JP2018142263A - 料金収受装置、料金収受方法、及び料金収受プログラム - Google Patents

料金収受装置、料金収受方法、及び料金収受プログラム Download PDF

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信浩 福田
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Abstract

【課題】料金支払時のカード決済に係る時間を短縮する。【解決手段】料金収受装置1において、第1カード情報入力部は、商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する。通信部は、取得したカード情報と、商品またはサービスの対価としてユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システムに送信し、当該決済システムから、ユーザが支払うべき料金を決済してもユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する。蓄積部は、受信した与信確認情報を蓄積する。第2カード情報入力部は、提供場所を出場するユーザのカード情報を取得する。通信部は、第2カード情報入力部により取得されたカード情報をもとに蓄積部に蓄積された与信管理情報が参照された結果、利用可能枠の範囲内である場合、決済システムに決済依頼を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、商品またはサービスの料金をカード決済で収受する料金収受装置、料金収受方法、及び料金収受プログラムに関する。
近年のキャッシュレス化の流れを受けて、日本でも現金決済に対するカード決済の比率が増加してきている。カード決済には主に、クレジットカード決済と電子マネー決済がある。電子マネーが基本的にプリベイド方式であるのに対し、クレジットカードはポストペイド方式であるため、クレジットカードでは使用時に与信確認が必要となる。具体的には、料金支払時に加盟店端末の読取機でカード情報を読み取り、読み取ったカード情報をカード会社の与信管理システムに送信して、当該与信管理システムから与信の照会結果を受信して、与信を確認する必要がある。
例えば、駐車場の料金をカード決済する場合も(例えば、特許文献1参照)、出場の際にカード情報をカード会社の与信管理システムに送信して、照会結果を受信している。
特開2014−134936号公報
上述の与信照会には長い時間を要する場合があり、駐車場の例では出口付近に車両が滞留することになる。これに対して、カード保有者の利用可能枠を含む与信情報を加盟店の端末に予めダウンロードしておくことが考えられるが、個人情報保護の観点から採用することは難しい。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、料金支払時のカード決済に係る時間を短縮する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の料金収受装置は、商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する第1カード情報入力部と、取得したカード情報と、前記商品または前記サービスの対価として前記ユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システムに送信し、当該決済システムから、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する通信部と、受信した与信確認情報を蓄積する蓄積部と、前記提供場所を出場する前記ユーザのカード情報を取得する第2カード情報入力部と、を備える。前記通信部は、前記第2カード情報入力部により取得されたカード情報をもとに前記蓄積部に蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記決済システムに前記ユーザが支払うべき料金の決済依頼を送信する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザの出場時のカード決済に係る時間を短縮することができる。
本発明の実施の形態に係る、駐車場の自動料金収受システムの全体構成を示す図である。 図2(a)は、車両に設置される車載端末装置の構成を示す図である。図2(b)は、カードを保有している車両の運転者または同乗者が携帯している携帯端末装置の構成を示す図である。 図3(a)は、駐車場の入場ゲート付近に設置される第1路側装置の構成を示す図である。図3(b)は、駐車場の出場ゲート付近に設置される第2路側装置の構成を示す図である。 決済システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る、料金収受装置の構成を示す図である。 与信確認情報保持部に構築される与信確認情報テーブルの一例を示す図である。 ユーザ情報保持部に構築されるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 携帯端末装置の表示部に表示されるメッセージの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る、駐車場の自動料金収受システムの全体動作を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態は、ETC(Electronic Toll Collection Syste)カードを利用した駐車場の自動料金収受システムに関する。ETCカードには原則として、クレジット機能が付いている。ETCカードが装着された車載器が設置された車両が、有料道路のETCゲートを通過すると、その有料道路の利用料金がクレジット決済される。
