JP2018125705A - 通信接続方法、通信接続装置、通信システム及び通信接続プログラム - Google Patents

通信接続方法、通信接続装置、通信システム及び通信接続プログラム Download PDF

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JP2018125705A JP2017016453A JP2017016453A JP2018125705A JP 2018125705 A JP2018125705 A JP 2018125705A JP 2017016453 A JP2017016453 A JP 2017016453A JP 2017016453 A JP2017016453 A JP 2017016453A JP 2018125705 A JP2018125705 A JP 2018125705A
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Abstract

【課題】TDLSを用いた通信接続に係る検索時間を短縮する。【解決手段】本実施形態にかかる通信接続では、TDLSで情報機器と通信接続をする前に、TDLSより使用チャネル数の少ない別のプロトコルのチャネルを走査することにより、情報機器を識別する識別情報を取得し、取得した識別情報を用いて、TDLSのチャネルを走査することにより、識別情報により識別される情報機器を検索し、検索により得られた情報機器にTDLSで接続要求を送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、通信接続方法に関する。
近年の小型携帯端末(スマートフォンやタブレットなど)は、Wifi DirectのSOURCE機能を搭載している。Wifi Directは、無線Local Area Network(LAN)のアクセスポイント(AP)を経由せずに機器間で直接通信する仕様である。SOURCE機能は、小型携帯端末上で再生されている映像や音声をSINK機器(テレビやディスプレイなど)へ無線LANを利用して配信する機能である。SOURCE機能を搭載した機器とSINK機器がピアツーピアでWifi Directで接続され、小型携帯端末上で再生されている映像や音声をSINK機器側で再生する機能は、Miracastと呼ばれている。しかし、Wifi Directでは、セキュリティ強度や通信性能に課題がある。
Wifi Directの課題を補うため、既存のWifiネットワークを通じてターゲットデバイスを検出し、対応している無線LAN仕様やチャネル、通信速度などの情報を通信した上で、デバイス間を直接結ぶ無線リンクを構成するTunneled Direct Link Setup(TDLS)などの技術が知られている。
TDLSリンク対応可能なデバイスを選択し、TDLSリンクを確立する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
Wifi Direct上の機器に対してアクティブスキャンを実施し、目的の機器が発見された場合に、TDLSにより接続を行う技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
Wifi Directによって装置を検索し、検索された装置が指定のサービスを提供可能であるときに、その装置との間で無線通信を確立する技術が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特表2013−544456号公報 特開2011−114377号公報 特開2014−165594号公報
Miracastでは、SOURCE機能を搭載したデバイス(以下、SOURCEデバイス)がSINK機能を搭載したデバイス(以下、SINKデバイス)に映像や音声を配信する。Miracastを実現するため、まず、SOURCEデバイスは、接続するSINKデバイス(以下、接続機器)の検索を実施し、検索して得られた接続機器から接続対象のSINKデバイスに通信接続処理を実施する。Wifi Directを利用してSINKデバイスと通信接続する場合、2.4GHz(1ch、6ch、11ch)の3つのチャネルが接続機器の検索の対象となる。一方、TDLSを利用してSINKデバイスと通信接続をする場合、2.4GHz帯(1〜13ch)、5GHz帯W52(36、40、44、48ch)、W52(52、56、60、64ch)、W56(100、104、108、112、116、120、124、128、132、136、140ch)の計32chのチャネルが接続機器の検索の対象となる。このように、TDLSでは、32chが接続機器の検索対象となるため、接続機器の検索に時間がかかる。
