JP2018156206A - 投票装置、投票方法および投票プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のレースで目標金額に近づくような投票を簡易に行うこと。【解決手段】受付部41は、目標金額および公営競技に関する投票方法の指定を受け付ける。算出部42は、受け付けた投票方法に従い、投票に使用可能な金額から、目標金額が得られるよう、購入対象レース毎の購入金額およびレース別目標金額を算出する。選択部43は、購入対象レース毎に、算出されたレース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択する。投票部44は、購入対象レース毎に、選択された買い目に対して購入対象レース毎の購入金額で投票を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、公営競技のトータリゼータシステムにおける投票装置、投票方法および投票プログラムに関する。
競馬、競輪、競艇およびオートレースの公営競技では、ファンがレースのオッズや、出走表を確認して投票金額を決定し、投票する。この際、ファンは、目標金額を設定し、目標金額に届くように投票を行う場合がある。例えば、ファンは、元金の10倍を目標金額に設定し、1レース目では2倍にし、2レース目では3倍、・・・12レース目では10倍になるように自ら検討して投票を行う。
特開2010−250563号公報 特開2016−51202号公報 特開平11−73465号公報
ファンは、目標金額に近づけるため、レース毎に、オッズも考慮して出走表で予想を行い、賭ける点数も自ら考えて投票を行う。このように複数のレースで目標金額に近づくように投票を行う作業は、熟練のファンにとっても大変手間がかかり、初心者には困難であった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のレースで目標金額に近づくような投票を簡易に行うことを目的とする。
開示の態様では、投票装置は、受付部と、算出部と、選択部と、投票部とを有する。受付部は、目標金額および公営競技に関する投票方法の指定を受け付ける。算出部は、受付部により受け付けた投票方法に従い、投票に使用可能な金額から、目標金額が得られるよう、購入対象レース毎の購入金額およびレース別目標金額を算出する。選択部は、購入対象レース毎に、算出部により算出されたレース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択する。投票部は、購入対象レース毎に、選択部により選択された買い目に対して購入対象レース毎の購入金額で投票を行う。
開示の態様によれば、複数のレースで目標金額に近づくような投票を簡易に行うことができる。
図1は、実施例1のトータリゼータシステムの構成例を示す図である。 図2は、実施例1の投票装置の構成例を示す図である。 図3は、実施例1の目標金額を指定する操作画面の一例を示す図である。 図4は、実施例1の賭け式を指定する操作画面の一例を示す図である。 図5は、実施例1の賭け方を指定する操作画面の一例を示す図である。 図6は、実施例1の当て方を指定する操作画面の一例を示す図である。 図7は、実施例1の購入金額の決め方を指定する操作画面の一例を示す図である。 図8は、実施例1の購入レースを指定する操作画面の一例を示す図である。 図9は、実施例1の目標達成を通知する通知画面の一例を示す図である。 図10は、実施例1の残高が購入可能金額未満になった旨を通知する通知画面の一例を示す図である。 図11は、実施例1の目標未達を通知する通知画面の一例を示す図である。 図12は、実施例1の投票の実施状況を通知する通知画面の一例を示す図である。 図13は、実施例1の購入金額の決め方の変更画面の一例を示す図である。 図14は、実施例1の投票処理の一例を示すフローチャートである。 図15は、実施例1の選択処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、実施例2の投票装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する投票装置、投票方法および投票プログラムの実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示する投票装置、投票方法および投票プログラムが限定されるものではない。更に実施例では1日(1〜12R)の実施方法を記載しているが、処理を繰り返す事で、一定期間(週、月、年)での実施も可能である。また、以下では、公営競技の一例として、競馬を挙げて説明する。しかし、開示の技術は、競輪、競艇およびオートレース等、競馬以外の公営競技にも適用可能である。また、実施例において同一の構成、および、同一の処理を行うステップには同一の符号を付す。
[実施例1]
<トータリゼータシステムの構成>
図1は、実施例1のトータリゼータシステムの構成例を示す図である。図1に示すトータリゼータシステム1は、公営競技におけるものである。
図1において、トータリゼータシステム1は、投票装置10と、端末装置11と、中央集計装置12、13とを有する。
中央集計装置12、13は、公営競技の運営を管理する装置であり、例えば、サーバコンピュータである。中央集計装置12は、公営競技の投票券の発売や投票券の払戻など投票に関する各種の処理を管理する。中央集計装置13は、オッズなど、開催されるレースに関する各種の情報を提供する。中央集計装置12、13は、公営競技の主催者によってトータリゼータシステムの運用センタ内に設置される。中央集計装置12、13は、それぞれ1台のコンピュータにより実装してもよい。また、中央集計装置12、13は、それぞれ複数台のコンピュータによるコンピュータシステムとして実装してもよい。また、中央集計装置12、13は、複数のデータセンタに分散して配置されていてもよい。なお、本実施例では、説明を簡易化するため、中央集計装置12、13をそれぞれ1台のコンピュータとした場合を例として説明する。
