JP2018126494A - 針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ - Google Patents

針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2018126494A
JP2018126494A JP2017233192A JP2017233192A JP2018126494A JP 2018126494 A JP2018126494 A JP 2018126494A JP 2017233192 A JP2017233192 A JP 2017233192A JP 2017233192 A JP2017233192 A JP 2017233192A JP 2018126494 A JP2018126494 A JP 2018126494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
cooling device
sewing machine
clamp
thermoelectric cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017233192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7058113B2 (ja
Inventor
メルツ セルカン
Mert Serkan
メルツ セルカン
ジェスィト アルペル
Cesit Alper
ジェスィト アルペル
シバノグル オズギュル
Cobanoglu Ozgur
シバノグル オズギュル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Tekstil Isletmeleri Sanayi ve Ticaret AS
Original Assignee
Sanko Tekstil Isletmeleri Sanayi ve Ticaret AS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Tekstil Isletmeleri Sanayi ve Ticaret AS filed Critical Sanko Tekstil Isletmeleri Sanayi ve Ticaret AS
Publication of JP2018126494A publication Critical patent/JP2018126494A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7058113B2 publication Critical patent/JP7058113B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B71/00Lubricating or cooling devices
    • D05B71/04Needle cooling devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B55/00Needle holders; Needle bars
    • D05B55/02Devices for fastening needles to needle bars
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2303/00Applied objects or articles
    • D05D2303/40Electronic or electrical components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

【課題】ミシン針の冷却手段を提供する。【解決手段】ミシン(100)用の針クランプ(1)であって、少なくとも一部が熱伝導性の材料からなる本体(2)と、少なくとも1本の針(10)を拘束するための保持手段(3)を備えるものにおいて、前記針クランプ(1)は、前記本体(2)の一部に直接あるいは間接的に拘束される熱電冷却装置(5)を含んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、繊維産業の分野、及び、衣服の生産に適用される裁縫プロセスに係るものである。より詳細には、本発明は、ミシンに使用され、縫製作業の間に過熱された針の冷却に関するものである。
裁縫プロセスは、衣服の生産における重要なステップである。基本的に、この裁縫プロセスは、針と糸により、布や他の材料を縫い合わせることとなる。
この裁縫プロセス中に、ミシンやかがり縫ミシンの針は、この針と縫合わされる衣服の部分との間の摩擦により、温度が上昇する。繊維産業で使用されるかがり縫ミシンによる高速裁縫では、針は高温に過熱される。多くの状況下で、縫い針の先端や針目の部分において、300℃もの高い温度が測定されている。
裁縫プロセス中におけるこのような高温は、衣服の繊維材料と、縫い針の両方を損傷する可能性がある。さらに、ループの端では、ステッチの一部や布の一部が溶融し、縫い目や衣服の全体において、機能性及び審美的外観の両面で、重大な結果をもたらす。
裁縫プロセスにおいて、過熱された針により、衣服の布地材料が損傷を受けるという問題は、ポリウレタン繊維、ライクラ(登録商標)あるいは他のポリエステル・ポリウレタン共重合体のような、合成繊維の場合にはさらに重要である。
実際、そのような場合、合成繊維材料は、裂かれ、溶かされ、裁縫糸によって覆われるため、その縫い目部分が弱くなる。多くの場合、繊維材料の一部が溶融して針先に付着し、縫い目の損傷、引き裂かれた糸や針の劣化を生ずる。
