JP2018133617A - 撮像装置、撮像装置が実行する制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像装置が実行する制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】撮像装置の構図調整をユーザが容易に行えるようにする技術を提供する。【解決手段】撮像装置であって、撮像手段と、表示手段と、前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、前記撮像手段での撮影の終了後に前記撮影で得られた撮影済み画像を前記表示手段に表示するレビュー表示において、前記姿勢検知手段により検知された姿勢の変化に基づき、前記撮影済み画像の前記表示手段上の表示位置及び表示角度の少なくとも一方を変更するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置を提供する。【選択図】図2C

Description

本発明は、撮像装置、撮像装置が実行する制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
デジタルカメラやビデオカメラのユーザ(撮影者)が自分に対してレンズを向け撮影する、いわゆる「自分撮り」又は「自撮り」と呼ばれる撮影技法がある。また、「自分撮り」(又は「自撮り」)の中でも、撮像装置を地面や三脚等の支持物に置いてユーザから離れた場所で撮影することは、「置き撮り」と呼ばれる。
このような「置き撮り」を行う場合に、ユーザが所望の構図(撮像の向きやズーム倍率)を設定することは、これまで非常に面倒であった。つまり、ユーザは、構図を調整するためには撮像装置に近付く必要があるが、そうするとユーザ自身は撮像範囲における本来の位置から移動することになり、ユーザ自身を含んだ所望の構図が確認できなくなる、という問題があった。
特許文献1には、撮像装置の操作制御装置の技術が開示されている。この操作制御装置は、データの送受信を行う通信手段と、撮像視野画像を表示する表示手段と、自身の方位及び/又は姿勢を検出する検出手段とを備える。また、この操作制御装置は、検出された方位及び/又は姿勢の情報に基づいて前記通信手段を介して前記撮像装置の方位及び/又は姿勢を同期駆動させる制御手段と、撮像装置の撮像を指示する撮像指示手段とを備える。そして、この操作制御装置は、前記撮像装置を遠隔操作することにより、撮影者が撮像装置の撮像視野画像を自分の意図する構図に容易に調整できるようにする。
特許文献2には、カメラの技術が開示されている。この技術によれば、ユーザが「依頼撮影モード」に設定してズームと構図を調整して撮影を行うと、姿勢検出センサーから姿勢データが取得されて記憶される。ユーザが撮影して貰う人にカメラを渡し撮影を依頼すると、カメラは、その時点でのカメラの姿勢と記憶した姿勢データとを比較し、姿勢データと同じ姿勢に構えるためのガイドを表示する。
特許文献3には、「セカイカメラ(登録商標)」と呼ばれるアプリケーションサービスが背景技術として開示されている。「セカイカメラ(登録商標)」は、撮像装置の姿勢に基づき、それまでに撮像された画像や映像の表示位置や大きさを変更して、撮像装置が撮像している現実の光景に重畳して表示するものである。
特開2009−224918号公報 特開2005−128437号公報 特開2011−191892号公報
特許文献1に開示される技術では、撮像装置が方位・姿勢を同期駆動させる構成を備えている必要がある。また、ユーザが撮像装置から離れた場所でも撮像画像を確認できるように、撮像装置が撮像画像を送信する構成を備えている必要がある。
特許文献2に開示される技術は、「依頼撮影モード」で撮影した構図と同様の構図を再現するためのものであるが、「依頼撮影モード」におけるユーザの構図調整を容易にするための技術は開示されていない。従って、特許文献2の技術では、「置き撮り」のための構図調整を容易にすることができない。
特許文献3に背景技術として開示される「セカイカメラ(登録商標)」も、「置き撮り」のための構図調整を容易にするものではない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、撮像装置の構図調整をユーザが容易に行えるようにする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、撮像装置であって、撮像手段と、表示手段と、前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、前記撮像手段での撮影の終了後に前記撮影で得られた撮影済み画像を前記表示手段に表示するレビュー表示において、前記姿勢検知手段により検知された姿勢の変化に基づき、前記撮影済み画像の前記表示手段上の表示位置及び表示角度の少なくとも一方を変更するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置を提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
