JP2018175135A - 調理器 - Google Patents

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利弘 齋藤
佳寛 ▲高▼橋
佳寛 ▲高▼橋
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Abstract

【課題】安全に圧力を開放することができる調理器を提供することを目的とする。【解決手段】本体と、本体内に収容される内鍋と、本体の上部を覆う蓋体と、シール部材を有し、内鍋の上端開口の全周にシール部材を当接させて内鍋を密封可能に覆う、蓋体に設けられた内蓋と、内鍋と内蓋で密封された内部空間に大気圧よりも高い所定の圧力が掛かっても、内鍋と内蓋の密封状態を保持するロック手段と、内鍋と内蓋で密封された内部空間に掛かる所定の圧力から大気圧と同じ圧力に戻すための減圧手段と、本体内に設けられ、内鍋を加熱する加熱手段と、を備え、減圧手段は、蒸気弁を開放して蒸気を排出し圧力を下げるものであり、蒸気弁は制御手段により制御された電動機の駆動力で開放する動作をし、付勢手段により閉塞する動作をするものである。【選択図】図10

Description

本発明は、大気圧よりも高い圧力で調理を行う調理器に関するものである。
従来から、調理器内の鍋に収容した被調理物を加熱することで発生する水蒸気を利用し、鍋内に大気圧よりも高い圧力を掛けて調理を行う調理器は知られており、被調理物が米であれば、ふっくら美味しく炊き上げることができ、被調理物が肉であれば、短時間で軟らかく煮込むことができる。
このような調理器は、鍋内の圧力が高い状態で蓋を開けると高温の水蒸気が放散されて危険である。よって、蓋を開けるときには調圧弁や蒸気抜き弁等により、強制的に水蒸気を抜いて内部の圧力を大気圧と同じ圧力に戻してから開ける必要があるが、圧力を一気に開放すると蒸気排出口から高温の蒸気が一気に噴出して火傷等の危険であるので、蒸気排出口から高温の蒸気が一気に噴出しないように構成された調理器が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2000−70134号公報(第3頁、図1) 特開2001−137113号公報(第4頁、図4)
特許文献1に記載の従来の調理器では、圧力抜き弁の蒸気逃し孔の開口面積を、蓋体の蒸気抜き口よりも小さくして、蓋体の蒸気抜き口から蒸気が一気に噴出することを抑制している。
しかし、圧力抜き弁の蒸気逃し孔の開口面積を小さくしているので、大気圧と同じ圧力に戻すまで時間が掛かるため使い勝手が悪くなる、という課題がある。
また、特許文献2に記載の従来の調理器では、圧力を調整する調圧の弁体をソレノイドによって間欠的に開放するように制御して、蓋体の排気口から蒸気が一気に噴出することを抑制している。
しかし、圧力を調整する調圧の弁体をソレノイドによって間欠的に開放するように制御しているので制御が複雑になる、という課題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、安全に圧力を開放することができる調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る調理器は、上部に開口を有する本体と、本体開口から出し入れ可能に本体内に収容される、底部を有する筒状で上端に開口が設けられた内鍋と、本体に回動可能に設けられ、本体の上部を覆う蓋体と、シール部材を有し、内鍋の上端開口の全周にシール部材を当接させて内鍋を密封可能に覆う、蓋体に設けられた内蓋と、内鍋と内蓋で密封された内部空間に大気圧よりも高い所定の圧力が掛かっても、内鍋と内蓋の密封状態を保持するロック手段と、内鍋と内蓋で密封された内部空間に掛かる所定の圧力から大気圧と同じ圧力に戻すための減圧手段と、本体内に設けられ、内鍋を加熱する加熱手段と、を備え、減圧手段は、蒸気弁を開放して蒸気を排出し圧力を下げるものであり、蒸気弁は制御手段により制御された電動機の駆動力で開放する動作をし、付勢手段により閉塞する動作をするものである。
本発明によれば、減圧手段は、蒸気弁を開放して蒸気を排出し圧力を下げるものであり、蒸気弁は制御手段により制御された電動機の駆動力で開放する動作をするので、蒸気を徐々に開放でき、安全に内鍋内の圧力を大気圧に戻すことができる。
本発明の実施の形態1に係る調理器の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体を開いた状態の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る調理器を図1に示す切断線A−Aで前後方向に切断した断面図である。 本発明の実施の形態1に係る調理器を図1に示す切断線B−Bで左右方向に切断した断面図である。 本発明の実施の形態1に係る調理器に収容される内鍋の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体を、内鍋の上端開口側と対向する面側から見た図である。 本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体から外郭部品を取り外した状態の斜視図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る調理器の内鍋内圧力検知手段が、大気圧よりも低い状態であるときの要部断面図、(b)本発明の実施の形態1に係る調理器の内鍋内圧力検知手段が、大気圧と同じ状態であるときの要部断面図、(c)本発明の実施の形態1に係る調理器の内鍋内圧力検知手段が、大気圧よりも高い所定の圧力が掛かっている状態であるときの要部断面図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体の、外郭部品を取り外した状態を図7と別の方向から見た斜視図、(b)図9(a)に示す切断線C−Cで前後方向に切断した断面図、(c)図9(b)に示すG部の拡大図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る調理器の減圧手段の蒸気弁開閉手段による蒸気弁の全開状態を表した図、(b)本発明の実施の形態1に係る調理器の全開状態の蒸気弁周辺の要部拡大図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る調理器の減圧手段の蒸気弁開閉手段による蒸気弁の全閉状態を表した図、(b)本発明の実施の形態1に係る調理器の全閉状態の蒸気弁周辺の要部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る調理器の減圧手段の蒸気弁開閉手段の構成を示す斜視図である。 (a)本発明の実施の形態1に係る調理器の蒸気弁が全閉のときの蒸気弁開閉手段を示す状態図、(b)本発明の実施の形態1に係る調理器の蒸気弁が閉じられる途中のときの蒸気弁開閉手段を示す状態図、(c)本発明の実施の形態1に係る調理器の蒸気弁が全開のときの蒸気弁開閉手段を示す状態図である。 (a)本発明の実施の形態2に係る調理器の蒸気弁の蒸気の流れの上流側に設けられた流量調整弁の開口が広い状態を表した要部拡大図、(b)本発明の実施の形態2に係る調理器の蒸気弁の蒸気の流れの上流側に設けられた流量調整弁の開口が狭い状態を表した要部拡大図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態1.
