JP2018155266A - 管路内ライニング方法および管路内ライニング装置 - Google Patents

管路内ライニング方法および管路内ライニング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】管路の内面形状にかかわらず、管路内の一部を確実にライニングすることが可能な管路内ライニング方法および管路内ライニング装置の提供。
【解決手段】管路内ライニング方法は、ライニング材Mを排出可能なチューブ体10を管路P内に挿入する挿入工程と、チューブ体10からライニング材Mを排出させて管路Pの内面をライニングするライニング工程と、を備えている。ライニング工程は、チューブ体10に流体を流し込むことにより、ライニング材Mをチューブ体10からバルーン状に膨出させて管路Pの内面に付着させる付着工程と、バルーン状に膨らんだライニング材Mをチューブ体10の挿入方向に沿って貫通させる貫通工程と、を含んでいる。
【選択図】図3

Description

本発明は、管路内ライニング方法および管路内ライニング装置に関し、特に、管路の内面を部分的にライニングすることが可能な管路内ライニング方法および管路内ライニング装置に関する。
近年、流体(例えば、都市ガスやLPガス)を流通させる管路(例えば、フレキ管)において、内装工事によるくぎ打ちや経年劣化などの要因によって管壁の一部が損傷(例えば、ピンホール)した場合、その損傷箇所を含む管路内を部分的に補修する技術が提案されている。
このような管路を補修する技術として、例えば、特許文献1に記載の工法が知られている。
この特許文献1に記載の工法は、まず、損傷箇所を含む管路内の一部に液状の樹脂をプラグ状に充填し、その後、管路内にエアを吹き込むことで充填された樹脂を流動化させて、損傷箇所に樹脂を侵入させつつ、その周辺部分をライニング(塗膜を形成)するものである。
このような工法によれば、管路内の一部が樹脂によってライニングされるため、簡易な構成でありながらも、損傷箇所を含む管路内を部分的に補修することが可能である。
さらに、管路内を部分的にライニングする技術として、特許文献1に記載の工法のほか、特許文献2に記載のような工法も知られている。
この特許文献2に記載の工法は、ホースに接続された弾性体に、シート状のライニング材を巻き付けた後、管路内に挿入されたホースにエアを送り込むことで弾性体を拡径させて、損傷箇所を含む管路の内面にライニング材を圧着するものである。
このような工法によれば、管路内の一部がシート状のライニング材によってライニングされるため、特許文献1に記載の技術と同様に、損傷箇所を含む管路内を部分的に補修することが可能である。
特許第2732022号 特許第5778455号
ところで、特許文献1に記載の工法では、液状の樹脂にエアを直接吹き付けることで樹脂を流動化(移動)させ、これにより、損傷箇所の閉塞および管路内のライニングがおこなわれるように構成されている。
一般に、液状の流体にエアを勢いよく吹き付けると、その流体中に気泡が混入される場合が少なくない。このことは、特許文献1に記載の液状の樹脂においても同様なことがいえる。
すなわち、特許文献1に記載の工法では、気泡が混入された樹脂によって、損傷箇所の閉塞および管路内のライニングがおこなわれる可能性が高いものといえる。かかる場合、樹脂中への気泡の混入量によっては損傷箇所を十分に閉塞することができず(気泡が管壁を貫通する通路になってしまい)、事実上、管路を補修していないのと同じ結果を招きやすい。
この点、特許文献2に記載の工法では、損傷箇所を補修する部材が、シート状のライニング材であるため、特許文献1に記載の技術のような、気泡の混入による問題が生じることはない。
しかしながら、特許文献2に記載の工法では、ライニング材が巻き付けられた弾性体を、管路内における損傷箇所まで移動させなければならないため、例えば、管路の曲がり部分の先に損傷箇所が存在する場合、弾性体の長さや管路の曲り度合などによっては、弾性体が管路内において引っかかってしまい、ライニング材を損傷箇所まで移動させることができない可能性がある。
また、管路の曲がり部分に損傷箇所が存在する場合にあっては、ライニング材を損傷箇所まで移動させることができたとしても、このライニング材を管路の内面に隙間なく密着させることができない可能性が高く、かかる場合、損傷箇所を十分に閉塞することができない、といった問題も生じる。
本発明は、上記不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、管路の内面形状にかかわらず、管路内の一部を確実にライニングすることが可能な管路内ライニング方法および管路内ライニング装置を提供することにある。
