JP2018123972A - 冷凍装置 - Google Patents

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育弘 岩田
古庄 和宏
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Abstract

【課題】冷媒回路に不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入された冷凍装置において、冷媒回路に設けられた四路切換弁の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことを抑えることができる冷凍装置を提供する。【解決手段】冷媒回路は、圧縮機、第1熱交換器、膨張機構及び第2熱交換器が接続されることで構成されている。冷媒回路は、圧縮機、第1熱交換器、膨張機構、第2熱交換器の順に冷媒を循環させる第1状態と、圧縮機、第2熱交換器、膨張機構、第1熱交換器の順に冷媒を循環させる第2状態と、を切り換える四路切換弁22を有する。四路切換弁22は、弁ケース44に対して弁体43を回転させることで第1状態と第2状態との切り換えを行うロータリ式四路切換弁である。【選択図】図3

Description

本発明は、冷凍装置に関する。
従来より、冷凍装置の冷媒回路に封入される冷媒として、オゾン層の破壊を防止するために、HFC−32(ジフルオロメタン)や、HFC−32及びHFC−125(ペンタフルオロエタン)の混合物からなるHFC−410A、等が使用されている。しかし、これらの冷媒は、GWP(地球温暖化係数)が大きいという問題がある。
これに対して、特許文献1(国際公開第2012/157764号)に示されたHFO−1123(1、1、2−トリフルオロエチレン)を含む冷媒は、オゾン層及び地球温暖化に対する影響が少ないことが知られている。そして、特許文献1では、このような冷媒を冷媒回路に封入して冷凍装置を構成することが示されている。
しかし、特許文献1に示された冷媒は、高圧、高温の条件下で何らかのエネルギーが付与されると、不均化反応(自己分解反応)を起こす性質を有している。そして、冷媒回路で冷媒が不均化反応を起こすと、急激な圧力上昇や急激な温度上昇が発生し、これにより、冷媒回路を構成する機器や配管が損傷して、冷媒や反応生成物が冷媒回路外に放出されるおそれがある。例えば、冷媒回路に冷媒の循環方向を切り換える四路切換弁を設けた冷凍装置では、四路切換弁の切り換え時に大きな衝撃が発生しやすく、この衝撃のエネルギーが冷媒に付与されることによって、冷媒が不均化反応を起こすおそれがある。
本発明の課題は、冷媒回路に不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入された冷凍装置において、四路切換弁の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことを抑えることにある。
第1の観点にかかる冷凍装置は、圧縮機、第1熱交換器、膨張機構及び第2熱交換器が接続されることによって構成された冷媒回路を有しており、冷媒回路に不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入されている。冷媒回路は、圧縮機、第1熱交換器、膨張機構、第2熱交換器の順に冷媒を循環させる第1状態と、圧縮機、第2熱交換器、膨張機構、第1熱交換器の順に冷媒を循環させる第2状態と、を切り換える四路切換弁をさらに有している。そして、ここでは、四路切換弁が、弁ケースに対して弁体を回転させることによって第1状態と第2状態との切り換えを行うように構成されたロータリ式四路切換弁である。
四路切換弁として、弁体のピストン部を冷媒の圧力差を利用してシリンダ形状の弁ケース内をスライドさせることによって第1状態と前記第2状態との切り換えを行う差圧式四路切換弁を使用すると、四路切換弁の切り換え時に、弁体が弁ケースにぶつかることで大きな衝撃が発生するおそれがある。このため、冷媒回路に不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入された冷凍装置において、四路切換弁として差圧式四路切換弁を使用すると、弁ケースに対して弁体を移動させる際に発生する大きな衝撃のエネルギーが冷媒に付与されることによって、冷媒が不均化反応を起こすおそれがある。
