JP2018129684A - 電話機、電話機システム、および電話機の制御方法 - Google Patents

電話機、電話機システム、および電話機の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが見守りのための呼出に簡単に対応できる電話機を提供する。【解決手段】親機10は、所定の事象が発生したことを検知した場合、親機10および全子機20に呼出音を鳴動させて、親機10および子機20がいずれも呼出停止操作を受けなかった場合、異常事態を報知する、所定の事象が発生したことを上記検知部が検知した場合、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、当該電話機と通信する他の電話機に呼出音を鳴動させるよう指示する呼出部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電話機、電話機システム、および電話機の制御方法に関し、例えば、ユーザの見守りの目的で使用される電話機に関する。
従来、異常事態が発生した場合に、外線発信をすることによって、異常事態を報知する機能を備えた電話機システムが存在する。例えば、特許文献1には、複数の電話機を備えたホームテレホンシステムにおいて、電話機の一斉呼出ボタンが押下された場合に、他の全ての電話機を同時に内線呼出し、他の電話機が所定時間内に応答操作を受けなかった場合に、外線発信することが記載されている。特許文献2には、電話機および人感センサを含む電話機システムにおいて、宅内に設置された人感センサが一定時間以上人を検知しない場合に、予め登録された電話番号へ外線発信することが記載されている。
特開平3− 211958号公報(1991年9月17日公開) 特開2006−245880号公報(2006年9月14日公開)
特許文献1の電話機システムでは、ユーザあるいは同居人が、電話機の一斉呼出ボタンを押下した後で、内線呼出(リング)を停止させたいと考えた場合、他の電話機に対して応答操作を行う必要がある。しかしながら、ユーザが、他の電話機に対して応答操作できない事情がある場合、例えばユーザが歩行に不自由である場合または風呂に入っている場合、ユーザは、内線呼出を停止させることができず、その結果、電話機は自動的に外線発信する。
特許文献2の電話機システムは、人感センサが一定時間以上人を検知しないことをトリガとして、異常事態を報知するために外線発信する。したがって、ユーザが電話機システムによる報知を中止させることができない。電話機システムがユーザの見守りの目的で使用される場合、電話機が外線発信をする前に、内線呼出などをすることにより、外線発信の要否をユーザに判断させることが好ましい。換言すれば、電話機にむやみに外線発信をさせないために、ユーザが呼出に簡単に対応できることが望ましい。
本発明の一態様は、ユーザが見守りのための呼出に簡単に対応できる電話機を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電話機は、ユーザの見守りの目的で使用される電話機であって、所定の事象が発生したことを検知する検知部と、上記所定の事象が発生したことを上記検知部が検知した場合、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、当該電話機と通信する他の電話機に呼出音を鳴動させるよう指示する呼出部と、を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電話機システムは、複数の電話機を備え、ユーザの見守りの目的で使用される電話機システムであって、所定の事象が発生したことを、上記複数の電話機のうちいずれかが検知した場合、所定の事象が発生したことを検知した電話機を含む上記複数の電話機に呼出音を鳴動させる。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電話機の制御方法は、ユーザの見守りの目的で使用される電話機の制御方法であって、所定の事象が発生したことを検知した場合、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、当該電話機と通信する他の電話機に呼出音を鳴動させるよう指示する。
本発明の一態様によれば、ユーザが見守りのための呼出に簡単に対応できる。
実施形態1に係る電話機システムの構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る電話機システムの構成を概略的に示す図である。 実施形態1に係る電話機システムの動作を示すフローチャートである。 実施形態1に係る電話機システムの動作を概略的に示す説明図である。 図3に示すフローにおいて、内線呼出のリング中に、いずれかの子機がオフフック操作を受けた場合のシーケンスを示す。 図3に示すフローにおいて、内線呼出のリング中に、親機および全ての子機がオフフック操作を受けなかった場合のシーケンスを示す。 実施形態2に係る電話機システムの構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を用いて詳細に説明する。