上記課題は、本発明に係る管路内ライニング方法によれば、ライニング材を排出させるチューブ体を管路内に挿入する挿入工程と、前記挿入工程をおこなった後、前記チューブ体から前記ライニング材を排出させて前記管路の内面をライニングするライニング工程と、を備えた管路内ライニング方法であって、前記ライニング工程は、前記ライニング材を、前記チューブ体に流体を流し込むことにより前記チューブ体からバルーン状に膨出させた状態で前記管路の内面に付着させる付着工程と、バルーン状に膨らんだ前記ライニング材を前記チューブ体の挿入方向に沿って貫通させる貫通工程と、を含む、ことによって解決される。
また、上記課題は、本発明に係る管路内ライニング装置によれば、ライニング材を用いて管路の内面をライニングする管路内ライニング装置であって、前記ライニング材を排出可能な排出口を有し、前記管路内に挿入されるチューブ体を備え、前記ライニング材は、前記排出口に配置された状態で前記チューブ体に流体が流し込まれると前記排出口からバルーン状に膨出可能な材料からなる、ことによっても解決される。
上記構成では、管路内に挿入されたチューブ体に流体を吹き込むと、ライニング材がチューブ体から風船が膨らむかのごとく排出(バルーン状に膨出)されるように構成されている。
ここで、上記ライニング材は、バルーン状に膨ませることが可能な「伸長性」を有する材料、好ましくは、管路の内面に付着させることが可能な「接着性」をも有する材料からなり、例えば、酢酸ビニール樹脂(熱可塑性樹脂)をエタノールや酢酸エチル等の溶剤で溶かした半固形状の材料を用いることができるものである。なお、本発明を、曲げ変形させることが可能な管路(例えば、フレキ管)に適用する場合にあっては、上記「伸長性」および「接着性」を有することに加え、硬化しても可撓性のある「半硬化性」をも有する材料、例えば、上記のような半固形状の材料を用いるのが好ましい。
このように、上記構成では、ライニング材として上記のような材料が用いられているため、例えば、予めライニング材が装着されたチューブ体を管路内で移動させたとしても、ライニング材が原因で、管路の曲がり部分をチューブ体が通過できない、といった問題が生じることはほとんどない。
このため、上記構成では、管路の内面形状にかかわらず、ホース体を管路内の所望の位置まで移動させることが可能である。
そして、上記構成では、管路内の所望の位置でライニング材を膨らませると、薄膜状のライニング材が管路に対して押圧されるかのごとく貼り付いていくように構成されている。このため、例えば、内面形状が比較的複雑な管路(例えば、いわゆる「フレキ管」)であっても、ライニング材を管路の内面形状に沿って密着させることが可能である。なお、このような管路にピンホール等の欠損箇所があるような場合であっても、これを埋めつつ(補修しつつ)、薄膜状のライニング材を管路の内面に密着させることができるのはもちろんである。
その後、上記構成では、管路の内面に付着するバルーン状のライニング材を、管路の延在方向に沿って、風船を割るかのごとく貫通させるだけで(貫通工程)、管路内の部分的なライニングを完了することが可能となっている。
このように、上記構成では、管路の内面形状にかかわらず、管路内の所望箇所を確実にライニングすることができる。
なお、上記管路内ライニング方法において、前記貫通工程は、少なくとも、前記チューブ体から前記流体を流出させることによって前記ライニング材を貫通させる工程、および、前記チューブ体を前記挿入方向に沿って移動させることによって前記ライニング材を貫通させる工程の何れか一方の工程も含む、と好適である。
また、上記管路内ライニング方法において、前記ホース体は、前記ライニング材を排出させる排出口の外周を覆うように前記排出口から離間して配置される周壁部を有する、と好適である。
さらに、上記管路内ライニング方法において、前記チューブ体は、前記ライニング材を排出させる第1チューブ体と、前記第1チューブ体の内側に設けられ、前記ライニング材を排出させる第2チューブ体と、を有し、前記付着工程は、前記第1チューブ体に前記流体を流し込むことにより、前記ライニング材を前記第1チューブ体からバルーン状に膨出させて前記管路の内面に付着させる第1の付着工程と、前記第1の付着工程をおこなった後、前記第2チューブ体に前記流体を流し込むことにより、前記ライニング材を、前記第2チューブ体からバルーン状に膨出させて前記第1の付着工程によって前記管路の内面に付着された前記ライニング材上に付着させる第2の付着工程と、を含む、と好適である。
一方、上記管路内ライニング装置において、前記流体を前記チューブ体に流し込むことが可能な流体送出装置を備え、前記ライニング材は、バルーン状に膨らんでいる状態で前記流体送出装置によって前記チューブ体に所定量の前記流体が流し込まれると破裂する部材からなる、と好適である。
