JP2018126925A - プリンタ及びプリンタ制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】リボンセーブを最適に行うことによって、より効率的にリボンセーブを行うことが可能なプリンタを提供することである。【解決手段】サーマルヘッドはプラテンローラと対向して設けられる。リボン搬送部は、サーマルヘッドとプラテンローラとの間にインクリボンを搬送する。搬送部は、ラベルを担持する用紙を、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に搬送する。挟圧機構は、サーマルヘッドとプラテンローラにインクリボンとラベルの印字領域と用紙を挟圧させる。取得部は、第1のラベルへ印字する第1の印字データ、第2のラベルへ印字する第2の印字データを取得する。無印字領域特定部は、第1の印字データ及び第2の印字データに基づいて、用紙上の無印字領域を特定する。制御部は、サーマルヘッドとプラテンローラの間を搬送される場合にインクリボンと前記用紙とを離間させ、インクリボンの搬送を停止させる。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、文字、二次元バーコードなどを印刷するプリンタに関する。
従来、リボン転写方式のプリンタにおいて、無印字領域はインクリボンの搬送を止めることでインクリボンの消費量を削減する機能(リボンセーブ)が備わっている。リボンセーブを行う条件は無印字領域の寸法に依存するが、従来では、一枚の印字レイアウト中の無印字領域の寸法のみでリボンセーブを行うか否かを判断していたため、インクリボンの消費量を効率的に削減できないケースがあった。
特開2004−174774号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、リボンセーブを最適に行うことによって、より効率的にリボンセーブを行うことが可能なプリンタを提供することである。
上記課題を解決するために、本実施形態のプリンタは、サーマルヘッドと、プラテンローラと、リボン搬送部と、搬送部と、挟圧機構と、取得部と、無印字領域特定部と、制御部と、を備える。
前記サーマルヘッドは、インクリボンのインクをラベルに熱転写する。前記プラテンローラは、前記サーマルヘッドに対向して設けられる。前記リボン搬送部は、前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に前記インクリボンを搬送する。前記搬送部は、前記ラベルの印字面と前記サーマルヘッドとが前記インクリボンを介して対向するように、前記ラベルを担持する用紙を前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に搬送する。前記挟圧機構は、前記サーマルヘッドと前記プラテンローラを挟圧又は離間させる。取得部は、第1のラベルへ印字する第1の印字データ、および前記用紙上において当該第1のラベルと隣り合う第2のラベルへ印字する第2の印字データを取得する。前記無印字領域特定部は、前記第1の印字データおよび前記第2の印字データに基づいて、前記用紙上の無印字領域を特定する。前記制御部は、前記搬送部により前記用紙における前記無印字領域が前記サーマルヘッドと前記プラテンローラの間を搬送される場合に前記インクリボンと前記用紙とを離間させ、前記リボン搬送部による前記インクリボンの搬送を停止させる。
本実施形態に係るラベルプリンタの斜視図。 本実施形態に係るラベルプリンタの断面図。 本実施形態に係るラベルプリンタのブロック図。 本実施形態に係るリボンセーブの条件を示す平面図。 本実施形態に係るリボンセーブ処理のフローチャート。
以下、発明を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るラベルプリンタ1の全体構成を示す斜視図である。
ラベルプリンタ1は、プリンタエンジンを格納する制御ボックス10と、ヒンジ15により制御ボックス10と回動可能に接続されたカバー20を有する。また、カバー20の正面には、印刷されたラベル54を排出する排紙口25を設け、制御ボックス10の正面には、操作部30と、操作情報や操作メニューを表示する表示部35を設けている。表示部35は、液晶画面等を用いて構成される。
図2は本実施形態に係るラベルプリンタ1の断面図である。
本実施形態のラベルプリンタ1は、ライン型のラベルプリンタ1として構成されている。このようなラベルプリンタ1は、筐体内において、用紙保持部40に保持された記録媒体としてのラベル54を案内する搬送路45を備え、この搬送路45の途中に印字部50を有する。
ラベル54は台紙との接着面に粘着層が設けてあり、必要に応じてラベル54と台紙を剥離することができる。以下、ラベル54と台紙を合わせて用紙Dとする。用紙ロール55は用紙Dをロール状に巻いたものであり、用紙保持部40によって回転可能に保持されている。
