JP2018139080A - サーバー、プログラムおよび転送処理方法 - Google Patents

サーバー、プログラムおよび転送処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な操作に基づいて、処理対象を受信および転送するサーバー、プログラムおよび転送処理方法を提供する。【解決手段】本発明のサーバーは、ドロップ領域を含むWebページを提供する提供部310と、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりドロップ領域に処理対象がドロップされたことをトリガーとしてWebページからアップロードされた処理対象を受信する処理対象受信部322と、受信した処理対象を転送する転送処理部330と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、データ転送サービスを行うサーバー、プログラムおよび転送処理方法に関するものである。
従来、この種の技術として特許文献1が知られている。特許文献1には、複合機から、データ転送先となる宛先の選択結果と、複合機で読み取られたデータと、を受信し、選択された宛先にデータを転送するサーバーが開示されている。
特開2013−150138号公報
しかしながら、パーソナルコンピューター(以下、「PC」と表記する)等で作成したデータ(ファイル)を、上記の転送サービスを利用して転送したい場合、ユーザーは、例えば、転送対象とするファイルの格納場所や宛先のアドレスを転送サービスに指定する必要があり、データ転送を簡単に行うことができなかった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、簡易な操作に基づいて、処理対象を受信および転送するサーバー、プログラムおよび転送処理方法を提供することを目的とする。
本発明のサーバーは、ドロップ領域を含むWebページを提供する提供部と、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりドロップ領域に処理対象がドロップされたことをトリガーとしてWebページからアップロードされた処理対象を受信する処理対象受信部と、受信した処理対象を転送する転送処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、サーバーを、ドロップ領域を含むWebページを提供する提供部と、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりドロップ領域に処理対象がドロップされたことをトリガーとしてWebページからアップロードされた処理対象を受信する処理対象受信部と、受信した処理対象を転送する転送処理部と、として機能させることを特徴とする。
本発明の転送処理方法は、サーバーが、ドロップ領域を含むWebページを提供する提供ステップと、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりドロップ領域に処理対象がドロップされたことをトリガーとしてWebページからアップロードされた処理対象を受信する処理対象受信ステップと、受信した処理対象を転送する転送処理ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明の構成によれば、ユーザーは、Webページに含まれるドロップ領域に対し処理対象をドラッグ・アンド・ドロップする簡単な操作で、転送サービスを利用することができる。また、Webページをユーザーインターフェースとして使用するため、操作を行う端末には、Webブラウザーのみインストールされていればよく、OS(Operating System)などの環境に依存しない。
上記のサーバーにおいて、ドロップ領域には、宛先が対応付けられており、転送処理部は、ドロップ領域にドロップされた処理対象を、当該ドロップ領域に対応付けられた宛先に転送することを特徴とする。
本発明の構成によれば、ドロップ領域には宛先が対応付けられているため、ユーザーは、宛先を指定する手間を省くことができる。
上記のサーバーにおいて、Webページは、対応する宛先が異なる複数のドロップ領域を含み、ドロップ領域には、対応する宛先を示す情報が表示されることを特徴とする。
本発明の構成によれば、ユーザーは、ドロップ領域に表示された宛先を示す情報を参考にして、複数のドロップ領域に対応する複数の宛先候補の中から、所望の宛先を指定することができる。
上記のサーバーにおいて、Webページは、宛先を指定するための宛先指定領域と、ドロップ領域と、を含み、転送処理部は、ドロップ領域にドロップされた処理対象を、宛先指定領域で指定された宛先に転送することを特徴とする。
本発明の構成によれば、Webページに宛先指定領域が含まれるため、ユーザーは、宛先の指定を容易に行うことができる。
上記のサーバーにおいて、転送処理部は、宛先指定領域で複数の宛先が指定された場合、ドロップ領域にドロップされた処理対象を、複数の宛先に転送することを特徴とする。
本発明の構成によれば、ユーザーは、複数の宛先に対する処理対象の一括転送を指示することができる。
上記のサーバーにおいて、Webページは、宛先リストを含む第1画面と、宛先リスト内の宛先を指定するための宛先指定領域およびドロップ領域を含む第2画面と、が切り替え可能に表示されることを特徴とする。
本発明の構成によれば、第1画面と第2画面を必要に応じて切り替えることができる。