熱は、過熱された針から、放射、対流、及び伝導のような、自発熱分散により、自然に放散する。
縫製プロセスにおける針のような、非ヌル温度を有する物体は、熱放射によって、熱出力を生じる放射を放出する。しかしながら、縫製作業中の針の冷却において、放射の役割は比較的小さい。
熱の対流は、物体の周囲の流体の移動によって生じる伝熱である。縫い針の場合には、縫製作業の間の針の振動に伴う空気中の針の移動によって、対流による熱伝達が引き起こされる。
熱伝導は、本体内の、あるいは連続した本体間の、粒子の拡散及び微視的な衝突によって生成される伝熱である。縫い針の場合には、熱伝導が、機械の停止時に針の温度を下げる、最も重要な熱分散の成分である。この熱は、過熱された針から、針の保持手段、ミシンのアーム、及びミシンの全体へ、伝導によって流れる。
しかしながら、上記放射、対流、及び伝導による自発的な熱分散では、縫製作業中に熱せられた針による、望ましくない影響や、繊維布、縫い目、及び、針自体に引き起こされる可能性のある関連した損傷を排除するのに十分ではない。
特許文献1は、縫製作業の間に過熱されたミシン針を冷やすための装置を開示している。より詳細には、特許文献1は、可撓性ホースに連通する入口を有する中空のC型本体を備える針の冷却装置であって、この可撓性ホースが圧力下で冷却媒体の供給源と連通しているものが開示されている。
このC型本体は、縫製作業の間、針を固定位置に保持するクランプねじに接続される。C型本体の下部は、中空の室となっており、この本体は、さらに、針の目が位置する共通の点に収束するように、傾斜・離間した、一連の複数のジェット出口通路を有している。針の冷却効果は、複数の乱流ジェット流によって生ずる対流によって得られる。
しかしながら、この冷却装置の構造は複雑である。また、乱流ジェット流によって得られる冷却効果は、乱流ジェットが集中するところで、針の目の近くにある布の材料と乱流ジェットとの相互作用を伴う可能性がある。
特許文献2は、針の往復運動毎に冷却液がこの針に供給されるようにした、冷却液貯蔵器及び液体分配手段を有するミシン用の針の冷却装置を開示している。特に、この冷却装置には、所望の量の冷却液を運ぶことができる、吸収性の繊維を有するコンテナーが設けられている。
針が降下して繊維を通り抜け、そして繊維から針が上昇する際に、液体が針を冷却する。この方法では、針のチップ及び針目が温度を低下させる対象である。針の冷却効果は、冷却液による対流と、縫い針と冷却液を含んだ吸収性の繊維との接触による伝導によって得られる。
しかしながら、この冷却結果は連続的ではなく、その動作中、針は、冷却装置の吸収性の繊維から冷却液を持ち上げる。そのため、縫製作業の間に針が衣服部分を通過する際に、この冷却液は、布地材料と相互作用する。
米国特許第2,690,148号 米国特許第2,316,647号
このように、公知の縫い針を冷やす方法では、縫製作業の間に過熱された針を冷やすために、冷却液を使用する装置を適用している。
従来技術によれば、冷却液は針と相互作用し、その結果、針の温度を低下させるが、この冷却液は、布地材料とも相互作用する。これは、この冷却液が布に侵入し損傷を与える可能性があるので、従来技術の欠点と言える。実際、多くの布地材料は温度に敏感であり、布地材料上の冷却液は、この冷却液に接している部分の劣化を引き起こす可能性がある。
さらに、ミシン用の既知の冷却装置、特に冷却液を使用する冷却装置は、維持するのが困難であり、かつ、費用がかかる。特に、既知の冷却装置は、長い保守時間及び高コストを要する。
従って、本発明の目的の1つは、縫い針の本体の温度を効果的に低下させることのできる冷却装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、布地材料と相互作用しない、針の有効な冷却装置を提供することにある。より詳細には、本発明の目的は、好ましくは伝導による熱伝達方法によって、縫い針の温度を低下させる、冷却装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、既存のミシンの構造を変更することなく、既存のミシンに組み込むことができる、冷却装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、過熱された縫い針からの熱の除去を高性能に行うことができ、かつ良好な制御ができる冷却装置によって、過熱された縫い針を冷やす際のコストの低減と軽量化をもたらすことにある。
本発明のこれら及び他の目的は、本体を備え、この本体は、少なくとも一部が熱伝導性の材料で作られ、針を拘束するための保持手段を有する、ミシンの針クランプ(針ホルダー)によって達成される。前記針クランプは、この針クランプの一部に直接または間接的に拘束される熱電冷却装置を備えており、前記針を冷やすために、好ましくは伝導によって、前記針からの伝熱を可能にするように構成されている。
「熱電冷却装置」の用語は、ここでは、温度差(熱)を電気エネルギーに変換することができ、かつ、この逆にも変換することができる装置を示すために使用されている。これらの装置は、当技術分野で、ペルチェ/ゼーベック装置として知られている。
本発明によれば、針クランプの熱電冷却装置は、針クランプに拘束された針を冷やすことができる。言いかえれば、熱は、針クランプ、及び、それに拘束された針から熱電冷却装置へ、好ましくは伝導によって転送される。
本発明の一態様によれば、前記熱電冷却装置には、第1の側部(好ましくは低温側)と、第2の側部あるいは外部側(好ましくは高温側)とが設けられており、前記第1の側部は、針クランプの本体の一部に直接あるいは間接的に拘束され、前記針クランプ(従って前記針)から前記第1の側部へ、さらに、前記熱電冷却装置の前記第2の側部まで、従って外部環境まで、好ましくは伝導によって、熱の伝達を可能にする。