これに対して、ここでは、上記のように、四路切換弁としてロータリ式四路切換弁を使用しており、弁ケースに対して弁体を回転させることによって第1状態と第2状態との切り換えが行われるようにしている。このため、ここでは、差圧式四路切換弁を使用する場合とは異なり、弁体が弁ケースにぶつかることがなくなり、差圧式四路切換弁を使用する場合に比べて、弁ケースに対して弁体を移動させる際に発生する衝撃を小さくすることができる。
これにより、ここでは、四路切換弁の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことを抑えることができる。
第2の観点にかかる冷凍装置は、第1の観点にかかる冷凍装置において、弁体のうち弁体の回転に伴って弁ケースに摺動する部分、及び/又は、弁ケースのうち弁体の回転に伴って弁体に摺動する部分が、導電性樹脂によって形成されている。
弁体と弁ケースとが摺動する部分は、シール性が要求されることから、樹脂によって形成されることが好ましい。
しかし、弁体と弁ケースとが摺動する部分を樹脂によって形成すると、この部分が帯電しやすくなり、四路切換弁の切り換え時に、火花が発生するおそれがある。火花が発生すると、そのエネルギーが冷媒に付与されることによって、冷媒が不均化反応を起こすおそれがある。
そこで、ここでは、上記のように、弁体と弁ケースとが摺動する部分を導電性樹脂によって形成するようにしている。ここで、導電性樹脂としては、金属繊維やカーボン繊維等の導電性素材を含有した樹脂を使用することができる。このため、ここでは、弁体と弁ケースとが摺動する部分が帯電しにくくなり、四路切換弁の切り換え時に、火花が発生するおそれを小さくすることができる。
これにより、ここでは、四路切換弁の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことをさらに抑えることができる。
第3の観点にかかる冷凍装置は、第1又は第2の観点にかかる冷凍装置において、四路切換弁が、弁体を駆動する弁モータと、弁モータと弁体とを連結する減速ギアと、をさらに有している。
第4の観点にかかる冷凍装置は、第3の観点にかかる冷凍装置において、冷媒回路の動作を制御する制御部をさらに有しており、制御部が、第1状態と第2状態との切り換えを行う際に、弁モータの回転数を制御する。
ここでは、減速ギアによって弁モータの回転を減速して弁体に伝えることができるため、弁体をゆっくりと回転させることができる。また、このとき、制御部が弁モータの回転速度を制御することによって、弁体をゆっくりと回転させることができる。
これにより、ここでは、弁ケースに対して弁体を移動させる際に発生する衝撃を確実に小さくすることができる。
第5の観点にかかる冷凍装置は、第1〜第4の観点のいずれかにかかる冷凍装置において、冷媒が、HFO−1123を含んでいる。
HFO−1123は、不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素の一種であり、沸点等がHFC−32やHFC−410Aに近い性質を有している。このため、HFO−1123を含む冷媒は、HFC−32やHFC−410Aの代替冷媒として使用することができる。
このように、ここでは、HFO−1123を含む冷媒を、HFC−32やHFC−410Aの代替冷媒として使用するとともに、四路切換弁の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことを抑えることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、四路切換弁の切り換え時に、弁ケースに対して弁体を移動させる際に発生する衝撃を小さくすることができるため、冷媒が不均化反応を起こすことを抑えることができる。
本発明の一実施形態にかかる冷凍装置としての空気調和装置の概略構成図である。 四路切換弁の正面図である。 図2のI−I断面図(第1状態の場合)である。 図2のI−I断面図(第2状態の場合)である。 変形例2にかかる四路切換弁を示す図(図3に対応する図)である。
以下、本発明にかかる冷凍装置の実施形態について、図面に基づいて説明する。尚、本発明にかかる冷凍装置の実施形態の具体的な構成は、下記の実施形態及びその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)基本構成
図1は、本発明の一実施形態にかかる冷凍装置としての空気調和装置1の概略構成図である。
<全体>
