JP2018179650A - タイヤの氷上制動性能の評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実車走行により、タイヤの氷上制動性能を精度良く評価する。【解決手段】 走行工程と測定工程と評価工程とを具える。走行工程は、氷路上を走行する車両に、ブレーキを徐々にかけて制動を開始する制動ステップを有する。評価工程では、測定工程により測定した車体速度Vvとタイヤ速度Vtと上下荷重Fzと前後力Fxとから、制動時のスリップ率Sと摩擦係数μとを時間経過に沿って算出するとともに、この算出結果に基づいて氷上制動性能を評価する。【選択図】図2

Description

本発明は、実車走行により、タイヤの氷上制動性能を精度良く評価しうる評価方法に関する。
例えば下記の特許文献1には、内周面を氷路面とした円筒状のドラムを用いてタイヤの氷上制動性能を評価する方法が開示されている。この方法では、ドラムの回転速度と、氷路面上を走行するタイヤの走行速度とを制御しながらタイヤに作用する前後力及び上下荷重を計測する。そして、そのときのタイヤと氷路面との間に生じる摩擦係数μとスリップ率Sとの関係(μ−S特性)に基づいて、氷上制動性能を評価している。このようなドラムを用いた試験をトラム試験という場合がある。
しかし、トラム試験の場合、氷路面が円弧面であるため、接地形状や接地面積等が、実路を走行する場合と相違する。また、走行時、タイヤが同じ軌道を繰り返して通るため、テスト中に軌道上の氷が解け出して氷面状態が変化してしまうため、測定データが安定しないという問題もある。
そのため、試験用のタイヤが装着された車両を、実路の氷面上で走行させる実車試験が望まれる。しかし、従来の実車試験では、所定速度で走行中の車両にフル制動を掛け、車両が停車するまでの距離で評価している。そのため、タイヤの氷上制動性能を精度良く評価することが難しい。
特開2007−078667号公報
本発明は、実車試験において、タイヤの氷上制動性能を精度良く評価するタイヤの氷上制動性能の評価方法を提供することを課題としている。
本発明は、試験用のタイヤが装着された車両を氷路上で走行させて、前記タイヤの氷上制動性能を評価する方法であって、
前記氷路上を走行する前記車両に、ブレーキを徐々にかけて制動を開始する制動ステップを有する走行工程、
少なくとも前記制動ステップの間、走行する車両の車体速度Vvと、タイヤ速度Vtと、ブレーキの踏力Fと、タイヤの上下荷重Fzと、タイヤの前後力Fxとを、それぞれ連続的に測定して制動データを得る測定工程、
及び前記制動データのうち、前記車体速度Vvと、前記タイヤ速度Vtと、前記上下荷重Fzと、前記前後力Fxとから、次式(1)、(2)に基づいて、制動時のスリップ率Sと摩擦係数μとを時間経過に沿って算出するとともに、この算出結果に基づいて氷上制動性能を評価する評価工程とを具えている。
μ=Fx/Fz −−−(1)
S=(Vv−Vt)/Vv −−−(2)
本発明に係る前記タイヤの氷上制動性能の評価方法は、前記制動ステップでは、制動開始から前記タイヤがロック状態となるまでの制動初期の時間Tが1.5秒以上となるように、前記踏力Fを調整するのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤの氷上制動性能の評価方法は、前記制動ステップでは、少なくとも前記制動初期において、前記踏力Fが、前記制動開始から漸増するのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤの氷上制動性能の評価方法は、少なくとも前記制動初期において、前記踏力Fの増加率が、一定または漸減するのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤの氷上制動性能の評価方法は、前記評価工程では、
前記スリップ率Sと前記摩擦係数μとの算出結果のデータ点を、スリップ率Sが0.5〜10%の範囲から選択される間隔にて複数の区間に区分し、
かつ各前記区間において、前記スリップ率Sと前記摩擦係数μとを平均して平均スリップ率S0と平均摩擦係数μ0とを求めるとともに、
前記平均スリップ率S0と前記平均摩擦係数μ0とから示されるμ0−S0特性に基づいて氷上制動性能を評価するのが好ましい。
