JP2018180128A - プロセスカートリッジ - Google Patents

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孝俊 浜田
直哉 浅沼
Naoya Asanuma
直哉 浅沼
卓也 川上
Takuya Kawakami
卓也 川上
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Abstract

【課題】ドラム表面に当接する部品が過離間状態となり、離間部材の保持力が低下した場合に、離間部材が簡単に外れてしまう可能性がある。
【解決手段】離間部材が組み付け動作および離間解除動作とは関係の無い動きをした場合に係合する規制部および被規制部を設けた。
【選択図】図18

Description

本発明は、プロセスカートリッジおよびこれを用いた画像形成装置に関する。ここで、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラムと、この電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
例えば、電子写真感光体ドラムと、前記プロセス手段としての、現像手段、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つを一体的にカートリッジ化したものが挙げられる。また、電子写真画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。
電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」ともいう。)では、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体、即ち、電子写真感光体ドラムを一様に帯電させる。次いで、帯電した電子写真感光体ドラムを選択的に露光することによって、電子写真感光体ドラム上に静電潜像(静電像)を形成する。次いで、電子写真感光体ドラム上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーでトナー像として現像する。そして、電子写真感光体ドラム上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシートなどの記録材に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。このトナー補給やメンテナンスを容易にするために、電子写真感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
また上述したプロセスカートリッジを出荷する場合、物流コストの削減、ユーザへの使用時の便利性を考慮して、画像形成装置本体にプロセスカートリッジを装着した状態で運搬し、出荷し、販売することが行われる。このときに、電子写真感光体ドラムの表面に当接する部品を、運搬時に離間しておくための離間部材が知られている(特許文献1、図1参照)。さらに、特許文献1に記載の離間部材は、離間部材を組み付ける軌跡と離間解除動作の軌跡を略同一平面上に設けている(特許文献1、図15参照)。これにより、組立に使用するスペースと離間解除に使用するスペースを共存させて省スペース化を実現している。
特開2016−110134号公報
上記のような構成においては、離間部材を組み付ける軌跡と離間解除動作の軌跡の存在する平面上の障害物を極力無くす必要がある。しかし障害物を無くすと、電子写真感光体ドラムおよびその表面に当接する部品が過離間状態になり離間部材の保持力が低下した場合に、離間部材の動きを規制する障害物が無く、離間部材が簡単に外れてしまう可能性があった。
本発明の目的は、離間部材の組み付け動作と離間解除動作を阻害することなく、過離間時の離間部材の外れを防止したプロセスカートリッジを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るプロセスカートリッジは、
トナー像を記録媒体に転写ローラにて転写し画像を形成する電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジであって、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、前記クリーニングユニットに設けられた規制部と、前記電子写真感光体ドラムにトナーを現像するための現像ローラと、前記現像ローラを含み前記現像ローラが前記電子写真感光体ドラムから離間した現像離間位置と前記現像ローラが現像可能である現像位置と、に移動可能な現像ユニットと、前記プロセスカートリッジに取り付けられる離間部材と、前記離間部材に設けられた現像離間部、転写離間部、および被規制部と、を備えたプロセスカートリッジにおいて、前記離間部材は第1の位置と第2の位置とに移動可能であり、前記離間部材が組み付けられる際の軌跡である組み付け軌跡と、前記離間部材が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する移動軌跡とは、略同一平面上にあり、
前記離間部材が前記第1の位置にある場合、前記現像離間部は、前記クリーニングユニットの一部と前記現像ユニットの一部との双方に当接し、前記現像ユニットを前記現像離間位置に保持し、かつ前記被規制部は、前記離間部材が前記組み付け軌跡と前記移動軌跡とは異なる外れ方向に動いた場合に、前記規制部と係合することで離間部材の前記外れ方向への動きを規制し、さらに前記電子写真画像形成装置に装着した際に、前記転写離間部は、前記転写ローラを転写可能な転写位置とは異なる前記電子写真感光体ドラムから離れた転写離間位置に保持し、前記離間部材が前記第2の位置にある場合、前記現像離間部は、前記現像ユニットの保持を解除することにより、前記現像ユニットは前記現像離間位置から前記現像位置に移動可能となり、前記転写離間部は、前記転写ローラの保持を解除することにより、前記転写ローラは前記転写位置に移動可能となることを特徴とする。
