JP2018123955A - bearing - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、支持対象の荷重を支持する軸受に関し、特に、サスペンションに加わる車体の荷重を支持する軸受に関する。 The present invention relates to a bearing that supports a load to be supported, and more particularly, to a bearing that supports a load of a vehicle body applied to a suspension.
自動車の前輪に用いられるストラット式サスペンション(マクファーソンストラット)は、ピストンロッドおよび油圧式ショックアブソーバを備えたストラットアッセンブリに、コイルスプリングを組み合わせた構造を有しており、ステアリング操作によってストラットアッセンブリがコイルスプリングとともに回動する。このため、ストラットアッセンブリの円滑な回動を許容しつつ、ストラット式サスペンションに加わる自動車の荷重を支持するべく、通常、車体へのストラットアッセンブリの取付機構であるアッパーマウントとコイルスプリングの上端部のばね座であるアッパースプリングシートとの間に、軸受が配置されている。 The strut suspension (MacPherson strut) used for the front wheels of automobiles has a structure in which a coil spring is combined with a strut assembly equipped with a piston rod and a hydraulic shock absorber. Rotate. For this reason, in order to support the load of the vehicle applied to the strut suspension while allowing the strut assembly to rotate smoothly, the upper mount and the spring at the upper end of the coil spring, which are usually attachment mechanisms for the strut assembly to the vehicle body A bearing is disposed between the seat and the upper spring seat.
例えば、特許文献1には、ストラット式サスペンション用の軸受として、合成樹脂製の滑り軸受が開示されている。この滑り軸受は、アッパーマウント側に取り付けられるアッパーケースと、アッパースプリングシート側に取り付けられ、アッパーケースに回動自在に組み合わされるロワーケースと、アッパーケースとロワーケースとの間に介在して、アッパーケースおよびロワーケース間の円滑な回動を可能とする環状のセンタープレートと、を備えており、センタープレートがアッパーケースに加わる荷重をアッパーケースに対して摺動可能に支持することにより、ストラットアッセンブリの円滑な回動を許容しつつ、ストラット式サスペンションに加わる自動車の荷重を支持する。
For example,
ところで、ストラット式サスペンションには、タイヤを介して路面から様々な振動が伝わってくる。このうち、走行中に発生する微細な振動(いわゆるロードノイズ)は、ストラット式サスペンションの油圧式ショックアブソーバで減衰されずに、ストラット式サスペンションを介して車体に伝わって、搭乗者がこの振動を不快に感ずることがある。さらに、この振動に起因した異音が発生し、この異音を搭乗者が不快に感ずることもある。 By the way, various vibrations are transmitted to the strut suspension from the road surface through the tire. Of these, minute vibrations (so-called road noise) generated during driving are not damped by the hydraulic shock absorbers of the strut suspension, but are transmitted to the vehicle body via the strut suspension, causing the passengers to feel this vibration. You may feel it. Furthermore, an abnormal noise due to the vibration is generated, and the passenger may feel uncomfortable.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、支持対象に伝わる振動を低減することができる軸受を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the said situation, The objective is to provide the bearing which can reduce the vibration transmitted to a support target.
上記課題を解決するために、本発明の軸受では、支持対象の荷重が加わる方向に厚みを有する減衰材を設けた。 In order to solve the above problems, the bearing according to the present invention is provided with a damping material having a thickness in a direction in which a load to be supported is applied.
例えば、本発明は、
支持対象の荷重を支持する軸受であって、
前記支持対象の荷重を受けるアッパーケースと、
前記アッパーケースに回動自在に組み合わされたロワーケースと、
前記支持対象の荷重が加わる方向に厚みを有する減衰材と、を備えている。
For example, the present invention
A bearing that supports the load to be supported,
An upper case that receives the load of the support object;
A lower case rotatably combined with the upper case;
And a damping material having a thickness in a direction in which the load to be supported is applied.