(電話機システム1の構成)
図1および図2を用いて、実施形態1に係る電話機システム1の構成を説明する。図1は、電話機システム1の構成を示すブロック図である。図2は、電話機システム1の構成を概略的に示す図である。電話機システム1は、ユーザの見守りのための報知をする。具体的には、電話機システム1は、所定の事象が発生した場合に、複数の電話機の呼出音による報知を行う。
図1および図2に示すように、電話機システム1は、親機10(電話機)、複数の子機20(電話機)、複数の緊急呼出ボタン30(操作部)、複数の人感センサ40(センサ)、およびタイマ50を備えている。なお、タイマ50は親機10および子機20に備えられているので、図2ではタイマ50を図示していない。本実施形態では、親機10が電話機制御部60を備えている。子機20は、親機10との間で、任意の通信方式、例えば、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、アナログ等の通信方式で、例えば1.9GHzの無線信号によって無線通信する。親機10は、外線通話を子機20へ転送することができる。また、緊急呼出ボタン30、および人感センサ40は、それぞれ、親機10との間で、任意の通信方式、例えば、DECT−ULE、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、アナログ等の通信方式で、例えば1.9GHzの無線信号によって無線通信する。なお、親機10および子機20のどちらか一方または両方が、緊急呼出ボタン30および人感センサ40のどちらか一方または両方を備えていてもよい。
図1に示すように、親機10は、親機入力操作部11、親機出力部12、回線接続部13、および電話機制御部60を含む。親機入力操作部11は、親機10に対するユーザの入力操作を受ける。親機入力操作部11は、例えば、電源ボタン、通話ボタン、およびナンバーキーを含む。親機出力部12は、子機20から、後述する見守りメッセージ等の情報を出力する。親機出力部12は、例えば、ディスプレイ、スピーカ、およびイヤピースを含む。回線接続部13は、電話回線を掴んだり、また掴んだ電話回線を開放(回線断)したりする。本実施形態では、親機10の内部に電話機制御部60が設けられている。
子機20は、子機入力操作部21および子機出力部22を含む。子機入力操作部21は、子機20に対するユーザの入力操作を受ける。子機入力操作部21は、例えば、電源ボタン、通話ボタン、およびナンバーキーを含む。子機出力部22は、子機20から、後述する見守りメッセージ等の情報を出力する。子機出力部22は、例えば、ディスプレイ、スピーカ、およびイヤピースを含む。
緊急呼出ボタン30は、例えばユーザが体調の悪いことを報知するために使用される。緊急呼出ボタン30は、ユーザに押下された場合、第1のトリガ信号を、DECTプロトコルにしたがって、電話機制御部60へ送信する。なお、電話機システム1は、緊急呼出ボタン30の代わりに、あるいは、緊急呼出ボタン30に加えて、親機10および子機20の内線呼出ボタンを備えていてもよい。
人感センサ40は、ユーザの見守りの観点から、ユーザが活動している時間帯(例えば9:00−17:00)において、人を一度も検知しなかった場合(第2のトリガ)、トリガ信号を、DECTプロトコルにしたがって、電話機制御部60へ送信する。あるいは、人感センサ40は、防犯の観点から、ユーザが就寝している深夜(例えば2:00−6:00)またはユーザが不在となる時間帯(ユーザが設定した時間帯)において、人を検知した場合、第2のトリガ信号を電話機制御部60へ送信してもよい。なお、電話機システム1は、人感センサ40の代わりに、あるいは、人感センサ40に加えて、ドアまたは窓の開閉を検知する開閉センサを備えていてもよい。この構成では、ユーザが活動している時間帯(例えば9:00−17:00)において、開閉センサは、ドアまたは窓の開閉を一度も検知しなかった場合、第2のトリガ信号を、DECTプロトコルにしたがって、電話機制御部60へ送信する。
タイマ50は、所定時間ごとに、第3のトリガ信号を、電話機制御部60へ送信する。例えば、タイマ50は、毎日、ユーザが設定した時刻(例えば9:00)に、第3のトリガ信号を電話機制御部60へ送信するよう設定されていてよい。図1に示すように、タイマ50は、親機10および子機20にそれぞれ備えられている。しかしながら、親機10および子機20のいずれか一方が、タイマ50を備えていてもよい。なお、タイマ50は、親機10および子機20とは別体であってもよい。この場合、タイマ50は、緊急呼出ボタン30および人感センサ40と同様に、DECT方式で、例えば1.9GHzの無線信号によって、親機10と無線通信する(図2参照)。