端末装置11は、公営競技の投票を行うユーザが使用する装置であり、例えば、クライアントコンピュータである。例えば、端末装置11は、公営競技の本場または公営競技の場外発売所のI−Seatなどの有料席に設けられた端末装置である。なお、図1の例では、端末装置11を2つ図示したが、端末装置11は任意の数とすることができる。
投票装置10は、端末装置11から公営競技の投票に関する各種の条件の指定を受付け、指定された条件に従い、中央集計装置12に対して投票を依頼する装置であり、例えば、サーバコンピュータである。
端末装置11および投票装置10は、公営競技の本場または公営競技の場外発売所に設置され、本場内または場外発売所内のLAN(Local Area Network)などのネットワークN1を介して接続される。投票装置10と中央集計装置12、13とはWAN(Wide Area Network)などのネットワークN2を介して接続される。
端末装置11を利用するユーザには、例えば、在席投票カードなどのIC(Integrated Circuit)カードが貸与される。ICカードには、それぞれを識別する識別情報が記憶されている。ユーザは、ICカードを用いて、不図示の入出金機から現金を入金する。入出金機は、ICカードから識別情報を読み取り、識別情報および入金された金額を含んだ入金情報を投票装置10に送信する。
投票装置10は、ICカードに記憶された識別情報を、各ユーザの識別情報として用いて、各ユーザの情報を管理する。例えば、投票装置10は、ICカードの識別情報に対応付けて、ユーザの口座を管理する。投票装置10は、入出金機から入金情報を受信すると、入金情報に含まれる識別情報に対応付けて記憶された口座の残高に、入金された金額を加算する。
ユーザは、入金後、貸与されたICカードを端末装置11にセットする。端末装置11は、ICカードがセットされると、セットされたICカードから識別情報を読み取りって所定の認証処理を行う。端末装置11は、正当との認証結果が得られると、ICカードから読み取った識別情報を投票装置10へ送信する。なお、端末装置11がICカードから読み取った識別情報を投票装置10へ送信し、投票装置10が認証処理を行ってもよい。
端末装置11は、正当との認証結果が得られると、操作画面が表示され、使用可能となる。端末装置11は、操作画面から、複数のレースについて目標金額を設定した自動投票の申し込みが可能とされている。操作画面は、端末装置11に事前にインストールされたアプリケーションプログラムが表示してもよく、端末装置11が投票装置10へアクセスして投票装置10から取得した操作画面の情報に基づいて表示したものでもよい。
投票装置10は、端末装置11から受信したICカードの識別情報により、端末装置11を操作するユーザと、ユーザの口座とを対応付ける。投票装置10は、端末装置11から自動投票の申し込みを受け付けると、端末装置11に対応付けられたユーザの口座の残高を用いて、複数のレースについて目標金額を設定した自動投票を行う。
<投票装置の構成>
図2は、実施例1の投票装置の構成例を示す図である。図2において、投票装置10は、センタ通信部20と、端末通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。なお、投票装置10は、図2に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや表示バイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
センタ通信部20および端末通信部21は、他の装置との間で通信制御を行うインタフェースである。センタ通信部20は、ネットワークN2を介して中央集計装置12、13と各種情報を送受信する。端末通信部21は、ネットワークN1を介して端末装置11と各種情報を送受信する。センタ通信部20および端末通信部21としては、ネットワークカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。なお、センタ通信部20および端末通信部21は、1つの通信部により実現してもよい。
記憶部22は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部22は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。また、記憶部22は、データの記憶および提供を行う外部サーバであってもよい。
記憶部22は、制御部23で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部22は、後述する投票処理および選択処理を実行するプログラムを含む各種のプログラムを記憶する。さらに、記憶部22は、制御部23で実行されるプログラムで用いられる各種データを記憶する。例えば、記憶部22は、口座情報30と、投票設定情報31と、購入履歴情報32と、残高履歴情報33と、オッズ情報34とを記憶する。
口座情報30は、ユーザ毎の口座に関する情報を記憶したデータである。例えば、口座情報30は、ICカードの識別情報に対応付けて、ユーザの残高を記憶する。
投票設定情報31は、ユーザ毎に、投票に関する設定条件を記憶したデータである。例えば、投票設定情報31は、ICカードの識別情報に対応付けて、ユーザから受け付けた自動投票に関する設定条件を記憶する。例えば、投票設定情報31は、自動投票に関する設定条件として、ユーザが指定した購入金額、投票方式を記憶する。
購入履歴情報32は、ユーザ毎に、購入した投票券の履歴の情報を記憶したデータである。例えば、購入履歴情報32は、ICカードの識別情報に対応付けて、購入した投票券に関する情報を記憶する。
残高履歴情報33は、ユーザ毎に、各レース時における残高を履歴として記憶したデータである。例えば、購入履歴情報32は、ICカードの識別情報に対応付けて、各レース時における残高を記憶する。