ここで、前記軸受は、
サスペンションに加わる車体の荷重を支持するものであり、
前記アッパーケースは、前記サスペンションの前記車体への取付機構であるアッパーマウントに取り付けられ、
前記ロワーケースは、前記サスペンションのコイルスプリングの上端部のばね座であるアッパースプリングシートに取り付けられるものでもよい。
Here, the bearing is
It supports the load of the vehicle body applied to the suspension,
The upper case is attached to an upper mount which is a mechanism for attaching the suspension to the vehicle body,
The lower case may be attached to an upper spring seat that is a spring seat of an upper end portion of the coil spring of the suspension.
本発明によれば、支持対象の荷重が加わる方向に厚みを有する減衰材を設けているので、この減衰材により支持対象に伝わる振動を減衰させることができる。特に、軸受がサスペンションに加わる車体の荷重を支持するものである場合、サスペンションを介して路面から車体に伝わる微細な振動を減衰させることができる。 According to the present invention, since the damping material having the thickness is provided in the direction in which the load of the support target is applied, the vibration transmitted to the support target can be attenuated by this damping material. In particular, when the bearing supports the load of the vehicle body applied to the suspension, fine vibrations transmitted from the road surface to the vehicle body via the suspension can be attenuated.
以下、本発明の一実施の形態について説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described.
図1(A)、図1(B)および図1(C)は、本発明の一実施の形態に係る滑り軸受1の平面図、底面図および正面図であり、図1(D)は、図1(A)に示す滑り軸受1のA−A断面図である。また、図2は、図1(D)に示す滑り軸受1のA部拡大図である。 1A, FIG. 1B, and FIG. 1C are a plan view, a bottom view, and a front view of a plain bearing 1 according to an embodiment of the present invention, and FIG. It is AA sectional drawing of the plain bearing 1 shown to FIG. 1 (A). FIG. 2 is an enlarged view of part A of the plain bearing 1 shown in FIG.
本実施の形態に係る滑り軸受1は、ストラット式サスペンションのストラットアッセンブリ(不図示)を収容するための収容孔10を備え、この収容孔10に収容されたストラットアッセンブリの回動を許容しつつ、ストラット式サスペンションに加わる荷重を支持する。図示するように、滑り軸受1は、アッパーケース2と、アッパーケース2と回動自在に組み合わされて、アッパーケース2との間に環状空間7を形成するロワーケース3と、この環状空間7に配置された環状のセンタープレート4と、この環状空間7へのダストの侵入を防止するダストシール6と、図示していないが、この環状空間7に充填された潤滑グリースと、を備えている。
The sliding bearing 1 according to the present embodiment includes a
アッパーケース2は、必要に応じて潤滑油が含浸されたポリアセタール樹脂等の摺動特性に優れた熱可塑性樹脂で形成され、ストラット式サスペンションのストラットアッセンブリが挿入された状態で、車体へのストラットアッセンブリの取付機構であるアッパーマウント(不図示)に取り付けられる。
The
図3(A)、図3(B)および図3(C)は、アッパーケース2の平面図、底面図および正面図であり、図3(D)は、図3(A)に示すアッパーケース2のB−B断面図である。
3A, 3B, and 3C are a plan view, a bottom view, and a front view of the
図示するように、アッパーケース2は、ストラットアッセンブリを挿入するための挿入孔20を備えた環状のアッパーケース本体21と、アッパーケース本体21の上面22に形成され、滑り軸受1をアッパーマウントに取り付けるための取付面23と、アッパーケース本体21の下面24に形成され、ロワーケース3と回動自在に組み合わされることにより環状空間7を形成する環状凹部25と、を備えている。
As shown in the figure, the
環状凹部25の底面26には、環状空間7の上面を構成する荷重伝達面27が形成されている。荷重伝達面27は、ストラット式サスペンションに加わる車体の荷重をセンタープレート4に伝達する。