本発明の一実施例によれば、熱の消散を増加させるために、前記第2の側部(前記熱電冷却装置の外部側)に、1つ以上のヒートシンクを配置することができる。
本発明の一態様によれば、前記熱電冷却装置には、高温側及び低温側が設けられ、前記低温側は、前記針クランプの本体の一部に直接あるいは間接的に拘束され、好ましくは伝導によって、前記針から前記低温側、及び、従って前記外部環境まで、熱の伝達を可能にする。
本発明の一態様によれば、前記熱電冷却装置は少なくともペルチェ・セルを含み、このペルチェ・セルは、前記針クランプの前記本体の外表面へ直接あるいは間接的に拘束される。
ここで、「直接拘束され」という用語は、前記針クランプの本体が前記熱電冷却装置と直接接触することを指している。
本発明の一態様によれば、前記熱電冷却装置は、例えば、ねじ、リベット等の拘束手段により拘束され、あるいは、この冷却装置の座部にインターロックにより拘束される。これにより、前記冷却装置は前記針クランプの本体と直接接触する。
「間接的に拘束され」という用語は、ここでは、前記冷却装置と前記針クランプの本体との間に、追加の層が挿入されていることを指す。特に、本発明の一態様によれば、追加の層は、前記針クランプの本体から前記熱電冷却装置まで、例えばペルチェ・セルの低温側まで、熱の流れを可能にすることができる熱伝導層を含んでいる。この熱伝導層は、例として、サーマルペーストのような間接的に拘束することができる(すなわち、粘着性の層の挿入による拘束ができる)粘着性の層が望ましく、これにより、前記熱電冷却装置、例えばペルチェ・セル、を前記針クランプの本体の外表面へ間接的に拘束することができる。
本発明の別の態様によれば、前記熱電冷却装置は、この熱電冷却装置を調節するために制御ユニットに接続されている。例えば、この制御ユニットは、前記熱電冷却装置を選択的に活性化/非活性化すること、及び/又は、前記熱電冷却装置に供給される電流を調節することを行う。
実際、本発明の一態様によれば、前記縫い針の温度を所定の温度に設定するために、あるいは、前記縫い針の所定の温度を追跡する(前記温度を変更する)ために、前記縫い針から前記冷却装置への、伝導による熱伝達を制御することが可能である。
実際、前記熱電冷却装置によって生成される熱電効果によれば、一実施例として、前記熱電冷却装置の電極間に異なる強度の電圧を設定することによって、前記縫い針の冷却を制御することができる。
言いかえれば、可能な実施例によれば、前記熱電冷却装置の電極間の電圧の強度を変えて、前記針クランプに拘束されている低温側の温度を変化させることにより、前記過熱された縫い針から前記熱電冷却装置への、そして、さらに外部環境への熱の転送量を変更することができる。
本発明の一態様によれば、前記熱電冷却装置は、好ましくは制御ユニットで、フィードバックループ制御により調節される。
例えば、一態様によれば、PIDコントローラーその他の負のフィードバックループ制御装置により、前記熱電冷却装置を通って転送される熱を制御することができる。例えば、可能な実施例によれば、PIDコントローラーその他の負のフィードバックループ制御装置により、ペルチェ/ゼーベック熱電冷却装置を通る電流によって、前記針クランプからの熱を外部へ変換することができる。既に述べたように、熱は、外部環境に面する開いた側(第2の側部)で前記熱電冷却装置に接している、熱消費要素(ヒートシンク)に転送することができる。
本発明の一態様によれば、熱電対のような温度センサーを、前記針クランプの温度を検知する、及び/又は、前記針の温度を直接検知するために設けることができる。この温度センサーの値は、前記フィードバックループ・制御で使用できる。
有利なことに、本発明の一実施例によれば、前記針クランプ、及び、従って前記針の温度は、容易に一定のレベルに維持することができる。
本発明の一態様によれば、前記熱電冷却装置は、例えば、前記フィードバック制御なしの、オープンループ制御系によっても制御することができることに留意すべきである。言いかえれば、例えば、現在のシステムパラメータで定義される最小値に温度を維持することによって、前記温度は、オペレーターにより手動で調節することもできる。
本発明の別の態様によれば、前記ミシンは、電源に接続された電気回路を備えており、前記熱電冷却装置は前記ミシンの電気回路に接続されている。言いかえれば、前記熱電冷却装置は、前記冷却装置の低温側を冷やすために前記ミシンと同じ電源を使用する。このように、単一の電源を使用することで、前記ミシンの電源とは別の余計な電源を設けることの煩雑さを軽減することができる。
本発明の別の態様によれば、ミシン用の針クランプに保持された針の冷却方法であって、前記クランプは、少なくとも一部が熱伝導性の材料からなる本体と、少なくとも1本の針を拘束する保持する手段とを有しているものにおいて、次のステップを含む冷却方法が提供される。
(a)前記本体の部分に、熱電冷却装置を直接あるいは間接的に拘束し、
(b)前記針クランプからの伝熱を制御するために、前記熱電冷却装置を調節する。
本発明のさらなる態様や特徴は、従属クレームに記載されている。
本発明の一態様は、さらに、ミシン用のクランプによって保持された針を冷やすための、熱電冷却装置(例えば、ペルチェ・セル)の使用に関係している。
本発明の一実施例である、ミシン用の針クランプの正面図である。 本発明の一実施例において、熱電冷却装置を針クランプの本体部分に拘束する前の、針クランプの平面図である。 本発明の一実施例において、熱電冷却装置を針クランプの本体部分に拘束した後の、針クランプの平面図である。
