JP2018167368A - 加工装置 - Google Patents

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Koutatsu Doi
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Abstract

【課題】操作パネルの設定変更を容易にするとともに作業の更なる安全性を確保する。【解決手段】加工装置1は、本体10の前面10a側に配設され操作パネル5を収容する第1の収容部6aと本体10の側面10b側または後面10c側に配設され操作パネル5を収容する第2の収容部6bと操作パネル5を切り離す切り離し手段7とを備え、第1の収容部6a及び第2の収容部6bには、電力コネクタ62と通信コネクタ63とを備え、操作パネル5は、電力コネクタ62に接続する第1の接続部50と通信コネクタ63に接続する第2の接続部51とを備え、第1の収容部6a及び第2の収容部6bに対して操作パネル5を着脱自在に収容可能にしたため、作業の安全性を確保できる。また、1つの操作パネル5で加工装置1のオペレーション設定及びメンテナンス設定ができるため、操作パネル5の設定変更が容易となる。【選択図】図1

Description

本発明は、被加工物を加工する加工装置に関し、特には操作パネルを備えた加工装置に関する。
被加工物を研削する研削装置などの加工装置は、被加工物を保持する保持面を有する保持テーブルと、保持テーブルに保持された被加工物研削加工を施す加工手段と備え、オペレータが装置にデータを入力するとともに加工手段を動作させるためのオペレーション用の操作パネルが研削装置の前面側に配設されている。加工装置の通常使用時には、操作パネルにおける加工開始ボタンを押すことにより、加工手段が作動して被加工物が研削加工される。
加工手段により被加工物を研削加工していき、研削砥石が磨耗してきたら研削ホイールを交換する。研削ホイールの交換は、例えばオペレータが研削装置の側面側のカバーを開いて、加工手段にアクセスして研削ホイールを交換する。かかる交換時には、加工手段を上昇させたり、研削ホイールの交換後に研削砥石の研削面をドレスしたり、ドレス後に研削砥石の研削面が保持テーブルの保持面に接触する研削手段の高さ位置を研削装置に記憶させるセットアップをしたりするなど、加工手段や保持テーブルを制御する必要がある。このようなメンテナンス作業は、加工装置の側面側から行っているため、通常、操作パネルのほかにメンテナンス用の操作パネルを側面側付近に設置している。この操作パネルは、例えば、装置の修理、点検、研削ホイールの交換などを実施する際に使用される。
下記の特許文献1に示す加工装置には、加工装置の操作領域にフロント操作パネルの操作手順やエラーに関する情報等を表示する表示モニタが配設され、加工装置の作業領域の任意の位置に装置コネクタが配設されている。加工装置のメンテナンス時には、操作パネルを有する持ち運び可能なモニタを装置コネクタに接続することによってフロント操作パネルを使用不能にするとともに、上記表示モニタに表示されていた情報を持ち運び可能なモニタに表示した後、オペレータが操作パネルを操作して加工装置の動作を制御している。このように構成される加工装置では、フロント操作パネルと操作パネルとを同時に操作できないようにしてメンテナンス作業の安全性を確保している。
特開平11−48059号公報
しかし、上記の加工装置においては、オペレーション用のフロント操作パネル及びメンテナンス用の操作パネルといった2つの操作パネルを必要に応じて使い分けなければならず、オペレータの操作負担が大きい。また、2つの操作パネルの構成をそれぞれ設計する必要があり、例えばソフトバージョンアップがあったときには、2つの操作パネルの画面構成を設定変更しなければならず、設計者の作業負担が大きいという問題も生じている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、操作パネルの設定変更を容易にするとともに、オペレータによる作業の更なる安全性を確保できるようにすることを目的としている。