本発明に係るプロセスカートリッジによれば、離間部材が組み付け動作および離間解除動作とは関係の無い動きをした場合に係合する規制部および被規制部を設けることにより、離間部材の組み付け動作と離間解除動作を阻害することなく、過離間時の離間部材の外れを防止することができる。
本発明を適用可能な第1の実施形態に係る離間部材をプロセスカートリッジに取り付け装置本体に装着した状態を装置本体の駆動側から見た側面図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係る電子写真画像形成装置の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係るプロセスカートリッジの断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係るプロセスカートリッジのクリーニング容器内部の断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係る電子写真画像形成装置の開閉扉を開いた状態の画像形成装置本体の斜視図である。 発明を適用可能な第1の実施形態に係る電子写真画像形成装置の開閉扉を開き、トレイを引き出した状態の画像形成装置本体の斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係る電子写真画像形成装置の開閉扉を開き、トレイを引き出した状態で、トレイにプロセスカートリッジを着脱する際の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係る電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着された状態の、プロセスカートリッジ及び画像形成装置本体の駆動側位置決め部の斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係る電子写真画像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着された状態の、プロセスカートリッジ及び画像形成装置本体の非駆動側位置決め部の斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係るプロセスカートリッジの分解図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係るプロセスカートリッジの分解図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係るプロセスカートリッジの分解図である。 本発明を適用可能な第1の実施形態に係るプロセスカートリッジの分解図である。 本発明を適応可能な第1の実施形態に係る離間部材を示した斜視図である。 本発明を適応可能な第1の実施形態に係る離間部材をプロセスカートリッジに取り付ける説明をした斜視図である。 本発明を適応可能な第1の実施形態に係る離間部材が取り付いた状態を説明した駆動側からみた概略側面図である。 本発明を適応可能な第1の実施形態に係る離間部材が第1の位置から第2の位置へ移動する過程を説明した駆動側からみた概略側面図である。 本発明を適応可能な第1の実施形態に係る離間部材が取り付いたプロセスカートリッジが過離間状態になった際の駆動側からみた概略側面図である。 図18における現像離間部周辺の詳細図である。
《第1の実施形態》
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、電子写真感光体ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。また、長手方向において、画像形成装置本体から電子写真感光体ドラムが駆動力を受ける側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。
図2および図3を用いて、全体構成および画像形成プロセスについて説明する。図2は、本発明の一実施の形態である電子写真画像形成装置の画像形成装置本体(以下、装置本体Aと記載する)及びプロセスカートリッジ(以下、カートリッジBと記載する)の断面図である。図3は、カートリッジBの断面図である。ここで、装置本体Aとは電子写真画像形成装置からカートリッジBを除いた部分である。
<電子写真画像形成装置全体構成>
図2に示す電子写真画像形成装置は、カートリッジBを装置本体Aに着脱自在とした電子写真技術を利用したレーザビームプリンタである。カートリッジBが装置本体Aに装着されたとき、カートリッジBの電子写真感光体ドラム62に潜像を形成するための露光装置3(レーザスキャナユニット)が配置される。また、カートリッジBの下側に画像形成対象となる記録媒体(以下、シート材Pと記載する)を収納したシートトレイ4が配置されている。
更に、装置本体Aには、シート材Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。なお、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
<画像形成プロセス>
次に、画像形成プロセスの概略を説明する。