本発明によれば、撮像装置の構図調整をユーザが容易に行うことが可能となる。
撮像装置100の構成を示すブロック図。 撮像装置100が実行する処理の流れを示すフローチャート。 撮像装置100が実行する処理の流れを示すフローチャート。 撮像装置100が実行する処理の流れを示すフローチャート。 (a)S203における表示部108の表示例を示す図、(b)S208における撮影状況を示す図、(c)S208における表示部108の表示例を示す図。 レビュー表示中(特に、S217)の動作について説明する図。 レビュー表示中に撮像装置100の姿勢が変化したとき、レビュー画像の表示部108上の表示位置をどのように変更するかを説明する図。 (a)第2の実施形態に係る、撮像装置100が実行する処理の流れを示すフローチャート、(b)第2の実施形態に係る、レビュー表示中(特に、S517)の動作について説明する図。 レビュー表示中にズーム操作が行われたとき、レビュー画像の表示部108上の表示サイズをどのように変更するかを説明する図。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、撮像装置の姿勢に基づいてレビュー画像の表示位置又は表示角度を変更する構成について説明する。具体的には、ユーザが撮像装置を三脚上に設置してユーザ自身に向けて撮影する際に、ユーザは、まず構図調整用の撮影を行う。撮影中にユーザにより「構図調整(レビュー再生)」の指示がなされると、撮像装置は構図調整用の撮影を終了して、撮影済み画像(レビュー画像)を自動的に表示する。撮影後に再生モードに移行することなく直前に撮影された画像を表示する動作を、「レビュー表示」又は「レビュー再生」と呼ぶ。レビュー表示中に、ユーザにより三脚雲台の角度等が変更されることにより撮像装置の姿勢が変更されると、撮像装置は、その姿勢に基づいてレビュー画像の表示位置又は表示角度を変更する。本実施形態では、レビュー表示は撮影の終了後に自動的に行われるものとするが、撮影の終了後にユーザからのレビュー表示の開始指示が行われた場合にレビュー表示を行うようにしてもよい。何れにしても通常の再生表示とは異なり、レビュー表示で表示された画像(直前に撮影された画像)から、それ以外の画像に切り替えて表示するといったことはしない。
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。図1において、101は固定されている第1固定レンズ群、102は変倍を行うズームレンズ、103は絞り、104は固定されている第2固定レンズ群である。105は、焦点調節機能と、ズームによる焦点面の移動を補正するいわゆるコンペ機能とを兼ね備えた、フォーカスレンズである。106は例えばCMOSセンサー又はCCDセンサーなどの撮像素子である。
107はカメラ信号処理部であり、108は画像(映像)信号を表示する機能を持つ表示部である。カメラ信号処理部107は、撮像素子106からの画像(映像)信号を、表示部108及び後述する記録部109に対応した信号S3に変換する。表示部108は、接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにしたタッチパネルを一体的に構成して、タッチディスプレイとすることもできる。そうすると、ユーザは、タッチディスプレイ上に表示された「構図調整用撮影(レビュー撮影)」ボタンや「通常撮影」ボタン等のGUI(Graphical User Interface)をタッチすることができる。これにより、ユーザは、後述するカメラマイコン114に対して「構図調整用撮影(レビュー撮影)」や「通常撮影」を指示することが可能となる。109は記録部であり、ユーザにより「構図調整用撮影(レビュー撮影)」や「通常撮影」が指示されたことに応じて、撮像画像の信号を記録媒体に記録する。記録媒体としては、一般的に、半導体メモリや光磁気ディスク、磁気テープ等が使用される。110はズームレンズ102を駆動するズーム駆動部、111はフォーカスレンズ105を駆動するフォーカス駆動部である。ズーム駆動部110及びフォーカス駆動部111は、それぞれ不図示のモーターとドライバー部を具備している。
114はカメラマイコンであり、ズーム駆動部110及びフォーカス駆動部111を制御する。また、カメラマイコン114は、ズームレンズ102のための操作部材である後述するズームスイッチ115に応じた制御、及び、カメラ信号処理部107の出力信号の制御等を行う。また、カメラマイコン114は、最適化された操作状態からズームレンズ102及びフォーカスレンズ105の目標位置を算出し、後述するレンズ位置検出部112,113で検出した位置との比較を行う。カメラマイコン114は、比較結果に基づき、ズーム駆動部110及びフォーカス駆動部111を制御してズームレンズ102及びフォーカスレンズ105を駆動する。