本発明は、被加工物を保持する保持手段と、該保持手段が保持した被加工物を加工する加工手段と、該保持手段と該加工手段とを少なくとも制御する制御手段と、該制御手段に接続して該保持手段と該加工手段とを少なくとも動作させるとともに加工データを入力する操作パネルと、を備えた加工装置であって、該加工装置の前面側に配設され該操作パネルを収容する第1の収容部と、該加工装置の側面側または後面側に配設され該操作パネルを収容する第2の収容部と、該第1の収容部または該第2の収容部に収容された該操作パネルを切り離す切り離し手段と、を備え、該第1の収容部及び該第2の収容部には、該操作パネルを収容したときに該操作パネルへの電力供給をする電力コネクタと、該操作パネルと該制御手段とが接続され通信を可能にする通信コネクタと、を備え、該操作パネルは、該電力コネクタに接続する第1の接続部と、該通信コネクタに接続する第2の接続部と、を備え、該第1の収容部及び該第2の収容部に対して該操作パネルを着脱自在に収容可能となっている。
上記電力コネクタは、上記第1の収容部及び上記第2の収容部に上記操作パネルを収容する方向に進退可能とし該操作パネルを収容する方向に対して反する方向に付勢するスプリングを備え、該スプリングにより該電力コネクタを該通信コネクタより突出させ、該第1の収容部または該第2の収容部に該操作パネルを収容するときは、該電力コネクタと上記第1の接続部とを接続したのち該通信コネクタと上記第2の接続部との接続を行い、上記切り離し手段により該第1の収容部または該第2の収容部から該操作パネルを切り離すときは、該通信コネクタと該第2の接続部とを切り離したのち該電力コネクタと該第1の接続部との切り離しを行うことが可能となっている。
本発明に係る加工装置は、加工装置の前面側に配設され操作パネルを収容する第1の収容部と、加工装置の側面側または後面側に配設され操作パネルを収容する第2の収容部と、第1の収容部または第2の収容部に収容された操作パネルを切り離す切り離し手段とを備え、第1の収容部及び第2の収容部には、操作パネルを収容したときに操作パネルへの電力供給をする電力コネクタと、操作パネルと制御手段とが接続され通信を可能にする通信コネクタとを備え、操作パネルは、電力コネクタに接続する第1の接続部と、通信コネクタに接続する第2の接続部とを備え、第1の収容部及び第2の収容部に対して操作パネルを着脱自在に収容可能な構成としたため、加工装置の稼働時またはメンテナンス時に制御手段にアクセスする操作パネルが必ず1つとなり、オペレータによる作業の安全性を確保することができる。また、1つの操作パネルで加工装置のオペレーション設定及びメンテナンス設定ができるため、操作パネルの画面構成の設定変更が容易となり、作業負担を軽減することができる。
また、上記電力コネクタは、第1の収容部及び第2の収容部に操作パネルを収容する方向に進退可能とし操作パネルを収容する方向に対して反する方向に付勢するスプリングを備え、スプリングにより電力コネクタを通信コネクタより突出させた構成としたため、第1の収容部または第2の収容部に操作パネルを収容する際には、必ず先に電力コネクタと第1の接続部とを接続してから、通信コネクタを第2の接続部に接続を行うことができ、操作パネルを正常に起動させることができる。一方、切り離し手段で第1の収容部または第2の収容部から操作パネルを切り離す際には、必ず先に通信コネクタと第2の接続部とを切り離してから、電力コネクタと第1の接続部との切り離しを行うことができ、操作パネルを正常に取り出すことができる。したがって、第1の収容部及び第2の収容部に対する操作パネルの着脱の際に、操作パネルが破損するのを防ぐことができる。
加工装置の一例の構成を示す斜視図である。 操作パネル、第1の収容部及び第2の収容部の構成を示す断面図である。 操作パネルを第1の収容部または第2の収容部に収容する状態を示す断面図である。 第1の収容部または第2の収容部に操作パネルが収容された状態を示す断面図である。 第1の収容部または第2の収容部から操作パネルを切り離す状態を示す断面図である。 第2の収容部の変形例の構成を示す斜視図である。 第2の収容部の変形例に操作パネルが収容された状態を示す斜視図である。
図1に示す加工装置1は、被加工物に切削加工を施す加工装置の一例であって、被加工物の切削加工が行われる加工領域11を内部に設けた本体10を有している。加工装置1は、本体10の加工領域11において、被加工物を保持する保持手段2と、保持手段2が保持した被加工物を切削加工する加工手段3とを備えている。保持手段2の上面は、被加工物を保持する保持面2aとなっている。保持手段2の下方には、保持手段2を水平方向(Y軸方向)に移動させる加工送り手段が接続されており、加工送り手段が駆動されることにより保持手段2をY軸方向に移動させることができる。