プリントスタート信号に基づいて、電子写真感光体ドラム(以下、ドラム62と記載する)は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。バイアス電圧が印加された帯電ローラ66は、ドラム62の外周面に接触し、ドラム62の外周面を一様均一に帯電する。
露光装置3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。そのレーザ光LはカートリッジBのクリーニング枠体71に設けられたレーザ開口71hを通り、ドラム62の外周面を走査露光する。これにより、ドラム62の外周面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。
一方、図3に示すように、現像装置としての現像ユニット20において、トナー室29内のトナーTは、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50の回転によって撹拌、搬送され、トナー供給室28に送り出される。トナーTは、マグネットローラ34(固定磁石)の磁力により、現像ローラ32の表面に担持される。トナーTは、現像ブレード42によって、摩擦帯電されつつ現像ローラ32周面上での層厚が規制される。そのトナーTは、静電潜像に応じてドラム62へ現像され、トナー像として可視像化される。
また、図2に示すように、レーザ光Lの出力タイミングとあわせて、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5cによって、装置本体Aの下部に収納されたシート材Pがシートトレイ4から送り出される。そして、そのシート材Pが転写ガイド6を経由して、ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ搬送される。この転写位置において、トナー像はドラム62からシート材Pに順次転写されていく。
トナー像が転写されたシート材Pは、ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そしてシート材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部を通過する。このニップ部で加圧・加熱定着処理が行われてトナー像はシート材Pに定着される。トナー像の定着処理を受けたシート材Pは、排出ローラ対10まで搬送され、排出トレイ11に排出される。
一方、図3に示すように、転写後のドラム62は、クリーニングブレード77により外周面上の残留トナーが除去されて、再び、画像形成プロセスに使用される。ドラム62から除去されたトナーはクリーニングユニット60の廃トナー室71bに貯蔵される。
上記において、帯電ローラ66、現像ローラ32、転写ローラ7、クリーニングブレード77がドラム62に作用するプロセス手段である。
<カートリッジ着脱>
次に、装置本体Aに対するカートリッジBの着脱について、図5、図6を用いて説明する。図5は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開いた装置本体Aの斜視図である。図6は、カートリッジBを着脱するために開閉扉13を開きトレイ18を引き出した状態の装置本体AとカートリッジBの斜視図である。図7は、開閉扉13を開きトレイ18を引き出した状態で、カートリッジBを着脱している際の装置本体A及びカートリッジBの斜視図である。
カートリッジBは、トレイ18に対して、着脱方向Eに沿って着脱可能である。装置本体Aには開閉扉13が回動可能に取り付けられており、この開閉扉13を開くとカートリッジ挿入口17が設けられている。そしてカートリッジ挿入口17内にはカートリッジBを装置本体Aに装着するためのトレイ18が備えられている。トレイ18は、所定の位置まで引き出すと、カートリッジBの着脱が可能である。カートリッジBはトレイ18に載せられた状態で図中矢印C方向にガイドレール(不図示)に沿って装置本体A内に装着される。
また、カートリッジBに設けられた第1カップリング70および第2カップリング21(図8)に駆動を伝達するための第1駆動軸14および第2駆動軸19が設けられている。第1駆動軸14および第2駆動軸19は装置本体Aのモータ(不図示)により駆動される。これにより、第1カップリング70と連結しているドラム62が装置本体Aから駆動力を受けて回転する。また、第2カップリング21から駆動を伝達されて現像ローラ32が回転する。さらに、帯電ローラ66、現像ローラ32は、装置本体Aの給電部(不図示)より給電される。
<カートリッジ支持>
図5に示すように、装置本体AにはカートリッジBを支持するための駆動側板15と非駆動側板16が設けられている。図8、図9に示すように、駆動側板15には駆動側第1支持部15a、駆動側第2支持部15b及びカートリッジBの回転支持部15cが設けられ、非駆動側板16には非駆動側第1支持部16a、非駆動側第2支持部16b及び回転支持部16cが設けられている。
一方、カートリッジBの被支持部として、ドラム軸受73の被支持部73b、被支持部73d、クリーニング枠体71の駆動側ボス71a、非駆動側突部71fと非駆動側ボス71gがそれぞれ設けられている。そして、被支持部73bが駆動側第1支持部15a、被支持部73dが駆動側第2支持部15bにより支持され、駆動側ボス71aが回転支持部15cにより支持される。また、非駆動側突部71fが非駆動側第1支持部16aと非駆動側第2支持部16bにより支持され、非駆動側ボス71gが回転支持部16cにより支持されることで、カートリッジBは装置本体A内で位置決めされる。
<カートリッジ全体の構成>