オッズ情報34は、レースのオッズに関する情報を記憶したデータである。
制御部23は、投票装置10を制御するデバイスである。制御部23としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部23は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部23は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部23は、口座管理部40と、受付部41と、算出部42と、選択部43と、投票部44と、通知部45とを有する。
口座管理部40は、口座情報30を用いて、ユーザ毎に、ユーザの口座を管理する。例えば、口座管理部40は、入出金が行われた場合、入出金が行われたユーザの口座の残高を入金後の残高に更新する。例えば、口座管理部40は、入出金機からの入金や出金が行われた場合、口座の残高を入金後の残高に更新する。また、口座管理部40は、最初の購入対象レースへの自動投票の前に、口座情報30の残高を当初の残高として、残高履歴情報33に記録する。また、口座管理部40は、各購入対象レースの払い戻し後に、口座情報30の残高を各レース時における残高として、残高履歴情報33に記録する。
受付部41は、端末装置11に表示された操作画面から各種の操作を受け付ける。例えば、受付部41は、端末装置11に表示された操作画面から、自動投票の申し込みを受け付ける。受付部41は、自動投票の申し込みを受け付ける際に、操作画面から各種の条件の指定を受け付ける。例えば、受付部41は、自動投票の申し込みを受け付ける際に、操作画面から目標金額の指定を受け付ける。
図3は、実施例1の目標金額を指定する操作画面の一例を示す図である。図3の例は、1日に12レースが開催される際に目標金額の設定する場合を示している。操作画面100には、レースとして、1日に開催される最終のレースを表示する最終レースの表示領域101と、目標金額を指定する入力領域102とが設けられている。図3の例では、最終の12レースまでに300000円の目標金額が指定された場合を示している。なお、操作画面100は、自動投票を行う最終のレースと、目標金額とを指定可能としてもよい。
また、受付部41は、自動投票の申し込みを受け付ける際に、操作画面から投票方法の指定を受け付ける。例えば、受付部41は、操作画面から投票方法として、例えば、賭け式、賭け方、当て方、購入金額の決め方、購入レースの指定を受け付ける。
図4は、実施例1の賭け式を指定する操作画面の一例を示す図である。操作画面110には、指定可能な賭け式の種類を縦に並べて表示した表示領域111と、賭け式の種類を指定する指定ボタン112が設けられている。図4の例では、表示領域111には、賭け式の種類として、「指定なし」、「単勝」、「複勝」、「馬連」、「馬単」、「ワイド」、「3連複」、「3連単」が表示されている。「指定なし」は、賭け式の種類の指定が無く、全ての種類からランダムに選択した賭け式に投票を行う方式である。図4の例では、「指定なし」が指定された場合を示している。
図5は、実施例1の賭け方を指定する操作画面の一例を示す図である。操作画面120には、指定可能な賭け方の種類を縦に並べて表示した表示領域121と、賭け方の種類を指定する指定ボタン122が設けられている。図5の例では、表示領域121には、賭け方の種類として、「ギャンブラー」、「ふつう」、「こつこつ」が表示されている。「ギャンブラー」は、各レースでそれぞれ目標金額の達成を目指す投票を行う方式である。「ふつう」は、レース毎に、目標金額以下の範囲でレース別目標金額を変化させて投票を行う方式である。「こつこつ」は、複数のレースで目標金額の達成を目指す投票を行う方式である。図5の例では、「こつこつ」が指定された場合を示している。
図6は、実施例1の当て方を指定する操作画面の一例を示す図である。操作画面130には、指定可能な当て方の種類を縦に並べて表示した表示領域131と、当て方の種類を指定する指定ボタン132が設けられている。図6の例では、表示領域131には、当て方の種類として、「指定なし」、「転がし型」、「配分型」が表示されている。「指定なし」は、「転がし型」と「配分型」からランダムに当て方を選択して投票を行う方式である。「転がし型」は、レース毎に、投票に使用可能な金額を全て購入金額として投票を行う方式である。「配分型」は、投票に使用可能な金額をレース毎に配分し、レース毎に、配分された金額を購入金額として投票を行う方式である。図6の例では、「転がし型」が指定された場合を示している。
図7は、実施例1の購入金額の決め方を指定する操作画面の一例を示す図である。操作画面140には、指定可能な購入金額の決め方の種類を縦に並べて表示した表示領域141と、購入金額の決め方を指定する指定ボタン142が設けられている。図7の例では、表示領域141には、購入金額の決め方の種類として、「全額」、「利益のみ」、「入力」が表示されている。また、操作画面140には、「入力」に対応して入力領域143が設けられている。「全額」は、残高を全て投票に使用可能な金額として、投票を行う方式である。「利益のみ」は、利益となる金額を、投票に使用可能な金額として、投票を行う方式である。「入力」は、ユーザが指定した金額を投票に使用可能な金額として、投票を行う方式である。入力領域143には、ユーザが投票に使用可能な金額を入力する。図7の例では、「利益のみ」が指定された場合を示している。
図8は、実施例1の購入レースを指定する操作画面の一例を示す図である。操作画面150には、投票が可能なレースを縦に並べて表示した表示領域151と、投票を行うレースを指定する指定ボタン152が設けられている。図8の例では、表示領域151には、「指定なし」と、「1R」〜「12R」が表示されている。「指定なし」は、レースの指定が無く、全てのレースからランダムに選択したレースに投票を行う方式である。「1R」〜「12R」は、指定したレースに投票を行う方式である。図8の例では、「1R」〜「12R」が指定された場合を示している。なお、実施期間については、当日のみに限らず、例えば、2月5日〜3月26日等の様に所定の期間で実施してもよい。その際には、期間の設定や購入日の設定等の項目も追加となる。
