JP2018130101A - 植物栽培用の照明ユニット、および照明装置 - Google Patents

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芳充 園山
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Abstract

【課題】植え付け領域内の各植物に対して均一な光量を照射することで収穫時の植物の品質を高めるとともに、生産性を高めることができる栽培環境を実現する植物栽培用の照明ユニット、および照明装置を提供することを目的とする。【解決手段】照明ユニット2は基板3上に同一発光色のLED素子を1群とするLED素子群を有し、行方向に隣り合う同一発光色のLED素子の間隔をa、列方向に隣り合う同一発光色のLED素子の間隔をb、同一発光色のLED素子の半値半角をθ、同一発光色の中心軸から植え付け領域Rまでの垂直距離をHと規定したときに、a、およびbのそれぞれが2Htanθ以内に設定されている。これにより、植え付け領域R内に植え付けられた全ての植物Pが各発光色のLED素子4の半値照射範囲に入り、各植物Pの育成が均一なものとすることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、植物栽培用の照明ユニット、および照明装置に関する。詳しくは、植え付け領域内の各植物に対して均一な光量を照射することで収穫時の植物の品質を高めるとともに、生産性を高めることができる栽培環境を実現する植物栽培用の照明ユニット、および照明装置に係るものである。
近年、食に対する消費者の安全志向および健康志向の高まりとともに、常に病原菌や害虫の侵入に晒される開放型の露地栽培に代わって、太陽光によらずに蛍光ランプや高圧ナトリウムランプといった人工光源を利用して植物を栽培する技術が注目を浴びており、植物栽培工場の数も増加している。
一般に植物の栽培においては、400〜700nmの可視光域の光が必要とされており、光合成のピークは450nm付近と660nm付近にあると考えられている。ところが、人工光源として、従来から使用されている蛍光ランプや高圧ナトリウムランプなどの照明器具は、植物の育成に最も有効である450nm付近、および660nm付近の波長が欠けているという欠点がある。また、人工光源として蛍光ランプや高圧ナトリウムランプを使用する場合には、各植物が必要とする光強度を確保するには、多くの電気量が必要となり、消費電力の多さが問題となっている。
そこで、近年においては、蛍光ランプや高圧ナトリウムランプに代わる人工光源としてのLED(Light Emitting Diode)を用いた植物栽培工場が提案されている(特許文献1)。
即ち、LEDは、任意の波長にピークを持つ光源を作り出すことが比較的容易であるため、例えば赤色光(波長領域が600〜700nm)を発光する赤色LEDと青色光(波長領域が約400〜500nm)を発光する青色LEDを所定の割合で組み合わせ、植物の育成に有効な波長の光を所定の割合で発光させることが可能となる。
このように、青色光と赤色光を使用することにより、植物の育成に必要な光合成を促進し、葉の正常な形態形成に寄与することができるものとなっている。その他、必要に応じて緑色光(波長領域が約500〜600nm)を照射することで植物の病害抵抗性を高めることができるとともに、遠赤色(波長領域が約700〜800nm)を照射することで、赤色光と協調して光合成の中心的役割を担うクロロフィルの吸収率を高めることができるものとなっている。
特開平08−103167号公報
前記した通り、特許文献1に開示された植物栽培用の照明装置を使用することにより、植物成長サイクルのために必要とされる時間を減らして、効率的な植物の収穫を実現することができる。
一方で、太陽光を利用した露地栽培であれば、植え付け領域内に植え付けられた全ての植物に対して均等に太陽光が照射されるが、特許文献1に開示の植物栽培用の照明装置においては、照明装置のレイアウト上の制約等により、植え付け領域の特定の場所によっては、照射される光量が不均一なものとなる。このことにより、各植物の育成状況に差が生じてしまい、収穫品質にバラつきが生じ、収穫効率が低下するおそれがあるとともに、製品としての植物の外見や単価に影響が及ぶことになる。
この点、照明装置の光源として使用するLEDの数を増やすことにより、植え付け領域内に植え付けられた植物に対して均一で、かつ過不足のない光量を照射させることができるため、照度不足による収穫品質のバラつきを抑えることが可能となるとも考えられる。
