JP2018163663A - アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用してモバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うこと - Google Patents

Abstract

【課題】アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用してモバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う。【解決手段】モバイルプラットフォームのメディアを監視する方法は、モバイルプラットフォームによって作成された第１のメッセージ含まれる第１のユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ）にアクセスして、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従って第１のメディアを流し、ネットワークアクセスをモバイルプラットフォームに提供するサービスプロバイダから、第１のＵＲＬに対応したネットワークログ情報を要求し、ネットワークログ情報を使用してモバイルプラットフォームの第１のメディアの提示を監視する。【選択図】図１０

Description

[0001]本開示は一般にはメディア監視に関し、より詳細には、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うことに関する。

[0002]スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータなどのモバイルプラットフォームを使用して、メディアコンテンツ、メディア広告などのメディアを提供することが、一般的となってきた。従って、モバイルプラットフォームのメディアコンテンツ、メディア広告などの提示に関する印象など、メディア印象の監視を含む視聴者測定キャンペーンの強化が、コンテンツプロバイダ、広告主などにとって重要なものとなり得る。こうした視聴者測定キャンペーンから得られた視聴率データの価値を向上させるために、視聴者測定エンティティは、メディア印象の視聴者に関する人口学的情報を有するメディア印象データを増やそうと努力している。従来の視聴者測定技術は通常、統計的に選択された一団の視聴者メンバを監視することに基づいて、視聴率データに含まれる人口学的情報を入手する。

本明細書で開示された、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う第１の例示の視聴者測定システムを含む、第１の例示の使用環境のブロック図である。 図１の第１の例示の使用環境における、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う、例示の手順を示す図である。 図１の第１の例示の使用環境における、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う、例示の手順を示す図である。 図１の第１の例示の使用環境における、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う、例示の手順を示す図である。 本明細書で開示された、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う第２の例示の視聴者測定システムを含む、第２の例示の使用環境のブロック図である。 例示のモバイルプラットフォームを監視して、メディアのアダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングデータを検出し、モバイルプラットフォームに報告する、図１の計測器の例示の実装形態のブロック図である。 メディアのアダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングデータを検出し、モバイルプラットフォーム（複数可）に報告する、図３のプロキシサーバの例示の実装形態のブロック図である。 アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングデータを収集し、そのメッセージングデータを使用してモバイルプラットフォーム（複数可）のメディアを監視する、図１、及び／又は、図３の視聴者測定エンティティサーバの例示の実装形態のブロック図である。 アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングデータに対応したサービスプロバイダデータを取得し、こうしたプロバイダデータをモバイルプラットフォーム（複数可）のメディアを監視する際に使用する視聴者測定エンティティに戻す、図１、及び／又は、図３のオペレーションサポートシステムの例示の実装形態のブロック図である。 図４の例示の計測器を実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を表す流れ図である。 図５の例示のプロキシサーバを実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を表す流れ図である。 図６の例示の視聴者測定エンティティサーバを実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を表す流れ図である。 図７の例示のオペレーションサポートシステムを実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を表す流れ図である。 図４の例示の計測器、図５の例示のプロキシサーバ、図６の例示の視聴者測定エンティティサーバ、図７の例示のオペレーションサポートシステム、並びに／又は、図１、及び／若しくは、図３の例示のシステムを実装するために、図８〜図１０、及び／又は、図１１の例示の機械可読命令を実行することができる、例示のプロセッサプラットフォームのブロック図である。

[0015]同一、又は類似の部品、要素等を表すために、可能な限り同一の参照番号を図面（複数可）及び添付の記述説明をとおして使用する。

[0016]アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用してモバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うための、方法、装置、システム、記憶媒体が、本明細書において開示されている。本明細書において開示されている、モバイルプラットフォームのメディアを監視する例示の方法は、モバイルプラットフォームによって作成された第１のメッセージに含まれた第１のユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ）にアクセスして、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従って第１のメディアを流すことを含む。こうした開示された例示の方法はまた、モバイルプラットフォームにネットワークアクセスを提供するサービスプロバイダから、第１のＵＲＬに対応するネットワークログ情報を要求することを含む。こうした開示された例示の方法は、ネットワークログ情報を使用して、モバイルプラットフォームの第１のメディアの提示を監視することをさらに含む。

[0017]こうしたいくつかの開示された例示の方法において、ネットワークログ情報は、（１）第１のＵＲＬを含む第１のメッセージが、ネットワークによってロギングされたときに対応するタイムスタンプ、及び／又は、（２）第１のＵＲＬを含む第１のメッセージが、ネットワークによってロギングされたときのモバイルプラットフォームの位置を示す位置情報を含む。さらに、又は、代替として、こうした開示されたいくつかの例示の方法は、第１のＵＲＬをサービスプロバイダに提供するのに応答して、ネットワークログ情報に加えて人口学的情報を入手することをさらに含む。こうしたいくつかの例において、ネットワークログ情報及び人口学的情報は、モバイルプラットフォームと関連した加入者に関する個人情報を除く。

[0018]さらに、又は、代替として、こうした開示されたいくつかの例示の方法において、ネットワークログ情報を要求することは、第１のＵＲＬ、及び、その第１のＵＲＬが検出されたときに関連する時間範囲を含む要求を、サービスプロバイダに送信することを含む。

[0019]さらに、又は、代替として、こうした開示されたいくつかの例示の方法において、モバイルプラットフォームの第１のメディアの提示を監視することは、ネットワークログ情報を第１のＵＲＬと関連したメディア識別情報と結合させることを含む。

[0020]さらに、又は、代替として、こうした開示されたいくつかの例示の方法は、モバイルプラットフォームによって作成された後続のメッセージに含まれる他のＵＲＬに対応するネットワークログ情報をサービスプロバイダから要求して、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従って、第１のメディアを流すことをさらに含む。こうしたいくつかの例示の方法はまた、評価データが、第１のメッセージによって識別された第１のメディアのメディアセグメントと、後続のメッセージとの間の時間間隔に対応する時間粒度（ｔｉｍｅ ｇｒａｎｕｌａｒｉｔｙ）を有する状態で、第１のＵＲＬに対応するネットワークログ情報、及び、他のＵＲＬに対応するネットワークログ情報を使用して、モバイルプラットフォームの第１のメディアの提示と関連する評価データを決定することを含む。

[0021]さらに、又は、代替として、本明細書で開示されたこうしたいくつかの例示の方法は、モバイルプラットフォームで実行するアプリケーション、又は、モバイルプラットフォームと通信するプロキシサーバのうちの少なくとも１つを使用して、第１のメッセージを検出することをさらに含む。こうしたいくつかの例において、第１のメッセージを検出することは、第１のメッセージにアクセスし、第１のメッセージの第１のＵＲＬを処理して、第１のＵＲＬがアダプティブビットレートストリーミングプロトコルに一致することを示す情報を検出することを含む。本明細書で開示されたいくつかの例において、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルは、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）ライブストリーミング（ＨＬＳ）、ＨＴＴＰを介する動的アダプティブストリーミング（ＤＡＳＨ）、スムーズストリーミング等のうちの少なくとも１つに対応する。

[0022]本明細書で開示された、モバイルプラットフォームのメディアを監視するためのいくつかの例示の方法は、視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）から受け取られた、第１のＵＲＬに対応するネットワークログ情報を求める要求にアクセスすることを含む。こうした例において、第１のＵＲＬは、モバイルプラットフォームによって作成された第１のメッセージと関連付けられ、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従って第１のメディアを流す。アダプティブビットレートストリーミングプロトコルは、例えば、ＨＬＳ、ＤＡＳＨ、スムーズストリーミング等に対応することが可能である。こうした開示されたいくつかの例示の方法はまた、第１のＵＲＬに対応したネットワークログ情報を取得すること、及び、要求に応答して、そのネットワークログ情報をＡＭＥに戻すことを含む。

[0023]こうした開示されたいくつかの例示の方法において、ネットワークログ情報は、（１）第１のＵＲＬを含む第１のメッセージがネットワークによってロギングされたときに対応するタイムスタンプ、及び／又は、（２）第１のＵＲＬを含む第１のメッセージがネットワークによってロギングされたときのモバイルプラットフォームの位置を示す位置情報を含む。さらに、又は、代替として、こうした開示されたいくつかの例示の方法は、ネットワークログ情報をＡＭＥに戻す前に、ネットワークログ情報からモバイルプラットフォームと関連した加入者に関する個人情報を除くことをさらに含む。

[0024]さらに、又は、代替として、こうした開示されたいくつかの例示の方法において、ＡＭＥから受け取られた要求は、第１のＵＲＬ、及び、その第１のＵＲＬがＡＭＥによって検出されたときに関連する時間範囲を含む。こうした開示されたいくつかの例示の方法において、ネットワークログ情報を取得することは、第１のＵＲＬ及び時間範囲を使用してネットワークログストレージに問い合わせすることを含む。こうした開示されたいくつかの例示の方法はまた、クエリに応答して、第１のＵＲＬを含む第１のメッセージがネットワークによってロギングされたときに対応するタイムスタンプを受け取ることを含む。こうした開示されたいくつかの例示の方法は、クエリに応答して、第１のＵＲＬを含む第１のメッセージがネットワークによってロギングされたときにモバイルプラットフォームの位置を示す位置情報を受け取ることをさらに含む。

[0025]さらに、又は、代替として、こうした開示されたいくつかの例示の方法は、ネットワークログ情報に加えて、第１のＵＲＬに対応する人口学的情報を入手するためにデータベースに問い合わせすること、及び、ネットワークログ情報に加えて、クエリに応答してＡＭＥに人口学的情報を戻すことをさらに含む。こうした開示されたいくつかの例示の方法は、人口学的情報をＡＭＥに戻す前に、人口学的情報からモバイルプラットフォームと関連した加入者に関する個人情報を除くことをさらに含む。

[0026]アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うための、上記その他の例示の方法、装置、システム、記憶媒体等が、以下でさらに詳細に開示されている。

[0027]上で述べたように、従来の視聴者測定技術は通常、統計的に選択された一団の視聴者メンバを監視することに基づいて、視聴率データに含まれる、及び／又は、別のやり方で視聴率データを増やすために使用される人口学的情報を入手する。しかし、こうした標本に基づく（ｐａｎｅｌ−ｂａｓｅｄ）視聴者測定技術では、モバイルプラットフォーム用の正確なメディア監視を行うことができない。例えば、最新のモバイルプラットフォームを介してアクセス可能な多くの様々なメディアソースが与えられたとしても、統計的に選択された標本の大きさが小さすぎて、モバイルプラットフォームユーザの数に起因する大量の様々なメディアの印象を、統計的に意味のある方法で取得できないおそれがある。例えば、多くのオンラインストリーミングサービスは、いつでもオンデマンドで視聴することができる数千、又は、数百万さえもの様々なメディアプログラムへのアクセスを可能とする。通常の視聴者測定標本は、数百、又は、数千の参加者しか含んでおらず、従って、非常に多くの様々なメディアにアクセスすることができる数多くのモバイルユーザに発生する様々なメディアの印象を正確に反映することができない。