加工手段3は、X軸方向の軸心を有するスピンドル30と、スピンドル30を回転可能に囲繞するスピンドルハウジング31と、スピンドル30の先端に回転可能に装着された切削ブレード32とを備え、図示しないモータによって駆動されてスピンドル30が回転することにより、切削ブレード32を回転させながら被加工物に切り込ませて切削を行うことができる。なお、図示の例では、省略しているが、加工領域11の前方側(Y軸方向手前側)には開閉扉が配設されており、保持手段2や加工手段3のメンテナンス等を行う際に、オペレータによって開閉扉を開閉することが可能となっている。
加工装置1は、保持手段2と加工手段3とを少なくとも制御する制御手段4と、制御手段4に接続して保持手段2と加工手段3とを少なくとも動作させるとともに加工データを入力する操作パネル5とを備えている。制御手段4は、CPU及びメモリを少なくとも有し、メモリには、操作パネル5に入力された加工データが記憶される。制御手段4は、メモリに記憶された加工データに基づいて保持手段2や加工手段3を制御することができる。
操作パネル5は、例えばタッチパネルによって構成されており、オペレータによって持ち運び可能となっている。加工データには、加工装置1を稼働させるオペレーション用の加工データ、その他各駆動機構のメンテナンス用の加工データも含まれる。オペレーション用の加工データとしては、例えば、保持手段2の回転数やY軸方向の加工送り速度などの保持手段2の動作条件、スピンドル30の回転数やZ軸方向の送り速度等の加工手段3の動作条件、被加工物の材質、大きさ及び厚みなどの被加工物の情報である。また、メンテナンス用の加工データとしては、例えば保持手段2や切削ブレード32の点検、修理のための情報のほか、保持手段2や切削ブレード32の交換、保持手段2や切削ブレード32の交換にともなう加工手段3の高さ制御のための基準位置の設定を行うセットアップ、切削ブレード32のドレス(目立て)を実施するのに必要な情報が挙げられる。
加工装置1は、本体10の前面10a側に操作パネル5を収容する第1の収容部6aと、本体10の側面10b側に操作パネル5を収容する第2の収容部6bと、第1の収容部6aまたは第2の収容部6bに収容された操作パネル5を切り離すための切り離し手段7とを備えている。本実施形態に示す第2の収容部6bは、本体10の側面10b側に備えているが、本体10の後面10c側に備えてもよい。第1の収容部6aに収容された操作パネル5は、オペレーション用の加工データを入力する際に使用される。また、第2の収容部6bに収容された操作パネル5は、メンテナンス用の加工データを入力する際に使用される。図1の例では、第1の収容部6aと第2の収容部6bとに操作パネル5がそれぞれ収容された状態を示しているが、実際には、オペレータによって1つの操作パネル5を第1の収容部6aまたは第2の収容部6bに収容する構成となっている。
図2に示すように、第1の収容部6a及び第2の収容部6bは、凹状の枠体60からなり、枠体60の内側に操作パネル5を収容するための収容凹部61が形成されている。第1の収容部6a及び第2の収容部6bには、操作パネル5を収容凹部61に収容したときに操作パネル5への電力供給をする電力コネクタ62と、操作パネル5と図1に示した制御手段4とが接続され通信を可能にする通信コネクタ63とをそれぞれ備えている。電力コネクタ62には図示しない電源が接続され、通信コネクタ63には制御手段4が接続されている。
操作パネル5の正面5aには、加工データの入力画面が表示されるディスプレイを備えている。一方、操作パネル5の背面5bには、電力コネクタ62に接続する第1の接続部50と、通信コネクタ63に接続する第2の接続部51とを備えている。電力コネクタ62に第1の接続部50を接続すると、操作パネル5と電源とが接続されて操作パネル5が起動可能な状態となる。電力コネクタ62と第1の接続部50とがマグネットにより構成され、電力コネクタ62と第1の接続部50とを磁着させて接続してもよい。また、通信コネクタ63に第2の接続部51を接続すると、操作パネル5と制御手段4とが接続されて通信可能な状態となる。