しかしながら、LEDを使用した照明装置は蛍光灯などに比べると照明装置の単価が高くなるとともに、LEDを多く使用することによりLEDからの発熱量が増えてしまい、ファンなどを使用して排熱を行うことが必要となり、照明装置を稼働するに際してのランニングコストが高くなるという問題を有している。
一方で、蛍光灯などと同程度の設備コストとなるようにLEDを配列すると、LEDの数が少なくなりすぎてしまい、植え付け領域内に植え付けた全ての植物に対して充分な光量を確保することができなくなってしまう。
そのため、生産コストを低減するという観点からも、必要最小限の光源により、植え付け領域内に植え付けられた各植物にとって必要充分となる光量を確保することができる植物栽培用の照明装置の開発が求められている。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、植え付け領域内の各植物に対して均一な光量を照射することで収穫時の植物の品質を高めるとともに、生産性を高めることができる栽培環境を実現する植物栽培用の照明ユニット、および照明装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の植物栽培用の照明ユニットは、基板にマトリクス状に配列された同一発光色のLED素子を1群とするLED素子群を有し、行方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をa、列方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をb、前記同一発光色のLED素子の半値半角をθ、前記同一発光色のLED素子から照射面までの垂直距離をHとする場合に、a≦2Htanθ、b≦2Htanθとなる範囲に設定されている。
ここで、基板上にLED素子がマトリクス状に配列されていることにより、LED素子から照射される照射光を、所定の植え付け領域内に植え付けられている植物の全体にわたって照射することができる。
また、同一発光色を発する複数のLED素子がマトリクス状に配列されていることにより、例えば植物の育成に必要な発光色(青、赤、緑など)を適宜選択して、植物に対して照射することができる。
また、行方向に隣り合う同一発光色のLED素子の間隔をa、列方向に隣り合う同一発光色のLED素子の間隔をb、同一発光色のLED素子の半値半角をθ、同一発光色のLED素子から照射面までの垂直距離をHとする場合に、a≦2Htanθ、b≦2Htanθとなる範囲に設定されていることにより、各同一発光色のLED素子から照射される光量が、植え付け領域内において均一なものとなる。従って、各植物の育成に必要な光量を植え付け領域内に均一に照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、基板が、長さがAの一対の平行な一辺と、長さがBの一対の平行な他辺からなる方形状から構成されている場合には、LED素子を一辺、および他辺に沿って配列することができるため、LED素子の配列が容易なものとなる。さらに、複数の照明ユニットを並設して1つの照明装置として使用する場合においても、隣り合う基板同士に隙間が生じることなく各照明ユニットを配置することができるため、省スペース内おいても多くの照明ユニットを効率的に配置することができる。
また、同一発光色のLED素子からなるLED素子群が、基板の一辺と平行な行方向に沿ってm個(mは2以上の整数)、行方向に直交して他辺と平行な列方向に沿ってn個(nは2以上の整数)のm×n個のマトリクス状に配列されている場合には、各同一発光色のLED素子から照射される照射光を、植え付け領域内に植え付けられている植物の全体にわたって照射することができる。
また、行方向に配列された各同一発光色のLED素子の配列間隔がA/mの等間隔である場合には、各同一発光色のLED素子から照射される光量が、植え付け領域内の一辺方向に沿って均一なものとなる。従って、各植物に対して均一な光量を照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、基板の他辺からA/2m離間した位置から同一発光色のLED素子が行方向に沿って等間隔で配列されていることにより、例えば、複数の基板の他辺同士を接合して連接する場合においても、一辺方向に隣り合う基板に配列された行方向の同一発光色のLED素子の配列間隔を常にA/mの一定間隔とすることができるため、光量のムラを生じることなく、各植物の成長品質を一定に保ち、生産性を高めることができる。