搬送路45は、用紙保持部40から排紙口25まで用紙Dを搬送する経路である。搬送路45は印字部50、印字部50の上流側にラベル54の有無を検知するラベルセンサ60及び搬送部65を有している。搬送部65は、搬送ローラ65aとピンチローラ65bを有する。搬送ローラ65aとピンチローラ65bは、搬送路45を挟んで対向するように備えられている。搬送部65は、これらのローラを回転駆動させることで用紙Dを搬送路45に沿って搬送し排紙口25にて排紙させる。
印字部50は、プラテンローラ50a及びサーマルヘッド50bを有する。プラテンローラ50a及びサーマルヘッド50bは、搬送路45を介して互いに対向するように配置されている。用紙Dと後述するインクリボン74はこのプラテンローラ50aとサーマルヘッド50bとの間を搬送される。サーマルヘッド50bにはヘッド移動機構70と発熱素子(図示しない)が備えられている。
発熱素子は、プラテンローラ50aの軸線方向に沿って、用紙Dの搬送方向Aと直角な方向(主走査方向)に所定間隔で複数配置されている。印字部50は、それぞれの発熱素子が用紙Dとインクリボン74に対して熱を加えることで印字を行う。
ヘッド移動機構70は、サーマルヘッドとプラテンローラの間の距離を可変とする機構である。ヘッド移動機構70は、ソレノイドとスプリングを用い、サーマルヘッド50bを上下に移動させる。ヘッド移動機構70は、例えば電動アクチュエータを用いてサーマルヘッド50bをプラテンローラ50aから離間させるヘッド移動機能としてもよい。
尚、挟圧機構の一例としてヘッド移動機構70を移動させる形態を説明したが、例えばプラテンローラを移動させることでサーマルヘッドとプラテンローラの間の距離を可変とする形態をとってもよい。
ラベルセンサ60は、搬送路45に沿って搬送部65と印字部50との間に配置され、用紙Dにおけるラベル54の有無を検出する。ラベルセンサ60として、例えば互いに対向する発光部と受光部からなる透過センサが用いられる。透過センサは、受光部が発光部から発せられた透過光の強度を測定することでラベル54の有無を判断し、強度のピークを連続する2枚のラベル54の間にある台紙のみの部分(以下、ギャップg)の中心として検出する。
インクリボンロール75はインクリボン74をロール状に巻いたものであり、リボン保持部80によって回転可能に保持されている。インクリボン74は、印字部50の上流側で搬送路45と合流し、印字部50を通過後、上方に経路を変更しリボン巻取部85にて巻き取られる。インクリボン74は印字部50を通過する際、用紙Dと同一速度でかつ重なりながら搬送され、サーマルヘッド50bからの熱を受けて用紙Dに熱転写される。
排紙口25は搬送されてきたラベル54を排紙する。尚、本実施形態では印字を終えた用紙Dを排紙口25から排出する例を説明するが、装置内部の排紙口25の近傍に剥離ガイドを配置してもよい。剥離ガイドは、用紙Dを排紙口25の直前で急角度に折曲げることにより、台紙からラベル54を剥離させるものであり、剥がしたラベル54を排紙口25から排出する。尚、この剥離ガイドを使用する場合、台紙は台紙巻取機構によって巻き取るようにすればよい。
図3は本実施形態のラベルプリンタ1に係る制御ブロック図である。ラベルプリンタ1は、制御部90、ROM95、RAM100、表示制御部105、通信部110、操作部30、画像生成部115、無印字領域算出部120、リボンセーブ実行部125、モータ制御部130A、モータ制御部130B、ヘッド制御部135、搬送モータ140、リボンモータ145、サーマルヘッド50bを備える。これらのものは、バスラインによって通信可能に接続されている。
制御部90は全体の動作を制御するCPUを含む。ROM95には、操作情報や設定情報、動作プログラム等が格納され、RAM100には、各種の処理情報が格納される。表示制御部105は、表示部35を制御し、通信部110は、外部に設けられたホストコンピュータ等と通信を行う。操作部30は、例えばオペレータが手動でデータを入力する各種の入力キーを含む。
画像取得部の一例としての画像生成部115は、文字や二次元バーコードなどラベル54に印字する印字データをバッファに描画する。通信部110は、ホストコンピュータ等から例えば印字コマンドとしてこの印字データの情報を取得する。
無印字領域特定部の構成の一例としての無印字領域算出部120及び後述するリボンセーブ実行部125は、後述するリボンセーブすべき無印字領域を特定する。無印字領域算出部120は、画像生成部115がバッファに描画した印字データと、予めユーザによって入力されたギャップgの寸法から無印字領域の寸法を算出する。尚、ギャップgの寸法は、例えばラベルセンサ60により算出されても良い。