日本では2016年の春から、DSRC(Dedicated Short Range Communications)を用いたETC2.0のサービスが本格的に開始されている。DSRCは、5.8GHz帯のISM (Industry Science Medical) バンドを用いた双方向の無線通信であり、通信エリアを、狙った狭い範囲に制御することができる特徴を有している。
ETC2.0では有料道路の自動料金収受サービスに加えて、路側機から安全運転支援情報、渋滞回避支援情報、災害時支援情報などの各種情報を車載器に通知するサービスが提供される。さらにETC2.0では、高速・大容量、双方向通信の利点を生かし、様々なサービスに利用することが期待されている。以下、本発明の実施の形態では、駐車場の自動料金収受システムに利用する例を提案する。
図1は、本発明の実施の形態に係る、駐車場の自動料金収受システムの全体構成を示す図である。図1に示す駐車場P1では、入場口に第1路側装置2が設置され、出場口に第2路側装置3が設置される。駐車場P1は有料の駐車場であればよく、一般的な時間貸し駐車場であってもよいし、ショッピングセンタ、公共施設などに併設される駐車スペースであってもよい。また、高速道路のサービスエリア、パーキングエリア及び道の駅の駐車スペースも、有料化されている場合は該当する。
第1路側装置2と第2路側装置3は、料金収受装置1とそれぞれ有線または無線で接続される。例えば、両者をLANケーブルで接続して、両者の間でイーサネット(登録商標)規格に準拠した通信を行ってもよいし、両者をRS485ケーブルで接続して、両者の間でRS485規格に準拠したシリアル通信を行ってもよい。
料金収受装置1はネットワーク8を介して決済システム7と接続される。料金収受装置1と決済システム7間の通信方法には、SSL通信などの高セキュリティな通信プロトコルを用いたものが使用される。
第1路側装置2のアンテナ21の下を、車載端末装置4(図2参照)が設置された車両C1が通過すると、第1路側装置2と車載端末装置4との間でDSRC規格に準拠した通信が実行される。車載端末装置4は、ETCカードのクレジットカード情報(以下、単にカード情報という)を読み取り、読み取ったカード情報を当該通信を用いて第1路側装置2に送信する。第1路側装置2は、受信したカード情報を料金収受装置1に送信する。料金収受装置1は、受信したカード情報をもとに事前の与信照会を行う。
第2路側装置3のアンテナ31の下を、車載端末装置4(図2参照)が設置された車両C2が通過すると、第2路側装置3と車載端末装置4との間でDSRC規格に準拠した通信が実行される。車載端末装置4は、ETCカードのカード情報を読み取り、読み取ったカード情報を当該通信を用いて第2路側装置3に送信する。第2路側装置3は、受信したカード情報を料金収受装置1に送信する。料金収受装置1は、受信したカード情報をもとに駐車料金を決済する。以下、より具体的に説明する。
図2(a)は、車両C1−C4に設置される車載端末装置4の構成を示す図である。車載端末装置4は、運転者または同乗者から見えない位置に取り付けられてもよいし、ダッシュボードの上など見える位置に取り付けられてもよい。車載端末装置4は、アンテナ41、制御部42、カード読取部43、表示部44、操作部45及び音声出力部47を備える。
アンテナ41はDSRC規格に準拠したアンテナである。制御部42はマイクロコンピュータ及びその他のLSIを有する。カード読取部43は、カード5を挿入するための挿入ユニットを有する。表示部44は液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイを有する。操作部45は、表示部44と一体になったタッチパネルディスプレイ及び/又は物理ボタンを有する。音声出力部47はスピーカを有する。
カード読取部43にはETCカード(以下、単にカード5という)が装着され、カード読取部43は装着されたカード5からカード情報を読み取り、制御部42に出力する。制御部42は、第1路側装置2または第2路側装置3との路車間通信が確立されると、読み取られたカード情報を、第1路側装置2または第2路側装置3に送信する。また制御部42は、第1路側装置2または第2路側装置3から、カードの有効性確認結果、カードの与信確認結果、決済情報などの情報を受信する。制御部42は、受信した情報を表示部44に表示させるか、音声出力部47から音声出力させるか、又はその両方を実行する。