[0028]本明細書で開示された、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用して、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う、例示のモバイルプラットフォームメディア監視ソリューションは、モバイルプラットフォームのメディアの印象を監視する際に使用される、正確な人口学的データを入手することに関連する技術的問題を解決することができる。例えば、本明細書で開示された例示のいくつかのモバイルプラットフォームメディア監視ソリューションは、モバイルプラットフォームにネットワークアクセスを提供する無線サービスプロバイダから詳細な人口学的データを入手するためにモバイルプラットフォームに流されるメディアと関連するＵＲＬを使用することによって、こうした問題を解決する。無線サービスプロバイダは通常、自らの加入者に関する人口学的情報を提供する加入者データを含むデータベースを保守する。さらに、無線サービスプロバイダは通常、それぞれのネットワークと通信するモバイルプラットフォームと関連するネットワークトラフィックを記録するネットワークログを収集する。こうしたネットワークログは、特定のトラフィックが発生したときのネットワークにおけるモバイルプラットフォームの位置、並びに、こうしたトラフィックがネットワークに発生したときの特定の時刻など、人口学的関連情報を含むことができる。また、ネットワークログから得られるタイミングデータは、従来の視聴者測定システムが別のやり方で監視されたメディアの印象に対して決定することができるタイミングデータよりもより正確である、又は、より高い精度を有することができる。以下でさらに詳細に開示するように、本明細書で開示された例示のモバイルプラットフォームメディア監視ソリューションにより、視聴者測定エンティティが、１つ又は複数のモバイルプラットフォームについて監視されたメディアの印象と関連付けることができる、こうした人口学的情報（例えば、位置情報、加入者情報等、）及び、時間情報を含むプロバイダ情報を、無線プロバイダから受け取ることができるようになる。

[0029]図面に移ると、本明細書で開示された、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用してモバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う、例示の視聴者測定システム１０２を含む使用１００の例示の環境のブロック図が図１に示されている。図１の使用１００の例示の環境は、サービスプロバイダによって実装された例示のアクセスネットワーク１１０内で動作する、例示のモバイルプラットフォーム１０５など１つ又は複数のモバイルプラットフォームを備える。図１の使用１００の例示の環境において、アクセスネットワーク１１０は、モバイルプラットフォーム１０５に、インターネット１１５、及び／又は、コンテンツ配信ネットワーク（ＣＤＮ）、固有ネットワークなど任意の他のネットワークへのアクセスを提供する。例示のアクセスネットワーク１１０及びインターネット１１５を介して、図示の例のモバイルプラットフォーム１０５は、例示のストリーミングメディアサーバ１２０など１つ又は複数のメディアストリーミングサーバを含む１つ又は複数のデータソースにアクセスすることができる。例えば、モバイルプラットフォーム１０５は、アクセスネットワーク１１０及びインターネット１１５を介して、ストリーミングメディアサーバ１２０、及び／又は、他のサーバ（例えば、広告サーバ等）にアクセスし、ストリーミングメディアサーバ１２０、及び／又は、他のサーバから流された、映画、テレビジョン番組などメディアコンテンツ、及び／又は、メディア広告等を含むメディアを受け取り且つ提供することができる。

[0030]図１の例示のモバイルプラットフォーム１０５は、携帯電話又はスマートフォン、タブレットコンピュータ（例えば、アップルアイパッド（Ａｐｐｌｅ ｉＰａｄ）（登録商標））、ノートブックコンピュータ、ゲームデバイス（例えば、任天堂３ＤＳ（登録商標））、携帯情報端末（ＰＤＡ）など、任意のモバイルデバイス、装置、システム等に対応することができる。図１の例示のアクセスネットワーク１１０は、モバイル携帯ネットワークなどアクセスネットワーク、ＷｉＦｉネットワークなど無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）、固有無線ネットワークなど、任意のタイプ（複数可）、任意の数、及び／又は、任意の組み合わせに対応することができる。図１の例示のストリーミングメディアサーバ１２０は、モバイルプラットフォーム１０５からアクセス可能なＮｅｔｆｌｉｘ、Ｈｕｌｕ、Ａｍａｚｏｎなどストリーミングメディアサービスに対応することができる。そのため、ストリーミングメディアサーバ１２０は、任意のタイプ（複数可）、数、並びに／又は、物理的な、及び／若しくは、仮想的な、サーバ、及び／若しくは、モバイルプラットフォーム１０５などネットワークを介してメディアをメディアデバイスに流すことができる、図１２の例示の処理プラットフォーム１２００などプラットフォームとの組み合わせによって実装することができる。

[0031]図１の使用１００の例示の環境に含まれる例示の視聴者測定システム１０２は、例示の計測器１２５、及び、本明細書で開示された、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用してモバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う例示のＡＭＥサーバ１３０を備える。図１の図示の例において、ＡＭＥサーバ１３０は、任意のタイプ（複数可）、数（複数可）、並びに／又は、物理的な、及び／若しくは、仮想的な、サーバ、及び／若しくは、図１２の例示の処理プラットフォーム１２００などプラットフォームとの組み合わせによって実装することができる。図１の図示の例において、計測器１２５は、任意のタイプ（複数可）のアプリケーション、任意の数（複数可）のアプリケーション、及び／又は、アプリケーション（複数可）（例えば、アプリ）の組み合わせによって実装することができる。これらのアプリケーションは、モバイルプラットフォーム１０５、及び／又は、監視デバイスで実行され、監視デバイスは、モバイルプラットフォーム１０５と電気的（例えば、電気データポートを介して）、光学的（例えば、電気的光ポートを介して）に結合し、及び／又は、別のやり方で通信を行い、モバイルプラットフォーム１０５によって作成されたメッセージを検出し、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従って、ストリーミングメディアサーバ１２０からメディアを流す。例えば、図示の例の計測器１２５は、モバイルプラットフォーム１０５によって作成されたメッセージに含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出し、ストリーミングメディアサーバ１２０に送信するために、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬによってアドレスされたメディアセグメントを要求し、且つ、それを流す。

[0032]いくつかの例において、計測器１２５は、サービスプロバイダがモバイルプラットフォーム１０５に自動的にインストールし、及び／又は、アクセスネットワーク１１０を介してモバイルプラットフォーム１０５に自動的にダウンロードされるようにしたアプリケーションである。いくつかの例において、ストリーミングメディアサーバ１２０、又は、別のサーバにより、ストリーミングメディアにアクセスする条件として、計測器１２５がモバイルプラットフォーム１０５にダウンロードされる。こうした計測器は、パネリスト計測器と区別するために、非パネリスト計測器と呼ぶことができる。デバイス上の計測器などパネリスト計測器は、視聴者測定標本に含むためにＡＭＥによって統計的に選択されたパネリストに提供される（これはまた非パネリスト計測器よりもより広範なメディア監視機能を含むことができる）。しかし、いくつかの例において、計測器１２５はＡＭＥによって提供されるパネリスト計測器に対応することができる。そのため、本明細書で開示されたモバイルプラットフォームメディア監視ソリューションは、モバイルプラットフォームがＡＭＥパネリストと関連があるかどうかにかかわらず、モバイルプラットフォームを監視するために使用することができる。

[0033]アダプティブビットレートストリーミングにおいて、流す対象のメディアは、異なるデータ速度（したがって、異なる品質）を有する２つ以上の代替メディアストリームにエンコードされる。次いで、各代替メディアストリームは、１０秒セグメント又は他の何らかの持続時間を有するセグメントなどの短いセグメントに分割される。アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従って、ストリーミングメディアサーバ１２０からストリーミングメディアを受け取るために、モバイルプラットフォーム１０５は、セグメントを識別するアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを使用して、連続するメディアセグメント（例えば、連続１０秒セグメント）を要求する。次のセグメントを要求するたびに、モバイルプラットフォーム１０５は、様々な代替ストリームに対応する様々な次のセグメントの中から選択することができ、以て、モバイルプラットフォーム１０５がメディアの品質を利用可能なデータ速度に適合できるようにする。図１の図示の例において、計測器１２５は、モバイルプラットフォーム１０５によってアクセスされるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出し、その検出されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを、更なる処理のためにＡＭＥサーバ１３０に提供する。

[0034]例えば、図示の例のＡＭＥサーバ１３０は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを受け取り、セグメントの持続時間に対応した解像度において（例えば、１０秒解像度など）、モバイルプラットフォーム１０５に向けて流され、且つ、モバイルプラットフォーム１０５によって提供されるメディアを識別する。いくつかの例において、ＡＭＥサーバ１３０は、ＵＲＬのリソース識別子情報（例えば、ドメイン名及びパス情報）を様々なソースメディアにリンクさせることができる、データベース、及び／又は、他のストレージ機構を保守する。例えば、ＡＭＥサーバ１３０は、様々なソースメディアに対するリソース識別子情報を決定することができる。このソースメディアは、Ｎｅｔｆｌｉｘ、Ｈｕｌｕ、Ａｍａｚｏｎなどストリーミングメディアサーバ１２０（及び他のストリーミングメディアサーバ）のオペレータ（複数可）によって報告され、更新される情報を介して、ストリーミングメディアサーバ１２０（及び他のストリーミングメディアサーバ）からアクセス可能である。さらに、又は、代替として、ＡＭＥサーバ１３０は、特定のリソース識別子によってアドレスされたソースメディアにアクセスすることによって、計測器１２５など計測器によって報告されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに含まれたリソース識別子情報にリンクされた特定のソースメディアを決定することができ、且つ、任意の適切なメディア識別技術（複数可）（例えば、透かし／コードマッチング、署名マッチング等）を使用してメディアを識別することができる。

[0035]例えば、ＡＭＥサーバ１３０は、透かし、及び／又は、署名を利用した１つ又は複数のメディア識別技術（複数可）を使用して、ＵＲＬに含まれたリソース識別子を使用してアクセスされたメディアを識別することができる。メディア監視との関連で、透かしは、メディア信号内で、及び／又は、メディア信号と共に送信される。例えば、透かしは、放送局、及び／若しくは、メディア（例えば、コンテンツ又は広告）を一意に識別する、並びに／又は他の情報を運ぶために、メディア（例えば、オーディオ、ビデオ、又はメディアのメタデータストリーム中に挿入されて）と共にデータ（例えば、識別コード、補助コードなど）を送信するために使用することができる。透かしは通常、解読操作を使用して抽出される。

[0036]対照的に、署名は、メディア信号のいくつかの特徴のうちの１つの提示である（例えば、信号の周波数スペクトルの特徴）。署名は指紋と考えることができる。署名は通常、識別コード（例えば、透かし）をメディアに挿入することには頼らず、代わりに、メディア、及び／又は、メディアを移送する信号の固有の特徴を反映することが好ましい。メディア監視のために、コード（例えば、透かし）、及び／又は、署名を利用するシステムは、長い間知られてきた。例えば、その全体を参照として本明細書に組み込む、Ｔｈｏｍａｓの米国特許第５４８１２９４号を参照されたい。

[0037]再び図１の使用１００の例示の環境を参照すると、ＡＭＥサーバ１３０は、モバイルプラットフォーム１０５など１つ又は複数のモバイルプラットフォーム用、並びに、そのモバイルプラットフォームと関連した任意のタイミングデータ用に検出された、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを、ＡＭＥによって決定された視聴率データを増やすために使用される、ネットワークログ情報、加入者情報などプロバイダ情報を要求するようにアクセスネットワーク１１０を動作させるサービスプロバイダに提供する。図示の例において、ＡＭＥサーバ１３０は、モバイルプラットフォーム１０５など１つ又は複数のモバイルプラットフォーム用に検出された、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを、例示のアクセスネットワーク１１０を管理するためにサービスプロバイダによって使用される、例示のオペレーションサポートシステム（ＯＳＳ）１３５に提供する（例えば、リアルタイムで、報告間隔で等）。図１の図示の例において、ＯＳＳ１３５は、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームと関連したネットワークトラフィックを記録し、プロバイダのアクセスネットワーク１１０で動作し、及び／又は、そのネットワークと通信を行うネットワークログを記憶するための例示のネットワークログサーバ１４０を備える。図１の例示のＯＳＳ１３５はまた、プロバイダの加入者に関する人口学的情報を含む加入者データを記憶するために、例示の加入者データベースサーバ１４５を備える。ネットワークログサーバ１４０、及び／又は、加入者データベースサーバ１４５は、任意のタイプ（複数可）、数（複数可）、及び／又は、物理的な、及び／又は、仮想的な、サーバ、及び／又は、図１２の例示の処理プラットフォーム１２００などプラットフォームの組み合わせによって実装することができる。

