JP2018183332A - シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 着席者の身体形状により一層沿った形状を保持可能な乗物用シートを提供する。
【解決手段】 制御装置は、膨張袋から空気を排出させた後、袋体から空気を排出させる形状記憶処理を実行する。これにより、膨張袋7から空気が排出されていく際に、着席者は、クッションパッドに沈んでいく。クッションパッドは、この「着席者の沈み込み」による荷重を受ける。袋体に収納された粒状物は、当該「着席者の沈み込み」と共に袋体内を移動して着席者の身体形状に沿うよう形状を形成する。したがって、着席者の身体形状により一層沿った形状を保持可能な乗物用シートを得ることが可能となる。
【選択図】図5

Description

本願は、シートパッドを備えるシートに関する。
例えば、特許文献1に記載の乗物用シートは、多数の粒状物が収納された袋体がクッションパッドに配設されている。当該袋体は、着席者の臀部形状に沿うような形状を保持可能な部材である。
すなわち、袋体に空気等の流体が封入されている状態では、多数の粒状物は、当該袋体内で自由に移動することができる。この状態で着席者が当該乗物用シートに着席すると、袋体内に収納された粒状物は、着席者の臀部形状に沿うような形状を形成するように当該袋体内を移動する。
そして、粒状物が着席者の臀部形状に沿うよう移動した状態で袋体内の空気が排出されて当該袋体内の圧力が低下すると、大気圧によって袋体が粒状物に密着するように萎むため、着席者の臀部形状に沿うような形状が保持される。
特開2016−168198号公報
本願は、着席者の身体形状により一層沿った形状を保持可能なシートを提供する。
本願は、発明者による試験検討結果に基づく開示である。すなわち、発明者は、「例えば、クッションパッドの上に袋体(9)が配設されたシートにおいて、着席者が当該シートに着座しても、当該袋体(9)に収納された粒状物が移動し難い」という点を発見した。
そして、シートは、シートパッド(5A)に設けられ、流体が流出入することにより体積が縮小拡大する膨張袋(7)と、膨張袋(7)より表皮(5B)側に配設された袋体(9)であって、内部に多数の粒状物が収納されているとともに、当該内部に流体が流出入可能な袋体(9)と、膨張袋(7)及び袋体(9)の流体流出入を制御する制御装置(20)であって、膨張袋(7)から流体を排出させた後、袋体(9)から流体を排出させる形状記憶処理を実行可能な制御装置(20)とを備える。
これにより、膨張袋(7)から流体が排出されていく際に、着席者は、シートパッド(5A)に沈んでいく。シートパッド(5A)は、この「着席者の沈み込み」による荷重を受ける。袋体(9)に収納された粒状物は、当該「着席者の沈み込み」と共に袋体(9)内を移動して着席者の身体形状に沿うよう形状を形成する。したがって、着席者の身体形状により一層沿った形状を保持可能なシートを得ることが可能となる。
なお、本願は、以下のように構成してもよい。
制御装置(20)は、予め決められた所定の押圧力より大きい押圧力が表皮(5B)に作用したか否かを判断する判断処理が実行可能であり、さらに、制御装置(20)は、判断処理により所定の押圧力より大きい押圧力が表皮(5B)に作用したと判断されたときに、形状記憶処理を実行することが望ましい。これにより、着席者の身体形状に沿った形状を確実に得ることが可能となる。
膨張袋(7A)側から袋体(9A)側に向かう向きと平行な方向を押圧方向としたとき、シートパッド(5A)のうち袋体(9)の端部側を支持する部位(10A)には、押圧方向に対して傾斜したテーパ部(11A)が設けられていることが望ましい。
これにより、膨張袋(7)から流体が排出されていく際に、雪崩のように粒状物が移動することを誘発でき得るので、着席者の身体形状に沿った形状を速やかに得ることが可能となる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る乗物用シートの外観図である。 本発明の実施形態に係るシートクッション5の断面図である。 本発明の実施形態に係るシートクッション5における膨張袋7及び袋体9の配置を示す図である。 本発明の実施形態に係る乗物用シートに制御系ブロック図である。 本発明の実施形態に係る乗物用シートの制御を示すフローチャートである。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
なお、本明細書に係る「着席者」とは、乗物の乗員や乗物用シートを利用する者をいう。したがって、着席者には、現実に着席していない者も含まれる。
(第1実施形態)
1.シートの概要