本発明に係る前記タイヤの氷上制動性能の評価方法は、前記走行工程では、制動開始時の車体速度Vvは18〜22km/hであるのが好ましい。
本発明は叙上の如く、車両を用いた実車試験において、フル制動ではなく、ブレーキを徐々にかけて制動を開始する制動ステップを行っている。
ここで、フル制動の場合、タイヤ速度が一気に減少してしまう。そのため評価工程において算出されるスリップ率Sと摩擦係数μとのデータが、偏ってしまう傾向にあり、μ−S特性を精度良く把握することができなくなる。
これに対して、ブレーキを徐々にかけて制動を開始する場合、スリップ率Sと摩擦係数μとのデータが、広く分散されて得られる。そのため、μ−S特性を精度良く把握することができ、タイヤの氷上制動性能の評価精度を高めることができる。
本発明のタイヤの氷上制動性能の評価方法が実施された車両の走行状態を示す部分側面図である。 (A)は制動ステップにおける車体速度、タイヤ速度、踏力の変化を示すグラフ、(B)はその一部を拡大したグラフである。 制動ステップにおけるスリップ率の時系列変化を示すグラフである。 (A)は、本発明によるμ−S特性の一部を示すグラフ、(B)はフル制動した場合のμ−S特性の一部を示すグラフである。 (A)、(B)は平均化処理を説明するグラフである。 実車走行によって得られたテストタイヤA、Bのμ0−S0特性のグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のタイヤの氷上制動性能の評価方法では、試験用のタイヤ2が装着された車両1を、氷路3上で走行させて、タイヤ2の氷上制動性能を評価する。
氷路3は、例えばタイヤの氷上制動性能を評価するための基準面であって、当業者が個々に規定することができる。また車両1も、特に規制されるものではなく、タイヤに応じて種々のものが採用しうる。ただし、本発明の氷上制動性能の評価方法では、制動時にタイヤ2をロックさせるため、ABS(アンチスキッド・ブレーキ・システム)を搭載していない車両、或いはABSをオフ状態とした車両が使用される。
本実施形態の氷上制動性能の評価方法では、走行工程と、測定工程と、評価工程とを具える。
前記走行工程は、氷路3上を走行する車両1に、ブレーキを徐々にかけて制動を開始する制動ステップを有する。
図2(A)に、制動ステップにおける車体速度Vvの時系列変化、タイヤ速度Vtの時系列変化、及びブレーキの踏力Fの時系列変化の一例が示される。制動ステップでは、ブレーキを徐々にかけて制動を開始するため、前記踏力Fは、制動開始から徐々に増加する。このブレーキ操作により、まずタイヤ2では、ロック状態(Vt=0)となるまで、タイヤ速度Vtが減速する。また車両1では、タイヤ2がロック状態となるまでは、動摩擦係数による制動が掛かり、またロック状態以後は、静摩擦係数による制動が掛かって停止(Vv=0)に至る。図3中の符号P1は制動開始時を示し、符号P2はタイヤ2のロック開始時を示し、符号P3は車両1が停止した時を示す。
図2(B)に拡大して示すように、少なくとも制動開始からタイヤ2がロック状態となるまで(即ち、制動開始時P1からタイヤ2のロック開始時P2まで)の間である制動初期Yにおいて、踏力Fは、制動開始時P1から漸増している。
このとき、制動ステップでは、前記制動初期Yの時間T、即ち、P1からP2までの時間Tが1.5秒以上となるように、踏力Fの強さを調整するのが好ましい。
本例では、少なくとも前記制動初期Yにおいて、踏力Fの増加率が一定とする場合が示される。なお制動初期Y以降では、踏力Fは、特に規制されることがなく、本例では、P2、P3間の位置Qから、踏力Fをより急勾配で増加させている。
走行工程では、制動開始時P1の車体速度Vvが18〜22km/hの範囲であるのが、測定誤差が少なくかつ多くのデータを採る上で好ましい。
次に、測定工程では、少なくとも前記制動ステップの間、車両1の車体速度Vvと、タイヤ速度Vtと、ブレーキの踏力Fと、タイヤの上下荷重Fzと、タイヤの前後力Fxとを、それぞれ連続的に測定して制動データを得る。
車体速度Vv、タイヤ速度Vt、踏力F、上下荷重Fz、前後力Fxの測定には、従来的な公知の手段が採用しうる。