[0038]いくつかの例において、プロバイダ情報を求める要求中の、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを受け取ったことに応答して、ＯＳＳ１３５は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを、ネットワークログサーバ１４０に記憶されたネットワークログと比較して、例えば、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬにアクセスした、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォーム（複数可）を識別し、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬがアクセスされ／ロギングされた回数を識別し、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬがアクセスされ／ロギングされたなどのときに、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームの位置情報を決定する。いくつかの例において、ＯＳＳ１３５は、ネットワークログから取得されたモバイルプラットフォーム識別情報を使用して、加入者データベースサーバ１４５からモバイルプラットフォーム１０５など、識別されたモバイルプラットフォーム（複数可）と関連した加入者データをさらに取得する。こうした加入者データは、例えば、加入者の住所、加入者の年齢、加入者の性別、加入者の民族性、加入者の収入、加入者の教育水準、加入者によって利用されたサービス段階など、及び／又は、加入者データベースサーバ１４５に記憶された任意の他の加入者データなど、人口学的関連データを含むことができる。ＡＭＥサーバ１３０からの要求（複数可）に含まれているアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬは、ＡＭＥのパネリストだけではなく任意の顧客／加入者と関連付けることができるので、ＯＳＳ１３５は、ＡＭＥのパネリストだけではなく任意の顧客／加入者と関連付けられた、ネットワークログ情報、及び／又は、加入者データを取得することができる。

[0039]いくつかの例において、ＡＭＥサーバ１３０は、ＯＳＳ１３５に送られたプロバイダ情報を求める要求（複数可）中の計測器１２５によって、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬが検出／ロギングされたときに対応する、１つ又は複数の時間範囲を含む。こうした例において、時間範囲（複数可）は、要求に応答して報告されるプロバイダ情報を決定するとき、ＯＳＳ１３５が、ネットワークログサーバ１４０によって記憶されたネットワークログの検索、及び／又は、加入者データベースサーバ１４５に記憶された加入者データの検索の範囲を狭めるのを助ける。例えば、プロバイダ情報を求める要求が、多くの様々なモバイルプラットフォーム用のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む、及び／又は、相当に長い時間間隔に該当する（例えば、数十分、数十時間等）場合、要求中の、ＡＭＥサーバ１３０によって提供されるタイミングデータは、ＯＳＳ１３５が検索を適切な時間／時間範囲まで範囲を狭めるのを助ける。いくつかの例において、ＡＭＥサーバ１３０に利用可能なタイミングデータは、ネットワークログサーバ１４０によって保守されたタイミングデータよりも正確性に欠ける。より一般的に言うと、ＯＳＳ１３５、及び、したがってＡＭＥサーバ１３０は、監視の正確性を向上させるために、ネットワークログサーバ１４０から取得したタイミングデータ（例えば、タイムスタンプ）を使用することができる。

[0040]いくつかの例において、ＯＳＳ１３５は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する、取得されたネットワークログ情報、及び／又は、加入者データを処理して、ネットワークログ情報、及び／又は、加入者データを含むプロバイダ情報を決定する。いくつかの例において、こうしたデータは、サービスプロバイダの加入者（例えば、したがって、アクセスネットワーク１１０で動作する、及び／又は、そのネットワークと通信を行うモバイルプラットフォーム１０５など、モバイルプラットフォームのユーザ）のプライバシーを守るために統合され、又は、別のやり方で匿名化される。例えば、ＯＳＳ１３５によってＡＭＥサーバ１３０に戻される、要求に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ用の得られたネットワークログ情報は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）がアクセスされ／ロギングされたときを示すタイムスタンプ、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）がアクセスされ／ロギングされたとき、モバイルプラットフォーム１０５など、モバイルプラットフォーム（複数可）の位置（複数可）を示す位置データ（例えば、セル識別子レベル、ＺＩＰ＋４レベル等に合わせて生成された位置情報）を含むことができるが、それだけには限定されない。しかし、どのような個人識別情報も削除されている。同様に、ＯＳＳ１３５によってＡＭＥサーバ１３０に戻される、要求に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ用の得られた加入者データは、年齢、民族性、収入、教育など人口学的データを含むことができるが、それだけには限定されない。しかし、どのような個人識別情報も削除されている。

[0041]図１の使用１００の例示の環境において、ＡＭＥサーバ１３０は、ＡＭＥサーバ１３０によってＯＳＳ１３５に送信された前の要求（複数可）に提供されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応するように決定された、サービスプロバイダ情報（例えば、ネットワークログ情報、加入者データ等）を受け取る。いくつかの例において、ＡＭＥサーバ１３０は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを使用してアクセスされたメディアを識別するメディア識別情報を、ＯＳＳ１３５によって戻されたサービスプロバイダ情報（例えば、タイムスタンプ、位置情報、及び／又は、他の人口学的データ等）と結合して、モバイルプラットフォームのメディアの印象を監視するための視聴率データを決定する。上で述べたように、ＡＭＥサーバ１３０は、流されたメディアに埋め込まれた、又は、別のやり方でそのメディアを添付した識別情報を検出することによって、特定のメディアソースに対するＵＲＬリソース識別子情報の以前に決定されたマッピングを使用して、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬによってアクセスされる特定のメディアを決定することができる。ＡＭＥサーバ１３０に利用可能なメディア識別情報を、サービスプロバイダ（例えば、ＯＳＳ１３５を介して）によって提供されるプロバイダ情報と結合することにより、ＡＭＥサーバ１３０によって決定された得られた評価データは、モバイルプラットフォーム１０５に関して監視されたメディアの印象に対応するメディアを識別することができるだけでなく、メディアの印象が発生したとき、例えば、モバイルプラットフォーム１０５の時刻及び位置、並びに、メディアの印象にさらされたユーザを特徴付ける他の人口学的情報も示すことができる。

[0042]図１の使用１００の例示の環境における、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用してモバイルプラットフォーム用のメディア監視を行う例示の手順が、図２Ａ〜図２Ｃに示されている。例示の手順は図２Ａから始まり、そこでは、例示のモバイルプラットフォーム１０５が、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む例示のメッセージ２０５を作成し、このメッセージはストリーミングメディアの配信を要求するために、例示のストリーミングメディアサーバ１２０に送信される。これに応答して、ストリーミングメディアサーバ１２０は、要求されたメディアの連続する例示のセグメント２１０をモバイルプラットフォーム１０５へ流す。上で述べたように、アダプティブビットレートストリーミングにおいて、流されるメディアは、１０秒又は他の何らかの持続時間など、特定の持続時間のセグメントに分割される。従って、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬのシーケンスは、セグメントの持続時間に対応する解像度（例えば、１０秒）において、メディアストリームを形成するセグメントのシーケンスを識別する。図２Ａ〜図２Ｃの図示の例において、例示のＯＳＳ１３５はまた、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬなどメッセージ２０５のコンテンツ（図２Ａにおいて有向直線２１５によって表わされる）、及び、各メッセージ２０５が記録されたときを示すタイムスタンプ、メッセージ２０５が記録されたときの時刻におけるモバイルプラットフォーム１０５の位置（複数可）など他のネットワーク情報を記録する。

[0043]いくつかの例において、メッセージ２０５は、モバイルプラットフォーム１０５に配信されるメディアストリームを形成する、連続的なメッセージセグメントを識別する各アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）ＧＥＴ要求メッセージのシーケンスに対応する。メッセージ２０５の各シーケンスに含むことができる、様々なストリーミングメディアを要求するための、２つの例示のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬのシーケンスが、表１及び表２に表されている。

[0044]図２Ｂを参照すると、例示の計測器１２５は、モバイルプラットフォーム１０５によって作成され、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含むメッセージ２０５を検出する。計測器１２５は、検出されたメッセージ２０５に含まれたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを記録し、図２Ｂの有向直線２２０によって表したように、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを（例えば、リアルタイムで、報告間隔で等）例示のＡＭＥサーバ１３０に報告する。いくつかの例において、計測器１２５はまた、例えば、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）が計測器１２５によって収集される時間のウインドウを示すために、それぞれの個々のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、又は、それぞれの一群のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬと関連した時間、又は、時間範囲を含む。

[0045]いくつかの例において、計測器１２５は、（１）ＨＴＴＰ ＧＥＴ要求メッセージ、及び／又は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを運ぶことができる他のメッセージをフィルタリング又は別のやり方で検出する、及び（２）フィルター処理されたメッセージに含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出することにより、メッセージ２０５を検出するように構成されている。いくつかの例において、計測器１２５は、ＨＬＳ、ＤＡＳＨ、スムーズストリーミングなど、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルによって使用されるＵＲＬフォーマットを示す、キーワード、テキストストリング等を求めて、検出されたＨＴＴＰ ＧＥＴ要求メッセージのコンテンツを構文解析又は別のやり方で検索することによって、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するように構成されている。例えば、表１及び表２を参照すると、計測器１２５は、ＵＲＬがアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応していることを決定するために、検出されたＨＴＴＰ ＧＥＴ要求メッセージに含まれるＵＲＬ中で、キーワード、及び／又は、「ｓｅｇｍｅｎｔＮ．ｔｓ」（ここで「Ｎ」は整数）、「ｔｓ．ｐｒｄｙ」など、テキストストリングを検索するように構成することができる。さらに、又は、代替として、計測器１２５は、アダプティブビットレートストリーミングと関連したパターンを示す連続的に検出されたメッセージのＵＲＬのパターンを検索することにより、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検索するように構成することができる。例えば、計測器１２５は、検出されたメッセージの対応するシーケンスに含まれるＵＲＬのシーケンスは、ＵＲＬが共通のドメイン名を指し示し、同様のパスデータを共有し、且つ、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに一致する持続時間によって適時に離間する場合、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに一致すると決定することができる。

[0046]図２Ｃを参照すると、例示のＡＭＥサーバ１３０は、要求２２５に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する、ネットワークログ情報、加入者人口学的データなどプロバイダ情報を要求するために、要求２２５を例示のＯＳＳ１３５に送信する。要求２２５に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬは、モバイルプラットフォーム１０５など１つのモバイルプラットフォーム用に収集された１つのＵＲＬのシーケンス、又は、一群のモバイルプラットフォーム用に収集されたＵＲＬのシーケンスに対応することができる。ＯＳＳ１３５は、要求２２５に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、並びに、ＡＭＥサーバ１３０によって提供される任意のタイミングデータを使用して、タイムスタンプ（これは、ＡＭＥサーバによって提供される、要求２２５の任意のタイミングデータよりも正確でありうる）、位置情報など、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応するネットワークログ情報をネットワークログサーバ１４０に問い合わせする。いくつかの例において、ＯＳＳ１３５はまた、要求２２５に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、及び／又は、クエリに応答してネットワークログサーバ１４０から取得されたネットワークログ情報を使用して、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する加入者人口学的データを、加入者データベースサーバ１４５に問い合わせする。次いで、ＯＳＳ１３５は、取得されたネットワークログ情報（例えば、タイムスタンプ、位置データ等）、及び／又は、要求２２５に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する加入者人口学的データなど、プロバイダデータを含む応答２３０を、ＡＭＥサーバ１３０に送信する。いくつかの例において、ＯＳＳ１３５は、ネットワークログサーバ１４０から取得されたネットワークログ情報、及び／又は、加入者データベースサーバ１４５から取得された加入者人口学的データを処理して、ネットワークログ情報、及び／又は、加入者人口学的データを、ＡＭＥサーバ１３０に送られる応答２３０に組み入れる前に、個人識別データを除く。次いで、ＡＭＥサーバ１３０は、応答２３０に含まれたプロバイダ情報を使用して、モバイルプラットフォーム１０５に関するメディアの印象を監視して、関連した視聴率データを決定する。