空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房や暖房を行うことが可能な装置である。空気調和装置1は、主として、室外ユニット2と、室内ユニット3と、室外ユニット2と室内ユニット3を接続する液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5と、室外ユニット2及び室内ユニット3の構成機器を制御する制御部19と、を有している。そして、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路10は、室外ユニット2と、室内ユニット3と、が冷媒連絡管4、5を介して接続されることによって構成されている。
<室内ユニット>
室内ユニット3は、室内や天井裏に設置されており、冷媒回路10の一部を構成している。室内ユニット3は、主として、第2熱交換器としての室内熱交換器31と、室内ファン32と、を有している。
室内熱交換器31は、液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5を通じて室外ユニット2とやりとりされる冷媒と室内空気との熱交換を行う熱交換器である。室内熱交換器31の液側は、液冷媒連絡管4に接続されており、室内熱交換器31のガス側は、ガス冷媒連絡管5に接続されている。
室内ファン32は、室内空気を室内熱交換器31に送るファンである。室内ファン32は、室内ファン用モータ32aによって駆動される。
<室外ユニット>
室外ユニット2は、室外に設置されており、冷媒回路10の一部を構成している。室外ユニット2は、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、第1熱交換器としての室外熱交換器23と、膨張機構としての膨張弁24と、室外ファン25と、を有している。
圧縮機21は、冷媒を圧縮するための機器であり、例えば、容積式の圧縮要素(図示せず)が圧縮機用モータ21aによって回転駆動される圧縮機が使用される。圧縮機21の吸入側には、吸入管11が接続されており、圧縮機21の吐出側には、吐出管12が接続されている。
室外熱交換器23は、液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5を通じて室内ユニット3とやりとりされる冷媒と室外空気との熱交換を行う熱交換器である。室外熱交換器23の液側には、液冷媒管15に接続されており、室外熱交換器23のガス側は、第1ガス冷媒管13に接続されている。液冷媒管15は、液冷媒連絡管4に接続されている。
膨張弁24は、冷媒を減圧する電動弁であり、液冷媒管15に設けられている。尚、膨張機構は、膨張弁24に限定されるものではなく、膨張機構として、膨張弁24に代えて、キャピラリチューブや膨張機を使用してもよい。
室外ファン25は、室外空気を室外熱交換器23に送るファンである。室外ファン25は、室外ファン用モータ25aによって駆動される。
四路切換弁22は、冷媒回路10における冷媒の循環方向を切り換える切換弁であり、第1状態(図1の四路切換弁22の実線を参照)と第2状態(図1の四路切換弁22の破線を参照)とを切り換えることができるようになっている。ここで、四路切換弁22は、4つのポート22a、22b、22c、22dを有している。第1ポート22aは、吐出管12を介して圧縮機21の吐出側に接続されている。第2ポート22bは、第1ガス冷媒管13を介して室外熱交換器23のガス側に接続されている。第3ポート22cは、吸入管11を介して圧縮機21の吸入側に接続されている。第4ポート22dは、第2ガス冷媒管14を介してガス冷媒連絡管5に接続されている。ここで、第1状態とは、第1ポート22aと第2ポート22bとを連通させ、かつ、第3ポート22cと第4ポート22dとを連通させることによって、圧縮機21、第1熱交換器としての室外熱交換器23、膨張機構としての膨張弁24、第2熱交換器としての室内熱交換器31の順に冷媒を循環させる切換状態である。また、第2状態とは、第1ポート22aと第4ポート22dとを連通させ、かつ、第2ポート22bと第3ポート22cとを連通させることによって、圧縮機21、第2熱交換器としての室内熱交換器31、膨張機構としての膨張弁24、第1熱交換器としての室外熱交換器23の順に冷媒を循環させる切り換え状態である。
<冷媒連絡管>
冷媒連絡管4、5は、空気調和装置1を建物等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管である。
<制御部>
制御部19は、室外ユニット2や室内ユニット3に設けられた制御基板等(図示せず)が通信接続されることによって構成されている。尚、図1においては、便宜上、室外ユニット2や室内ユニット3とは離れた位置に図示している。制御部19は、空気調和装置1(ここでは、室外ユニット2や室内ユニット3)の構成機器21、22、24、25、31、32の制御、すなわち、空気調和装置1全体の運転制御を行うようになっている。