モータ制御部130Aは、搬送部65を構成する搬送ローラ65a、ピンチローラ65b及びプラテンローラ50aを回転駆動する搬送モータ140を制御する。またモータ制御部130Bは、リボン巻取部85を回転駆動するリボンモータ145を制御する。サーマルヘッド50bがヘッドアップされた状態では、モータ制御部130Bは、リボンモータ145の駆動を停止させる。
ヘッド制御部135は、ヘッド移動機構70を制御してサーマルヘッド50bを昇降させ、ラベル54への印字・非印字の制御を行う。またヘッド制御部135は、サーマルヘッド50bの発熱素子の発熱状態を制御する。
ここで、リボンセーブ処理について説明する。リボンセーブとは、印字が不要な領域においてインクリボン74の搬送を停止させることで、リボンの消費量の削減を図るものである。すなわち、リボンセーブでは、印字が不要な領域において用紙Dのみを搬送させる。
具体的にリボンセーブを行う場合、ヘッド制御部135はヘッド移動機構70を制御してサーマルヘッド50bをヘッドアップさせる。また、モータ制御部130Bは、リボンモータ145の駆動を停止させる。搬送部65は、この間も継続して用紙Dを搬送し続ける。次に、用紙Dが搬送され再び印字領域にサーマルヘッド50bが到達する場合、ヘッド制御部135はヘッド移動機構70を制御してサーマルヘッド50bをヘッドダウンさせる。また、モータ制御部130Bは、サーマルヘッド50bのヘッドダウンに合わせてリボンモータ145の駆動を再開させ、印字を行う。
リボンセーブ実行部125は、上述したリボンセーブを行うか否かの判断を無印字領域算出部120により算出された無印字領域の寸法に基づいて判断する。無印字領域の寸法が予め定められた閾値S(mm)以上であると判断した場合、リボンセーブ実行部125はリボンセーブを行う。他方、無印字領域の寸法がS未満である場合には、用紙Dが無印字領域を搬送される時間に対してサーマルヘッド50bのヘッドアップおよびヘッドダウンが間に合わないため、リボンセーブ実行部125はリボンセーブを行わない。
よって閾値Sは、ヘッド移動機構70がサーマルヘッド50bをヘッドアップさせた後に再度ヘッドダウンさせるまでの時間Tの間に用紙が搬送される寸法Mに基づき設定される。寸法Mは、例えば時間Tが固定値だとすると印字速度(搬送速度)に依存する値である。すなわち印字速度が速いほど、寸法Mは短い距離となる。尚、閾値Sは寸法M以上であれば、例えば自動で設定されても、ユーザにより設定されても良い。
図4は本実施形態に係るリボンセーブの条件を示した平面図である。第1の印字データ54Aと第2の印字データ54Bは、画像生成部115によってバッファに描画された連続する2枚のラベル54の印字データである。これらの印字データ54A及び54Bは、サーマルヘッド50bによって第1の印字データ54Aの上部から第2の印字データ54Bの下部へ向かってラベル54へ印字されていくものとする。
ここで、2つの印字データ54A及び54Bにおいて、領域α2、α4、β2及びβ4は印字領域であり、領域α1、α3、α5、β1、β3及びβ5は無印字領域である。上述の通り、リボンセーブは閾値S以上の寸法を有する無印字領域で行われる。
本実施形態におけるリボンセーブ実行部125は、さらにリボンセーブを行うか否かの判断を、2つの印字データ54A及び54Bに跨って判断する。すなわち図4の印字レイアウトにおいては、第1の印字データ54Aの領域α5からギャップgを挟んで第2の印字データ54Bの領域β1までの寸法に基づきリボンセーブを行うか否かを判断する。例えば図4の印字レイアウトにおいて、領域α5、ギャップg及び領域β1の寸法の合計A5+G+B1が閾値S以上となる場合にはリボンセーブを行う。
具体的には、画像生成部115によって展開された第1の印字データ54Aに対して、無印字領域算出部120は、図4に記載したように印字データ上の印字領域と無印字領域の寸法を算出する。その後、リボンセーブ実行部125は、無印字領域算出部120により算出された結果から、リボンセーブの条件を満たす無印字領域(以下、リボンセーブ領域)を特定する。
例えば、領域α1について、領域α1の寸法A1が閾値S未満であるとする。この場合、領域α1ではリボンセーブが行われない。一方、A1が閾値S以上である場合、領域α1ではリボンセーブが行われる。
同様にして、無印字領域である領域α3及びα5についてもA3及びA5が閾値S以上であるか否かを判断する。
ここで、第1の印字データ54Aにおける最後の無印字領域である領域α5の寸法A5が閾値S以上であると判断された場合、リボンセーブ実行部125は、ギャップg及び後続する第2の印字データ54Bに跨ってリボンセーブを行う。例えば、第2の印字データ54Bにおいて、先端である領域β1が図4のように無印字領域である場合、領域α5、ギャップg及び領域β1においてリボンセーブを行う。一方、領域β1が印字領域である場合、リボンセーブは領域α5とギャップgの間でのみ行われる。