図1は、TDLSを利用する場合の接続機器検索の例を説明する図である。図1の例では、SOURCEデバイス101、AP102、SINKデバイス103の間における接続機器検索に係る通信の例を説明する。なお、TDLSでは、SOURCEデバイス101とSINKデバイス103の間の通信は、AP102を介して行われる。
SOURCEデバイス101は、接続機器を検索するにあたり、Tunneled Probe Requestをチャネルごとに送信し、接続機器からTunneled Probe Responseを受信することでチャネル上に存在する接続機器を把握する。例えば、SOURCEデバイス101は、Tunneled Probe Request(A101)を送信すると、1chあたり約15ms程度の間、Tunneled Probe Responseの受信を待つ。なお、Tunneled Probe Requestは、Service Set Identifier(SSID)に何も格納されずに送信される。SOURCEデバイス101からTunneled Probe Requestを受信したAP102は、ブロードキャストでTunneled Probe Requestを送信する。
図1の例では、SINKデバイス103がTDLSの1chを利用していると仮定する。そのため、SINKデバイス103は、Tunneled Probe Request(A101)への応答としてTunneled Probe Response(A102)を返す。ここで、SINKデバイス103は、Tunneled Probe Response(A102)に自身を識別する識別情報であるSSID情報などを付与する。チャネル上にデバイスが存在する場合(AP102からProbe Responseを受信した場合)、SOURCEデバイス101は、他のデバイスが同チャネルに存在するかを判定するため、検索時間(待機時間)を1chあたり15msから40ms延長する。
SOURCEデバイス101は、TDLSの1ch〜140chまでの32ch分で接続機器の検索を繰り返す。Tunneled Probe Request(A103)に対する応答であるTunneled Probe Responseを返すSINKデバイスがない場合、SOURCEデバイス101は、1chあたり約15ms程度で検索を終了する。
このように、TDLSの全てのチャネルに対してSINKデバイスの検索をした場合、チャネル数が多く、通信接続に係る検索時間が長くなる。
本発明は1つの側面において、TDLSを用いた通信接続に係る検索時間を短縮することを目的とする。
本実施形態にかかる通信接続では、TDLSで情報機器と通信接続をする前に、TDLSより使用チャネル数の少ない別のプロトコルのチャネルを走査することにより、情報機器を識別する識別情報を取得し、取得した識別情報を用いて、TDLSのチャネルを走査することにより、識別情報により識別される情報機器を検索し、検索により得られた情報機器にTDLSで接続要求を送信する。
本発明によれば、TDLSを用いた通信接続に係る検索時間を短縮することができる。
TDLSを利用する場合の接続機器検索の例を説明する図である。 本実施形態に係る接続機器検索の例(その1)を説明するシーケンス図である。 本実施形態に係る接続機器検索の例(その2)を説明するシーケンス図である。 本実施形態にかかるSOURCEデバイスの例を説明する図である。 本実施形態にかかるSOURCEデバイスのハードウェア構成の例を説明する図である。 本実施形態にかかるSOURCEデバイスの処理の例を説明するフローチャートである。 本実施形態にかかるSOURCEデバイスの処理の例を説明するフローチャートである。 本実施形態にかかるSOURCEデバイスの処理の例を説明するフローチャートである。 アクセスポイントにおける通信接続中継処理の例を説明するフローチャートである。 アクセスポイントにおける通信接続中継処理の例を説明するフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る接続機器検索の例(その1)を説明するシーケンス図である。図2の例では、SOURCEデバイス201、AP202、SINKデバイス203の間における本実施形態に係る接続機器検索に係る通信の例を説明する。尚、Wifi Directにおいては、SOURCEデバイス201およびSINKデバイス203は、AP202を介さずに通信を行う。また、TDLSにおいては、SOURCEデバイス201とSINKデバイス203の間の通信は、AP202を介して行われる。