[調理器全体の概略構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る調理器の全体斜視図、図2は本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体を開いた状態の全体斜視図、図3は本発明の実施の形態1に係る調理器を図1に示す切断線A−Aで前後方向に切断した断面図、図4は本発明の実施の形態1に係る調理器を図1に示す切断線B−Bで左右方向に切断した断面図、図5は本発明の実施の形態1に係る調理器に収容される内鍋の斜視図、図6は本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体を、内鍋の上端開口側と対向する面側から見た図、図7は本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体から外郭部品を取り外した状態の斜視図である。
図1から図4に示すように、本発明の実施の形態1に係る調理器100は、被調理物を大気圧よりも高い圧力で調理を行う調理器であり、本体1と蓋体2で構成されている。本体1は上面が開口しており、その開口した内部に内鍋収容部1a(図3参照)を備えている。
内鍋収容部1aには、図5に示す上面が開口した有底筒状の内鍋3が出し入れ可能に収容される。内鍋3は被調理物を収容するための調理容器であり、加熱手段が誘導加熱式である場合は導電性であること、高耐圧であることを考慮し一般的に金属材料、例えばアルミや銅など複数の素材を積層して張り合わせたクラッド材形成される。但し、金属に限定されるものではなく、高耐圧であれば導電性を有する炭素素材、一部に導電性の材料を有する土鍋等で形成してもよい。
[内鍋]
図5に示すように、内鍋3は上面が開口しており、底部3dと胴部3cを有する筒状の形状をしている。開口の上端全周には内鍋内側から外側へ向かって伸びたフランジ部3bが設けられている。フランジ部3bには、フランジ部3bの端部からさらに外側に伸びたフランジ張り出し部3b1が等間隔で複数設けられている。
胴部3d外側の上面開口寄りには持ち手3aが設けられている。持ち手3aは内鍋3を本体1に出し入れするとき等に持つところであり、樹脂で形成されている。また、持ち手3aは、内鍋収容部1aに内鍋3を収容したとき、内鍋3が回転しないように位置決めとしても機能している。内鍋3を回転しないようにする必要性については後段で説明する。
[本体]
本体1の内部で、内鍋収容部1aの外側には内鍋3を加熱、さらに云えば内鍋3に収容された被調理物を加熱するための加熱手段11及び12が設けられている。加熱手段11は、例えば電磁誘導式の加熱源で環状の誘導加熱コイル11a、11b、11c(以降加熱手段11としてまとめて説明する)で構成される。誘導加熱コイル11は図3に示すように、内鍋3の底部3dに対応する位置に設けられている。
加熱手段12は、例えば輻射式の加熱源で構成される。加熱手段12は図3に示すように、内鍋3の胴部3c(図5参照)に対応する位置に設けられている。なお、本発明の実施の形態1では加熱手段11を電磁誘導式の加熱源、加熱手段12を輻射式の加熱源としたが、これに限定されるものではなく、その逆であってもよいし、加熱手段11と加熱手段12の何れも電磁誘導式の加熱源、あるいは輻射式の加熱源としてもよい。
また、本体1の内部には加熱手段11や加熱手段12等を駆動させる基板23を備えている。
基板23には、図示しない電源コードにより商用電源が供給される。さらに、本体1の内部には基板23や加熱手段11を冷却するための送風手段24を備えている。
それから、本体1の内部には操作手段25a、表示手段25bを搭載した操作表示基板25を備えている。操作手段25aは機械式のスイッチであり、図2に示す本体外側に設けられた操作ボタン1fを押下することで入力され、この入力信号により図示しない制御手段が調理のメニュー、調理条件、調理時間等を設定するものである。なお、本発明の実施の形態1では操作手段25aを機械式のスイッチとしたが、これに限定されるものではなく静電容量の変化で入力を検出するタッチスイッチ式としてもよい。
表示手段25bは液晶表示装置であり、操作手段25aで設定した調理のメニュー、調理条件、調理時間等を文字、数字、図形等で表示するものである。表示手段25bの表示内容は、図2に示す本体外側に設けられた、可視光が透過可能な窓状の表示部1eにより外部から視認できる。なお、本発明の実施の形態1では表示手段25bを液晶表示装置としたが、これに限定されるものではなく7セグメントのLED等を使用してもよい。
本発明の実施の形態1では操作表示基板25を本体1に設けたが、これに限定されるものではなく蓋体2に設けるようにしてもよい。
本体1の内部で、内鍋収容部1aの底面には、内鍋3の底部3dの外側に接触させて、内鍋3の底部3dの外側の温度を直接検知する温度検知手段8が設けられている。温度検知手段8の温度検知信号が図示しない制御手段に送信され、その測定された温度により制御手段が加熱手段11及び12の火力を制御したり、調理状態を表示手段25bに表示したりする。
[蓋体]
蓋体2は、本体上面に設けられたヒンジ部1bに回動可能に取り付けられている。ヒンジ部1bは図3に示すように、回動軸21とヒンジバネ22を備えている。蓋体2は、回動軸21の軸心を中心に回動する。
ヒンジバネ22は、蓋体2を開放する方向に付勢するものである。ヒンジバネ22により開放方向に付勢された蓋体2を、ヒンジバネ22の付勢力に抗して手動で回動させると、ヒンジ部1bに取り付けられた側と反対側の端部に設けられた係止部2aが、本体1の上面に設けられたラッチ1dに係ることで係止され、蓋体2は本体1の上面開口を閉塞する。
本体1の上面開口を閉塞した状態の蓋体2は、図2及び3に示す本体外側に設けられた蓋体開ボタン1cを押すと、ラッチ1dが係止部2aから離れるように移動し係止状態が解除され、ヒンジバネ22の付勢力で回動軸21の軸心を中心に開放方向へ回動する。但し、ヒンジバネ22には蓋体2が全開の位置まで回動するほどの付勢力はないので、全開の位置までの回動は手動で行う。
ヒンジバネ22の付勢力を蓋体2が全開の位置まで回動するほどまでに強くすると、係止状態が解除された瞬間に蓋体2が勢いよく開放されるため危険である、蓋体2を閉じるときの抵抗力が強く使い勝手が悪くなる、蓋体2が勢いよく全開の位置まで回動したときの反動で内鍋3に収容された被調理物が零れる等、安全性や使い勝手によくない影響を及ぼしてしまう。そのため、ヒンジバネ22には蓋体2が全開の位置まで回動するほどの付勢力を持たせていない。
蓋体2の、本体1の上面と対向する面側には内蓋4が設けられている。内蓋4は内鍋3の開口を閉塞するためのものである。内蓋4は図2、4、6に示す内蓋固定手段4aで蓋体2に取付けられている。内蓋固定手段4aは、例えばネジで固定するものである。
