JP2018137181A - 光源ユニット、及び照明器具 - Google Patents

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文子 棚橋
高義 丹治
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高義 丹治
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Abstract

【課題】取り外し構造を目立ちにくくしながらも光源ユニットを器具本体から容易に取り外すことができる光源ユニット、及び照明器具を提供する。【解決手段】光源ユニット2は、長尺の器具本体1に対して着脱可能である。光源ユニット2は、実装基板221が取り付けられる長尺の取付部材21と、実装基板221を覆うように取付部材21に取り付けられる長尺のカバー23とを備える。カバー23は、カバー23の短手方向の両端において器具本体1の一部を覆う一対の延出部232を有する。一対の延出部232の少なくとも一方は、器具本体1に光源ユニット2が取り付けられた状態において器具本体1との間に隙間を形成する引掛凹部232Aを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に光源ユニット、及び照明器具に関し、より詳細には、造営面に取り付けられた器具本体に対して着脱可能に取り付けられる光源ユニット、及び当該光源ユニットを備えた照明器具に関する。
特許文献1には、天井に取り付けられる照明器具が記載されている。特許文献1に記載の照明器具は、本体ユニット(器具本体)と、本体ユニットに対して着脱可能に取り付けられるカバー部材(光源ユニット)と、を備える。カバー部材の側面には、使用者によって摘ままれる凹みが設けられている。そして、使用者が凹みを摘まんだ状態でカバー部材を下方向に引っ張ることにより、カバー部材が本体ユニットから取り外される。
特開2015−141769号公報
特許文献1に記載の照明器具では、カバー部材を取り外す際に使用者によって摘ままれる凹みがカバー部材の側面に設けられているため、照明器具が天井に取り付けられた状態では凹みが目立っていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされており、取り外し構造を目立ちにくくしながらも光源ユニットを器具本体から容易に取り外すことができる光源ユニット、及び照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光源ユニットは、長尺の器具本体に対して着脱可能に取り付けられる。前記光源ユニットは、実装基板と、取付部材と、カバーと、を備える。前記実装基板は、長尺であって、1乃至複数の発光素子が実装されている。前記取付部材は、長尺であって、前記実装基板が取り付けられる。前記カバーは、長尺であって、前記実装基板を覆うように前記取付部材に取り付けられる。前記カバーは、前記カバーの短手方向の両端において前記器具本体の一部を覆う一対の延出部を有する。前記一対の延出部の少なくとも一方は、前記器具本体に前記光源ユニットが取り付けられた状態において前記器具本体との間に隙間を形成する引掛凹部を有する。
本発明の一態様に係る照明器具は、前記光源ユニットと、前記器具本体と、を備える。
本発明によれば、取り外し構造を目立ちにくくしながらも光源ユニットを器具本体から容易に取り外すことができる。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る光源ユニット及び照明器具を造営面に取り付けた状態を示す断面図である。図1Bは、図1AにおけるX部拡大図である。 図2は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図3は、同上の照明器具の一部省略した断面図である。 図4Aは、同上の光源ユニット及び照明器具の斜視図である。図4Bは、図4AにおけるY部拡大図である。
以下、本実施形態に係る光源ユニット2及び照明器具10について、図1A〜図4Bを参照して説明する。下記の実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。また、下記の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
以下の説明では特に断りのない限り、図1A〜図4Bに示す矢印により、光源ユニット2及び照明器具10の上下、左右、前後の各方向を規定する。すなわち、光源ユニット2及び照明器具10の長手方向を左右方向とし、光源ユニット2及び照明器具10の短手方向を前後方向とし、光源ユニット2及び照明器具10の高さ方向、つまり天井100の下面100A(図1A参照)の法線方向を上下方向とする。ただし、これらの方向は光源ユニット2及び照明器具10の使用方向を規定する趣旨ではない。また、図1A〜図4Bに示す矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。