[0047]本明細書で開示された、アダプティブビットレートストリーミングと関連したメッセージングを使用してモバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うための、第２の例示の視聴者測定システム３０２を含む使用３００の第２の例示の環境のブロック図が、図３に示されている。使用３００の第２の例示の環境は、図１及び図２Ａ〜図２Ｃの使用１００の環境と同じような多くの要素を含む。従って、図１及び図３において、同様な要素には同じ参照番号が付けてある。これらの同様な要素の詳細な説明は、上で図１及び図２Ａ〜図２Ｃの考察に関連して説明したので、簡略のため、図３の考察においては繰り返さない。

[0048]図３に移ると、使用３００の例示の環境は、図１の例示のモバイルプラットフォーム１０５、例示のアクセスネットワーク１１０、インターネット１１５、例示のメディアストリーミングサーバ１２０、例示のＯＳＳ１３５、例示のネットワークログサーバ１４０、及び、例示の加入者データベースサーバ１４５を含む。図３の使用３００の例示の環境に含まれる例示の視聴者測定システム３０２はまた、図１の例示のＡＭＥサーバ１３０を含む。これらの要素の説明は、上で図１及び図２Ａ〜図２Ｃの説明に関連して説明した。しかし、モバイルプラットフォーム１０５を監視する計測器１２５を含む代わりに、図３の使用３００の例示の環境に含まれる例示の視聴者測定システム３０２は、モバイルプラットフォーム１０５によって作成されるメッセージ２０５を検出する例示のプロキシサーバ３２５を含み、メディア監視に使用されるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む。図３の図示の例において、モバイルプラットフォーム１０５は、プロキシサーバ３２５を介してインターネット１１５（又は他のネットワーク）にアクセスするように構成される。プロキシサーバ３２５を介してインターネット１１５（又は他のネットワーク）にアクセスするモバイルプラットフォーム１０５を構成するいくつかの例示の技術は、米国特許出願公開第２０１２／００４２００５号、米国特許出願公開第２０１２／００４２３６７号、米国特許第８５９４６１７号に記載されており、これらはそれぞれのエンティティにおいて、本明細書に参照として組み込まれる。プロキシサーバ３２５は、モバイルプラットフォーム１０５、及び／又は、プロキシサーバ３２５を介してインターネット１１５（又は他のネットワーク）にアクセスするように構成された他のモバイルプラットフォームからのメッセージ２０５を検出し、検出されたメッセージ２０５を記録し、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（例えば、リアルタイムで、報告間隔で等、）を例示のＡＭＥサーバ１３０に報告する。いくつかの例において、プロキシサーバ３２５はまた、例えば、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）がプロキシサーバ３２５によって収集される時間のウインドウを示すために、各アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、又は、一群のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬと関連した時間、又は、時間範囲を含む。

[0049]いくつかの例において、プロキシサーバ３２５は、（１）ＨＴＴＰ ＧＥＴ要求メッセージ、及び／又は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを運ぶことができる他のメッセージを、フィルタリング又は別のやり方で検出する、及び（２）フィルター処理されたメッセージに含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出することにより、メッセージ２０５を検出するように構成されている。例示の計測器１２５と同様に、いくつかの例において、プロキシサーバ３２５は、ＨＬＳ、ＤＡＳＨ、スムーズストリーミングなど、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルによって使用されるＵＲＬフォーマットを示す、キーワード、テキストストリング等を求めて、検出されたＨＴＴＰ ＧＥＴ要求メッセージのコンテンツを構文解析又は別のやり方で検索することによって、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するように構成されている。例えば、表１及び表２を参照すると、プロキシサーバ３２５は、ＵＲＬがアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応していることを決定するために、検出されたＨＴＴＰ ＧＥＴ要求メッセージに含まれるＵＲＬ中で、キーワード、及び／又は、「ｓｅｇｍｅｎｔＮ．ｔｓ」（ここで「Ｎ」は整数）、「ｔｓ．ｐｒｄｙ」など、テキストストリングを検索するように構成することができる。さらに、又は、代替として、計測器１２５と同様に、プロキシサーバ３２５は、アダプティブビットレートストリーミングと関連したパターンを示す連続的に検出されたメッセージのＵＲＬのパターンを検索することにより、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するように構成することができる。例えば、プロキシサーバ３２５は、検出されたメッセージの対応するシーケンスに含まれるＵＲＬのシーケンスは、ＵＲＬが共通のドメイン名を指し示し、同様のパスデータを共有し、及び／又は、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに一致する持続時間によって適時に離間する場合、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに一致すると決定することができる。

[0050]本明細書において、例示のモバイルプラットフォームメディア監視ソリューションを、使用１００及び使用３００との関連で開示してきたが、こうしたソリューションはこれに限定されるものではない。例えば、本明細書で開示した、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うためにアダプティブビットレートストリーミングに関連したメッセージングを使用するシステムは、モバイルプラットフォーム１０５、アクセスネットワーク１１０、インターネット、及び／又は、他のネットワーク１１５、メディアストリーミングサーバ１２０、ＯＳＳ１３５、ネットワークログサーバ１４０、及び／又は、加入者データベースサーバ１４５のうちの、任意の数（複数可）、及び／又は、任意のタイプ（複数可）を含むことができる。さらに、又は、代替として、本明細書で開示した、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うためにアダプティブビットレートストリーミングに関連したメッセージングを使用するシステムは、様々なアクセスネットワーク１１０を監視するように構成され、従って、様々なＯＳＳ１３５とインタフェースをとるように構成された様々なサーバなど、多くのＡＭＥサーバ１３０を含むことができる。さらに、又は、代替として、本明細書で開示した、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うためにアダプティブビットレートストリーミングに関連したメッセージングを使用するシステムは、様々なモバイルプラットフォームに向けて流される様々なメディアに対応する、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを収集するために、１つ又は複数の計測器１２５、１つ又は複数のプロキシサーバ３２５、及び／又は、それらの任意の組み合わせを含むことができる。また、本明細書で開示した、モバイルプラットフォーム用のメディア監視を行うためにアダプティブビットレートストリーミングに関連したメッセージングを使用することは、無線アクセスネットワークを使用することに限定されず、ネットワークログ情報、及び／又は、加入者人口学的データが保守される、任意のタイプのアクセスネットワークを使用することができる。

[0051]図１及び図２Ａ〜図２Ｃの使用１００の例示の環境に含まれる計測器１２５の例示の実装形態のブロック図を、図４に示してある。便宜上、及び一般性を失わないようにするために、図４の計測器１２５は、図１及び図２Ａ〜図２Ｃの使用１００の例示の環境において、例示のモバイルプラットフォーム１０５を監視するために使用されることの関連で記載されている。図４の例示の計測器１２５は、モバイルプラットフォーム１０５によって作成される例示のメッセージ２０５など、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含むメッセージを検出する例示のメッセージ検出器４０５を含む。いくつかの例において、メッセージ検出器４０５は、モバイルプラットフォーム１０５において作成されたメッセージ（例えば、モバイルプラットフォーム１０５によって作成され、送信されるメッセージ）を、最初にフィルター処理することによってメッセージ２０５を検出し、ＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど、おそらくはアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む候補メッセージを識別する。例えば、メッセージ検出器４０５は、モバイルプラットフォーム１０５に実装された伝送制御プロトコル／インターネットプロトコル（ＴＣＰ／ＩＰ）プロトコルスタックなど、プロトコル呼び出し履歴を監視し、及び／又は、モバイルプラットフォーム１０５によって伝送用に作成されるＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど候補メッセージをキャプチャし、フィルター処理（例えば、識別する）するために、モバイルプラットフォーム１０５の１つ又は複数のネットワークインタフェースを監視するように構成することができる。

[0052]いくつかの例において、次いで、メッセージ検出器４０５は、メッセージに含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するために、フィルター処理された候補メッセージを処理する。例えば、上で述べたように、メッセージ検出器４０５は、ＨＬＳ、ＤＡＳＨ、スムーズストリーミングなど、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルによって使用されるＵＲＬフォーマットを示す、キーワード、テキストストリング等を求めて、モバイルプラットフォーム１０５によって作成されたＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど候補メッセージのコンテンツを構文解析又は別のやり方で検索することによって、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するように構成することができる。さらに、又は、代替として、メッセージ検出器４０５は、アダプティブビットレートストリーミングと関連したパターンを示す、連続的候補メッセージ中のＵＲＬのパターンを検索することによって、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するように構成することができる。例えば、上で述べたように、メッセージ検出器４０５は、ＵＲＬが共通のドメイン名を指し示し、同様のパスデータを共有し、及び／又は、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに一致する持続時間によって適時に離間する場合、モバイルプラットフォーム１０５によって作成されたＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど、候補メッセージの各シーケンスに含まれるＵＲＬのシーケンスが、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに一致することを決定することができる。

[0053]図４の例示の計測器１２５はまた、メッセージ検出器４０５によって検出されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを記録する、例示のＵＲＬレポータ４１０を含む。例えば、ＵＲＬレポータ４１０は、図１２の例示のプロセッサプラットフォーム１２００に含まれる、例示の揮発性メモリ１２１４、例示の不揮発性メモリ１２１６、及び／又は、例示の大容量記憶装置（複数可）１２２８など、揮発性及び／又は不揮発性メモリ、ストレージ等に、検出されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを記憶することができる。図示の例のＵＲＬレポータ４１０はまた、記録されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを、例えば、ＡＭＥサーバ１３０に報告する。例えば、ＵＲＬレポータ４１０は、ストレージのしきい値が満たされた等、又は、こうした技術の任意の組み合わせによって、リアルタイムに、報告間隔で、記憶されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを報告することができる。いくつかの例において、ＵＲＬレポータ４１０はまた、例えば、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、又は、一群のＵＲＬが、計測器１２５によって収集される時間のウインドウを示すために、ＡＭＥサーバ１３０に報告された情報中に、それぞれの個々のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、又は、それぞれの一群のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに関連した時間又は時間範囲を含む。

[0054]図３の使用３００の例示の環境に含まれるプロキシサーバ３２５の例示の実装形態のブロック図を、図５に示してある。便宜上、及び一般性を失わないようにするために、図５のプロキシサーバ３２５は、図３の使用３００の例示の環境において、例示のモバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォーム（複数可）によって送信されるメッセージ中に含まれる、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを収集し、報告するために使用される文脈で記述されている。図５の例示のプロキシサーバ３２５は、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームによって作成され、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む例示のメッセージ２０５など、メッセージを検出するための例示のメッセージ検出器５０５を含む。いくつかの例において、メッセージ検出器５０５は、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームによって作成され、そこから受けとられるメッセージを、最初にフィルター処理することによってメッセージ２０５を検出し、ＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど、おそらくはアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む候補メッセージを識別する。

