JP2018169946A - 情報形成シート及び情報形成シートの製造方法 - Google Patents

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【課題】意匠性を損なわずに省スペースで認識形態の異なる多くの情報を保持させる情報形成シート及び情報形成シートの製造方法を提供する。【解決手段】情報形成シート11において、基材12上に、例えばブラックカーボンが含まれる導電ペーストにより形状に関する情報が形成された目視可能な形状情報部13が設けられる。形状情報部13の表面上に、レーザ加工で形成された複数の凹状のドット21Aで構成されたドットコードのコード情報部21が設けられて、認識形態の異なるそれぞれを保持する。形状情報部13及びコード情報部21上に、適宜透明若しくは半透明な保護層14を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、認識形態の異なるそれぞれの情報を保持した情報形成シート及び情報形成シートの製造方法に関する。
近年、認識形態の異なる情報を保持するシート等として、目視情報の他に真贋判定用の情報が含まれるシートや、目視情報の他に種々のデータを保持するICチップが搭載されたICカード等が普及している。上記の情報認識形態としては、目視の他に光学的読み取りや電気的読み取りの機械的によるものがあり、機械的読み取りによる認識技術では高精度化している。特に、シートによるものは製造性やコストの観点から優位性があることから、省スペースで認識形態の異なる多くの情報を保持させることが望まれる。
従来、認識形態の異なる情報を保持したシートとして、例えば特許文献1に記載されているセキュリティ文書が知られている。特許文献1には、文書基材上に導電層を形成し、当該導電層の対象部分をレーザ加工等により除去することにより、情報部分を形成すると共に、当該情報部分と並設されたセキュリティ要素部分に、一連の凹部の形態のマーキング、多数の穿孔によるQRコード(登録商標)やQRドットコードを形成することが記載されている。
特表2016−536162号公報
しかしながら、上記特許文献1では目視可能な情報部分とセキュリティ要素部分とにそれぞれ対応の情報を形成させることで省スペース化が図れず、仮に目視可能な情報部分内にセキュリティ要素部分を含ませると全体的な意匠性を損なうという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、意匠性を損なわずに省スペースで認識形態の異なる多くの情報を保持させる情報形成シート及び情報形成シートの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、認識形態の異なるそれぞれの情報を保持した情報形成シートであって、形状に関する情報の形状情報部と、前記形状情報部の表面上に設けられた凹状のコード情報部と、を有する構成とする。
請求項2の発明では、認識形態の異なるそれぞれの情報を保持した情報形成シートの製造方法であって、形状に関する情報の形状情報部を形成する工程と、前記形状情報部の表面上にレーザ加工で凹状のコード情報を設ける工程と、を有する構成とする。
請求項1の発明によれば、情報形成シートに、形状に関する情報の形状情報部と、形状情報部の表面上に凹状のコード情報部とを保持させた構成とすることにより、形状情報部とコード情報部とは色差がなく、同一箇所に設けることで意匠性を損なうことなく省スペース化を図ることができると共に、形状情報部に加えてコード情報部による多くの情報を保持させることができるものである。また、形状情報部とコード情報部とは色差がないことから、複写防止、偽造防止を可能とすることができ、真贋判定用としても適用することができるものである。
請求項2の発明によれば、形状に関する情報の形状情報部を形成し、当該形状情報部の表面上にレーザ加工で凹状のコード情報を設ける情報形成シートの製造方法の構成とすることにより、形状情報部内に微細且つ可変のコード情報を形成することが容易であり、同じ形状情報部に対しても、レーザ加工にてオンデマンドで1枚ごと個別に秘匿情報の製造を可能とすることができるものである。