上記のサーバーにおいて、Webページは、変換処理の要否、および変換形式の少なくとも一方を指定するための変換処理指定領域と、ドロップ領域と、を含み、ドロップ領域にドロップされた処理対象に、変換処理指定領域で指定された変換処理を行い、変換済み処理対象を生成する変換処理部を備え、転送処理部は、変換処理部により変換処理が行われた場合、変換済み処理対象を転送することを特徴とする。
本発明の構成によれば、サーバーにおいて、所望の変換処理を行った上で処理対象を転送させることができる。
なお、本発明のサーバーは、物理的に1つの装置で実現してもよいし、複数の装置を協働させて実現してもよい。また、本発明に記載された各部の機能は、各々が物理的に独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されず、1つのハードウェア資源で複数の機能を実現してもよいし、複数のハードウェア資源で1つの機能を実現してもよい。
本発明の一実施形態に係る転送処理システムのシステム構成を示す図である。 PCのハードウェア構成を示すブロック図である。 複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 転送サーバーのハードウェア構成を示すブロック図である。 転送サーバーの機能構成を示すブロック図である。 Webページの表示例(宛先リスト画面および宛先追加ダイアログ画面)を示す図である。 Webページの表示例(宛先リスト画面)を示す図である。 Webページの表示例(アップロード・転送処理ダイアログ画面)を示す図である。 図8に続く、Webページの表示例(アップロード・転送処理ダイアログ画面)を示す図である。 転送処理の流れを示すシーケンス図である。 第2実施形態に係るWebページの表示例(宛先リスト第1画面)を示す図である。 第2実施形態に係るWebページの表示例(宛先リスト第2画面)を示す図である。 第3実施形態に係る転送サーバーの機能構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係るWebページの表示例(転送ファイル形式指定ダイアログ画面およびアップロード・転送処理ダイアログ画面)を示す図である。 図14に続く、Webページの表示例(転送ファイル形式指定ダイアログ画面およびアップロード・転送処理ダイアログ画面)を示す図である。 図15に続く、Webページの表示例(転送ファイル形式指定ダイアログ画面およびアップロード・転送処理ダイアログ画面)を示す図である。
[第1実施形態]
以下、添付の図面を参照して、本発明のサーバー、プログラムおよび転送処理方法の一実施形態を説明する。本実施形態では、「サーバー」の一例として転送サーバー3を例示し、「プログラム」の一例としてWebアプリケーション62を例示する。
図1は、本発明の一実施形態に係る転送処理システムSYのシステム構成図である。転送処理システムSYは、PC1と、複合機2と、転送サーバー3と、を含む。転送サーバー3は、PC1や複合機2から受信したファイル等のコンテンツを、Eメールサービス4やストレージサービス5に転送する。この転送処理システムSYによる転送処理サービスの対象となるコンテンツ(ジョブ)を、以下「処理対象」と称する。
同図に示すように、PC1と転送サーバー3は、第1のネットワークNW1を介して接続され、複合機2と転送サーバー3は、第2のネットワークNW2を介して接続される。また、転送サーバー3とEメールサービス4は、第3のネットワークNW3を介して接続され、転送サーバー3とストレージサービス5は、第4のネットワークNW4を介して接続される。これらのネットワークNW1〜NW4は、共通する1つのネットワークでもよいし、異なるネットワークでもよい。また、各ネットワークNW1〜NW4を、複数のネットワークの組み合わせ(例えば、無線LANとインターネット通信網など)により実現してもよい。便宜上、以下の説明では、ネットワークNW1〜NW4を、共通する1つのネットワーク(インターネット通信網)とする。
なお、同図では、転送サーバー3と通信するPC1、複合機2、Eメールサービス4およびストレージサービス5を1つずつ図示しているが、それぞれ複数存在してもよい。
PC1は、転送サーバー3から提供されるWebページ(ユーザーページ)により、各種機能を実現する。具体的には、「デバイス(複合機2)の登録」、「宛先リストの作成・編集」、「処理対象の転送指示」、「処理対象の転送履歴の確認」などに、Webページが用いられる。
これらWebページにより実現される機能(以下、「Webページ機能」と称する)のうち、「デバイスの登録」とは、転送処理システムSYにデバイスを登録することであり、転送処理サービスにおけるユーザーのアカウントに、複合機2の情報(名称やメールアドレス)を関連付けることを指す。この「デバイスの登録」により、複合機2等のデバイスが転送処理サービスを利用可能となる。本実施形態の複合機2が利用可能な転送処理サービスとは、スキャナー機能により読み取ったスキャンデータの転送、外部記憶媒体から読み取ったファイルの転送、ファクシミリ受信したファクシミリデータの転送、を指す。これらスキャンデータ、読み取ったファイル、ファクシミリデータも、以下「処理対象」と称する。なお、Webページでは、複合機2以外にも、スキャナー装置や印刷装置などのデバイスを登録可能であるが、本実施形態では、複合機2のみを例示する。