[0055]いくつかの例において、次いで、メッセージ検出器５０５は、フィルター処理された候補メッセージを処理して、メッセージに含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出する。例えば、上で述べたように、メッセージ検出器５０５は、ＨＬＳ、ＤＡＳＨ、スムーズストリーミングなど、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルによって使用されるＵＲＬフォーマットを示す、キーワード、テキストストリング等を求めて、モバイルプラットフォーム１０５など、モバイルプラットフォームによって作成され、そこから受け取られたＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど候補メッセージのコンテンツを構文解析又は別のやり方で検索することによって、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するように構成することができる。さらに、又は、代替として、メッセージ検出器５０５は、アダプティブビットレートストリーミングと関連するパターンを示す、連続的な候補メッセージ中のＵＲＬのパターンを検索出ることにより、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを検出するように構成することができる。例えば、上で述べたように、メッセージ検出器５０５は、ＵＲＬが共通のドメイン名を指し示し、同様のパスデータを共有し、及び、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに一致する持続時間によって適時に離間する場合、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームによって作成され、そこから受け取られたＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど、候補メッセージの対応するシーケンスに含まれるＵＲＬのシーケンスが、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに一致することを決定することができる。

[0056]図４の例示のプロキシサーバ３２５はまた、メッセージ検出器５０５によって検出されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを記録する例示のＵＲＬレポータ５１０を含む。例えば、ＵＲＬレポータ５１０は、図１２の例示のプロセッサプラットフォーム１２００に含まれる、例示の揮発性メモリ１２１４、例示の不揮発性メモリ１２１６、及び／又は、例示の大容量記憶装置（複数可）１２２８など、揮発性、及び／又は、不揮発性メモリ、ストレージ等に、検出されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを記憶することができる。図示の例のＵＲＬレポータ５１０はまた、記録されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを、例えば、ＡＭＥサーバ１３０に報告する。例えば、ＵＲＬレポータ５１０は、ストレージのしきい値が満たされる等、又は、それらの任意の組み合わせ時に、記録されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬをリアルタイムに、報告間隔で報告することができる。いくつかの例において、ＵＲＬレポータ５１０はまた、例えば、様々なアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、又は、一群のＵＲＬが、プロキシサーバ３２５によって収集される時間のウインドウを示すために、ＡＭＥサーバ１３０に報告された情報中に、それぞれの個々のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、又は、それぞれの一群のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに関連した時間又は時間範囲を含む。

[0057]図１及び図３の使用１００、及び／又は、使用３００の例示の環境に含まれるＡＭＥサーバ１３０の例示の実装形態のブロック図が、それぞれ図６に示されている。図６の例示のＡＭＥサーバ１３０は、例示の計測器１２５など計測器（複数可）、及び／又は、使用１００、及び／又は、使用３００の例示の環境で動作する、例示のプロキシサーバ３２５などプロキシサーバ（複数可）によって報告される、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを収集するための（例えば、受け取り、記憶する）例示のＵＲＬコレクタ６０５を含む。例えば、ＵＲＬコレクタ６０５は、図１２の例示のプロセッサプラットフォーム１２００に含まれる、例示の揮発性メモリ１２１４、例示の不揮発性メモリ１２１６、及び／又は、例示の大容量記憶装置（複数可）１２２８など、揮発性、及び／又は、不揮発性メモリ、ストレージ等に、ＵＲＬに関して報告された任意の時間及び／又は、時間範囲と共に、報告されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを記憶することができる。

[0058]図６の例示のＡＭＥサーバ１３０はまた、ＵＲＬコレクタ６０５によって収集されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する、ネットワークログ情報、加入者人口学的データなどの情報を、１つ又は複数のサービスプロバイダから要求するための例示のプロバイダデータリクエスタ６１０を含む。いくつかの例において、プロバイダデータリクエスタ６１０は、例示の要求２２５などのリクエストを、プロバイダ情報が要求されるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む例示のＯＳＳ１３５などサービスプロバイダのＯＳＳに送信する。アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬは、モバイルプラットフォーム１０５など１つのモバイルプラットフォーム用、又は、ＡＭＥサーバ１３０によって監視されているいくつかのモバイルプラットフォーム用に収集された、１つ又は複数のＵＲＬ（例えば、ＵＲＬのシーケンスなど）に対応することができる。いくつかの例において、プロバイダデータリクエスタ６１０によって送られる要求２２５はまた、プロバイダ情報が要求されるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに関連した時間情報、及び／又は、時間範囲情報を含む。要求２２５に応答して、プロバイダデータリクエスタ６１０は、取得されたネットワークログ情報（例えば、タイムスタンプ、位置情報等）、及び／又は、要求２２５に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する、加入者人口学的データなどプロバイダ情報を含む、例示の応答２３０などの応答を受け取る。いくつかの例において、プロバイダデータリクエスタ６１０によって受け取られた応答２３０に含まれるプロバイダ情報は、サービスプロバイダの顧客のプライバシーを保護するために、個人識別情報を除く。

[0059]図６の例示のＡＭＥサーバ１３０は、ＵＲＬコレクタ６０５によって収集されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬと関連した特定のメディアを識別するために、例示のメディア識別子６１５をさらに含む。いくつかの例において、上で述べたように、メディア識別子６１５は、ＵＲＬのリソース識別子情報（例えば、ドメイン名及びパス情報）を様々なソースメディアにリンクさせることができる、データベース、及び／又は、他のストレージ機構を保守する。例えば、メディア識別子６１５は、様々なソースメディアに対するリソース識別子情報を決定することができる。このソースメディアは、Ｎｅｔｆｌｉｘ、Ｈｕｌｕ、Ａｍａｚｏｎなどストリーミングメディアサーバ１２０（及び／又は、他のストリーミングメディアサーバ）のオペレータ（複数可）によって報告され、更新される情報を介して、ストリーミングメディアサーバ１２０（及び／又は、他のストリーミングメディアサーバ）からアクセス可能である。さらに、又は、代替として、ＡＭＥサーバ１３０は、特定のリソース識別子によってアドレスされたソースメディアにアクセスし、及び、１つ又は複数の透かしベースの技術、署名ベースの技術など任意の適切なメディア識別技術（複数可）を使用してメディアを識別することによって、ＵＲＬコレクタ６０５によって収集されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬにリンクされた特定のソースメディアを決定することができる。

[0060]図６の例示のＡＭＥサーバ１３０は、プロバイダデータリクエスタ６１０によって入手されたプロバイダデータを、メディア識別子６１５によって入手されたメディア識別データと結合して、例えば、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームのメディアの印象を特徴付ける評価データを決定する、例示の評価モニター６２０を含む。いくつかの例において、評価モニター６２０は、ＵＲＬコレクタ６０５によって収集された１つ、又は、一群のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ用のメディア識別子６１５によって決定されたメディア識別情報を、同一の、又は、一群のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ用のプロバイダデータリクエスタ６１０によって入手されたプロバイダ情報（例えば、タイムスタンプ、位置データ、加入者人口学的データ等）と結合して、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームに関連したメディアの印象を監視する。いくつかの例において、評価モニター６２０は、各収集されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ用の評価データを決定し、したがって、評価データは、各ＵＲＬと関連したメディアセグメント持続時間（例えば、１０秒又は他の何らかの持続時間など）に対応した一時的な解決策を有する。

[0061]例えば、モバイルプラットフォーム１０５用の、ＵＲＬコレクタ６０５によって収集された１つ又は一群のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対して、評価モニター６２０は、メディア識別子６１５によって入手されたメディア識別情報を使用して、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）と関連したメディアを識別することができる。こうした例において、評価モニター６２０は、プロバイダデータリクエスタ６１０によって入手されたプロバイダ情報に含まれるタイムスタンプを使用して、識別されたメディアの特定のセグメントがモバイルプラットフォーム１０５に供給され、及び／又は、モバイルプラットフォーム１０５によって提供されるときに対応する時間（又は時間範囲）を決定することができる。さらに、又は、代替として、評価モニター６２０は、プロバイダデータリクエスタ６１０によって入手されたプロバイダ情報に含まれる位置データを使用して、識別されたメディアの特定のセグメントがモバイルプラットフォーム１０５に供給され、及び／又は、モバイルプラットフォーム１０５によって提供されるときにモバイルプラットフォーム１０５の位置を決定することができる。さらに、又は、代替として、評価モニター６２０は、プロバイダデータリクエスタ６１０によって入手されたプロバイダ情報に含まれる加入者人口学的データを使用して、モバイルプラットフォーム１０５によって提供された識別されたメディアにさらされたユーザの人口統計を決定することができる。いくつかの例において、評価モニター６２０は、モバイルプラットフォーム１０５など各モバイルプラットフォーム用に決定された評価データを、他のモバイルプラットフォーム、及び／又は、他のメディア提示デバイス（例えば、テレビジョン、デスクトップコンピュータ、ゲームコンソール等）とさらに結合して、１つ又は複数の視聴者測定キャンペーン用の全般的な評価データを決定する。

[0062]図１及び図３の使用１００及び／又は使用３００の例示の環境に含まれる、ＯＳＳ１３５の例示の実装形態のブロック図が、それぞれ図７に示されている。図７の例示のＯＳＳ１３５は、例示のネットワークサーバ１４０、及び、図１〜図３の説明に関連して上で述べた例示の加入者データベースサーバ１４５を含む。図７の例示のＯＳＳ１３５はまた、要求で指定されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応したプロバイダ情報（例えば、ネットワークログ情報、加入者人口学的データ等）用の、例示の要求２２５など要求を、例示のＡＭＥサーバ１３０などＡＭＥサーバから受け取るために例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５を含む。上で述べたように、要求で指定されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬは、１つ又はいくつかの異なるモバイルプラットフォームと関連付けることができる。ＡＭＥ要求インタフェース７０５はまた、要求されたプロバイダ情報を含む、例示の応答２３０など応答を、要求しているＡＭＥサーバに戻す。ＡＭＥ要求インタフェース７０５は、図１２の例示のインタフェース回路１２２０など、適切なタイプ（複数可）、及び／又は、数（複数可）のネットワーク、及び／又は、データインタフェース（複数可）によって実装することができる。

[0063]図７の例示のＯＳＳ１３５は、ネットワークサーバ１４０、及び、加入者データベースサーバ１４５などプロバイダサーバに問い合わせるための例示のサーバクエリ７１０をさらに備え、ＡＭＥ要求インタフェース７０５を介して受け取られた要求に含まれる、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応するプロバイダ情報を取得する。いくつかの例において、サーバクエリ７１０は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬのコンテンツを使用してネットワークログサーバ１４０に問い合わせを行い、ネットワークログサーバ１４０に記憶され、且つ、提供されたＵＲＬコンテンツに関連したネットワークログ情報を取得する。例えば、サーバクエリ７１０からのクエリにあるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを受け取ったことに応答して、ネットワークログサーバ１４０は、一致したアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む、記憶されたネットワークログエントリを見つけることができる。次いで、ネットワークログサーバ１４０は、クエリに応答して、一致したログエントリに対するタイムスタンプ、一致したログエントリと関連した特定のモバイルプラットフォームを識別するモバイルプラットフォーム識別子、一致したログエントリに含まれるモバイルプラットフォーム位置データなど、他のネットワーク情報を戻す。