内蓋4は内鍋3の開口を密接して閉塞するため、外周にシール部材5を備えている。シール部材5は、柔軟性、耐熱性、食品安全性等の観点からシリコーンゴムで形成されている。シール部材5は、内鍋3の開口の上端全周に設けられたフランジ部3bと、全周で接触するように設けられている。
蓋体2の係止部2aが、本体1上面のラッチ1dに係り係止され、蓋体2が本体1の上面開口を閉塞した状態のとき、シール部材5は内鍋3のフランジ部3bに押し付けられるように接触する。
本発明の実施の形態1に係る調理器100は、前述したように被調理物を大気圧よりも高い圧力で調理を行う調理器であり、内蓋4で閉塞された内鍋3の内部が調理のための空間、すなわち加圧空間P(図3、4参照)となる。
調理中は加圧空間Pに2.1〜2.2気圧の圧力が掛かるようになっているため、蓋体2の係止部2aが、本体1上面のラッチ1dに係り係止されるだけでは加圧空間Pに掛かる2.1〜2.2気圧の圧力に抗しきれず、蓋体2が開放されてしまう。そのため、調理中に圧力が掛かっても加圧空間Pが確保できるよう、内蓋4による内鍋3の上面開口の閉塞状態を機械的に保持する構成を備えている。
なお、ここでの2.1〜2.2気圧とは、真空状態を圧力0の基準として測定した絶対圧での圧力である。大気圧を圧力0の基準として測定したゲージ圧では1.1〜1.2気圧となる。この後の気圧に関する記載は全て絶対圧での圧力の記載となる。
[保持構成]
図2、3、6に示すように、蓋体2は、本体1の上面と対向する面側にロックリング7を備えている。ロックリング7は図6に示すように環状をしており、等間隔に設けられた複数の係合部7aを有する。
隣り合う係合部7aの間には切欠き部7bが設けられている。ロックリング7の複数の係合部7aの数は、内鍋3の複数のフランジ張り出し部3b1と同数である。また、係合部7aの数と切欠き部7bの数も同数である。
ロックリング7は、図6に示す回動中心Dを中心にして回動可能に蓋体2に支持されている。ロックリング7は、図1に示すロック操作ノブ6を、後述する基準の位置から回転させることで回動する。ロック操作ノブ6は無限に回転するわけではなく、例えば基準の位置から15〜20度程度回転し、そこで止まるようになっている。
前述したように、内鍋3は本体1の内鍋収容部1aに、回転しないように位置を決めて収容される。内鍋3の位置を決めておく必要があるのは、内鍋3のフランジ張り出し部3b1と、ロックリング7の係合部7aとの位置関係が変わらないようにするためである。
ロックリング7と内鍋3を平面視(図示せず)で重ねてみたとき、ロックリング7の切欠き部7bの位置に内鍋3のフランジ張り出し部3b1が位置するようになっている状態、つまり、ロックリング7の係合部7aは、内鍋3のフランジ張り出し部3b1が無いフランジ部3bの位置する状態のときのロック操作ノブ6の位置を基準の位置とする。ロック操作ノブ6の位置が基準の位置にあるときが、蓋体2の開放が可能な状態である。
蓋体2の係止部2aが、本体1上面のラッチ1dに係り係止され、蓋体2が本体1の上面開口を閉塞した状態のとき、図3に示すようにロックリング7の係合部7aは、内鍋3のフランジ張り出し部3b1よりも上下方向において下にくるように設けられている。
前述のようにロック操作ノブ6が基準の位置にあるときが、蓋体2の開閉が可能な状態のときであり、ロックリング7の係合部7aが、内鍋3のフランジ張り出し部3b1が無いフランジ部3bの位置で内鍋3のフランジ張り出し部3b1よりも上下方向において下にくるようになっている。
ロックリング7の係合部7aが、内鍋3のフランジ張り出し部3b1が無いフランジ部3bの位置で内鍋3のフランジ張り出し部3b1よりも上下方向において下にきているときにロック操作ノブ6を回転させてロックリング7を回動させると、ロックリング7の係合部7aが内鍋3のフランジ張り出し部3b1の下に入り込むように回動する。
このロックリング7を回動させた状態で、ロックリング7の係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1を平面視(図示せず)で重ねてみると、内鍋3のフランジ張り出し部3b1が位置するところにロックリング7の係合部7aが位置している。つまり、内鍋3のフランジ張り出し部3b1とロックリング7の係合部7aが重なる位置に回動している。
また、ロックリング7の係合部7aは内鍋3のフランジ張り出し部3b1と接触した状態で重なるように係合するようになっていて、このときシール部材5は内鍋3のフランジ部3bに押し付けられて接触している。
ロック操作ノブ6を回転させて内鍋3のフランジ張り出し部3b1とロックリング7の係合部7aが接触した状態で重なる位置にロックリング7を回動させることで、加圧空間Pに2.1〜2.2気圧の圧力が掛かってもシール部材5は内鍋3のフランジ部3bに押し付けられるように接触しているため、シール部材5の接触しているところから加圧空間Pに掛かる圧力が逃げることがない。また、ロックリング7の係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1は重なるように係合しているので、加圧空間Pに掛かる2.1〜2.2気圧の圧力に負けることなく蓋体2の閉塞状態を維持できる。
このようにロックリング7の係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1が係合することで蓋体2の閉塞状態を維持できるので、ロックリング7の係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1とが蓋体2の閉塞状態を維持するロック手段となる。
ロックリング7の係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1が確実に重なるように係合させるため、前述のように内鍋3は本体1の内鍋収容部1aに、回転しないように位置を決めて収容される。内鍋3の位置を決めておくことで、内鍋3のフランジ張り出し部3b1と、ロックリング7の係合部7aとの位置関係が変わらないようにするためである。
さらに蓋体2には、本発明の実施の形態1に係る調理器100を、被調理物を大気圧よりも高い圧力で調理を行う調理器として機能させる構成が複数設けられている。
図7に示すように蓋体2内部にはロック検知手段31が設けられている。ロック検知手段31は、ロックリング7が、係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1が重なるように係合するまで回動したことを検知するもので、例えばマイクロスイッチを使用して、そのON、OFFでロック状態、非ロック状態を検知する。