例えば車体速度Vvとしては、光学センサを用いて直接測定する方法、並びに、車体加速度センサの値及び4輪のうちで最も大きなタイヤ速度等に基づいて車体速度を推定する公知の推定方法が適宜採用しうる。タイヤ速度Vtとしては、車輪の回転角速度ωtを検出する例えば電磁誘導型の回転速度センサが適宜採用しうる。なおタイヤ速度Vtは、前記回転角速度ωtとタイヤ動荷重半径Rtとの積(ωt×Rt)として求めることができる。踏力Fは、ブレーキペダルの踏力を測定する所謂踏力計により測定できる。また上下荷重Fz及び前後力Fxは、例えば車軸に設ける6分力計により測定できる。
次に、評価工程では、前記制動データのうち、車体速度Vv、タイヤ速度Vt、上下荷重Fz、及び前後力Fxから、次式(1)、(2)に基づいて、制動時のスリップ率Sと摩擦係数μとを時間経過に沿って算出する。そして、この算出結果に基づいて氷上制動性能の評価を行う。
μ=Fx/Fz −−−(1)
S=(Vv−Vt)/Vv −−−(2)
図3は、図2(A)の制動ステップにおけるスリップ率Sの時系列変化を示すグラフである。詳しくは、制動開始からの経過時間を横軸とし、また式(2)を用いて、上記制動ステップにおける車体速度Vvとタイヤ速度Vtとから求めた経過時間毎のスリップ率Sを縦軸としたグラフである。同図に示されるように、前記制動ステップでは、制動初期Yにおいて、スリップ率Sが時間経過とともに滑らかに変化しているのが確認できる。
図4(A)は、前記算出結果に基づいて得られたμ−S特性の一部(スリップ率Sが0〜20%の範囲)を示すグラフであり、例えば0.01秒間隔で求めた算出結果のデータ点K1がプロットされている。同図では、データ点K1(プロット)が、前記スリップ率Sが0〜20%の範囲で万遍なく分散されているため、μ−S特性を把握することができる。特にタイヤの制動性能の評価に重要となる摩擦係数の最大値を、比較的明確に得ることが可能となる。これに対して、ブレーキをフル制動した従来の場合、図4(B)に示すように、データ点(プロット)が、分散せずに偏ってしまう。そのため、μ−S特性を十分に把握することができない。
前記評価工程では、前記スリップ率Sと摩擦係数μとのデータ点K1を平均化処理して、平均スリップ率S0と平均摩擦係数μ0とのデータ点K2を求めるとともに、このデータ点K2をプロットしてなるμ0−S0特性に基づいて氷上制動性能を評価することも好ましい。
具体的には、図5(A)に示すように、スリップ率Sと摩擦係数μとの前記データ点K1を、スリップ率Sが0.5〜10%の範囲から選択される間隔dにて複数の区間Dに区分する。そして図5(B)に概念的に示すように、各区間Dにおいて、区間D内に配されるデータ点K1のスリップ率Sを平均して平均スリップ率S0を求める。同様に区間D内に配されるデータ点K1の摩擦係数μを平均して平均摩擦係数μ0を求める。これにより平均スリップ率S0と平均摩擦係数μ0とからなるデータ点K2が、各区間D内に一つずつ形成される。そして各区間D内のデータ点K2によりμ0−S0特性を得ることができる。なお前記間隔dとしては、好ましくは3%以下、さらには2%以下、さらには1%以下が望ましい。
このμ0−S0特性では、前記平均化処理によりμ−S特性に含まれるノイズの影響などが軽減されるため、氷上制動性能の評価をより精度良く行うことができる。
このように、前記氷上制動性能の評価方法では、走行工程において、フル制動ではなく、ブレーキを徐々にかけて制動を開始する制動ステップを行っている。そのため、スリップ率Sと摩擦係数μとのデータ点K1を、図4(A)に示すように広く分散させて得ることができ、μ−S特性を精度良く把握することができる。
ここで、制動初期Yの時間Tを1.5秒以上、さらには2.0秒以上とすることで、制動初期Yにおけるデータ点K1をより多く採ることが可能となり、評価精度の向上に役立つ。なお踏力Fの増加率を低くすることで、時間Tを前記範囲に調整しうる。
また評価精度の向上のためには、データ点K1をより広範囲に均一に分散させることも好ましい。そのためには、少なくとも制動初期Yにおいて、踏力Fの増加率を一定とすることが好ましい。また氷上制動性能の評価には、最大摩擦係数が重要であり、この最大摩擦係数は、スリップ率Sが20%前後で生じる。従って、評価精度の向上のために、低スリップ率側でのデータ点K1を多く取得することも好ましい。このような観点から、踏力Fの増加率を漸減させるのも好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するため、ゴム成分及びトレッドパターンが相違する2種類のテストタイヤA、B(スタッドレスタイヤ:サイズ195/65R15)を用意した。そして、本発明に準じ、下記のテスト条件にて実車試験を行い、テストタイヤA、Bの氷上制動性能を評価した。