本実施形態は、図1に示す車両用の乗物用シート1に本発明に係るシートを適用したものである。乗物用シート1は、シートバック3及びシートクッション5等を有する。シートバック3は着席者の背部を支持する部位である。
シートクッション5は、着席者の臀部を支持する部位である。シートクッション5は、図2に示すように、クッションパッド5A及び表皮5B等を有している。クッションパッド5Aは、ウレタン等の弾性的に変形可能な部材である。
表皮5Bはクッションパッド5Aの表面を覆う部材である。当該表皮5Bは、天然皮革、合成皮革又は織物等にて構成されている。クッションパッド5Aの表面とは、着席者が乗物用シート1を利用する際に、視認可能な部位をいう。
なお、クッションパッド5Aは、シートパッドの一例である。シートバック3用のシートパッドはバックパッドという。
2.シートクッションの構造
クッションパッド5Aには、図2に示すように、膨張袋7及び袋体9等がそれぞれ少なくとも1つ設けられている。膨張袋7は、流体が流出入することにより体積が縮小拡大するブラダーである。本実施形態に係る膨張袋7には空気等の圧縮性流体が流出入される。
本実施形態に係る乗物用シート1は、複数の膨張袋7A〜7Dを有している。膨張袋7A、7Bは、図3に示すように、は、シートクッション5の幅方向略中央部に配設されている。膨張袋7C、7Dは、シートクッション5の幅方向一端側及び他端側それぞれに配設されている。以下、複数の膨張袋7A〜7Dを総称する際には、膨張袋7と記す。
袋体9は、内部に多数の粒状物が収納された可撓性を有する袋である。当該袋体9の内部には流体が流出入する。なお、本実施形態では、当該流体として、空気等の圧縮性流体を用いている。
このため、袋体9に流体が封入されている状態では、多数の粒状物は、当該袋体9内で自由に移動することができる。この状態で着席者が当該乗物用シート1に着席すると、袋体9内に収納された粒状物は、着席者の臀部形状に沿うような形状を形成するように当該袋体内を移動する。
そして、粒状物が着席者の臀部形状に沿うよう移動した状態で袋体9内の流体が排出されて当該袋体9内の圧力が低下すると、大気圧によって袋体9が粒状物に密着するように萎むため、着席者の臀部形状に沿うような形状が保持される。
なお、本実施形態に係る乗物用シート1は、複数の袋体9A〜9Cを有している。袋体9Aはシートクッション5の幅方向略中央部に配設されている。袋体9B、9Cは、シートクッション5の幅方向一端側及び他端側それぞれに配設されている。以下、複数の袋体9A〜9Cを総称する際には、袋体9と記す。
袋体9は、図2に示すように、膨張袋7より表皮5B側に配設されている。つまり、表皮5B、袋体9、膨張袋7及びクッションパッド5Aは、表皮5B側から順に、表皮5B、袋体9、膨張袋7、クッションパッド5Aの順に配設されている。
クッションパッド5Aのうち袋体9Aの端部側を支持する部位10A、10Bには、押圧方向に対して傾斜したテーパ部11A、11Bが設けられている。押圧方向とは、膨張袋7側から袋体9側に向かう向きと平行な方向をいう。つまり、部位10A、10Bにおいける「押圧方向」は、上下方向と略一致する。
したがって、テーパ部11A、11Bは、上下方向に対して傾斜した傾斜面となる。テーパ部11A、11Bは、下方側が上方側に比べて袋体9Aの中央部側に近づくように傾斜している。
具体的には、袋体9Aのシート幅方向一端側に位置するテーパ部11Aは、上端側がシート幅方向一端側(図2では、右端側)に位置し、かつ、下端側が上端よりシート幅方向他端側(図2では、左端側)に位置するように傾斜している。
袋体9Aのシート幅方向他端側に位置するテーパ部11Bは、上端側がシート幅方向他端側(図2では、左端側)に位置し、かつ、下端側が上端よりシート幅方向一端側(図2では、右端側)に位置するように傾斜している。
本実施形態では、クッションパッド5Aのうち袋体9Aの幅方向略中央を支持する部位10C、10Dにも、押圧方向に対して傾斜したテーパ部11C、11Dが設けられている。テーパ部11C、11Dもテーパ部11A、11Bと同様な技術思想に基づく傾斜面である。
すなわち、袋体9Aは、幅方向略中央にて実質的に2つの袋体9A1、9A2に分かれている。部位10Cは袋体9A1の端部側を支持する。部位10Dは袋体9A2の端部側を支持する。
テーパ部11Cは、下方側が上方側に比べて袋体9A1の中央部側に近づくように傾斜している。テーパ部11Dは、下方側が上方側に比べて袋体9A2の中央部側に近づくように傾斜している。
具体的には、袋体9A1のシート幅方向他端側に位置するテーパ部11Cは、上端側がシート幅方向他端側(図2では、左端側)に位置し、かつ、下端側が上端よりシート幅方向一端側(図2では、右端側)に位置するように傾斜している。
袋体9A2のシート幅方向一端側に位置するテーパ部11Dは、上端側がシート幅方向一端側(図2では、右端側)に位置し、かつ、下端側が上端よりシート幅方向他端側(図2では、左端側)に位置するように傾斜している。