本実施形態に係る接続機器検索において、まず、SOURCEデバイス201は、SINKデバイス203から発信されるビーコン信号(B101)を受信する。ビーコン信号は、SINKデバイス203がTDLSに対応しているか否かの情報を含む。SINKデバイス203からTDLSに対応している旨の情報を含むビーコン信号を受信した場合、SOURCEデバイス201は、接続機器検索を開始する。
SOURCEデバイス201は、先にWifi Directの3ch(1ch、6ch、11ch)のチャネル上でSSIDに何も格納していないProbe Request(B102〜B104)を送信する。言い換えると、SOURCEデバイス201は、Wifi Directの各チャネルを利用している接続機器を走査する。なお、Probe Requestは、AP202で中継され、AP202からブロードキャストで送信される。
図2の例では、SINKデバイス203が11chを利用していると仮定する。すると、SINKデバイス203は、11chのProbe Reqest(B104)への応答としてSINKデバイス203を識別する識別情報であるSSID(図2の例ではSINKデバイス203の識別情報:SSID1)を付与したProbe Response(B105)を返す。SOURCEデバイス201は、SINKデバイス203からProbe Responseを受信すると、SINKデバイス203のSSID(SSID1)及び利用しているチャネル情報(11ch)を記憶する。このとき、SOURCEデバイス201は、送信したProbe Requestのチャネル情報を、SINKデバイス203が利用しているチャネル情報として取得する。
SOURCEデバイス201は、Wifi Directでの接続機器検索(走査)が終わると、実際に使用するTDLSでの接続機器検索(走査)を実行する。SOURCEデバイス201は、記憶したSSID(SSID1)とチャネル情報(11ch)を対象にユニキャストでTunneled Probe Request(B106)を送信する。具体的には、B106のTunneled Probe Requestは、TDLSの11ch上で、SSID1に対応するSINKデバイス203宛に送信される。SINKデバイス203は、11chを利用しているため、自身のSSIDを付与したProbe Response(B107)をSOURCEデバイス201に返す。チャネル上にデバイスが存在するため、SOURCEデバイス201は、他のデバイスが同チャネルに存在するかを判定するため、検索時間(待機時間)を1chあたり15msから40ms延長する。その後、SOURCEデバイス201は、11ch上でSSID1に対応したSINKデバイス203に対してTDLS接続要求(B108)を送信する。これにより、SOURCEデバイス201とSINKデバイス203との通信接続が可能となる。
このように、図2の例では、Wifi Directにより接続機器検索(走査)を行い、接続機器の識別情報及びチャネル情報(または、周波数情報)を取得し、取得した識別情報及びチャネル情報を利用してユニキャストでTDLSの接続機器検索を行う。ここで、Wifi Directのチャネル数は3個であり、SINKデバイスの識別情報及びチャネル情報を取得するために要する時間は短い。また、Wifi Direct上で利用しているチャネルをSINKデバイスが利用している場合は、ユニキャスト(図2の例では識別情報及びチャネル情報を利用)でSINKデバイスを指定して接続機器検索(走査)をするため、検索が1回で終了する。よって、全チャネルを走査する従来の方法と比較すると、TDLSでの検索時間は大幅に短くなる。
一例として、図1において各チャネルで接続機器検索時間の延長が発生した場合、全ての接続機器検索にかかる時間は、32ch*55ms=1760msである。図2の例では、TDLSの検索が一回で終了しているため、接続機器検索にかかる時間は55msである。従って、TDLSの全てのチャネルを接続機器検索する場合に比べて、本実施形態に係る接続機器検索は、時間を短縮することができる。なお、本実施形態では、Wifi Directにより接続対象機器の識別情報及びチャネル情報を取得しているが、TDLSよりも使用チャネル数が少ないプロトコルであれば、他のプロトコルを用いて接続対象機器の識別情報及びチャネル情報を取得してもよい。
図3は、本実施形態に係る接続機器検索の例(その2)を説明するシーケンス図である。図3の例では、図2と同様のSOURCEデバイス201、AP202、SINKデバイス203の間における本実施形態に係る接続機器検索に係る通信の例を説明する。又、図3の例では、SINKデバイス203が11chを利用していると仮定する。