電話機制御部60は、電話機システム1の動作を制御する。電話機制御部60は、緊急呼出ボタン30、人感センサ40、またはタイマ50から、第1から第3のいずれかのトリガ信号を受信した場合、後述する報知処理を実行する。なお、電話機制御部60が報知処理を実行するためのトリガは、前述した第1〜第3のトリガに限定されない。電話機制御部60は、緊急呼出ボタン30、人感センサ40、およびタイマ50以外から、トリガ信号を受信してもよい。すなわち、電話機制御部60は、ユーザの見守りに関連する任意の事象が生じたことを検知したことをトリガとして、報知処理を実行してもよい。電話機制御部60は、トリガ検出部61(検知部)、内線呼出処理部62(呼出部)、応答操作検出部63、見守りメッセージ生成部64、および緊急メッセージ生成部65(報知部)を含む。電話機制御部60の各部が実行する処理については後で説明する。
(電話機制御部60の動作)
図3および図4を用いて、電話機制御部60が実行する報知処理について説明する。図3は、報知処理の流れを示すフローチャートである。図4は、電話機制御部60が緊急呼出ボタン30から第1のトリガ信号を受信した場合における報知処理の流れを概略的に説明する図である。図4において、ユーザAの自宅に、電話機システム1が設置されている。電話機システム1には、ユーザB(例えばユーザAの子供)の電話番号が、緊急時の外線発信先として登録されている。なお、電話機システム1は、緊急時の外線発信先の電話番号として、複数(例えば最大3つ)の電話番号が登録可能であってよい。
図3に示すように、まず、トリガ検出部61が、緊急呼出ボタン30、人感センサ40、またはタイマ50から、前述した第1から第3のいずれかのトリガ信号を受信する(S1)(図4のD1)。図4のD1は、ユーザAが緊急呼出ボタン30を押下した場合を示している。トリガ検出部61は、トリガ信号を受信したことを内線呼出処理部62に通知する。
次に、内線呼出処理部62は、内線呼出を受けた場合と同じように、子機20を動作させるプロトコルによって、全ての子機20を擬似的に内線呼出するとともに、親機10にも、擬似的な内線呼出を発生させる(図4のD2)。つまり、内線呼出処理部62は、親機10に対して、子機20から内線呼出を受けた場合に発生する信号と同じ信号を発生させるとともに、子機20に対して、親機10から内線呼出を受けた場合に発生する信号と同じ信号を発生させる。これにより、親機10の親機出力部12および全ての子機20の子機出力部22にリング(呼出音)を鳴動させる(S2)。このとき、親機10および全ての子機20に鳴動させるリングは、通常の内線呼出を受けた場合と同じリング音であってもよいし、それとは異なるリング音であってもよい。
その後、親機10またはいずれかの子機20が、通話ボタンの押下等のオフフック操作(呼出停止操作)を受けた場合(S3でYes)、応答操作検出部63は、オフフック操作を検出したことを、見守りメッセージ生成部64および緊急メッセージ生成部65へ通知する。内線呼出処理部62は、内線呼出を停止する(S8)。
応答操作検出部63から、オフフック操作を検出したことを通知された場合(S3でYes)、見守りメッセージ生成部64は、図示しない記憶部に格納されたメッセージのテンプレート、および日時等の情報に基づいて、見守りメッセージを生成する。そして、見守りメッセージ生成部64は、オフフック操作を受けた電話機(親機10または子機20)から、見守りメッセージを出力する(S9)。ここで、見守りメッセージは、ユーザAに話しかける任意の内容であってもよいし、ユーザAの同居人に緊急事態を報知する内容であってもよい。後者の内容の見守りメッセージは、例えば、「緊急呼出ボタンが押されました。至急、確認してください。」、「人感センサに反応がありません。至急、確認してください。」、あるいは「人感センサが反応しました。至急、確認してください」であってもよい。緊急呼出ボタン30、人感センサ40、およびタイマ50のいずれからトリガ信号が送信されたかに応じて、見守りメッセージ生成部64は、異なるテンプレートを用いて、異なる見守りメッセージを生成してもよい。例えば、トリガ検出部61が緊急呼出ボタン30または人感センサ40から第1または第2のトリガ信号を受信した場合、見守りメッセージ生成部64は、「どうしましたか?大丈夫ですか?」という見守りメッセージを生成してもよい。また、トリガ検出部61がタイマ50から第3のトリガ信号を受信した場合、見守りメッセージ生成部64は、「おはようございます。お元気ですか?」という見守りメッセージを生成してもよい。後者の場合、見守りメッセージは、日ごとに異なる内容(例えば、現在日時に関係する内容)であることが好ましい。