クッションパッド5Aのうち袋体9B、9Cの端部側を支持する部位10E、10Fにも、押圧方向に対して傾斜したテーパ部11E、11Fが設けられている。テーパ部11E、11Fもテーパ部11A、11Bと同様な技術思想に基づく傾斜面である。なお、部位10E、10Fにおける押圧方向は、上下方向(鉛直方向)に対して略45度傾いた方向である。
袋体9Cのシート幅方向他端側に位置するテーパ部11Eは、上端側がシート幅方向他端側(図2では、左端側)に位置し、かつ、下端側が上端よりシート幅方向一端側(図2では、右端側)に位置するように傾斜している。
袋体9Bのシート幅方向一端側に位置するテーパ部11Fは、上端側がシート幅方向一端側(図2では、右端側)に位置し、かつ、下端側が上端よりシート幅方向他端側(図2では、左端側)に位置するように傾斜している。
3.膨張袋及び袋体の制御
3.1 制御の概要
膨張袋7に流出入する流体は、図4に示す第1バルブV1及び第1ポンプP1により制御される。第1バルブV1は、膨張袋7と大気側との連通状態を制御する。第1バルブV1が開放された状態では、膨張袋7内が大気側と連通した状態となる。第1ポンプP1は、膨張袋7内に流体(本実施形態では、空気)を供給する。
袋体9に流出入する流体は、図4に示す第2バルブV2及び第2ポンプP2により制御される。第1バルブV1は、袋体9内、大気側及び第2ポンプP2の吸入側の連通状態を制御する。第2ポンプP2は、袋体9内から流体(本実施形態では、空気)を吸引する。
第1バルブV1、第2バルブV2、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の作動、つまり膨張袋7及び袋体9の流体流出入は、制御装置20により制御される。制御装置20は、ROM、RAM及びCPU等を有するマイクロコンピュータである。
制御装置20は、ROM等の不揮発性記憶部に予め記憶されたプログラムに従って、第1バルブV1、第2バルブV2、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の作動を制御する。制御装置20には、着座センサS1からの出力信号が入力されている。着座センサS1は、表皮5Bに作用する押圧力を直接的又は間接的に検出する。
そして、制御装置20は、着座センサS1の検出信号を利用して、予め決められた所定の押圧力より大きい押圧力が表皮5Bに作用したか否か、つまり着席者が乗物用シート1に着席したか否かを判断する判断処理(着座確認処理ともいう。)を実行する。
制御装置20は、所定の押圧力より大きい押圧力が表皮5Bに作用した、つまり着座確認処理により着席者が乗物用シート1に着席したと判断した場合には、形状記憶処理を実行する。制御装置20は、形状記憶処理においては、膨張袋7から空気を排出させた後に袋体9から空気を排出させる。
3.2 制御の詳細(図5参照)
始動スイッチ(図示せず。)が投入されると、制御装置20は、図5に示す制御フロー(以下、形状記憶制御という。)を実行するためのプログラムを不揮発性記憶部から読み込み、当該プログラムを起動する。なお、始動スイッチとは、イグニションスイッチ等の車両搭載機器に電力を供給可能とするためのスイッチである。
制御装置20は、形状記憶制御を起動すると、第1バルブV1を閉じるとともに第1ポンプP1を稼働させて膨張袋7内に空気を充填する(S1、S3)。次に、制御装置20は、第2バルブV2を開放して袋体9内と大気側とを連通させる(S5)。これにより、袋体9内には空気が流入するので、当該袋体9内の粒状体が移動可能な状態となる。
制御装置20は、第2バルブV2を開放した後(S5)、着座確認処理を実行する(S7)。制御装置20は、着席者の着座を確認できなかった場合は(S7:NO)、S1を実行する。
制御装置20は、着席者の着座を確認できた場合には(S7:YES)、第1バルブV1を開放して膨張袋7内と大気側とを連通させた後(S9)、予め決められた所定時間が経過するまで待機する(S11)。これにより、膨張袋7内から空気が抜けて着席者がクッションパッド5Aに沈み込んでいくとともに、袋体9内の粒状体が着席者の臀部形状に沿うように移動する。
制御装置20は、所定時間が経過したときに第2ポンプP2を稼働させて袋体9内の空気を吸引する(S13)。これにより、袋体9内の気圧が大気圧より低くなり、大気圧によって袋体9が粒状物に密着するように萎む。
次に、制御装置20は、第2バルブV2を閉じて袋体9内の気圧を維持する。これにより、袋体9の形状が着席者の臀部形状に沿うような形状のまま維持される。なお、再調整スイッチ(図示せず。)が投入された場合には、制御装置20は、S1を実施する(S17)。再調整スイッチされなかった場合には、制御装置20は、形状記憶制御を終了させる。