<冷媒回路に封入される冷媒>
冷媒回路10には、不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入されている。このような冷媒として、オゾン層及び地球温暖化への影響がともに少なく、OHラジカルによって分解されやすい炭素−炭素二重結合を有するエチレン系のフッ化炭化水素(ヒドロフルオロオレフィン)がある。そして、ここでは、ヒドロフルオロオレフィン(HFO)の中でも、沸点等がHFC−32やHFC−410Aに近い性質を有しており、優れた性能を有するHFO−1123を含む冷媒が採用されている。このため、HFO−1123を含む冷媒は、HFC−32やHFC−410Aの代替冷媒として使用することができるものである。
例えば、HFO−1123を含む冷媒として、HFO−1123単独、又は、HFO−1123と他の冷媒との混合物が使用される。そして、HFO−1123と他の冷媒との混合物としては、HFO−1123とHFC−32との混合物がある。ここで、HFO−1123とHFC−32の組成(wt%)は、40:60である。また、HFO−1123、HFC−32及びHFO−1234yf(2、3、3、3−テトラフルオロプロペン)の混合物がある。ここで、HFO−1123、HFC−32及びHFO−1234yfの組成(wt%)は、40:44:16である。
このようなHFO−1123を含む冷媒では、性能を向上させる成分としてHFCの一種であるHFC−32が混合されているが、オゾン層及び地球温暖化への影響ができるだけ少なくなるように、炭素数が5以下のHFCとすることが好ましい。具体的には、HFC−32の他、ジフルオロエタン、トリフルオロエタン、テトラフルオロエタン、HFC−125、ペンタフルオロプロパン、ヘキサフルオロプロパン、ヘプタフルオロプロパン、ペンタフルオロブタン、ヘプタフルオロブタン等がある。これらの中でオゾン層及び地球温暖化への影響がともに少なくできるものとしては、HFC−32、1、1−ジフルオロエタン(HFC−152a)、1、1、2、2−テトラフルオロエタン(HFC−134)、及び、1、1、1、2−テトラフルオロエタン(HFC−134a)がある。尚、HFO−1123への混合に際しては、これらのHFCを1種類だけ混合させてもよいし、2種類以上を混合させてもよい。また、HFO−1123に混合させる冷媒としては、分子中のハロゲンの割合が多く、燃焼性が抑えられたヒドロクロロフルオロオレフィン(HCFO)を混合させてもよい。具体的には、1−クロロ−2、3、3、3−テトラフルオロプロペン(HCFO−1224yd)、1−クロロ−2、2−ジフルオロエチレン(HCFO−1122)、1、2−ジクロロフルオロエチレン(HCFO−1121)、1−クロロ−2−フルオロエチレン(HCFO−1131)、2−クロロ−3、3、3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233xf)、及び、1−クロロ−3、3、3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd)がある。これらの中で優れた性能を有するものとしては、HCFO−1224ydがあり、また、高い臨界温度、耐久性及び成績係数が優れたものとしては、HCFO−1233zdがある。尚、HFO−1123への混合に際しては、これらのHCFOやHCFCを1種類だけ混合させてもよいし、2種類以上を混合させてもよい。さらに、HFO−1123に混合させる冷媒として、他の炭化水素やCFOなどを使用してもよい。
また、不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素は、HFO−1123に限定されるものではなく、他のHFOであってもよい。例えば、3、3、3−トリフルオロプロペン(HFO−1243zf)、1、3、3、3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze)、2−フルオロプロペン(HFO−1261yf)、HFO−1234yf、1、1、2−トリフルオロプロペン(HFO−1243yc)、1、2、3、3、3−ペンタフルオロプロペン(HFO−1225ye)、トランス−1、3、3、3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze(E))、及び、シス−1、3、3、3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze(Z))のうち、不均化反応を起こす性質を有するエチレン系のフッ化炭化水素を使用してもよい。また、不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素として、炭素−炭素二重結合を有するエチレン系のフッ化炭化水素ではなく、炭素−炭素三重結合を有するアセチレン系のフッ化炭化水素であって不均化反応を起こす性質を有するものを使用してもよい。