また、列方向に配列された各同一発光色のLED素子の配列間隔がB/nの等間隔である場合には、各同一発光色のLED素子から照射される光量が、植え付け領域内の他辺方向に沿って均一なものとなる。従って、各植物に対して均一な光量を照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、基板の一辺からB/2n離間した位置から同一発光色のLED素子が列方向に沿って等間隔で配列されていることにより、例えば、複数の基板の一辺同士を接合して連接する場合においても、他辺方向に隣り合う基板に配列された列方向の同一発光色のLED素子の配列間隔を常にB/nの一定間隔とすることができるため、光量のムラを生じることなく、各植物の成長品質を一定に保ち、生産性を高めることができる。
また、LED素子群が、複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第1発光色のLED素子を1群とする第1のLED素子群と、複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第2発光色のLED素子を1群とする第2のLED素子群と、複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第3発光色のLED素子を1群とする第3のLED素子群とを有し、複数の行のそれぞれには、同じ発光色のLED素子が隣り合うように配列され、複数の列のそれぞれには、異なる発光色のLED素子が隣り合うように配列されている場合には、植物の育成に必要な複数色の光を、均一の光量で一度に各植物に照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、LED素子群が、複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第1発光色のLED素子を1群とする第1のLED素子群と、複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第2発光色のLED素子を1群とする第2のLED素子群と、複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第3発光色のLED素子を1群とする第3のLED素子群とを有し、複数の行のそれぞれには、異なる発光色のLED素子が隣り合うように配列され、複数の列のそれぞれには、同じ発光色のLED素子が隣り合うように配列されている場合には、植物の育成に必要な複数色の光を、均一の光量で一度に各植物に照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、第1発光色のLED素子として、波長領域が400〜500nmの青色光を発する青色LED素子を有する場合には、400〜500nmの波長領域に含まれる青色光は、一般的に光合成に寄与するとともに、植物の実や葉を大きく形成する効果があるため、植物の成長を効果的に促進することができる。
また、第2発光色のLED素子として、波長領域が500〜600nmの緑色光を発する緑色LED素子を有する場合には、500〜600nmの波長領域に含まれる緑色光により、機能性成分(ビタミンCやポリフェノール等)を増加させるとともに、植物の病害抵抗性を高め、さらには他の発光色(赤、青)と併せて使用することにより、植物1株をバランスよく大きく育成することができる。
また、第3発光色のLED素子として、波長領域が600〜700nmの赤色光を発する赤色LED素子を有する場合には、600〜700nmの波長領域に含まれる赤色光は、一般的に最も光合成に利用されやすいため、植物の成長を効果的に促進することができる。
また、照明ユニットの照射光の均斉度が0.7以上であるある場合には、各植物の育成に必要な光量を均一に照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
前記の目的を達成するために、本発明の植物育成用の照明装置は、基板にマトリクス状に配列された同一発光色のLED素子を1群とするLED素子群を有し、行方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をa、列方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をb、前記同一発光色のLED素子の半値半角をθ、前記同一発光色のLED素子から照射面までの垂直距離をHとする場合に、a≦2Htanθ、b≦2Htanθとなる範囲に設定されている照明ユニットが平面的に連続して配置されている。