次に、カートリッジBの全体構成について図3、図4、図10、図11、図12、図13を用いて説明する。図3はカートリッジBの断面図、図10、図11、図12、図13は、カートリッジBの構成を説明する斜視図である。図11及び図13は、図10及び図12の点線部内の箇所を、角度を変えて拡大した部分拡大図である。なお本実施形態においては各部品を結合する際のビスに関しては省略して説明する。
カートリッジBは、クリーニングユニット60と、現像ユニット20を有する。なお、一般には、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体と、これに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、を一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置の本体に対して着脱可能としたものである。本発明においては、プロセスカートリッジは、本発明に従うクリーニングユニット60を少なくとも有する。
図3に示すように、クリーニングユニット60は、ドラム62と、帯電ローラ66と、クリーニング部材77と、これらを支持するクリーニング枠体71と、クリーニング枠体71に溶着等で固定された蓋部材72を有する。クリーニングユニット60において、帯電ローラ66、クリーニング部材77は、それぞれドラム62の外周面に接触して配置される。
クリーニング部材77は、弾性材料としてのゴムで形成されたブレード状の弾性部材であるゴムブレード77aと、ゴムブレードを支持する支持部材77bと、を有する。ゴムブレード77aは、ドラム62の回転方向に対してカウンター方向にドラム62に当接している。即ち、ゴムブレード77aは、その先端部がドラム62の回転方向の上流側を向くようにドラム62に当接している。
図4は、クリーニング枠体71の断面図である。図3、図4に示すように、クリーニング部材77によってドラム62の表面から除去された廃トナーは、廃トナー搬送部材としての第1スクリュー86、第2スクリュー87、第3スクリュー88によって搬送され、クリーニング枠体71と蓋部材72によって形成された廃トナー室71bに溜められる。
また、第1スクリュー86は(不図示の)ギアによって、図13中に示すカップリング21から駆動を伝達されて回転する。そして、第2スクリュー87は第1スクリュー86から、第3スクリュー88は第2スクリュー87からそれぞれ駆動力を受けて回転する。第1スクリュー86はドラム62の近傍に、第2スクリュー87はクリーニング枠体71の長手方向端部に、第3スクリュー88は廃トナー室71bに、それぞれ配置されている。ここで、第1スクリュー86、第3スクリュー88の回転軸線はドラム62の回転軸線と平行であり第2スクリュー87の回転軸線はドラム62の回転軸線と直交している。
また、図3に示すように、クリーニング枠体71から廃トナーが漏れることを防止するためのスクイシート65が、ドラム62に当接するようにクリーニング枠体71の縁部に設けられている。
ドラム62は、駆動源である本体駆動モータ(不図示)から駆動力を受けることにより、画像形成動作に応じて、図中矢印R方向に回転駆動される。
帯電ローラ66は、クリーニング枠体71の長手方向(ドラム62の回転軸線方向と略平行)の両端部において、帯電ローラ軸受67を介し、クリーニングユニット60に回転可能に取り付けられている。帯電ローラ66は、帯電ローラ軸受67が付勢部材68によりドラム62に向けて加圧されることでドラム62に圧接されている。帯電ローラ66は、ドラム62の回転に従動回転する。
図3に示すように、現像ユニット20は、現像ローラ32と、現像ローラ32を支持する現像容器23と、現像ブレード42等を有する。現像ローラ32内にはマグネットローラ34が設けられている。また現像ユニット20において、現像ローラ32上のトナー層を規制するための現像ブレード42が配置されている。図10、図12に示すように、現像ローラ32には間隔保持部材38が現像ローラ32の両端部に取り付けられており、間隔保持部材38とドラム62が当接することで、現像ローラ32はドラム62と微少隙間をもって保持される。
また、図3に示すように、現像ユニット20からトナーが漏れることを防止するための吹き出し防止シート33が、現像ローラ32に当接するように底部材22の縁部に設けられている。更に、現像容器23と底部材22によって形成されたトナー室29には、第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50が設けられている。第1搬送部材43、第2搬送部材44、第3搬送部材50は、トナー室29に収容されたトナーを撹拌すると共に、トナー供給室28へトナーを搬送する。
図10、図12に示すように、カートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20を合体して構成される。
クリーニングユニット60には、クリーニング枠体71、蓋部材72、ドラム62、ドラム62を回転支持するためのドラム軸受73及びドラム軸78が設けられている。図13に示すように、駆動側においては、ドラム62は、駆動側に設けられた端部部材63(以下、駆動側ドラムフランジ63)がドラム軸受73の穴部73aにより回転可能に支持される。一方、図11に示すように、非駆動側は、クリーニング枠体71に設けられた穴部71cに圧入されたドラム軸78が、非駆動側ドラムフランジ64の穴部(不図示)を回転可能に支持する構成となっている。
一方、図3、図10、図12に示すように、現像ユニット20は、底部材22、現像容器23、駆動側現像サイド部材26、現像ブレード42、現像ローラ32等からなる。また現像ローラ32は、両端に設けられた軸受部材27、37により回転可能に現像容器23に取り付けられている。