なお、図3〜図8には、各条件をそれぞれ別の操作画面で受け付けるものとしたが、複数の条件を1つの操作画面で受け付けてもよい。
図2の説明に戻る。受付部41は、ユーザ毎に、操作画面で指定された投票に関する設定条件を投票設定情報31に格納する。例えば、受付部41は、操作画面で指定された目標金額と、操作画面で指定された投票方法を投票設定情報31に記憶させる。
算出部42は、ユーザ毎に、投票設定情報31に記憶された投票方法に従い、口座情報30の残高から、投票に使用可能な金額を算出する。例えば、算出部42は、投票方法の購入金額の決め方において、「全額」が指定された場合、口座情報30の残高を全て投票に使用可能な金額とする。また、算出部42は、投票方法の購入金額の決め方において、「入力」が指定された場合、口座情報30の残高のうち、入力された金額を、投票に使用可能な金額とする。なお、入力された金額が残高よりも大きい場合、算出部42は、残高を全て投票に使用可能な金額とする。また、算出部42は、投票方法の購入金額の決め方において、「利益のみ」が指定された場合、口座情報30の残高から、残高履歴情報33に記憶された当初の残高を引いた利益となる金額を、投票に使用可能な金額とする。なお、最初のレースや、以前のレースで投票が外れた場合、口座情報30の残高が当初の残高以下となり、利益が無い。算出部42は、利益が無い場合、口座情報30の残高を全て投票に使用可能な金額としてもよい。なお、利益が無い場合に、投票に使用可能な金額をどのようにするかは、ユーザが操作画面から設定可能としてもよい。
算出部42は、ユーザ毎に、投票設定情報31に記憶された投票方法に従い、投票に使用可能な金額から、購入対象レース毎の購入金額を算出する。例えば、算出部42は、投票方法の当て方において、「指定なし」が指定されている場合、「転がし型」と「配分型」からランダムに当て方を決定する。そして、算出部42は、投票方法の当て方に従い、次に実施される購入対象レースの購入金額を決定する。算出部42は、投票方法の当て方において、「転がし型」が指定されている場合、または、「指定なし」が指定されて当て方が「転がし型」と決定した場合、使用可能な金額を全て次のレースの購入金額と決定する。また、算出部42は、投票方法の当て方において、「配分型」が指定されている場合、または、「指定なし」が指定されて当て方が「配分型」と決定した場合、使用可能な金額を購入対象レースに配分する。例えば、算出部42は、使用可能な金額を購入対象レースの数で割って、各購入対象レースに対する使用可能な金額を算出する。すなわち、算出部42は、使用可能な金額を各購入対象レースに均等に配分する。投票方法の購入レースにおいて、レースが指定されている場合、購入対象レースは、指定されたレースとする。また、投票方法の購入レースにおいて、「指定なし」が指定されている場合、購入対象レースは、実施されるレースからランダムに選択する。例えば、算出部42は、レース毎に、ランダムに2値を発生させ、2値の一方の値の場合、購入対象レースとし、2値の他方の値の場合、購入対象レースしないものと決定する。
また、算出部42は、ユーザ毎に、投票設定情報31に記憶された投票方法に従い、目標金額が得られるよう、購入対象レース毎のレース別目標金額を算出する。例えば、算出部42は、投票方法の賭け方に従い、次に実施される購入対象レースのレース別目標金額を決定する。例えば、算出部42は、投票方法の賭け方において、「ギャンブラー」が指定されている場合、目標金額をレース別目標金額と決定する。また、算出部42は、投票方法の賭け方において、「ふつう」が指定されている場合、目標金額から投票に使用可能な金額の間でランダムに値を発生させ、発生した値をレース別目標金額と決定する。また、算出部42は、投票方法の賭け方において、「こつこつ」が指定されている場合、目標金額を購入対象レースに配分する。例えば、算出部42は、目標金額を購入対象レースの数で割って、各購入対象レースに対するレース別目標金額を算出する。すなわち、算出部42は、目標金額を各購入対象レースに均等に配分する。
選択部43は、購入対象レース毎に、レース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択する。例えば、選択部43は、購入対象レース毎に、投票券の発売締切時刻よりも前の所定の投票タイミングとなると、中央集計装置13から購入対象レースのオッズの情報を取得し、オッズ情報34に格納する。投票タイミングは、購入対象レースの投票が可能な期間であれば何れでもよい。例えば、投票タイミングは、発売締切時間よりも所定時間(例えば、30分)前とする。投票タイミングは、ユーザが操作画面から設定可能としてもよい。
選択部43は、オッズ情報34から、投票方法で指定された種類の賭け式のオッズを抽出する。なお、賭け式の種類として、「指定なし」が指定されている場合、選択部43は、「単勝」、「複勝」、「馬連」、「馬単」、「ワイド」、「3連複」、「3連単」の中から賭け式を決定し、決定した種類の賭け式のオッズを抽出する。
選択部43は、購入対象レースの購入金額からレース別目標金額が得られる基準オッズを算出する。例えば、選択部43は、購入対象レースの購入金額が1000円であり、レース別目標金額が3000円の場合、レース別目標金額を購入対象レースの購入金額で除算して、3.0と基準オッズを算出する。
選択部43は、投票方法で指定された種類の賭け式のオッズから、的中した際にレース別目標金額に近い払い戻しが得られるように、複数の投票対象を買い目として選択する。例えば、選択部43は、所定の点数の範囲(例えば、1〜10)からランダムに買い目の点数を決定する。なお、買い目の点数、または、買い目の点数の範囲は、ユーザが操作画面から設定可能としてもよい。