電力コネクタ62は、第1の収容部6a及び第2の収容部6bに操作パネル5を収容する方向に進退可能で、操作パネル5を収容する方向に対して反する方向に付勢するスプリング620を備えている。スプリング620の付勢により電力コネクタ62の先端を通信コネクタ63の先端よりも常に突出させており、第1の収容部6aまたは第2の収容部6bに操作パネル5を収容するときは、電力コネクタ62と第1の接続部50とを接続したのち、通信コネクタ63と第2の接続部51とを接続する構成となっている。なお、スプリング620は導電性を有していればよく、例えば金属によって構成されている。
本実施形態では、第1の収容部6a及び第2の収容部6bにおいて、電力コネクタ62と通信コネクタ63との2つのコネクタに分けてそれぞれ備えているが、1つのコネクタの中に電力供給用の端子と通信用の端子とを配設して電力コネクタと通信コネクタとを一体化させた構成にしてもよい。もっとも1つのコネクタで構成した場合であっても、電力供給用の端子を通信用の端子よりも突出させておき、電源に接続した後に通信接続するように構成することが好ましい。
枠体60の両側部には開口部64がそれぞれ形成されており、この開口部64を通じて枠体60の両側部に切り離し手段7がそれぞれ取り付けられている。切り離し手段7は、略L字型のハンドル70と、鉛直方向に軸心を有し支点となる軸部71とを少なくとも備えている。ハンドル70の一端は、開口部64から枠体60の内側に突出し、操作パネル5の背面5bを収容凹部61から押し出すための押し出し部70aとなっている。一方、ハンドル70の他端は、開口部64から枠体60の外側に突出し、オペレータの手で把持するための把持部70bとなっている。
切り離し手段7で第1の収容部6aまたは第2の収容部6bから操作パネル5を切り離すときには、操作パネル5を収容凹部61に収容する方向に把持部70bに外力を加えることにより、軸部71を中心としてハンドル70を回転させて押し出し部70aで操作パネル5の背面5bを収容凹部61から離反する方向に押し出し、操作パネル5を収容凹部61から取り出すことができる。操作パネル5の切り離しの際には、スプリング620の付勢により電力コネクタ62の先端を通信コネクタ63の先端よりも突出させるため、通信コネクタ63と第2の接続部51とを切り離したのち、電力コネクタ62と第1の接続部50との切り離しを行うことができる。
次に、第1の収容部6a及び第2の収容部6bに対して操作パネル5を着脱させる動作について説明する。例えば、図1に示した加工装置1を稼働させて被加工物を加工する場合には、オペレータは、操作パネル5を第1の収容部6aに収容する。具体的には、オペレータは、図3に示すように、操作パネル5の背面5b側から収容凹部61に入れて操作パネル5を収容する方向に押し込んでいく。背面5bで押し出し部70aを押しながら、電力コネクタ62と第1の接続部50とを接続してから、通信コネクタ63と第2の接続部51との接続を行う。電力コネクタ62と第1の接続部50とがマグネットにより構成されている場合は、電力コネクタ62に接近した第1の接続部50が磁力によって引き寄せられて磁着されるため、確実に通信の接続に先行して電源の接続を行うことができる。
オペレータがさらに操作パネル5を第1の収容部6aに収容する方向に押し込むと、図4に示すように、操作パネル5が収容凹部61に完全に収容される。これにより、操作パネル5が起動可能となるとともに通信可能となる。第1の収容部6aに収容された操作パネル5の正面5aのディスプレイに入力画面が表示されたら、オペレータがオペレーション用の加工データを入力画面に入力する。図1に示した制御手段4は、操作パネル5に入力された加工データに基づいて、保持手段2及び加工手段3を制御することにより、被加工物の切削加工を実施する。このとき、第2の収容部6bには操作パネル5が収容されていないため、操作パネル5が第2の収容部6b側から制御手段4のCPUにアクセスすることがなく、加工装置1のメンテナンス設定は行えない。