また、上記管路内ライニング装置において、前記ホース体は、前記排出口の外周を覆うように前記排出口から離間して配置される周壁部を有する、と好適である。
さらに、上記管路内ライニング装置において、前記チューブ体は、前記流体が流入される第1流入部と、前記ライニング材を排出する第1排出部とを有する第1チューブ体と、前記第1チューブ体の内側に配置され、前記流体が流入される第2流入部と、前記ライニング材を排出する第2排出部とを有する第2チューブ体と、を備える、と好適である。
以上のように、本発明に係る管路内ライニング方法および管路内ライニング装置によれば、簡易な構成でありながらも、管路の内面形状にかかわらず、管路内の所望箇所を確実にライニングすることができる。
本実施形態に係る管路内ライニング方法の一例を示すフロー図である。 図1の挿入工程の一例を説明するための断面図である。 図1の付着工程の一例を説明するための断面図であって、(a)はライニング材を膨らませている途中の状態を示す図、(b)はライニング材を膨らませた後の状態を示す図である。 図1の貫通工程の一例を説明するための断面図であって、(a)はライニング材を貫通させる直前の状態を示す図、(b)はライニング材を貫通させた直後の状態を示す図、(c)はチューブ体を引き抜いている状態を示す図である。 ホース体の排出口の変形例を示す断面図である。 ホース体の変形例を示す断面図である。 図6のホース体を用いた付着工程の一例を説明するための断面図であって、(a)は第1の付着工程をおこなっている状態を示す図、(b)は第1の付着工程において膨らませたライニング材を破裂させた直後の状態を示す図、(c)は第2の付着工程をおこなっている状態を示す図、(d)は第2の付着工程において膨らませたライニング材を破裂させた直後の状態を示す図である。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るライニング方法の一例を示すフロー図、図2は図1の挿入工程の一例を説明するための断面図、図3は図1の付着工程の一例を説明するための断面図、図4は図1の貫通工程の一例を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る管路内ライニング方法は、ライニング位置特定工程Aと、ライニング位置特定工程Aの後におこなわれる挿入工程Bと、挿入工程Bの後におこなわれるライニング工程Cとを備えている。なお、上記挿入工程Bと、ライニング工程Cとが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「挿入工程」と、「ライニング工程」とに該当する。
まず、ライニング位置特定工程Aについて図2を参照しつつ説明する。
ライニング位置特定工程Aでは、管路P内をライニングする部分、すなわち、ライニング工程Cをおこなう部分を特定するための作業をおこなう。なお、上記管路Pが特許請求の範囲に記載の「管路」に該当する。
図2に示すように、本実施形態に係る管路Pは、その形状を手で曲げることによって変形させることが可能な金属部材(例えば、ステンレス)からなるフレキ管であって、戸建住宅などの建物の壁部内や床下においてガス管(都市ガスまたはLPガス用の管)として敷設されるものである。なお、本実施形態では、管路Pとして、フレキ管本体(原管)の外周に被覆部が設けられたものを例示している。
本実施形態では、管路Pの管壁の一部に、内装工事によるくぎ打ちや経年劣化による腐食などによって孔Hがあいており、管路P内の一部をライニングすることで、損傷部分としての孔Hを補修することが可能となっている。このため、本実施形態に係るライニング位置特定工程Aでは、孔Hが管路Pのどの位置にあるのかを特定する作業をおこなう。
このような孔Hの位置を特定する手法としては、漏えい試験(気密試験)の結果、管路Pに漏えい箇所が存在する場合におこなわれる公知の手法、例えば、ファイバースコープ、ストッパーおよび漏えい特定治具などの検知器具を管路P内に挿入して漏えい箇所を確認する手法を採用することができる。
ライニング位置特定工程Aは、孔Hの位置(例えば、管路Pの管端等の開口部Pоから孔Hまでの距離)が特定されることによって終了し、その後、次工程である挿入工程Bがおこなわれる。
次に、挿入工程Bについて図2を参照しつつ説明する。
図2に示すように、挿入工程Bでは、後述する管路内ライニング装置1のチューブ体10を管路Pの開口部Pоから挿入して、このチューブ体10をライニング位置特定工程Aで特定したライニング位置まで移動させる作業をおこなう。