本発明の情報形成シートに係る第1実施形態の構成図である。 図1の情報形成シートの製造工程図である。 本発明の情報形成シートに係る第2実施形態の構成図である。 図3の情報形成シートの製造工程図である。 本発明の情報形成シートに係る第3実施形態の構成図である。 図5の情報形成シートの製造工程図である。 図5の情報形成シートの他の製造工程図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。なお、図に示す断面図は、理解しやすいように寸法を無視している。
図1に、本発明の情報形成シートに係る第1実施形態の構成図を示す。図1(A)、(B)において、情報形成シート11は、例えば紙類、樹脂等の基材12上に目視可能な、一例として形状に関する情報である「あ」の文字の形状情報部13が設けられ、当該形状情報部13は、レーザ加工の自在な部材を主成分として構成される。なお、形状情報部13の形状は、文字、記号、図形等が対象となる。
上記レーザ加工の自在な部材としては、レーザ光が反射されない素材を主成分としているものであればよく、例えばカーボン(C)や銅(Cu)を主成分としているもので構成される。また、上記「目視可能」とは、上層に視覚的障害物がなく視認される状態をいい、また、周囲との色合いの関係で目視により区別される状態であり、有彩色、無彩色を問わず、透明、半透明でもよい。
一方、複写防止や偽造防止のために目視不能とする場合には周囲との色合いを同色系とし、形状情報をリーダ(後述のドット読み取りのリーダとは異なるリーダ)で認識させることとしてもよい。以下、主に、目視可能な形状情報部13として説明する。
本第1実施形態におけるレーザ加工の自在な部材は、カーボンを例にとれば、ブラックカーボンやホワイトカーボンを主成分とさせる。
上記形状情報部13における「あ」の表面上にレーザ加工で形成された複数の凹状のドット21Aで構成されたコード情報部21が設けられる。当該ドット21Aは、例えば2mm四方内で識別し得るキードット、格子ドット、情報ドットなどで構成されるもので、同一大で形成される。キードットとは、ドットコードを解析する際に1つのパターンの範囲、角度を測定するための基準を表すドットコードである。格子ドットとは、情報ドットを四方で囲み、解析するための基準となる等間隔に配置されたドットコードである。また、情報ドットとは、識別IDの値として扱われるドットコードであり、2mm四方内に16個存在し、それぞれの配置により2ビット分の情報を表すものである。なお、コード情報部21を、規格ではなく、自由ドットコードとしてもよく、この場合、ドットの個数、配置と情報とを関連付けておけばよい。なお、上記範囲でドット21Aの大きさを大小で異ならせてもよい。
そして、基材12及び形状情報部13(コード情報部21)上に透明若しくは半透明の樹脂又は透明若しくは半透明の塗布材による保護層14が設けられる。樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PET−G)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)などが使用される。また、塗布材としては、例えばセルロースナノファイバーなどがある。なお、必ずしも保護層14を設けなくともよく、これによって省スペース化を図ることができると共に、凸部で形成するコード(ドット)に比べ、凹状で加工されたドット21A(コード情報部21)の方が、表層部分の耐摩耗性を向上させることができるものである(第2実施形態、第3実施形態においても同様である)。また、基材12の裏面に上記同様の形状情報部13及び適宜保護層14を設けて、両面表示としてもよい(第2実施形態、第3実施形態においても同様である)。
すなわち、情報形成シート11は、上記形状情報部13の形状とコード情報部21のコードとで認識形態の異なるそれぞれを保持させた形態となるものである。
そこで、図2に、図1の情報形成シートの製造工程図を示す。図2は、図2(A)、(B)を共通として、図2(C)、(D)と図2(E)、(F)との2系統の工程があり、いずれの系統で作製してもよい。
すなわち、図2(A)において、例えば白色の上記基材12上に、例えばブラックカーボンを主成分としたレーザ加工の自在な部材である導電ペーストを用いて、形状情報部13の情報形状に塗布される。例えば、グラビアスクリーン印刷等により適宜厚塗りで塗布される。
