JP2018137609A - 部分画像処理装置 - Google Patents

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Motoaki Koyama
元昭 児山
遊 菊地
Yu Kikuchi
遊 菊地
一憲 薜
Kazunori Setsu
一憲 薜
阿部 晋也
Shinya Abe
晋也 阿部
友弘 小泉
Tomohiro Koizumi
友弘 小泉
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Abstract

【課題】 部分画像送信装置と部分画像受信装置との間のオーバヘッドを低減する。【解決手段】 部分画像処理装置は、画像表示装置が受信する表示画像の一部である部分画像を受信する受信部と、前記部分画像の前記表示画像における表示位置を示す表示位置制御パラメータを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された表示位置制御パラメータによって示される前記表示位置に配置され、前記受信部によって受信された部分画像及び前記部分画像以外の補完画像とを含む前記表示画像を生成する生成部と、前記生成部によって生成された前記表示画像を前記画像表示装置に送信する送信部とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、部分画像処理装置に関する。
近年、ヘッドマウントディスプレイ(HMD:Head Mount Display)に代表される画像表示装置の高精細化に伴ない、例えば、パーソナルコンピュータなどの画像送信装置と、HMDなどの画像表示装置との間の転送レートのオーバヘッドが増大している。オーバヘッドを低減する技術としては、表示画像のうち必要な部分の画像のみを送信する技術が知られている。
特公昭58−77384公報
しかしながら、HMDなどのような画像表示装置では、表示画像のうち視野画像(部分画像)が重要となる。視野画像以外の他の画像領域についてはHMDのユーザからは見えにくい場所であるが、画像送信装置からHMDに他の画像領域のデータについても送っているために、部分画像送信装置と部分画像受信装置との間のオーバヘッドを低減することができない。
実施形態によれば、部分画像処理装置は、画像表示装置が受信する表示画像の一部である部分画像を受信する受信部と、前記部分画像の前記表示画像における表示位置を示す表示位置制御パラメータを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された表示位置制御パラメータによって示される前記表示位置に配置され、前記受信部によって受信された部分画像及び前記部分画像以外の補完画像とを含む前記表示画像を生成する生成部と、前記生成部によって生成された前記表示画像を前記画像表示装置に送信する送信部とを具備する。
第1実施形態に係る部分画像処理システムを説明するための図である。 部分画像処理装置2の機能を説明するための機能ブロック図である。 部分画像aを説明するための図である。 表示画像bを説明するための図である。 第1実施形態の部分画像処理システムの動作について説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る部分画像処理システムを説明するための図である。 第2実施形態に係る部分画像処理システムの表示位置制御パラメータ2−1の送信動作を説明するためのフローチャートである。 第3実施形態に係る部分画像処理システムを説明するための図である。 ホストコンピュータ4が部分画像処理装置2に変化したパネル情報に基づく表示位置制御パラメータ2−1を設定する場合の動作を説明するためのフローチャートである。 ホストコンピュータ4が部分画像送信装置1に変化したパネル情報に基づく表示位置制御パラメータ2−1を設定する場合の動作を説明するためのフローチャートである。 表示位置制御パラメータ2−1の第1の例を示す図である。 第1の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のトップボトムの形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。 表示位置制御パラメータ2−1の第2の例を示す図である。 第2の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のサイドバイサイド形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。 表示領域がオーバラップしない場合の実際に表示される表示画像bの例を示す図である。 表示領域が1つの場合の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のサイドバイサイド形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。 