(2)基本動作
空気調和装置1では、基本動作として、冷房運転及び暖房運転が行われる。また、暖房運転時においては、室外熱交換器23に付着した霜を融解させるための除霜運転が行われる。尚、冷房運転及び暖房運転、除霜運転は、制御部19によって行われる。
<冷房運転>
冷房運転時は、四路切換弁22が第1状態(図1の実線で示される状態)に切り換えられることで、冷媒回路10が、圧縮機21、第1熱交換器としての室外熱交換器23、膨張機構としての膨張弁24、第2熱交換器としての室内熱交換器31の順に冷媒を循環させる状態になる。すなわち、冷媒回路10における冷媒の流れ方向が、室外熱交換器23が冷媒の放熱器として機能し、かつ、室内熱交換器31が冷媒の蒸発器として機能するように切り換えられる。
冷媒回路10において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機21から吐出された高圧のガス冷媒は、四路切換弁22を通じて、室外熱交換器23に送られる。室外熱交換器23に送られた高圧のガス冷媒は、室外熱交換器23において、室外ファン25によって冷却源として供給される室外空気と熱交換を行って放熱して、高圧の液冷媒になる。室外熱交換器23において放熱した高圧の液冷媒は、膨張弁24に送られる。膨張弁24に送られた高圧の液冷媒は、膨張弁24によって冷凍サイクルの低圧まで減圧されて、低圧の気液二相状態の冷媒になる。膨張弁24で減圧された低圧の気液二相状態の冷媒は、液冷媒連絡管4を通じて、室内熱交換器31に送られる。室内熱交換器31に送られた低圧の気液二相状態の冷媒は、室内熱交換器31において、室内ファン32によって加熱源として供給される室内空気と熱交換を行って蒸発する。これにより、室内空気は冷却され、その後に、室内に供給されることで室内の冷房が行われる。室内熱交換器31において蒸発した低圧のガス冷媒は、ガス冷媒連絡管5及び四路切換弁22を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
<暖房運転>
暖房運転時は、四路切換弁22が第2状態(図1の破線で示される状態)に切り換えられることで、冷媒回路10が、圧縮機21、第2熱交換器としての室内熱交換器31、膨張機構としての膨張弁24、第1熱交換器としての室外熱交換器23の順に冷媒を循環させる状態になる。すなわち、冷媒回路10における冷媒の流れ方向が、室内熱交換器31が冷媒の放熱器として機能し、かつ、室外熱交換器23が冷媒の蒸発器として機能するように切り換えられる。
冷媒回路10において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機21から吐出された高圧のガス冷媒は、四路切換弁22及びガス冷媒連絡管5を通じて、室内熱交換器31に送られる。室内熱交換器31に送られた高圧のガス冷媒は、室内熱交換器31において、室内ファン32によって冷却源として供給される室内空気と熱交換を行って放熱して、高圧の液冷媒になる。これにより、室内空気は加熱され、その後に、室内に供給されることで室内の暖房が行われる。室内熱交換器31で放熱した高圧の液冷媒は、液冷媒連絡管4を通じて、膨張弁24に送られる。膨張弁24に送られた高圧の液冷媒は、膨張弁24によって冷凍サイクルの低圧まで減圧されて、低圧の気液二相状態の冷媒になる。膨張弁24で減圧された低圧の気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器23に送られる。室外熱交換器23に送られた低圧の気液二相状態の冷媒は、室外熱交換器23において、室外ファン25によって加熱源として供給される室外空気と熱交換を行って蒸発して、低圧のガス冷媒になる。室外熱交換器23で蒸発した低圧の冷媒は、四路切換弁22を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
<除霜運転>
上記の暖房運転時において、室外熱交換器23における冷媒の温度が所定温度よりも低くなる等によって室外熱交換器23における着霜が検知された場合、すなわち、室外熱交換器23の除霜運転を開始する条件に達した場合には、室外熱交換器23に付着した霜を融解させる除霜運転を行う。