一方、加工装置1のメンテナンスを実施する場合には、オペレータは、操作パネル5を第1の収容部6aから取り外して第2の収容部6bに収容する。第1の収容部6aに収容された操作パネル5を収容凹部61から切り離すときには、オペレータの手でハンドル70の把持部70bを把持した状態で、図5に示すように、操作パネル5を収容凹部61に収容する方向に把持部70bに外力を加えることにより、軸部71を中心としてハンドル70を回転させて押し出し部70aで操作パネル5の背面5bを収容凹部61から離反する方向に押し出す。このとき、図4に示した圧縮された状態のスプリング620が伸びることにより復元力が作用して、操作パネル5を収容する方向と反する方向にスプリング620が付勢され電力コネクタ62を通信コネクタ63よりも突出させるため、通信コネクタ63と第2の接続部51とを切り離してから、電力コネクタ62と第1の接続部50との切り離しを行うことができ、第1の収容部6aから操作パネル5を正常に取り外すことができる。
オペレータは、第1の収容部6aから取り外した操作パネル5を第2の収容部6bに収容する。操作パネル5の第2の収容部6bへの収容動作は上記同様である。すなわち、図3に示したように、操作パネル5を背面5b側から第2の収容部6bの収容凹部61に入れていき、電力コネクタ62と第1の接続部50とを接続してから、通信コネクタ63と第2の接続部51との接続を行い、操作パネル5を第2の収容部6bに完全に収容すればよい。その後、オペレータが操作パネル5を操作してメンテナンス用の加工データを入力画面に入力したら、オペレータは、図1に示す本体10の開閉扉を開けて、例えば保持手段2や切削ブレード32の点検、修理、または交換を行う。このとき、第1の収容部6aには操作パネル5が収容されていないため、操作パネル5が第1の収容部6a側から制御手段4のCPUにアクセスすることがなく、加工装置1のオペレーション設定は行えない。
このように、本発明に係る加工装置1は、本体10の前面10a側に配設され操作パネル5を収容する第1の収容部6aと、本体10の側面10b側または後面10c側に配設され操作パネル5を収容する第2の収容部6bと、第1の収容部6aまたは第2の収容部6bに収容された操作パネル5を切り離す切り離し手段7とを備え、第1の収容部6a及び第2の収容部6bには、操作パネル5を収容したときに操作パネル5への電力供給をする電力コネクタ62と、操作パネル5と制御手段4とが接続され通信を可能にする通信コネクタ63とを備え、操作パネル5は、電力コネクタ62に接続する第1の接続部50と、通信コネクタ63に接続する第2の接続部51とを備え、第1の収容部6a及び第2の収容部6bに対して操作パネル5を着脱自在に収容可能な構成としたため、加工装置1の稼働時またはメンテナンス時に制御手段4にアクセスする操作パネル5が必ず1つとなり、オペレータによる作業の安全性を確保することができる。また、1つの操作パネル5で加工装置1のオペレーション設定及びメンテナンス設定が可能となり、操作パネル5の画面構成の設定変更が容易となり、設計者の作業負担を軽減することができる。
また、上記電力コネクタ62は、第1の収容部6a及び第2の収容部6bに操作パネル5を収容する方向に進退可能とし操作パネル5を収容する方向に対して反する方向に付勢するスプリング620を備え、スプリング620により電力コネクタ62を通信コネクタ63より突出させた構成としたため、第1の収容部6aまたは第2の収容部6bに操作パネル5を収容する際には、必ず先に電力コネクタ62と第1の接続部50とを接続してから、通信コネクタ63を第2の接続部51に接続を行うことができ、操作パネル5を正常に起動させることができる。一方、切り離し手段7で第1の収容部6aまたは第2の収容部6bから操作パネル5を切り離す際には、必ず先に通信コネクタ63と第2の接続部51とを切り離してから、電力コネクタ62と第1の接続部50との切り離しを行うことができ、操作パネル5を正常に取り外すことができる。したがって、第1の収容部6a及び第2の収容部6bに対する操作パネル5の着脱の際に、操作パネル5が破損するのを防ぐことができる。