ロック状態を検知した信号が制御手段に送信されると、制御手段はロック状態であると判断し調理開始の操作等が行えるようになる。また、ロック状態であることが表示手段25bに表示される。それから、制御手段は後述する減圧手段51の蒸気弁51aを閉塞するように電動機51b2を制御する。
ロックリング7の係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1が係合していない状態で2.1〜2.2気圧の圧力が掛かると蓋体2が開放され、高温の蒸気や熱水が噴き出す危険であるため、安全を確保するために係合状態を検知している。
図2、3、6に示す4bは圧力調整手段である。加圧空間Pに掛かる圧力は、調理の過程で、加圧空間Pに収容された食材や水等の被調理物が加熱されることで発生する水蒸気の蒸気圧により加圧される。圧力が掛かり過ぎると危険であるので、加圧空間Pに掛かる圧力が2.1〜2.2気圧になるように調整するものである。
加圧空間Pの圧力が2.2気圧以上になると、圧力調整手段4bの図示しない調圧弁が開き圧力を逃がすようになっている。圧力を逃がすと蒸気が排出されるので、排出された蒸気は図3に示す蒸気排出のためのカートリッジである蒸気排出部2cを通過し、図1に示す排気口2bから調理器外へ排出される。蒸気排出部2cは、図示しないラビリンス構造により調理器外へ排出する蒸気の勢いを抑制する機能も備える。
図2、6に示す4cは圧力状態検知手段である。圧力状態検知手段4cは図7、8を参照して説明する。図8(a)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の内鍋内圧力検知手段が、大気圧よりも低い状態であるときの要部断面図、図8(b)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の内鍋内圧力検知手段が、大気圧と同じ状態であるときの要部断面図、図8(c)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の内鍋内圧力検知手段が、大気圧よりも高い所定の圧力が掛かっている状態であるときの要部断面図である。
(圧力状態検知手段)
圧力状態検知手段4cは、加圧空間P内の圧力状態を検知するもので、圧力状態検知スイッチ41、42、検知レバー43、レバー可動力伝達手段44、シールパッキン45で構成されている。圧力状態検知スイッチ41は、大気圧よりも圧力が高くなっている状態を検知するスイッチである。圧力状態検知スイッチ42は、大気圧よりも圧力が低くなっている状態を検知するスイッチである。
圧力状態検知スイッチ41、42はフォトセンサーで、検知レバー43が動きフォトセンサーの光を遮ると検知するようになっている。検知レバー43はレバー動力伝達手段44により動作する。
レバー動力伝達手段44はシリコーンゴムで形成されたシールパッキン40で付勢されており、加圧空間Pの圧力が大気圧と同じ状態のときは、図8(b)に示すように、検知レバー43が圧力状態検知スイッチ41、42のフォトセンサーいずれの光も遮らない位置にくるようにしてある。
加圧空間Pの圧力が大気圧よりも高い1.05気圧以上の圧力が掛かると、図8(c)に示すように、その圧力によりレバー動力伝達手段44が上方向に押し上げられる。その押し上げられたレバー動力伝達手段44により検知レバー43が上方に動作し圧力状態検知スイッチ41のフォトセンサーの光を遮ると、加圧空間Pの圧力が大気圧よりも高い圧力が掛かっていることを検知する。この検知信号は図示しない接続線で、図示しない制御手段に送信される。この検知状態は、図示しないLEDや、表示手段25bで表示される。
本発明の実施の形態1に係る調理器のように圧力を掛けて調理する構成のものは、圧力調整をするため自然に大気圧に戻らない構成、つまり加圧空間Pは密閉空間となっているので加圧空間P内の温度が下がると加圧空間P内が負圧となってしまい、蓋体2が開放できなくなる。
そのため、加圧空間Pの圧力が負圧となったときに、図8(a)に示すように、レバー動力伝達手段44が加圧空間P側へ引かれるので、レバー動力伝達手段44が加圧空間P側である下方向に下がることで検知レバー43が下方に動作し圧力状態検知スイッチ42のフォトセンサーの光を遮ると、加圧空間Pが負圧になっていることを検知する。この検知信号は図示しない接続線で、図示しない制御部であるマイコンに送信される。この検知状態は、図示しないLEDや、表示手段25bで表示される。
負圧状態になった場合、制御手段は図示しない強制開放手段を動作させ、加圧空間Pの圧力を図8(b)に示す大気圧と同じ状態と同じに戻し、蓋体2を開放可能にする。なお、強制開放手段は制御部が行わず手動で動作させてもよい。
加圧空間Pの圧力が大気圧よりも高い1.05気圧以上の圧力が掛かっている状態のとき蓋体2が開放されると高温、高圧の蒸気が噴出し危険である。そのため、蓋体2は、この状態のときに蓋体2が開放されないようにする図7に示す安全装置45を備えている。安全装置45は図7、8、9を参照して説明する。図9(a)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の蓋体の、外郭部品を取り外した状態を図7と別の方向から見た斜視図、図9(b)は、図9(a)に示す切断線C−Cで前後方向に切断した断面図、図9(c)は、図9(b)に示すG部の拡大図である。
(安全装置)
図7に示す45は安全装置である。安全装置45は安全装置駆動軸45aと安全装置可動部45bを有している。安全装置可動部45bはロック操作ノブ6の回転に連動して動作する。図7はロック操作ノブ6を図示していないが、ロック操作ノブ6を回転させると動作するロックリング回動レバー6bがロック状態の位置(ロックリング7の係合部7aと内鍋3のフランジ張り出し部3b1が係合している位置)にあることを示している。
この状態から、図7に図示していないロック操作ノブ6を図7に示すEの方向、つまりロック状態を解除する方向に回転させると、ノブ回転部6aに取り付けられたロックリング回動レバー6bが、ロックリング7に設けられたロックリング駆動軸6cを図7に示すE方向に回動させ、それにともないロックリング7がE方向に回動するようになっている。
このとき、ロックリング回動レバー6bが安全装置45に設けられた安全装置駆動軸45aを図7に示すFの方向に可動させる。これにより安全装置可動部45bもFの方向に可動する。
前述のように、加圧空間Pに大気圧よりも高い1.05気圧以上の圧力が掛かっていると、図8(c)に示すように、その圧力によりレバー動力伝達手段44が上方向に押し上げられ、その押し上げられたレバー動力伝達手段44により検知レバー43が上方に動作する。