選択部43は、購入金額を配分して買い目1点あたりの購入額を算出する。例えば、選択部43は、購入金額を、買い目の点数で割って、購入金額を、1点あたりの購入額に均等に配分する。選択部43は、1点あたりの購入額が投票券の購入単位の金額の倍数とならない場合、1点あたりの購入額が購入単位の金額の倍数となるように、切り捨てを行う。なお、選択部43は、投票券の購入単位の倍数の金額に不足する金額の切り捨てや、切り捨てた金額の他への繰り入れを行い、1点あたりの購入額が投票券の購入単位の金額の倍数となるように配分してもよい。選択部43は、配分の結果、1点あたりの購入額が投票券の購入単位の金額とならない場合、買い目の点数を減らして、再度、1点あたりの購入額の配分を行う。
選択部43は、投票方法で指定された種類の賭け式のオッズから、買い目の点数分の買い目をランダムに抽出する。選択部43は、抽出された各買い目のオッズに、1点あたりの購入額を乗算して1点あたりの予想払戻金を算出する。選択部43は、算出した1点あたりの予想払戻金を合計して、全てが的中した場合の払戻最大値を算出する。選択部43は、払戻最大値を購入対象レースの購入金額で除算して、平均オッズを算出する。選択部43は、平均オッズが、基準オッズを基準とした所定範囲内であれば、抽出した買い目を投票対象として選択する。例えば、選択部43は、平均オッズが、基準オッズ+0.9以下かつ基準オッズ以上の範囲である場合、抽出した買い目を投票対象として選択する。所定範囲は、ユーザが操作画面から設定可能としてもよい。選択部43は、平均オッズが、所定範囲内とならない場合、平均オッズが、所定範囲内となる買い目の組み合わせが得られるまで、買い目の点数分の買い目のランダムな抽出を繰り返す。
なお、選択部43は、投票方法で指定された種類の賭け式のオッズから、基準オッズを基準として、オッズが所定範囲内の投票対象からランダムに買い目の点数分の買い目を選択してもよい。この所定範囲は、基準オッズを含む範囲であれば何れでもよい。例えば、所定範囲は、基準オッズ+1.0から基準オッズ−0.5の範囲とする。所定範囲は、ユーザが操作画面から設定可能としてもよい。
投票部44は、購入対象レース毎に、選択部43により選択された買い目に対して購入対象レース毎のレース別目標金額で投票を行う。例えば、投票部44は、中央集計装置12に対して、購入対象レース毎の購入金額で、選択された買い目の投票券の購入を依頼する依頼データを送信する。なお、選択部43が複数の買い目を選択した場合、投票部44は、選択された各買い目に対して、1点あたりの購入額で投票を行う。例えば、投票部44は、中央集計装置12に対して、選択された各買い目の投票券について、払戻最大値を算出した際に用いた1点あたりの購入額の購入を依頼する依頼データを送信する。
投票部44は、購入履歴情報32に購入を依頼した投票券に関する情報を記録する。例えば、投票部44は、レース毎に、購入した賭け式の種類や、買い目、購入金額を購入履歴情報32に記録する。口座管理部40は、投票券の購入金額に応じて、投票券の購入したユーザの口座の残高から購入金額を減算する。
中央集計装置12は、受信した依頼データに基づき、投票処理を行う。また、中央集計装置12は、レース確定後、投票結果を投票装置10へ送信する。例えば、中央集計装置12は、購入した投票券が的中した場合、払戻金額を通知する。
口座管理部40は、購入した投票券が的中した場合、的中した投票券の購入したユーザの口座の残高に、通知された払戻金額を加算する。また、口座管理部40は、各レース後の残高を残高履歴情報33に記録する。
通知部45は、目標金額に対する達成状況を端末装置11に通知する。例えば、通知部45は、各レースの払い戻し後に、ユーザ毎に、残高が目標金額以上となったか否かを判定し、残高が目標金額以上となった場合、目標達成を通知する。なお、目標達成は、最後の購入対象レースの払い戻し後に通知してもよい。また、通知部45は、各レースの払い戻し後に、ユーザ毎に、残高が所定の購入可能金額未満であるか否かを判定し、残高が購入可能金額未満である場合、残高が購入可能金額未満である旨を通知する。購入可能金額は、ユーザが画面等から設定してもよく、投票券の購入単位の金額としてもよい。また、通知部45は、ユーザ毎に、最後の購入対象レースの払い戻し後に、残高が目標金額以上となったか否かを判定し、残高が目標金額以上とならない場合、目標未達を通知する。
図9は、実施例1の目標達成を通知する通知画面の一例を示す図である。通知画面160には、残高と共に、目標が達成した旨が表示されている。図10は、実施例1の残高が購入可能金額未満になった旨を通知する通知画面の一例を示す図である。通知画面161には、残高と共に、残高が購入可能金額未満になった旨のメッセージと「GAME OVER」が表示されている。図11は、実施例1の目標未達を通知する通知画面の一例を示す図である。通知画面162には、残高と共に、目標が達成できなかった旨のメッセージが表示されている。
また、通知部45は、端末装置11から要求に応じて、投票の実施状況を通知する。例えば、通知部45は、購入履歴情報32および残高履歴情報33に基づいて、残高の推移と、購入した投票券に関する情報を通知する。
図12は、実施例1の投票の実施状況を通知する通知画面の一例を示す図である。通知画面170は、レース毎の残高の推移を示す残高グラフを表示した表示領域171と、購入した投票券の購入金額、オッズを表示した表示領域172とが設けられている。また、通知画面170は、中止ボタン173と、購入金額変更ボタン174と、履歴表示ボタン175とが設けられている。中止ボタン173は、自動投票の中止を指示するボタンである。購入金額変更ボタン174は、購入金額の決め方の変更を指示するボタンである。履歴表示ボタン175は、購入した投票券の履歴の表示を指示するボタンである。