表示領域がオーバラップする場合の実際に表示される表示画像bの例を示す図である。 表示位置制御パラメータ2−1の第3の例を示す図である。 第3の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のサイドバイサイド形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。 表示位置制御パラメータ2−1の第4の例を示す図である。 第4の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のトップボトム形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。 表示位置制御パラメータ2−1の第5の例を示す図である。 2つの表示領域の”OR”を部分画像aとした場合を示す図である。 2つの楕円のANDのORをとった2つの部分画像aとした場合を示す図である。 表示位置制御パラメータ2−1の第6の例を示す図である。 32ピクセル×4垂直ラインで表わした部分画像aを示す図である。 図26に示した部分画像aを含む表示画像bをビットマップ形式で示した図である。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
1 第1実施形態
1−1 構成
図1は、第1実施形態に係る部分画像処理システムを説明するための図である。同図に示すように、部分画像処理システムは、部分画像送信装置1、部分画像処理装置2及び画像表示装置3を有する。
部分画像送信装置1は、例えば、部分画像aを送信するパーソナルコンピュータである。ここで、部分画像aは画像表示装置3の表示画像bの一部である画像を意味する。部分画像aは、例えば、視野画像である。部分画像送信装置1は、部分画像aを部分画像処理装置2に送信する。部分画像送信装置1と部分画像処理装置2とは、有線又は無線により接続される。
部分画像処理装置2は、例えば、LSI(Large−scale integration)であるが、これに限られるものではない。部分画像処理装置2は、部分画像aの画像表示装置3の表示画像bの表示位置を示す表示位置制御パラメータ2−1に基づいて、画像表示装置3の表示画像bに部分画像aを配置し、部分画像a以外の部分を補完画像(例えば、黒色の画像)で補完した補完画像を含む表示画像b(パネル用画像)を生成する。
画像表示装置3は、液晶、有機ELなどのパネルのディスプレイであり、表示画像bの表示処理を司る表示制御部を含む。実施形態では、画像表示装置3は、例えば、HMD及びHMDの表示画像bの処理を司る表示制御部である。
部分画像処理装置2と画像表示装置3とは一体であっても良いし、有線又は無線により接続されていても良い。実施形態では、HMD装置は、部分画像処理装置2及び画像表示装置3を有する。画像表示装置3は、部分画像処理装置2から送られる表示画像bを、その表示装置に表示する。
図2は、部分画像処理装置2の機能を説明するための機能ブロック図である。
同図に示すように、部分画像処理装置2は、受信部21、部分画像処理部22、記憶部23及び送信部24を有する。
受信部21は、部分画像送信装置1から送信された部分画像aを受信し、部分画像処理部22に送信する。
部分画像処理部22は、部分画像配置部22−1及び画像補完部22−2を有する。
部分画像配置部22−1は、表示位置制御パラメータ2−1に基づいて、受信部21から送信された部分画像aを画像表示装置3の表示画像bに配置する。表示位置制御パラメータ2−1は、部分画像aの画像表示装置3の表示画像bにおける表示位置を示す。
画像補完部22−2は、表示画像bの部分画像a以外の画像(補完画像)を補完する。画像補完部22−2は、画像が補完された表示画像bを送信部24に送る。
送信部24は、部分画像処理部22から送られた表示画像bを画像表示装置3に送る。
記憶部23は、表示位置制御パラメータ2−1を記憶する。第1実施形態では、表示位置制御パラメータ2−1は固定であり、記憶部23は、例えば、ROM(Read−only memory)、eFuse(electronic Fuse)、OTP(one time programmable) ROMなどである。なお、記憶部23はROMに限られるものではなく、記憶手段であれば不揮発性メモリ、揮発性メモリなどであっても良い。
表示位置制御パラメータ2−1は、画像表示装置3の表示画像bにおける部分画像aの位置を示し、表示画像bにおける部分画像aの表示開始位置、表示終了位置、水平サイズ(水平ピクセル数)、垂直サイズ(垂直ピクセル数)を含むが、これに限るものではない。表示位置制御パラメータ2−1の具体例については、後述する。
図3は、部分画像送信装置1から送られる部分画像aの一例を説明するための図である。同図に示すように、部分画像aは、例えば、画像表示装置3の垂直ライン(長方形で示した部分)毎に、その配置位置(表示開始位置、表示終了位置)が指定されない状態で送られる。なお、図3における「A」は、図1において示した部分画像aの全体を示す「A」に対応して示したものであり、画像表示装置3において実際に表示されるものではない。