112はズームレンズ102の位置を検出するレンズ位置検出部であり、113はフォーカスレンズ105の位置を検出するレンズ位置検出部である。これらのレンズ位置検出部112,113は、不図示のフォトセンサーと遮光板とを具備している。フォトセンサーは、発光部と受光部とによって構成されて鏡筒に固定されており、遮光板は、それぞれズームレンズ102及びフォーカスレンズ105に固定されている。そして、ズームレンズ102及びフォーカスレンズ105が光軸と平行方向に移動すると、それと一体に遮光板が移動する。そして、遮光板がフォトセンサーの発光部と受光部との間の光路を遮ったとき、受光部の出力信号はロー(Low)レベルになり、遮らないときはハイ(High)レベルになる。従って、受光部の出力信号が変化する位置を基準位置として、ズームレンズ102及びフォーカスレンズ105が基準位置に存在するか否かを検出することができる。カメラマイコン114は、この基準位置と、レンズ移動速度、レンズ移動方向などにより、各レンズの位置を認識することができる。
また、カメラマイコン114には、ズームレンズ102を広角(以下「ワイド」とも記す)方向及び望遠(以下「テレ」とも記す)方向に移動させるためのズームスイッチ115が接続されている。ズームスイッチ115は、その押圧量に応じて電圧が変化するような構成になっている。カメラマイコン114は、ズームスイッチ115が操作された時にその電圧変化を検出し、その電圧に応じて可変速ズームの何速目のズーム速度でズームレンズ102を駆動させるかを決定する。
内蔵メモリ118は、カメラマイコン114が動作するためのプログラムや表示言語等の諸設定が記録される不揮発性メモリである。RAM119は、カメラマイコン114がプログラムを実行する際にワーク領域として使用される揮発性メモリである。
姿勢センサー122(姿勢検知手段)は、加速度計測、地磁気計測、ジャイロ計測等の機能を持ち、基準となる方向(例えば地軸方向)に対する姿勢(カメラ向き)を検知する。なお、撮像装置100が角度変更可能な接地部や三脚等の支持物への連接部を有するような場合、姿勢センサー122は、接地部の接地角度や連接部の連接角度に基づいて姿勢(カメラ向き)を検知するように構成されていてもよい。
カメラマイコン114は、内部メモリに、フォーカスレンズ105の位置と合焦している被写体までの距離との関係を持つテーブルデータを有する。そして、カメラマイコン114は、内部プログラム上でこれらデータテーブルを参照しながら、検出された姿勢(カメラ向き)及びズーム位置より、レビュー画像の表示位置、表示角度、及び表示サイズを演算し、位置・角度・大きさ信号S1として出力する。
117はグラフィックス生成部であり、位置・角度・大きさ信号S1に基づいてレビュー画像を移動・回転・サイズ変更し、後述の信号合成処理部116に供給する。116は信号合成処理部であり、グラフィックス生成部117から出力される移動・回転・サイズ変更後のレビュー画像信号S2と、レビュー画像が移動・回転・サイズ変更したときにいわゆる「抜け」となる「空き領域」の背景画像信号とを合成する。背景画像信号は、例えば黒1色のグラフィックスを示す。信号合成処理部116は、合成により得られた合成映像信号S4を出力する。これにより、表示部108にレビュー画像の表示が行われる。
内蔵時計123は、時刻を計時する他、所定の時点からのタイマー計測を行う。
図2A〜図2Cは、第1の実施形態に係る撮像装置100が実行する処理の流れを示すフローチャートである。なお、本フローチャートの処理は、特に断らない限り、カメラマイコン114が内蔵メモリ118に記録されたプログラムをRAM119(システムメモリ)に展開して実行することで実現する。ユーザにより電源が投入されると、本フローチャートの処理が開始する。
S201で、カメラマイコン114は、撮像を開始する。S202で、カメラマイコン114は、撮像している映像(ライブビュー画像)を表示部108に表示する。S203で、カメラマイコン114は、「構図調整用撮影(レビュー撮影)」ボタンや「通常撮影」ボタンを含むGUI(Graphical User Interface)を表示部108に表示する。この時の表示部108の表示例を、図3A(a)に示す。図3A(a)に示すように、表示部108には、撮像している映像と共に、「構図調整用撮影」ボタン301及び「通常撮影」ボタン302を含むGUIが表示されている。
S204で、カメラマイコン114は、ユーザによって「構図調整用撮影(レビュー撮影)」が指示されたか否かを判定する。「構図調整用撮影(レビュー撮影)」が指示された場合、処理はS205に進み、そうでない場合、カメラマイコン114はS204の判定を繰り返す。なお、「構図調整用撮影(レビュー撮影)」が指示されていない場合は、「通常撮影」が指示されたか否かを判定し、指示された場合には通常撮影を行うが、ここでは詳細な説明は省略する。
S205で、カメラマイコン114は、記録部109を制御して、撮像している映像の撮影(記録)を開始する。S205での記録は、動画の記録又は所定時間間隔での複数の静止画の記録である。ここでの画像データの記録先は、例えば、記録部109に接続された記録媒体、内蔵メモリ118、又はRAM119などである。
