JP2018139491A - 直流電動機駆動装置とそれを搭載した天井埋込型換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直流電動機の脱調防止法として、直流電動機への印加電圧や電動機電流、回転数信号を検出して位相差を算出し回転数を補正する方法があるが、高速かつ複雑な演算が要求されるためマイクロコンピュータが必須となり、駆動装置に組み込むと制御基板の大型化と高コスト化につながる。
【解決手段】直流電動機を駆動する3相交流電圧を生成する前段の直流電圧値を監視し、直流電圧値が予め設定した閾値以下となった場合に直接直流電動機の回転数指示を低下させると同時にブレーキ機能により電源投入時と同じ状態で再起動させることで、直流電動機の脱調から復帰し正常回転を継続することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、風量を大きく変動させないためにモータ電流を一定に維持して駆動する直流電動機の駆動装置において、直流電動機の脱調を検出し安定した回転に戻すものに関する。
従来、この種の直流電動機の脱調防止には、直流電動機の負荷電圧、または負荷電流を検出して比較演算を行い、出力電圧あるいは出力電圧の周波数を変更して脱調を防止するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、特許文献1に記載されているこの種の直流電動機駆動装置について、図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、従来の直流電動機駆動装置は、整流用ダイオード101と直流平滑用コンデンサ102により商用電源の交流電圧を直流に変換している。
そして、直流変換された電圧をドライブ回路110で駆動されるインバータ104により交流に変換し、その交流電圧を電機子コイル105、106、107に印加してモータを回転させている。
また、インバータ104による回転数指令とモータの実回転数の差を演算するために、直流に変換した電圧を直流電源電圧検出器103で検出する。同様に、電機子コイル105、106、107の電流値を電流検出器108、109で検出する。検出した電圧値、電流値と、各電機子コイルから検出される誘起電圧から、その誘起電圧の位相差の変化率をマイクロコンピュータ111で演算する。
そして、演算した位相差の変化率から回転数指令とモータの実回転数の差を演算し、最終の演算結果より得られた回転数の差を補正し、実回転数を指令回転数に一致させることで直流電動機の脱調を防ぐ、あるいは、回転の安定化を図るものである。
特開平11−55994号公報
このような従来の直流電動機の脱調防止や回転安定化方法については、電圧や電流の位相差、あるいは直流電動機の回転数を情報として収集する必要があり、また、高速かつ複雑な演算が要求されるためマイクロコンピュータが必須となる。
したがって、駆動装置にマイクロコンピュータを組み込まなければならないが、マイクロコンピュータを駆動装置に組み込むと制御基板のサイズが大きくなる。
そして、マイクロコンピュータ自体のコストと、マイクロコンピュータを動作させるソフトウェアの開発コストにより、駆動装置の価格が高額となる。
製品の小型化、低コスト化の要求に伴い、製品に組み込まれる直流電動機駆動装置にも小型化、低コスト化が要求されている。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、マイクロコンピュータを使用せずに脱調を防止し、省スペースかつ安価な直流電動機駆動装置を提供することを目的としている。