図6に示す収容部8は、上記の第2の収容部6bの変形例であって、スタンドタイプの収容部である。収容部8の向きは、第2の収容部6bと直交する水平方向に配置されているが、収容部8自体の構成は第2の収容部6bと同様である。すなわち、収容部8は、操作パネル5を収容するための収容凹部81を有する凹状の枠体80からなり、収容凹部81に操作パネル5を背面側から収容することができる。収容部8には、操作パネル5を収容凹部81に収容したときに操作パネル5への電力供給をする電力コネクタ82と、操作パネル5と図1に示した制御手段4とが接続され通信を可能にする通信コネクタ83とを備えている。電力コネクタ82は、収容部8に操作パネル5を収容する方向に進退可能で、操作パネル5を収容する方向に対して反する方向に付勢するスプリング820を備えている。スプリング820の付勢により電力コネクタ82の先端を通信コネクタ83の先端よりも常に上方に突出させている。
収容部8を構成する枠体80の下部には、スタンド9が接続されている。スタンド9は、鉛直方向に延在する支持柱90と、支持柱90の下端に連結された脚部91とにより構成されている。このように構成される収容部8は、例えば、加工装置1の側面10b側または後面10c側の近傍に設置されて使用される。図示してないが、収容部8には、電力コネクタ82と加工装置1の電源とを接続するための電源ケーブルなどの配線が接続されている。オペレータは、操作パネル5を収容部8に収容するときは、電力コネクタ82に第1の接続部50を接続してから、通信コネクタ83と第2の接続部51との接続を行い、図7に示すように、操作パネル5を収容部8に収容すればよい。一方、収容部8から操作パネル5を切り離すときは、切り離し手段7で操作パネル5を収容部8から押し出し、通信コネクタ83と第2の接続部51とを切り離してから電力コネクタ82と第1の接続部50との切り離しを行い、収容部8から操作パネル5を取り出せばよい。
上記実施形態に示す加工装置1は、切削装置として説明したが、操作パネル5を利用可能な加工装置であれば、特に限定されない。したがって、本発明は、研削装置、レーザ加工装置、研磨装置等にも広く適用することができる。
1:加工装置 2:保持手段 3:加工手段 4:制御手段 5:操作パネル
50:第1の接続部 51:第2の接続部
6a:第1の収容部 6b:第2の収容部 60:枠体 61:収容凹部
62:電力コネクタ 620:スプリング 63:通信コネクタ 64:開口部
7:切り離し手段 70:ハンドル 70a:押し出し部 70b:把持部 71:軸部
8:収容部 80:枠体 81:収容凹部 82:電力コネクタ 820:スプリング
83:通信コネクタ 9:スタンド 90:支持部 91:脚部

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持手段と、該保持手段が保持した被加工物を加工する加工手段と、該保持手段と該加工手段とを少なくとも制御する制御手段と、該制御手段に接続して該保持手段と該加工手段とを少なくとも動作させるとともに加工データを入力する操作パネルと、を備えた加工装置であって、
    該加工装置の前面側に配設され該操作パネルを収容する第1の収容部と、
    該加工装置の側面側または後面側に配設され該操作パネルを収容する第2の収容部と、
    該第1の収容部または該第2の収容部に収容された該操作パネルを切り離す切り離し手段と、を備え、
    該第1の収容部及び該第2の収容部には、該操作パネルを収容したときに該操作パネルへの電力供給をする電力コネクタと、
    該操作パネルと該制御手段とが接続され通信を可能にする通信コネクタと、を備え、
    該操作パネルは、該電力コネクタに接続する第1の接続部と、
    該通信コネクタに接続する第2の接続部と、を備え、
    該第1の収容部及び該第2の収容部に対して該操作パネルを着脱自在に収容可能にした加工装置。
  2. 前記電力コネクタは、前記第1の収容部及び前記第2の収容部に前記操作パネルを収容する方向に進退可能とし該操作パネルを収容する方向に対して反する方向に付勢するスプリングを備え、
    該スプリングにより該電力コネクタを該通信コネクタより突出させ、
    該第1の収容部または該第2の収容部に該操作パネルを収容するときは、該電力コネクタと前記第1の接続部とを接続したのち該通信コネクタと前記第2の接続部との接続を行い、
    前記切り離し手段により該第1の収容部または該第2の収容部から該操作パネルを切り離すときは、該通信コネクタと該第2の接続部とを切り離したのち該電力コネクタと該第1の接続部との切り離しを行う請求項1記載の加工装置。
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