S206で、カメラマイコン114は、撮像映像の記録を開始した時刻T1を内蔵時計123から取得する。S207で、カメラマイコン114は、時刻T1を映像データに関連付けて記録する。S208で、カメラマイコン114は、「構図調整(レビュー再生)」ボタンを含むGUIを表示部108に表示する。この時の撮影状況を図3A(b)に、表示部108の表示例を図3A(c)に、それぞれ示す。図3A(b)に示すように、ユーザ303が構図調整用撮影により自身のダンスを「自分撮り」している。また、図3A(c)に示すように、表示部108には、撮像している映像と共に、「構図調整」ボタン304を含むGUIが表示されている。
S209で、カメラマイコン114は、ユーザによって「構図調整(レビュー再生)」が指示されたか否かを判定する。「構図調整(レビュー再生)」が指示された場合、処理はS210に進み、そうでない場合、カメラマイコン114はS209の判定を繰り返す。
S210で、カメラマイコン114は、撮像している映像の記録を停止する。S211で、カメラマイコン114は、記録した映像(レビュー画像)の記録時間Δtを算出する。S212で、カメラマイコン114は、Δtと所定時間長Δt0とを比較する。Δt≧Δt0の場合、処理はS213に進み、Δt<Δt0の場合、処理はS214に進む。
S213で、カメラマイコン114は、レビュー画像の記録が停止された時刻のΔt0前の時刻から、レビュー画像を表示部108に再生表示する。即ち、構図調整用撮影の終了が撮影開始から所定時間以上経過したタイミングであった場合は、撮影終了から所定時間前の時刻に対応する部分から撮影済み画像の表示が開始する。S214で、カメラマイコン114は、レビュー画像の記録が開始された時刻から、レビュー画像を表示部108に再生表示する。即ち、構図調整用撮影の終了が撮影開始から所定時間以上経過していないタイミングであった場合は、撮影開始時刻に対応する部分から撮影済み画像の表示が開始する
S215で、カメラマイコン114は、「構図調整終了」ボタンを含むGUIを表示部108に表示する(S215)。即ち、レビュー画像の再生表示中は、「構図調整終了」ボタンが表示された状態である。
S216で、カメラマイコン114は、姿勢センサー122により装置姿勢の変化を検知したか否かを判定する。装置姿勢の変化を検知した場合、処理はS217に進み、そうでない場合、処理はS218に進む。
S217で、カメラマイコン114は、姿勢変化に基づき、表示部108にレビュー画像を表示する表示位置又は表示角度を変更する。表示位置及び表示角度の変更の仕方については後述する。
S218で、カメラマイコン114は、ユーザにより「構図調整終了」が指示されたか否かを判定する。「構図調整終了」が指示された場合、処理はS219に進み、そうでない場合、処理はS221に進む。
S219で、カメラマイコン114は、記録媒体、内蔵メモリ118、又はRAM119に記録されたレビュー画像のデータを消去する。S220で、カメラマイコン114は、所定の終了条件(電源断等)が満たされたか否かを判定する。所定の終了条件が満たされていない場合、処理はS201に戻る。所定の終了条件が満たされた場合、本フローチャートの処理は終了する。
S221で、カメラマイコン114は、レビュー画像が最後まで再生されたか否かを判定する。レビュー画像が最後まで再生された場合、処理はS222に進み、そうでない場合、処理はS216に戻る。S222で、カメラマイコン114は、レビュー画像の再生開始箇所(S212〜S214参照)からレビュー画像を再び再生表示する。
なお、図3A(a)においてユーザが「通常撮影」ボタン302をタッチした場合(通常の撮影指示の受付が行われた場合)、カメラマイコン114は通常撮影を行う。この場合、カメラマイコン114は、撮影モードに応じて静止画や動画などを撮影し、得られた画像データを記録部109に接続された記録媒体に記録する。また、カメラマイコン114は、撮影終了後に、通常撮影による撮影済み画像を自動的に表示部108に表示する(通常撮影のレビュー表示)。通常撮影のレビュー表示中は、カメラマイコン114は、S217のような装置姿勢に基づいてレビュー画像の表示位置及び表示角度の少なくとも一方を変更するような制御を行わない。
また、S219で説明したように、カメラマイコン114は、構図調整用撮影のレビュー表示終了時には、レビュー画像のデータを消去(削除)する。しかしながら、カメラマイコン114は、通常撮影のレビュー表示終了時には、レビュー画像のデータの消去(削除)を行わない。
図3Bを参照して、レビュー表示中(特に、S217)の動作について説明する。図3B(a)及び図3B(b)に示すように、ユーザ303は、「構図調整」ボタン304(図3A(c))をタッチした後、撮像装置100の位置へ移動し、表示部108に表示されているレビュー画像305を見ながら、撮像装置100の姿勢を変化させる。なお、図3B(b)において、307は三脚雲台、308はパン棒、309はユーザ303の手である。撮像装置100の姿勢が変化する前は、レビュー画像305は、表示部108の表示領域全体に表示されている。