そして、この課題を解決するために、本発明は、3相の直流電動機と、直流電圧を3相交流電圧に変換し前記直流電動機に印加して直流電動機を駆動する駆動手段と、前記直流電動機の回転数を直流電動機駆動手段へ電圧で指示する回転数指示手段と、前記直流電動機駆動手段の動作電圧となる動作電圧生成手段と、前記直流電動機駆動手段への直流電圧を変化させて出力電流を一定に維持して供給する定電流出力手段と、前記定電流出力手段の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記直流電動機の回転数異常を判定するための基準電圧値を生成する下限基準電圧生成手段と、前記定電流出力手段の出力電圧と前記下限基準電圧を比較演算し出力電圧の低下を診断して出力電圧の低下状態を外部に出力する出力電圧低下診断手段と、前記出力電圧低下診断手段の出力で動作する第一のスイッチ手段とを備え、前記第一のスイッチ手段は前記回転数指示手段と前記直流電動機駆動手段の間に挿入し、前記直流電動機の回転中に前記出力電圧低下診断手段が出力電圧の低下と判断した場合に、前記第一のスイッチ手段を開放することで前記直流電動機を再起動することを特徴としたものである。
このような構成において、出力電圧低下診断手段は、駆動手段への入力電圧が予め定めた下限基準電圧値を下回った場合に、直流電動機の回転数異常が発生したと判断する。
この回転数異常を検出した時点で、第一のスイッチ手段は、回転数指示手段を開放して回転数指令をゼロにし、電源投入時と同じ状態に戻して再起動をかける。
これにより、回転数異常から正常状態に復帰することができる。
本発明の実施の形態1の直流電動機の駆動装置の構成を示す図 本発明の実施の形態2の直流電動機の駆動装置の構成を示す図 本発明の実施の形態3の直流電動機の駆動装置の構成を示す図 従来の構成を示す簡略図
本発明の請求項1記載の発明は、3相の直流電動機と、直流電圧を3相交流電圧に変換し前記直流電動機に印加して直流電動機を駆動する駆動手段と、前記直流電動機の回転数を駆動手段へ電圧で指示する回転数指示手段と、前記駆動手段の動作電圧となる動作電圧生成手段と、前記直流電動機駆動手段への直流電圧を変化させて出力電流を一定に維持して供給する定電流出力手段と、前記定電流出力手段の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記直流電動機の回転数異常を判定するための基準電圧値を生成する下限基準電圧生成手段と、前記定電流出力手段の出力電圧と前記下限基準電圧を比較演算し出力電圧の低下を診断して出力電圧の低下状態を外部に出力する出力電圧低下診断手段と、前記出力電圧低下診断手段の出力で動作する第一と第二のスイッチ手段とを備え、前記第一のスイッチ手段は前記回転数指示手段と前記駆動手段の間に挿入し、前記第二のスイッチ手段は前記駆動手段のブレーキ機能端子と前記動作電圧生成手段の間に挿入し、前記直流電動機の回転中に前記出力電圧低下診断手段が出力電圧の低下と判断した場合に、前記第一のスイッチ手段を開放し、前記第二のスイッチ手段を短絡することで前記直流電動機を再起動することを特徴としたものである。
このような構成において、前記直流電動機駆動手段の回転数が何らかの異常により大幅に低下すると、前記直流電動機への入力電圧が大幅に低下する。よって、前記出力電圧低下手段を設けることにより前記直流電動機の回転数の著しい低下を検知することができる。そして、回転数の低下を検知した時点で前記スイッチ手段により前記直流電動機への回転数指令を強制的にゼロとし、同時に前記直流電動機にブレーキをかけ直流電動機の回転数をゼロとして再起動をかけることで前記直流電動機を正常回転に復帰させることができる。
また、前記回転数指示手段には、起動時にのみ指示する電圧を所定の時間で上昇させる時定数回路を備え、通電と同時に前記回転数指示手段の電圧を徐々に上昇させてもよい。
この構成により、マイコンを使用しないセンサレスの駆動系でも起動時に低い回転数から起動させることができる。
また、前記出力電圧低下診断手段で動作する第三のスイッチ手段を備え、第三のスイッチ手段は、前記時定数回路のプラス側とゼロ電位を短絡する構成とし、前記出力電圧低下診断手段が出力電圧の低下と判断した場合に、前記時定数回路を強制的に放電させてもよい。
この構成により、マイコンを使用しない駆動系でも出力電圧低下を検知した後の再起動時にも電源投入時と同じ動作を行うことができる。