また、応答操作検出部63から、オフフック操作を検出したことを通知された場合(S3でYes)、緊急メッセージ生成部65は、外線発信、すなわちユーザBの電話番号への発信の要否をユーザAに確認してもよい。具体的には、緊急メッセージ生成部65は、「1:外線発信する 2:外線発信しない」という選択メニューを、オフフック操作を受けた電話機において提示してもよい。あるいは、緊急メッセージ生成部65は、ユーザ設定メニューから、「内線呼出への応答操作があった場合に外線発信するか否か」に関する設定操作を受け付けてもよい。
見守りメッセージ生成部64が見守りメッセージの出力を開始した後(S9)、所定時間(例えば30秒)が経過するか、または、オフフック操作を受けた電話機がオンフック操作を受けた場合(S10でYes)、緊急メッセージ生成部65は、当該電話機に選択メニューを提示する。そして、緊急メッセージ生成部65は、報知のために外線発信するかどうかを決定するための入力操作を受け付ける(S11)。しかしながら、S11は省略されてもよい。この場合、S9の後、報知処理は終了する。
上記の選択メニューの例では、選択メニューを提示した電話機において、ナンバーキーの「1」が押下された場合、あるいは、所定時間、電話機に対する操作が何も行われなかった場合、緊急メッセージ生成部65は、外線発信することを決定する(S11でYes)。この場合、緊急メッセージ生成部65は、回線接続部13に電話回線を掴ませて、予め登録されたユーザBの電話番号へ外線発信する(図4のD3)。なお、緊急時の外線発信先の電話番号として、複数の電話番号が登録されている場合、緊急メッセージ生成部65は、登録された複数の電話番号へ、順番に外線発信する。ただし、緊急メッセージ生成部65は、発信先の電話機で任意のキー(例えば、“#”)が押下されたことを、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)信号として検知した場合、登録された他の電話番号へ外線発信することを中止してもよい。
発信先の電話機がオフフックされた場合、具体的には、発信先のユーザBが着信に応答した場合、または、発信先の電話機が留守番電話機能によって自動応答した場合、緊急メッセージ生成部65は、生成した緊急メッセージを発信先へ送信する(S12)。ここで、電話機制御部60が第1から第3のいずれのトリガ信号を受信したかに応じて、緊急メッセージは、異なっていてもよい。具体的には、緊急呼出ボタン30から第1のトリガ信号が送信された場合、緊急メッセージは、例えば「こちらはユーザA宅の電話機です。緊急呼出ボタンが押下されました。ユーザA宅の状況をすぐに確認してください。」であってよい。また、人感センサ40から第2のトリガ信号が送信された場合、緊急メッセージは、例えば「センサが9:00から17:00まで人に反応していません。」であってよい。また、タイマ50から第3のトリガ信号が送信された場合、緊急メッセージは、例えば「モーニングコールに応答がありません。ユーザA様の安否をすぐに確認して下さい。」であってよい。そして、報知処理は終了する。
親機10および全ての子機20がオフフック操作を受けず(S3でNo)、所定時間(例えば30秒)が経過した場合(S4でYes)、内線呼出処理部62は、内線呼出を停止する(S5)。その後、内線呼出処理部62は、所定時間(例えば60秒間、または5、10、30分間のいずれか)待機する(S6)。なお、電話機制御部60が第1から第3のいずれのトリガ信号を受信したかに応じて、内線呼出処理部62が内線呼出を停止する時間は、異なっていてもよい。例えば、トリガ検出部61が緊急呼出ボタン30または人感センサ40から第1または第2のトリガ信号を受信した場合、内線呼出処理部62の停止時間は1分であってよい。一方、トリガ検出部61がタイマ50から第3のトリガ信号を受信した場合、内線呼出処理部62の停止時間は5分であってよい。
内線呼出処理部62が所定時間(例えば30秒)の内線呼出(S2〜S6)を、インターバル(例えば60秒)を挟んで、所定回(例えば3回)繰り返す間に、親機10および全ての子機20が一度もオフフック操作を受けなかった場合(S7でYes)、緊急メッセージ生成部65は、予め登録された電話番号へ外線発信する。そして、発信先が応答した場合、緊急メッセージ生成部65は、緊急メッセージを発信先へ送信する(S12)。なお、子機20が電話機制御部60を備えており、子機20が外線発信する場合、子機20の電話機制御部60は、親機10と無線通信して、回線接続部13に外線発信するように指示する。そして、報知処理は終了する。なお、電話機制御部60が第1から第3のいずれのトリガ信号を受信したかに応じて、内線呼出処理部62が内線呼出を繰り返す回数は異なっていてよい。例えば、トリガ検出部61が人感センサ40またはタイマ50から第2または第3のトリガ信号を受信した場合、内線呼出処理部62は内線呼出を2回繰り返してもよい。一方、トリガ検出部61が緊急呼出ボタン30から第1のトリガ信号を受信した場合、内線呼出処理部62は内線呼出を1回だけ行ってもよい。