ユーザ303により撮像装置100の姿勢が元の姿勢から、撮像方向に対して右上を向くように変更されると、表示部108の表示状態は、図3B(c)に示す状態に変化する。図3B(c)のレビュー画像309の表示位置は、図3B(b)のレビュー画像305の表示位置と比べて左下に移動しており、その結果、表示部108の表示領域に対して右及び上に空き領域310が生じている。レビュー画像309の表示位置は、このレビュー画像の記録時にユーザ303がいた場所(図3A(b))にユーザ303が再び移動して、撮像装置100がこの変更後の姿勢で撮像を行った場合に得られる画像における、ユーザ303の表示位置と同じになる。つまり、レビュー画像305ではユーザ303の頭部が撮像領域からはみ出ている。一方、撮像装置100の姿勢が図3B(c)に示すように変更され、その姿勢で再び撮像を行った場合には、レビュー画像309の記録時にユーザ303がいた場所に再びユーザがいたとすれば、ユーザ303の頭部が撮像領域に含まれるようになる。また、レビュー画像309が、表示部108の表示領域に対して右及び上に空き領域310が生じるように表示されるため、ユーザ303は、自身の頭部が撮像領域に含まれるのに適切な装置姿勢となるように、装置姿勢を調整することが容易となる。
なお、レビュー画像において、ユーザ303の頭部が撮像範囲の上辺から構図として不適切なほど離れている場合(いわゆる「天あき」の場合)にも、ユーザ303は同様にして、装置姿勢を適切に調整することができる。即ち、この場合、ユーザ303は、レビュー表示中に、撮像装置100の姿勢を元の姿勢に対して下を向くように変更する。すると、撮像装置100は、表示部108上(表示手段上)のレビュー画像の表示位置を上に移動する。このことにより、レビュー画像中のユーザ303の頭部は表示領域の上辺に近付く。そのため、ユーザ303は、自身の頭部が撮像領域において適切な位置となるように、装置姿勢を調整することができる。
図4は、レビュー表示中に撮像装置100の姿勢が変化したとき、レビュー画像の表示部108上の表示位置をどのように変更するかを説明する図である。図4(a)において、撮像装置100は、垂直視野角度Φで被写体を撮像している。被写体までの距離がLのとき、被写体の距離における垂直方向の撮像範囲は、「2L・tan(Φ/2)」である。つまり、撮像装置100の表示部108が横Xピクセル、縦Yピクセルの画素により構成されるとき、「2L・tan(Φ/2)」はYピクセル分に相当する(図4(b)参照)。
撮像装置100の姿勢が角度φだけ上方を向くように変更されたとき、被写体の距離における垂直方向の撮像範囲は、「2L・tan(φ/2)」だけ上方に移動する。即ち、元の撮像範囲は表示部108上で、「Y・(tan(φ/2)/tan(Φ/2))」ピクセルだけ、下方にずれることになる(図4(c)参照)。
この点を踏まえて、撮像装置100の垂直視野角度がΦである場合に、撮像装置100の垂直方向の姿勢が上方又は下方にφだけ変更された場合を考える。この場合、レビュー画像の表示を表示部108上で「Y・(tan(φ/2)/tan(Φ/2))」ピクセルだけ下方又は上方に移動すると、変更後の姿勢で撮像した場合の構図に相当する位置でレビュー画像を表示することが可能となる。
同様に、撮像装置100の水平視野角度がΘである場合に、撮像装置100の水平方向の姿勢が右又は左にθだけ変更された場合を考える。この場合、レビュー画像の表示を表示部108上で「X・(tan(θ/2)/tan(Θ/2))」ピクセルだけ左又は右に移動すると、変更後の姿勢で撮像した場合の構図に相当する位置でレビュー画像を表示することが可能となる。
また、レビュー表示中に撮像装置100の撮像光軸に対する回転角が変更された場合を考える。この場合、撮像装置100は、レビュー画像の表示を表示部108上で、中心の位置をそのままに、同じ角度だけ反対方向に回転する。つまりこの場合は、表示部108の長方形の4隅に三角形の空き領域が生ずることとなる。このことにより、変更後の光軸に対する角度で撮像した場合の構図に相当する角度でレビュー画像を表示することが可能となる。
レビュー表示中に撮像装置100の姿勢が変化したとき、レビュー画像の表示部108上の表示位置を変更した場合の空き領域には、黒や白などの単色を表示することができる。又は、その(変更後の)姿勢で撮像している映像(いわゆる「スルー画像」又は「ライブビュー画像」)を、空き領域に表示してもよい。この場合、レビュー画像中のユーザ以外の被写体(背景にある被写体など)は、レビュー画像と連続するように表示されるはずである。例えば、構図調整用撮影中にユーザの頭部が撮像領域からはみ出て撮影されたとき、レビュー画像にユーザの頭部は記録されていないため、レビュー表示中も、ユーザの頭部は表示されない。しかし、ユーザの頭部が撮像範囲に収まるように撮像装置100の姿勢が変化すると、ユーザの頭部に相当する位置の背景の被写体は、レビュー画像の表示位置を移動したときの表示部108上の空き領域に表示されることとなる。