ユーザは、自動投票の中止を指示する場合、中止ボタン173を選択する。受付部41は、中止ボタン173により中止の指示を受け付ける。投票部44は、中止の指示を受け付けた場合、中止の指示を受け付けた端末装置11についての以降の購入対象レースへの投票を中止する。すなわち、投票部44は、自動投票を中止する。ユーザは、購入金額の決め方の変更する場合、購入金額変更ボタン174を選択する。通知部45は、購入金額変更ボタン174が選択された場合、購入金額の決め方の変更画面の情報を端末装置11へ送信して変更画面を端末装置11に表示させる。ユーザは、購入した投票券の履歴を参照する場合、履歴表示ボタン175を選択する。通知部45は、履歴表示ボタン175が選択された場合、購入した投票券の履歴を表示した履歴画面の情報を端末装置11へ送信して履歴画面を端末装置11に表示させる。
図13は、実施例1の購入金額の決め方の変更画面の一例を示す図である。変更画面180は、指定可能な購入金額の決め方の種類を縦に並べて表示した表示領域181と、購入金額の決め方を指定する指定ボタン182とが設けられている。また、変更画面180は、ユーザが購入金額を指定する際に購入金額を入力する入力領域183と、残高を表示した表示領域184とが設けられている。
ユーザは、変更画面180から自動投票の途中でも購入金額の決め方を変更できる。受付部41は、変更画面180で指定された購入金額の決め方を投票設定情報31に記憶させる。
<投票処理>
次に、実施例1の投票装置10が複数のレースについて自動投票を行う投票処理の流れについて説明する。図14は、実施例1の投票処理の一例を示すフローチャートである。
算出部42は、購入対象レースの投票タイミングとなったか否かを判定する(ステップS10)。投票タイミングではない場合(ステップS10:No)、後述するステップS34へ移行する。
一方、投票タイミングとなった場合(ステップS10:Yes)、算出部42は、投票設定情報31に記憶された投票方法の購入金額の決め方に従い、口座情報30の残高から投票に使用可能な金額を算出する(ステップS11)。
算出部42は、投票設定情報31に記憶された投票方法の当て方が「指定なし」であるかを判定する(ステップS12)。当て方が「指定なし」ではない場合(ステップS12:No)、後述するステップS14へ移行する。
一方、当て方が「指定なし」である場合(ステップS12:Yes)、算出部42は、「転がし型」と「配分型」からランダムに当て方を決定する(ステップS13)。
算出部42は、投票方法の当て方が「転がし型」であるかを判定する(ステップS14)。当て方が「転がし型」である場合(ステップS14:Yes)、算出部42は、使用可能な金額を全て次のレースの購入金額と決定する(ステップS15)。
一方、当て方が「転がし型」ではない場合(ステップS14:No)、算出部42は、投票設定情報31から、購入対象レースの数を特定する(ステップS16)。算出部42は、使用可能な金額を購入対象レースに配分する(ステップS17)。例えば、算出部42は、使用可能な金額を購入対象レースの数で割って、各購入対象レースに対する使用可能な金額を算出する。
算出部42は、投票設定情報31から目標金額を読み込む(ステップS18)。選択部43は、投票タイミングとなった購入対象レースのオッズの情報を中央集計装置13から取得し、オッズ情報34に格納する(ステップS19)。
算出部42は、投票設定情報31に記憶された投票方法の賭け方が「こつこつ」であるかを判定する(ステップS20)。賭け方が「こつこつ」である場合(ステップS20:Yes)、算出部42は、目標金額を購入対象レースに配分する(ステップS21)。例えば、算出部42は、目標金額を購入対象レースの数で割って、各購入対象レースに対するレース別目標金額を算出する。
一方、賭け方が「こつこつ」ではない場合(ステップS20:No)、算出部42は、投票方法の賭け方が「ギャンブラー」であるかを判定する(ステップS22)。賭け方が「ギャンブラー」である場合(ステップS22:Yes)、算出部42は、目標金額をレース別目標金額と決定する(ステップS23)。
一方、賭け方が「ギャンブラー」ではない場合(ステップS22:No)、賭け方が「ふつう」であるため、算出部42は、目標金額から投票に使用可能な金額の間でランダムに値を発生させ、発生した値をレース別目標金額と決定する(ステップS24)。
選択部43は、レース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択する選択処理を行う(ステップS25)。選択処理の詳細は、後述する。
投票部44は、選択処理により選択された買い目の投票券の購入を依頼する依頼データを中央集計装置12に送信する(ステップS26)。
これにより、中央集計装置12は、受信した依頼データに基づき、投票処理を行う。また、中央集計装置12は、レース確定後、投票結果を投票装置10へ送信する。例えば、中央集計装置12は、購入した投票券が的中した場合、払戻金額を通知する。
口座管理部40は、口座の残高を更新する(ステップS27)。例えば、口座管理部40は、投票券の購入金額に応じて、投票券の購入したユーザの口座の残高から購入金額を減算する。また、口座管理部40は、購入した投票券が的中した場合、的中した投票券の購入したユーザの口座の残高に通知された払戻金額を加算する。
通知部45は、残高が購入可能金額未満であるか否かを判定する(ステップS28)。残高が購入可能金額未満である場合(ステップS28:Yes)、通知部45は、残高が購入可能金額未満である旨を通知し(ステップS29)、処理を終了する。
一方、残高が購入可能金額未満ではない場合(ステップS28:No)、通知部45は、残高が目標金額以上となったか否かを判定する(ステップS30)。残高が目標金額以上である場合(ステップS30:Yes)、通知部45は、目標達成を通知し(ステップS31)、処理を終了する。
一方、残高が目標金額以上ではない場合(ステップS30:No)、通知部45は、投票が可能な投票対象レースがあるか否かを判定する(ステップS32)。投票が可能な投票対象レースがない場合(ステップS32:No)、通知部45は、目標未達を通知し(ステップS33)、処理を終了する。
