから、サイドシール部の破断しやすさに問題を生じた。また、比較例2に係るパンツタイプ吸収性物品では、第3シールパターンが、第1シールパターン及び第2シールパターンとそれぞれ連結しているため、サイドシール部の破断しやすさに問題を生じた。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが、当業者には明らかである。また、その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 パンツタイプ吸収性物品
10 外装体
101 外装シート
11 腹側部
12 背側部
13 股部
14 ウエスト開口部
15 脚開口部
16 サイドシール部
161 第1シールパターン
161a 第1シールパターンにおける長辺シールパターン
161b 第1シールパターンにおける短辺シールパターン
162 第2シールパターン
162a 第2シールパターンにおける長辺シールパターン
162b 第2シールパターンにおける短辺シールパターン
163 第3シールパターン

Claims (5)

  1. 腹側部と背側部の上部にウエスト開口部を形成し、前記腹側部と前記背側部との間の股部の両側に脚開口部を形成したパンツタイプ吸収性物品であって、
    前記パンツタイプ吸収性物品は、前記腹側部の両側縁部と前記背側部の両側縁部とを互いに重ね合わせて接合部を形成した左右一対のサイドシール部を有し、
    前記左右一対のサイドシール部は、それぞれ、前記パンツタイプ吸収性物品の幅方向の中心に対して近位端側の第1シールパターンと、前記パンツタイプ吸収性物品の幅方向の中心に対して遠位端側の第2シールパターンと、前記第1シールパターン及び前記第2シールパターンの間に位置する第3シールパターンと、を有し、
    前記第1シールパターンには、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺を前記パンツタイプ吸収性物品の縦方向に平行とし、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターンと短辺シールパターンとが、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置され、
    前記第2シールパターンには、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺を前記パンツタイプ吸収性物品の縦方向に平行とし、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向の寸法が互いに異なる長辺シールパターンと短辺シールパターンとが、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って交互に所定の間隔で断続的に配置され、
    前記第1シールパターンにおける前記長辺シールパターン及び前記短辺シールパターンのそれぞれの間隙と、前記第2シールパターンにおける前記長辺シールパターン及び前記短辺シールパターンのそれぞれの間隙とは、前記パンツタイプ吸収性物品における幅方向において重ならず、
    前記第3シールパターンには、それぞれ、単位形状を略矩形とし、長辺を前記パンツタイプ吸収性物品の幅方向に平行とするシールパターンが、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に沿って所定の間隔で配置され、かつ、前記第1シールパターン及び前記第2シールパターンとそれぞれ離間している、パンツタイプ吸収性物品。
  2. 前記第3シールパターンは、前記パンツタイプ吸収性物品における縦方向に等間隔に配置されている、請求項1に記載のパンツタイプ吸収性物品。
  3. 前記第3シールパターンは、それぞれ、前記第1シールパターンのそれぞれの縦方向の中点に位置し、かつ、前記第2シールパターンのそれぞれの縦方向の中点に位置する、請求項1又は請求項2に記載のパンツタイプ吸収性物品。
  4. 前記第1シールパターンにおける前記長辺シールパターンと前記短辺シールパターンのそれぞれの縦方向の寸法の比である、長辺シールパターンの1つ当たりの寸法/短辺シールパターンの1つ当たりの寸法は、1.2以上2.5以下であり、
    前記第2シールパターンにおける前記長辺シールパターンと前記短辺シールパターンのそれぞれの縦方向の寸法の比である、長辺シールパターンの1つ当たりの寸法/短辺シールパターンの1つ当たりの寸法は、1.2以上2.5以下である、請求項1から3のいずれか一項に記載のパンツタイプ吸収性物品。
  5. 前記第3シールパターンの単位ごとの幅方向の寸法は、前記第1シールパターンにおける前記短辺シールパターン及び前記第2シールパターンにおける前記短辺シールパターンのそれぞれのシールパターンの単位ごとの縦方向の寸法に対して、0.5倍以上2.0倍以下である、請求項1から4のいずれか一項に記載のパンツタイプ吸収性物品。
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