ここで、挿入工程Bについての具体的な説明をする前に、挿入工程Bおよびその次工程であるライニング工程Cで用いられる管路内ライニング装置1について説明する。なお、上記管路内ライニング装置1が特許請求の範囲に記載の「管路内ライニング装置」に該当する。
図2に示すように、管路内ライニング装置1は、チューブ体10と、エア送出装置20と、を備えている。なお、上記チューブ体10と、エア送出装置20とが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「チューブ体」と、「流体送出装置」とに該当する。
チューブ体10は、管路Pの曲り部分などを通過させることが可能な可撓性と、加圧された空気を流通させることが可能な耐圧性とを有するチューブ状の部材によって形成され、公知の耐圧ホースを用いて構成することが可能なものである。なお、上記空気が特許請求の範囲に記載の「流体」に該当する。
本実施形態では、このように構成された管路内ライニング装置1を用いて、挿入工程Bおよびライニング工程Cがおこなわれるようになっている。
このような管路内ライニング装置1を用いておこなわれる挿入工程Bでは、チューブ体10を管路Pの開口部Pоに挿入する前に、チューブ体10の挿入側端部10aにライニング材Mを装着する作業をおこなうことから始まる。なお、上記挿入側端部10aと、ライニング材Mとが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「排出口」と、「ライニング材」とに該当する。
ライニング材Mは、後述するライニング工程Cにおいて、バルーン状に膨らませることができ、かつ、バルーン状に膨らませた際に管路Pの内面に付着させることが可能な性質、すなわち、「伸長性」および「接着性」を有する材料を用いて形成される。本実施形態では、ライニング材Mとして、酢酸ビニール樹脂をエタノールや酢酸エチル等の溶剤で溶かした半固形状のものを採用している。
なお、このようなライニング材Mによれば、上記「伸長性」および「接着性」を有するほか、管路Pに付着させた後、硬化しても可撓性のある「半硬化性」をも有しているため、ライニングをした後に、管路Pの形状を若干変形させたとしても、管路Pの内面からライニング材Mがはがれにくい、といった利点も期待することが可能となっている。なお、本実施形態では、ライニング材Mとして、酢酸ビニール樹脂を酢酸エチル等のアルコール類で溶かしたものを採用したが、「伸長性」および「接着性」を有する材料であれば、その他の材料を用いてもよいことはいうまでもない。
チューブ体10に対するライニング材Mの装着について説明すると、本実施形態では、所定量のライニング材Mを、チューブ体10内に詰め込みつつ、挿入側端部10aの開口端縁を外方から被せるように装着するようにしている。
挿入工程Bでは、ライニング材Mが装着されたチューブ体10を、管路Pの開口部Pоから挿入して、挿入側端部10aがライニング位置特定工程Aにおいて特定された孔Hの手前位置に配置されるまで送り込む作業をおこなう。
挿入工程Bは、チューブ体10を管路P内の所定位置まで送り込むことによって終了し、その後、次工程であるライニング工程Cがおこなわれる。
次に、ライニング工程Cについて図1、図3および図4を参照しつつ説明する。
図1に示すように、ライニング工程Cは、挿入工程Bの後におこなわれる付着工程C−1と、付着工程C−1の後におこなわれる貫通工程C−2とを備えている。なお、上記付着工程C−1と、貫通工程C−2とが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「付着工程」と、「貫通工程」とに該当する。
まず、付着工程C−1について図3を参照しつつ説明する。
図3に示すように、付着工程C−1では、エア送出装置20によって加圧された空気をチューブ体10に送り込む作業をおこなう。
チューブ体10に加圧された空気を送り込んでいくと、チューブ体10の挿入側端部10aに装着されたライニング材Mは、図3(a)に示すように、挿入側端部10aから風船が膨らんでいくかのごとく徐々に排出、すなわち、バルーン状に膨出されていくようになる。
その後、ライニング材Mは、バルーン状に膨らんでいくのにしたがって、薄膜化されていき、チューブ体10に所定量の空気が送り込まれたところで、図3(b)に示すように、蛇腹状の管路Pの内面形状に沿って万遍なく(隙間なく)密着されることとなる。
この際、管路Pに形成された孔Hは、薄膜化されたライニング材Mによって管路Pの内面側から完全に塞がれた状態となる。
本実施形態では、ライニング材Mがこのような状態になると、エア送出装置20からの空気の送出を停止し、付着工程C−1を終了するようになっている。