一方、投票が可能な投票対象レースがある場合(ステップS32:Yes)、上述のステップS10へ移行し、次の投票対象レースの投票を行う。
一方、購入対象レースの投票タイミングではない場合(ステップS10:No)、通知部45は、投票の実施状況を通知が要求されたか否かを判定する(ステップS34)。通知が要求された場合(ステップS34:Yes)、通知部45は、投票の実施状況を通知し(ステップS35)、上述のステップS10へ移行する。一方、通知が要求されていない場合(ステップS34:No)、上述のステップS10へ移行する。
次に、実施例1の選択処理の流れについて説明する。図15は、実施例1の選択処理の一例を示すフローチャートである。選択処理は、図14に示した投票処理のステップS25から実行される。
選択部43は、購入対象レースの購入金額からレース別目標金額が得られる基準オッズを算出する(ステップS50)。選択部43は、所定の点数の範囲からランダムに買い目の点数を決定する(ステップS51)。選択部43は、購入金額を配分して買い目1点あたりの購入額を算出する(ステップS52)。
選択部43は、オッズ情報34から、投票方法で指定された種類の賭け式のオッズを抽出する(ステップS53)。選択部43は、投票方法で指定された種類の賭け式のオッズから、買い目の点数分の買い目をランダムに抽出する(ステップS54)。選択部43は、抽出された各買い目のオッズに、1点あたりの購入額を乗算して1点あたりの予想払戻金を算出し、1点あたりの予想払戻金を合計して、全てが的中した場合の払戻最大値を算出する(ステップS55)。選択部43は、払戻最大値を購入対象レースの購入金額で除算して、平均オッズを算出する(ステップS56)。選択部43は、平均オッズが、基準オッズを基準とした所定範囲内であるか判定する(ステップS57)。平均オッズが所定範囲内ではない場合(ステップS57:No)、上述のステップS54へ移行する。
一方、平均オッズが所定範囲内である場合(ステップS57:Yes)、選択部43は、ステップS54で抽出された買い目を投票対象として選択し(ステップS58)、図14に示した投票処理のステップS26へ移行する。
以上説明したように、実施例1の投票装置10は、受付部41と、算出部42と、選択部43と、投票部44とを有する。受付部41は、目標金額および公営競技に関する投票方法の指定を受け付ける。算出部42は、受け付けた投票方法に従い、投票に使用可能な金額から、目標金額が得られるよう、購入対象レース毎の購入金額およびレース別目標金額を算出する。選択部43は、購入対象レース毎に、算出されたレース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択する。投票部44は、購入対象レース毎に、選択された買い目に対して購入対象レース毎の購入金額で投票を行う。これにより、投票装置10は、複数のレースで目標金額に近づくような投票を簡易に行うことができる。この結果、ユーザは、複雑な作業を行うことなく複数のレースで目標金額に近づくような簡易に投票を行うことができ、初心者であっても、公営競技を楽しむことができる。
また、実施例1では、受付部41は、投票方法として、購入対象レースに対する賭け方および購入対象レースに対する購入金額の配分方法の指定を受け付ける。算出部42は、指定された賭け方に従い、目標金額から、指定された購入対象レースに対するレース別目標金額を算出する。また、算出部42は、指定された配分方法に従い、投票に使用可能な金額を、指定された購入対象レース毎の購入金額に配分する。これにより、投票装置10は、購入対象レースに対して、ユーザの指示した賭け方、購入金額の配分方法で投票を行うことができる。すなわち、投票装置10は、ユーザの嗜好を反映させて投票を行うことができる。
また、実施例1の投票装置10は、通知部45をさらに有する。通知部45は、投票した買い目に対する払い戻しの結果に応じて残高の推移を通知する。これにより、投票装置10は、投票した買い目に対する払い戻しを反映した残高の推移をユーザに知らせることができる。
また、実施例1では、受付部41は、中止の指示をさらに受け付ける。投票部44は、中止の指示をさらに受け付けた場合、以降の購入対象レースへの投票を中止する。これにより、投票装置10は、ユーザが中止を指示することで、複数のレースに対する投票を途中で中止できる。
[実施例2]
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
例えば、上記の実施例では、端末装置11を、公営競技の本場または公営競技の場外発売所の有料席に設けられた端末装置とした場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、端末装置11は、端末装置11のユーザである投票者が所有する携帯端末であってもよい。携帯端末の一例として、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスが挙げられる。投票装置10は、例えば、即PATなどのインターネット投票のシステムを介して端末装置11からアクセス可能とし、端末装置11から目標金額および公営競技に関する投票方法の指定を受け付ける。投票装置10は、指定された目標金額および公営競技に関する投票方法に従い、インターネット投票で使用するユーザの口座の残高を用いて自動投票を行ってもよい。
また、上記の実施例では、購入金額の決め方で「利益のみ」が指定された場合、口座情報30の残高から、残高履歴情報33に記憶された当初の残高を引いた利益となる金額を、投票に使用可能な金額とする場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、算出部42は、直前の購入対象レースで得られた利益を次の購入対象レースの投票に使用可能な金額としてもよい。例えば、算出部42は、直前の購入対象レースの払戻金額から直前の購入対象レースの購入金額を引いた金額を、次の購入対象レースの投票に使用可能な金額と算出してもよい。