本発明のさらなる様相及び利点について、添付の非制限的な例としての図面を参照して、詳細に説明する。
図1、図2に示す例では、本発明の針クランプ1は、ミシンのアーム12に拘束された本体2を備えている。この針クランプ1は、縫製作業の間、針10を保持するように構成されている。針10は、クランプ1の本体2に設けられた凹状座部11に針10を収容することにより、クランプ1に保持される。針10が凹状座部11内に配置されている時、保持手段3は、針1をクランプの本体2へ取り外し可能な方法で(つまり可逆的に)、拘束する。
保持手段3は、さらに、メンテナンスの際や、使用済の針を新しい針に交換する際に、あるいは、縫う布に応じて特性の異なる針を使用しなければならない場合に、針1を、針クランプ1の凹状座部11から取り外せるようにしている。
可能な実施形態によれば、図1に示した例において、保持手段3は、クランプピン及びノブ4を含んでおり、ノブを対応するねじ穴にねじ込むと、クランプピン及び針1を、針クランプ1の本体2の凹状座部11に可逆的に拘束する。
他の実施例として、図示はされていないが、保持手段は、針クランプで針を保持することができるものであれば良く、図の構成とは異なるものでも差支えない。
針クランプ1の本体2内に針10を収容する凹状座部11は、好ましくは軸A−A’に沿って縦方向の延長部に設けられているのがよい。この軸A−A’は、針10が針クランプ1の本体2の凹状座部11に収容された場合の、針10の縦軸と同じ方向に延びている。
針クランプ1の本体2は、少なくともその一部が、熱伝導性の材料で作られている。例えば、針クランプ1の本体2に使用されている伝導性材料は、金属材料である。針クランプ1の本体2中の凹状座部11の針を収容するための保持手段3は、少なくとも一部が熱伝導性の材料で作られており、一例として、金属材料である。
縫製作業の間、アーム12、針クランプ1の本体2、及び針10は、軸A−A’に沿って移動する。縫い針10が布を貫通するとき、縫い針10と布との間の摩擦により、針10の過熱を引き起こす。高速のミシンでは、針の過熱が針10の著しい温度上昇を招き、その結果、布の縫い目や、針、あるいはその両方に、損傷を引き起こす。
本発明によるクランプ1は、クランプ1の本体2に拘束された熱電冷却装置5を含んでいる。
既に述べたように、本発明の1つの実施例によれば、熱電冷却装置5は、この装置の一方の側部から他方の側部へ、電気エネルギーによって、熱を転送することができる装置である。熱電効果という用語でも知られている、温度差と電圧差を相関させる効果は、2種類の半導体が、熱的には並列に配置され、電気的には直列に配置された装置によって、もたらされる。
本発明の1つの実施例によれば、電流が前記装置の中を流れる場合、熱的に並列な前記2つの半導体の側部間に温度差を生じ、その結果、前記装置の前記2つの側部間に温度差を生ずる。熱電冷却装置は、クーラーとしても使用でき、また、熱電発電機としても使用することができる。
ペルチェ・セルとして知られている熱電冷却装置は、前記装置の2つの側部間に、電気エネルギーによる異なる電圧を印加して、異なる温度を得ることができる。ゼーベック・セルとして知られている熱電冷却装置によれば、前記装置の2つの側部間の温度の差を、電力に変換する。
図1、及び、図2a、図2bで示されている例では、少なくとも1個のペルチェ・セルのような、熱電冷却装置5が、高温側6及び低温側7を有している。前記熱電効果は、針クランプから熱電冷却装置の第1の側部(例えば低温側7)から、この装置の第2の側部6(例えば高温側6)に、熱を伝達させるのに使用される。
一実施例によれば、熱電効果により、熱電冷却装置の2つの側部6,7間に温度差を生じさせるために、電力が使用され、これにより、針クランプからの熱の移動が可能となっている。
熱電冷却装置5、例えばペルチェ・セルは、針クランプ1の本体の一部に拘束されている。より詳細には、熱電冷却装置5は、本体2の外表面の一部に拘束されている。熱電冷却装置5は、本体2上で、針10の縦軸の周りに、0°〜360°の角度αの範囲内、好ましくは、軸A−A’に垂直な面内で、0°〜270°の範囲で、凹状座部11の長さ方向の延長部に沿って延びている。
熱電冷却装置5は、針クランプ1の本体2に、直接あるいは間接的に拘束されている。
本発明の一実施例によれば、冷却装置5は、この冷却装置5の第1の側部7が、針クランプ1の本体2の外表面の一部と接触することにより、針クランプ1の外表面に直接拘束される。冷却装置を本体2に直接拘束により保持する保持手段は、本体2の外面から突出し、冷却装置5と直接インターフェースするのに適した、ねじ、リベット、または突出要素を備えているのが望ましく、例えば、冷却装置5と針クランプ1の本体2とは、上記突出要素に冷却装置5を、直接的にインターロックして拘束する。
本発明の他の可能な実施例によれば、冷却装置5は、この冷却装置5の第1の側部7と、針クランプ1の本体2の外表面との間に、追加層を介在させることにより、針クランプ1の外表面へ、間接的に拘束される。より詳細には、本発明の1つの態様によれば、この追加層は、サーマルペーストのような熱伝導層8である。この追加の熱伝導層としては、針クランプ1の本体2の外表面上に冷却装置5を拘束する、粘着性の層が有利である。
この実施例によれば、上記粘着性のサーマルペーストは、1つの側部が冷却装置5の低温側7へ付着し、反対側が、針クランプ1の本体2の外表面へ付着する。
好ましくは伝導により、熱が針10から冷却装置5へ流れるので、熱電冷却装置5は、針10と熱的に接触する。