図2(b)は、カード5を保有している車両C1−C4の運転者または同乗者が携帯している携帯端末装置6の構成を示す図である。携帯端末装置6は、カード5の保有者が携帯する端末装置である。携帯端末装置6には例えば、スマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット、スマートウォッチ、携帯型音楽プレーヤ、携帯型ゲーム機を使用できる。本実施の形態では通信機能が必要であるため、スマートフォン及びフィーチャーフォン以外の端末装置を使用する場合はSIMカードが挿入された状態、または無線LANのアクセスポイントに接続された状態で使用する必要がある。
携帯端末装置6は、アンテナ61、制御部62、表示部64、操作部65、音声入力部66及び音声出力部67を備える。アンテナ61は、所定のモバイル通信規格、所定の短距離無線通信規格、無線LAN規格の少なくとも1つに準拠したアンテナである。制御部62はマイクロコンピュータ及びその他のLSIを有する。表示部64は液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイを有する。操作部65は、表示部64と一体になったタッチパネルディスプレイ及び/又は物理ボタンを有する。音声入力部66はマイクを有する。音声出力部67はスピーカを有する。料金収受装置1から送信された電子メール等のメッセージ情報をアンテナ61で受信すると、制御部62は受信したメッセージを表示部64に表示させるか、音声出力部67から音声出力させる。
図3(a)は、駐車場P1の入場ゲート付近に設置される第1路側装置2の構成を示す図である。第1路側装置2は、アンテナ21、制御部22、入出力部23及び入場ゲート装置24を備える。アンテナ21はDSRC規格に準拠したアンテナである。制御部222はマイクロコンピュータ及びその他のLSIを有する。入出力部23は、料金収受装置1との通信方法に準拠した通信インタフェースを有する。入場ゲート装置24は、ゲートバーを有し、制御部22からの指示に応じてゲートバーを開閉する。
図3(b)は、駐車場P1の出場ゲート付近に設置される第2路側装置3の構成を示す図である。第2路側装置3は、アンテナ31、制御部32、入出力部33、出場ゲート装置34及び精算装置35を備える。第2路側装置3のアンテナ31、制御部32、入出力部33及び出場ゲート装置34は、第1路側装置2のアンテナ21、制御部22、入出力部23及び入場ゲート装置24と同じである。精算装置35は、カード決済が不能な場合に使用される現金決済用の精算装置である。なお電子マネー決済機能を備えていてもよい。
図4は、決済システム7の構成を示す図である。決済システム7はカード会社またはカード会社から委託を受けたシステム運営会社のデータセンタに構築される。通常、複数台のサーバで構成される。なお複数の場所に設置されたサーバをクラウド接続してシステムを構成してもよい。
決済システム7は、制御部72、入出力部73及び記憶部74を備える。制御部72は、与信確認部721及び決済処理部722を含む。図4の制御部72の機能ブロックには、本実施の形態で注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。制御部72の機能はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。記憶部74は例えばHDD、SSDで構成され、顧客情報保持部741及び利用明細情報保持部742を含む。図4の記憶部74の機能ブロックにも、本実施の形態で注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。
顧客情報保持部741は、カード保有者の顧客情報を保持する。顧客情報にはカード保有者の属性情報とカード情報が含まれる。カード保有者の属性情報には氏名、性別、年齢、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、家族、住居、勤務先、年収、資産などが含まれる。カード情報にはカード番号、有効期限、名義人、セキュリティコード、支払口座、利用可能枠などが含まれる。利用可能枠は、カード保有者が1ヶ月に利用可能な金額の上限(例えば、10万円、30万円、50万円など)であり、ショッピング利用可能枠とキャッシング利用可能枠で構成される。利用明細情報保持部742は、各カード保有者の利用明細情報を月単位で保持する。なお、カード5に書き込まれたカード情報には、支払口座、利用可能枠の情報は含まれない。
入出力部73は、料金収受装置1との通信方法に準拠した通信インタフェースを有する。与信確認部721は、料金収受装置1から与信照会を受け付けたとき、当該与信照会に含まれるカード情報および利用金額をもとに、顧客情報保持部741を参照して当該カード情報に係るカード保有者の利用可能枠を特定する。与信確認部721は、利用明細情報保持部742から当該カード保有者の今月の利用金額合計を読み出し、受け付けた利用金額と合算する。与信確認部721は合算金額が、当該カード保有者の利用可能枠の範囲内に収まるか否か判定し、その判定結果を入出力部73を介して料金収受装置1に送信する。
決済処理部722は、料金収受装置1から決済依頼を受け付けたとき、当該決済依頼に含まれるカード情報および利用金額をもとに、利用明細情報保持部742の当該カード保有者の利用明細情報を更新する。