また、Webページ機能「宛先リストの作成・編集」とは、Webページに表示される宛先リスト73(図6等参照)を新規に作成したり、編集したりすることを指す。宛先リスト73は、登録された複合機2ごとに作成され、各複合機2の操作パネル26に表示される。宛先リスト73の編集操作については、後述する。
また、Webページ機能「処理対象の転送指示」とは、処理対象を示すアイコン70(図7等参照)を、Webページ内のドロップ領域(例えば、図7の符号80に示す領域)にドラッグ・アンド・ドロップする操作を指す。この操作についても、後述する。また、Webページ機能「処理対象の転送履歴の確認」とは、不図示の転送履歴確認画面によって、これまでに実行した処理対象の転送履歴を確認できることを指す。転送履歴確認画面では、処理対象が転送サーバー3から正常に転送されたか否かについても表示される。
一方、複合機2は、Webページ機能「デバイスの登録」により、転送処理サービスに登録され、転送処理サービスを利用可能であることを前提とする。複合機2は、Webページ機能「宛先リストの作成・編集」により作成された宛先リストを操作パネル26に表示し、表示された宛先リストを用いて、転送処理サービスを利用する際の宛先の指定を行う。
Eメールサービス4は、インターネット上のメールサーバーを含み、転送サーバー3から、処理対象と、宛先となるメールアドレスと、を取得する。処理対象は、Eメール(電子メール)の添付ファイルまたは本文として取得される。また、Eメールサービス4は、指定されたメールアドレスに、Eメールを送信する。
ストレージサービス5は、インターネット上でファイルを共有するサービスであり、転送サーバー3からアップロードされた処理対象を取得する。また、ストレージサービス5は、取得した処理対象を、所定のフォルダーに保存する。なお、ストレージサービス5は、転送サーバー3との間で、ユーザーアカウントの認証・認可が完了していることを前提とする。
次に、図2ないし図4を参照し、PC1、複合機2および転送サーバー3のハードウェア構成を説明する。図2は、PC1のハードウェア構成を示すブロック図である。PC1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard disk drive)14、通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)15、ディスプレー16、キーボード17およびマウス18を備える。
CPU11は、PC1内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行う。ROM12は、不揮発性の記憶媒体であり、各種制御プログラムや各種制御データを記憶する。RAM13は、揮発性の記憶媒体であり、CPU11のワークエリアとして用いられる。HDD14は、補助記憶装置であり、Webページを表示するためのWebブラウザー61等を記憶する。
通信I/F15は、インターネット通信網(第1のネットワークNW1)を介して転送サーバー3と通信する。通信は、主にWebページの参照および処理対象のアップロードのために行う。ディスプレー16は、Webブラウザー61によって表示されるWebページなど、各種情報を表示する。キーボード17およびマウス18は、ユーザーが情報を入力するための入力手段として用いられる。
図3は、複合機2のハードウェア構成を示すブロック図である。複合機2は、CPU21、ROM22、RAM23、FAXモデム24、通信I/F25、操作パネル26、スキャン機構27、印刷機構28および外部記憶媒体読取機構29を備える。
CPU21は、複合機2内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行う。ROM22は、複合機2のファームウェア等を記憶する。RAM13は、CPU21のワークエリアとして用いられる。FAXモデム24は、公衆交換電話網など不図示のネットワークを介して他のファクシミリ装置とファクシミリの送受信を行う。
通信I/F25は、インターネット通信網(第2のネットワークNW2)を介して転送サーバー3と通信する。操作パネル26は、タッチパネル付きディスプレーであり、入力手段および表示手段として用いられる。スキャン機構27は、原稿をスキャンしスキャンデータを生成する。印刷機構28は、PC1などの各種情報処理装置から受信した印刷データ(画像データ、文書データなど)、他のファクシミリ装置から受信したファクシミリデータ、スキャン機構27により生成されたスキャンデータ等を用紙に印刷する。外部記憶媒体読取機構29は、メモリーカードなどの外部記憶媒体からファイル等のデータを読み取る。
図4は、転送サーバー3のハードウェア構成を示すブロック図である。転送サーバー3は、CPU31、ROM32、RAM33、通信I/F34およびHDD35を備える。
CPU31は、転送サーバー3内の各部と信号の入出力を行い、各種演算処理を行う。ROM32は、各種制御プログラムや各種制御データを記憶する。RAM33は、CPU31のワークエリアとして用いられる。通信I/F34は、インターネット通信網(ネットワークNW1〜NW4)を介して、PC1、複合機2、Eメールサービス4およびストレージサービス5と通信する。なお、ネットワークNW1〜NW4が異なるネットワークである場合、転送サーバー3は、各ネットワークNW1,NW2,NW3,NW4の通信プロトコルに対応した複数のインターフェースを備えることとなる。