一方、領域α5の寸法A5が閾値S未満である場合のリボンセーブについて説明する。本来であればこの領域α5ではリボンセーブが行われない。しかし、α5のように第1の印字データ54Aにおける最後の無印字領域である場合、領域α5に加え、ギャップg、及び後続する第2の印字データ54Bの先端に位置する領域β1に基づいてリボンセーブを行うか否かを判断する。例えば領域β1が無印字領域であれば、領域α5、ギャップg及び領域β1の寸法の合計A5+G+B1が閾値S以上であれば、A5、G、B1のそれぞれが閾値S未満であっても、領域α5、ギャップg及び領域β1においてリボンセーブが行われる。尚、領域β1が印字領域である場合、リボンセーブ実行部125は、領域α5とギャップgの寸法の合計A5+Gでリボンセーブを行うか否かを判断しても良い。
これらのリボンセーブ処理はラベル54に印字すべき印字コマンドが無くなるまで継続される。尚、第1の印字データ54Aの印字が終了するときに第2の印字データ54Bについて無印字領域の算出が終了していない場合、無印字領域の算出が終了するまでラベル54の搬送を停止する。
図5はラベルプリンタ1のリボンセーブ処理を示すフローチャートである。ここでは、図4に記載の印字レイアウトを例にとって説明する。
通信部110が通信インターフェースを介して印字コマンドを受信すると、画像生成部115は印字コマンドから1枚目のラベル54に印字すべき第1の印字データ54Aを画像メモリに展開する(ACT100)。無印字領域算出部120は、画像生成部115が展開した印字データに基づいて無印字領域である領域α1、α3及びα5のそれぞれの寸法A1、A3及びA5を算出する。さらに、リボンセーブ実行部125が、算出された寸法に基づいてリボンセーブ領域を特定する(ACT101)。
リボンセーブ実行部125による第1の印字データ54Aにおけるリボンセーブ領域の特定が終了すると、搬送部65はラベル54を搬送し、印字部50は印字を開始する(ACT102)。この時、リボンセーブの条件を満たす領域では図4で説明したようにリボンセーブを行う。
さらに、2枚目のラベル54に印字すべき第2の印字データ54Bがあれば(ACT103、YES)、画像生成部115は印字データを展開する。尚、第2の印字データ54Bがあるか否かの判断は、例えば通信部110が第2の印字データに関わる印字コマンドを受信したか否かで判断する。その後、無印字領域算出部120は無印字領域である領域β1、β3及びβ5のそれぞれの寸法B1、B3及びB5を算出する。リボンセーブ実行部125は無印字領域算出部120によって算出された結果に基づいてリボンセーブ領域を特定する(ACT104)。
また、ここでは第1の印字データ54Aと第2の印字データ54Bに跨ったリボンセーブを行うか否かも判断される。
ACT104の処理が終了した際に1枚目のラベル54への印字が終了していなければ(ACT105、NO)、印字が終了するまで各部は処理を進めず待機する(ACT105、NO)。1枚目のラベル54への印字処理が終了すると(ACT105、YES)、制御部の処理はACT106へ進む。
ACT104の処理によって、連続する2つの印字データ54A及び54B間でリボンセーブを行う判断がなされた場合(ACT106、YES)、リボンセーブ実行部125は、第1の印字データ54A及び第2の印字データ54Bに跨って(図4の領域α5〜g〜β2)リボンセーブを行う(ACT107)。その後、用紙Dが搬送され、サーマルヘッド50bに印字領域である領域β2が到達するとリボンセーブを終了し、印字を開始する(ACT102)。ACT104の処理によって、2つの印字データ54A及び54B間でリボンセーブを行わない判断がなされた場合(ACT106、NO)、2つの印字データ54A及び54B間ではリボンセーブを行わない(ACT108)。その後、領域β2にて第2の印字データ54Bの印字を開始する(ACT102)。
これら一連の処理は次に印字すべき印字コマンドがなくなるまで継続される。次に印字すべき印字コマンドが無い場合(ACT103、NO)、印字中のラベル54への印字処理が全て終了するまで印字処理がなされ(ACT109、NO)、全ての印字処理終了後(ACT109、YES)、制御部90は一連の処理を終了する。
尚、本実施形態では印字部50がラベル54へ印字を行っている間に、通信部110が次のラベル54に印字すべき印字コマンドを取得しているが、1枚目のラベル54への印字を行う前に全ての印字コマンドを取得してもよい。その場合は、印字部50による1枚目のラベル54への印字が行われる前に、リボンセーブ実行部125は、取得した印字コマンドからなる全ての印字データに対してリボンセーブを行うか否かの判断をする。
以上により、印字データ上の最後の無印字領域の寸法、ギャップの寸法及び次の印字データ上の先端の無印字領域の寸法の合計が閾値S以上であれば、それぞれの寸法がリボンセーブの条件を満たさない場合でも、リボンセーブを行うことができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