図5は、本発明の実施の形態に係る、料金収受装置1の構成を示す図である。料金収受装置1は、少なくとも1台のサーバまたはPCで構築される。料金収受装置1は原則として、駐車場P1の施設内またはその近傍に設置される。なお、料金収受装置1が第1路側装置2及び第2路側装置3とプライベートネットワークを形成している場合、通信遅延が無視できる範囲内であれば、料金収受装置1が駐車場P1から離れた位置に設置されてもよい。
料金収受装置1は、制御部12、入出力部13及び記憶部14を備える。制御部12は、駐車料金管理部121、有効性確認部122、与信照会部123、与信確認情報管理部124、決済依頼部125、ユーザ情報管理部126、携帯端末通知部127及び車載端末通知部128を含む。図5の制御部12の機能ブロックには、本実施の形態で注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。制御部12の機能はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、又はハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。
入出力部13は、第1路側装置入出力部131、第2路側装置入出力部132、決済システム入出力部133及び携帯端末入出力部134を含む。第1路側装置入出力部131、第2路側装置入出力部132、決済システム入出力部133及び携帯端末入出力部134は、それぞれの接続先との通信方法に準拠した通信インタフェースを有する。記憶部14は例えばHDD、SSDで構成され、与信確認情報保持部141及びユーザ情報保持部142を含む。図5の記憶部14の機能ブロックにも、本実施の形態で注目する処理に関連する機能ブロックのみを描いている。なお、与信確認情報保持部141は制御部12内のRAMに構築されてもよい。
駐車料金管理部121は、駐車場P1の利用料金を車両ごとに管理する。従量制課金が採用されている場合、単位時間(例えば、20分、1時間、24時間)ごとに所定の料金を加算する。駐車料金管理部121は車両の入場時刻を基準に、駐車場P1内の各車両の利用料金をリアルタイムに管理する。
有効性確認部122は、第1路側装置入出力部131または第2路側装置入出力部132を介して入力されたカード情報の有効性を確認する。例えば、有効期限が切れているカード5である場合、カード5を無効と判定する。また入力されたカード情報に、必要な情報(例えば、セキュリティコード)が含まれていない場合も、カード5を無効と判定する。カード5が無効と判定された場合、車載端末通知部128は、第1路側装置入出力部131または第2路側装置入出力部132を介して車載端末装置4に、カード5が無効であることを示すメッセージ情報を送信する。なお、この有効性確認は必須ではなく省略可能である。その場合、有効性確認は決済システム7側で実行される。
与信照会部123は、入力されたカード情報と、駐車料金管理部121により管理される現時点の料金を決済システム入出力部133を介して決済システム7に送信する。送信されるカード情報には少なくともカード番号が含まれる。カード番号に加えて、セキュリティコード、名義人、有効期限の少なくとも1つを含めてもよい。与信照会部123は決済システム7から、現時点の利用料金を決済しても当該カード保有者の利用可能枠の範囲内に収まるか否かを示す与信確認情報を受信する。与信照会部123は受信した与信確認情報を与信確認情報保持部141に蓄積する。与信照会部123は、利用料金が加算される度に上述の与信照会を行う。
図6は、与信確認情報保持部141に構築される与信確認情報テーブル141aの一例を示す図である。与信確認情報テーブル141aは、駐車場P1に現在存在する車両の車載端末装置4に挿入されているカード5のカード情報、決済システム7から受信した与信確認情報、及び最終確認時刻を管理している。管理番号「03」に示すように与信照会部123は、与信確認結果が1度、NGになったカード5については、それ以降の与信照会を行わない。
図5の与信確認情報管理部124は、第2路側装置入出力部132を介してカード情報が入力されると与信確認情報保持部141を参照して、最終的な利用料金を決済しても当該カード保有者の利用可能枠の範囲内に収まるか否か判定する。利用可能枠の範囲内に収まる場合、決済依頼部125は決済システム入出力部133を介して決済システム7に、カード情報と最終的な利用金額を含む決済依頼を送信する。決済依頼部125は決済システム7から決済完了通知を受信する。
なお本実施の形態では迅速な精算を実現するため、車載端末通知部128は決済システム7から決済完了通知を受信する前に、第2路側装置入出力部132を介して車載端末装置4に、カード決済の成否を示すメッセージ情報を送信する。例えば、利用可能枠の範囲内に収まる場合、「カード決済が完了しました。ご利用ありがとうございました。」といったメッセージを送信する。利用可能枠を超えている場合、「カード決済できませんでした。現金で精算して下さい。」といったメッセージを送信する。
ユーザ情報管理部126は、駐車場P1を利用するユーザのユーザ情報を管理する。ユーザ情報は、駐車場P1を運営する会社のウェブページに、ユーザによって予め入力された情報である。なお、このユーザ情報の取得方法は一例であり、ユーザの初回利用時に紙ベースで会員登録してもらい、オペレータが料金収受装置1に手動で入力するといったものでもよい。
