JP2018173049A - スクロール流体機械 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は本発明に係るスクロール流体機械の少なくとも一実施形態に係るスクロール圧縮機1の外観を示す斜視図であり、図2は図1のスクロール圧縮機1の駆動軸22を通る鉛直断面図であり、図3は図1のスクロール圧縮機1の駆動軸22を通る水平断面図である。以下の説明では、図2及び図3において左側を前方、右側を後方と称して述べる。
続いて、本実施形態に係るスクロール圧縮機1における、固定スクロール18及び旋回スクロール20にそれぞれ設けられた放熱フィン24及び30の構成について詳しく説明する。ここでは主に、旋回スクロール20に形成された放熱フィン30について説明するが、特段の記載がない限りにおいて、固定スクロール18に形成された放熱フィン24についても同様である。
続いて、本実施形態に係るスクロール圧縮機1における、旋回スクロール20の補強構造について詳しく説明する。この種のスクロール圧縮機1では、旋回スクロール20は駆動軸22のトルクによって回転駆動されるため、圧縮機ハウジング16に対して固定される固定スクロール18に比べて歪みが生じやすい。そこで、本実施形態では、旋回スクロール20に後述の補強構造を採用することで機械的強度を向上させ、旋回スクロール20の歪みを抑制できる。
尚、図12では非接触領域90の全体を凹状の減肉部92として形成した場合を例示しているが、非接触領域90の一部を部分的に凹状の減肉部92として形成してもよい。
続いて圧縮機本体4から吐出される加圧気体の冷却構造について説明する。図2に示されるように、圧縮機本体4の固定スクロール19(蓋部53)とカバー63との間には、第3の送風通路60を介して冷却風が導入可能な導風空間57が設けられている。この導風空間57には、圧縮機本体4の吐出口38から吐出される加圧気体が流れる吐出管59が外部に向けて貫通するように配置されている。
上記実施形態では、単段で気体圧縮を行うスクロール圧縮機1について説明したが、スクロール圧縮機1は複数段にわたって気体圧縮を行う多段式圧縮機として構成されていてもよい。以下の実施形態では、スクロール圧縮機1が単巻き2段式のスクロール圧縮機として構成された場合について説明する。
尚、隔壁102は、固定端板19と一体的に形成されていてもよいし、別部材として形成されていてもよい。
スクロール圧縮機1は、低圧側圧縮室36aから吐出された加圧気体を冷却し、冷却後の加圧気体を高圧側圧縮室36bに戻すように構成された中間冷却器110を備える。中間冷却器110は空冷式であり、冷却風が導入される導風空間57と、導風空間57の内部に配置され、低圧側圧縮室36aから吐出された加圧気体が流れる放熱管112と、を備える。
上述の実施形態では、圧縮機本体4で圧縮される気体を、フィルタユニット2の給気口から直接導入する自然吸気式を採用していたが、以下に説明する実施形態のように、過給式を採用してもよい。図19は過給式のスクロール圧縮機1の鉛直断面図である。
尚、図19は図2の変形例であり、対応する構成には共通の符号を付すこととし、重複する説明は適宜省略する。
2 フィルタユニット
4 圧縮機本体
6 動力伝達ユニット
8 送風ユニット
10 フィルタケーシング
12 吸気口
14 フィルタエレメント
15 導入路
16 圧縮機ハウジング
18 固定スクロール
19 固定端板
20 旋回スクロール
21 固定ラップ
22 駆動軸
23 偏心軸部
24 放熱フィン
26 旋回端板
28 旋回ラップ
30 放熱フィン
32 旋回プレート
33 回転軸受
34 自転防止機構
36 圧縮室
37 軸受部
38 吐出口
40 従動プーリ
42 ベアリングケース
44 ボールベアリング
48 バランスウエイト
50 ファンケーシング
52 送風ファン
53 蓋部
54 ダクト
55 開口部
56 第1の送風通路
57 導風空間
58 第2の送風通路
59 吐出管
60 第3の送風通路
61 溝部
63 カバー
70 補強リブ
80 凸形状
90 非接触領域
92 減肉部
95 冷却フィン
97 拡径部
98 逆止弁
102 隔壁
104 低圧側吐出口
106 高圧側吸込口
110 中間冷却器
112 放熱管
Claims (7)
- ハウジングと、
前記ハウジングに固定され、固定端板上に立設された固定ラップにより形成される渦巻状溝が低圧側圧縮室及び高圧側圧縮室を区画する隔壁により閉塞された固定スクロールと、
前記ハウジングに前記固定スクロールに対向して収容され、前記固定スクロールとともに前記低圧側圧縮室及び前記高圧側圧縮室を形成し、駆動軸により旋回可能に支持される旋回スクロールと、
前記固定スクロールとの間に、前記固定スクロール及び前記旋回スクロールの少なくとも一方に供給される冷却風の一部が導入可能な導風空間を形成するカバーと、
前記低圧側圧縮室から吐出された加圧気体を、前記導風空間にて前記冷却風との熱交換によって冷却し、冷却後の前記加圧気体を前記高圧側圧縮室に戻すように構成された中間冷却器と、
を備える、スクロール流体機械。 - 前記中間冷却器は、前記低圧側圧縮室の低圧側吐出口と前記高圧側圧縮室の高圧側吸込口との間を接続し、且つ、前記導風空間内に配設された放熱管を含む、請求項1に記載のスクロール流体機械。
- 前記放熱管は、前記導風空間の内壁上を折り返すように配設される、請求項2に記載のスクロール流体機械。
- 前記放熱管は、前記冷却風に沿って延在する複数の放熱部が、前記複数の放熱部より低く形成された複数の折返部を介して連結されて構成される、請求項3に記載のスクロール流体機械。
- 前記低圧側吐出口は、前記高圧側吸込口に比べて前記冷却風の下流側に配置されている、請求項2から4のいずれか一項に記載のスクロール流体機械。
- 前記高圧側圧縮室から吐出された前記加圧気体が流れる吐出管を更に備え、
前記吐出管は、前記吐出管内を流れる前記加圧気体が前記導風空間に導入された前記冷却風によって冷却されるように、前記導風空間を貫通するように設けられる、請求項1から5のいずれか一項に記載のスクロール流体機械。 - 前記吐出管内に逆止弁が内蔵される、請求項6に記載のスクロール流体機械。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023145224A1 (ja) * | 2022-01-26 | 2023-08-03 | 株式会社日立産機システム | スクロール圧縮機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003090291A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Anest Iwata Corp | スクロール流体機械 |
JP2003097462A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Anest Iwata Corp | 空冷式スクロール形流体機械 |
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2017
- 2017-03-31 JP JP2017072638A patent/JP6928471B2/ja active Active
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