検知レバー43が上方に位置しているとき、言い換えると加圧空間Pに大気圧よりも高い1.05気圧以上の圧力が掛かっているとき、ロック操作ノブ6を、ロック状態を解除する方向に回転させると、図9(b)、(c)に示すように検知レバー43と安全装置可動部45bの安全装置可動部端部45cが接触し、安全装置可動部45bがそれ以上F方向へ移動できなくなる。つまり、安全装置可動部45bが移動できなくなることで、連動しているロック操作ノブ6を回転させることができなくなる。
よって、安全装置45により加圧空間Pに大気圧よりも高い1.05気圧以上の圧力が掛かっているときは、ロック操作ノブ6を、ロック状態を解除する位置まで回転させることができないので、加圧状態のときに蓋体2を開放して高圧の蒸気が噴出するなどの危険を回避することができる。
なお、ここで蓋体2が開放できない設定値を1.05気圧以上としているのは、消費生活用製品安全法の技術上の基準において、内部の圧力が絶対圧で1.05気圧未満(消費生活用製品安全法文面ではゲージ圧で5.0キロパスカル未満)にならなければ蓋を開けることができない構造にすること、となっているからである。
ここで、消費生活用製品安全法文面のゲージ圧で5.0キロパスカル未満について解説すると、ゲージ圧で1気圧は約100.0キロパスカルであるので、5.0キロパスカルは0.05気圧となる。よって絶対圧では1.05気圧となるので、ゲージ圧の5.0キロパスカル未満と絶対圧の1.05気圧未満は同じ圧力である。
加圧空間Pが大気圧と同じ状態、あるいは負圧の状態のときは、検知レバー43の位置が下がり、安全装置可動部45bがF方向に移動することを妨げないようになっている。但し、負圧の状態のときは、ロック状態を解除する位置まで回転させることができたとしても、強制開放手段を動作させ、加圧空間Pの圧力を大気圧と同じ状態と同じに戻さなければ蓋体2を開放することができない。
(減圧手段)
次に、加圧された加圧空間Pの圧力を大気圧に戻す減圧手段51について、図4、及び図10〜13を参照して説明する。
図10(a)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の減圧手段の蒸気弁開閉手段による蒸気弁の全開状態を表した図、図10(b)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の全開状態の蒸気弁周辺の要部拡大図、図11(a)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の減圧手段の蒸気弁開閉手段による蒸気弁の全閉状態を表した図、図11(b)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の全閉状態の蒸気弁周辺の要部拡大図、図12は、本発明の実施の形態1に係る調理器の減圧手段の蒸気弁開閉手段の構成を示す斜視図、図13(a)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の蒸気弁が全開のときの蒸気弁開閉手段を示す状態図、図13(b)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の蒸気弁が閉じられる途中のときの蒸気弁開閉手段を示す状態図、図13(c)は、本発明の実施の形態1に係る調理器の蒸気弁が全閉のときの蒸気弁開閉手段を示す状態図である。
図4に示すように減圧手段51は蓋体2に設けられている。減圧手段51は、図10、11に示すように蒸気弁51aと蒸気弁開閉手段51bで構成される。蒸気弁51aは、弁体51a1、バネ51a2、ガイド部材51a3、シール受け部材51a4、シール部材51a5で構成される。
蒸気弁51aの弁体51a1の外周には、図10、11に示すように、弁体51a1が上下方向に安定して可動するように保持するためのガイド部材51a3が設けられている。弁体51a1は、図11(a)、(b)に示すように、弁体51a1の弁体バネ保持部51a11とガイド部材51a3で挟持された弾性体であるバネ51a2の付勢力により、弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、シール受け部材51a4に押し付けられる方向(上方向)に付勢されている。
蒸気弁51aは、弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、バネ51a2の付勢力によりシール受け部材51a4に押し付けられることで、加圧空間P内で発生した蒸気が蒸気排出部2cに排出される経路を遮断する。
蒸気弁開閉手段51bは、スライド部材51b1、電動機51b2(図12参照)、蒸気弁駆動部材51b3、スライド当接部51b4で構成される。ここで、図13により蒸気弁開閉手段51bが蒸気弁51aを開閉する動作について説明する。なお、図13では、蒸気弁開閉手段51bの動作を説明する便宜上、蒸気弁51aが省略した図となっていることを断っておく。
前述のように、ロック状態を検知した信号が図示しない制御手段に送信されると、制御手段はロック状態であると判断し調理開始の操作等が行えるようになる。図13(a)に示す蒸気弁開閉手段51bが、調理開始前で蒸気弁51aが全開のときの状態である。
蒸気弁51aが全開のとき、スライド部材51b1の上下方向で最も下の位置となる平坦部71と蒸気弁駆動部材51b3のスライド当接部51b4が接している。蒸気弁51aの弁体51a1を下方に動作させる蒸気弁駆動部材51b3のスライド当接部51b4が、スライド部材51b1の上下方向で最も下の位置と接しているため、蒸気弁駆動部材51b3も最も下の位置へ移動している。
調理を開始する入力によって、制御手段が減圧手段51の蒸気弁51aを閉塞するようにステッピングモーターである電動機51b2を駆動させる。
電動機51b2を駆動すると、電動機51b2に取り付けられたピニオンギア502が回転駆動し、ピニオンギア502が電動機51b2の駆動力をスライド部材51b1に取り付けられたラックギア501へ伝達する。この駆動力により、スライド部材51b1は図13に示すH方向へ移動する。
スライド部材51b1には、スライド部材51b1の上下方向で最も下の位置となる平坦部71と、スライド部材51b1の上下方向で最も上の位置となる平坦部73の間に、平坦部71から平坦部73に向かって傾斜する、傾斜部72が設けられている。
スライド部材51b1が図13に示すH方向へ移動すると、図13(b)に示すように平坦部71と接していた蒸気弁駆動部材51b3のスライド当接部51b4が傾斜部72と接するようになる。
傾斜部72は平坦部71から平坦部73に向かって上方に傾斜しているので、傾斜部72に接しているスライド当接部51b4が傾斜部72に沿って、徐々に上昇していき、それにともない蒸気弁駆動部材51b3も徐々に上昇する。