図7は、ユーザ情報保持部142に構築されるユーザ情報テーブル142aの一例を示す図である。ユーザ情報テーブル142aは、カード情報、携帯端末情報、及び前回のカード決済履歴を管理している。カード情報は、ユーザ情報の登録時にユーザに入力してもらったものでもよいし、駐車場P1の第2路側装置3で最初にカード5が使用された際に生成されたものでもよい。後者の場合、ユーザ情報管理部126はユーザ情報テーブル142aに存在しないカード5が使用された際に、新たなユーザ情報のレコードを作成する。
携帯端末情報は、決済システム7から携帯端末装置6にメッセージを通知するための方法を登録した情報である。通知方法として例えば電子メール、SMS(Short Message Service)、音声案内を利用できる。SMSを利用する場合、通信事業者またはOSベンダが提供しているプッシュ通知サービスを利用する。携帯端末装置6の取り扱いに慣れていないユーザの場合、音声案内を利用するとよい。音声案内の場合、携帯端末装置6に着信があり、メッセージが自動音声で再生される。電子メールを利用する場合、電子メールアドレスの登録が必須となる。SMSまたは音声案内を利用する場合、電話番号の登録が必須となる。
前回のカード決済履歴は、駐車場P1の前回利用時における駐車料金のカード決済が成功したか否かを保持する。なおユーザ情報管理部126は、この情報を月替りのタイミングでリセットしてもよい。
図5の携帯端末通知部127は、与信照会部123により決済システム7から受信された与信確認情報がNGである場合、ユーザ情報保持部142を参照して、該当するユーザの携帯端末装置6を特定する。携帯端末通知部127は携帯端末入出力部134を介して、特定した携帯端末装置6に、クレジットカードが使用不可であることを示すメッセージ情報を通知する。
図8は、携帯端末装置6の表示部64に表示されるメッセージの一例を示す図である。例えば、車を駐車場P1に置いて買い物をしているユーザは、店舗内で当該メッセージを受信することにより予め現金を用意することができる。例えば、店舗内のATMから予め現金を引き出しておくことができる。
図5の携帯端末通知部127は、上述したカード5の有効性確認通知および決済通知に加えて、前回使用時のカード決済の成否を示す情報を車載端末装置4に通知することができる。具体的にはユーザ情報管理部126は、第1路側装置入出力部131を介してカード情報が入力されるとユーザ情報保持部142を参照して、当該ユーザの前回のカード決済履歴が成功であるか失敗であるかを特定する。失敗である場合、車載端末通知部128は第1路側装置入出力部131を介して車載端末装置4に、前回利用時のカード決済が失敗であったことを示すメッセージ情報を送信する。
なお、この処理は上記の与信照会処理と独立したものであり、与信照会部123は当該入力されたカード情報についても、他のカード情報と同様に決済システム7に与信照会を行う。前回利用時から今回利用時までの間に月替りが発生している場合や、利用可能枠を増額している場合、与信が回復している可能性がある。また、前回のカード決済履歴は駐車場P1への入庫の可否の判断にも影響しない。入庫の可否は基本的に、駐車場P1の空きスペースの有無に基づき判断される。
なお、前回のカード決済の成否を車載端末装置4に通知する処理は必須処理ではなく、省略可能である。この場合、ユーザ情報テーブル142aの「前回のカード決済履歴」の項目も省略可能である。
図9は、本発明の実施の形態に係る、駐車場の自動料金収受システムの全体動作を示すフローチャートである。車両が第1路側装置2に接近すると、車載端末装置4は、装着されたカード5から読み込んだカード情報を第1路側装置2を介して料金収受装置1に送信する(S10)。料金収受装置1は、車載端末装置4から受信したカード情報と、発生した料金情報を含む与信照会依頼を決済システム7に送信する(S11)。決済システム7は、料金収受装置1から受信したカード情報および料金情報をもとに当該カード保有者の与信を確認する(S12)。決済システム7は、当該与信確認結果を料金収受装置1に送信する(S13)。
料金収受装置1は、決済システム7から受信した与信確認結果を蓄積する(S14)。受信した与信確認結果がNGの場合(S15のY)、決済システム7は、カード決済不可のメッセージを当該カード保有者の携帯端末装置6に送信する(S16)。携帯端末装置6は、受信したメッセージを表示する(S17)。
受信した与信確認結果がOKの場合において(S15のN)、追加料金が発生した場合(S18のY)、料金収受装置1は、携帯端末装置6から受信したカード情報と、追加料金発生後の料金情報を含む与信照会依頼を決済システム7に再度送信する(S11)。以下、ステップS12以下の処理が実行される。
車両が第2路側装置3に接近すると、車載端末装置4は、装着されたカード5から読み込んだカード情報を第2路側装置3を介して料金収受装置1に送信する(S19)。料金収受装置1は受信したカード情報の与信を、蓄積された与信確認結果をもとに判定する(S20)。料金収受装置1は、与信確認に基づくメッセージを第2路側装置3を介して車載端末装置4に送信する(S21)。車載端末装置4は、カード決済の成否を表示する(S22)。与信確認結果がOKの場合、料金収受装置1は、当該カード情報と最終的な利用料金を含む決済依頼を決済システム7に送信する(S23)。決済システム7は、当該決済依頼をもとに決済処理する(S24)。