すると、本実施形態に係る接続機器検索の例(その2)においても、図2のB101〜B105と同じ信号がSOURCEデバイス201とSINKデバイス203の間で送信される。その結果、SOURCEデバイス201は、SINKデバイス203のSSID(SSID1)及び利用しているチャネル情報(11ch)を記憶する。
SOURCEデバイス201は、記憶したSSID(SSID1)とチャネル情報(11ch)を対象にユニキャストでTunneled Probe Request(C106)を送信する。具体的には、C106のTunneled Probe Requestは、TDLSの11ch上で、SSID1に対応するSINKデバイス203にユニキャストで送信される。しかし、図3の例では、B105〜C106の通信の間にSINKデバイス203側で利用するチャネルが11chから140chに変更されたものとする。そのため、SINKデバイス203は、11ch上で送信されてきたC106のTunneled Probe Requestに対する応答を返さない。
SOURCEデバイス201が記憶していたチャネル上での接続機器検索で応答がなかったため、SOURCEデバイス201は、TDLSの1ch〜140chの間の32chの各々に対して順番に接続機器検索(走査)をする。TDLSの1ch〜140chの間の32chに対する接続機器検索(走査)では、SSID1に対応するSINKデバイス203を対象にユニキャストで行われる。そのため、Tunneled Probe Requestには、SSIDにSINKデバイス203を示すSSID1が格納されて送られる。
SINKデバイス203側で利用するチャネルが11chから140chに変更されているため、TDLSの140chにおけるTunneled Probe Request(C107)への応答として、SINKデバイス203は、Probe Response(C108)を返す。チャネル上にデバイスが存在するため、SOURCEデバイス201は、他のデバイスが同チャネルに存在するかを判定するため、検索時間(待機時間)を1chあたり15msから40ms延長する。その後、SOURCEデバイス201は、140ch上でSSID1に対応したSINKデバイス203に対してTDLS接続要求(C109)を送信する。これにより、SOURCEデバイス201とSINKデバイス203との通信接続が可能となる。
このように、図3の例では、Wifi Directにより接続機器検索(走査)を行い、接続機器の識別情報及びチャネル情報を取得し、取得した識別情報及びチャネル情報を利用してユニキャストでTDLSの接続機器検索を行う。そのため、Wifi Direct上で利用しているチャネルをSINKデバイスが利用している場合は、ユニキャスト(図3の例ではSSIDを使用)でSINKデバイスを指定して接続機器検索をするため、接続対象であるSINKデバイス203以外からの応答がなく、接続機器検索時間の延長がなされる回数は1度である。
図3に示す例では、SOURCEデバイス201は、SSID1で識別されるSINKデバイス203へユニキャストでリクエストを送信する。このため、SOURCEデバイス201は、他のSINKデバイスからレスポンスを受信することはない。すなわち、SINKデバイス203からSOURCEデバイス201へレスポンスが返送されるケース以外は、「延長」が実行されることはない。したがって、図1に示すシーケンスと比較して、TDLSの検索時間は短い。
一例として、図1において各チャネルで接続機器検索時間の延長が発生した場合、全ての接続機器検索にかかる時間は、32ch*55ms=1760msである。図3の例における接続機器検索にかかる時間は、31ch*15ms+55ms=520msである。このように、図1の例におけるTDLSの全てのチャネルを接続機器検索する場合に比べて、図3の例における接続機器検索は、時間を短縮することができる。なお、本実施形態では、Wifi Directにより接続対象機器の識別情報及びチャネル情報を取得しているが、TDLSよりも使用チャネル数が少ないプロトコルであれば、他のプロトコルを用いて接続対象機器の識別情報及びチャネル情報を取得してもよい。
図4は、本実施形態にかかるSOURCEデバイスの例を説明する図である。SOURCEデバイス201は、処理部301、3G/Long Term Evolution(LTE)無線部302、Wifi無線部303、オーディオ入出力部304、記憶部305、タッチセンサ部306、表示部307を備える。
3G/LTE無線部302は、本実施形態において、3GやLTEなどの通信規格を用いた無線通信に用いられる。Wifi無線部303は、本実施形態において、Wifiの通信規格を用いた無線通信に用いられる。Wifi無線部303は、図2や図3などにおける各種信号をAP202及びSINKデバイス203に送信する。