一実施例によれば、熱は、針10から針クランプ1の本体2の凹状座部11を経て、針クランプ1の本体2から、冷却装置5の低温側7へ流れる。別の実施例によれば、熱は、針10から針クランプ1の本体2の凹状座部11を経て針クランプ1の本体2から、粘着性のサーマルペースト8、さらに、冷却装置5の低温側7へ流れる。
本発明の一実施例によれば、熱電冷却装置5の冷却能力は、この冷却装置5に供給された電力によって制御することができるという利点がある。冷却装置5に供給される電力の調節により、冷却装置5の低温側7の温度を調節できる。また、過熱された針から冷却装置の低温側7までの熱流量の強さは、針10と冷却装置5の低温側7の温度差の関数であるので、針10の冷却効果や針10の温度は、冷却装置5に供給される電力の調節によって制御することができる。
既に述べたように、添付の図面には示されてないが、放熱要素(例えばヒートシンク)を設け、好ましくは熱電冷却装置の第2の側部(外側)6に拘束することにより、外部環境への伝熱を増加させることができる。
可能な実施例によれば、添付の図面には示されてないが、少なくとも1個の温度センサー(例えば熱電対)を、針、及び/又は、針クランプの温度を検知するために設けてもよい。温度センサーの値は、熱電冷却装置を制御するために使用できる。
可能な他の実施例によれば、熱電冷却装置、すなわち針クランプから外部環境までの伝熱を、手動操作で実行することもできる。例えば、オペレーターが、熱電冷却装置を、活性化/非活性化することによって、あるいは、熱電冷却装置、例えばペルチェ・セルに提供される電流を調節することによって、行うこともできる。
しかしながら、熱の伝導は、例えば、熱電冷却装置のフィードバックループ制御により、自動的に制御できることにも、留意しなければならない。この実施例によれば、添付の図面には示されてないが、PIDコントローラーその他の負帰還ループ制御装置により、電冷却装置を流れる電流を制御し、針クランプから送り出される熱(伝導される熱)を変更することができる。
熱電冷却装置の調節は、この熱電冷却装置、例えばペルチェ・セルに提供される電流を調節することによって、自動的に実行することができる利点がある。可能な実施例によれば、ミシン100は、電源に接続された電気回路を有しており、このミシン100の電気回路に熱電冷却装置5が接続されている。言いかえれば、熱電冷却装置5は、この冷却装置5の低温側7を冷やすために、ミシン100と同じ電源を使用する。このようにして、1つの電源のみを使用することにより、ミシンの構成の複雑さを回避し、ミシン100の動力源とは別の邪魔な追加の電源を無くすることができる。
本発明は、さらに、ミシン100の針クランプ1によって保持された針10を冷却する方法を開示している。この方法は、本体2の一部へ熱電冷却装置5を、直接あるいは間接的に、拘束するステップと、この熱電冷却装置5を調節するステップとを含んでいる。
一実施例によれば、上記方法は、さらに、熱電冷却装置5(例えばペルチェ・セル)に電力を供給するステップも含んでいる。
図2a、図2bに示されているように、本発明の方法によれば、ステップa)において、熱電冷却装置5は、本体2の外表面の一部に間接的に拘束される。図2aは、針クランプ1の上面と、本体2の3つの外部自由表面を示す図である。
一実施例によれば、熱電冷却装置5は、各々高温側6及び低温側7を有する、3個のペルチェ・セルを含んでいる。粘着性のサーマルペースト8の一方の側が、各ペルチェ・セルの低温側7に付着され、サーマルペースト8の他方の側は、針クランプ1の本体2の外表面の一部が付着するのに適した構成となっている。
図2bは、本発明による、図2aと同じに視界における、針クランプ1と熱電冷却装置5が、針クランプ1の本体2の外表面の部分のペルチェ・セルへ付着された後の状態を示している。
この方法の可能なステップによれば、熱電冷却装置5に電力を供給することによって、ペルチェ・セルの低温側7は、熱電効果により温度が低下する。この熱電冷却装置5の低温側7の温度が、針クランプ1の温度、及び縫製作業の間に摩擦によって過熱された針10の温度より低い限り、針10から熱電冷却装置5へ、すなわち、前記熱電冷却装置の第2の側部(外部側)6へ、従って外部環境への熱の流れが生じる。
1 針クランプ
2 本体
3 保持手段
4 ノブ
5 熱電冷却装置
6 高温側
7 低温側
8 熱伝導層
10 針
11 凹状座部
12 アーム

Claims (15)

  1. ミシン(100)用の針クランプ(1)であって、
    本体(2)を備え、この本体は、少なくとも一部が熱伝導性の材料で作られ、少なくとも1つの針(10)を拘束するための保持手段(3)を有するものにおいて、
    前記本体(2)の一部に直接または間接的に拘束される熱電冷却装置(5)を含んでいることを特徴とするミシン用の針クランプ。
  2. 請求項1に記載の針クランプ(1)であって、
    前記熱電冷却装置(5)は、高温側(6)と低温側(7)を有し、
    前記低温側(7)は、前記針クランプの本体(2)の一部に直接あるいは間接的に拘束され、前記少なくとも1つの針(10)から前記低温側へ熱の伝達を可能にするように構成されていることを特徴とするミシン用の針クランプ。
  3. 請求項1または2に記載の針クランプ(1)であって、
    前記熱電冷却装置(5)が拘束される前記本体(2)の部分は、前記本体(2)の外表面であることを特徴とするミシン用の針クランプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の針クランプ(1)であって、
    前記熱電冷却装置(5)は、前記熱電冷却装置を調節するために制御ユニットに接続されていることを特徴とするミシン用の針クランプ。
  5. 請求項4に記載の針クランプ(1)であって、