On the bottom surface 26 of the
ロワーケース3は、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂で形成され、ストラット式サスペンションのストラットアッセンブリが挿入された状態でストラット式サスペンションのコイルスプリング(不図示)の上端部のばね座であるアッパースプリングシート(不図示)に取り付けられる。
The
図4(A)、図4(B)および図4(C)は、ロワーケース3の平面図、底面図および正面図であり、図4(D)は、図4(A)に示すロワーケース3のC−C断面図である。
4A, 4B, and 4C are a plan view, a bottom view, and a front view of the
図示するように、ロワーケース3は、ストラットアッセンブリを挿入するための挿入孔30を備えた筒状のロワーケース本体31と、ロワーケース本体31の上端部35側に形成され、ロワーケース本体31の外周面36から径方向外方へ張り出したフランジ部32と、フランジ部32の上面33に形成され、ロワーケース3がアッパーケース2と回動自在に組み合わされた場合に、アッパーケース2のアッパーケース本体21の下面24に形成された環状凹部25に収容されて環状空間7を形成する環状凹部34と、を備えている。フランジ部32の下面37には、アッパースプリングシートが取り付けられる。
As shown in the figure, the
センタープレート4は、ロワーケース3のフランジ部32の上面33に形成された環状凹部34内に配置され、この環状凹部34とともに環状空間7を構成するアッパーケース2の環状凹部25の荷重伝達面27を介して、ストラット式サスペンションに加わる車体の荷重を支持する。
The
図5(A)は、センタープレート4の平面図であり、図5(B)は、図5(A)に示すセンタープレート4のD−D断面図であり、図5(C)は、図5(B)に示すセンタープレート4のB部拡大図である。
5A is a plan view of the
図示するように、センタープレート4は、環状のセンタープレート本体40と、センタープレート本体40の下面42に一体的に形成された減衰材5と、を備えている。
As shown in the drawing, the
センタープレート本体40は、PTFE等のフッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂等の摺動特性に優れた熱可塑性樹脂で形成され、必要に応じてPTFE(ただし、熱可塑性樹脂がPTFE樹脂の場合を除く)、潤滑油、シリコーン、黒鉛等の潤滑剤、および/またはアラミド繊維、ガラス繊維、炭素繊維等の補強材が添加される。センタープレート本体40は、アッパーケース2の環状凹部25の荷重伝達面27を介して加わる荷重に対して弾性変形可能なように、軸O方向(スラスト方向)の断面形状が上下方向に波打つ波形状に形成されている。センタープレート本体40の上面41には、アッパーケース2の環状凹部25の荷重伝達面27を介して加わる荷重を支持する軸受面43が形成されている。この軸受面43は、少なくとも2つの環状凸部44a、44bに挟まれた環状凹部45を有している。この環状凹部45は、潤滑グリース溜りとして機能する。
The
減衰材5は、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の衝撃吸収材であり、アッパーケース2の環状凹部25の荷重伝達面27を介して荷重が加わる軸O方向に厚みTを有する。この減衰材5は、ストラット式サスペンションを介して路面から車体に伝わる微細な振動を吸収して減衰させる。
The damping
ダストシール6は、ウレタン樹脂等の弾性体で形成されており、図2に示すように、ロワーケース3のロワーケース本体31のフランジ部32に装着されて、環状空間7に繋がるアッパーケース2およびロワーケース3の隙間を塞ぐ。
The
図6(A)および図6(B)は、ダストシール6の平面図および底面図であり、図6(C)は、図6(A)に示すダストシール6のE−E断面図であり、図6(D)は、図6(C)に示すダストシール6のC部拡大図である。
6 (A) and 6 (B) are a plan view and a bottom view of the
図示するように、ダストシール6は、ロワーケース3のロワーケース本体31のフランジ部32に装着される筒状のダストシール本体60と、ダストシール本体60の外周面61から径方向外方に延びる環状のリップ部62と、を有する。リップ部62は、ダストシール本体60がロワーケース3のロワーケース本体31のフランジ部32に装着された状態において、アッパーケース2の環状凹部25の外周側内壁28と当接する。これにより、環状空間7に繋がるアッパーケース2およびロワーケース3の隙間を塞いで、この環状空間7へのダストの侵入を防止する(図2参照)。
As shown in the figure, the
上記構成を有する滑り軸受1において、センタープレート4は、アッパーケース2の環状凹部25とともに環状空間7を構成するロワーケース3の環状凹部34内に配置されており、センタープレート4のセンタープレート本体40の軸受面43は、アッパーケース2の環状凹部25の荷重伝達面27と摺動する。これにより、アッパーケース2およびロワーケース3がセンタープレート4を介して互いに回動自在に組み合わされ、滑り軸受1は、収容孔10に挿入されたストラット式サスペンションのストラットアッセンブリの回動を許容しつつ、ストラット式サスペンションに加わる車体の荷重を支持する。
In the sliding
以上、本発明の一実施の形態について説明した。 The embodiment of the present invention has been described above.