図4に示すように、ユーザBは、電話機システム1からの着信に応答して緊急メッセージを確認するか、あるいは、留守番電話機能によって録音された緊急メッセージを確認する。そして、ユーザBまたはその代理人が、ユーザAの自宅へ駆け付けることができる(図4のD4)。
緊急メッセージをユーザBへ送信した後(S12)、緊急メッセージ生成部65は、電話信号の極性反転を検出することによって、発信先の電話機がオフフックしたかどうかを判定する。緊急メッセージ生成部65は、電話信号の極性反転を検出しない場合、外線発信を開始してから1分後に、回線接続部13に回線断させる。一方、緊急メッセージ生成部65は、電話信号の極性反転を検出した場合、発信先の電話機がオフフックした時点から緊急メッセージの送信を開始し、発信先の電話機がオンフックしたことを検出した場合、あるいは、発信先の電話機から、任意のキー(例えば、“#”)に対応するDTMF信号を受信した場合、回線接続部13に回線断させる。そして、報知処理は終了する。
(報知処理のシーケンス)
図5および図6は、前述した報知処理(図3参照)における親機10と子機20との間の通信の流れを示すシーケンス図である。図5は、報知処理における内線呼出のリング中に、いずれかの子機20がオフフック操作を受けた場合のシーケンスを示す。また、図6は、報知処理における内線呼出のリング中に、親機10および全ての子機20がオフフック操作を受けなかった場合のシーケンスを示す。なお、図5および図6に示す符号は、図3に示す符号と対応している。
まず、いずれかの子機20がオフフック操作を受けた場合のシーケンス(図5)を説明する。
図5に示すように、まず、親機10は、緊急呼出ボタン30、人感センサ40、およびタイマ50のいずれかから、前述したトリガ信号を受信する(S1)。
親機10は、電話機システム1の全子機20に対して、内線呼出をする場合と同様に、リングを鳴動させるように指示する(リング開始指示)。親機10からのリング開始指示を受信した各子機20は、リングを鳴動させる(S2)。また、親機10は、外線着信があった場合と同様に、あるいは、子機20から内線呼出があった場合と同様に、親機10のリングを鳴動させる(S2)。なお、S2において親機10が鳴動させるリング音は、内線呼出または外線着信があった場合のリング音と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
その後、いずれかの子機20がオフフック操作を受ける(S3)。子機20は、オフフック操作を受けたことを、親機10に通知する。この場合、親機10は、親機10のリングを停止させるとともに、電話機システム1の全子機20に対して、リングを停止させるように指示する(リング停止指示)(S8)。親機10からのリング停止指示を受信した各子機20は、リングを停止させる(S8)。
なお、親機10がオフフック操作を受けた場合(S3)も、親機10は、親機10のリングを停止させるとともに、電話機システム1の全子機20に対して、リングを停止させるように指示する(S8)。親機10からの指示を受信した各子機20は、リングを停止させる(S8)。しかしながら、この場合、図5に示す子機20から親機10への通知は行われない。
親機10は、オフフック操作をされた子機20に対して、「大丈夫ですか?」等の見守りメッセージを送信する。子機20は、受信した見守りメッセージを出力する(S9)。その後、ユーザが子機20に対して外線発信操作を行った場合、子機20は親機10に外線発信操作を受けたことを通知する(S11)。この場合、親機10は、予め登録された電話番号へ外線発信する(S12)。ただし、S11およびS12は必須ではない。つまり、子機20は、見守りメッセージを出力した後(S9)、外線発信を行わなくてもよい。なお、親機10がオフフック操作をされた場合、親機10は、見守りメッセージを出力するともに、ユーザの外線発信操作によって、外線発信する。
以上で、いずれかの子機20がオフフック操作を受けた場合のシーケンスの説明は終了する。
次に、親機10および全ての子機20がオフフック操作を受けなかった場合のシーケンス(図6)を説明する。
図6に示すように、まず、親機10は、緊急呼出ボタン30、人感センサ40、およびタイマ50のいずれかから、トリガ信号を受信する(S1)。
親機10は、電話機システム1の全子機20に対して、内線呼出をする場合と同様に、リングを鳴動させるように指示する(リング開始指示)。親機10からのリング開始指示を受信した各子機20は、リングを鳴動させる(S2)。また、親機10は、外線着信があった場合と同様に、親機10のリングを鳴動させる(S2)。なお、図6に示すシーケンスでは、図示していないが、親機10は、親機10および子機20の30秒間のリングを、3回繰り返して行う。
その後、親機10および全ての子機20がオフフック操作を受けることなく、所定時間(例えば30秒)が経過する(S4)。この場合、親機10は、親機10のリングを停止させるとともに、電話機システム1の全子機20に対して、リングを停止させるように指示する(リング停止指示)(S8)。親機10からのリング停止指示を受信した各子機20は、リングを停止させる(S8)。