HDD35は、Webアプリケーション62を記憶する。転送サーバー3は、このWebアプリケーション62の機能により、Webページの提供や転送処理などを実現する。また、HDD35は、ユーザー管理データベース(以下、「ユーザー管理DB」と表記する)36、デバイス管理データベース(以下、「デバイス管理DB」と表記する)37およびジョブ管理データベース(以下、「ジョブ管理DB」と表記する)38を有する。
ユーザー管理DB36は、ユーザーごとに、ユーザーアカウント(ユーザーID、パスワード)や個人情報を記憶する。デバイス管理DB37は、複合機2に登録されたメールアドレスやデバイス情報(複合機、スキャナー、プリンターなどのデバイス種別、設定情報など)を記憶する。ジョブ管理DB38は、Webページ(Webページを表示するPC1)からアップロードされた処理対象や、処理対象に付随する指示情報(処理対象の宛先を示す情報など)を記憶する。
なお、図4では、転送サーバー3を1つのサーバーとして図示したが、転送サーバー3を複数のサーバーによって実現してもよい。この場合、本発明の「プログラム」は、各サーバーに組み込まれたWebアプリケーションの集合体によって実現される。
次に、図5を参照し、転送サーバー3の機能構成を説明する。転送サーバー3は、機能構成として、提供部310、受信部320および転送処理部330を備える。これらは、いずれもCPU31がWebアプリケーション62を動作させることによって実現される機能である。
提供部310は、ドロップ領域を含むWebページをPC1に送信することによりWebページを提供する(提供ステップ)。PC1は、提供されたWebページを、Webブラウザー61によってディスプレー16に表示する。ユーザーは、表示されたWebページをユーザーインターフェースとして、処理対象の転送指示など各種操作を行う。
受信部320は、指示情報受信部321および処理対象受信部322を含む。指示情報受信部321は、Webページの操作結果に基づいて生成される指示情報を受信する。本実施形態では、指示情報として、アイコン70がドロップされたドロップ領域に対応する宛先を示す情報(以下、「宛先情報」と称する)と、転送サーバー3に対し処理対象の登録(アップロード)を要求する処理対象登録要求と、を受信する。
一方、処理対象受信部322は、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりドロップ領域にアイコン70がドロップされたことをトリガーとしてWebページからアップロードされた処理対象を受信する(処理対象受信ステップ)。つまり、Webページは、アイコン70がドロップ領域にドロップされたことを検知すると、アップロード指示などの操作を必要とすることなく、アイコン70に対応する処理対象を転送サーバー3に対してアップロードする。
転送処理部330は、処理対象受信部322により受信した処理対象を、指示情報受信部321により受信した指示情報に基づく宛先に転送する(転送処理ステップ)。このとき、転送処理部330は、指示情報に基づく宛先がメールアドレスの場合、処理対象をEメールサービス4に転送する。また、指示情報に基づく宛先がストレージサービス5を示す場合、処理対象をストレージサービス5に転送する。
次に、図6ないし図9を参照し、Webページの操作について説明する。図6ないし図9に示す画面は、いずれもWebページとして転送サーバー3から提供され、PC1のWebブラウザー61によって表示されるものである。まず、図6を参照し、宛先リストの作成・編集操作を説明する。同図に示す画面D1は、宛先リストを表示する宛先リスト画面である。ユーザーが、Webページの不図示のログイン画面においてログインすると、不図示のデバイス選択画面が表示され、当該デバイス選択画面においてユーザーが管理するデバイスを選択すると、この宛先リスト画面が表示される。
同図に示すように、宛先リスト画面は、上部領域71および下部領域72を含む。上部領域71は、複合機2の名称と、当該複合機2に対応付けて登録されたメールアドレスと、を表示する。
また、下部領域72は、上部領域71に示される複合機2に対応付けて登録された宛先リスト73と、宛先リスト73を編集するためのリスト編集ボタン74と、を表示する。宛先リスト73は、表形式で表示され、各行に各宛先の情報が割り当てられている。また、宛先リスト73の行方向は、選択欄、リスト番号欄、種別欄、パネル表示名欄、宛先欄およびメモ欄に分割されている。選択欄は、編集対象となる行(宛先)をラジオボタンによって示す。リスト番号欄は、各宛先を識別するための番号を表示する。種別欄は、宛先として「メールアドレス」が選択された場合と、「クラウドサービス」が選択された場合と、で異なる記号を表示する。パネル表示名欄は、複合機2の操作パネル26に表示される文字列を表示する。宛先欄は、宛先として「メールアドレス」が選択された場合は、メールアドレスを表示し、宛先として「クラウドサービス」が選択された場合は、クラウドサービスのアカウントで利用できるクラウドサービス上のフォルダー名を表示する。また、メモ欄は、ユーザーが説明文として任意に入力した文字列を表示する。
リスト編集ボタン74は、「追加」ボタン、「編集」ボタンおよび「削除」ボタン76を含む。「編集」ボタンが選択されると、ラジオボタンで選択されている行の宛先欄の編集が可能となる。また、「削除」ボタンが選択されると、ラジオボタンで選択されている行を削除する。また、「追加」ボタンが選択されると、同図に示す宛先追加ダイアログ画面(画面d1)を表示する。宛先追加ダイアログ画面は、宛先種別リスト77と、「キャンセル」ボタン78と、「次へ」ボタン79と、を表示する。宛先種別リスト77は、宛先種別として、「メールアドレス」または1以上のクラウドサービスの種類を表示する。「キャンセル」ボタン78が選択されると、宛先追加ダイアログ画面を消去する。