本実施の形態では、上面41にストラット式サスペンションに加わる荷重を支持する軸受面43が形成されたセンタープレート本体40の下面42に、荷重が加わる軸O方向に厚みTを有する減衰材5を設けている。このため、ストラット式サスペンションを介して路面から車体に伝わる微細な振動をこの減衰材5により吸収し減衰させることができる。
In the present embodiment, the damping
また、本実施の形態では、上面41にストラット式サスペンションに加わる荷重を支持する軸受面43が形成されたセンタープレート本体40を、軸受面43に加わる荷重に対して弾性変形可能なように、軸O方向の断面形状を上下方向に波打つ波形状としている。このため、センタープレート本体40が弾性変形することにより、ストラット式サスペンションを介して路面から車体に伝わる微細な振動をより効率的に吸収し減衰させることができる。
Further, in the present embodiment, the
また、本実施の形態では、センタープレート本体40の軸受面43に潤滑グリース溜りとして機能する環状凹部45を設けているので、軸受面43上により多くの潤滑グリースを保持することができる。このため、より長期に亘り、ストラット型サスペンションのストラットアッセンブリの円滑な回動を許容しつつ、ストラット型サスペンションのスラスト方向に加わる荷重を支持することが可能となる。
Further, in the present embodiment, since the
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形は可能である。 In addition, this invention is not limited to said embodiment, Many deformation | transformation are possible within the range of the summary.
例えば、上記の実施の形態では、センタープレート本体40の軸O方向の断面形状を、軸受面43に加わる荷重に対して弾性変形可能なように、上下方向に波打つ波形状としている。しかし、本発明はこれに限定されない。センタープレート本体40は、軸受面43に加わる荷重に対して弾性変形可能であればどのような形状であってもよい。例えば、図7に示すセンタープレート4の第一の変形例4aのように、センタープレート本体40aの軸受面43が設けられた上面41を平坦面とするとともに、下面42を外周側にテーパ46が形成された平坦面とし、下面42のテーパ46に減衰材5を配置した構成としてもよい。この構成とすることにより、軸受面43に加わる荷重を内周側の肉厚部で支持するとともに、この荷重によりテーパ46が設けられた外周側の薄肉部を弾性変形させることができる。なお、テーパ46は、下面42の内周側に形成してもよい。
For example, in the above-described embodiment, the cross-sectional shape of the
また、図8に示すセンタープレート4の第二の変形例4bのように、軸受面43が設けられた上面41および下面42を平坦面として、センタープレート本体40bの軸O方向の断面形状を矩形状としてもよい。あるいは、図9に示すセンタープレート4の第三の変形例4cのように、軸受面43が設けられた上面41を平坦面とする、軸O方向の断面形状が矩形状のセンタープレート本体40cを一対用意し、これら一対のセンタープレート本体40c間に減衰材5を配置する構成とすることにより、センタープレート4cの上面および下面の双方に軸受面43を設けてもよい。このようにすることにより、センタープレート4cをアッパーケース2およびロワーケース3の双方に対して摺動させることができるので、アッパーケース2およびロワーケース3間をより円滑に回動させることが可能となる。
Further, as in the
なお、これらの変形例4a〜4cにおいて、軸受面43に、潤滑グリース溜りとして機能する溝、凹部等を形成することが好ましい。
In these modified examples 4a to 4c, it is preferable to form a groove, a recess, or the like that functions as a lubricating grease reservoir on the bearing
また、上記の実施の形態において、軸受面43がロワーケース3の環状凹部34の底面と対面するように、センタープレート4をロワーケース3の環状凹部34に配置することにより、センタープレート4をロワーケース3に対して摺動させるようにしてもよい。この場合、ロワーケース3には、必要に応じて潤滑油が含浸されたポリアセタール樹脂等の摺動特性に優れた熱可塑性樹脂で形成することが好ましい。一方、アッパーケース2は、ポリアミド樹脂等の熱可塑性樹脂で形成してもよい。
In the embodiment described above, the
また、上記の実施の形態では、減衰材5をセンタープレート本体40の下面42に一体的に形成しているが、本発明はこれに限定されない。減衰材5をセンタープレート本体40から分離した独立の部品としてもよい。
In the above embodiment, the damping