つまりユーザは、背景となる被写体を確認しつつ、撮像装置100の姿勢を変更して、自身の頭部が撮像領域に含まれるのに適切なように、構図を調整することが可能となる。なお、撮像装置100は、空き領域に撮像している映像を表示する場合、レビュー画像と空き領域との境界が明確となるように、境界線を重畳表示してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、撮像装置100は、撮影済み画像のレビュー表示において、装置姿勢に基づき、撮影済み画像の表示部108上の表示位置及び表示角度の少なくとも一方を変更する。これにより、撮像装置100の遠隔操作を必要とせずに、いわゆる「置き撮り」のための構図調整をユーザが容易に行うことが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、撮像装置のズーム操作に応じてレビュー画像の表示サイズを変更すると共に、次回撮影の際に、レビュー表示中のズーム操作に対応するズーム倍率で撮影を行う構成について説明する。本実施形態において、撮像装置100の基本的な構成及び動作は、第1の実施形態と同様である(図1及び図2A〜図2C参照)。以下、主に第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態では、撮像装置100は、図2BのS215の処理に続いて、図5(a)に示す処理を実行する。図5(a)の処理は、図2(c)のS216〜S217の処理を置き換えるものである。但し、撮像装置100は、図5(a)の処理に加えて、図2(c)のS216〜S217の処理も実行してもよい。なお、本フローチャートの処理は、特に断らない限り、カメラマイコン114が内蔵メモリ118に記録されたプログラムをRAM119(システムメモリ)に展開して実行することで実現する。
S516で、カメラマイコン114は、ユーザによりズームスイッチ115を用いたズーム操作が行われたか否かを判定する。ズーム操作が行われた場合、処理はS517に進み、そうでない場合、処理はS218に進む。
S517で、カメラマイコン114は、ズーム操作量に基づき、表示部108にレビュー画像を表示する表示サイズを変更する。図3B(a)、図3B(b)、図5(b)、及び図6を参照して、表示サイズの変更の詳細について説明する。
図3B(a)及び図3B(b)に示すように、ユーザ303は、表示部108に表示されているレビュー画像305を見ながら、ズームスイッチ115を操作する。ズーム倍率を下げる方向(より広い視野角度を撮像する方向)にズームスイッチ115が操作された場合(広角方向への操作が行われた場合)、表示部108の表示状態は、図5(b)に示す状態に変化する。図5(b)のレビュー画像509の表示サイズは、ズーム操作前に比べて縮小されており、その結果、表示部108の表示領域の周縁に空き領域510が生じている。レビュー画像509の表示サイズは、ズーム操作後の視野角度(ズーム倍率)により撮像を行った場合に得られる画像における、レビュー画像509に対応する部分と同じサイズになる。つまり、レビュー画像509ではユーザ303の頭部が撮像領域からはみ出ている。一方、撮像装置100の視野角度が図5(b)に示すように変更され、その視野角度で再び撮像を行った場合には、レビュー画像309の記録時にユーザ303がいた場所に再びユーザがいたとすれば、ユーザ303の頭部が撮像領域に含まれるようになる。また、レビュー画像509が、表示部108の表示領域の周縁部に空き領域510が生じるように表示されるため、ユーザ303は、自身の頭部が撮像領域に含まれるのに適切な視野角度となるように、ズーム倍率を調整することが容易となる。
なお、カメラマイコン114(撮影制御手段)は、構図調整用撮影により得られた撮影済み画像のレビュー表示中に行われたズーム操作に対応するズーム倍率を、次回の撮影に反映するように制御する。また、カメラマイコン114は、第1の実施形態と同様、通常撮影を行うことも可能である。但し、通常撮影のレビュー表示中にズーム操作が行われても、カメラマイコン114は、このズーム操作を次回の撮影のズーム倍率に反映しない。
図6は、レビュー表示中にズーム操作が行われたとき、レビュー画像の表示部108上の表示サイズをどのように変更するかを説明する図である。図6(a)において、撮像装置100は、垂直視野角度Φで被写体を撮像している。被写体までの距離がLのとき、被写体の距離における垂直方向の撮像範囲は、「2L・tan(Φ/2)」である。
垂直視野角度がΦ’に変更されたとき、被写体の距離における垂直方向の撮像範囲は、「2L・tan(Φ’/2)」となる。即ち、元の撮像範囲は表示部108上で、「(tan(Φ/2)/tan(Φ’/2))」倍にサイズ変更されることになる(図6(b)及び図6(c)参照)。