蒸気弁駆動部材51b3の上昇にともない、弁体51a1も徐々に上昇する。スライド当接部51b4が傾斜部72の傾斜に沿って上昇していくと、図13(c)に示すようにスライド当接部51b4が傾斜部72からスライド部材51b1の上下方向で最も上の位置となる平坦部73に接するところまで移動する。
蒸気弁51aの弁体51a1を下方に動作させる蒸気弁駆動部材51b3のスライド当接部51b4が、スライド部材51b1の上下方向で最も上の位置と接しているため、蒸気弁駆動部材51b3も最も上の位置へ移動している。
蒸気弁駆動部材51b3が最も上の位置にいるとき、図11(a)、(b)に示すように、弁体51a1の弁体バネ保持部51a11とガイド部材51a3で挟持されたバネ51a2の付勢力により、弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、シール受け部材51a4に押し付けられるようになる。
弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、バネ51a2の付勢力によりシール受け部材51a4に押し付けられることで、加圧空間P内で発生した蒸気が、通路51a6から空間51a7を経由し、シール部材51a5とシール受け部材51a4の間の隙間51a8を通過して蒸気排出部2cに排出される経路を遮断する。つまり、蒸気弁51aが完全に閉塞されている状態である。
蒸気弁51aが閉塞され、シール部材5でシールされた内蓋4と内鍋3とで構成する加圧空間Pが密封された状態から調理が開始され、被調理物から発生する蒸気により加圧空間P内の圧力が上昇する。
前述のように加圧空間Pは密封されているので、調理中に加圧空間P内の圧力が調理に適した2.1〜2.2気圧を超えた場合、圧力調整手段4bの調圧弁が開き圧力(蒸気)を逃がして、加圧空間P内の圧力を調理に適した2.1〜2.2気圧になるように調整する。
本発明の実施の形態1に係る調理器100は、被調理物を大気圧よりも高い圧力で調理を行う調理器では、調理が終了しても完了した直後は加圧空間Pの圧力が高く、この状態で蓋体2を開放すると危険である。また、開けようとしても圧力状態検知手段4cと安全装置45により、蓋体2を開放することができない。そこで、加圧空間P内の圧力を排出、言い換えると圧力を高めている蒸気を排出する必要がある。
加熱調理終了後、制御手段は、蒸気弁51aが閉塞した状態から、蒸気弁51aを開放するように電動機51b2を駆動させる。電動機51b2を駆動すると、電動機51b2に取り付けられたピニオンギア502が回転駆動し、ピニオンギア502が電動機51b2の駆動力をスライド部材51b1に取り付けられたラックギア501へ伝達する。この駆動力により、スライド部材51b1は図13に示すJ方向へ移動する。
スライド部材51b1が図13に示すJ方向へ移動すると、図13(a)に示すスライド当接部51b4がスライド部材51b1の上下方向で最も上の位置となる平坦部73のところから、図13(b)に示す平坦部73に連なる傾斜部72に移動する。
傾斜部72と接するスライド当接部51b4は、スライド部材51b1のJ方向への移動にともない、傾斜部72の傾斜に沿って上下方向の位置を上から下(図13に示すKからL)へ移動する。スライド当接部51b4が上から下へ移動するので、当然ながら蒸気弁駆動部材51b3も上から下へ移動する。
蒸気弁駆動部材51b3の下への移動にともない、弁体51a1は蒸気弁駆動部材51b3によって下方に押し込まれ、バネ51a2の付勢力により、弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、シール受け部材51a4に押し付けられていた状態から、シール部材51a5が、シール受け部材51a4から離れる方向(下方向)に移動する。
蒸気弁駆動部材51b3は傾斜部72の傾斜に沿って徐々に下へ移動するので、弁体51a1も徐々に下へ移動する。弁体51a1が徐々に下へ移動することで、シール部材51a5が、シール受け部材51a4から徐々に離れるようになる。シール部材51a5が、シール受け部材51a4から離れると、そこに図10(b)に示す隙間51a8が出現し、加圧空間Pに圧力が掛かり閉塞されていた状態から、蒸気が通路51a6から空間51a7を経由してシール部材51a5とシール受け部材51a4の間の隙間51a8を通過し、蒸気排出部2cに排出される状態、つまり、圧力を開放する状態となる。
シール部材51a5が、シール受け部材51a4から離れた直後は、図10(b)に示す蒸気が通過可能な隙間51a8がまだ狭いので、蒸気の排出量は抑えられている。よって、高温、高圧の蒸気が一気に蒸気排出部2cを通過し排気口2bから調理器外へ排出されることがないので、安全に蒸気の排出を開始できる。
スライド当接部51b4は、傾斜部72の傾斜に沿って徐々に下から上に移動するので、シール部材51a5は、シール受け部材51a4から徐々に離れていく。このように、シール部材51a5は、シール受け部材51a4から徐々に離れていくので、図10(b)に示す蒸気が通過可能な隙間51a8は徐々に広くなっていく。
つまり、徐々に下へ移動する弁体51a1の移動に合わせ隙間51a8を徐々に広くしていくことで、徐々に蒸気を排出するようにして圧力を下げている。排出された蒸気は図10(a)に示すように通路51a5、隙間51a8を通過、さらに蒸気排出のためのカートリッジである蒸気排出部2cを通過して排気口2bから調理器外へ排出される。
以上のような構成にすることにより、蒸気の排出を開始するときには蒸気の排出量を抑え、徐々に蒸気を排出するようにしたので、蒸気が突然噴き出すようなことがなく安全に排出することができ、安全に加圧空間P内の減圧をすることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る調理器は、本発明の実施の形態1に係る調理器の構成に、さらに流量調整弁の構成が追加されている点で本発明の実施の形態1に係る調理器と異なる。その他の構成は本発明の実施の形態1に係る調理器と同様の構成である。よって、ここでは本発明の実施の形態1に係る加熱調理器と異なる流量調整弁の構成について図14を参照して説明し、それ以外の説明は省略する。
図14(a)は、本発明の実施の形態2に係る調理器の蒸気排出部内に設けられた流量調整弁の開口が広い状態を表した要部拡大図、図14(b)は、本発明の実施の形態2に係る調理器の蒸気排出部内に設けられた流量調整弁の開口が狭い状態を表した要部拡大図である。本発明の実施の形態2に係る調理器は、図14に示すように流量調整弁81を備えている。流量調整弁81は、蒸気の流れにおいて蒸気弁51aよりも上流に設けられている。
流量調整弁81は、開口部81cを有し、蒸気の圧力で可動する可動部81aと、固定部枠81dと一体の固定部81b、可動部81aの開口部81cが固定部81bから離れる方向に付勢する付勢手段であるバネ82、及び可動部81aを保持する可動部保持カバー83で構成されている。