また、上記の実施の形態では、軸O方向に厚みを有する減衰材5をセンタープレート本体40とロワーケース3の環状凹部34の底面との間に配置しているが、本発明はこれに限定されない。減衰材5は、ストラット式サスペンションを介して路面から車体に伝わる振動を吸収し減衰させることができる位置に配置されていればよい。
In the above embodiment, the damping
例えば、センタープレート4をロワーケース3に対して摺動させる場合には、減衰材5をセンタープレート本体40とアッパーケース2の荷重伝達面27との間に配置してもよい。
For example, when the
あるいは、減衰材5を、図10(A)に示すようにロワーケース3とアッパースプリングシート8との間に配置したり、図10(B)に示すようにロワーケース3のフランジ部32に一体的に形成したりしてもよい。また、アッパーケース2とアッパーマウントとの間に配置したり、アッパーケース2に一体的に形成したりしてもよい。
Alternatively, the damping
また、上記の実施の形態では、滑り軸受1を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、転がり軸受にも同様に適用可能である。例えば、アッパーケース2とロワーケース3とを組み合わせることにより形成される環状空間7を軌道輪とし、この軌道輪に転動体を配置することにより、アッパーケース2およびロワーケース2間の回動を可能とした転がり軸受において、軸O方向に厚みを有する減衰材を、ロワーケース3とアッパースプリングシート8との間に配置したり、ロワーケース3のフランジ部32に一体的に形成したりしてもよい。あるいは、アッパーケース2とアッパーマウントとの間に配置したり、アッパーケース2に一体的に形成したりしてもよい。
In the above embodiment, the sliding
また、上記の実施の形態では、ストラット式サスペンションのストラットアッセンブリの回動を許容しつつ、ストラット式サスペンションに加わる荷重を支持する滑り軸受1を例に取り説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。本発明は、ストラット式サスペンションを含む様々な機構において、軸部材に加わる荷重を支持する軸受に広く適用可能である。例えば、本発明は、四輪自動車の前輪のみではなく後輪のサスペンションについても適用可能であり、さらにサスペンションの型式についても回動を伴うストラット式サスペンションのみでなく、ダブルウィッシュボーン式サスペンション、マルチリンク式サスペンション、エアサスペンションについても適用可能である。
In the above-described embodiment, the sliding
1:滑り軸受、 2:アッパーケース、 3:ロワーケース、 4、4a〜4c:センタープレート、 5:減衰材、 6:ダストシール、 7:環状空間、 8:アッパースプリングシート、 10:滑り軸受1の収容孔、 20:アッパーケース2の挿入孔、 21:アッパーケース本体、 22:アッパーケース本体21の上面、 23:アッパーケース本体21の取付面、 24:アッパーケース本体21の下面、 25:アッパーケース本体21の環状凹部、 26:環状凹部25の底面、 27:アッパーケース2の荷重伝達面、 28:環状凹部25の外周側内壁、 30:ロワーケース3の挿入孔、 31:ロワーケース本体、 32:ロワーケース本体31のフランジ部、 33:フランジ部32の上面、 34:ロワーケース本体31の環状凹部、 35:ロワーケース本体31の上端部、 36:ロワーケース本体31の外周面、 37:フランジ部32の下面、 40:センタープレート本体、 41:センタープレート4の上面、 42:センタープレート本体4の下面、 43:軸受面、 44a、44b:軸受面43の環状凸部、 45:軸受面43の環状凹部、 46:センタープレート本体40aの下面42のテーパ、 60:ダストシール6のダストシール本体、 61:ダストシール本体60の外周面、 62:ダストシール6のリップ部
1: sliding bearing, 2: upper case, 3: lower case, 4, 4a to 4c: center plate, 5: damping material, 6: dust seal, 7: annular space, 8: upper spring seat, 10: sliding bearing 1 Receiving hole, 20: insertion hole of the
Claims (12)
前記支持対象の荷重を受けるアッパーケースと、
前記アッパーケースに回動自在に組み合わされたロワーケースと、
前記支持対象の荷重が加わる方向に厚みを有する減衰材と、を備えている
ことを特徴とする軸受。 A bearing that supports the load to be supported,
An upper case that receives the load of the support object;
A lower case rotatably combined with the upper case;
And a damping material having a thickness in a direction in which the load to be supported is applied.