また、本発明の直流電動機駆動装置を換気装置に組み込むことによって、省スペース、低コストで安定した回転を実現した換気装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、第1の実施の形態の直流電動機駆動装置は、定電流回路1とモータドライバ2と、センサレスDCモータ3と、VSP電圧生成回路4と、低電圧生成回路5と、電圧検出回路6と、基準電圧回路7と、コンパレータ8と、2つのトランジスタ9、トランジスタ10とで構成されている。
定電流回路1は、商用交流電源電圧を直流定電流出力に変換する定電流出力手段である。モータドライバ2は、定電流回路1の定電流出力を3相交流に変換する駆動手段である。センサレスDCモータ3は、モータドライバ2の3相交流出力を印加する直流電動機である。VSP電圧生成回路4は、モータドライバ2に外部から電圧を任意に与えてモータドライバ2が生成する3相交流出力を可変することでセンサレスDCモータ3の回転数を変更する回転数指示手段である。低電圧生成回路5は、モータドライバ2の動作電圧を生成する動作電圧生成手段である。電圧検出回路6は、定電流回路1の出力電圧を検出する。
出力電圧検出手段である。基準電圧回路7は、定電流回路1の出力電圧の下限基準電圧を生成するための下限基準電圧生成手段である。コンパレータ8は、電圧検出回路6の出力と基準電圧回路7の出力を比較判定して出力する出力電圧低下診断手段である。
トランジスタ9は、モータドライバ2とVSP電圧生成回路4との間に挿入してコンパレータ8の出力と連動する第一のスイッチ手段である。トランジスタ9は定常時はON状態とする。トランジスタ10は、モータドライバ2のブレーキ機能端子と低電圧生成回路5との間に挿入してコンパレータ8の出力と連動する第二のスイッチ手段である。
低電圧生成回路5は、モータドライバ2の電源端子に接続する他に、モータドライバ2に内蔵されているブレーキ機能端子とも接続する。ただし、ブレーキ機能端子と低電圧生成回路5の間にはトランジスタ10を挿入し、通常時はOFF状態とする。
一般に、モータドライバ2には2段×3個の半導体素子により構成されるインバータ回路が内蔵されていて、そのインバータ回路により直流を3相交流に変換している。そして、この3相交流で回転磁界を生成しセンサレスDCモータに印加して回転子磁石を回転させている。
この3相交流の生成については、センサレスDCモータには回転子の位置情報を得る磁極センサがないため磁極位置を推定して3相交流を生成している。この磁極位置を推定してモータを回転させる方法においては、負荷が急変しモータの回転数が急激に変化すると磁極位置の推定が実回転に追いつかないことがあり、その結果生成した回転磁界と実回転との回転差が大きくずれ不安定な状態で回転が安定してしまうことがある。これを脱調といい、センサレスモータ特有の現象として知られている。
ここで、本発明のモータの制御方法と電源回路の特性について説明する。本実施の形態では、VSP電圧生成回路4の出力、そして、モータの回転数を固定し、モータ電流を一定に維持している。このようにして、常に一定の風量を出力し、トルクを大きく変化させない仕様としている。
定電流回路1の出力は、負荷が求める電力に応じて出力電圧が変化する。たとえば、本発明を換気扇に適用した場合を考えると、換気扇の開口をふさぐものが無い場合が最も負荷が軽く、開口が全てふさがれた場合が最も負荷が重い。負荷が軽いときは、センサレスDCモータ3に必要な電力が少なくてすむためモータドライバ2への入力電圧が低くなる。逆に、負荷が重いときは、センサレスDCモータ3に必要な電力が大きくなるためモータドライバ2への入力電圧が高くなる。
ここで、羽根への異物の噛み込み等により一時的にセンサレスDCモータ3が拘束状態となった場合、回転数が急激に変化するため磁極の推定が追いつかず脱調が発生する。脱調の発生時には、モータの回転が大幅に低下して不規則な回転となるため、負荷は非常に軽い状態となりモータドライバ2への入力電圧が大きく低下する。すなわち、モータドライバ2への入力電圧を監視することにより脱調を検出することができる。