ここで、基板上にLED素子がマトリクス状に配列されていることにより、LED素子から照射される照射光を、植え付け領域内の各植物の全体にわたって照射することができる。
また、同一発光色を発する複数のLED素子がマトリクス状に配列されていることにより、例えば植物の育成に必要な発光色(青、赤、緑など)を選択して、各植物の全体にわたって照射することができる。
また、行方向に隣り合う同一発光色のLED素子の間隔をa、列方向に隣り合う同一発光色のLED素子の間隔をb、同一発光色のLED素子の半値半角をθ、同一発光色のLED素子から照射面までの垂直距離をHとする場合に、a≦2Htanθ、b≦2Htanθとなる範囲に設定されていることにより、各同一発光色のLED素子から照射される光量が、植え付け領域内において均一なものとなる。従って、各植物の育成に必要な光量を均一に照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、複数の照明ユニットが平面的に連続的に配置されていることにより、植物の植え付け領域の範囲が広い場合でも、植え付け領域の全体にわたり植物の育成を均一に保つことができる。
また、基板が、長さがAの一対の平行な一辺と、長さがBの一対の平行な他辺からなる方形状から構成されている場合には、複数の照明ユニットを平面的に連続して配置する場合においても、隣り合う基板同士に隙間が生じることなく各照明ユニットを配置することができるため、省スペース内おいても多くの照明ユニットを効率的に配置して照明装置を構成することができる。
また、LED素子群が、基板の一辺と平行な行方向に沿ってm個(mは2以上の整数)、行方向に直交して他辺と平行な列方向に沿ってn個(nは2以上の整数)のm×n個の同一発光色のLED素子がマトリクス状に配列されている場合には、各同一発光色のLED素子から照射される照射光を、植え付け領域内に植え付けられている植物の全体にわたって照射することができる。
また、行方向に配列された各同一発光色のLED素子の配列間隔がA/mの等間隔である場合には、各同一発光色のLED素子から照射される光量が、植え付け領域内の一辺方向に沿って均一なものとなる。従って、各植物に対して均一な光量を照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、基板の他辺からA/2m離間した位置から同一発光色のLED素子が行方向に沿って等間隔で配列されていることにより、照明装置を構成するに際して、複数の基板の他辺同士を互いに接合して連接する場合においても、一辺方向に隣り合う基板に配列された行方向の同一発光色のLED素子の配列間隔を照明装置全体において、常にA/mの一定間隔とすることができるため、光量のムラを生じることなく、各植物の成長品質を一定に保ち、生産性を高めることができる。
また、列方向に配列された各同一発光色のLED素子の配列間隔がB/nの等間隔である場合には、各同一発光色のLED素子から照射される光量が、植え付け領域内の他辺方向に沿って均一なものとなる。従って、各植物に対して均一な光量を照射することができるため、各植物の成長品質が一定に保たれ、生産性を高めることができる。
また、基板の一辺からB/2n離間した位置から同一発光色のLED素子が列方向に沿って等間隔で配列されていることにより、照明装置を構成するに際して、複数の基板の一辺同士を互いに接合して連接する場合においても、他辺方向に隣り合う基板に配列された列方向のLED素子の配列間隔を照明装置全体において、常にB/nの一定間隔とすることができるため、光量のムラを生じることなく、各植物の成長品質を一定に保ち、生産性を高めることができる。
本発明に係る植物栽培用の照明ユニット、および照明装置は、植え付け領域内の各植物に対して均一な光量を照射することで収穫時の植物の品質を高めるとともに、生産性を高めることができる栽培環境を実現するものとなっている。
本発明の実施形態に係る照明ユニットの平面図である。 図1に示す照明ユニットにおいて、(a)赤色LED素子の配列を示す図、(b)緑色LED素子の配列を示す図、(c)青色LED素子の配列を示す図、(d)遠赤色LED素子の配列を示す図である。 図2(a)において赤色LED素子の配列を示す模式図である。 各色のLED素子を配列した照明ユニットを連接した照明装置の使用状態を示す図であり、(a)は各LED素子の設置間隔を2Htanθとした配光、(b)は同Htanθとした配光、(c)は同3Htanθの配光の模式図をそれぞれ示す。 各LED素子の設置間隔と相対光強度の関係を示し、(a)は2Htanθ、(b)はHtanθ、(c)は3Htanθとした場合のグラフを示す。 所定の植え付け領域内における各色のLED素子の光量子束密度分布を示し、(a)は青色LED素子、(b)は緑色LED素子、(c)は赤色LED素子、(d)は遠赤色LED素子のグラフを示す。