流量調整弁81の可動部81aは、例えば2.1気圧以上の蒸気の圧力が掛かっているときに、蒸気が流れることで生ずる風力によって、図14(b)に示すようにバネ82の付勢力に抗して上側(蒸気弁蒸気弁51a側)に向かって移動する。
可動部81aが上側(蒸気弁蒸気弁51a側)に向かって移動すると、蒸気が通過する経路である開口部81cと固定部81bの間の隙間84が狭くなる。つまり、蒸気が流れることで生ずる風力によって可動部81aが上側に向かって移動すると、蒸気の通過経路が狭くなるため、蒸気の通過する流量が抑制されるようになっている。
蒸気が流れることで生ずる風力が、2.1気圧以上の蒸気の圧力が掛かっていたときよりも低下してくると、バネ82の付勢力が風力に勝るようになるので、可動部81aが固定部81bから離れる方向、下側に向かってに移動する。この移動により、蒸気が通過する経路である開口部81cと固定部81bの間の隙間84が広くなるので、蒸気の通過する流量が多くなるようになっている。
このように、本発明の実施の形態1に係る調理器は、蒸気弁51aよりも蒸気の流れの上流に、蒸気が流れることで生ずる風力により蒸気の流量を調整する流量調整弁81を備えている。
調理を開始する入力によって、制御手段が減圧手段51の蒸気弁51aを閉塞するようにステッピングモーターである電動機51b2を駆動させる。
電動機51b2を駆動すると、電動機51b2に取り付けられたピニオンギア502が回転駆動し、ピニオンギア502が電動機51b2の駆動力をスライド部材51b1に取り付けられたラックギア501へ伝達する。この駆動力により、スライド部材51b1は図13に示すH方向へ移動する。
スライド部材51b1には、スライド部材51b1の上下方向で最も下の位置となる平坦部71と、スライド部材51b1の上下方向で最も上の位置となる平坦部73の間に、平坦部71から平坦部73に向かって傾斜する、傾斜部72が設けられている。
スライド部材51b1が図13に示すH方向へ移動すると、図13(b)に示すように平坦部71と接していた蒸気弁駆動部材51b3のスライド当接部51b4が傾斜部72と接するようになる。
傾斜部72は平坦部71から平坦部73に向かって上方に傾斜しているので、傾斜部72に接しているスライド当接部51b4が傾斜部72に沿って、徐々に上昇していき、それにともない蒸気弁駆動部材51b3も徐々に上昇する。
蒸気弁駆動部材51b3の上昇にともない、弁体51a1も徐々に上昇する。スライド当接部51b4が傾斜部72の傾斜に沿って上昇していくと、図13(c)に示すようにスライド当接部51b4が傾斜部72からスライド部材51b1の上下方向で最も上の位置となる平坦部73に接するところまで移動する。
蒸気弁51aの弁体51a1を下方に動作させる蒸気弁駆動部材51b3のスライド当接部51b4が、スライド部材51b1の上下方向で最も上の位置と接しているため、蒸気弁駆動部材51b3も最も上の位置へ移動している。
蒸気弁駆動部材51b3が最も上の位置にいるとき、図11(a)、(b)に示すように、弁体51a1の弁体バネ保持部51a11とガイド部材51a3で挟持されたバネ51a2の付勢力により、弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、シール受け部材51a4に押し付けられるようになる。
弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、バネ51a2の付勢力によりシール受け部材51a4に押し付けられることで、加圧空間P内で発生した蒸気が、通路51a6から空間51a7を経由し、シール部材51a5とシール受け部材51a4の間の隙間51a8を通過して蒸気排出部2cに排出される経路を遮断する。つまり、蒸気弁51aが完全に閉塞されている状態である。
蒸気弁51aが閉塞され、シール部材5でシールされた内蓋4と内鍋3とで構成する加圧空間Pが密封された状態から調理が開始され、被調理物から発生する蒸気により加圧空間P内の圧力が上昇する。
前述のように加圧空間Pは密封されている。調理が開始されるときは。流量調整弁81の可動部81aは図14(a)に示すように、バネ82の付勢力で下側に移動している状態で、蒸気弁51aの弁体51a1は、弁体51a1の弁体バネ保持部51a11とガイド部材51a3で挟持されたバネ51a2の付勢力により、弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、シール受け部材51a4に押し付けられることで、加圧空間P内で発生した蒸気が、通路51a6から空間51a7を経由し、シール部材51a5とシール受け部材51a4の間の隙間51a8を通過して蒸気排出部2cに排出される経路を遮断、閉塞されている状態である。
流量調整弁81の可動部81aは、バネ82の付勢力で下側に移動している状態で、開口部81cと固定部81bの間の隙間84が広くなっていて、図14(a)、(b)に示す蒸気弁51aと流量調整弁81の間にある空間Mと加圧空間Pが連通していることから、調理中、空間Mには加圧空間Pと同じ圧力が掛かっている。また、密封された空間では蒸気の移動による風の流れが生じないため、蒸気弁51aが閉じているときには流量調整弁81の可動部81aが移動することがない。
加圧空間Pは密封されているので、調理中に加圧空間P内の圧力が調理に適した2.1〜2.2気圧を超えた場合、圧力調整手段4bの調圧弁が開き圧力(蒸気)を逃がして、加圧空間P内の圧力を調理に適した2.1〜2.2気圧になるように調整する。
本発明の実施の形態1に係る調理器100は、被調理物を大気圧よりも高い圧力で調理を行う調理器では、調理が終了しても完了した直後は加圧空間Pの圧力が高く、この状態で蓋体2を開放すると危険である。また、開けようとしても圧力状態検知手段4cと安全装置45により、蓋体2を開放することができない。そこで、加圧空間P内の圧力を排出、言い換えると圧力を高めている蒸気を排出する必要がある。
加熱調理終了後、制御手段は、蒸気弁51aが閉塞した状態から、蒸気弁51aを開放するように電動機51b2を駆動させる。電動機51b2を駆動すると、電動機51b2に取り付けられたピニオンギア502が回転駆動し、ピニオンギア502が電動機51b2の駆動力をスライド部材51b1に取り付けられたラックギア501へ伝達する。この駆動力により、スライド部材51b1は図13に示すJ方向へ移動する。
スライド部材51b1が図13に示すJ方向へ移動すると、図13(c)に示すスライド当接部51b4がスライド部材51b1の上下方向で最も上の位置となる平坦部73のところから、図13(b)に示す平坦部73に連なる傾斜部72に移動する。