<テスト条件>
・計測路面:岡山国際スケートリンク(温度−1℃)
・評価車両:輸入車FF車両(排気量:1200cc)
・タイヤ内圧:200kPa(評価車両の標準内圧)
・ABSはオフ状態
・制動ステップ:速度20km/hからブレーキを徐々にかけて制動を開始する。少なくとも制動初期Y(P1、P2間)において、踏力Fの増加率は一定であり、また制動初期Y(P1、P2間)の時間Tが1.5秒となるように、踏力Fをコントロールしている。
・測定工程:
上下荷重Fz及び前後力Fxの測定 −−−6分力計
踏力Fの測定 −−−踏力計
タイヤ速度Vtの測定 −−−タイヤの回転速度センサ
車体速度Vvの測定 −−−車体加速度センサに基づき、車両制御装置により推定
測定工程による制動データのうち、前記車体速度Vvと、前記タイヤ速度Vtと、前記上下荷重Fzと、前記前後力Fxとから、次式(1)、(2)に基づいて、制動時のスリップ率Sと摩擦係数μとを時間経過に沿って算出し、μ−S特性を求めた。またμ−S特性を平均化処理してμ0−S0特性を求め、その結果を図6に示す。同図に示されるように、テストタイヤAはテストタイヤBに対して最大摩擦係数が大きく、氷上制動性能に優れているのが確認できる。また、ドラム試験と同様に、氷上制動性能を、最大摩擦係数の値によって数値化して評価することも可能となる。
1 車両
2 タイヤ
3 氷路
d 間隔
D 区間
K1、K2 データ点
Y 制動初期

Claims (7)

  1. 試験用のタイヤが装着された車両を氷路上で走行させて、前記タイヤの氷上制動性能を評価する方法であって、
    前記氷路上を走行する前記車両に、ブレーキを徐々にかけて制動を開始する制動ステップを有する走行工程、
    少なくとも前記制動ステップの間、走行する車両の車体速度Vvと、タイヤ速度Vtと、ブレーキの踏力Fと、タイヤの上下荷重Fzと、タイヤの前後力Fxとを、それぞれ連続的に測定して制動データを得る測定工程、
    及び前記制動データのうち、前記車体速度Vvと、前記タイヤ速度Vtと、前記上下荷重Fzと、前記前後力Fxとから、次式(1)、(2)に基づいて、制動時のスリップ率Sと摩擦係数μとを時間経過に沿って算出するとともに、この算出結果に基づいて氷上制動性能を評価する評価工程とを具えるタイヤの氷上制動性能の評価方法。
    μ=Fx/Fz −−−(1)
    S=(Vv−Vt)/Vv −−−(2)
  2. 前記制動ステップでは、制動開始から前記タイヤがロック状態となるまでの制動初期の時間Tが1.5秒以上となるように、前記踏力Fを調整する請求項1記載のタイヤの氷上制動性能の評価方法。
  3. 前記制動ステップでは、少なくとも前記制動初期において、前記踏力Fは、前記制動開始から漸増する請求項2記載のタイヤの氷上制動性能の評価方法。
  4. 少なくとも前記制動初期において、前記踏力Fの増加率は、一定である請求項3記載のタイヤの氷上制動性能の評価方法。
  5. 少なくとも前記制動初期において、前記踏力Fの増加率は、漸減する請求項3記載のタイヤの氷上制動性能の評価方法。
  6. 前記評価工程では、
    前記スリップ率Sと前記摩擦係数μとの算出結果のデータ点を、スリップ率Sが0.5〜10%の範囲から選択される間隔にて複数の区間に区分し、
    かつ各前記区間において、前記スリップ率Sと前記摩擦係数μとを平均して平均スリップ率S0と平均摩擦係数μ0とを求めるとともに、
    前記平均スリップ率S0と前記平均摩擦係数μ0とから示されるμ0−S0特性に基づいて氷上制動性能を評価する請求項1〜5の何れかに記載のタイヤの氷上制動性能の評価方法。
  7. 前記走行工程では、制動開始時の車体速度Vvは18〜22km/hである請求項1〜6の何れかに記載のタイヤの氷上制動性能の評価方法。
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