以上説明したように本実施の形態によれば、駐車場の入庫時にカード情報を取得して事前に決済システム7に送信して与信照会を行うことにより、出庫時に与信照会を行う必要がなく、スムーズなカード決済を実現することができる。また料金収受装置1が決済システム7から得られる与信確認情報は、利用可能枠を超えているか否かを示す情報のみであり、個人情報である利用可能枠が料金収受装置1から漏洩することがない。従って、ユーザの利便性と個人情報保護を両立することができる。
時間経過に伴い料金が加算されていく料金システムの場合、加算される度に与信照会が行われるため、料金収受装置1側で利用限度額を超えていないかをリアルタイムに把握することができる。また利用限度額を超えた時点で、ユーザの携帯端末装置6に通知することにより、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述の実施の形態では、駐車場の料金収受に関する例を説明したが、本実施の形態に係る料金収受システムは、駐車中に店舗内外で購入した商品および/またはサービスの料金収受にも適用可能である。この場合、購入した商品またはサービスの料金情報を含む購入情報が料金収受装置1に通知される仕組みが必要となる。例えば、ドライブスルーで飲食物を購入した場合、店員が料金情報を料金収受装置1に入力する。また、本実施の形態に係る料金収受システムは、サファリパークの料金収受にも適している。
また上述の実施の形態では、駐車場P1の入場口に第1路側装置2を、出場口に第2路側装置3を設置する例を説明した。この点、入場口と出場口が共通の場合、1つの路側装置を設置するだけでよい。この場合、ステータスが非駐車中の車両が路側装置に接近したとき上述した第1路側装置2と同様の処理を実行し、ステータスが駐車中の車両が路側装置に接近したとき上述した第2路側装置3と同様の処理を実行する。
なお、実施の形態は、以下の項目によって特定されてもよい。
[項目1]
商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する第1カード情報入力部(131)と、
取得したカード情報と、前記商品または前記サービスの対価として前記ユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システム(7)に送信し、当該決済システム(7)から、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する通信部(133)と、
受信した与信確認情報を蓄積する蓄積部(14)と、
前記提供場所を出場する前記ユーザのカード情報を取得する第2カード情報入力部(132)と、を備え、
前記通信部(133)は、前記第2カード情報入力部(132)により取得されたカード情報をもとに前記蓄積部(14)に蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記決済システム(7)に前記ユーザが支払うべき料金の決済依頼を送信することを特徴とする料金収受装置(1)。
これによれば、出場時のカード決済を迅速に行うことができる。
[項目2]
前記通信部(133)は、追加料金の発生に伴い前記ユーザが支払うべき料金が増加した場合、前記カード情報と前記ユーザが支払うべき増加後の料金を前記決済システム(7)に送信し、当該決済システム(7)から、前記ユーザが支払うべき増加後の料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を再度受信することを特徴とする項目1に記載の料金収受装置(1)。
これによれば、利用可能枠内に収まるか否かを料金収受装置(1)がリアルタイムで把握することができる。
[項目3]
前記決済システム(7)から受信した与信確認情報が前記ユーザの利用可能枠の範囲外であることを示す場合、前記ユーザの予め登録された携帯端末装置(6)に、前記カード情報に係るカードが使用不可であることを示す情報を通知する携帯端末通知部(127)と、
をさらに備えることを特徴とする項目1または2に記載の料金収受装置(1)。
これによれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
[項目4]
前記第1カード情報入力部(131)は、前記提供場所の入場ゲートに設置された第1無線読取装置(2)により、前記ユーザが乗車する車両内に設置された車載端末装置(4)から無線で受信された前記カード情報を取得し、
前記第2カード情報入力部(132)は、前記提供場所の出場ゲートに設置された第2無線読取装置(3)により、前記車両内に設置された車載端末装置(4)から無線で受信された前記カード情報を取得することを特徴とする項目1から3のいずれかに記載の料金収受装置(1)。
これによれば、車両内に居ながらにして窓から手を出すこともなく、迅速かつ簡単に料金精算を行うことができる。
[項目5]