以下、植物栽培用の照明ユニット、および照明装置の本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。なお、各図において説明の便宜上、照明ユニット2(照明装置1)の長手方向を行方向、短手方向を列方向、照明ユニット2(照明装置1)を施設内に設置した状態において、植物を植え付けた植え付け領域Rから上部に向かう方向を上方向、上方向の反対方向を下方向、上方向および下方向により表される軸方向を鉛直方向、鉛直方向と垂直な軸方向を水平方向とそれぞれ定義する。
まず、図1を用いて、照明ユニット2の基本的な構成について説明する。照明ユニット2は、平板状で、長手方向に約900mm、短手方向に約600mmの長方形をした基板3を有しており、基板3にはLED素子4がマトリクス状に配列されている。
ここで、必ずしも、基板3は長方形である必要はない。例えば全ての辺の長さが一定の正方形であってもよく、また、円形に形成されていてもよい。ただし円形に形成されている場合には、基板3を平面的に連接する場合には、隣接する基板3間に隙間が生じるため、スペースの有効活用という観点からは、基板3は長方形、または正方形等の方形状であることが好ましい。
LED素子4は、基本的には植物の育成に必要となる発光色、即ち波長領域が400〜500nmの青色LED素子411、同500〜600nmの緑色LED素子421、同600〜700nmの赤色LED素子431、同700〜800nmの遠赤色LED素子441が、発光色ごとに後述する通り一定間隔でマトリクス状に配列されている。
ここで、必ずしも、LED素子4として、青色LED素子411、緑色LED素子421、赤色LED素子431、遠赤色LED素子441の4色全てを配列する必要はない。何れかの発光色からなるLED素子4を適宜選択して配列することができる。ただし、植物の安定的な成長のためには、少なくとも青色LED素子411、緑色LED素子421、赤色LED素子431を含むことが好ましい。さらに、遠赤色は植物の発芽、開花などの成長に寄与することが知られているため、このような観点から遠赤色LED素子441を配列してもよい。
図2は、各発光色のLED素子4のそれぞれの配列状態を示す図である。まず、図2(a)に示すように、青色LED素子411は行方向に6個、列方向に2個の計12個の各青色LED素子411が等間隔でマトリクス状に配列され、青色LED素子群41を構成する。
また、図2(b)に示すように、緑色LED素子421は行方向に6個、列方向に4個の計24個の各緑色LED素子421が等間隔でマトリクス状に配列され、緑色LED素子群42を構成する。
また、図2(c)に示すように、赤色LED素子431は行方向に6個、列方向に8個の計48個の各赤色LED素子431が等間隔でマトリクス状に配列され、赤色LED素子群43を構成する。
また、図2(d)に示すように、遠赤色LED素子441は行方向に6個、列方向に2個の計12個の各遠赤色LED素子441が等間隔でマトリクス状に配列され、遠赤色LED素子群44を構成する。
即ち、基板3には同一発光色のLED素子4から構成されるLED素子群41〜44を構成する全96個のLED素子4が配列されており、その割合は青色:緑色:赤色:遠赤色が1:2:4:1となるように設定されている。
また、各発光色のLED素子4は、基板3の行方向に沿って同一色のLED素子4が連続して配列され、基板3の列方向に沿って青色、緑色、赤色、遠赤色の各発光色のLED素子4が交互に隣り合うように配列されている。
ここで、必ずしも、基板3には全96個のLED素子4を配列する必要はない。これらは植物を植え付ける植え付け領域Rの面積、照明装置1を取り付ける植物工場の広さ等に応じて適宜変更することが可能である。
また、必ずしも、各発光色のLED素子4の配色割合として、青色:緑色:赤色:遠赤色が1:2:4:1に設定される必要はない。ただし、赤色は植物の光合成を促進するうえでは必須の光であり、他の発光色よりもなるべくその割合が多いことが望まれる。一方で、青色、緑色も植物の成長には欠くことのできない色であるが、これらの配色割合が多すぎると、かえって植物の成長が抑制される場合もあることが知られている。そのため、青色:緑色:赤色:遠赤色が1:2:4:1となるような配合割合とすることが最も好ましい。