上記塗布された導電ペーストを、図2(B)に示すように、照射ランプなどを用いて加熱光31で加熱して当該導電ペーストを乾燥させることで形状情報部13が形成される。なお、この乾燥工程は、自然乾燥や使用される導電ペーストに含まれる溶剤を速乾性とさせることで照射ランプなどを使用しなくともよい。すなわち、この工程は、いずれの手段によらず塗布された導電ペーストを乾燥させるための工程である。なお、形状情報部13の形成に際して、上述のように導電ペーストを情報の形状に沿って形成した場合としたが、導電ペーストを基材12上の全面に塗布して乾燥させた後、型抜きで形成することとしてもよい。要するに形状情報部13は、その形成手段を問わない。
そこで、一の工程系統として、図2(C)に示すように、図2(B)で基材12上に形成された形状情報部13の表面上に、レーザ光32を照射して複数の上記ドット21Aを穿孔により形成し、その照射位置によって所望のコード情報21とする。レーザ加工は、公知のレーザ加工装置を適用することができ、例えば波長532nmのレーザ光32をドット形成の最小限の出力で形状情報部13の表面上に照射することにより行われる。
そして、形状情報部13の表面上にコード情報部21が形成された後に、図2(D)に示すように、基材12及び形状情報部13(コード情報21)上に、透明若しくは半透明の保護層14が形成されることで図1に示される情報形成シート11を作製する。
一方、他の工程系統として、図2(E)に示すように、図2(B)で基材12上に形成された形状情報部13及び当該基材12の表面上に、透明若しくは半透明の保護層14を形成する。そして、図2(F)に示すように、保護層14側より、形状情報部13の表面から穿孔する深さに焦点を合致させ、レーザ光32を照射して複数の上記ドット21Aを穿孔により形成し、その照射位置によって所望のコード情報21とすることで図1に示される情報形成シート11を作製するものである。
上記コード情報部21は、例えば、従前より知られている赤外線のリーダにより読み取ることができる。上記赤外線のリーダによる場合には、コード情報部21上に赤外線を照射し、その反射を受光することにより反射率でドット21Aの有無を判別することでき、当該ドット21Aの配列で情報として認識することができるものである。
このように、上述の情報形成シート11とすることにより、形状情報部13とコード情報部21とは色差がなく、同一箇所に設けることで意匠性を損なうことなく省スペース化を図ることができると共に、形状情報部13に加えてコード情報部21による多くの情報を保持させることができるものである。加えて、形状情報部とコード情報部とは色差がないことから、複写防止、偽造防止を可能とすることができ、真贋判定用としても適用することができるものである。なお、コード情報部21をドット21Aではなくバー形状として全体的にバーコードとしてもよい。
上記のような情報形成シート11は、一例として運転免許証に適用することができる。例えば、当該運転免許証に所持者の氏名、住所等の上述のように形成させた形状情報部13が表示され、当該形状情報部13上に上述のようなドット21Aによるドット情報部21を設けることで実現することができる。例えば、形状情報部13における住所上に設けたコード情報部21を当該所持者の本籍となる情報とすることができる。
次に、図3に、本発明の情報形成シートに係る第2実施形態の構成図を示す。図3に示す情報形成シート11は、レーザ吸収材層13Aの所定部分に目視可能な形状情報部13が設けられ(当該形状情報部13の部材については後述する)、形状情報部13の表面上にレーザ加工で設けられた複数の凹状のドット21Aによるコード情報部21が設けられると共に、レーザ光吸収材層13A上に透明若しくは半透明の保護層14が設けられて構成される。