ここでは、除霜運転として、冷房運転時と同様に、四路切換弁22を第1状態(図1の実線で示される状態)に切り換えることで、室外熱交換器23を冷媒の放熱器として機能させる逆サイクル除霜運転が行われる。これにより、室外熱交換器23に付着した霜を融解させることができる。この除霜運転は、除霜運転前における暖房運転の状態等を考慮して設定された除霜運転時間が経過するまで行われ、その後、暖房運転に復帰する。尚、除霜運転時の冷媒回路10における冷媒の流れは、冷房運転と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(3)冷媒の不均化反応への対策(衝撃の発生を抑えるための四路切換弁の構造)
上記のような不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒は、高圧、高温の条件下で何らかのエネルギーが付与されると、不均化反応を起こすおそれがある。そして、冷媒回路10で冷媒が不均化反応を起こすと、急激な圧力上昇や急激な温度上昇が発生し、これにより、冷媒回路10を構成する機器や配管が損傷して、冷媒や反応生成物が冷媒回路10外に放出されるおそれがある。
ここで、冷媒回路10には、冷媒の循環方向を切り換える四路切換弁22が設けられているが、この四路切換弁22として、弁体のピストン部を冷媒の圧力差を利用してシリンダ形状の弁ケース内をスライドさせることによって第1状態と前記第2状態との切り換えを行う差圧式四路切換弁を使用すると、四路切換弁22の切り換え時に、弁体が弁ケースにぶつかることで大きな衝撃が発生するおそれがある。このため、四路切換弁22として差圧式四路切換弁を使用すると、弁ケースに対して弁体を移動させる際に発生する大きな衝撃のエネルギーが冷媒に付与されることによって、冷媒が不均化反応を起こすおそれがある。特に、暖房運転から除霜運転に切り換える際には、冷凍サイクルの高圧と低圧との差圧が大きい状況で、四路切換弁22を第2状態から第1状態に切り換えることになるため、さらに衝撃が大きくなる傾向がある。
そこで、ここでは、以下に説明するように、四路切換弁22として、弁ケースに対して弁体を回転させることによって第1状態と第2状態との切り換えを行うように構成されたロータリ式四路切換弁を使用するようにしている。
<四路切換弁の構造>
次に、ロータリ式四路切換弁からなる四路切換弁22の例について、図2〜4を用いて説明する。ここで、図2は、四路切換弁22の正面図である。図3は、図2のI−I断面図(第1状態の場合)である。図4は、図2のI−I断面図(第2状態の場合)である。
四路切換弁22は、主として、弁モータ41と、減速ギア42と、弁体43と、弁ケース44と、を有している。減速ギア42及び弁体43は、弁ケース44に収容されている。弁モータ41は、弁ケース44の上端側に設けられている。
弁モータ41は、弁体43を駆動するモータであり、駆動軸41aが連結されている。駆動軸41aは、減速ギア42に連結されている。減速ギア42は、弁モータ41と弁体43とを連結しており、弁モータ41の回転を減速して弁体43に伝える機構である。減速ギア41は、ピニオンやギアが噛み合わされることによって構成されている。減速ギア42の出力軸42aは、弁体43に連結されている。
弁ケース44は、内部が中空の円柱形状の部品であり、その上部空間S1に減速ギア42が収容され、その下部空間S2に弁体43が収容されている。弁ケース44の上部空間S1と下部空間S2とは、仕切板45によって区分されている。弁ケース44の外周部のうち下部空間S2に面する部分には、弁ケース44を貫通する孔からなる4つのポート22a、22b、22c、22dが周方向に並んで形成されている。
弁体43は、上端が減速ギア42の出力軸42aに連結された略円柱形状の部品であり、弁ケース44の下部空間S2を区画する仕切板45の下面45a、弁ケース44の内周面44a及び弁ケース44の下端上面44bに接している。弁体43の外周部には、弁体43の中央に向かって凹んだ4つの凹み部43a、43b、43c、43dが周方向に並んで形成されている。そして、弁体43には、第1凹み部43aと第3凹み部43cとを連通させる第1連通路43eと、第2凹み部43bと第4凹み部43dとを連通させる第2連通路43fと、が形成されている。第1連通路43eと第2連通路43fとは、上下方向にずらして配置されている。