45…搬送路
50…印字部
50a…プラテンローラ
50b…サーマルヘッド
54…ラベル
65…搬送部
70…ヘッド移動機構
74…インクリボン
90…制御部
110…通信部
115…画像生成部
120…無印字領域算出部
125…リボンセーブ実行部
140…搬送モータ
145…リボンモータ

Claims (6)

  1. インクリボンのインクをラベルに熱転写するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドに対向して設けられるプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に前記インクリボンを搬送するリボン搬送部と、
    前記ラベルの印字面と前記サーマルヘッドとが前記インクリボンを介して対向するように前記ラベルを担持する用紙を、前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に搬送する搬送部と、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとに、前記インクリボンと前記ラベルの印字領域と前記用紙とを、挟圧させる挟圧機構と、
    第1のラベルへ印字する第1の印字データ、及び前記用紙上において当該第1のラベルと隣り合う第2のラベルへ印字する第2の印字データを取得する取得部と、
    前記第1の印字データ及び前記第2の印字データに基づいて、前記用紙上の無印字領域を特定する無印字領域特定部と、
    前記搬送部により前記用紙における前記無印字領域が前記サーマルヘッドと前記プラテンローラの間を搬送される場合に、前記インクリボンと前記用紙とを離間させるよう前記挟圧機構を制御し、前記リボン搬送部による前記インクリボンの搬送を停止させる制御部と、
    を備えたプリンタ。
  2. 前記無印字領域は、前記第1の印字データにおける最後の印字領域と、前記第2の印字データにおける最初の印字領域との間の領域である請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記制御部は、前記用紙の搬送方向に沿って前記無印字領域が予め定められた閾値以上の寸法を有する場合、前記挟圧機構により前記サーマルヘッドと前記プラテンローラを離間させ、前記リボン搬送部による前記インクリボンの搬送を停止させる、請求項1または2のいずれか一項に記載のプリンタ。
  4. 前記閾値は、前記搬送部による前記用紙の搬送速度に基づき決定される請求項3に記載のプリンタ。
  5. 前記取得部は、複数の前記印字データを取得し、
    前記無印字領域特定部は、前記複数の前記印字データから全ての前記無印字領域を特定し、
    前記制御部は、前記全ての前記無印字領域のうち、前記用紙の搬送方向に沿って前記閾値以上の寸法を有する前記無印字領域を特定した後に、前記サーマルヘッドによる印字を開始する請求項3または4のいずれか一項に記載のプリンタ。
  6. インクリボンのインクをラベルに熱転写するサーマルヘッドと、
    前記サーマルヘッドに対向して設けられるプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとに、前記インクリボンと前記ラベルの印字領域と前記用紙とを、挟圧させる挟圧機構と、
    挟圧機構
    を有するプリンタを制御するプログラムであって、
    前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に前記インクリボンを搬送するリボン搬送手段と、
    前記ラベルの印字面と前記サーマルヘッドとが前記インクリボンを介して対向するように前記ラベルを担持する用紙を、前記サーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に搬送する搬送手段と、
    第1のラベルへ印字する第1の印字データ、及び前記用紙上において当該第1のラベルと隣り合う第2のラベルへ印字する第2の印字データを取得する取得手段と、
    前記第1の印字データ及び前記第2の印字データに基づいて、前記用紙上の無印字領域を特定する無印字領域特定手段と、
    前記搬送部により前記用紙における前記無印字領域が前記サーマルヘッドと前記プラテンローラの間を搬送される場合に、前記インクリボンと前記用紙とを離間させるよう前記挟圧機構を制御し、前記リボン搬送手段による前記インクリボンの搬送を停止させる制御手段と、
    を実現させるプリンタ制御プログラム。
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