そして、図11、図13に示すように、クリーニングユニット60と現像ユニット20を結合ピン69で互いに回動可能に結合することによってカートリッジBを構成する。具体的には、現像ユニット20の長手方向両端部には、現像容器23に現像第1支持穴23a、現像第2支持穴23bが設けられている。また、クリーニングユニット60の長手方向両端部には、クリーニング枠体71に第1吊り穴71i、第2吊り穴71jが設けられている。第1吊り穴71i、第2吊り穴71jに圧入固定された結合ピン69と現像第1支持穴23a、現像第2支持穴23bが嵌合することにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20は互いに回動可能に連結される。
また、駆動側付勢部材46Rの第1穴部46Raはドラム軸受73のボス73cに掛けられ、第2穴部46Rbが駆動側現像サイド部材26のボス26aに掛けられている。また非駆動側付勢部材46Fの第1穴部46Faはクリーニング枠体71のボス71kに掛けられ、第2穴部46Fbが軸受部材37のボス37aに掛けられている。
本実施形態においては、駆動側付勢部材46R、非駆動側付勢部材46Fは引っ張りバネで形成されており、このバネの付勢力により現像ユニット20をクリーニングユニット60に付勢させることで現像ローラ32をドラム62の方向へ確実に押し付けるよう構成する。そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38によって、現像ローラ32はドラム62から所定の間隔をもって保持される。
<離間部材の構成>
次に、離間部材48について図14、図15用いて詳細に説明する。図14は離間部材48を示した斜視図である。図15は離間部材48をカートリッジBに取り付ける説明をした斜視図である。
図14に示すように離間部材48は現像離間部48a、転写離間部48b、ガイド部48cをもつ。そして、ガイド部48cの外側に円弧形状の弾性変形部48dをもっている。また、ガイド部48cと弾性変形部48dに挟まれた空間に溝部48hが形成されている。弾性変形部48dの一部には溝部48hの中に突出した形状の凸部48eをもつ。そして、後述するドラム62の駆動側ドラムフランジ63に設けられた被係合部63aと係合する係合部48fをもつ。
図15に示すようにクリーニングユニット60は取り付け部60a、ドラム62軸線を中心にした円弧形状の被ガイド部60bをもち、この取り付け部60aに離間部材48のガイド部48cと弾性変形部48dで形成した溝部48hを挿入することで離間部材48をクリーニングユニット60へ取り付ける。
次に、離間部48aをクリーニングユニット60の当接部60dと現像ユニット20の当接部20aの間に挿入することで(矢印U)で離間部材48はプロセスカートリッジBに取り付けられる。また機能については後述するがドラム62には軸線端部に端部部材となる駆動側ドラムフランジ63があり、その一部に被係合部63aをもつ。
図1は離間部材48をカートリッジBに取り付け、装置本体Aに装着した状態を装置本体Aの駆動側からみた側面図ある。離間部材48はガイド部48cがガイド部60bに沿ってドラム62軸線を中心に回転可能に支持されており移動可能である。本説明の中で移動する離間部材48は第1の位置と第2の位置とをもつ。
離間部材48の第1の位置とは、離間部材48が現像ローラ32をドラム62から離間した位置になるように現像ユニット20を保持する位置であり、更に転写ローラ7をドラム62から離間した位置になるように転写ローラ7を保持する位置である。
また、離間部材48の第2の位置とは、離間部材48が現像ユニット20の保持を解除する位置であり現像ローラ32が画像形成位置にあり、更に転写ローラ7の保持を解除する位置であり転写ローラ7がドラム62に圧接する位置である。
図1を用いドラム62と現像ローラ32の離間と離間解除、ドラム62と転写ローラ7の離間と離間解除の説明をする。
<ドラムと現像ローラの離間と離間解除>
まず、ドラム62と現像ローラ32の離間と離間解除について詳細に説明する。
[現像ローラの離間状態]
図1(a)は離間部材48が第1の位置にある状態を示している。離間部材48の現像離間部48aはクリーニングユニット60の当接部60dと現像ユニット20の当接部20a間に挿入されており双方と当接している。
現像ユニット20は挿入された現像離間部48aの厚み分、前述したクリーニングユニット60のクリーニング枠体71に設けられた第1吊り穴71i、第2吊り穴71j(不図示)を回動中心にし、矢印V1方向に回動させられ保持されている。この状態での現像ローラ32表面とドラム62表面の距離はl1でありこの距離l1は後述する画像形成時での現像ローラ32表面とドラム62表面との距離l2よりも大きい。
つまり、間隔保持部材38とドラム62は離れているか、もしくは画像形成に必要な圧よりも低い圧で当接している。現像離間部48aを挿入することでドラム62と現像ローラ32の距離を画像形成時に必要な距離よりも離している(現像ローラ32離間)。
[現像ローラの離間解除]
図1(b)は、離間部材48が第2の位置にある状態を示している。離間部材48が第1の位置から第2の位置へ移動することによって、現像離間部48aは当接部20aと離れた位置に移動する。現像離間部48aと当接部20aとの当接がなくなるため、現像ユニット20は前述したクリーニングユニット60のクリーニング枠体71に設けられた第1吊り穴71i、第2吊り穴71j(不図示)を回動中心にドラム62方向(矢印V2方向)に回動可能となる。
現像ユニット20の回動によって現像ローラ32は前述した駆動側付勢部材46R、非駆動側付勢部材46Fの付勢力によりドラム62の方向へ押し付けられ、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材38はドラム62に当接する。現像ローラ32表面とドラム62表面は所定の間隔(l2)をもって留まる(現像ローラ32離間解除)。