このような構造を有する四路切換弁22では、弁モータ41によって弁体43を弁ケース44に対して回転させることによって、四路切換弁22の第1状態と第2状態との切り換えが行われる。ここで、弁モータ41の制御は、制御部19によって行われる。第1状態に切り換える場合には、図3に示すように、制御部19は、第1凹み部43aが第1ポート22a及び第2ポート22bに面する周方向位置に、かつ、第2凹み部43bが第4ポート22dに面する位置に、かつ、第3凹み部43cが第3ポート22cに面する位置になるように、弁体43を回転させる。すると、第1ポート22aと第2ポート22bとが第1凹み部43aを通じて連通し、第3ポート22cと第4ポート22dとが第2凹み部43b、第2連通路43f及び第3凹み部43cを通じて連通することになり、これにより、四路切換弁22は、第1状態に切り換えられる。第2状態に切り換える場合には、図4に示すように、制御部19は、第1凹み部43aが第1ポート22aに面する周方向位置に、かつ、第2凹み部43bが第2ポート22bに面する位置に、かつ、第3凹み部43cが第3ポート22cに面する位置に、かつ、第4凹み部43dが第4ポート22dに面する位置になるように、弁体43を回転させる。すると、第1ポート22aと第4ポート22dとが第1凹み部43a、第1連通路43e及び第4凹み部43dを通じて連通し、第2ポート22bと第3ポート22cとが第2凹み部43b、第2連通路43f及び第3凹み部43cを通じて連通することになり、これにより、四路切換弁22は、第2状態に切り換えられる。
尚、上記に説明した四路切換弁22は、ロータリ式四路切換弁の一例であって、これに限定されるものではなく、弁ケース44に対して弁体43を回転させることによって第1状態と第2状態との切り換えを行うように構成されたものであれば、四路切換弁22として使用することが可能である。
<特徴>
上記のように、本実施形態では、不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入された冷媒回路10を有する空気調和装置1において、四路切換弁22としてロータリ式四路切換弁を使用しており、弁ケース44に対して弁体43を回転させることによって第1状態と第2状態との切り換えが行われるようにしている。このため、ここでは、差圧式四路切換弁を使用する場合とは異なり、弁体43が弁ケース44にぶつかることがなくなり、差圧式四路切換弁を使用する場合に比べて、弁ケース44に対して弁体43を移動させる際に発生する衝撃を小さくすることができる。
これにより、ここでは、四路切換弁22の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことを抑えることができる。
また、ここでは、減速ギア42によって弁モータ41の回転を減速して弁体43に伝えるようにしているため、弁体43をゆっくりと回転させることができる。
これにより、ここでは、弁ケース44に対して弁体43を移動させる際に発生する衝撃を確実に小さくすることができる。
また、不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒として、HFO−1123を含む冷媒を使用すれば、HFC−32やHFC−410Aの代替冷媒とすることができるとともに、四路切換弁22の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことを抑えることができる。
(4)変形例1
上記実施形態において、制御部19が、四路切換弁22の第1状態と第2状態との切り換えを行う際に、弁モータ41の回転数を制御するようにしてもよい。これにより、弁体41をさらにゆっくりと回転させることができ、弁ケース44に対して弁体43を移動させる際に発生する衝撃をさらに小さくすることができる。例えば、圧縮機21の吐出圧力(冷凍サイクルの高圧)及び吸入圧力(冷凍サイクルの低圧)を測定し、その差圧の大きさに応じて、制御部19が、弁モータ41の回転数を制御してもよい。すなわち、冷凍サイクルの高圧と低圧との差圧が大きいほど、制御部19が弁モータ41の回転数を小さくなるように制御するのである。
(5)変形例2
ロータリ式四路切換弁からなる四路切換弁22では、弁体43の外周面やそれに対向する弁ケース44の内周面のような弁体43と弁ケース44とが摺動する部分には、シール性が要求されることから、樹脂によって形成されることが好ましい。
しかし、弁体43と弁ケース44とが摺動する部分を樹脂によって形成すると、この部分が帯電しやすくなり、四路切換弁22の切り換え時に、火花が発生するおそれがある。火花が発生すると、そのエネルギーが冷媒に付与されることによって、冷媒が不均化反応を起こすおそれがある。