また、必ずしも、基板3の行方向に沿って同一の発光色のLED素子4が連続して配列され、基板3の列方向に沿って異なる発光色のLED素子4が交互に隣り合うように配列されている必要はない。例えば、基板3の列方向に沿って同一の発光色のLED素子4が連続して配列され、基板3の行方向に沿って異なる発光色のLED素子4が交互に隣り合うように配列されていてもよい。
さらに、行方向、および列方向にランダムに各発光色のLED素子4が配列されていてもよい。ただし、行方向、および列方向に規則的に各発光色のLED素子4を配列することで、植え付け領域R内に植え付けられた植物に対して、均一な混合光を照射することができるため、各植物の成長品質を均一なものとすることができる。
次に、図3を用いてこれらLED素子4の基板3への配列方法について詳細に説明する。図3(a)はLED素子4のうち発光色の代表として、赤色LED素子431の基板への配列にについて模式的に示した図である。なお、他の発光色(青色、緑色、遠赤色)についても、配列方法は同一のため、ここではその説明を省略する。
まず、基板3上には、行方向にm個(図では6個)、列方向にn個(図では8個)のm×n個(図では48個)の赤色LED素子431からなる赤色LED素子群43が配列されている。また、基板3の長手方向の長さをA、短手方向の長さをBとそれぞれ規定する。
このとき、行方向の配列間隔aは、基板3の端部からの距離がA/2m離間した位置から、隣り合う赤色LED素子431がA/mの間隔となるように配列される。一方、列方向の配列間隔bは、基板3の端部からの距離がB/2n離間した位置から、隣り合う赤色LED素子431がB/nの間隔となるように配列される。
ここで、必ずしも、行方向、および列方向の赤色LED素子431の配列において、基板3の端部からの距離がA/2m、およびB/2n離間した位置である必要はない。ただし、基板3からの距離がA/2m、およびB/2n離間した位置であることにより、同じ大きさの基板3を平面的に縦方向、横方向に連接する場合においても、赤色LED素子431の連接方向の配列が常に等間隔となるため、植物に対する光量の均一性を保つことができる。
このように各発光色のLED素子4は、基板3の行方向に沿って同一色のLED素子4が連続して配列され、基板3の列方向に沿って青色、緑色、赤色、遠赤色の各発光色のLED素子4が交互に隣り合うように配列されて、図1に示す照明ユニット2として構成されることになる。
そして、このように構成された照明ユニット2は、図3(b)に示すように平面的に縦方向、および横方向に連接され、照明装置1として植物工場内等において使用される。
図4は、複数の照明ユニット2を植物工場内の天井部分に連接した際の光源からの配光状態を示す模式図である。ここで、各LED素子4の中心軸から植え付け領域Rまでの垂直距離をH、隣り合う同一発光色のLED素子4の行方向の配列間隔をa、列方向の配列間隔をb、各発光色のLED素子4の長辺方向の半値半角をθとそれぞれ規定する。なお、半値半角とは光源としてのLED素子4の中心軸上の値の半分となる光量の角度のことである。
このとき、少なくとも同一発光色のLED素子4の行方向の配列間隔a、および列方向の配列間隔bは以下の(1)式、および(2)式を満たすように配列される。
a≦2Htanθ・・・(1)
b≦2Htanθ・・・(2)
図4(a)、および図4(b)は、式(1)を満たす配列間隔となるように各発光色のLED素子4を配列した照明ユニット2を複数連接して構成した照明装置1の配光図を示す(なお、図4においては行方向の配列状態を示す)。即ち、図4(a)はLED素子4の行方向の配列間隔aを2Htanθとした場合の配光図、図4(b)はLED素子4の行方向の配列間隔aをHtanθとした場合の配光図をそれぞれ示す。
図4(a)、および図4(b)に示すように、(1)式、および(2)式を満たすようにLED素子4を基板3の行列方向に配列することで、植え付け領域R内に植え付けられた植物Pの全てがLED素子4の半値照射範囲に入り、その光量についても均一なものとなる。
一方で、図4(c)に示すように、(1)式、および(2)式を満たさないLED素子4の配列とした場合、即ち、隣り合う同一発光色のLED素子4の配列間隔を2Htanθよりも広くした場合(図4(c)は3Htanθとした場合の配光図)には、植え付け領域R内に植え付けられた植物Pの一部がLED素子4の半値照射範囲から外れることにより、この部分に植え付けられている植物PがLED素子4による照射を受けられず、植物の成長が不均一なものとなる。