次に、付着工程C−1の次工程である貫通工程C−2について図4を参照しつつ説明する。
図4に示すように、貫通工程C−2では、バルーン状に膨らんだライニング材Mをチューブ体10の挿入方向に沿って貫通させる作業をおこなう。
本実施形態に係る貫通工程C−2では、図4(a)〜図4(c)に示すように、チューブ体10を管路Pへの挿入方向に沿って前後に何回か移動させることで、バルーン状のライニング材Mを突き破るようにしている。
このようにしてライニング材Mが貫通されると、管路Pの内面の一部には、薄膜化されたライニング材Mによるライニング層が、孔Hを塞いだ状態で形成されることになる。本実施形態では、このような貫通工程C−2をおこなうことで、管路P内の部分的なライニングが終了されるようになっている。
このように、本実施形態では、チューブ体10(挿入側端部10a)にライニング材Mが装着されたチューブ体10に空気を吹き入れると、ライニング材Mが挿入側端部10aから風船が膨らむかのごとく排出されるように構成されている。
このため、管路P内の孔Hがあいた位置でライニング材Mを膨らませていくと、薄膜状のライニング材Mが管路Pの内面に押圧されるかのごとく貼りついていくため、内面形状が蛇腹状の管路(フレキ管)Pに孔Hがあいていたとしても、孔Hを埋めつつ管路Pの内面形状に沿ってライニング材Mを密着させることが可能である。
また、管路Pをライニングするライニング材Mが半固形状のものであるため、チューブ体10の挿入側端部10aにライニング材Mを装着した状態で、管路P内を移動させたとしても、ライニング材Mが原因で、チューブ体10の移動が制限されてしまう、といった問題もほとんど生じない。
このように、本実施形態によれば、管路Pの内面形状が比較的複雑な形状(本実施形態では、蛇腹状)であったとしても、チューブ体10を管路P内の所望の位置まで移動させて、孔Hを補修しつつ管路Pの内面をライニング材Mによってライニングすることが可能である。
また、本実施形態では、貫通工程C−2において、その前工程である付着工程C−1でバルーン状に膨らませたライニング材Mを、チューブ体10を前後方向に移動させることで貫通させるようにしている。
すなわち、本実施形態では、ライニング材Mを排出させたチューブ体10そのものを用いて、ライニング材Mを貫通させているため、その作業をきわめて簡便におこなうことができる、といった利点がある。
なお、貫通工程C−2では、ライニング材Mを、チューブ体10を前後方向に移動させることによって貫通させているが、これに限られず、エア送出装置20によって加圧された空気を、チューブ体10の挿入側端部10aから噴出させることによっても貫通させることが可能である。
また、上記実施形態では、上述したようなチューブ体10を用いて管路P内をライニングしたがこれに代えて、例えば、図5に示すような、周壁部を挿入側端部に取り付けたチューブ体を用いて管路P内をライニングすることも可能である。
図5に示す例について説明すると、図5(a)は、チューブ体110の挿入側端部110aに、漏斗状の周壁部120を取り付けたものであり、図5(b)は、先端に向かって先細るように形成された挿入側端部210aに、外径形状がチューブ体210の中間部210bの外径形状と略同一となるように形成された筒状の周壁部220を取り付けたものである。なお、上記周壁部120および周壁部220が特許請求の範囲に記載の「周壁部」に該当する。
周壁部120および周壁部220は、何れも、挿入側端部から周方向に間隔をあけて配置され、チューブ体に対して着脱自在に構成されている。もちろん、周壁部は、チューブ体に対して着脱不能に構成することも可能である。
このように、本実施形態によれば、ライニング材Mを挿入側端部の外周を覆うように装着したとしても、このライニング材Mが周壁部によって覆われるため、管路P内におけるチューブ体の移動中に、ライニング材Mが管路Pの内面に付着などして少なくなってしまう、といった事態を防止することが可能である。その結果、本実施形態では、ライニング材Mを所望位置で良好に膨らますことができ、その結果、管路P内をより確実にライニングすることが可能となる。
なお、上記各実施形態において、挿入工程Bおよびライニング工程Cをおこなうことにより、管路P内に、ライニング材Mによるライニング層を1層分形成する例を示したが、このような工程を複数回おこなうことによって、複数のライニング層を積層させることも可能である。
また、複数のライニング層を積層させるのに際し、上記各実施形態で説明したチューブ体に代えて、例えば、図6および図7に示すようなチューブ体310を用いておこなうことも可能である。