[0064]いくつかの例において、サーバクエリ７１０は、さらに、又は、代替として、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬのコンテンツ、及び／又は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ用のネットワークログサーバ１４０から入手されたネットワークログ情報を使用して、加入者データベースサーバ１４５に問い合わせを行い、加入者データベースサーバ１４５に記憶され、ＵＲＬに関連した加入者データを取得する。例えば、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬと関連しているものとして、ネットワークログ情報によって示されたモバイルプラットフォーム識別子を含むサーバクエリ７１０から問い合わせを受け取ったことに応答して、加入者データベースサーバ１４５は、一致したモバイルプラットフォーム識別子を含む、加入者データベースエントリを見つけることができる。次いで、加入者データベースサーバ１４５は、クエリに応答して、加入者の住所、加入者の年齢、加入者の性別、加入者の民族性、加入者の収入、加入者の教育水準、加入者によって利用されたサービス段階など、加入者の他の人口学的データを戻すことができる。

[0065]図７の例示のＯＳＳ１３５は、ＡＭＥ要求インタフェース７０５によって受け取られたクエリに応答して、ＡＭＥサーバ１３０などＡＭＥサーバにプロバイダ情報を戻す前に、ネットワークログ情報、及び／又は、サーバクエリ７１０によって取得された加入者人口学的データなどプロバイダ情報を処理するために、例示のプロバイダデータレポータ７１５を含む。いくつかの例において、プロバイダデータレポータ７１５は、ネットワークログ情報、及び／又は、サーバクエリ７１０によって取得された加入者人口学的データを処理して、加入者の名前、加入者の住所、加入者の顧客／加入者識別番号など任意の個人識別情報を削除して、サービスプロバイダの顧客／加入者のプライバシーを保護する。次いで、プロバイダデータレポータ７１５は、ＡＭＥ要求インタフェース７０５を介して要求したＡＭＥサーバに戻される、応答２３０など１つ又は複数の応答に処理されたプロバイダ情報を含む。

[0066]例示の視聴者測定システム１０２及び３０２の例示の実装方法が図１〜図７に示されているが、図１〜図７に示した要素、プロセス、及び／又は、デバイスのうちの１つ又は複数は、結合され、分割され、再編成され、削除され、消去され、及び／又は、任意の他の方法で実装することができる。さらに、例示のモバイルプラットフォーム１０５、例示のアクセスネットワーク１１０、インターネット１１５、例示のストリーミングメディアサーバ１２０、例示の計測器１２５、例示のＡＭＥサーバ１３０、例示のＯＳＳ１３５、例示のネットワークログサーバ１４０、例示の加入者データベースサーバ１４５、例示のプロキシサーバ３２５、例示のメッセージ検出器４０５、例示のＵＲＬレポータ４１０、例示のメッセージ検出器５０５、例示のＵＲＬレポータ５１０、例示のＵＲＬコレクタ６０５、例示のプロバイダデータリクエスタ６１０、例示のメディア識別子６１５、例示の評価モニター６２０、例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５、例示のサーバクエリ７１０、例示のプロバイダデータレポータ７１５、並びに／又は、より全般的に、例示のシステム１０２、及び／若しくは、例示のシステム３０２は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、並びに／又は、ハードウェア、ソフトウェア、及び／若しくは、ファームウェアの任意のみ合わせによって実装することができる。従って、例えば、任意の例示のモバイルプラットフォーム１０５、例示のアクセスネットワーク１１０、インターネット１１５、例示のストリーミングメディアサーバ１２０、例示の計測器１２５、例示のＡＭＥサーバ１３０、例示のＯＳＳ１３５、例示のネットワークログサーバ１４０、例示の加入者データベースサーバ１４５、例示のプロキシサーバ３２５、例示のメッセージ検出器４０５、例示のＵＲＬレポータ４１０、例示のメッセージ検出器５０５、例示のＵＲＬレポータ５１０、例示のＵＲＬコレクタ６０５、例示のプロバイダデータリクエスタ６１０、例示のメディア識別子６１５、例示の評価モニター６２０、例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５、例示のサーバクエリ７１０、例示のプロバイダデータレポータ７１５、並びに／又は、より全般的に、例示のシステム１０２、及び／若しくは、例示のシステム３０２は、１つ又は複数のアナログ又はデジタル回路（複数可）、論理回路、プログラマブルプロセッサ（複数可）、特定用途向け集積回路（複数可）（ＡＳＩＣ（複数可））、プログラマブル論理デバイス（複数可）（ＰＬＤ（複数可））、及び／又は、フィールドプログラマブル論理デバイス（複数可）（ＦＰＬＤ（複数可））よって実装することができる。ソフトウェア、及び／又は、ファームウェアの実装を完全に包含する、本発明の任意の装置、又は、システムの特許請求の範囲を読むとき、少なくとも１つの、例示のシステム１０２、例示のシステム３０２、例示のモバイルプラットフォーム１０５、例示のアクセスネットワーク１１０、インターネット１１５、例示のストリーミングメディアサーバ１２０、例示の計測器１２５、例示のＡＭＥサーバ１３０、例示のＯＳＳ１３５、例示のネットワークログサーバ１４０、例示の加入者データベースサーバ１４５、例示のプロキシサーバ３２５、例示のメッセージ検出器４０５、例示のＵＲＬレポータ４１０、例示のメッセージ検出器５０５、例示のＵＲＬレポータ５１０、例示のＵＲＬコレクタ６０５、例示のプロバイダデータリクエスタ６１０、例示のメディア識別子６１５、例示の評価モニター６２０、例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５、例示のサーバクエリ７１０、及び／又は、例示のプロバイダデータレポータ７１５は、ソフトウェア、及び／又は、ファームウェアを記憶するためのメモリ、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）、コンパクトディスク（ＣＤ）、ブルーレイディスクなど、有形のコンピュータ可読記憶デバイス、又は、記憶ディスクを含むように本明細書に明確に定義されている。さらに、例示のシステム１０２、及び／又は、３０２は、図１〜図７に示したものに加えて、又はこれらの代わりに、１つ又は複数の要素、プロセス、及び／又は、デバイスを含むことができ、及び／又は、任意の又はすべての示された要素、プロセス、及び、デバイスのうちの２つ以上を含むことができる。

[0067]例示のシステム１０２、例示のシステム３０２、例示のモバイルプラットフォーム１０５、例示のアクセスネットワーク１１０、インターネット１１５、例示のストリーミングメディアサーバ１２０、例示の計測器１２５、例示のＡＭＥサーバ１３０、例示のＯＳＳ１３５、例示のネットワークログサーバ１４０、例示の加入者データベースサーバ１４５、例示のプロキシサーバ３２５、例示のメッセージ検出器４０５、例示のＵＲＬレポータ４１０、例示のメッセージ検出器５０５、例示のＵＲＬレポータ５１０、例示のＵＲＬコレクタ６０５、例示のプロバイダデータリクエスタ６１０、例示のメディア識別子６１５、例示の評価モニター６２０、例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５、例示のサーバクエリ７１０、及び／又は、例示のプロバイダデータレポータ７１５を実装するための例示の機械可読命令を示すフロー図を図８〜図１１に示してある。これらの例において、機械可読命令は、図１２と関連して下で説明する例示のプロセッサプラットフォーム１２００で示されるプロセッサ１２１２など、プロセッサによって実行される１つ又は複数のプログラムを含む。１つ又は複数のプログラム、又は、その一部（複数可）は、ＣＤ−ＲＯＭ、フロッピーディスク、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）、ブルーレイディスク（Ｂｌｕ−ｒａｙ ｄｉｓｋ）（登録商標）、又は、プロセッサ１２１２と関連したメモリなど、有形コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたソフトウェアに組み込むことができるが、プログラム全体、又は、プログラム、及び／又は、その一部は、その代わりに、プロセッサ１２１２以外のデバイスによって実行され、及び／又は、ファームウェア、又は、専用ハードウェア（例えば、ＡＳＩＣ、ＰＤＬ、ＦＰＤＬ、個別論理素子（ｄｉｓｃｒｅｔｅ ｌｏｇｉｃ）等により実装される）に組み込むことができる。また、図８〜図１１のフロー図によって表された１つ又は複数の機械可読命令は、手動で実装することができる。さらに、例示のプログラム（複数可）は、図８〜図１１に図示されたフロー図を参照して記述されているが、例示のシステム１０２、例示のシステム３０２、例示のモバイルプラットフォーム１０５、例示のアクセスネットワーク１１０、インターネット１１５、例示のストリーミングメディアサーバ１２０、例示の計測器１２５、例示のＡＭＥサーバ１３０、例示のＯＳＳ１３５、例示のネットワークログサーバ１４０、例示の加入者データベースサーバ１４５、例示のプロキシサーバ３２５、例示のメッセージ検出器４０５、例示のＵＲＬレポータ４１０、例示のメッセージ検出器５０５、例示のＵＲＬレポータ５１０、例示のＵＲＬコレクタ６０５、例示のプロバイダデータリクエスタ６１０、例示のメディア識別子６１５、例示の評価モニター６２０、例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５、例示のサーバクエリ７１０、及び／又は、例示のプロバイダデータレポータ７１５を実装する多くの他の方法を代わりに使用することができる。例えば、図８〜図１１に図示されたフロー図を参照して、ブロックの実行の順序を変えることができ、及び／又は、記述されたブロックのうちのいくつかを、変更し、削除し、結合し、及び／又は、多くのブロックに再分割することができる。

[0068]上で述べたように、図８〜図１１の例示のプロセスは、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ（ＲＯＭ）、コンパクトディスク（ＣＤ）、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）、キャッシュ、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、及び／又は、情報が任意の期間（例えば、長期間、永久に、短時間、一時的バッファ、及び／又は、情報のキャッシング）記憶される任意の他の記憶デバイス、又は、記憶ディスクなど、有形コンピュータ可読記憶媒体に記憶されたコード化された命令（例えば、コンピュータ可読命令、及び／又は、機械可読命令）を使用して実装することができる。本明細書で使用される場合、有形コンピュータ可読記憶媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶デバイス、及び／又は、記憶ディスクを含み、伝搬信号を除外し、伝送媒体を除外するように明確に定義される。本明細書で使用される場合、「有形コンピュータ可読記憶媒体」及び「有形機械可読記憶媒体」は区別なく使用される。さらに、又は、代替として、図８〜図１１の例示のプロセスは、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、ＲＯＭ、ＣＤ、ＤＶＤ、キャッシュ、ＲＡＭ、及び／又は、情報が任意の期間（例えば、長期間、永久に、短時間、一時的バッファ、及び／又は、情報のキャッシング）記憶される任意の他の記憶デバイス、又は、記憶ディスクなど、非一時的な、コンピュータ可読媒体、及び／又は、機械可読媒体に記憶されたコード化された命令（例えば、コンピュータ可読命令、及び／又は、機械可読命令）を使用して実装することができる。本明細書で使用される場合、非一時的なコンピュータ可読媒体という用語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶デバイス、及び／又は、記憶ディスクを含み、伝搬信号を除外し、伝送媒体を除外するように明確に定義される。本明細書で使用される場合、「少なくとも」という語句が請求項の前文中の移行語として使用されるとき、「ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ」という用語がオープンエンドであるのと同様に、その用語はオープンエンドである。また、本明細書で使用される場合、「コンピュータ可読」及び「機械可読」という用語は、別段の指示がない限り同等であると考えられる。