上記レーザ光吸収材層13Aは、レーザ光を通過させる透明若しくは黒色以外の有色の樹脂又は透明若しくは半透明の塗布材にレーザ光吸収材を含ませた形態として構成される。当該樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PET−G)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)などが使用される。塗布材としては、例えばセルロースナノファイバーなどがある。また、上記レーザ光吸収材は、レーザ光を吸収して熱に変換すると共に所定の色に変色するもので、例えば、黒色に変色するものとしてフタロシアニン系染料、シアニン系染料、金属錯体染料、ジインモニウム系染料が使用される。なお、黒色以外の染料を使用してもよい。
上記形状情報部13は、上記レーザ光吸収材層13Aに対してレーザ光が照射されて、当該照射位置を黒色に発色させることで形成されて目視可能となるもので、レーザ加工の自在な炭化物の部材となる。本実施形態は、保護層14を介在させてレーザ加工で形状情報部13及びコード情報部21を形成できることから、予めフォーマットを形成させた状態でストックしておき、必要に応じてレーザ加工により形状情報部13及びコード情報部21を形成させることができ、生産性、取扱性を良好とさせることができるものである。
なお、レーザ光吸収材層13Aの下面に、上記発色された色に応じて黒色以外の色の基材を設けてもよく、また、光を透過させない有色の基材を設けて当該基材の裏面に上記同様のレーザ光吸収材層13A及び保護層14を設けてもよい。
そこで、図4に、図3の情報形成シートの製造工程図を示す。まず、図4(A)において、レーザ光吸収材層13A上に保護層14が設けられた当該レーザ光吸収材層13Aの所定部分に対し、保護層14側よりレーザ光吸収材層13Aの穿孔する深さに応じた位置に焦点を合致させ、レーザ光32を照射すると、レーザ光吸収材層13Aに含まるレーザ光吸収材が当該レーザ光32を吸収し、黒色に発色すると共に発熱する。
上記発熱に伴い、図4(B)に示すように、レーザ光吸収材層13Aに含有される樹脂成分におけるレーザ光吸収材の黒色化した部分が炭化されて黒色となり、全体的に形状情報部13として発現される。
続いて、図4(C)に示すように、保護層14側より、レーザ光吸収材層13Aの表面上に、レーザ光32を照射して複数の上記ドット21Aを穿孔し、その照射位置によって所望のコード情報21とすることで図3に示される情報形成シート11を作製するものである。
なお、上記製造工程は、レーザ光吸収材層13A上に保護層14が設けられた状態で形状情報部13及びコード情報部21を形成した場合を示したが、レーザ光吸収材層13Aに直接レーザ光を照射して形状情報部13及びコード情報部21を形成した後に保護層14を形成してもよい。
次に、図5に、本発明の情報形成シートに係る第3実施形態の構成図を示す。なお、本願における請求項の形状情報部13は、第3実施形態において、視認側から見たときに情報基部層15の表出している部分をいう。図5に示す情報形成シート11は、基材12上にレーザ加工の自在な部材で構成される情報基部層15が設けられ、当該情報基部層15上に、当該情報基部層15と異なる色であって情報形状に沿った開口部分が形成された情報形成表層16が位置されて、当該開口部分の形状に沿った情報基部層15が目視可能とされて形状情報部13として設けられると共に、当該形状情報部13の表面上にレーザ加工で設けられた複数の凹状のドット21Aによるコード情報部21が設けられる。なお、基材12は必ずしも必要ではなく、情報基部層15及び情報形成表層16により構成させてもよい(図6及び図7に示す製造工程においても同様である)。
そして、形状情報部13(コード情報部21)及び情報形成表層16上に透明若しくは半透明の保護層14が設けられたものである。
図5に示す形状情報部13は、基材12の色と、情報基部層15の色と、情報形成表層16の色との関係で目視可能とするか否かが定まる。すなわち、情報基部層15の色と情報形成表層16の色とを異なる色(基材12の色は問わない)とし、また、基材12の色と情報形成表層16の色とを異なる色として情報基部層15を透明若しくは半透明することで目視可能とさせることができる。一方、情報基部層15の色と情報形成表層16の色とを同色系の色(基材12の色は問わない)とすることで、例えば偽造防止用や真贋判定用として目視不能とさせることができる。