ここで、このようなチューブ体について図1、図6および図7を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態と上記各実施形態とは、チューブ体の構成のみが異なり、他の構成は同様なため、必要がある場合を除き、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態に係るチューブ体310は、第1のチューブ体320と、第1のチューブ体の内側に配置される第2のチューブ体330とを有している。第1のチューブ体320および第2のチューブ体330は、何れも上記実施形態と同様な部材を用いて構成され、これらは一体的に形成されている。なお、上記第1のチューブ体320と、第2のチューブ体330とが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「第1のチューブ体」と、「第2のチューブ体」とに該当する。
第1のチューブ体320は、ライニング材Mを排出可能な一端部としての第1排出口320aと、空気を流入可能な他端部としての第1流入口320bとを有している。また、第2のチューブ体330は、第1のチューブ体320と同様に、ライニング材Mを排出可能な一端部としての第2排出口330aと、空気を流入可能な他端部としての第2流入口330bとを有している。なお、上記第1排出口320aと、第1流入口320bと、第2排出口330aと、第2流入口330bとが、それぞれ、特許請求の範囲に記載の「第1排出部」と、「第1流入部」と、「第2排出部」と、「第2流入部」とに該当する。
第2排出口330aは、第1のチューブ体320の内側に位置するように、その開口端が第1排出口320aの開口端よりも第1流入口320b側に配置されている。また、第2流入口330bは、第1のチューブ体320の他端側から気密性を保持した状態で、貫通固定されている。
このように構成されたチューブ体310では、第1流入口320bに空気を流入すると、第1排出口320aから空気が流出される一方、第2流入口330bに空気を流入すると、第2排出口330aから空気が流出されるようになっている。なお、本実施形態では、上記実施形態と同様に、第1流入口320bおよび第2流入口330bがエア送出装置20に接続されている。
次に、このようなチューブ体310を用いた管路内ライニング方法について、図1、図6および図7を参照しつつ説明する。
図1、図6および図7に示すように、本実施形態では、ライニング位置特定工程Aの後、上記各実施形態と同様に、挿入工程Bをおこなうように構成されている。
挿入工程Bでは、上記実施形態と同様に、チューブ体310にライニング材Mを装着する作業をおこなうことから始まる。具体的に、本実施形態では、第2排出口330aにライニング材Mを装着したあと、この第2排出口330aを覆うように、第1排出口320aにライニング材Mを装着する作業をおこなう。
その後、挿入工程Bでは、チューブ体310を、管路Pの開口部Pо(図2参照)から挿入して、第1排出口320aがライニング位置特定工程Aにおいて特定された孔Hの手前位置に配置されるまで送り込む作業をおこなう。
次に、本実施形態では、エア送出装置20によって加圧された空気を、第1流入口320bから流入させる作業(以下、この作業を「第1の付着工程」と称す)をおこなう。なお、上記第1の付着工程が特許請求の範囲に記載の「第1の付着工程」に該当する。
第1流入口320bに空気を流入させていくと、第1排出口320aに装着されたライニング材Mは、第1排出口320aから風船を膨らませるかのごとく徐々に排出されていき、管路Pに形成された孔Hは、薄膜化されたライニング材Mによって管路Pの内面側から完全に塞がれていくこととなる(図7(a)参照)。
第1の付着工程C−1−1は、第1流入口320bから所定量の空気を流入したところで終了し、その後、次工程である貫通工程C−2がおこなわれる。
貫通工程C−2では、第1の付着工程において膨らませたライニング材を、第1排出口320aから空気を噴出させることにより破裂させて、貫通させる作業をおこなう(図7(b)参照)。なお、このような貫通工程C−2では、第1の付着工程において膨らませたライニング材を、チューブ体310を前後に移動させることによって貫通させることも可能である(図4参照)。
その後、本実施形態では、第1の付着工程C−1−1と同様に、エア送出装置20によって加圧された空気を、第2流入口330bから流入させる作業(以下、この作業を「第2の付着工程」と称す)をおこなう。なお、上記第2の付着工程が特許請求の範囲に記載
の「第2の付着工程」に該当する。
第2流入口330bに空気を流入させていくと、第2排出口330aに装着されたライニング材Mは、第2排出口330aから風船を膨らませるかのごとく徐々に排出されていき、第1の付着工程をおこなうことで管路Pの内面にすでに付着されているライニング材M上に付着されていくこととなる(図7(c)参照)。