本実施形態に係る照明器具10は、図1A及び図2に示すように、器具本体1と、光源ユニット2と、を備えている。器具本体1は、吊りボルト200(図2参照)に固定され、天井100の下面100Aに直付けされる。光源ユニット2は、器具本体1に対して着脱可能に取り付けられる。
器具本体1は、板金に曲げ加工を施すことで長尺かつ上面(天井100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成される。器具本体1は、天井100と反対側(下側)に、光源ユニット2を収容するための矩形の収納凹部11が器具本体1の長手方向(左右方向)の全長に亘って設けられている。器具本体1の短手方向(前後方向)における収納凹部11の両側には、それぞれ対向部13が設けられている。各対向部13は、天井100の下面100Aと平行になるように、前後方向に沿って延びている。各対向部13の端縁には、傾斜部12が設けられている。各傾斜部12は、対向部13の端縁から器具本体1の短手方向(前後方向)に延出し、かつ外側に向かって上方へ傾斜している。
収納凹部11の底板111には、電源線30を通すための孔111Aが長手方向(左右方向)におけるほぼ中央に設けられている。また、底板111には、吊りボルト200を通すための孔111Bが長手方向(左右方向)における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。さらに、収納凹部11の一方(前側)の側板112には、左右方向に長い矩形の挿通孔112Aが器具本体1の長手方向(左右方向)における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている(図2では片方の挿通孔112Aのみ図示)。これらの挿通孔112Aに、取付部材21に取り付けられた吊り金具26(後述する)が引っ掛けられることで、器具本体1に光源ユニット2を仮保持させることができる。
また、収納凹部11の他方(後側)の側板112の近傍には、一対の引掛ばね27(後述する)がそれぞれ引っ掛けられる一対の引掛金具28が取り付けられている。一対の引掛金具28は、一対の引掛ばね27と一対一に対応している。一対の引掛金具28の各々は、図3に示すように、器具本体1に取り付けるための取付部281と、引掛ばね27の腕部273(後述する)が引っ掛けられる引掛部282と、を有する。各引掛金具28は、左右方向から見た形状がU字状である。これらの引掛金具28は、固定ねじ201を用いて、器具本体1の収納凹部11の底板111に取り付けられる(図3参照)。また、これらの引掛金具28は、器具本体1の長手方向(左右方向)における両端寄りの位置にそれぞれ取り付けられる(図2参照)。
収納凹部11の底板111の下面には、電源線30が電気的に接続される端子台25が取り付けられる。端子台25には、接地線を含む3本の電線250が電気的に接続されている。3本の電線250の先端には、プラグコネクタ251が電気的に接続されている。
光源ユニット2は、図1A及び図2に示すように、取付部材21と、複数(例えば2つ)のLEDモジュール22と、カバー23と、を有している。また、光源ユニット2は、電源装置24を更に有している。
複数のLEDモジュール22は、長手方向(左右方向)に沿って並んで配置されている。複数のLEDモジュール22の各々は、前後方向に長い矩形の実装基板221を有する。実装基板221の一面(下面)には、複数のLED(発光素子)222が長手方向(左右方向)に沿って1列に並べて実装(配置)されている。複数のLEDモジュール22のいずれか1つには、電源装置24(後述する)との間を電気的に接続するための第1コネクタが設けられている。
また、各LEDモジュール22の長手方向における両端部には、電源供給用の一対の第2コネクタが実装されている。そして、互いに隣接する両LEDモジュール22の第2コネクタ同士が電気的に接続されることで、一方のLEDモジュール22から他方のLEDモジュール22に点灯電力が供給される。
取付部材21は、板金に曲げ加工を施すことでU字状に形成されている。取付部材21は、長尺かつ矩形板状の底板211と、底板211の前後方向(短手方向)における両端から上向きに延出する一対の側板212と、を有する。一対の側板212の先端(上端)には、互いに離れる向き(外向き)に傾斜する一対の傾斜部212Aがそれぞれ全長に亘って設けられている(図1A参照)。上述したLEDモジュール22は、取付部材21の底板211の一部を切り起こすことで形成された爪によって取付部材21に固定される。