この点を踏まえて、垂直視野角度Φでの撮影により得られた撮影済み画像のレビュー表示中に、ズーム操作が行われ、垂直視野角度がΦからΦ’に変更された場合を考える。この場合、レビュー画像の表示を表示部108上で、中心の位置をそのままに「(tan(Φ/2)/tan(Φ’/2))」倍にサイズ変更すると、変更後のズーム倍率で撮像した場合の構図に相当する位置・サイズでレビュー画像を表示することが可能となる。つまり、ユーザは、レビュー表示中に、自分を撮像したレビュー画像を見ながら、撮像装置100のズームスイッチ115を操作して、自身が適切なサイズで撮像されるようにズーム倍率を調整することが可能となる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、撮像装置100は、撮影済み画像のレビュー表示において、ズーム操作に応じて、撮影済み画像の表示部108上の表示サイズを変更する。また、撮像装置100は、次回撮影の際に、ズーム操作に対応するズーム倍率で撮影を行うように制御する。これにより、撮像装置100の遠隔操作を必要とせずに、いわゆる「置き撮り」のための構図調整をユーザが容易に行うことが可能となる。
なお、カメラマイコン114が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を撮像装置に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、撮像機能を有する装置であれば適用可能である。即ち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末、ゲーム機、タブレット端末、スマートフォン、撮像機能を備える家電装置や車載装置などに適用可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…撮像装置、106…撮像素子、108…表示部、109…記録部、114…カメラマイコン、115…ズームスイッチ、117…グラフィックス生成部、118…内蔵メモリ、RAM…119、122…姿勢センサー、123…内蔵時計

Claims (19)

  1. 撮像装置であって、
    撮像手段と、
    表示手段と、
    前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
    前記撮像手段での撮影の終了後に前記撮影で得られた撮影済み画像を前記表示手段に表示するレビュー表示において、前記姿勢検知手段により検知された姿勢の変化に基づき、前記撮影済み画像の前記表示手段上の表示位置及び表示角度の少なくとも一方を変更するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記レビュー表示中に、前記姿勢検知手段により検知された姿勢の変化に基づいて前記撮影済み画像の表示位置及び表示角度の少なくとも一方を変更した際に、前記表示手段の表示領域に前記撮影済み画像が表示されない空き領域が生じた場合、前記空き領域に前記撮像手段で撮像しているライブビュー画像を表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. ズーム操作手段を更に有し、
    前記制御手段は更に、前記レビュー表示において、前記ズーム操作手段に対する操作に応じて、前記撮影済み画像の表示サイズを変更するように制御し、
    前記撮像装置は更に、次回撮影の際に、前記レビュー表示中の前記ズーム操作手段への操作に対応するズーム倍率で撮影を行うように制御する撮影制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮像手段と、
    表示手段と、
    ズーム操作手段と、
    前記撮像手段での撮影の終了後に前記撮影で得られた撮影済み画像を前記表示手段に表示するレビュー表示において、前記ズーム操作手段に対する操作に応じて、前記撮影済み画像の表示サイズを変更するように制御する制御手段と、
    次回撮影の際に、前記レビュー表示中の前記ズーム操作手段への操作に対応するズーム倍率で撮影を行うように制御する撮影制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記レビュー表示において、前記ズーム操作手段に対する広角方向への操作に応じて、前記撮影済み画像の表示サイズを、前記表示手段の表示領域よりも小さいサイズに縮小するように制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記レビュー表示において、前記ズーム操作手段に対する広角方向への操作に応じて前記撮影済み画像の表示サイズを前記表示手段の表示領域よりも小さいサイズに縮小した場合に生じる、前記撮影済み画像が表示されない空き領域に、前記撮像手段で撮像しているライブビュー画像を表示するように制御することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮影は、動画の撮影又は所定時間間隔での複数の静止画の撮影であり、