脱調を検出した後は、正常状態への復帰させる必要がある。本実施の形態では、正常状態へ復帰させる方法として、再起動をかける。再起動をかける方法としては、まずモータドライバ2への入力電圧が基準電圧以下になった時点でコンパレータ8の出力によりトランジスタ9を開放する。そして、VSP電圧生成回路4の出力をゼロとしてモータドライバ2への回転数指令をゼロとする。
しかし、この回転数指令がゼロとなった状態でも羽根は慣性により回転を続けている。
そこで、モータドライバ2のブレーキ機能を利用して羽根の回転を強制的に停止させる。すなわち、モータドライバ2に対して、トランジスタ10によりモータドライバ2のブレーキ端子に低電圧を印加してモータドライバ2のブレーキ機能を有効とすることによって、モータドライバ2の交流出力が直流に変化し固定子磁石が固定磁界に引き付けられることとなり、センサレスDCモータ3はブレーキをかけられたようになる。
上記の動作により、脱調を検出した時点で電源投入時と同じ状態に戻るので、電源投入時と同じ方法で起動させることができる。
なお、ブレーキ機能としてはモータドライバ2の出力として3相交流でなく直流を出力することで回転子磁石の回転を磁力により停止させる方法があるが、羽根の回転が停止するのであればどのような方法でもかまわない。
また、今回スイッチ手段には今回トランジスタを用いているが、半導体素子や継電器を用いてもその効果に差異を生じない。
以上の方法により、マイコンを用いずともセンサレスDCモータ3を脱調から復帰させて安定的に回転させることができる。
(実施の形態2)
第2の実施の形態の直流電動機駆動装置は、図2に示すように、第1の実施の形態の直流電動機駆動装置に対し、VSP電圧生成回路4とモータドライバ2の間に時定数回路としての抵抗11とコンデンサ12を挿入したものである。
ここで、センサレスDCモータ3の起動時の動作について説明する。
磁極位置の推定には回転子磁石の回転により発生する誘起電圧を利用しているが、起動時は回転子が回転していないため誘起電圧がゼロであり磁極位置の推定ができない。
そこで、起動時は磁極位置を推定せず起動させるために、起動時特有のプロセスが必要となる。
起動時特有のプロセスとしては、まず、起動動作をスムーズに行うために固定子磁石に回転子磁石を近づける。これにより、固定子に通電したときに回転子磁極が近くにいるため、固定子の回転磁界への追従が容易になる。
回転子磁石を固定子磁石に近づける方法としては、固定子巻線に直流電流を流して回転子磁石を固定子磁石に引き寄せる。
つぎに、起動時に高回転で回転させると脱調が発生するため、起動時は低い回転数で回転させる必要がある。よって、VSP電圧生成回路4の出力とは別に設けた起動時固有の低回転指令の3相交流出力によりセンサレスDCモータ3を強制的に回転させる。
そして、低回転指令により誘起電圧を検出できたら、誘起電圧による磁極の推定が行えるため、起動時固有の3相交流出力からVSP電圧生成回路4の出力電圧値の回転数に切り替え通常の回転動作に移行する。
この一連の動作が正常に行えてはじめて起動が成功したことになる。
しかし、起動時固有の3相出力からVSP電圧生成回路4に切り替える際、その指令回転数差が大きいとやはり脱調が発生する。
そこで、起動時に抵抗11とコンデンサ12でVSP電圧生成回路4に時定数をもたせ、通電後からVSP電圧生成回路4の出力を徐々に上昇させていくようにする。
これにより、起動時固有の3相出力からVSP電圧生成回路4の出力に切り替わるタイミングでVSP電圧生成回路4の出力電圧を低くすることができるため、それらの回転数差を小さくできる。
また、センサレスDCモータ3の回転指令がVSP電圧生成回路4の出力に切り替わったあとも、時定数回路の充電によりVSP電圧生成回路4の出力が規定値まで上昇するためセンサレスDCモータ3は通常の回転数に到達する。
この方法により、マイコンを用いずともセンサレスDCモータ3を安定的に起動させることができる。