前記軸受は、サスペンションに加わる車体の荷重を支持するものであり、
前記アッパーケースは、前記サスペンションの前記車体への取付機構であるアッパーマウントに取り付けられ、
前記ロワーケースは、前記サスペンションのコイルスプリングの上端部のばね座であるアッパースプリングシートに取り付けられる
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to claim 1,
The bearing supports a load of the vehicle body applied to the suspension,
The upper case is attached to an upper mount which is a mechanism for attaching the suspension to the vehicle body,
The lower case is attached to an upper spring seat that is a spring seat of an upper end portion of a coil spring of the suspension.
前記アッパーケースとロワーケースとの間に配置され、前記アッパーケースあるいは前記ロワーケースと摺動して、前記アッパーケースおよび前記ロワーケース間の回動を可能とするセンタープレートをさらに備えている
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to claim 1 or 2,
A center plate that is disposed between the upper case and the lower case and that slides with the upper case or the lower case to enable rotation between the upper case and the lower case. A featured bearing.
前記センタープレートは、
前記支持対象の荷重が加わる方向に弾性変形可能な形状を有する
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to claim 3,
The center plate is
A bearing having a shape that can be elastically deformed in a direction in which a load of the support target is applied.
前記センタープレートは、
前記支持対象の荷重が加わる方向の断面形状が波形状である
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to claim 4,
The center plate is
A bearing having a corrugated cross-sectional shape in a direction in which the load to be supported is applied.
前記減衰材は、
前記センタープレートと前記ロワーケースあるいは前記アッパーケースとの間に配置されている
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to any one of claims 3 to 5,
The damping material is
The bearing is arranged between the center plate and the lower case or the upper case.
一対の前記センタープレートを有し、
前記減衰材は、
一対の前記センタープレートの間に配置されている
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to any one of claims 3 to 5,
A pair of the center plates;
The damping material is
It is arrange | positioned between a pair of said center plates. The bearing characterized by the above-mentioned.
前記減衰材は、
前記センタープレートと一体的に形成されている
ことを特徴とする軸受。 A bearing according to any one of claims 3 to 7,
The damping material is
A bearing formed integrally with the center plate.
前記減衰材は、
前記ロワーケースと前記アッパースプリングシートとの間に配置されている
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to claim 2,
The damping material is
The bearing is disposed between the lower case and the upper spring seat.
前記減衰材は、
前記ロワーケースと一体的に配置されている
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to any one of claims 1, 2, and 9,
The damping material is
The bearing is arranged integrally with the lower case.
前記減衰材は、
前記アッパーケースと前記アッパーマウントとの間に配置されている
ことを特徴とする滑り軸受。 The bearing according to claim 2,
The damping material is
A slide bearing, wherein the plain bearing is disposed between the upper case and the upper mount.
前記減衰材は、
前記アッパーケースと一体的に配置されている
ことを特徴とする軸受。 The bearing according to any one of claims 1, 2, and 11,
The damping material is
The bearing is arranged integrally with the upper case.
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