処理部301は、図2のB101〜B108や図3のB101〜B105、C106〜C109などの各種通信を制御する処理をする。具体的には、図2に示す例では、処理部301は、Wifi DirectによりSINKデバイス203の識別情報とチャネル情報を取得し、その後、取得した識別情報とチャネル情報を指定してSINKデバイス203を検索させる通信を制御する。又、図3に示す例では、処理部301は、図2の処理と同様に、取得した識別情報とチャネル情報を指定してSINKデバイス203を検索させた後、SINKデバイス203が検索できないため、SINKデバイス203の識別情報を指定して、TDLSの各チャネルを対象にSINKデバイス203を検索させる通信を制御する。
オーディオ入出力部304は、ユーザが電話機能を用いる際に音声の入出力を行える。記憶部305は、図2や図3のB105の通信のように、SINKデバイス203から取得した識別情報及び利用しているチャネル情報を記憶する。タッチセンサ部306は、ユーザがSOURCEデバイス201を操作する際に、操作内容を入力するタッチセンサである。表示部307は、ユーザに文字や画像などを表示する。
図5は、本実施形態にかかるSOURCEデバイスのハードウェア構成の例を説明する図である。SOURCEデバイス201は、通信モジュール11、メモリ12、プロセッサ13、ドライブ装置14、記憶媒体15、入出力装置16、バス17を備える。
プロセッサ13は、Central Processing Unit(CPU)などの任意の処理回路である。プロセッサ13は、処理部301として動作する。なお、プロセッサ13は、例えば、記憶媒体15に記憶されたプログラムを実行することができる。メモリ12は、記憶部305として動作し、SINKデバイス203の識別情報及び利用しているチャネル情報を記憶する。さらに、メモリ12は、プロセッサ13の動作により得られたデータや、プロセッサ13の処理に用いられるデータも、適宜、記憶する。
入出力装置16は、例えば、ボタン、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置であるタッチセンサ部306として実現される。又、入出力装置16は、ディスプレイなどの出力装置である表示部307として実現される。バス17は、通信モジュール11、メモリ12、プロセッサ13、ドライブ装置14、記憶媒体15、入出力装置16の間を相互にデータの受け渡しが行えるように接続する。ドライブ装置14は、記憶媒体15を動作させるために用いられ、記憶媒体15に格納されているプログラムやデータを、適宜、プロセッサ13へ提供する。
通信モジュール11は、他端末や他装置との通信を制御するモジュールである。本実施形態に係る通信モジュール11は、3G/LTE無線部302とWifi無線部303として動作する。通信モジュール11で送受信したデータは、適宜、プロセッサ13で処理される。
図6A〜図6Cは、本実施形態にかかるSOURCEデバイスの処理の例を説明するフローチャートである。処理部301は、ユーザの操作によりタッチセンサ部306よりWifiの設定がONにする入力を取得する(ステップS101)。処理部301は、ユーザの操作によりタッチセンサ部306よりWifi Directを有効にする設定を取得する(ステップS102)。Wifi無線部303は、SINKデバイス203からのビーコン信号を受信する(ステップS103)。処理部301は、SINKデバイス203がTDLSに対応している旨の情報がビーコン信号に含まれているかを判定する(ステップS104)。
SINKデバイス203がTDLSに対応している旨の情報がビーコン信号に含まれている場合(ステップS104でYES)、処理部301は、Wifi Direct内の1つのチャネルに対してProbe ReuestをWifi無線部303に送信させる(ステップS105)。処理部301は、1ch、6ch、11chの何れかのチャネルでSINKデバイス203からのProbe Responseを受信したか否かを判定する(ステップS106)。処理部301は、1ch、6ch、11chの何れかのチャネルでProbe Responseを受信するまで、処理をステップS105から繰り返す。1ch、6ch、11chの何れのチャネルでもSINKデバイス203からProbe Responseを受信しない場合(ステップS106でNO)、処理部301は、本実施形態に係るSOURCEデバイスの通信接続処理を終了する(ステップS107)。1ch、6ch、11chの何れかのチャネルでSINKデバイス203からProbe Responseを受信した場合(ステップS106でYES)、処理部301は、そのProbe ResponseからSINKデバイス203のSSIDを抽出する。また、処理部301は、Probe Responseに応じてSINKデバイス203が使用しているチャネルを検出し、チャネル情報を生成する。そして、処理部301は、SSIDおよびチャネル情報を記憶部305に記憶する(ステップS108)。