<ドラムと転写ローラの離間と離間解除>
次に、ドラム62と転写ローラ7の離間と離間解除について説明を行う。
[転写ローラの離間]
前述したように図1(a)は離間部材48が第1の位置にある状態である。転写ローラ7は芯金7aを中心にして回転可能な弾性体ローラ部7bをもっている。そして、芯金7aを回転可能に支持する軸受(不図示)を介して、バネ(不図示)によってドラム62の方向に付勢することで弾性体ローラ部7bをドラム62に圧接するようにしている。なお、芯金7aはバネ(不図示)の付勢範囲内で矢印S方向移動可能である。
離間部材48が第1の位置にある状態のカートリッジBを装置本体Aに装着した際は、転写離間部48bと転写ローラ7の両端部の芯金7aが当接する構成となっている。
プロセスカートリッジBが装着方向(矢印C)に装着されるにつれ、転写離間部48bは芯金7aを矢印Sの‘−’方向へ押し下げる。これによって転写ローラ7はドラム62から離れる方向へ移動する。
規制部48bは、転写ローラ7の弾性体ローラ部7bをドラム62表面から離れているか、もしくは画像形時の圧接時よりも低い圧で当接している状態に保持する(転写ローラ7離間)。
[転写ローラの離間解除]
前述したように、図1(b)は離間部材48が第2の位置にある状態である。離間部材48が第1の位置から第2の位置への移動することによって、転写離間部48bは芯金7aと離れた位置に移動する。転写離間部48bと芯金7aとの当接がなくなるため、転写ローラ7は矢印Sの‘+’方向へ移動可能となる。そして、弾性体ローラ部7bがドラム62に圧接し転写ローラ7は画像形成位置に留まる(転写ローラ7離間解除)。
以上、説明してきた内容の離間部材48は第1の位置にある時、1つの部品でドラム62からの現像ローラ32の離間、ドラム62からの転写ローラ7の離間の2つのことを同時に行うことが可能である。
プロセスカートリッジBを装置本体Aに装着した状態で運搬する際は離間部材48が第1の位置にある状態とする。この状態はドラム62に対して現像ローラ32と転写ローラ7の離間が施されているため、この状態で物流による衝撃や振動がかかった場合にドラム62表面、現像ローラ32表面、転写ローラ7の表面への傷付きを防ぐことが可能である。
また、離間部材48は複数の位置で(クリーニングユニット60の当接部60dと現像ユニット20の当接部20aで当接し、転写ローラ7と当接している。)当接し固定されているため衝撃や振動に対して外れ難い。
<離間部材の第1の位置から第2の位置への移動>
次に、離間部材48の第1の位置から第2の位置への移動について詳細を説明する。図16、図17を用いて、離間部材48が第1の位置から第2の位置へ移動していく状態を説明する。図16は離間部材48が取り付いた状態を説明した装置本体Aの駆動側からみた概略側面図である。図17は離間部材48が第1の位置から第2の位置へ移動する過程を説明した装置本体Aの駆動側からみた概略側面図である。
図16を用いて離間部材48と離間部材48を移動させる機構の構成を説明する。
前述したように離間部材48はガイド部48cと弾性変形部48dに挟まれた空間で形成された溝部48hを取り付け部60aに挿入し取り付けられている。離間部材48はガイド部48cが被ガイド部60bにガイドされることでドラム62軸線中心に回転移動が可能となっている。そして、被ガイド部60bはドラム62軸線中心に角度αの範囲の円弧形状でありドラム62回転方向R下流側に終点60cをもつ。なお、離間部材48は弾性変形部48dの先端に係止部48gを設けドラム62回転方向Rと逆方向の回転防止を行っている。
また、溝部48hの幅をW1、凸部48eがある箇所の溝部48hの幅をW2とし、取り付け部60aの幅をW3とすると、その関係はW3≒W1>W2となっている。また、ドラム62軸線中心からドラムフランジ63に設けられた被係合部63aの距離をr1とし、ドラム62軸線中心から離間部材48の係合部48fの距離をr2とするとその関係はr1>r2となっている。
図17(a)に示すようにドラム62がR方向に回転することによって被係合部63aと係合部48fとが当接する。そして、ドラム62の回転が継続すると、前述したように離間部材48のガイド部48cが被ガイド部60bにガイドされているため、離間部材48はドラム62軸線を中心とした回転方向Rの回転移動を始める。
図17(b)に示すように更に移動が進むと溝部48h内にある凸部48eと取り付け部60aが接触する位置に到達する。
図16で説明したように両者の幅はW3>W2の関係となっているため、凸部48eが取り付け部60aに接触し乗り越えようとした際に弾性変形部48dは弾性変形を始めドラム62軸線を中心とした半径外側(矢印Q側)へ変形する。また、弾性変形部48dが弾性変形をしている状態の時にガイド部48cは被ガイド部60bの終点60cに到達する。
図17(c)に示すように凸部48eが取り付け部60aを乗り越えることで、離間部材48の逆方向へ(矢印R方向と逆方向)への回転が防止されると共に凸部48eがガイド部60bに当接することによって離間部材48の姿勢が規制され保持させる。
凸部48eが規制されて保持される位置はドラム62軸線中心から凸部48eまでの距離をr4とし、図16で説明した離間部材48が第1の位置にあった時のドラム62軸線中心から凸部48eまでの距離をr3とした時の関係がr4>r3となる位置である。つまり、凸部48eはドラム62軸線中心半径方向外側(矢印Q側)に離れた位置で保持される。