また、宛先種別リスト77において1の候補が選択された後、「次へ」ボタン79が選択されると、不図示の設定画面を表示する。例えば、宛先種別リスト77において「メールアドレス」が選択された場合、メールアドレス用設定画面を表示する。メールアドレス用設定画面では、パネル表示名、メールアドレス、メモ、件名および本文が入力される。また、宛先種別リスト77において「クラウドサービス」が選択された場合、クラウドサービス用設定画面を表示する。クラウドサービス用設定画面では、パネル表示名およびメモが入力される。また、クラウドサービス用設定画面では、保存先フォルダーを「指定する」または「指定しない」が選択され、「指定する」が選択された場合は、ストレージサービス上の任意のフォルダーがユーザー操作により選択される。また、「指定しない」が選択された場合は、転送サーバー3内の所定のフォルダー(本実施形態では、ジョブ管理DB38内のフォルダー)が選択される。なお、クラウドサービス用設定画面は、事前にクラウドサービス上でのアカウントの認証・認可を受けていることを条件として表示される。
次に、図7ないし図9を参照し、処理対象の転送指示操作を説明する。図7に示す画面D2は、図6に示した画面D1と同様の宛先リスト画面である。同図の例では、宛先リスト73に3つの宛先が設定されているため、宛先リスト73には表題の行を除き、3つの行が設けられている。この各行が、個別のドロップ領域となり、それぞれ異なる宛先情報が表示されると共に異なる宛先と対応付けられている。つまり、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりドロップされた場所のDOM(Document Object Model)要素または座標から、処理対象の宛先を特定可能となっている。
ここで、例えばユーザーが所望の処理対象(同図の例では、ファイル)のアイコン70を、リスト番号「No.2」の宛先(クラウドAアカウントによって利用できるクラウドサービスA上の「docs/business」フォルダー)へ転送したい場合を想定する。その場合、ユーザーは、PC1のユーザーインターフェース(例えばファイルマネージャーやデスクトップ領域など)から見えているアイコン70を、ドラッグ・アンド・ドロップ操作により、宛先リスト73のリスト番号「No.2」の行に相当するドロップ領域(符号80に示す領域)にドロップする。ドロップ領域には、アイコン70がドロップされたときに動作するイベントハンドラがセットされている。このイベントハンドラにより、ドロップされたイベントの検知、およびドロップされた場所に応じた宛先の特定が行われる。
また、PC1(Webブラウザー61)は、アイコン70がドロップ領域にドロップされ、処理対象が転送サーバー3にアップロードされると、図8の画面d2に示すアップロード・転送処理ダイアログ画面を表示する。画面d2に示すアップロード・転送処理ダイアログ画面は、処理対象の転送サーバー3へのアップロードが完了した旨のメッセージ81、処理対象のファイル名82、アップロードの進行状況を示すプログレスバー83、転送処理中である旨のメッセージ84、および「キャンセル」ボタン85を表示する。「キャンセル」ボタン85が選択されると、転送サーバー3は転送処理を中止する。
また、PC1(Webブラウザー61)は、転送サーバー3による転送処理が完了すると、図9の画面d3に示すアップロード・転送処理ダイアログ画面を表示する。画面d3に示すアップロード・転送処理ダイアログ画面は、アップロードが完了した旨のメッセージ81、処理対象のファイル名82、プログレスバー83の他、転送処理が完了した旨のメッセージ86、および「OK」ボタン87を表示する。「OK」ボタン87が選択されると、アップロード・転送処理ダイアログ画面を消去する。
次に、図10のシーケンス図を参照し、PC1(Webページ)と転送サーバー3による転送処理の流れ(転送サーバー3の転送処理方法を含む)を説明する。まず、ユーザーがPC1で起動しているWebブラウザー61上で所定のアドレスを指定すると、転送サーバー3は、PC1から送信された要求に応じてPC1に対しWebページを提供する(S01)。PC1は、提供されたWebページをWebブラウザー61により表示する(S02)。その後、PC1(Webページ)は、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によりWebページ内のドロップ領域に処理対象ファイルのアイコン70がドロップされたことを検知すると(S03)、ドロップ領域に対応付けられた宛先を特定し、アイコン70に対応する処理対象をPC1内の所定の記憶領域から取得する(S04)。また、PC1(Webページ)は、取得した処理対象が転送サーバー3から転送可能なファイルであるか否かを判定し、転送可能であると判定した場合は、処理対象登録要求および宛先情報を含む指示情報を転送サーバー3に送信する(S04)。なお、S04は、ドロップ領域にセットされたイベントハンドラに基づいて実行される工程である。