4.本実施形態に係る乗物用シートの特徴
制御装置20は、膨張袋7から空気を排出させた後、袋体9から空気を排出させる形状記憶処理を実行する。これにより、膨張袋7から空気が排出されていく際に、着席者は、クッションパッド5Aに沈んでいく。
クッションパッド5Aは、この「着席者の沈み込み」による荷重を受ける。袋体9に収納された粒状物は、当該「着席者の沈み込み」と共に袋体9内を移動して着席者の身体形状に沿うよう形状を形成する。したがって、着席者の身体形状により一層沿った形状を保持可能な乗物用シート1を得ることが可能となる。
制御装置20は、着席者の着座が確認されたときに、形状記憶処理を実行する。これにより、着席者の身体形状に沿った形状を確実に得ることが可能となる。
クッションパッド5Aのうち、例えば、袋体9Aのシート幅方向端部側を支持する部位10A、10Bには、押圧方向に対して傾斜したテーパ部11A、11Bが設けられている。
これにより、膨張袋7から空気が排出されていく際に、雪崩のように粒状物が移動することを誘発でき得るので、着席者の身体形状に沿った形状を速やかに得ることが可能となる。なお、他のテーパ部11C〜11Fにおいても、上記の作用・効果と同様な作用・効果が発生する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、シートクッション5に膨張袋7及び袋体9が配設されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、シートバック3にも膨張袋7及び袋体9が配設されていてもよい。
上述の実施形態に係る制御装置20は、着席者の着座が確認されたときに、形状記憶処理を実行した。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、クッションパッド5Aにテーパ部11A〜11Fが設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、テーパ部11A〜11Fのうち少なくとも1つが廃止された構成であってもよい。
上述の実施形態では、普通乗用車に本発明に係る乗物用シートを適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他の自動車用シート、又は鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、又は劇場用シート等の据え置き型のシートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 乗物用シート 3… シートバック 5… シートクッション
5A… クッションパッド 5B… 表皮 7… 膨張袋
9… 袋体 11A〜11F… テーパ部 20… 制御装置
V1… 第1バルブ P1… 第1ポンプ V2… 第2バルブ
P2… 第2ポンプ S1… 着座センサ

Claims (4)

  1. シートパッドに設けられ、流体が流出入することにより体積が縮小拡大する膨張袋と、
    前記膨張袋より表皮側に配設された袋体であって、内部に多数の粒状物が収納されているとともに、当該内部に流体が流出入可能な袋体と、
    前記膨張袋及び前記袋体の流体流出入を制御する制御装置であって、前記膨張袋から流体を排出させた後、前記袋体から流体を排出させる形状記憶処理を実行可能な制御装置と
    を備えるシート。
  2. 前記制御装置は、予め決められた所定の押圧力より大きい押圧力が前記表皮に作用したか否かを判断する判断処理が実行可能であり、
    さらに、前記制御装置は、前記判断処理により所定の押圧力より大きい押圧力が前記表皮に作用したと判断されたときに、前記形状記憶処理を実行する請求項1に記載のシート。
  3. 前記膨張袋側から前記袋体側に向かう向きと平行な方向を押圧方向としたとき、
    前記シートパッドのうち前記袋体の端部側を支持する部位には、前記押圧方向に対して傾斜したテーパ部が設けられている請求項1又は2に記載のシート。
  4. 乗物に搭載される乗物用シートにおいて、
    シートパッドに設けられ、流体が流出入することにより体積が縮小拡大する膨張袋と、
    前記膨張袋より表皮側に配設された袋体であって、内部に多数の粒状物が収納されているとともに、当該内部に流体が流出入可能な袋体と、
    前記膨張袋及び前記袋体の流体流出入を制御する制御装置であって、前記膨張袋から流体を排出させた後、前記袋体から流体を排出させる形状記憶処理を実行可能な制御装置と
    を備える乗物用シート。
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