図4は、部分画像処理装置2から画像表示装置3に送られる表示画像bの一例を説明するための図である。同図に示すように、部分画像処理装置2から画像表示装置3に送られる部分画像aは、表示位置制御パラメータ2−1により表示画像bにおける表示位置が決定されて配置され、表示画像bにおける部分画像a以外の領域は、補完画像で補完される。
1−2 動作
次に、第1実施形態の部分画像処理システムの動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、部分画像送信装置1は、部分画像aである視野画像を部分画像処理装置2に送信する(S1)。部分画像処理装置2は、部分画像送信装置1から送信された視野画像を受信し(S2)、表示位置制御パラメータ2−1に基づいて、受信した視野画像aを画像表示装置3の表示画像bに配置するとともに、表示画像bの視野画像a以外を補完画像で補完し、表示画像bを生成する(S3)。すなわち、表示画像bは、視野画像aと補完画像とを含む。部分画像処理装置2は、S3において生成された表示画像bを画像表示装置3に送信する(S4)。
画像表示装置3は、部分画像処理装置2から送信された表示画像bを受信して、所定の表示制御処理を施した後に、表示画像bを画像表示装置3の表示装置に表示する(S5)。
1−3 効果
第1実施形態によれば、表示位置制御パラメータ2−1を部分画像(視野画像)に重畳させて送信する必要がないので、部分画像送信装置1と部分画像処理装置2との間のデータ転送帯域を少なくすることができる。動画の場合、静止画よりもデータ転送量が多く、画像表示領域の変動が少ないため効果が大きい。
2 第2実施形態
図6は、第2実施形態に係る部分画像処理システムを説明するための図である。なお、図1と同じ部分には同一の符号を付して説明する。
第2実施形態の部分画像処理システムでは、第1実施形態の部分画像処理システムとは異なり、表示位置制御パラメータ2−1は部分画像処理装置2に固定ではなく、部分画像送信装置1から設定されるものである。
図7は、第2実施形態に係る部分画像処理システムの表示位置制御パラメータ2−1の送信動作を説明するためのフローチャートである。
同図に示すように、まず、部分画像送信装置1が表示画像bにおける部分画像aの位置を示す表示位置制御パラメータ2−1が変化したか否かを判断する(S11)。S11において、表示位置制御パラメータ2−1が変化したと判断された場合には、部分画像送信装置1は変化した表示位置制御パラメータ2−1を部分画像処理装置2に送信する(S12)。
ここで、表示位置制御パラメータ2−1が変化したか否かの判断は、ユーザにより指示された場合などを含むが、これに限られるものではない。
部分画像処理装置2は、部分画像送信装置1から送信された表示位置制御パラメータ2−1を受信すると(S13)、受信した表示位置制御パラメータ2−1を部分画像処理装置2の記憶部23に格納し(S14)、処理を終了する。
第2実施形態によれば、部分画像aの表示位置を部分画像送信装置1から部分画像処理装置2に任意に設定することができるので、フレキシブルな部分画像処理システムを提供することができる。
3 第3実施形態
図8は、第3実施形態に係る部分画像処理システムを説明するための図である。なお、図1と同じ部分には同一の符号を付して説明する。
同図に示すように、第3実施形態の部分画像処理システムは、部分画像送信装置1、部分画像処理装置2及び画像表示装置3に加えて、ホストコンピュータ4を有する。
ホストコンピュータ4は、画像表示装置3の変化したパネル情報(例えば、表示画像情報の水平サイズ(水平ピクセル数)、垂直サイズ(垂直ピクセル数))を受信し、この受信したパネル情報に基づく表示位置制御パラメータ2−1を部分画像送信装置1又は部分画像処理装置2に設定する。
また、パネル情報の変化は、ホストコンピュータ4から部分画像送信装置1及び部分画像処理装置2の双方に知らされる。部分画像送信装置1から部分画像aを送信する際、部分画像処理装置2から画像表示装置3に表示画像bのパネル情報が必要となるからである。
図9は、ホストコンピュータ4が部分画像処理装置2に変化したパネル情報に基づく表示位置制御パラメータ2−1を設定する場合の動作を説明するためのフローチャートである。
同図に示すように、ホストコンピュータ4は、画像表示装置3のパネル情報をフィードバック情報として受信し、パネル情報が変化したか否かを判断する(S21)。ホストコンピュータ4は、S21においてパネル情報が変化していると判断された場合、変化したパネル情報を部分画像送信装置1及び部分画像処理装置2に送信する(S22)。
これにより、部分画像送信装置1から送信される部分画像a及び部分画像処理装置2から画像表示装置3に送信される表示画像bは、変化したパネル情報に適合する画像とすることができる。