親機10は、予め登録された電話番号(図4では、ユーザBの電話番号)へ外線発信する。そして、親機10は、「緊急(異常)事態です」等の緊急メッセージを、発信先へ送信する(S12)。以上で、親機10および全ての子機20がオフフック操作を受けなかった場合のシーケンスの説明は終了する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
前記実施形態1では、親機10が電話機制御部60を備えた電話機システム1の構成を説明した。しかしながら、電話機システムにおいて、電話機制御部60は、親機10に備えられている必要はない。本実施形態では、子機20が電話機制御部60を備えた電話機システムについて説明する。
図7は、実施形態2に係る電話機システム2の構成を示すブロック図である。電話機システム2の構成は、前記実施形態1で説明した電話機システム1の構成(図1参照)と同じである。しかしながら、電話機システム1は、親機10が、電話機制御部60を備えていた。一方、電話機システム2は、子機20が電話機制御部60を備えている点で、前記実施形態1に係る電話機システム1と異なる。
本実施形態の構成では、前記実施形態1で説明したシーケンスにおける親機10および子機20の動作が入れ替わる。ただし、本実施形態では、図6に示すシーケンスにおいて、リングを停止した後(S8)、親機10に対して、予め登録された電話番号へ外線発信するように指示する(S12)。子機20は、親機10を介さずに外線発信することができないからである。
なお、一変形例では、電話機制御部60は、親機10および子機20から分離している独立した制御装置に備えられていてもよい。この構成では、上記制御機器が、親機10および全ての子機20を、無線通信による指示によって制御することによって、図5および図6に示す動作を親機10および子機20に実行させる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
前記実施形態1および2では、電話機制御部60が、まず内線呼出を行い、オフフック操作が行われない場合に、外線発信する構成を説明した(図3および図4参照)。本実施形態では、電話機制御部60は、まず外線発信を行い、発信先に応答がない場合に、内線呼出を行う。本実施形態では、電話機制御部60は、内線呼出を行ったとき、発信先のユーザBが応答操作をしなかったことを、電話機システム1のユーザAに通知する。なお、電話機制御部60は、ユーザAが内線呼出に対してオフフック操作を行った場合、もう一度外線発信して、ユーザAが無事であることをユーザBに通知してもよい。
あるいは、電話機制御部60は、前記実施形態と同様に、内線呼出および外線発信をこの順番で行い、外線発信を行ったときに発信先が応答しなかった場合、もう一度内線呼出を行ってもよい。この構成では、電話機制御部60は、2度目の内線呼出を行ったとき、発信先のユーザBが応答操作をしなかったことを、電話機システム1のユーザAに通知する。
本実施形態の構成によれば、ユーザAは、外線発信先のユーザBに異常事態を報知することができたかどうかを知ることができる。そして、ユーザAは、ユーザBに異常事態を報知することができなかった場合、別の緊急連絡先への連絡を試みることができる。
〔実施形態4〕
〔ソフトウェアによる実現例〕
親機10または子機20の制御ブロック(特に電話機制御部60)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、親機10または子機20は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電話機(親機(10)、子機(20))は、ユーザの見守りの目的で使用される電話機であって、所定の事象が発生したことを検知する検知部(トリガ検出部61)と、上記所定の事象が発生したことを上記検知部が検知した場合、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、当該電話機と通信する他の電話機に呼出音を鳴動させるよう指示する呼出部(内線呼出処理部62)と、を備えている。
上記の構成によれば、所定の事象を検知した電話機が、他の電話機だけでなく自機にも呼出音を鳴動させるので、ユーザが、自機の傍から移動できない場合であっても、見守りのための内線呼出に簡単に対応できる。
本発明の態様2に係る電話機は、上記態様1において、上記呼出部が、当該電話機および上記他の電話機に呼出音を所定時間鳴動させている間、当該電話機および上記他の電話機のいずれも呼出停止操作を受けなかった場合、異常事態を報知する報知部(緊急メッセージ生成部65)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、ユーザあるいは同居人が呼出停止操作を行えない状態である場合、例えばユーザが病気のために身動きできない場合、異常事態を報知することができる。