そこで、図6に図5の情報形成シートの製造工程図を示すと共に、図7に図5の情報形成シートの他の製造工程図を示す。まず、図6(A)において、基材12上に順次情報基部層15、情報形成表層16、保護層14が設けられたシートに対して、当該情報形成表層16を穿孔除去する深さに焦点を合致させてレーザ光32を照射し、図6(B)に示すように、当該情報形成表層16の照射位置の部分を除去して情報の形状に沿った開口部を形成させることにより情報基部層15が表出して全体的に形状情報部13が形成される。
続いて、図6(C)に示すように、表出した形状情報部13上に対して、レーザ光32をドットとして穿孔する深さに焦点を合致させて照射することで複数の上記ドット21Aを穿孔により形成し、その照射位置によって所望のコード情報21とする。そして、図示しないが、情報形成表層16及び形状情報部13(コード情報21)上に、透明若しくは半透明の保護層14が形成されることで図5に示される情報形成シート11を作製する。
また、他の製造工程として、図7においては、波長の異なる2つのレーザ光を同軸で出力する公知のレーザ発振技術を適用して形状情報部13及びコード情報部21を形成させる場合として示している。
すなわち、基材12上に、順次、情報基部層15、情報形成表層16が設けられたシートに対して、図7(A)に示すように、第1波長レーザ光32Aを、情報形成表層16を加工対象として当該情報形成表層16を穿孔除去する深さに焦点を合致させると共に、第2波長レーザ光32Bを情報基部層15のドットとして穿孔する深さに焦点を合致させる。第1波長レーザ光32A及び第2波長レーザ光32Bの波長は、それぞれの照射する位置の加工対象の部材に応じて設定されるものであり、例えば、上記構成の情報形成表層16に対して第1波長レーザ光32Aの波長を1064nmとし、上記構成の情報基部層15に対して第2波長レーザ光32Bを532nmとする。
そして、第1波長レーザ光32Aと第2波長レーザ光32Bとを同軸上で出力させることで、当該第1波長レーザ光32Aにより当該情報形成表層16の照射位置の部分を除去して情報の形状に沿った開口部を形成させることにより情報基部層15を表出させると共に、第2波長レーザ光32Bにより表出させた情報基部層15上に複数の上記ドット21Aを穿孔により形成してコード情報21とさせるものである。
ところで、上記形状情報部13の形成に際して、第1実施形態のように形状情報部13の形状に沿った形に塗布などにより形成してもよく、第2実施形態のように形状情報部13の形状に削るなどして形成してもよい。
さらに、第3実施形態のように、情報形成表層16に形状情報部13の形状に沿った開口部を形成し情報基部層15を表出させることで形状情報部13を形成してもよい。なお、情報形成表層16をレーザにより加工することで、形状情報部13の情報の形状に沿った開口部を形成しているが、レーザ以外の加工手段により開口部を形成してもよく、また、予め形状情報部13の情報の形状に沿った開口部を型抜き等により形成した情報形成表層16を貼り合せるなどしてもよく、開口部の形成方法は限定されない。
本発明の情報形成シートは、偽造防止用シート、真贋判定用シート、各種証明用や証書等のシート及びカード、クレジット等の各種カードなどの製造、使用、販売等の産業に利用可能である。
11 情報形成シート
12 基材
13 形状情報部
13A レーザ光吸収材層
14 保護層
15 情報基部層
16 情報形成表層
21 コード情報部
21A ドット
31 加熱光
32 レーザ光
32A 第1波長レーザ光
32B 第2波長レーザ光

Claims (2)

  1. 認識形態の異なるそれぞれの情報を保持した情報形成シートであって、
    形状に関する情報の形状情報部と、
    前記形状情報部の表面上に設けられた凹状のコード情報部と、
    を有することを特徴とする情報形成シート。
  2. 認識形態の異なるそれぞれの情報を保持した情報形成シートの製造方法であって、
    形状に関する情報の形状情報部を形成する工程と、
    前記形状情報部の表面上にレーザ加工で凹状のコード情報を設ける工程と、
    を有することを特徴とする情報形成シートの製造方法。
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