転送サーバー3は、PC1から受信した指示情報を、ジョブ管理DB38内の所定の記憶領域に登録し、PC1(Webページ)に対しアップロード先となるアップロードURL(Uniform Resource Locator)を返信する(S05)。PC1(Webページ)は、送信されたアップロードURLに対して処理対象をアップロードし、アップロードの完了を転送サーバー3に通知する(S06)。転送サーバー3は、アップロードされた処理対象に対してウィルスチェックおよび転送可能形式か否かの検証を行い、問題がなければジョブ管理DB38内の所定の記憶領域に処理情報を登録する(S07)。また、転送サーバー3は、処理対象が正常に登録されたことを示すステータスコードを、処理対象登録通知としてPC1(Webブラウザー61)に通知する(S08)。
PC1(Webブラウザー61)は、S08の通知を受けて、アップロードが成功したことをWebページに表示する(S09)。当該表示は、アップロード・転送処理ダイアログ画面(図8等参照)の符号81のメッセージに相当する。なお、アップロードが成功しなかった場合、PC1(Webブラウザー61)は、この時点でエラーを表示する。一方、転送サーバー3は、S05で登録された指示情報に基づく宛先に、S07で登録された処理対象を転送する(S10)。転送に成功すると、登録されていた処理対象を削除する(S11)。なお、特に図示しないが、この時点で不図示の転送履歴確認画面に、転送処理が完了した旨の「完了ステータス」を反映する。
以上説明したとおり、本実施形態の転送処理システムSYによれば、ユーザーは、Webページに設定されたドロップ領域に対し、処理対象のアイコン70をドラッグ・アンド・ドロップする簡単な操作で、転送サーバー3に対し転送処理を指示することができる。また、Webページをユーザーインターフェースとして使用するため、操作を行うPC1には、Webブラウザー61のみインストールされていればよく、OSなどの環境に依存しない。
また、ドロップ領域には、処理対象の転送先となる宛先が対応付けられているため、ユーザーは、宛先を指定する手間を省くことができる。また、宛先リスト73の各行が、各宛先に対応したドロップ領域となっているため、ユーザーは、各行に表示された宛先を示す情報を参考にして、宛先リスト73の中から、所望の宛先を指定することができる。
[第2実施形態]
次に、図11および図12を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、処理対象の転送先として複数の宛先を指定できることを特徴とする。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
本実施形態では、2種類の宛先リスト画面を切り替えて表示する。図11に示す画面D3は、宛先リスト第1画面(以下、「第1画面」と称する)であり、図12に示す画面D4は、宛先リスト第2画面(以下、「第2画面」と称する)である。まず、図11に示す第1画面(画面D3)から説明する。第1画面の下部領域72は、宛先リスト73およびリスト編集ボタン74の他、「一括転送」ボタン87を表示する。「一括転送」ボタン87は、処理対象を複数の宛先に一括転送する際に選択されるボタンである。「一括転送」ボタン87が選択されると、第1画面を非表示とし、図12に示す第2画面(画面D4)を表示する。
第2画面の下部領域72は、宛先リスト73の他、ドロップ領域89および「キャンセル」ボタン90を表示する。第2画面の宛先リスト73は、「宛先指定領域」の一例である。また、第1画面の宛先リスト73と第2画面の宛先リスト73にリストアップされる宛先は同一である。なお、第2画面では、リスト編集ボタン74がグレーアウト表示され、編集不可となっている。また、第2画面において、「キャンセル」ボタン90が選択されると、第2画面を非表示とし、第1画面(図11参照)を表示する。なお、ドロップ領域89を有する第2画面は、第1画面とは別画面としてもよいし、第1画面と同一画面として、例えば「一括転送」ボタン87が選択されると、「一括転送」ボタン87の下部の領域にドロップ領域89を表示するようにしてもよい。
第2画面の宛先リスト73は、選択欄に、ラジオボタン(図11参照)ではなく、チェックボックスを表示する。ユーザーは、宛先リスト73に表示された複数の宛先候補の中から、処理対象の転送先としたい宛先のチェックボックスにチェックを入れ、処理対象のアイコン70をドロップ領域89に対してドラッグ・アンド・ドロップすることにより、複数の宛先に対し、処理対象の一括転送を指示することができる。例えば、同図の例のように、リスト番号「No.2」および「No.3」のチェックボックスにチェックされた状態で、ドロップ領域89にアイコン70がドロップされた場合、リスト番号「No.2」および「No.3」の宛先に、アイコン70に対応する処理対象を転送する。
なお、第1画面においても、第1実施形態と同様に、宛先リストの各行に相当するドロップ領域に対してアイコン70をドラッグ・アンド・ドロップすることにより、ドロップ領域に対応する宛先へ処理対象の転送を指示することができる。また、第2画面において、チェックボックスに1か所のみチェックされた場合は、チェックされた宛先へ1か所のみ処理対象の転送を指示することも可能である。
以上説明したとおり、本実施形態の転送処理システムSYによれば、複数の宛先に対して処理対象を一括転送させることができる。また、宛先リスト73とは別にドロップ領域89が設けられているため、ドラッグ・アンド・ドロップ操作の誤操作(意図しない宛先に転送指示を行うリスク)を軽減できる。また、第1画面と第2画面を切り替え可能であるため、1か所のみの宛先に転送指示を行いたい場合は第1画面を利用し、複数の宛先に転送指示を行いたい場合は第2画面を利用する、といった使い分けができる。
[第3実施形態]