なお、トランジスタ9、トランジスタ10の動作については、第1の実施の形態と同じであり、脱調後の復帰方法は同じである。
(実施の形態3)
第3の実施の形態の直流電動機駆動装置は、図3に示すように、第2の実施の形態の直流電動機駆動装置に対し、図3に示すように、時定数回路のコンデンサ12の両端を短絡する第三のスイッチ手段としてのトランジスタ13を追加したものである。
第1の実施の形態1で説明したように、脱調時には、モータドライバ2への入力電圧が基準電圧を下回るとコンパレータ8の出力によりトランジスタ9が開放される。
すると、VSP電圧生成回路4とモータドライバ2は切り離される。しかし、コンデンサ12には電荷がそのまま残ってしまうため、モータドライバ2に入力されるVSP電圧は実際にはほとんど下がらない。
そこで、トランジスタ13は、コンパレータ8の出力と連動して、コンデンサ12の両端を短絡する。このようにして、コンデンサ12の電荷を放電する。
これにより、脱調検出時には、VSP電圧生成回路4とモータドライバ2を切り離すと同時にVSP電圧生成回路4の出力電圧をゼロとできる。そのため、再起動時に電源投入時と同じ状態での起動を行うことができる。
このように、本実施の形態ではマイコンを使用せずに、モータドライバへの入力電圧を監視して脱調を検出し、検出した時点でモータの状態を電源投入時と同じ状態として再起動することで脱調から正常回転に復帰させることができるため、低コスト化、小型化を図ることができ、局所に設置するために省スペースが要求されるような製品、例えば天井埋込型の換気扇に適用することができる。
1 定電流回路
2 モータドライバ
3 センサレスDCモータ
4 VSP電圧生成回路
5 低電圧生成回路
6 電圧検出回路
7 基準電圧回路
8 コンパレータ
9 トランジスタ
10 トランジスタ
11 抵抗
12 コンデンサ
13 トランジスタ

Claims (4)

  1. 3相の直流電動機と、
    直流電圧を3相交流電圧に変換し前記直流電動機に印加して直流電動機を駆動する駆動手段と、
    前記直流電動機の回転数を直流電動機駆動手段へ電圧で指示する回転数指示手段と、
    前記直流電動機駆動手段の動作電圧となる動作電圧生成手段と、
    前記直流電動機駆動手段への直流電圧を変化させて出力電流を一定に維持して供給する定電流出力手段と、
    前記定電流出力手段の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、
    前記直流電動機の回転数異常を判定するための基準電圧値を生成する下限基準電圧生成手段と、
    前記定電流出力手段の出力電圧と前記下限基準電圧を比較演算し出力電圧の低下を診断して出力電圧の低下状態を外部に出力する出力電圧低下診断手段と、
    前記出力電圧低下診断手段の出力で動作する第一のスイッチ手段とを備え、
    前記第一のスイッチ手段は前記回転数指示手段と前記駆動手段の間に挿入し、
    前記直流電動機の回転中に前記出力電圧低下診断手段が出力電圧の低下と判断した場合に、前記第一のスイッチ手段を開放することで前記直流電動機を再起動することを特徴とする直流電動機駆動装置。
  2. 前記回転数指示手段には、起動時にのみ指示する電圧を所定の時間で上昇させる時定数回路を備え、
    通電と同時に前記回転数指示手段の電圧を徐々に上昇させていくことを特徴とする請求項1に記載の直流電動機駆動装置。
  3. 前記出力電圧低下診断手段で動作する第三のスイッチ手段を備え、
    第三のスイッチ手段は、前記時定数回路のプラス側とゼロ電位を短絡する構成とし、
    前記出力電圧低下診断手段が出力電圧の低下と判断した場合に、前記時定数回路を強制的に放電させる請求項2記載の直流電動機駆動装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の直流電動機駆動装置を搭載した天井埋込型換気装置。
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