前記第2カード情報入力部(132)により取得されたカード情報をもとに前記蓄積部(14)に蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記車載端末装置(4)に決済完了を示す情報を送信し、前記ユーザが支払うべき料金を決済すると前記ユーザの利用可能枠の範囲外となる場合、前記車載端末装置(4)に決済未了を示す情報を送信する車載端末通知部(128)と、
をさらに備えることを特徴とする項目4に記載の料金収受装置(1)。
これによれば、カード決済の成否を車両内で確認することができる。
[項目6]
前記蓄積部(14)は、前記ユーザのカード決済の成否を履歴情報としてさらに保持し、
前記車載端末通知部(128)は、前記第1カード情報入力部(131)により取得されたカード情報をもとに、前記蓄積部(14)に蓄積された履歴情報が参照された結果、前回のカード決済が失敗だったとき、その情報を車載端末装置(4)に通知する項目5に記載の料金収受装置(1)。
これによれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
[項目7]
商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する第1ステップと、
取得したカード情報に含まれる識別情報と、前記商品または前記サービスの対価として前記ユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システムに送信し、当該決済システムから、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する第2ステップと、
受信した与信確認情報を蓄積する第3ステップと、
前記提供場所を出場する前記ユーザのカード情報を取得する第4ステップと、
前記第4ステップにより取得されたカード情報をもとに、前記第3ステップにより蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記決済システムに前記ユーザが支払うべき料金の決済依頼を送信する第5ステップと、
を有することを特徴とする料金収受方法。
これによれば、出場時のカード決済を迅速に行うことができる。
[項目8]
商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する第1処理と、
取得したカード情報と、前記商品または前記サービスの対価として前記ユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システムに送信し、当該決済システムから、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する第2処理と、
受信した与信確認情報を蓄積する第3処理と、
前記提供場所を出場する前記ユーザのカード情報を取得する第4処理と、
前記第4処理により取得されたカード情報をもとに、前記第3処理により蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記決済システムに前記ユーザが支払うべき料金の決済依頼を送信する第5処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする料金収受プログラム。
これによれば、出場時のカード決済を迅速に行うことができる。
1 料金収受装置、 P1 駐車場、 2 第1路側装置、 3 第2路側装置、 4 車載端末装置、 5 カード、 6 携帯端末装置、 7 決済システム、 8 ネットワーク、 12 制御部、 13 入出力部、 14 記憶部、 21 アンテナ、 22 制御部、 23 入出力部、 24 入場ゲート装置、 31 アンテナ、 32 制御部、 33 入出力部、 34 出場ゲート装置、 35 精算装置、 41 アンテナ、 42 制御部、 43 カード読取部、 44 表示部、 45 操作部、 47 音声出力部、 61 アンテナ、 62 制御部、 64 表示部、 65 操作部、 66 音声入力部、 67 音声出力部、 72 制御部、 73 入出力部、 74 記憶部、 121 駐車料金管理部、 122 有効性確認部、 123 与信照会部、 124 与信確認情報管理部、 125 決済依頼部、 126 ユーザ情報管理部、 127 携帯端末通知部、 128 車載端末通知部、 131 第1路側装置入出力部、 132 第2路側装置入出力部、 133 決済システム入出力部、 134 携帯端末入出力部、 141 与信確認情報保持部、 141a 与信確認情報テーブル、 142 ユーザ情報保持部、 142a ユーザ情報テーブル、 721 与信確認部、 722 決済処理部、 741 顧客情報保持部、 742 利用明細情報保持部。

Claims (8)

  1. 商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する第1カード情報入力部と、
    取得したカード情報と、前記商品または前記サービスの対価として前記ユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システムに送信し、当該決済システムから、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する通信部と、