ガイド部48cは被ガイド部60bによってガイドされなくなり、元の形状へ戻る際に凸部48eを固定点とし元の形状へ戻るためドラム62軸線を中心とした半径方向外側(矢印Q)方向へ移動することとなる。同時に係合部48fも矢印Q方向へ移動を行う。
係合部48fのドラム62軸線中心からの距離はr5となり図16にて前述したドラム62軸線中心から被係合部62bの距離r1との関係はr1<r5となり、係合部48fと被係合部62bの係合は解除される。ドラム62の回転が離間部材48に伝わらなくなり離間部材48は第2の位置になる。
さらに本実施形態では、離間部材48の組み付け軌跡である矢印U(図15)と、離間部材48の第1の位置から第2の位置への移動軌跡である矢印R(図16)を略同一平面上に設けている。これにより、組立に使用するスペースと離間解除に使用するスペースを共存させて省スペース化を実現している。
次に、離間部材48が第1の位置にあり、さらに過離間が発生した場合に離間部材が外れることを防止する構成について説明する。
<過離間状態の説明>
まずは、図18を用いて過離間状態について説明する。図18は、過離間が発生したカートリッジBを駆動側からみた概略側面図である。ここでは、転写ローラ7がカートリッジBから離れた状態にあることを示すため、転写ローラ7を2点鎖線で図示している。
離間部材48が第1の位置で装着されたカートリッジBは、装置本体Aに装着された状態でユーザの手に渡るが、離間部材48が第1の位置から第2の位置に移動する前に、ユーザがカートリッジBを装置本体Aから取り出す場合がある。
転写ローラ7は装置本体Aに配置されているため、カートリッジBが装置本体Aから取り出された時点で、転写ローラ7がカートリッジBから離れた状態となる。これにより、第1の位置にある離間部材48の転写離間部48bと転写ローラ7の芯金7aの当接が解除された状態となる。
また、カートリッジBが装置本体Aから取り出された後、ユーザの操作によっては、クリーニングユニット60に対して現像ユニット20をさらに矢印V1方向に回動させる力がはたらく場合がある。このとき、第1の位置にある離間部材48の現像離間部48aと現像ユニット20の当接部20aが当接できない位置まで離間された状態となる。
上記のように、過離間状態とは、現像ユニット20および転写ローラ7が、離間部材48によって離間されている状態よりさらに離間された状態である。
<離間部材が外れることを防止する構成>
前述したように、離間部材48は複数の位置で(クリーニングユニット60の当接部60d、現像ユニット20の当接部20a、転写ローラ7の芯金7a)当接し固定されているため衝撃や振動に対して外れ難い構成となっている。
しかし、過離間が発生した場合はこれらの保持力が無くなり、離間部材48は取り付け部60aを中心とした回動により、矢印Sの方向に外れようとする。矢印Sの方向は、離間部材48の組み付け軌跡である矢印U、および離間部材48の第1の位置から第2の位置への移動軌跡である矢印Rとは異なる方向を向いている。
具体的な方向を、図19を用いて説明する。図19は、過離間が発生したカートリッジB(図18)の現像離間部48a周辺の詳細図である。
離間部材48の組み付け軌跡である矢印Uは、組み付けが完了する直前である矢印Uの終点付近において略水平方向を向く。また、離間部材48の第1の位置から第2の位置への移動軌跡である矢印Rは、移動開始時である矢印Rの始点付近において略水平方向を向く。一方で、離間部材48の外れ方向である矢印Sは、外れ始めである矢印Sの始点付近において斜め下方向を向く。このように、外れ方向矢印Sは、特に離間部材48が第1の位置に近い場合において、組み付け軌跡矢印Uおよび移動軌跡矢印Rとは異なる方向を向いている。
本実施形態では、図18と図19に示すように、クリーニングユニット60に規制部60eを設けてあり、離間部材48には被規制部48iが設けてある。離間部材48が外れようとして矢印S方向に動いた場合、現像離間部48aが斜め下方向に回動するため、規制部60eと被規制部48iが係合することで、離間部材48の矢印S方向への動きが規制される。
ただし、離間部材48が離間部材48の組み付け軌跡である矢印Uおよび離間部材48の第1の位置から第2の位置への移動軌跡である矢印Rの方向に動いた場合は、現像離間部48aが略水平方向に移動するため、規制部60eと被規制部48iは係合せず、離間部材48の動きを阻害しない。
これにより、組み付け動作と離間解除動作の負荷を増大することなく、過離間時においても離間部材が外れることを防止することができる。
以上、本発明に係る電子写真画像形成装置には、過離間時に離間部材48が外れようとする方向への離間部材48の動きを規制し、かつ離間部材48の組み付け方向と離間解除動作方向への動きを阻害しない規制部60eおよび被規制部48iを設けられている。これにより、組み付け動作と離間解除動作の負荷を増大することなく、過離間時においても離間部材が外れることを防止することができる。
なお、本実施形態に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
3 露光装置(レーザスキャナユニット)、4 シートトレイ、
5a ピックアップローラ、5b 給送ローラ対、5c 搬送ローラ対、
6 転写ガイド、7 転写ローラ、8 搬送ガイド、9 定着装置、
9a 加熱ローラ、9b 加圧ローラ、10 排出ローラ対、
11 排出トレイ、13 開閉扉、14…第1駆動軸、15 駆動側板、
15a 駆動側第1支持部、15b 駆動側第2支持部、15c 回転支持部、
16 非駆動側板、16a 非駆動側第1支持部、16b 非駆動側第2支持部、
16c 回転支持部、17 カートリッジ挿入口、18 トレイ、
19 第2駆動軸、20 現像ユニット、21 第2カップリング、