また、取付部材21は、長手方向(左右方向)における両端寄りの位置において短手方向(前後方向)の一端側(図1Aの左側)に配置される一対の吊り金具26と、短手方向の他端側(図1Aの右側)に配置される一対の引掛ばね27とを有している(図2参照)。
一対の吊り金具26の各々は、前後方向(図1Aの左右方向)に長い矩形板状の主片261と、主片261の先端(前端)において一体に形成された引掛片262と、を有する。引掛片262は、主片261の先端(前端)を折り曲げることで形成される。一対の吊り金具26は、取付部材21の長手方向(左右方向)における両端寄りの位置にそれぞれ取り付けられる。一対の吊り金具26は、器具本体1の収納凹部11の一方(前側)の側板112に形成された一対の挿通孔112Aと一対一に対応している。そして、各吊り金具26の引掛片262を対応する挿通孔112Aの端縁に引っ掛けることで、光源ユニット2が器具本体1に仮保持される。
一対の引掛ばね27の各々は、図3に示すように、線ばねをコイル状に巻くことで形成されたリング状の基部271と、基部271の両端から互いに離れる方向に伸びる一対の腕部272,273と、を有する。一対の引掛ばね27の各々は、本実施形態では所謂キックばね(ねじりコイルばね)である。これらの引掛ばね27は、基部271及び一方の腕部272によって取付部材21に取り付けられる。他方の腕部273の先端には、腕部273の先端を折り曲げることで形成された引掛部273Aが一体に設けられている。一対の引掛ばね27は、取付部材21の長手方向(左右方向)における両端寄りの位置にそれぞれ取り付けられる。
カバー23は、光拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺の箱状に形成される。カバー23は、前後方向(幅方向)において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の主部231を有している(図1A参照)。
カバー23の短手方向(前後方向)における両端部には、図1Aに示すように、光源ユニット2が器具本体1に取り付けられた状態で、上下方向において器具本体1の対向部13と重なる延出部232がそれぞれ設けられている。さらに、カバー23の左右方向において延出部232の内側には、上側(取付部材21側)に突出する突壁部233がそれぞれ全長に亘って設けられている。各突壁部233の先端には、内向きに突出する突起部233Aがそれぞれ設けられている。また、各突壁部233の根元近くには、それぞれ内向きに突出する支持片233Bが突出している。
電源装置24は、電源基板241と、電源基板241を収納するための収納ケース242と、を有する。電源基板241は、左右方向に長い矩形のプリント配線板である。プリント配線板の一面には、少なくともLED222の点灯電力を生成するために必要な電子部品(例えば、トランス、ダイオード、コンデンサなど)が実装されている。収納ケース242は、図1Aに示すように、一面(取付部材21の底板211との対向面)が開口し、かつ前後方向に長い矩形箱状である。収納ケース242は、開口側が取付部材21の底板211と対向するようにして、例えば、取付部材21の側板212にねじ止めされる。
次に、本実施形態に係る光源ユニット2の組立手順について説明する。以下の説明では、吊り金具26及び引掛ばね27が取付部材21に予め取り付けられていると仮定する。
まず、作業者は、取付部材21の底板211の上面に電源装置24を取り付ける。次に、作業者は、取付部材21の底板211に形成された爪によってLEDモジュール22を底板211に固定する。さらに、作業者は、LEDモジュール22と電源装置24との間を電線により電気的に接続する。そして最後に、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー23を取付部材21に取り付ける。このとき、カバー23の各突壁部233に設けられた突起部233Aが、取付部材21の各側板212に設けられた傾斜部212Aに引っ掛かり、これによりカバー23が取付部材21に取り付けられる。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。なお、取付部材21にカバー23を取り付ける上記方法は一例であり、他の方法であってもよい。
次に、本実施形態に係る照明器具10の施工手順について説明する。以下の説明では、端子台25及び引掛金具28が器具本体1の収納凹部11の底板111に予め取り付けられていると仮定する。