また、上記の実施例では、算出部42が、購入対象レース毎に、口座の残高から購入金額の決め方に従いレース毎の購入金額を算出する場合を説明したが、これに限定されるものではない。口座の残高は、購入した投票券の的中結果によって変化し、払戻金が多いほど多くなる。この結果、ユーザが当初想定していたよりもレース毎の購入金額が多くなる場合がある。そこで、例えば、算出部42は、最初に入金された金額や、最初の購入対象レースの投票を行う時点など所定の時点の口座の残高を元金とし、元金を投票に使用可能な金額として、購入金額の決め方に従いレース毎の購入金額を算出してもよい。これにより、投票装置10は、ユーザが当初想定していたよりもレース毎の購入金額が多くなることを抑制できる。
<投票装置のハードウェア構成>
投票装置10は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図16は、実施例2の投票装置のハードウェア構成例を示す図である。図16に示すように、投票装置10は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ10aと、メモリ10bと、無線通信モジュール10cと、ネットワークインタフェースモジュール10dとを有する。プロセッサ10aの一例として、CPU(Central Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、投票装置10は、プロセッサ10aと周辺回路とを含むLSI(Large Scale Integrated circuit)を有しても良い。メモリ10bの一例として、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
口座管理部40、受付部41、算出部42、選択部43、投票部44および通知部45は、例えばプロセッサ10aによって実現される。口座情報30、投票設定情報31、購入履歴情報32、残高履歴情報33およびオッズ情報34は、例えばメモリ10bを用いて実現される。
また、投票装置10での上記説明における各処理は、各処理に対応するプログラムをプロセッサ10aに実行させることによって実現しても良い。例えば、上記説明における各処理に対応するプログラムがメモリ10bに記憶され、プログラムがプロセッサ10aによってメモリ10bから読み出されて実行されても良い。
1 トータリゼータシステム
10 投票装置
11 端末装置
20 センタ通信部
21 端末通信部
22 記憶部
23 制御部
30 口座情報
31 投票設定情報
32 購入履歴情報
33 残高履歴情報
34 オッズ情報
40 口座管理部
41 受付部
42 算出部
43 選択部
44 投票部
45 通知部

Claims (8)

  1. 目標金額および公営競技に関する投票方法の指定を受け付ける受付部と、
    前記受付部により受け付けた前記投票方法に従い、投票に使用可能な金額から、前記目標金額が得られるよう、購入対象レース毎の購入金額およびレース別目標金額を算出する算出部と、
    購入対象レース毎に、前記算出部により算出された前記レース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択する選択部と、
    購入対象レース毎に、前記選択部により選択された買い目に対して前記購入対象レース毎の購入金額で投票を行う投票部と、
    を有する投票装置。
  2. 前記受付部は、前記投票方法として、購入対象レースに対する賭け方および購入対象レースに対する購入金額の配分方法の指定を受け付け、
    前記算出部は、指定された賭け方に従い、前記目標金額から、指定された購入対象レースに対するレース別目標金額を算出し、指定された配分方法に従い、前記投票に使用可能な金額を、指定された購入対象レース毎の購入金額に配分する
    請求項1に記載の投票装置。
  3. 前記選択部は、購入対象レース毎に、当該購入対象レースの購入金額から前記レース別目標金額が得られるオッズを基準として、オッズが所定範囲内の投票対象から買い目を選択する
    請求項2に記載の投票装置。
  4. 前記投票部により投票した買い目に対する払い戻しの結果に応じて残高の推移を通知する通知部をさらに有する請求項1〜3の何れか1つに記載の投票装置。
  5. 前記受付部は、中止の指示をさらに受け付け、
    前記投票部は、中止の指示をさらに受け付けた場合、以降の前記購入対象レースへの投票を中止する
    請求項1〜4の何れか1つに記載の投票装置。
  6. 前記受付部は、当日、または複数日にわたるレースの購入が可能であることを特徴とする
    請求項1〜5の何れか1つに記載の投票装置。
  7. 目標金額および公営競技に関する投票方法の指定を受け付け、
    受け付けた前記投票方法に従い、投票に使用可能な金額から、前記目標金額が得られるよう、購入対象レース毎の購入金額およびレース別目標金額を算出し、
    購入対象レース毎に、算出された前記レース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択し、
    購入対象レース毎に、選択された買い目に対して前記購入対象レース毎の購入金額で投票を行う
    処理をコンピュータが実行する投票方法。
  8. 目標金額および公営競技に関する投票方法の指定を受け付け、
    受け付けた前記投票方法に従い、投票に使用可能な金額から、前記目標金額が得られるよう、購入対象レース毎の購入金額およびレース別目標金額を算出し、
    購入対象レース毎に、算出された前記レース別目標金額および当該購入対象レースのオッズに基づいて、買い目を選択し、
    購入対象レース毎に、選択された買い目に対して前記購入対象レース毎の購入金額で投票を行う
    処理をコンピュータに実行させる投票プログラム。
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