処理部301は、TDLSの各チャネルを走査する(ステップS109〜110)。すなわち、処理部301は、TDLS内の1つのチャネルに対してTunneled Probe ReuestをWifi無線部303に送信させる(ステップS109)。ステップS109の処理において、Wifi無線部303は、ステップS108で記憶したチャネル情報により識別されるチャネルを優先してTunneled Probe Reuestを送信する。このとき、Tunneled Probe Reuestは、記憶部305に記憶されているSSIDを指定してユニキャストで送信される。処理部301は、TDLSの全チャネル内の何れかのチャネルでSINKデバイス203からのTunneled Probe Responseを受信したか否かを判定する(ステップS110)。TDLSの何れかのチャネルでTunneled Probe Responseを受信するまで、処理部301は、処理をステップS109から繰り返す。
TDLSの全チャネル内の何れのチャネルでもSINKデバイス203からのTunneled Probe Responseを受信しない場合(ステップS110でNO)、処理部301は、本実施形態にかかるSOURCEデバイスの通信接続処理を終了する(ステップS111)。TDLSの全チャネル内の何れかのチャネルでSINKデバイス203からのTunneled Probe Responseを受信した場合(ステップS110でYES)、処理部301は、Wifi無線部303にTDLS接続要求をSINKデバイス203宛に送信させる(ステップS112)。ステップS112が終了すると、SOURCEデバイス201とSINKデバイス202間の通信接続が完了し、本実施形態にかかる通信接続処理は終了する。
SINKデバイス203がTDLSに対応している旨の情報がビーコン信号に含まれていない場合(ステップS104でNO)、処理部301は、Wifi Directの各チャネルを走査する(ステップS113〜114)。すなわち、処理部301は、Wifi Direct内の1つのチャネルに対してProbe ReuestをWifi無線部303に送信させる(ステップS113)。処理部301は、1ch、6ch、11chの何れかのチャネルでSINKデバイス203からのProbe Responseを受信したか否かを判定する(ステップS114)。1ch、6ch、11chの何れかのチャネルでProbe Responseを受信するまで、処理部301は、処理をステップS113から繰り返す。1ch、6ch、11chの何れのチャネルでもSINKデバイス203からProbe Responseを受信しない場合(ステップS114でNO)、処理部301は、本実施形態にかかるSOURCEデバイスの通信接続処理を終了する(ステップS115)。1ch、6ch、11chの何れかのチャネルでSINKデバイス203からProbe Responseを受信した場合(ステップS114でYES)、処理部301は、Wifi無線部303にWifi Directを用いた接続要求をSINKデバイス203宛に送信させる(ステップS116)。ステップS116が終了すると、SOURCEデバイス201とSINKデバイス202間の通信接続が完了し、本実施形態に係る通信接続処理は終了する。
図7Aと図7Bは、アクセスポイントにおける通信接続中継処理の例を説明するフローチャートである。AP202は、SINKデバイス203からのビーコン信号を配信する(ステップS201)。AP202は、周辺機器からProbe Requestの受信待ちをする(ステップS202)。AP202は、Probe Requestを受信したか否かを判定する(ステップS203)。
Probe Requestを受信した場合(ステップS203でYES)、AP202は、受信したProbe Requestがユニキャストパケットか否かを判定する(ステップS204)。受信したProbe Requestがユニキャストパケットである場合(ステップS204でYES)、AP202は、ユニキャストパケットをSINKデバイス203に送信する(ステップS205)。受信したProbe Requestがユニキャストパケットでない場合(ステップS204でNO)、AP202は、ブロードキャストパケットをSINKデバイス203に送信する(ステップS206)。ステップS205又はステップS206の処理が終了すると、AP202は。処理をステップS201から繰り返す。