[0069]図１、図２Ａ〜図２Ｃ、及び／又は、図４の例示の計測器１２５を実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を含む例示のプログラム８００を、図８に示すフロー図に表してある。便宜上、及び一般性を失わないようにするために、例示のプログラム８００の実行は、図１及び図２Ａ〜図２Ｃの使用１００の例示の環境において、例示のモバイルプラットフォーム１０５を監視する、図４の例示の計測器１２５との関連で説明する。先行する諸図面及び関連する記述を参照すると、図８の例示のプログラム８００は、ブロック８０５において実行を開始する。ブロック８０５において、計測器１２５の例示のメッセージ検出器４０５は、上で述べたように、モバイルプラットフォーム１０５によって作成され、そこから送られるＨＴＴＰメッセージなどメッセージを監視する。ブロック８１０において、上で述べたように、メッセージ検出器４０５は、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含むＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど、アダプティブビットレートストリーミングと関連した１つ又は複数のメッセージを検出する。ブロック８１５において、計測器１２５に含まれる例示のＵＲＬレポータ４１０は、上で述べたように、ブロック８１０で検出されたメッセージ（複数可）に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）を記録する。ブロック８２０において、ＵＲＬレポータ４１０は、ブロック８１５で記録されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）を、ＡＭＥサーバ１３０などＡＭＥサーバに報告する。モバイルプラットフォーム１０５の監視を継続する場合（ブロック８２５）、ブロック８０５〜８２０の処理を繰り返す。継続しない場合は、例示のプログラム８００の実行は終了する。

[0070]図３、及び／又は、図５の例示のプロキシサーバ３２５を実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を含む例示のプログラム９００を、図９に示すフロー図に表してある。便宜上、及び一般性を失わないようにするために、例示のプログラム９００の実行は、図３の使用３００の例示の環境において動作する、図５の例示のプロキシサーバ３２５との関連で説明する。先行する諸図面及び関連する記述を参照すると、図９の例示のプログラム９００は、ブロック９０５において実行を開始する。ブロック９０５において、プロキシサーバ３２５の例示のメッセージ検出器５０５は、上で述べたように、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォームから受け取られた、ＨＴＴＰメッセージなどメッセージを監視する。ブロック９１０において、メッセージ検出器５０５は、上で述べたように、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含むＨＴＴＰ ＧＥＴメッセージなど、アダプティブビットレートストリーミングと関連した１つ又は複数のメッセージを検出する。ブロック９１５において、プロキシサーバ３２５に含まれる例示のＵＲＬレポータ５１０は、上で述べたように、ブロック９１０で検出されたメッセージ（複数可）に含まれるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）を記録する。ブロック９２０において、ＵＲＬレポータ５１０は、ブロック９１５で記録されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）を、ＡＭＥサーバ１３０などＡＭＥサーバに報告する。メッセージの監視を継続する場合（ブロック９２５）、ブロック９０５〜９２０の処理を繰り返す。継続しない場合は、例示のプログラム９００の実行は終了する。

[0071]図１〜図３、及び／又は、図６の例示のＡＭＥサーバ１３０を実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を含む例示のプログラム１０００を、図１０に示すフロー図に表してある。便宜上、及び一般性を失わないようにするために、例示のプログラム１０００の実行は、図１〜図３の使用１００、及び／又は、使用３００の例示の環境において動作する、図６の例示のＡＭＥサーバ１３０との関連で説明する。先行する諸図面及び関連する記述を参照すると、図１０の例示のプログラム１０００は、ブロック１００５において実行を開始する。ブロック１００５において、ＡＭＥサーバ１３０の例示のＵＲＬコレクタ６０５は、上で述べたように、使用１００、及び／又は、使用３００の例示の環境において動作する、例示の計測器１２５など計測器（複数可）、及び／又は、例示のプロキシサーバ３２５などプロキシサーバ（複数可）によって報告された、監視されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを収集する。ブロック１０１０において、ＵＲＬコレクタ６０５は、１つ又は複数の収集されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬにアクセスし、このＵＲＬ（複数可）を、ＡＭＥサーバ１３０の例示のプロバイダデータリクエスタ６１０に提供する。このＡＭＥサーバ１３０は、上で説明したように、例示のＯＳＳ１３５などサービスプロバイダのＯＳＳに送られたプロバイダ情報を求める１つ又は複数の要求に、アダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）、又は、そのコンテンツを含む。ブロック１０１５において、プロバイダデータリクエスタ６１０は、ブロック１０１０において送信された要求（複数可）の対象であるアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）に対応する、ネットワークログ情報、加入者人口学的データなどプロバイダデータを含む例示のＯＳＳ１３５など、サービスプロバイダのＯＳＳから１つ又は複数の応答を受け取る。ブロック１０２０において、ＡＭＥサーバ１３０の例示の評価モニター６２０は、上に述べたように、ブロック１０１５において受け取られたプロバイダデータを使用して、使用１００、及び／又は、使用３００の環境において、モバイルプラットフォーム１０５などモバイルプラットフォーム（複数可）に関するメディアの提示（例えば、メディアの印象）を監視する評価データを決定する。例えば、上でさらに詳細に述べたように、評価モニター６２０は、ブロック１０１５において受け取られたプロバイダデータを、ＡＭＥサーバ１３０に含まれた例示のメディア識別子６１５によって決定されたメディア識別データと結合して、ブロック１０２０において評価データを決定する。監視を継続する場合（ブロック１０２５）、ブロック１００５〜１０２０の処理を繰り返す。継続しない場合は、例示のプログラム１０００の実行は終了する。

[0072]図１〜図３、及び／又は、図７の例示のＯＳＳ１３５を実装するために実行することができる、例示の機械可読命令を含む例示のプログラム１１００を、図１１に示すフロー図に表してある。便宜上、及び一般性を失わないようにするために、例示のプログラム１１００の実行は、図１〜図３の使用１００、及び／又は、使用３００の例示の環境において動作する、図７の例示のＯＳＳ１３５との関連で説明する。先行する諸図面及び関連する記述を参照すると、図１１の例示のプログラム１１００は、ブロック１１０５において実行を開始する。ブロック１１０５において、ＯＳＳ１３５の例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５は、上で述べたように、要求内で指定されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）に対応するサービスプロバイダデータを求める１つ又は複数の要求を、ＡＭＥサーバ１３０などＡＭＥサーバから受け取る。ブロック１１１０において、ＯＳＳ１３５の例示のサーバクエリ７１０は、上で述べたように、ブロック１１０５で受け取られた要求（複数可）で指定されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）に対応するネットワーク情報を、ＯＳＳ１３５の例示のネットワークログサーバ１４０に問い合わせる。ブロック１１１５において、サーバクエリ７１０は、上で述べたように、ブロック１１０５で受け取られた要求（複数可）で指定されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）に対応する加入者人口学的データを、ＯＳＳ１３５の例示の加入者データベースサーバ１４５に問い合わせる。上で述べたように、ブロック１１０５で受け取られた要求（複数可）は、ネットワークログサーバ１４０、及び／又は、加入者データベースサーバ１４５のクエリを集中させるために使用することができる、指定されたアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ（複数可）に関連した時間（複数可）及び／又は、時間範囲（複数可）を含むことができる。ブロック１１２０において、例示のプロバイダデータレポータ７１５は、ブロック１１１０において取得されたネットワークログ情報、及び／又は、ブロック１１１５において取得された加入者人口学的データを処理して、個人情報を除去し、その結果、サービスプロバイダの顧客／加入者のプライバシーを保護する。ブロック１１２５において、プロバイダデータレポータ７１５は、ブロック１１２０において決定された得られたサービスプロバイダ情報を、ＡＭＥ要求インタフェース７０５を介して送信された１つ又は複数の応答として要求ＡＭＥサーバに戻す。次いで、例示のプログラム１１００の実行が終了する。

[0073]図１２は、図１〜図７のシステム１０２、例示のシステム３０２、例示のモバイルプラットフォーム１０５、例示のアクセスネットワーク１１０、インターネット１１５、例示のストリーミングメディアサーバ１２０、例示の計測器１２５、例示のＡＭＥサーバ１３０、例示のＯＳＳ１３５、例示のネットワークログサーバ１４０、例示の加入者データベースサーバ１４５、例示のプロキシサーバ３２５、例示のメッセージ検出器４０５、例示のＵＲＬレポータ４１０、例示のメッセージ検出器５０５、例示のＵＲＬレポータ５１０、例示のＵＲＬコレクタ６０５、例示のプロバイダデータリクエスタ６１０、例示のメディア識別子６１５、例示の評価モニター６２０、例示のＡＭＥ要求インタフェース７０５、例示のサーバクエリ７１０、及び／又は、例示のプロバイダデータレポータ７１５を実装するために、図８〜図１１の命令を実行することができる例示のプロセッサプラットフォーム１２００のブロック図である。プロセッサプラットフォーム１２００は、例えば、サーバ、パーソナルコンピュータ、モバイルデバイス（例えば、携帯電話、スマートフォン、ｉＰａｄ（登録商標）などタブレット）、携帯情報端末（ＰＤＡ）、インターネット家電、ＤＶＤプレーヤー、ＣＤプレーヤー、デジタルビデオレコーダー、ブルーレイプレーヤー、ゲームコンソール、パーソナルビデオレコーダー、セットトップボックス、デジタルカメラ、又は、任意の他のタイプのコンピューティングデバイスとすることができる。

[0074]図示の例のプロセッサプラットフォーム１２００は、プロセッサ１２１２を含む。図示の例のプロセッサ１２１２はハードウェアである。例えば、プロセッサ１２１２は、任意の所望のファミリ又は製造業者の１つ又は複数の集積回路、論理回路、マイクロプロセッサ、又は、コントローラーによって実装することができる。

[0075]図示の例のプロセッサ１２１２は、ローカルメモリ１２１３（例えば、キャッシュ）を含む。図示の例のプロセッサ１２１２は、揮発性メモリ１２１４及び不揮発性メモリ１２１６を含むメインメモリと、リンク１２１８を介して通信を行う。リンク１２１８は、バス、１つ又は複数のポイント間接続等、又は、その組み合わせによって実装することができる。揮発性メモリ１２１４は、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＳＤＲＡＭ）、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ）、ＲＡＭＢＵＳ社製ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＲＤＲＡＭ）、及び／又は、任意の他のタイプのランダムアクセスメモリデバイスによって実装することができる。不揮発性メモリ１２１６は、フラッシュメモリ、及び／又は、任意の他の所望のタイプのメモリデバイスによって実装することができる。メインメモリ１２１４、１２１６へのアクセスは、メモリコントローラーによって制御される。

[0076]図示の例のプロセッサプラットフォーム１２００はまた、インタフェース回路１２２０を含む。インタフェース回路１２２０は、イーサネット（登録商標）インターフェース、ユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）、及び／又は、ＰＣＩ ｅｘｐｒｅｓｓインタフェースなど、任意のタイプのインタフェース規格によって実装することができる。

[0077]図示の例において、１つ又は複数の入力デバイス１２２２は、インタフェース回路１２２０に接続されている。入力デバイス（複数可）１２２２により、ユーザはデータ及びコマンドをプロセッサ１２１２に入力することができる。入力デバイス（複数可）は、例えば、オーディオセンサ、マイクロフォン、カメラ（スチール又はビデオ）、キーボード、ボタン、マウス、タッチスクリーン、トラックパッド、トラックボール、トラックバー（アイソポイント（ｉｓｏｐｏｉｎｔ）など）、音声認識システム、及び／又は、任意の他のヒューマンマシンインタフェースによって実装することができる。また、プロセッサプラットフォーム１２００など多くのシステムにより、ユーザはコンピュータシステムを制御し、これらには限定されないが、手又は体の動き、顔の表情、及び、顔認識など物理的なジェスチャを使用して、コンピュータにデータを提供することができる。