まず、作業者は、天井100から露出する電源線30を器具本体1に設けられた孔111Aに通し、かつ天井100から露出する吊りボルト200を孔111Bに通した後、吊りボルト200にナット300をねじ込んで器具本体1を天井100に固定する。その後、作業者は、電源線30を端子台25に接続し、さらに端子台25のプラグコネクタ251を電源装置24に接続する。これにより、電源装置24と電源線30とが、端子台25を介して電気的に接続される。そして最後に、作業者は、少なくとも電源装置24が収納凹部11に収納されるようにして、器具本体1に光源ユニット2を取り付ける。
ここで、光源ユニット2を器具本体1に取り付ける手順について詳述する。まず、作業者は、取付部材21に取り付けられた一対の吊り金具26の各々の主片261を、器具本体1に設けられた一対の挿通孔112Aのうち対応する挿通孔112Aに挿通させた後、各引掛片262を対応する挿通孔112Aの端縁に引っ掛ける。これにより、光源ユニット2が器具本体1に仮保持される。次に、作業者は、吊り金具26側を回転中心として、一対の引掛ばね27が器具本体1に近づく向きに、所定位置(引掛ばね27の腕部273が引掛金具28に届く位置)まで光源ユニット2を回転させる。その後、作業者は、光源ユニット2を保持した状態で、各引掛ばね27の引掛部273Aを対応する引掛金具28の引掛部282に引っ掛ける。そして、この状態から、作業者が光源ユニット2を更に回転させると、各引掛ばね27の腕部273が対応する引掛金具28の引掛部282の上面に摺動しながら、図3に示す位置まで移動する。その結果、光源ユニット2が器具本体1に取り付けられる。
光源ユニット2が器具本体1に取り付けられた状態では、各引掛金具28に対して対応する引掛ばね27からの弾性力が下向きに加えられており、この弾性力の反力によって光源ユニット2が上向きに押し上げられる。このとき、カバー23の一対の延出部232の各々は、上下方向において、器具本体1の一対の対向部13のうち対応する対向部13と対向している(図1A及び図1B参照)。またこのとき、一対の吊り金具26の各々は、器具本体1の一対の挿通孔112Aのうち対応する挿通孔112Aの端縁に主片261が接触している(図1A参照)。以上のような手順に従って、照明器具10が天井100に取り付けられる。
ところで、本実施形態に係る光源ユニット2は、上述したように、器具本体1に対して着脱可能である。つまり、本実施形態に係る光源ユニット2は、器具本体1から取り外すことができる。ここで、光源ユニット2を器具本体1から取り外す場合、作業者は、カバー23の延出部232と器具本体1との間の隙間に爪を差し込んだ状態で、引掛ばね27の弾性力に抗ってカバー23を下向きに引っ張ることになる。このため、作業者からの力がカバー23に伝わりにくく、カバー23を容易に取り外すことができなかった。そこで、本実施形態では、図1B、図4A及び図4Bに示すように、カバー23の延出部232に引掛凹部232Aを設けている。以下、引掛凹部232Aについて説明する。
カバー23の一対の延出部232のうち一方(後側)の延出部232には、複数(本実施形態では2つ)の引掛凹部232Aが設けられている。複数の引掛凹部232Aは、延出部232の長手方向(左右方向)における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている(図4A参照)。複数の引掛凹部232Aの各々は、延出部232の一部を切り欠くことで形成される。具体的には、各引掛凹部232Aは、図1Bに示すように、前後方向において延出部232の一部を残した状態に形成され、各引掛凹部232Aの前後方向の幅寸法W2は、例えば指先が引っ掛かるように2〜3mm程度である。また、各引掛凹部232Aは、図4A及び図4Bに示すように、カバー23の長手方向に沿って形成され、各引掛凹部232Aの左右方向の長さ寸法L1は、例えば親指を除いた4本の指が引っ掛かるように100mm程度である。
ここで、各引掛凹部232Aの前後方向における幅寸法W2が、一対の対向部13のうち上下方向(天井100の下面100Aの法線方向)において対向する対向部13の前後方向における幅寸法W1よりも大きい場合を想定する。この場合には、器具本体1に光源ユニット2が取り付けられた状態において、器具本体1の収納凹部11と引掛凹部232Aとが連続するため、例えば虫や塵埃など異物が引掛凹部232Aを通して収納凹部11内に進入する可能性がある。したがって、各引掛凹部232Aの前後方向における幅寸法W2は、一対の対向部13のうち上下方向において対向する対向部13の前後方向における幅寸法W1よりも小さいことが好ましい。
そして、器具本体1から光源ユニット2を取り外す際には、作業者は、2つの引掛凹部232Aにそれぞれ指を引っ掛けた状態で引掛ばね27の弾性力に抗ってカバー23を下向きに引っ張ることで、光源ユニット2を器具本体1から取り外すことができる。