Probe Requestを受信していない場合(ステップS203でNO)、AP202は、Probe Responseを受信したか否かを判定する(ステップS207)。Probe Responseを受信している場合(ステップS207でYES)、AP202は、Probe ResponseをSOURCEデバイス201に送信する(ステップS208)。Probe Responseを受信していない場合(ステップS207でNO)、又は、ステップS208の処理が終了すると、AP202は、ステップS201から処理を繰り返す。
このように、Wifi Directにより接続機器検索を行い、接続機器の識別情報及びチャネル情報を取得し、取得した識別情報及びチャネル情報を利用してユニキャストでTDLSの接続機器検索を行う。そのため、Wifi Direct上で利用しているチャネルをSINKデバイスが利用している場合は、ユニキャストでSINKデバイスを指定して接続機器検索をするため、検索時間を短縮することができる。
201 SOURCEデバイス
202 AP
203 SINKデバイス
301 処理部
302 3G/LTE無線部
303 Wifi無線部
304 オーディオ入出力部
305 記憶部
306 タッチセンサ部
307 表示部

Claims (5)

  1. 第1のプロトコルで情報機器と通信接続をする前に、
    前記第1のプロトコルより使用チャネル数の少ない第2のプロトコルのチャネルを走査することにより、前記情報機器を識別する識別情報を取得し、
    前記識別情報を用いて、前記第1のプロトコルのチャネルを走査することにより、前記識別情報により識別される前記情報機器を検索し、
    検索により得られた前記情報機器に前記第1のプロトコルで接続要求を送信する
    ことを特徴とする通信接続方法。
  2. 前記第2のプロトコルのチャネルを走査する処理により、前記情報機器が使用するチャネルを検出し、
    前記第1のプロトコルのチャネルを走査する処理において、検出したチャネルから走査を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信接続方法。
  3. 第1のプロトコルで情報機器と通信接続をする前に、
    前記第1のプロトコルより使用チャネル数の少ない第2のプロトコルのチャネルを走査することにより、前記情報機器を識別する識別情報を取得する処理部と、
    前記識別情報を用いて、前記第1のプロトコルのチャネルを走査することにより、前記識別情報により識別される前記情報機器を検索し、検索により得られた前記情報機器に前記第1のプロトコルで接続要求を送信する無線部と、
    を備えることを特徴とする通信接続装置。
  4. 携帯端末装置と情報機器の間の第1のプロトコルを利用した通信システムであって、
    前記情報機器は、
    前記第1のプロトコルより使用チャネル数の少ない第2のプロトコルを用いた接続機器検索要求を前記携帯端末装置から受信すると、前記情報機器を識別する識別情報を前記携帯端末装置に送信し、
    前記携帯端末装置は、
    前記識別情報を用いて、前記第1のプロトコルのチャネルを走査することにより、前記識別情報により識別される前記情報機器を検索し、検索により得られた前記情報機器に前記第1のプロトコルで接続要求を送信する
    ことを特徴とする通信システム。
  5. 第1のプロトコルで情報機器と通信接続をする前に、
    前記第1のプロトコルより使用チャネル数の少ない第2のプロトコルのチャネルを走査することにより、前記情報機器を識別する識別情報を取得し、
    前記識別情報を用いて、前記第1のプロトコルのチャネルを走査することにより、前記識別情報により識別される前記情報機器を検索し、
    検索により得られた前記情報機器に前記第1のプロトコルで接続要求を送信する
    ことを特徴とする通信接続プログラム。
JP2017016453A 2017-02-01 2017-02-01 通信接続方法、通信接続装置、通信システム及び通信接続プログラム Pending JP2018125705A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024124392A1 (en) * 2022-12-13 2024-06-20 Nokia Shanghai Bell Co., Ltd. Identification of wireless devices in tdls connection

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