    前記制御ユニットは、前記熱電冷却装置(5)を、フィードバックループ・制御によって調節することを特徴とするミシン用の針クランプ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の針クランプ(1)であって、
    前記保持手段(3)は、前記本体(2)に設けられ少なくとも前記針(10)の一部を受け入れる凹状座部(11)を有し、
    前記凹状座部(11)は、軸(A−A’)に沿って縦方向に延びる延長部を有しており、
    前記熱電冷却装置(5)は、前記本体(2)上で、前記軸(A−A’)に垂直な面内で、0°〜360°の角度αの範囲内、好ましくは、0°〜270°の範囲で、延びていることを特徴とするミシン用の針クランプ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の針クランプ(1)であって、
    前記熱電冷却装置(5)は、少なくとも1個のペルチェ・セルを有することを特徴とするミシン用の針クランプ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の針クランプ(1)であって、
    前記熱電冷却装置(5)は、間に熱伝導層(8)が挿入されて、前記本体(2)の前記部分に間接的に拘束されていることを特徴とするミシン用の針クランプ。
  9. 請求項8に記載の針クランプ(1)であって、前記熱伝導層(8)は、粘着性のサーマルペーストであることを特徴とするミシン用の針クランプ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の針クランプ(1)を備えるミシン(100)。
  11. 請求項10に記載のミシン(100)であって、
    前記ミシン(100)は、電源に接続された電気回路を有しており、
    前記熱電冷却装置(5)は、前記ミシン(100)の電気回路に接続されていることを特徴とするミシン。
  12. ミシン(100)用の針クランプ(1)で保持された針(10)を冷やすための熱電冷却装置(5)の使用法であって、
    前記針クランプ(1)は、少なくとも一部が熱伝導性の材料で作られた本体(2)と、少なくとも1本の針(10)を拘束する保持手段(3)を有することを特徴とする熱電冷却装置(5)の使用法。
  13. ミシン(100)のクランプ(1)に保持された針(10)の冷却方法であって、前記クランプ(1)は、少なくとも一部が熱伝導性の材料からなる本体(2)と、少なくとも1本の針を拘束する保持手段(3)とを有しているものにおいて、
    (a)前記本体(2)の部分に、直接あるいは間接的に熱電冷却装置(5)を拘束するステップと、
    (b)前記針クランプからの伝熱を制御するために、前記熱電冷却装置(5)を調節するステップとを有することを特徴とする針の冷却方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、
    前記ステップ(a)で、前記熱電冷却装置(5)は、熱伝導層(8)を介して、前記本体(2)の部分に間接的に拘束されることを特徴とする針の冷却方法。
  15. 請求項13に記載の方法であって、
    前記熱電冷却装置(5)に電力を供給するステップを含み、
    好ましくは、前記ミシン(100)は、電源に接続された電気回路を有しており、
    前記熱電冷却装置(5)は、前記ミシン(100)の電気回路に接続されていることを特徴とする針の冷却方法。
JP2017233192A 2017-01-24 2017-12-05 針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ Active JP7058113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17152910.0A EP3351672B1 (en) 2017-01-24 2017-01-24 Needle clamp for sewing machine comprising a needle cooling device and method of cooling a needle
EP17152910.0 2017-01-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018126494A true JP2018126494A (ja) 2018-08-16
JP7058113B2 JP7058113B2 (ja) 2022-04-21

Family

ID=57890714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017233192A Active JP7058113B2 (ja) 2017-01-24 2017-12-05 針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US10604876B2 (ja)
EP (1) EP3351672B1 (ja)
JP (1) JP7058113B2 (ja)
CN (1) CN108342845B (ja)
BR (1) BR102018000042B1 (ja)
DK (1) DK3351672T3 (ja)
ES (1) ES2808956T3 (ja)
PL (1) PL3351672T3 (ja)
PT (1) PT3351672T (ja)
WO (1) WO2018137911A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111705439A (zh) * 2020-06-10 2020-09-25 杨碧丽 一种纺织用缝纫机