本発明の態様3に係る電話機は、上記態様1において、上記呼出部が、当該電話機および上記他の電話機に呼出音を鳴動させている間に、当該電話機が呼出停止操作を受けた場合、当該電話機からメッセージを出力し、上記他の電話機のいずれかが呼出停止操作を受けた場合、当該他の電話機にメッセージを出力させるよう指示してもよい。
上記の構成によれば、呼出停止操作を行ったユーザにメッセージを提示することができる。
本発明の態様4に係る電話機は、上記態様1または2において、上記呼出部は、当該電話機および上記他の電話機のいずれかが呼出停止操作を受けない限り、インターバルを挟んで所定の複数回、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、上記他の電話機に呼出音を鳴動させるように指示してもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、一度の呼出の間に呼出停止操作を行うことができなかった場合であっても、次以降の呼出の間に呼出停止操作を行うことができる。
本発明の態様5に係る電話機は、上記態様2において、上記呼出部が、当該電話機および上記他の電話機に呼出音を鳴動させている間に、当該電話機が呼出停止操作を受けた場合、上記報知部は、当該電話機に選択メニューを提示させ、上記他の電話機のいずれかが呼出停止操作を受けた場合、上記報知部は、当該他の電話機に選択メニューを提示するよう指示し、その後、いずれの選択メニューも選択されなかった場合、上記報知部は異常事態を報知してもよい。
上記の構成によれば、電話機および他の電話機が呼出停止操作を受けなかった場合において、選択メニューが選択されなかった場合のみ、異常事態を報知することができる。換言すれば、ユーザは、選択メニューを選択することによって、報知を停止させることができる。
本発明の態様6に係る電話機は、上記態様2または5において、上記報知部は、異常事態を報知するために、登録された電話番号へ外線発信してもよい。
上記の構成によれば、ユーザあるいは同居人が呼出停止操作を行えない状態である場合、例えばユーザが病気のために身動きできない場合、登録された電話番号へ外線発信して、発信先へ異常事態を報知することができる。
本発明の態様7に係る電話機は、上記態様1から6のいずれかにおいて、上記検知部は、センサが所定の時間帯に一度も人または人の移動を検知しなかったことを、所定の事象として検知してもよい。センサには、例えば、人感センサおよびドア/窓の開閉センサが含まれる。
上記の構成によれば、例えばユーザが病気のために身動きできない状態である場合、電話機は呼出することができる。
本発明の態様8に係る電話機は、上記態様1から7のいずれかにおいて、上記検知部は、当該電話機、上記他の電話機、および、当該電話機と通信する他の機器のうち少なくとも何れかに設けられた操作部が操作されたことを、所定の事象として検知されたことを、所定の事象として検知してもよい。
上記の構成によれば、例えばユーザが救助を求めるために緊急呼出ボタンを押下した場合、電話機は呼出することができる。
本発明の態様9に係る電話機は、上記態様1から8のいずれかにおいて、上記検知部は、予め設定された時刻になったことを、所定の事象として検知してもよい。
上記の構成によれば、例えば、電話機は、設定された時刻例えばユーザの起床時刻に呼出を行って、ユーザに対応動作をさせることにより、ユーザの異常の有無を確認できる。
本発明の態様10に係る電話機は、上記態様1から9のいずれかにおいて、当該電話機は、電話回線と接続されており、上記他の電話機へ外線通話を転送する親機であってよい。
本発明の態様11に係る電話機は、上記態様1から9のいずれかにおいて、当該電話機は、上記他の電話機から外線通話の転送を受ける子機であってよい。
上記の構成によれば、親機または子機が、例えば内線呼出を受けた場合と同様に、呼出音を鳴動させることができる。
本発明の態様12に係る電話機システム(1、2)は、複数の電話機を備え、ユーザの見守りの目的で使用される電話機システムであって、所定の事象が発生したことを、上記複数の電話機のうちのいずれかが検知した場合、所定の事象が発生したことを検知した電話機を含む上記複数の電話機に呼出音を鳴動させる。上記の構成によれば、上記態様1と同じ効果を奏することができる。
本発明の態様13に係る電話機(親機(10)、子機(20))の制御方法は、ユーザの見守りの目的で使用される電話機の制御方法であって、所定の事象が発生したことを検知した場合、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、当該電話機と通信する他の電話機に呼出音を鳴動させるよう指示する。上記の構成によれば、上記態様1と同じ効果を奏することができる。