例えば、HMD使用者が、(A)水平2048ピクセル×垂直1024ラインのパネルを(B)水平4096ピクセル×垂直2048ラインにアップグレードした場合、デジタルデータの場合、(A)のパネルにおいて、例えば、100ピクセルから1948ピクセルを部分転送する場合、(B)のパネルであれば、200ピクセルから3896ピクセルを部分転送する必要がある。従って、部分画像aの精細度も開始位置情報も変化する。
次に、ホストコンピュータ4は、変化したパネル情報に応じた表示位置制御パラメータ2−1を部分画像処理装置2に送信する(S23)。
部分画像処理装置2は、ホストコンピュータ4から変化したパネル情報に応じた表示位置制御パラメータ2−1を受信し(S24)、受信した表示位置制御パラメータ2−1を記憶部23に格納し(S25)、処理を終了する。部分画像処理装置2に格納された表示位置制御パラメータ2−1は、第1実施形態において述べたように、視野画像の処理のために使用される。
図10は、ホストコンピュータ4が部分画像送信装置1に変化したパネル情報に基づく表示位置制御パラメータ2−1を設定する場合の動作を説明するためのフローチャートである。
同図に示すように、ホストコンピュータ4は、画像表示装置3のパネル情報をフィードバック情報として受信し、パネル情報が変化したか否かを判断する(S31)。ホストコンピュータ4は、S31においてパネル情報が変化していると判断された場合、変化したパネル情報を部分画像送信装置1及び部分画像処理装置2に送信する(S32)。 次に、ホストコンピュータ4は、変化したパネル情報に応じた表示位置制御パラメータ2−1を部分画像送信装置1に送信する(S33)。
部分画像送信装置1は、ホストコンピュータ4から表示位置制御パラメータ2−1を受信すると(S34)、第2実施形態において説明したと同様、受信した表示位置制御パラメータ2−1を部分画像処理装置2に送信する(S35)。
部分画像処理装置2は、部分画像送信装置1からパネル情報に応じた表示位置制御パラメータ2−1を受信し(S36)、受信した表示位置制御パラメータ2−1を記憶部23に格納し(S37)、処理を終了する。
従って、第3実施形態によれば、画像表示装置(パネルなど)や、左右の視野を含めた凹レンズの個体差により、歪み具合をコントロールするために、表示画像bの領域情報を逐次変更する場合、部分画像処理装置2から部分画像送信装置1への上りデータパスを必要とせず、部分画像送信装置1及び部分画像処理装置2の両方に同じパラメータを設定することができる。
4 表示位置制御パラメータ2−1について
次に、上述の実施形態に使用される表示位置制御パラメータ2−1について説明する。なお、表示位置制御パラメータ2−1については、下記に述べるパラメータの例に限られるものではない。また、表示位置制御パラメータ2−1は、その形式は問わず、例えば、暗号化、スクランブル化されていても良い。
4−1 表示位置制御パラメータの例1
図11は、表示位置制御パラメータ2−1の第1の例を示す図である。
同図に示すように、表示位置制御パラメータ2−1は、水平ピクセル数、垂直ライン数に加え、表示開始位置、表示終了位置を垂直ライン毎に有する。従って、表示位置制御パラメータ2−1のパラメータの数は、水平ピクセル数、垂直ライン数、2×垂直ライン数となる。
図12は、第1の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のトップボトム形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。同図においては、垂直ライン毎に領域が1つの場合を示している。ここで、「領域」とは、1つの垂直ラインにおいて、表示開始位置Sと表示終了位置Eとで指定される領域を意味する。
例えば、図12に示すように、垂直ラインl及び垂直ラインl+αでは、それぞれ1組の表示開始位置S及び表示終了位置Eを有する。
このような表示位置制御パラメータ2−1によれば、部分画像表示領域を矩形に限らず自由な形状で定義することができるため、表示不要な不転送データ量を矩形の場合よりも大きくとれる。例えば、16:9の画面の半分の8:9の領域における正方形の部分だと、8:8の領域を送受信することになるが、円の場合だと、π/4(=π×r×r/(2r)2)となり、21.4%の通信データ量を削減することができる。また、表示位置制御パラメータ2−1のデータ転送量が少なくて済むので、左右両目画像をトップボトム形式で送信する場合に適している。
4−2 表示位置制御パラメータ2−1の例2
図13は、表示位置制御パラメータ2−1の第2の例を示す図である。第2の例では、1つの垂直ラインにおいて2つの領域が存在する場合について説明する。
同図に示すように、表示位置制御パラメータ2−1は、水平ピクセル数、垂直ライン数に加え、2組の表示開始位置S1及び表示終了位置E1、表示開始位置S2及び表示終了位置E2を垂直ライン毎に有する。従って、表示位置制御パラメータ2−1のパラメータの数は、水平ピクセル数、垂直ライン数、4×垂直ライン数となる。