22 底部材、23 現像容器、23a 現像第1支持穴、23b 現像第2支持穴、
26 駆動側現像サイド部材、26a ボス、27 軸受部材、
28 トナー供給室、29 トナー室、32 現像ローラ(現像剤担持体)、
33 吹き出し防止シート、34 マグネットローラ、37 軸受部材、
37a ボス、38 間隔保持部材、42 現像ブレード(現像剤規制部材)、
43 第1搬送部材、44 第2搬送部材、46R 駆動側付勢部材、
46Ra 第1穴部、46Rb 第2穴部、46F 非駆動側付勢部材、
46Fa 第1穴部、46Fb 第2穴部、48 離間部材、48a 現像離間部、
48b 転写離間部、48c ガイド部、48d 弾性変形部、48e 凸部、
48f 係合部、48g 係止部、48h 溝部、48i 被規制部、
50 第3搬送部材、60 クリーニングユニット、60a 取り付け部、
60b 被ガイド部、60c 終点、60d 当接部、60e 規制部、
62 ドラム(電子写真感光体ドラム)、63 駆動側ドラムフランジ、
64 非駆動側ドラムフランジ、65 スクイシート、66 帯電ローラ、
67 帯電ローラ軸受、68 付勢部材、69 結合ピン、70 第1カップリング、
71 クリーニング枠体、71a 駆動側ボス、71b 廃トナー室、71c 穴部、
71f 非駆動側突部、71g 非駆動側ボス、71h レーザ開口、
71i 第1吊り穴、71j 第2吊り穴、71k ボス、72 蓋部材、
73 ドラム軸受、73a 穴部、73b 被支持部、73c ボス、
73d 被支持部、77 クリーニングブレード、77a ゴムブレード、
77b 支持部材、78 ドラム軸、86 第1スクリュー、87 第2スクリュー、
88 第3スクリュー、A 画像形成装置本体(装置本体)、
B プロセスカートリッジ(カートリッジ)、C 挿入方向、D 搬送方向、
E 着脱方向、L レーザ光、T トナー(現像剤)、
U 組み付け方向(組み付け軌跡)、P シート材(記録媒体)、
R 回転方向(移動軌跡)、S 外れ方向、V1,V2 回動方向、
l1,l2 間隔、

Claims (3)

  1. トナー像を記録媒体に転写ローラにて転写し画像を形成する電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムを有するクリーニングユニットと、
    前記クリーニングユニットに設けられた規制部と、
    前記電子写真感光体ドラムにトナーを現像するための現像ローラと、
    前記現像ローラを含み、
    前記現像ローラが前記電子写真感光体ドラムから離間した現像離間位置と、
    前記現像ローラが現像可能である現像位置と、に移動可能な現像ユニットと、
    前記プロセスカートリッジに取り付けられる離間部材と、
    前記離間部材に設けられた現像離間部、転写離間部、および被規制部と、
    を備えたプロセスカートリッジにおいて、
    前記離間部材は第1の位置と第2の位置とに移動可能であり、
    前記離間部材が組み付けられる際の軌跡である組み付け軌跡と、前記離間部材が前記第1の位置から前記第2の位置へと移動する移動軌跡とは、
    同一平面上にあり、
    前記離間部材が前記第1の位置にある場合、
    前記現像離間部は、
    前記クリーニングユニットの一部と前記現像ユニットの一部との双方に当接し、前記現像ユニットを前記現像離間位置に保持し、
    かつ前記被規制部は、
    前記離間部材が前記組み付け軌跡と前記移動軌跡とは異なる外れ方向に動いた場合に、前記規制部と係合することで離間部材の前記外れ方向への動きを規制し、
    さらに前記電子写真画像形成装置に装着した際に、
    前記転写離間部は、
    前記転写ローラを転写可能な転写位置とは異なる前記電子写真感光体ドラムから離れた転写離間位置に保持し、
    前記離間部材が前記第2の位置にある場合、
    前記現像離間部は、
    前記現像ユニットの保持を解除することにより、前記現像ユニットは前記現像離間位置から前記現像位置に移動可能となり、
    前記転写離間部は、
    前記転写ローラの保持を解除することにより、前記転写ローラは前記転写位置に移動可能となる、ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記電子写真感光体ドラムの軸線方向の端部に設けられた端部部材と、
    前記端部部材に設けられた被係合部と、
    前記離間部材に設けられた係合部および弾性変形部と、
    を有し、
    前記離間部材が前記第1の位置において、
    前記係合部が、前記電子写真感光体ドラムの回転によって前記被係合部と係合することで、前記離間部材が前記第1の位置から前記第2の位置への移動を開始し、
    前記離間部材の前記第1の位置から前記第2の位置への移動に伴い、前記弾性変形部が弾性変形し、
    前記離間部材が前記第2の位置において、
    前記弾性変形部の弾性変形が復元する力によって、前記係合部と前記被係合部の係合を解除する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記離間部材は、前記電子写真感光体ドラムの回転軸線方向端部の両端に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
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JP2021039211A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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