傾斜部72と接するスライド当接部51b4は、スライド部材51b1のJ方向への移動にともない、傾斜部72の傾斜に沿って上下方向の位置を上から下(図13に示すKからL)へ移動する。スライド当接部51b4が上から下へ移動するので、当然ながら蒸気弁駆動部材51b3も上から下へ移動する。
蒸気弁駆動部材51b3の下への移動にともない、弁体51a1は蒸気弁駆動部材51b3によって下方に押し込まれ、バネ51a2の付勢力により、弁体51a1の外周に設けられたシール部材51a5が、シール受け部材51a4に押し付けられていた状態から、シール部材51a5が、シール受け部材51a4から離れる方向(下方向)に移動する。
蒸気弁駆動部材51b3は傾斜部72の傾斜に沿って徐々に下へ移動するので、弁体51a1も徐々に下へ移動する。弁体51a1が徐々に下へ移動することで、シール部材51a5が、シール受け部材51a4から徐々に離れるようになる。シール部材51a5が、シール受け部材51a4から離れると、そこに図10(b)に示す隙間51a8が出現し、加圧空間Pに圧力が掛かり閉塞されていた状態から、蒸気が通路51a6から空間51a7を経由してシール部材51a5とシール受け部材51a4の間の隙間51a8を通過し、蒸気排出部2cに排出される状態、つまり、圧力を開放する状態となる。
シール部材51a5が、シール受け部材51a4から離れた直後は、図10(b)に示す蒸気が通過可能な隙間51a8がまだ狭いので、蒸気の排出量は抑えられている。よって、高温、高圧の蒸気が一気に蒸気排出部2cを通過し排気口2bから調理器外へ排出されることがないので、安全に蒸気の排出を開始できる。
加圧空間P内に2.1〜2.2気圧が掛かった状態で蒸気の通路ができると、そこを通過して蒸気の移動が始まり蒸気の流れが発生する。その蒸気の流れによる風力が生じることから、流量調整弁81の可動部81aは、図14(b)に示すようにバネ82の付勢力に抗して上側に向かって移動する。
可動部81aが上側に向かって移動すると、前述のように蒸気が通過する経路である開口部81cと固定部81bの間の隙間84が狭くなるので、蒸気の通過する流量が抑制されるため、加圧空間P内から高温、高圧の蒸気が一気に排出されることがない。
スライド当接部51b4は、傾斜部72の傾斜に沿って徐々に上から下に移動するので、シール部材51a5は、シール受け部材51a4から徐々に離れていく。このように、シール部材51a5は、シール受け部材51a4から徐々に離れていくので、図14(b)に示す蒸気が通過可能な隙間51a8は徐々に広くなっていく。
つまり、徐々に下へ移動する弁体51a1の移動に合わせ隙間51a8を徐々に広くしていくことで、徐々に蒸気を排出するようにして圧力を下げている。排出された蒸気は通路51a5、隙間51a8を通過、さらに蒸気排出のためのカートリッジである蒸気排出部2cを通過して排気口2bから調理器外へ排出される。
以上のような構成にすることにより、蒸気の排出を開始するときには蒸気の排出量を抑え、徐々に蒸気を排出するようにしたので、蒸気が突然噴き出すようなことがなく安全に排出することができ、安全に加圧空間P内の減圧をすることができる。
D 回動中心、M 空間、P 加圧空間、1 本体、1a 内鍋収容部、1b ヒンジ部、1c 蓋体開ボタン、1d ラッチ、1e 表示部、1f 操作ボタン、2 蓋体、2a 係止部、2b 排気口、2c 蒸気排出部、3 内鍋、3a 持ち手、3b フランジ部、3b1 フランジ張り出し部、3c 胴部、3d 底部、4 内蓋、4a 内蓋固定手段、4b 圧力調整手段、4c 圧力状態検知手段、5 シール部材、6 ロック操作ノブ、6a ノブ回転部、6b ロックリング回動レバー、6c ロックリング駆動軸、7 ロックリング、7a 係合部、7b 切欠き部、8 温度検知手段、11 加熱手段、12 加熱手段、21 回動軸、22 ヒンジバネ、23 基板、24 送風手段、25 操作表示基板、25a 操作手段、25b 表示手段、31 ロック検知手段、40 シールパッキン、41 圧力状態検知スイッチ、42 圧力状態検知スイッチ、43 検知レバー、44 レバー可動力伝達手段、45 安全装置、45a 安全装置駆動軸、45b 安全装置可動部、45c 安全装置可動部端部、51 減圧手段、51a 蒸気弁、51a1 弁体、51a11 弁体バネ保持部、51a2 バネ、51a3 ガイド部材、51a4 シール受け部材、51a5 シール部材、51a6 通路、51a7 空間、51a8 隙間、51b 蒸気弁開閉手段、51b1 スライド部材、51b2 電動機(ステッピングモーター)、51b3 蒸気弁駆動部材、51b4 スライド当接部、71 平坦部、72 傾斜部、73 平坦部、81 流量調整弁、81a 可動部、81b 固定部、81c 開口部、81d 固定部枠、82 バネ、83 可動部保持カバー、84 隙間、501 ラックギア、502 ピニオンギア、100 調理器。

Claims (3)

  1. 上部に開口を有する本体と、
    該本体開口から出し入れ可能に前記本体内に収容される、底部を有する筒状で上端に開口が設けられた内鍋と、
    前記本体に回動可能に設けられ、前記本体の上部を覆う蓋体と、
    シール部材を有し、前記内鍋の上端開口の全周に前記シール部材を当接させて前記内鍋を密封可能に覆う、前記蓋体に設けられた内蓋と、
    前記内鍋と前記内蓋で密封された内部空間に大気圧よりも高い所定の圧力が掛かっても、前記内鍋と前記内蓋の密封状態を保持するロック手段と、
    前記内鍋と前記内蓋で密封された前記内部空間に掛かる前記所定の圧力から大気圧と同じ圧力に戻すための減圧手段と、
    前記本体内に設けられ、前記内鍋を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記減圧手段は、蒸気弁を開放して蒸気を排出し圧力を下げるものであり、前記蒸気弁は制御手段により制御された電動機の駆動力で開放する動作をし、付勢手段により閉塞する動作をする調理器。
  2. 蒸気が流れることで生ずる風力で蒸気の流量を調整する流量調整弁を備える請求項1に記載の調理器。
  3. 前記流量調整弁は、前記蒸気弁よりも蒸気の流れの上流側に設けられた請求項2に記載の調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021051680A1 (zh) * 2019-09-19 2021-03-25 珠海格力电器股份有限公司 一种蒸汽阀组件及具有其的烹饪设备
WO2021128907A1 (zh) * 2019-12-25 2021-07-01 珠海格力电器股份有限公司 一种蒸汽阀结构及具有其的装置

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