    前記制御手段は、前記レビュー表示において、前記撮影の終了より前の時刻に対応する部分から前記撮影済み画像の表示を開始するように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記撮影の終了が前記撮影の開始から所定時間以上経過したタイミングであった場合は、前記撮影の終了から前記所定時間前の時刻に対応する部分から前記撮影済み画像の表示を開始するように制御することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記撮影の終了が前記撮影の開始から前記所定時間以上経過していないタイミングであった場合は、前記撮影の開始時刻に対応する部分から前記撮影済み画像の表示を開始するように制御することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 構図調整のための第1の撮影指示と、通常の撮影のための第2の撮影指示とを受け付ける受付手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第1の撮影指示に応じて行われた第1の撮影の後のレビュー表示において、前記姿勢検知手段により検知された姿勢の変化に基づく前記撮影済み画像の表示位置及び表示角度の少なくとも一方の変更を行い、前記第2の撮影指示に応じて行われた第2の撮影の後のレビュー表示においては、前記姿勢検知手段により検知された姿勢の変化に基づく前記撮影済み画像の表示位置及び表示角度の変更を行わないように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 構図調整のための第1の撮影指示と、通常の撮影のための第2の撮影指示とを受け付ける受付手段を更に有し、
    前記撮影制御手段は、前記第1の撮影指示に応じて行われた第1の撮影の後のレビュー表示中の前記ズーム操作手段への操作に対応するズーム倍率を次回の撮影に反映するように制御し、前記第2の撮影指示に応じて行われた第2の撮影の後のレビュー表示中に前記ズーム操作手段へ操作が行われても次回の撮影には反映しない
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記制御手段は、
    前記第1の撮影に応じて第1の記録媒体に記録された画像は、当該第1の撮影に対応するレビュー表示の終了に応じて前記第1の記録媒体から削除し、
    前記第2の撮影に応じて第2の記録媒体に記録された画像は、当該第2の撮影に対応するレビュー表示が終了しても前記第2の記録媒体から削除しないように制御する
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の撮像装置。
  13. 前記レビュー表示は、該レビュー表示で表示される前記撮影済み画像の撮影の終了後に自動的に行われる
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 撮像装置が実行する制御方法であって、前記撮像装置は、撮像手段と、表示手段と、前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、を有し、
    前記制御方法は、
    前記撮像手段での撮影の終了後に前記撮影で得られた撮影済み画像を前記表示手段に表示するレビュー表示において、前記姿勢検知手段により検知された姿勢の変化に基づき、前記撮影済み画像の前記表示手段上の表示位置及び表示角度の少なくとも一方を変更するように制御する制御工程
    を有することを特徴とする制御方法。
  15. 撮像装置が実行する制御方法であって、前記撮像装置は、撮像手段と、表示手段と、ズーム操作手段と、を備え、
    前記制御方法は、
    前記撮像手段での撮影の終了後に前記撮影で得られた撮影済み画像を前記表示手段に表示するレビュー表示において、前記ズーム操作手段に対する操作に応じて、前記撮影済み画像の表示サイズを変更するように制御する制御工程と、
    次回撮影の際に、前記レビュー表示中の前記ズーム操作手段への操作に対応するズーム倍率で撮影を行うように制御する撮影制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1乃至3のいずれか1項に記載された撮像装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
  17. コンピュータを、請求項4乃至6のいずれか1項に記載された撮像装置の制御手段及び撮影制御手段として機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータを、請求項1乃至3のいずれか1項に記載された撮像装置の制御手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  19. コンピュータを、請求項4乃至6のいずれか1項に記載された撮像装置の制御手段及び撮影制御手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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