本発明の各態様に係る電話機は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電話機が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記電話機をコンピュータにて実現させる電話機システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、2 電話機システム
10 親機(電話機)
20 子機(電話機)
30 緊急呼出ボタン(操作部)
40 人感センサ(センサ)
61 トリガ検出部(検知部)
62 内線呼出処理部(呼出部)
65 緊急メッセージ生成部(報知部)

Claims (13)

  1. ユーザの見守りの目的で使用される電話機であって、
    所定の事象が発生したことを検知する検知部と、
    上記所定の事象が発生したことを上記検知部が検知した場合、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、当該電話機と通信する他の電話機に呼出音を鳴動させるよう指示する呼出部と、を備えたことを特徴とする電話機。
  2. 上記呼出部が、当該電話機および上記他の電話機に呼出音を所定時間鳴動させている間、当該電話機および上記他の電話機のいずれも呼出停止操作を受けなかった場合、異常事態を報知する報知部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  3. 上記呼出部が、当該電話機および上記他の電話機に呼出音を鳴動させている間に、当該電話機が呼出停止操作を受けた場合、当該電話機からメッセージを出力し、上記他の電話機のいずれかが呼出停止操作を受けた場合、当該他の電話機にメッセージを出力させるよう指示することを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  4. 上記呼出部は、当該電話機および上記他の電話機のいずれかが呼出停止操作を受けない限り、インターバルを挟んで所定の複数回、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、上記他の電話機に呼出音を鳴動させるように指示することを特徴とする請求項1または2に記載の電話機。
  5. 上記呼出部が、当該電話機および上記他の電話機に呼出音を鳴動させている間に、当該電話機が呼出停止操作を受けた場合、上記報知部は、当該電話機に選択メニューを提示させ、上記他の電話機のいずれかが呼出停止操作を受けた場合、上記報知部は、当該他の電話機に選択メニューを提示するよう指示し、
    その後、いずれの選択メニューも選択されなかった場合、上記報知部は異常事態を報知することを特徴とする請求項2に記載の電話機。
  6. 上記報知部は、異常事態を報知するために、登録された電話番号へ外線発信することを特徴とする請求項2または5に記載の電話機。
  7. 上記検知部は、センサが所定の時間帯に一度も人または人の移動を検知しなかったことを、所定の事象として検知することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電話機。
  8. 上記検知部は、当該電話機、上記他の電話機、および、当該電話機と通信する他の機器のうち少なくとも何れかに設けられた操作部が操作されたことを、所定の事象として検知することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電話機。
  9. 上記検知部は、予め設定された時刻になったことを、所定の事象として検知することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電話機。
  10. 当該電話機は、電話回線と接続されており、上記他の電話機へ外線通話を転送する親機であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電話機。
  11. 当該電話機は、上記他の電話機から外線通話の転送を受ける子機であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電話機。
  12. 複数の電話機を備え、ユーザの見守りの目的で使用される電話機システムであって、
    所定の事象が発生したことを、上記複数の電話機のうちのいずれかが検知した場合、所定の事象が発生したことを検知した電話機を含む上記複数の電話機に呼出音を鳴動させることを特徴とする電話機システム。
  13. ユーザの見守りの目的で使用される電話機の制御方法であって、
    所定の事象が発生したことを検知した場合、当該電話機の呼出音を鳴動させるとともに、当該電話機と通信する他の電話機に呼出音を鳴動させるよう指示することを特徴とする電話機の制御方法。
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