    受信した与信確認情報を蓄積する蓄積部と、
    前記提供場所を出場する前記ユーザのカード情報を取得する第2カード情報入力部と、を備え、
    前記通信部は、前記第2カード情報入力部により取得されたカード情報をもとに前記蓄積部に蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記決済システムに前記ユーザが支払うべき料金の決済依頼を送信することを特徴とする料金収受装置。
  2. 前記通信部は、追加料金の発生に伴い前記ユーザが支払うべき料金が増加した場合、前記カード情報と前記ユーザが支払うべき増加後の料金を前記決済システムに送信し、当該決済システムから、前記ユーザが支払うべき増加後の料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を再度受信することを特徴とする請求項1に記載の料金収受装置。
  3. 前記決済システムから受信した与信確認情報が前記ユーザの利用可能枠の範囲外であることを示す場合、前記ユーザの予め登録された携帯端末装置に、前記カード情報に係るカードが使用不可であることを示す情報を通知する携帯端末通知部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の料金収受装置。
  4. 前記第1カード情報入力部は、前記提供場所の入場ゲートに設置された第1無線読取装置により、前記ユーザが乗車する車両内に設置された車載端末装置から無線で受信された前記カード情報を取得し、
    前記第2カード情報入力部は、前記提供場所の出場ゲートに設置された第2無線読取装置により、前記車両内に設置された車載端末装置から無線で受信された前記カード情報を取得することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の料金収受装置。
  5. 前記第2カード情報入力部により取得されたカード情報をもとに前記蓄積部に蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記車載端末装置に決済完了を示す情報を送信し、前記ユーザが支払うべき料金を決済すると前記ユーザの利用可能枠の範囲外となる場合、前記車載端末装置に決済未了を示す情報を送信する車載端末通知部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の料金収受装置。
  6. 前記蓄積部は、前記ユーザのカード決済の成否を履歴情報としてさらに保持し、
    前記車載端末通知部は、前記第1カード情報入力部により取得されたカード情報をもとに、前記蓄積部に蓄積された履歴情報が参照された結果、前回のカード決済が失敗だったとき、その情報を車載端末装置に通知する請求項5に記載の料金収受装置。
  7. 商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する第1ステップと、
    取得したカード情報に含まれる識別情報と、前記商品または前記サービスの対価として前記ユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システムに送信し、当該決済システムから、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する第2ステップと、
    受信した与信確認情報を蓄積する第3ステップと、
    前記提供場所を出場する前記ユーザのカード情報を取得する第4ステップと、
    前記第4ステップにより取得されたカード情報をもとに、前記第3ステップにより蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記決済システムに前記ユーザが支払うべき料金の決済依頼を送信する第5ステップと、
    を有することを特徴とする料金収受方法。
  8. 商品またはサービスの提供場所に入場するユーザのカード情報を取得する第1処理と、
    取得したカード情報と、前記商品または前記サービスの対価として前記ユーザが支払うべき料金をカード会社の決済システムに送信し、当該決済システムから、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内であるか否かを示す与信確認情報を受信する第2処理と、
    受信した与信確認情報を蓄積する第3処理と、
    前記提供場所を出場する前記ユーザのカード情報を取得する第4処理と、
    前記第4処理により取得されたカード情報をもとに、前記第3処理により蓄積された与信管理情報が参照された結果、前記ユーザが支払うべき料金を決済しても前記ユーザの利用可能枠の範囲内である場合、前記決済システムに前記ユーザが支払うべき料金の決済依頼を送信する第5処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする料金収受プログラム。
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