[0078]１つ又は複数の出力デバイス１２２４はまた、図示の例のインタフェース回路１２２０に接続されている。出力デバイス１２２４は、例えば、ディスプレイデバイス（例えば、発光ダイオード（ＬＥＤ）、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）、液晶ディスプレイ、カソードレイチューブディスプレイ（ＣＲＴ）、タッチスクリーン、接触出力デバイス、プリンタ、及び／又は、スピーカ）によって実装することができる。従って、図示の例のインタフェース回路１２２０は通常、グラフィックドライバカード、グラフィックドライバチップ、又は、グラフィックドライバプロセッサを含む。

[0079]図示の例のインタフェース回路１２２０はまた、ネットワーク１２２６（例えば、イーサネット接続、デジタル加入者回線（ＤＳＬ）、電話線、同軸ケーブル、携帯電話システム等）を介して外部のマシン（例えば、任意の種類のコンピューティングデバイス）とデータ交換を容易にする、送信機、受信機、トランシーバ、モデム、及び／又は、ネットワークインタフェースカードなど通信デバイスを含む。

[0080]図示の例のプロセッサプラットフォーム１２００はまた、ソフトウェア、及び／又は、データを記憶するための、１つ又は複数の大容量記憶装置１２２８を含む。こうした大容量記憶装置１２２８の例としては、フロッピーディスクドライブ、ハードドライブディスク、ブルーレイディスクドライブ、レイド（ｒｅｄａｎｄａｎｔ ａｒｒａｙ ｏｆ ｉｎｄｅｐｅｎｄｅｎｔ ｄｉｓｋｓ）システム、及び、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）ドライブがある。

[0081]図８〜図１１の命令に対応したコード化された命令１２３２は、大容量記憶装置１２２８、揮発性メモリ１２１４、不揮発性メモリ１２１６、ローカルメモリ１２１３、及び／又は、ＣＤ又はＤＶＤ１２３６などリムーバブル有形コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。

[0082]本明細書において、製品のある例示の方法、装置、及び、物品を開示してきたが、本特許が適用される範囲はこれに限定されない。それどころか、本特許は、本特許の特許請求の範囲内に正当に当てはまる製品の、すべての方法、装置、及び、物品を包含する。

Claims (24)

1. 視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の第１のサーバからの要求であって、モバイルプラットフォームにより第２のサーバに送信された第１のメッセージに含まれる第１のアダプティブビットレートストリーミングユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ）に対応するネットワークログ情報を求める要求にアクセスして、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従った第１のストリーミングメディアの配信を要求し、
   前記モバイルプラットフォームにネットワークアクセスを提供するサービスプロバイダの第３のサーバから、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する前記ネットワークログ情報を取得する、
   サーバクエリと、
   前記要求に応答して、前記ネットワークログ情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）に返送する、プロバイダデータレポータと、
   を備える、メディアを監視する装置。
2. 前記ネットワークログ情報は、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが前記サービスプロバイダによって記録されたときに対応するタイムスタンプ、及び、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが前記サービスプロバイダによって記録されたときの、前記モバイルプラットフォームの位置を特定する位置情報のうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載の装置。
3. 前記プロバイダデータレポータは、前記ネットワークログ情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の第１のサーバに返す前に、前記ネットワークログ情報から、前記モバイルプラットフォームに関連した加入者に関する個人情報をさらに除く、
   請求項１または２に記載の装置。
4. 前記要求が、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、及び、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬが前記モバイルプラットフォームの計測器によって検出されたときに関する時間範囲を含み、前記計測器は、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の第１のサーバに報告する、
   請求項１に記載の装置。
5. 前記ネットワークログ情報を取得するために、前記サーバクエリがさらに、
   前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、及び、前記時間範囲を使用して、前記第３のサーバに問い合わせを行い、
   前記問い合わせに応答して、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが、前記サービスプロバイダによって記録されたときに対応するタイムスタンプを受け取り、
   前記問い合わせに応答して、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが、前記サービスプロバイダによって記録されたときの前記モバイルプラットフォームの位置を特定する位置情報を受け取る、
   請求項４に記載の装置。
6. 前記サーバクエリが、データベースに問い合わせを行い、前記ネットワークログ情報に加えて、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する人口学的情報を取得し、
   前記プロバイダデータレポータが、前記ネットワークログ情報に加えて、前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記第１のサーバに前記人口学的情報を転送する、
   請求項１または２に記載の装置。
7. 前記プロバイダデータレポータが、前記人口学的情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記第１のサーバに転送する前に、前記人口学的情報から、前記モバイルプラットフォームに関連した加入者に関する個人情報を除く、
   請求項６に記載の装置。
8. 前記アダプティブビットレートストリーミングプロトコルが、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）ライブストリーミング（ＨＬＳ）、ＨＴＴＰを介する動的アダプティブストリーミング（ＤＡＳＨ）、及び、スムーズストリーミングのうちの少なくとも１つに対応する、
   請求項１〜７のいずれか一項に記載の装置。
9. 視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）のサーバからの要求であって、第１のアダプティブビットレートストリーミングユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ）に対応するネットワークログ情報を求める要求に応じて、サービスプロバイダのサーバから、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する前記ネットワークログ情報を取得する手段であって、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬは、モバイルプラットフォームによりストリーミングメディアサーバに送信された第１のメッセージであって、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従った第１のストリーミングメディアの転送を求める第１のメッセージから得られ、前記サービスプロバイダは、モバイルプラットフォームにネットワークアクセスを提供する、手段と、
   前記要求に応じて、前記ネットワークログ情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに転送する手段と、
   を備える、メディアを監視するシステム。
10. 前記ネットワークログ情報は、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが前記サービスプロバイダによって記録されたときに対応するタイムスタンプ、及び、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが前記サービスプロバイダによって記録されたときの、前記モバイルプラットフォームの位置を特定する位置情報のうちの少なくとも１つを含む
    請求項９に記載のシステム。
11. 前記ネットワークログ情報を返送する手段は、前記ネットワークログ情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに返す前に、前記ネットワークログ情報から、前記モバイルプラットフォームに関連した加入者に関する個人情報を除く、
    請求項９または１０に記載のシステム。
12. 前記要求が、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、及び、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬが前記モバイルプラットフォームの計測器によって検出されたときに関する時間範囲を含み、前記計測器は、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の第１のサーバに報告する、
    請求項９に記載のシステム。
13. 前記ネットワークログ情報を取得する手段は、
    前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、及び、前記時間範囲を使用して、前記サービスプロバイダの前記サーバに問い合わせを行い、
    前記問い合わせに応答して、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが、前記サービスプロバイダによって記録されたときに対応するタイムスタンプを受け取り、
    前記問い合わせに応答して、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが、前記サービスプロバイダによって記録されたときの前記モバイルプラットフォームの位置を特定する位置情報を受け取る、
    請求項１２に記載のシステム。
14. 前記ネットワークログ情報を取得する手段が、データベースに問い合わせを行い、前記ネットワークログ情報に加えて、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する人口学的情報を取得し、
    前記ネットワークログ情報を返送する手段が、前記ネットワークログ情報に加えて、前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに前記人口学的情報を転送する、
    請求項９または１０に記載のシステム。
15. 前記ネットワークログ情報を返送する手段が、前記人口学的情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに転送する前に、前記人口学的情報から、前記モバイルプラットフォームに関連した加入者に関する個人情報を除く、
    請求項１４に記載のシステム。
16. 前記アダプティブビットレートストリーミングプロトコルが、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）ライブストリーミング（ＨＬＳ）、ＨＴＴＰを介する動的アダプティブストリーミング（ＤＡＳＨ）、及び、スムーズストリーミングのうちの少なくとも１つに対応する、
    請求項９〜１５のいずれか一項に記載のシステム。
17. 機械可読命令を含む有形の機械可読の記憶媒体であって、前記機械可読命令が実行されるとき、前記機械に、少なくとも、
    視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）のサーバからの要求であって、第１のアダプティブビットレートストリーミングユニフォームリソースロケータ（ＵＲＬ）に対応するネットワークログ情報を求める要求に応じて、サービスプロバイダのサーバから、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する前記ネットワークログ情報を取得することであって、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬは、モバイルプラットフォームによりストリーミングメディアサーバに送信された第１のメッセージであって、アダプティブビットレートストリーミングプロトコルに従った第１のストリーミングメディアの転送を求める第１のメッセージから得られ、前記サービスプロバイダは、モバイルプラットフォームにネットワークアクセスを提供する、取得することと、
    前記要求に応じて、前記ネットワークログ情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに転送することと、
    を行わせる、記憶媒体。
18. 前記ネットワークログ情報は、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが前記サービスプロバイダによって記録されたときに対応するタイムスタンプ、及び、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが前記サービスプロバイダによって記録されたときの、前記モバイルプラットフォームの位置を特定する位置情報のうちの少なくとも１つを含む
    請求項１７に記載の記憶媒体。
19. 前記機械可読命令は、前記機械に、
    前記ネットワークログ情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに返す前に、前記ネットワークログ情報から、前記モバイルプラットフォームに関連した加入者に関する個人情報を除くこと、をさらに行わせる、
    請求項１７または１８に記載の記憶媒体。
20. 前記要求が、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、及び、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬが前記モバイルプラットフォームの計測器によって検出されたときに関する時間範囲を含み、前記計測器は、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の第１のサーバに報告する、
    請求項１７に記載の記憶媒体。
21. 前記機械可読命令は、前記機械に、前記ネットワークログ情報を取得することにおいて、
    前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬ、及び、前記時間範囲を使用して、前記サービスプロバイダの前記サーバに問い合わせを行うこと、
    前記問い合わせに応答して、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが、前記サービスプロバイダによって記録されたときに対応するタイムスタンプを受け取ること、及び、
    前記問い合わせに応答して、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬを含む前記第１のメッセージが、前記サービスプロバイダによって記録されたときの前記モバイルプラットフォームの位置を特定する位置情報を受け取ること、をさらに行わせる、
    請求項２０に記載の記憶媒体。
22. 前記機械可読命令は、実行されたときに、前記機械に、
    データベースに問い合わせを行い、前記ネットワークログ情報に加えて、前記第１のアダプティブビットレートストリーミングＵＲＬに対応する人口学的情報を取得すること、及び、
    前記ネットワークログ情報に加えて、前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに前記人口学的情報を転送すること、をさらに行わせる、
    請求項１７または１８に記載の記憶媒体。
23. 前記機械可読命令は、実行されたときに、前記機械に、
    前記人口学的情報を前記視聴者測定エンティティ（ＡＭＥ）の前記サーバに転送する前に、前記人口学的情報から、前記モバイルプラットフォームに関連した加入者に関する個人情報を除くこと、をさらに行わせる、
    請求項２２に記載の記憶媒体。
24. 前記アダプティブビットレートストリーミングプロトコルが、ハイパーテキスト転送プロトコル（ＨＴＴＰ）ライブストリーミング（ＨＬＳ）、ＨＴＴＰを介する動的アダプティブストリーミング（ＤＡＳＨ）、及び、スムーズストリーミングのうちの少なくとも１つに対応する、
    請求項１７〜２３のいずれか一項に記載の記憶媒体。