ところで、器具本体1から光源ユニット2を取り外す際には、上述したように、引掛ばね27の弾性力に抗ってカバー23を下向きに引っ張ることになる。このため、カバー23に対して加える力が小さくなるように、各引掛凹部232Aは、カバー23の長手方向(左右方向)において、一対の引掛ばね27のうち対応する引掛ばね27の近傍に設けられていることが好ましい。より好ましくは、各引掛凹部232Aは、カバー23の短手方向(前後方向)において、一対の引掛ばね27のうち対応する引掛ばね27と対向する位置に設けられているのがよい。これらの場合には、各引掛凹部232Aが、カバー23の長手方向において対応する引掛ばね27から離れた位置に設けられている場合と比較して、小さい力で光源ユニット2を取り外すことができる。
また、図4Bに示すように、各引掛凹部232Aの開口端縁に面取り232Bが施されていることが好ましい。本実施形態に係る照明器具10は、天井100に取り付けられているため、面取り232Bが施されていない場合には引掛凹部232Aの開口端縁の角部に作業者の指が接触することによって痛みを感じる可能性がある。これに対して、本実施形態のように、引掛凹部232Aの開口端縁に面取り232Bが施されていれば、作業者の指が引掛凹部232Aの開口端縁に接触したとしても痛みを感じにくいという利点がある。
以下、本実施形態に係る光源ユニット2及び照明器具10の変形例について説明する。
本実施形態では、照明器具10が天井100に取り付けられる照明器具を例として説明したが、照明器具10は、例えば壁などの天井以外の場所に取り付けられる照明器具であってもよい。
本実施形態では、一対の延出部232のうち一方(後側)の延出部232に引掛凹部232Aが設けられている場合を例として説明したが、一対の延出部232の両方にそれぞれ引掛凹部232Aが設けられていてもよい。つまり、一対の延出部232の少なくとも一方に引掛凹部232Aが設けられていればよい。
また、本実施形態では、引掛凹部232Aが2つの場合を例として説明したが、引掛凹部232Aの個数は2つに限らず、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
さらに、引掛凹部232Aの形状は一例であって、例えば、引掛凹部232Aは、カバー23の短手方向(前後方向)において延出部232を貫通していてもよい。
また、本実施形態における引掛凹部232Aの寸法(長さ寸法L1及び幅寸法W2)は一例であって、適宜変更可能である。
本実施形態では、LEDモジュール22(実装基板221)が2つの場合を例として説明したが、LEDモジュール22は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
本実施形態では、引掛ばね27がキックばね(ねじりコイルばね)である場合を例として説明したが、引掛ばね27はキックばねに限らず、例えば板ばねであってもよい。一例として、器具本体に一対の板ばねが取り付けられ、光源ユニットに一対の板ばねの一部(先端部)が嵌まり込む一対の嵌合孔が設けられている場合を想定する。この場合、光源ユニットを器具本体に近づけていくことによって、一対の板ばねが互いに近づく向き(内向き)に撓められる。そして、器具本体に対して光源ユニットを所定の位置まで移動させると、一対の板ばねの一部が一対の嵌合孔にそれぞれ嵌まり込み、光源ユニットが器具本体に取り付けられる。このとき、一対の板ばねは、弾性力によって互いに離れる向き(外向き)に移動する。
以上述べた実施形態から明らかなように、第1の態様に係る光源ユニット2は、長尺の器具本体1に対して着脱可能に取り付けられる。光源ユニット2は、実装基板221と、取付部材21と、カバー23と、を備える。実装基板221は、長尺であって、1乃至複数の発光素子(LED222)が実装されている。取付部材21は、長尺であって、実装基板221が取り付けられる。カバー23は、長尺であって、実装基板221を覆うように取付部材21に取り付けられる。カバー23は、カバー23の短手方向の両端において器具本体1の一部を覆う一対の延出部232を有する。一対の延出部232の少なくとも一方は、器具本体1に光源ユニット2が取り付けられた状態において器具本体1との間に隙間を形成する引掛凹部232Aを有する。
第1の態様によれば、カバー23に設けられた引掛凹部232Aに指を引っ掛けることによって、引掛凹部232Aが設けられていない場合と比較して、光源ユニット2を器具本体1から容易に取り外すことができる。また、引掛凹部232Aが、カバー23の短手方向の両端に位置する延出部232に設けられているので、カバーの側面に取り外し構造(凹み)が設けられている場合と比較して、取り外し構造が目立ちにくくなるという利点もある。