第2の付着工程は、ライニング材Mが、第1の付着工程C−1−1で膨らませたライニング材Mと同様に膨らんだところで終了し、その後、次工程である貫通工程C−2がおこなわれるようになっている。
この貫通工程C−2では、第1の付着工程の後におこなった貫通工程C−2と同様に、第2の付着工程において膨らませたライニング材を貫通させる作業をおこなう(図7(d)参照)。具体的に、この貫通工程C−2では、第2の付着工程において膨らませたライニング材を、第1排出口320aおよび/または第2排出口330aから空気を噴出させることにより破裂させて、貫通させる作業をおこなう(図7(d)参照)。なお、このような貫通工程C−2では、第1の付着工程において膨らませたライニング材を、チューブ体310を前後に移動させることによって貫通させることも可能である(図4参照)。
本実施形態では、このような貫通工程C−2をおこなうことで、管路P内の部分的なライニング(管路内ライニング)が終了されるようになっている。
このように、本実施形態によれば、チューブ体310を管路P内に1回挿入するだけで、2重に積層されたライニング層を形成することが可能なため、作業の簡略化を図ることが可能である。
なお、本実施形態では、第1の付着工程、貫通工程C−2、第2の付着工程および貫通工程C−2の順で作業をおこなったが、第1の付着工程と第2の付着工程との間におこなわれる貫通工程C−2を省略することも可能である。
また、本実施形態では、2重に積層されたライニング層を形成するため、第1のチューブ体320の内側に第2のチューブ体330を配置したが、それ以上のライニング層を形成するため、例えば、第2のチューブ体330の内側にさらに第3のチューブ体を配置(この場合、ライニング層は3重)することも可能である。
さらに、本実施形態では、第2のチューブ体330の第2流入口330bを、第1のチューブ体320に移動不能に接続したが、Оリングなどを介在させることによって長手方向に移動自在に接続することも可能である。かかる場合、貫通工程C−2において、第1のチューブ体320に対して第2のチューブ体330を相対的に移動させることによって、ライニング材Mを貫通させることができるため、作業の簡略化などに寄与することが可能となる。
また、本実施形態に用いた第1のチューブ体320の第1排出口320aおよび/または第2のチューブ体330の第2排出口330aに、図5に示すような周壁部を取り付けることも可能である。
なお、上記各実施形態では、ライニング材Mを膨らませたり、貫通させたりする作業を、エア送出装置20のような加圧装置を用いておこなったが、予め気体が加圧されたボンベ(例えば、窒素ガス)を用いておこなってもよく、また、人の口から空気を吹き込むことによりおこなってもよい。さらに、ライニング材Mを膨らませたり、貫通させたりするための流体は、空気に限られず、他の気体および液体(管路内のライニング作業終了後に流通させる流体(本実施形態では、都市ガスまたはLPガス)を含む)であってもよい。
また、上記各実施形態では、チューブ体に対するライニング材Mの装着を、管路P内にチューブ体を挿入する前におこなったが、これに限られず、管路P内の所定位置にライニング材Mを予め充填して配置した後、このライニング材Mにチューブ体を差し込むことによっておこなうことも可能である。
さらに、上記各実施形態では、本発明が適用される管路として、ガス管に用いられるフレキ管を示したが、鉄管やステンレス管などの他の鋼管やその他の管材(例えば、塩ビ管や樹脂管)に適用してもよく、また、ガス管のほか、他の気体が流通する管路(例えば、いわゆるエア管)や、水、油等の液体が流通する管路、および、電線等が配線される管路に適用することも可能である。
また、上記各実施形態において、くぎ打ちや経年劣化による腐食などによって孔のあいた管路に適用した場合について説明したが、本発明は、ねじ接合される管路においてねじ部にゆるみが生じた場合や、メカニカル継手に適用することができるのはもちろんのこと、例えば、孔のあいていない管路において、その内面の一部を補強(更生)する場合にも適用することが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述および図面により、本発明は限定されるものではない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実例および運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることはもちろんであることを付け加えておく。