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3910210A (en) * 1973-04-12 1975-10-07 Rimoldi C Spa Virginio Universal support for the needle cooling group of a sewing machine
JPS5138438Y1 (ja) * 1975-12-27 1976-09-20
JPH10235061A (ja) * 1997-03-03 1998-09-08 Matsuya R & D:Kk 針冷却装置を具えるミシン
JP2003019379A (ja) * 2001-05-01 2003-01-21 Juki Corp ミシンの冷却装置
JP2014147517A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Brother Ind Ltd ミシンの縫針冷却機構及びミシン
JP2016123534A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ブラザー工業株式会社 ミシンの縫針冷却機構、ミシン及び空気の吸排気構造

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2080322A (en) * 1933-04-05 1937-05-11 Union Special Machine Co Needle cooling device for sewing machines
US2316647A (en) 1941-11-07 1943-04-13 Premier Thread Company Needle cooling device
US2423996A (en) * 1942-03-07 1947-07-15 Union Special Machine Co Sewing machine
US2593203A (en) * 1949-10-19 1952-04-15 Ignatius Billera Needle cooling device for sewing machines
US2690148A (en) 1951-11-10 1954-09-28 Coats & Clark Sewing machine needle cooler
GB1219760A (en) * 1967-12-30 1971-01-20 Wood Bastow & Company Ltd Improvements in or relating to sewing machines
FR2248756A5 (en) * 1973-10-22 1975-05-16 Mimefil Preventing overheating of element in textile machine - by monitoring temp. and reducing speed of drive mechanism
JPS5418344B2 (ja) 1974-09-27 1979-07-06
DE2551133C2 (de) * 1975-11-14 1983-10-06 Kessler, Karl H., Ing.(grad.), 7300 Esslingen Steuereinrichtung für eine Nähmaschine
US4305339A (en) * 1979-09-28 1981-12-15 Vortec Corporation Vortex tube assembly for cooling sewing machine needle
US4480565A (en) * 1981-11-06 1984-11-06 Union Special Corporation Sewing machine needle cooler
US4489742A (en) * 1983-07-21 1984-12-25 Energy Conversion Devices, Inc. Thermoelectric device and method of making and using same
JP2004113418A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Brother Ind Ltd ミシン
WO2005041314A2 (en) * 2003-10-29 2005-05-06 Elasthermo Ltd. Thermoelectric device and system
US20060048809A1 (en) * 2004-09-09 2006-03-09 Onvural O R Thermoelectric devices with controlled current flow and related methods
AT507533B1 (de) * 2008-11-14 2010-08-15 Herbert Karl Fuchs Vorrichtung zur umwandlung von wärmeenergie in elektrische energie
DE102011009428A1 (de) * 2011-01-26 2012-07-26 Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh Thermoelektrisches Modul mit einer Wärmeleitschicht