第2の態様に係る光源ユニット2は、第1の態様において、器具本体1に設けられた引掛金具28に対して着脱可能に引っ掛けられる引掛ばね27を更に備える。引掛凹部232Aは、カバー23の長手方向において引掛ばね27の近傍に設けられている。
第2の態様によれば、作業者の指を引っ掛けるための引掛凹部232Aが引掛ばね27の近傍に設けられているので、引掛凹部232Aが引掛ばね27から離れた位置に設けられている場合と比較して、小さい力で光源ユニット2を取り外すことができる。ただし、この構成は必須ではなく、引掛凹部232Aは、カバー23の長手方向において引掛ばね27の近傍に設けられていなくてもよい。
第3の態様に係る光源ユニット2では、第1又は2の態様において、器具本体1は、収納凹部11と、一対の対向部13と、を有する。収納凹部11は、光源ユニット2の少なくとも一部が収納される。一対の対向部13は、収納凹部11の短手方向の両端に設けられて、器具本体1に光源ユニット2が取り付けられた状態で一対の延出部232によって覆われる。器具本体1の短手方向において、引掛凹部232Aの幅寸法W2は一対の対向部13の幅寸法W1よりも小さい。
第3の態様によれば、引掛凹部232Aの幅寸法W2が対向部13の幅寸法W1よりも小さいので、器具本体1に光源ユニット2が取り付けられた状態において器具本体1の収納凹部11と引掛凹部232Aとが連続しない。このため、虫や塵埃などの異物が引掛凹部232Aを通して収納凹部11内に進入しにくくなるという利点がある。ただし、この構成は必須ではなく、器具本体1の短手方向において、引掛凹部232Aの幅寸法W2が一対の対向部13の幅寸法W1よりも小さくなくてもよい。言い換えると、引掛凹部232Aの幅寸法W2は、一対の対向部13の幅寸法W1以上であってもよい。
第4の態様に係る光源ユニット2では、第1〜3のいずれかの態様において、引掛凹部232Aの開口端縁は面取りされている。
第4の態様によれば、引掛凹部232Aの開口端縁が面取りされているので、作業者の指が引掛凹部232Aの開口端縁に接触したとしても痛みを感じにくいという利点がある。ただし、この構成は必須ではなく、引掛凹部232Aの開口端縁が面取りされていなくてもよい。
第5の態様に係る照明器具10は、上述の光源ユニット2と、器具本体1と、を備える。
第5の態様によれば、カバー23に設けられた引掛凹部232Aに指を引っ掛けることによって、引掛凹部232Aが設けられていない場合と比較して、光源ユニット2を器具本体1から容易に取り外すことができる。また、引掛凹部232Aが、カバー23の短手方向の両端に位置する延出部232に設けられているので、カバーの側面に取り外し構造(凹み)が設けられている場合と比較して、取り外し構造が目立ちにくくなるという利点もある。
1 器具本体
11 収納凹部
13 対向部
28 引掛金具
2 光源ユニット
21 取付部材
221 実装基板
222 LED(発光素子)
23 カバー
232 延出部
232A 引掛凹部
232B 面取り
27 引掛ばね
10 照明器具
W1,W2 幅寸法

Claims (5)

  1. 長尺の器具本体に対して着脱可能に取り付けられる光源ユニットであって、
    1乃至複数の発光素子が実装されている長尺の実装基板と、
    前記実装基板が取り付けられる長尺の取付部材と、
    前記実装基板を覆うように前記取付部材に取り付けられる長尺のカバーと、を備え、
    前記カバーは、前記カバーの短手方向の両端において前記器具本体の一部を覆う一対の延出部を有し、
    前記一対の延出部の少なくとも一方は、前記器具本体に前記光源ユニットが取り付けられた状態において前記器具本体との間に隙間を形成する引掛凹部を有する
    光源ユニット。
  2. 前記器具本体に設けられた引掛金具に対して着脱可能に引っ掛けられる引掛ばねを更に備え、
    前記引掛凹部は、前記カバーの長手方向において前記引掛ばねの近傍に設けられている
    請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記器具本体は、
    前記光源ユニットの少なくとも一部が収納される収納凹部と、
    前記収納凹部の短手方向の両端に設けられて前記器具本体に前記光源ユニットが取り付けられた状態で前記一対の延出部によって覆われる一対の対向部と、を有し、
    前記器具本体の短手方向において、前記引掛凹部の幅寸法は前記一対の対向部の幅寸法よりも小さい
    請求項1又は2に記載の光源ユニット。
  4. 前記引掛凹部の開口端縁は面取りされている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源ユニットと、
    前記器具本体と、を備える
    照明器具。
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