1 管路内ライニング装置
10,110,210,310 チューブ体
10a,110a,210a 挿入側端部
210b 中間部
120,220 周壁部
320 第1のチューブ体
320a 第1排出口
320b 第1流入口
330 第2のチューブ体
330a 第2排出口
330b 第2流入口
20 エア送出装置
A ライニング位置特定工程
B 挿入工程
C ライニング工程
C−1 付着工程
C−1−1 第1の付着工程
C−1−2 第2の付着工程
C−2 貫通工程
P 管路
Pо 開口部
H 孔
M ライニング材

Claims (9)

  1. ライニング材を排出させるチューブ体を管路内に挿入する挿入工程と、
    前記挿入工程をおこなった後、前記チューブ体から前記ライニング材を排出させて前記管路の内面をライニングするライニング工程と、
    を備えた管路内ライニング方法であって、
    前記ライニング工程は、
    前記ライニング材を、前記チューブ体に流体を流し込むことにより前記チューブ体からバルーン状に膨出させた状態で前記管路の内面に付着させる付着工程と、
    バルーン状に膨らんだ前記ライニング材を前記チューブ体の挿入方向に沿って貫通させる貫通工程と、を含む、
    ことを特徴とする管路内ライニング方法。
  2. 前記貫通工程は、前記チューブ体から前記流体を流出させることによって前記ライニング材を貫通させる工程を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管路内ライニング方法。
  3. 前記貫通工程は、前記チューブ体を前記挿入方向に沿って移動させることによって前記ライニング材を貫通させる工程を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管路内ライニング方法。
  4. 前記チューブ体は、前記ライニング材を排出させる排出口の外周を覆うように前記排出口から離間して配置される周壁部を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の管路内ライニング方法。
  5. 前記チューブ体は、
    前記ライニング材を排出させる第1チューブ体と、
    前記第1チューブ体の内側に設けられ、前記ライニング材を排出させる第2チューブ体と、を有し、
    前記付着工程は、
    前記第1チューブ体に前記流体を流し込むことにより、前記ライニング材を前記第1チューブ体からバルーン状に膨出させて前記管路の内面に付着させる第1の付着工程と、
    前記第1の付着工程をおこなった後、前記第2チューブ体に前記流体を流し込むことにより、前記ライニング材を、前記第2チューブ体からバルーン状に膨出させて前記第1の付着工程によって前記管路の内面に付着された前記ライニング材上に付着させる第2の付着工程と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の管路内ライニング方法。
  6. ライニング材を用いて管路の内面をライニングする管路内ライニング装置であって、
    前記ライニング材を排出可能な排出口を有し、前記管路内に挿入されるチューブ体を備え、
    前記ライニング材は、前記排出口に配置された状態で前記チューブ体に流体が流し込まれると前記排出口からバルーン状に膨出可能な材料からなる、
    ことを特徴とする管路内ライニング装置。
  7. 前記流体を前記チューブ体に流し込むことが可能な流体送出装置を備え、
    前記ライニング材は、バルーン状に膨らんでいる状態で前記流体送出装置によって前記チューブ体に所定量の前記流体が流し込まれると破裂する部材からなる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の管路内ライニング装置。
  8. 前記チューブ体は、前記排出口の外周を覆うように前記排出口から離間して配置される周壁部を有する、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の管路内ライニング装置。
  9. 前記チューブ体は、
    前記流体が流入される第1流入部と、前記ライニング材を排出する第1排出部とを有する第1チューブ体と、
    前記第1チューブ体の内側に配置され、前記流体が流入される第2流入部と、前記ライニング材を排出する第2排出部とを有する第2チューブ体と、を備える、
    ことを特徴とする請求項6〜請求項8の何れか1項に記載の管路内ライニング装置。
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