即ち、同一発光色のLED素子4を基板3の行方向、および列方向に等間隔で配列するとともに、その配列間隔を2Htanθ以内とすることで、均等な光量を各LED素子4から植え付け領域R内の植物Pの全体にわたって照射することが可能となる。
図5は、代表的な発光色としての赤色LED素子431について、基板3における配列間隔a、および配列間隔bの間隔を変化させた場合における、各赤色LED素子431の相対距離と相対光強度の関係を示したグラフである(図5において縦軸が相対光強度、横軸が隣接する各赤色LED素子431同士の相対距離を示す)。
図5(a)は、隣り合う赤色LED素子431の配列間隔を2Htanθとした場合のグラフである。図5(a)に示す通り、隣り合う赤色LED素子431の直下の光強度がもっとも高くなるが、その周辺範囲においても、配列間隔a、および配列間隔bを2Htanθとすることで、隣り合う各赤色LED素子431からの半値照射により、赤色LED素子431の直下だけでなく、その周辺領域においても、一定の光強度が保たれており、植物栽培に必要とされる均斉度である0.7を上回る均斉度(0.82)を確保することができる。
また、図5(b)は、隣り合う赤色LED素子431の配列間隔をHtanθとした場合のグラフである。図5(b)に示す通り、隣り合う赤色LED素子431の配列間隔をさらに狭め、Htanθとすることで、相対光強度は植え付け領域Rにおいてほぼ均一なものとなるとともに、均斉度も1に近い値(0.94)となる。
また、図5(c)は、隣り合う赤色LED素子431の配列間隔を3Htanθとした場合のグラフである。図5(c)に示す通り、隣り合う赤色LED素子431の配列間隔を(1)式、および(2)式を満たさない範囲(3Htanθ)に設定すると、赤色LED素子431の直下とその周辺部分での相対光強度の差が大きなものとなり、植え付け領域Rにおける光強度にムラが生じ、均斉度についても基準となる0.7を大きく下回る0.45となった。
図6は、基板3に各LED素子4を図1に示すような配列とした場合(同一発光色のLED素子4の配列間隔が2Htanθ)の照明ユニット2における発光色ごとのLED素子4の光量子束密度(PPFD)を測定した結果を示す分布図である(図6(a)は青色LED素子411、図6(b)は緑色LED素子421、図6(c)は赤色LED素子431、図6(d)は遠赤色LED素子441の光量子束密度の分布図をそれぞれ示す)。なお、分布図において、縦軸、および横軸は方形状をした照明ユニット2の一辺の長さを示し、各等高線に記載された数字が光量子束密度(単位は「μmolm−2−1」)を示す
図6(a)〜(d)に示すように、LED素子4を前記した式(1)、(2)を満たすように配列することで、基板3の面積に対応する植え付け領域Rにおける光量子束密度がほぼ均一であり、植え付け領域R内に植え付けられた植物に対して、LED素子4からの光量が均一に照射されていることが理解できる。
なお、このときの各色光の光量子束密度の割合は、LED素子4として、青色LED素子411、緑色LED素子421、および赤色LED素子431の3色の発光色を使用した場合のそれぞれの比率は、各発光色の光量子束密度の合計100%に対して、青色:緑色光:赤色光=14〜19%:17〜20%:58〜71%である。
一方、LED素子4として、青色LED素子411、緑色LED素子421、赤色LED素子431、および遠赤色LED素子441の4色の発光色を使用した場合のそれぞれの比率は、各発光色の光量子束密度の合計100%に対して、青色:緑色光:赤色光:遠赤光=12〜16%:15〜17%:50〜62%:12〜15%である。
以上、本発明に係る植物栽培用の照明ユニット、および照明装置は、植え付け領域内の各植物に対して均一な光量を照射することで収穫時の植物の品質を高めるとともに、生産性を高めることができる栽培環境を実現するものとなっている。
1 照明装置
2 照明ユニット
3 基板
4 LED素子
41 青色LED素子群
411 青色LED素子
42 緑色LED素子群
421 緑色LED素子
43 赤色LED素子群
431 赤色LED素子
44 遠赤色LED素子群
441 遠赤色LED素子
c 中心線
H 垂直距離
P 植物
R 植え付け領域
θ 半値半角

Claims (8)

  1. 基板にマトリクス状に配列された同一発光色のLED素子を1群とするLED素子群を有し、行方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をa、列方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をb、前記同一発光色のLED素子の半値半角をθ、前記同一発光色のLED素子から照射面までの垂直距離をHとする場合に、