図14は、第2の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のサイドバイサイド形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。
同図においては、表示画像bの垂直ラインlの2つの領域が、表示開始位置S1及び表示終了位置E1、表示開始位置S2及び表示終了位置E2によって指定されている例を示している。図15は、表示領域がオーバラップしない場合の実際に表示される表示画像bの例を示す図である。
すなわち、このような表示位置制御パラメータ2−1によれば、後述する例の表示位置制御パラメータ2−1の領域数のパラメータを使用する場合に比して、パラメータのデータ伝送量を少なくすることができる。
図12に示したトップボトム形式の表示画像bと比較して、図14に示したサイドバイサイド形式の表示画像bの画素数が同じであるとすると、図14に示した表示画像bの垂直ライン数は、図12に示したトップボトム形式の表示画像bの垂直ライン数の半分の垂直ライン数であるので、表示位置制御パラメータ2−1のデータ個数は同じとなる。しかしながら、同じ画素数であっても、図12に示した表示画像bと比較して、図14に示した表示画像bは水平位置を絶対値で指定すると、1ビット余分に必要になるため、必要データ量は、図12によりも多くなる。この場合であっても、右半分を水平ピクセル数の半分のオフセットを加えれば、余分の1ビットは不要になる。
なお、表示領域が1つの場合には、図16に示すように、1番目の表示領域の表示終了位置と2番目の表示領域の表示開始位置とを同じにすることで、表現することができる。図17は、表示領域がオーバラップする場合の実際に表示される表示画像bの例を示す図である。
このような表示位置制御パラメータ2−1の決定の仕方によれば、左右の部分画像aの対称性を使用することができるので、表示位置制御パラメータ2−1のデータ転送量を少なくすることができる。
4−3 表示位置制御パラメータ2−1の例3
図18は、表示位置制御パラメータ2−1の第3の例を示す図である。
同図に示すように、表示位置制御パラメータ2−1は、水平ピクセル数、垂直ライン数に加え、領域数、領域数に対応した表示開始位置、表示終了位置を垂直ライン毎に有する。従って、表示位置制御パラメータ2−1のパラメータの数は、水平ピクセル数、垂直ライン数、2×ΣR[l]×垂直ライン数となる。ここで、R[l]は、垂直ラインlにおける領域数である。
図19は、第3の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のサイドバイサイド形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。
同図に示すように、例えば、垂直ラインlでは領域数R[l]=1、垂直ラインl+1では領域数R[l+1]=1、垂直ラインl+2では領域数R[l+2]=2となる。垂直ラインl、l+1では1組の表示開始位置S及び表示終了位置Eとなり、垂直ラインl、l+2では領域に対応した2組の表示開始位置S及び表示終了位置Eとなる。
このような表示位置制御パラメータ2−1の決定の仕方によれば、垂直ライン毎に、表示領域数が1つ又は2つの固定ではなく可変にすることができるため、自由な表示形状を表現することができる。
4−4 表示位置制御パラメータ2−1の例4
図20は、表示位置制御パラメータ2−1の第4の例を示す図である。
第4の例では、部分画像aが左右対称という制限をつけることにより、表示終了位置を省略することができる例である。
同図に示すように、表示位置制御パラメータ2−1は、水平ピクセル数、垂直ライン数に加え、表示開始位置のみを垂直ライン毎に有する。従って、表示位置制御パラメータ2−1のパラメータの数は、水平ピクセル数、垂直ライン数、1×垂直ライン数となる。
図21は、第4の例の表示位置制御パラメータ2−1を使用した場合のトップボトム形式で表わした表示画像bにおける視野画像aの指定の仕方を示す図である。
同図に示すように、垂直ライン毎に表示開始位置Sを設定し、表示終了位置Eについては、水平ピクセル数H−表示開始位置Sとする。これにより、表示終了位置Eを省略することができる。
4−5 表示位置制御パラメータ2−1の例5
図22は、表示位置制御パラメータ2−1の第5の例を示す図である。
第5の例では、垂直ライン毎の表示開始位置、表示終了位置を送付することなく、部分画像aを計算で求める場合について説明するものである。
同図に示すように、表示位置制御パラメータ2−1は、水平ピクセル数、垂直ライン数に加え、領域数R、水平径 ax[r]、垂直径 by[r]、水平オフセット dx[r]、垂直オフセット dy[r]を有する。従って、表示位置制御パラメータ2−1のパラメータの数は、水平ピクセル数、垂直ライン数に加え、(水平径 ax[r]、垂直径 by[r]、水平オフセット dx[r]、垂直オフセット dy[r])×領域数 Rとなる。この表示位置制御パラメータ2−1は、楕円の領域を表す表示位置制御パラメータ2−1である。