次に、図13ないし図16を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、処理対象に対し変換処理を行って転送することを特徴とする。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
図13は、第3実施形態に係る転送サーバー3の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係る転送サーバー3は、第1実施形態の構成(図5参照)に変換処理部340を追加した構成である。変換処理部340は、CPU31がWebアプリケーション62を動作させることによって実現される機能である。本実施形態の指示情報受信部321は、指示情報の一部として、後述する転送ファイル形式候補93(図14の画面d4参照)の指定結果である変換処理情報を受信する。転送ファイル形式候補93は、「変換処理指定領域」の一例である。変換処理部340は、指示情報に含まれる変換処理情報に基づいて処理対象の変換処理を行い、変換済み処理対象を生成する。そして、本実施形態の転送処理部330は、変換処理部340により変換処理が行われた場合、変換済み処理対象を転送する。
図14ないし図16は、宛先リスト73内に設けられたドロップ領域(例えば、図7の符号80に示す領域)に対し、アイコン70がドラッグ・アンド・ドロップされた場合に表示されるダイアログ画面を示す図である。ドロップ領域にアイコン70がドロップされると、図14の画面d4に示す転送ファイル形式指定ダイアログ画面を表示する。転送ファイル形式指定ダイアログ画面は、転送ファイル形式の指定を促すメッセージ91と、処理対象のファイル名92と、転送ファイル形式候補93と、を表示する。転送ファイル形式候補93は、「そのまま転送する(変換しない)」、「PDF(カラー)に変換する」、「PDF(モノクロ)に変換する」、「JPEG(カラー)に変換する」、「JPEG(モノクロ)に変換する」の5つの候補の中から、転送ファイル形式を指定可能となっている。変換処理部340は、この転送ファイル形式候補93の指定にしたがい、Webページからアップロードされた処理対象に対して変換処理を行う。
なお、転送ファイル形式は、転送ファイル形式候補93に示した例に限らず、他のファイル形式を指定可能としてもよい。また、処理対象のアップロード開始後またはアップロード終了後に、転送ファイル形式指定ダイアログ画面を表示する構成でもよいし、転送ファイル形式指定ダイアログ画面において転送ファイル形式が指定された後に、処理対象のアップロードを開始する構成でもよい。
転送ファイル形式指定ダイアログ画面において、転送ファイル形式が指定されると、図15の画面d5に示すアップロード・転送処理ダイアログ画面を表示する。アップロード・転送処理ダイアログ画面では、アップロードが完了した旨のメッセージ81、処理対象のファイル名82、アップロードの進行状況を示すプログレスバー83、転送処理中である旨のメッセージ84および「キャンセル」ボタン85を表示する。転送処理中である旨のメッセージ84には、転送ファイル形式候補93の中から指定された変換形式を併せて表示する。
画面d5において、「キャンセル」ボタン85が選択されると、転送サーバー3は転送処理を中止する。また、転送サーバー3による転送処理が完了すると、図16の画面d6に示すアップロード・転送処理ダイアログ画面を表示する。画面d6は、アップロードが完了した旨のメッセージ81、処理対象のファイル名82、プログレスバー83、転送処理が完了した旨のメッセージ86および「OK」ボタン87を表示する。「OK」ボタン87が選択されると、アップロード・転送処理ダイアログ画面を消去する。
以上説明したとおり、本実施形態の転送処理システムSYによれば、処理対象に対しユーザーが指定した変換処理を行った上で転送させることができる。第1実施形態にて説明したとおり、宛先リスト画面に表示される宛先リスト73は、複合機2でスキャンしたスキャンデータの宛先としても用いられるため、宛先によっては、スキャンデータが転送されてくることを前提としていることも想定できる。したがって、転送サーバー3において、PDF形式やJPEG形式に変換しておくことで、処理対象をあたかもスキャンデータであるかのように取り扱うことが可能となる。
以上、3つの実施形態を示したが、これらの実施形態に限らず以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
第2実施形態と第3実施形態を組み合わせてもよい。つまり、ドラッグ・アンド・ドロップされたアイコン70に対応する処理対象に対し、転送ファイル形式指定ダイアログ画面で指定された変換処理を行い、変換済み処理対象を複数の宛先に一括転送してもよい。
[変形例2]
第3実施形態では、アイコン70がドロップ領域にドロップされると、画面d4に示す転送ファイル形式指定ダイアログ画面を表示するものしたが、ドラッグ・アンド・ドロップ操作の前に、変換処理を指定可能としてもよい。また、異なる変換処理を対応付けた複数のドロップ領域をWebページに表示し、変換処理部340により、アイコン70がドロップされたドロップ領域に対応付けられた変換処理を行う構成としてもよい。
[変形例3]
第3実施形態では、変換処理部340による変換処理として、転送ファイル形式を変換する処理を例示したが、処理対象に応じて、他の変換処理を行ってもよい。例えば、画像変換処理、圧縮/解凍処理、文字コード変換処理、コマンド変換処理などが考えられる。
[変形例4]