そこで、ここでは、弁体43と弁ケース44とが摺動する部分を導電性樹脂によって形成するようにしている。例えば、図5に示すように、弁体43のうち弁体43の回転に伴って弁ケース44に摺動する部分(例えば、弁体43の外周部分43g)を導電性樹脂によって形成してもよい。また、ここでは、図示しないが、弁体43全体を導電性樹脂によって形成してもよい。また、弁体43を導電性樹脂によって形成する代わりに、あるいは、弁体43を導電性樹脂によって形成するとともに、弁ケース44のうち弁体43の回転に伴って弁体43に摺動する部分(例えば、弁ケース44の内周面)を導電性樹脂によって形成してもよい。ここで、導電性樹脂としては、金属繊維やカーボン繊維等の導電性素材を含有した樹脂を使用することができる。
そうすると、弁体43と弁ケース33とが摺動する部分が帯電しにくくなり、四路切換弁22の切り換え時に、火花が発生するおそれを小さくすることができる。
これにより、ここでは、四路切換弁22の切り換え時に、冷媒が不均化反応を起こすことをさらに抑えることができる。
(3)変形例3
上記実施形態及び変形例1、2では、1つの室外ユニット2に1つの室内ユニット3が接続されることによって構成された冷媒回路10を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、室外ユニットに複数の室内ユニットが接続されたもの等の他の構成であっても、本発明を適用可能である。また、上記実施形態及び変形例1、2では、膨張機構としての膨張弁24が室外ユニット2に設けられた例を挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、膨張機構が室内ユニット等の他のユニットに設けられた構成であっても、本発明を適用可能である。また、上記実施形態及び変形例1、2では、第1熱交換器や第2熱交換器として空気を冷却源や加熱源とする熱交換器を使用した冷媒回路10を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、第1熱交換器や第2熱交換器として水やブラインを冷却源や加熱源とする熱交換器を使用したもの等の他の構成であっても、本発明を適用可能である。
本発明は、冷媒回路に不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入された冷凍装置に対して、広く適用可能である。
1 空気調和装置(冷凍装置)
10 冷媒回路
19 制御部
21 圧縮機
22 四路切換弁(ロータリ式四路切換弁)
23 室外熱交換器(第1熱交換器)
24 膨張弁(膨張機構)
31 室内熱交換器(第2熱交換器)
41 弁モータ
42 減速ギア
43 弁体
44 弁ケース
国際公開第2012/157764号

Claims (5)

  1. 圧縮機(21)、第1熱交換器(23)、膨張機構(24)及び第2熱交換器(31)が接続されることによって構成された冷媒回路(10)を有しており、前記冷媒回路に不均化反応を起こす性質のフッ化炭化水素を含む冷媒が封入された冷凍装置において、
    前記冷媒回路は、前記圧縮機、前記第1熱交換器、前記膨張機構、前記第2熱交換器の順に前記冷媒を循環させる第1状態と、前記圧縮機、前記第2熱交換器、前記膨張機構、前記第1熱交換器の順に前記冷媒を循環させる第2状態と、を切り換える四路切換弁(22)をさらに有しており、
    前記四路切換弁は、弁ケース(44)に対して弁体(43)を回転させることによって前記第1状態と前記第2状態との切り換えを行うように構成されたロータリ式四路切換弁である、
    冷凍装置(1)。
  2. 前記弁体のうち前記弁体の回転に伴って前記弁ケースに摺動する部分、及び/又は、前記弁ケースのうち前記弁体の回転に伴って前記弁体に摺動する部分は、導電性樹脂によって形成されている、
    請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記四路切換弁は、前記弁体を駆動する弁モータ(41)と、前記弁モータと前記弁体とを連結する減速ギア(42)と、をさらに有している、
    請求項1又は2に記載の冷凍装置。
  4. 前記冷媒回路の動作を制御する制御部(19)をさらに有しており、
    前記制御部は、前記第1状態と前記第2状態との切り換えを行う際に、前記弁モータの回転数を制御する、
    請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記冷媒は、HFO−1123を含んでいる、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷凍装置。
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