楕円である部分画像aの表示領域であるかの判断は、垂直ライン毎に、以下の式(1)で判断される。
((x - dx[r])×by[r])2+((y-dy[r])×ax[r])2 < (ax[r]×by[r])2
… (1)
上記(1)式が成立すれば、座標(x,y)は表示領域であると判断される。
図23は、2つの表示領域の”OR”を部分画像aとした場合を示す図である。
また、図24は、2つの楕円のANDのORをとった2つの部分画像aとした場合を示す図である。このような部分画像aの表示領域であるかの判断は、以下の式(2)で判断される。
(
(((x - dx[0])×by[0])2+((y-dy[0])×ax[0])2 < (ax[0]×by[0])2)) AND (((x - dx[1])×by[1])2+((y-dy[1])×ax[1])2 < (ax[1]×by[1])2))
)
OR (
(((x - dx[2])×by[2])2+((y-dy[2])×ax[2])2 < (ax[2]×by[2])2)) AND
(((x - dx[3])×by[3])2+((y-dy[3])×ax[3])2 < (ax[3]×by[3])2))
)
…(2)
上記(2)式が成立すれば、座標(x,y)は表示領域であると判断される。
このような表示位置制御パラメータ2−1の決定の仕方によれば、楕円という形状に固定することで、部分画像aの形状の自由度は下がるが、部分画像aのデータ量を削減することができる。
4−6 表示位置制御パラメータ2−1の例6
図25は、表示位置制御パラメータ2−1の第6の例を示す図である。
第6の例では、垂直ライン毎の表示開始位置、表示終了位置を送付することなく、転送の有無を1ビットのビットマップで表現するものである。
同図に示すように、表示位置制御パラメータ2−1は、水平ピクセル数、垂直ライン数及び1ビットのビットマップを有する。従って、表示位置制御パラメータ2−1のパラメータの数は、水平ピクセル数、垂直ライン数×1ビットとなる。
図26は、32ピクセル×4垂直ラインで表わした部分画像aを示す図であり、図27は図26に示した部分画像aを含む表示画像bをビットマップ形式で示した図である。
このような表示位置制御パラメータ2−1の決定の仕方によれば、部分画像aの表示形状の自由度を高めることができる。
このような表示位置制御パラメータ2−1の決定の仕方によれば、部分画像aの形状の自由度が上がり、領域が複雑な場合、同等の部分画像aを表現することができる第3の例よりも部分画像aのデータ量を削減することができる。
すなわち、(3)式を満たす場合に、第3の例よりも部分画像aのデータ量を削減することができる。
(水平ピクセル数×垂直ライン数×1ビット)<(2×ΣR[l])×座標表現ビット数 …(3)
例えば、各垂直ラインの領域数R[l]が同数であり、Hを水平ピクセル数、Vを垂直ライン数とすると、
H×V×1 <2×R×V×lnH
=H/(2×lnH)<R
水平3840ピクセルの場合、
3840/(2×12)<R
160<R
水平1440ピクセルの場合、
1440/(2×11)<R
65<R
となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…部分画像送信装置、2…部分画像処理装置、2−1…表示位置制御パラメータ、3…画像表示装置、4…ホストコンピュータ、a…部分画像、b…表示画像。

Claims (7)

  1. 画像表示装置が受信する表示画像の一部である部分画像を受信する受信部と、
    前記部分画像の前記表示画像における表示位置を示す表示位置制御パラメータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された表示位置制御パラメータによって示される前記表示画像における前記表示位置に配置され、前記受信部によって受信された部分画像及び前記部分画像以外の補完画像を含む前記表示画像を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された前記表示画像を前記画像表示装置に送信する送信部と
    を具備する部分画像処理装置。
  2. 前記表示位置制御パラメータは固定値である、請求項1記載の部分画像処理装置。
  3. 前記表示位置制御パラメータは、前記部分画像の受信とは独立して、外部から設定される、請求項1記載の部分画像処理装置。
  4. 前記表示位置制御パラメータは、前記画像表示装置の表示画像情報に基づいて設定される、請求項1記載の部分画像処理装置。
  5. 前記表示位置制御パラメータは、前記部分画像を送信する部分画像送信装置から設定される、請求項3記載の部分画像処理装置。
  6. 前記画像表示装置はヘッドマウントディスプレイである、請求項1記載の部分画像処理装置。
  7. 前記部分画像は視野画像である、請求項1記載の部分画像処理装置。
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