第2実施形態では、第1画面および第2画面の両方で、処理対象の転送指示を行い得るものとしたが、第1画面を、宛先リスト73を参照するための画面とし、第2画面においてのみ、処理対象の転送指示を行い得る構成としてもよい。
[変形例5]
第1〜第3実施形態では、複合機2のスキャンデータ等を転送するための宛先リスト73を利用して、PC1内に格納されている処理対象の宛先を指定したが、宛先リスト73の用途は問わない。例えば、Eメールの宛先リストや、ユーザーがアカウントを有するストレージサービスのリストを利用して宛先を指定してもよい。
[変形例6]
第1〜第3実施形態では、1個のファイルをドラッグ・アンド・ドロップする場合を例示したが(図7および図12参照)、複数個のファイルを選択してドラッグ・アンド・ドロップすることで、複数個のファイルの転送指示を行ってもよい。また、ファイルではなく、フォルダーを処理対象として転送指示を行ってもよい。
[変形例7]
第1〜第3実施形態において、転送処理部330は、指示情報受信部321で受信した指示情報に基づいて、処理対象受信部322で受信した処理対象を転送したが、指示情報の受信を省略しても良い。つまり、処理対象の受信に伴い、予め定められた宛先、またはドラッグ・アンド・ドロップ操作とは関係なく取得した宛先情報に基づく宛先に対して、処理対象を転送する構成でもよい。
[変形例8]
第1〜第3実施形態では、Webページを操作する端末としてPC1を例示したが、タブレット端末などPC1以外の情報処理端末を用いてWebページを操作してもよい。
[変形例9]
上記の各実施形態および変形例に示した転送処理システムSY内の各装置における各構成要素(各機能)をプログラムとして提供してもよい。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリー等)に格納して提供してもよい。すなわち、コンピューターを転送処理システムSY内の各装置の各構成要素(各機能)として機能させるためのプログラム、それを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1…PC、2…複合機、3…転送サーバー、4…Eメール、5…ストレージサービス、310…提供部、320…受信部、321…指示情報受信部、322…処理対象受信部、330…転送処理部

Claims (9)

  1. ドロップ領域を含むWebページを提供する提供部と、
    ドラッグ・アンド・ドロップ操作により前記ドロップ領域に処理対象がドロップされたことをトリガーとして前記Webページからアップロードされた前記処理対象を受信する処理対象受信部と、
    受信した前記処理対象を転送する転送処理部と、を備えることを特徴とするサーバー。
  2. 前記ドロップ領域には、宛先が対応付けられており、
    前記転送処理部は、前記ドロップ領域にドロップされた前記処理対象を、当該ドロップ領域に対応付けられた前記宛先に転送することを特徴とする請求項1に記載のサーバー。
  3. 前記Webページは、対応する前記宛先が異なる複数の前記ドロップ領域を含み、
    前記ドロップ領域には、対応する前記宛先を示す情報が表示されることを特徴とする請求項2に記載のサーバー。
  4. 前記Webページは、宛先を指定するための宛先指定領域と、前記ドロップ領域と、を含み、
    前記転送処理部は、前記ドロップ領域にドロップされた前記処理対象を、前記宛先指定領域で指定された宛先に転送することを特徴とする請求項1に記載のサーバー。
  5. 前記転送処理部は、前記宛先指定領域で複数の前記宛先が指定された場合、前記ドロップ領域にドロップされた前記処理対象を、複数の前記宛先に転送することを特徴とする請求項4に記載のサーバー。
  6. 前記Webページは、宛先リストを含む第1画面と、前記宛先リスト内の宛先を指定するための前記宛先指定領域および前記ドロップ領域を含む第2画面と、が切り替え可能に表示されることを特徴とする請求項4または5に記載のサーバー。
  7. 前記Webページは、変換処理の要否、および変換形式の少なくとも一方を指定するための変換処理指定領域と、前記ドロップ領域と、を含み、
    前記ドロップ領域にドロップされた前記処理対象に、前記変換処理指定領域で指定された変換処理を行い、変換済み処理対象を生成する変換処理部を備え、
    前記転送処理部は、前記変換処理部により変換処理が行われた場合、前記変換済み処理対象を転送することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のサーバー。
  8. サーバーを、
    ドロップ領域を含むWebページを提供する提供部と、
    ドラッグ・アンド・ドロップ操作により前記ドロップ領域に処理対象がドロップされたことをトリガーとして前記Webページからアップロードされた前記処理対象を受信する処理対象受信部と、
    受信した前記処理対象を転送する転送処理部と、として機能させるためのプログラム。
  9. サーバーが、
    ドロップ領域を含むWebページを提供する提供ステップと、
    ドラッグ・アンド・ドロップ操作により前記ドロップ領域に処理対象がドロップされたことをトリガーとして前記Webページからアップロードされた前記処理対象を受信する処理対象受信ステップと、
    受信した前記処理対象を転送する転送処理ステップと、を実行することを特徴とする転送処理方法。
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