US8839631B2 (en) * 2011-06-07 2014-09-23 B/E Aerospace, Inc. Thermoelectric cooling system for a food and beverage compartment
US8766656B2 (en) * 2012-04-18 2014-07-01 Silicon Turnkey Solutions Inc. Systems and methods for thermal control
CN103741390A (zh) * 2013-12-27 2014-04-23 吴江市震宇缝制设备有限公司 一种嵌入式机针夹头

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3910210A (en) * 1973-04-12 1975-10-07 Rimoldi C Spa Virginio Universal support for the needle cooling group of a sewing machine
JPS5138438Y1 (ja) * 1975-12-27 1976-09-20
JPH10235061A (ja) * 1997-03-03 1998-09-08 Matsuya R & D:Kk 針冷却装置を具えるミシン
JP2003019379A (ja) * 2001-05-01 2003-01-21 Juki Corp ミシンの冷却装置
JP2014147517A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Brother Ind Ltd ミシンの縫針冷却機構及びミシン
JP2016123534A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 ブラザー工業株式会社 ミシンの縫針冷却機構、ミシン及び空気の吸排気構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111705439A (zh) * 2020-06-10 2020-09-25 杨碧丽 一种纺织用缝纫机
CN111705439B (zh) * 2020-06-10 2021-11-16 陵川县金丰科技股份有限公司 一种纺织用缝纫机

Also Published As

Publication number Publication date
DK3351672T3 (da) 2020-08-17
WO2018137911A1 (en) 2018-08-02
EP3351672A1 (en) 2018-07-25
US10604876B2 (en) 2020-03-31
US20180209083A1 (en) 2018-07-26
BR102018000042A2 (pt) 2018-08-14
ES2808956T3 (es) 2021-03-02
PT3351672T (pt) 2020-08-05
JP7058113B2 (ja) 2022-04-21
BR102018000042B1 (pt) 2023-03-14
EP3351672B1 (en) 2020-05-13
CN108342845B (zh) 2022-05-10
PL3351672T3 (pl) 2020-12-28
CN108342845A (zh) 2018-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2941502B1 (en) A garment steaming device
KR101831038B1 (ko) 기판 검사 장치 및 기판 온도 조정 방법
TWI587114B (zh) 雙迴路溫度控制模組及具備該模組之電子元件測試設備
JP7058113B2 (ja) 針の冷却装置を有するミシン用の針クランプ
TW200821423A (en) Warp knitting machine
US10343341B2 (en) Thermal caulking device
TW201743376A (zh) 膠帶剝離裝置
JP2008277831A (ja) プローバ装置およびその操作方法
CN213429441U (zh) 一种冷热循环温控舒眠枕
KR102123244B1 (ko) 반도체소자 테스트용 핸들러와 테스터용 인터페이스보드
CN205622034U (zh) 激光器中的倍频晶体固定装置
CN106273478A (zh) 一种3d打印***的热敏打印头的温度控制方法
CN205342141U (zh) 一种具有喷气块的焊锡角度易调焊锡工装
JP2014008990A (ja) 油性化粧料の充填ノズル
JPH0295517A (ja) ワイヤカット放電加工機用給電ダイス
US9950470B1 (en) Linear heat seal device
KR101332186B1 (ko) 솔더 페이스트 온도조절장치
DE102019105807A1 (de) Textil mit Thermoelement
JPH0230145Y2 (ja)
RU2008104027A (ru) Способ и устройство подачи газа
CN205309496U (zh) 一种焊锡工装
JP2020047798A5 (ja)
JP3648668B2 (ja) ボンディングツール
KR20120082214A (ko) 열융착기 및 이를 이용한 열융착 방법
JP2020093210A (ja) 温調ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7058113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150