    a≦2Htanθ
    b≦2Htanθ
    となる範囲に設定されている
    植物栽培用の照明ユニット。
  2. 前記基板は、長さがAの一対の平行な一辺と、長さがBの一対の平行な他辺からなる方形状であり、
    前記LED素子群は、前記基板の一辺と平行な行方向に沿ってm個(mは2以上の整数)、行方向と直交し前記基板の一辺と平行な列方向に沿ってn個(nは1以上の整数)のm×n個のマトリクス状であり、行方向に前記他辺よりA/2m離間した位置からA/m、列方向に前記一辺よりB/2n離間した位置からB/nの等間隔で前記LED素子が配列される
    請求項1に記載の植物栽培用の照明ユニット。
  3. 前記LED素子群は、
    複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第1発光色のLED素子を1群とする第1のLED素子群と、
    複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第2発光色のLED素子を1群とする第2のLED素子群と、
    複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第3発光色のLED素子を1群とする第3のLED素子群と、を有し
    前記複数の行のそれぞれには、同じ発光色のLED素子が隣り合うように配列され、
    前記複数の列のそれぞれには、異なる発光色のLED素子が隣り合うように配列された
    請求項1または請求項2に記載の植物栽培用の照明ユニット。
  4. 前記LED素子群は、
    複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第1発光色のLED素子を1群とする第1のLED素子群と、
    複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第2発光色のLED素子を1群とする第2のLED素子群と、
    複数の行、および複数の列に対応させてマトリクス状に配列された第3発光色のLED素子を1群とする第3のLED素子群と、を有し
    前記複数の行のそれぞれには、異なる発光色のLED素子が隣り合うように配列され、
    前記複数の列のそれぞれには、同じ発光色のLED素子が隣り合うように配列された
    請求項1または請求項2に記載の植物栽培用の照明ユニット。
  5. 前記第1発光色のLED素子は、波長領域が400〜500nmの青色光を発する青色LED素子であり、
    前記第2発光色のLED素子は、波長領域が500〜600nmの緑色光を発する緑色LED素子であり、
    前記第3発光色のLED素子は、波長領域が600〜700nmの赤色光を発する赤色LED素子である
    請求項3または請求項4に記載の植物栽培用の照明ユニット。
  6. 照射光の均斉度が0.7以上である
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の植物栽培用の照明ユニット。
  7. 基板にマトリクス状に配列された同一発光色のLED素子を1群とするLED素子群を有し、行方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をa、列方向に隣り合う前記同一発光色のLED素子の間隔をb、前記同一発光色のLED素子の半値半角をθ、前記同一発光色のLED素子から照射面までの垂直距離をHとする場合に、
    a≦2Htanθ
    b≦2Htanθ
    となる範囲に設定されている照明ユニットが平面的に連続して配置された
    植物栽培用の照明装置。
  8. 前記基板は、長さがAの一対の平行な一辺と、長さがBの一対の平行な他辺からなる方形状であり、
    前記LED素子群は、前記基板の一辺と平行な行方向に沿ってm個(mは2以上の整数)、行方向と直交し前記基板の一辺と平行な列方向に沿ってn個(nは1以上の整数)のm×n個のマトリクス状であり、行方向に前記他辺よりA/2m離間した位置からA/m、列方向に前記一辺よりB/2n離間した位置からB/nの等間隔で前記同一発光色のLED素子が配列される
    請求項7に記載の植物栽培用の照明装置。
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