JP2018121893A - 脳機能を測定する情報処理端末及びプログラム - Google Patents

脳機能を測定する情報処理端末及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効率的、客観的、且つ日々の簡易な脳機能測定を実現する。【解決手段】本発明に係る被験者の脳機能を測定する情報処理端末は、タッチパネル式ディスプレイと、タッチパネル式ディスプレイ上において、異なる種類を有するオブジェクトの表示制御を実行する表示制御手段と、タッチパネル式ディスプレイ上において、オブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する検知手段と、オブジェクトの表示制御及びタップ操作に基づいて、少なくとも、被験者による記憶の保持、記憶の切り替え及び識別変化に関する測定値を計測する計測手段とを有し、測定値と、長谷川式認知症スケールに基づく得点との間においては、一定以上の相関を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、脳機能を測定する情報処理端末及びプログラムに関する。
近年の高齢化社会においては、認知症、MCI(認知症の前段階)の高齢者は増加傾向にあり、厚生労働省統計によれば、認知症462万人、MCI400万人(14年度統計)との統計データもある。
現在、脳の外科的状態を知る検査として、MRI、CTスキャン等が用いた診断が行なわれるのに対して、認知症やMCIの場合には、先ず長谷川式認知症スケール(HDS−R)、ミニ・メンタルステート試験(MMSE)、アルツハイマー病評価スケール(ADAS)といった問診テストに基づく診断が行なわれる。
また、医師等の問診テストに基づく診断の他、脳機能検査する装置を利用した診断方法も一部知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2013−078552号公報 特表2014−525787号公報
しかしながら、医師等の問診テストは、患者との一問一答形式あるため、患者1人あたりにつき約40分の時間を要してしまうという問題がある。また、例えば患者が曖昧な応答を行なった場合などには、医師等の評価点数が主観的にならざるを得ないという側面もある。
一方、昨今の高齢化社会を迎えるにあたり、高齢者に対して日々継続的な脳機能測定を実施することが望まれる。日ごろから加齢による脳機能の減衰、あるいは何らの疾病(脳震盪や脳出血等)に基づく脳機能の低下を検知して、医師等の診断が必要と判断される場合は、しかるべき処置を促すことが必要である。
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、効率的、客観的、且つ日々の簡易な脳機能測定を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る情報処理端末は、被験者の脳機能を測定する情報処理端末であって、タッチパネル式ディスプレイと、前記タッチパネル式ディスプレイ上において、異なる種類を有するオブジェクトの表示制御を実行する表示制御手段と、前記タッチパネル式ディスプレイ上において、前記オブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する検知手段と、前記オブジェクトの表示制御及び前記タップ操作に基づいて、少なくとも、被験者による記憶の保持、記憶の切り替え及び識別変化に関する測定値を計測する計測手段とを有し、前記測定値と、長谷川式認知症スケールに基づく得点との間においては、一定以上の相関を有する。
また、上記の課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、タッチパネル式ディスプレイを備えた情報処理端末に、前記タッチパネル式ディスプレイ上において、異なる種類を有するオブジェクトの表示制御を実行する表示制御手段と、前記タッチパネル式ディスプレイ上において、前記オブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する検知手段と、前記オブジェクトの表示制御及び前記タップ操作に基づいて、少なくとも、被験者による記憶の保持、記憶の切り替え及び識別変化に関する測定値を計測する計測手段として機能させ、前記測定値と、長谷川式認知症スケールに基づく得点との間においては、一定以上の相関を有する。
本発明の実施の形態によれば、効率的、客観的、且つ日々の簡易な脳機能測定を実現することができる。
本実施形態に係る脳機能測定システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定システムのソフトウェア構成例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定アプリの初期設定画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト1画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト2画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト3画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト結果画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト結果画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る管理画面におけるテスト履歴一覧画面を示す図である。 本実施形態に係る管理画面におけるテスト履歴詳細画面を示す図である。 本実施形態に係る長谷川式認知症スケールの問診表を示す図である。 本実施形態に係るテスト1の集計結果を示した図である。 本実施形態に係るテスト2の集計結果を示した図である。 本実施形態に係るテスト3の集計結果を示した図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しつつ詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る脳機能測定システムの構成例を示す図である。図1の脳機能測定システム100は、タブレット端末10と、制御サーバ20と、管理端末30とを含み、ネットワーク40を介して接続される。
タブレット端末10は、被験者(例えば高齢者等)が使用するタブレット型情報処理端末である。タブレット端末10は、タッチパネル式ディスプレイを備えるスマートフォンやPCでもよいが、所定以上の画面サイズを有するものが望ましい。なお、タブレット端末10を用いての脳機能測定を実施するにあたり、制御サーバ20からネットワーク40を介してダウンロードするなどして、脳機能測定に係るアプリケーション・プログラム(以下単に、脳機能測定アプリと呼ぶ)がタブレット端末10に予めインストールされる。
制御サーバ20は、脳機能測定テストに関する測定結果(測定値)を管理するサーバ装置である。制御サーバ20は、タブレット端末10の脳機能測定アプリから脳機能測定テストに関する測定結果を受信すると、被験者毎に紐付けてDB(Database)等に記憶する。
管理端末30は、管理者が管理画面上から、被験者毎の測定結果を参照する際に用いる情報処理端末である。なお、ここでいう管理者とは、脳機能測定テストに関する測定結果を参照すべき者であって、例えば、医師、看護師、介護士、介護施設職員等が該当する。
ネットワーク40は、有線、無線を含む通信ネットワークである。ネットワーク40は、例えば、インターネット、公衆回線網、WiFi(登録商標)などを含む。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る脳機能測定システムのハードウェア構成例を示す図である。
タブレット端末10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、記憶装置14、タッチパネル式ディスプレイ15、及び通信装置16を有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。記憶装置14は、各種データ及びプログラムを格納する。
タッチパネル式ディスプレイ15は、操作キーやボタンに代え、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、LEDディスプレイなどで実現されるディスプレイ画面上のタップ座標(タッチ座標)を検知可能なタッチパネルにより実現される入力・表示装置である。通信装置16は、ネットワーク40を介して他装置との通信を行う。
また、制御サーバ20は、同様にCPU21、ROM22、RAM23、記憶装置24、及び通信装置25を有する。
<ソフトウェア構成>
図3は、本実施形態に係る脳機能測定システムのソフトウェア構成例を示す図である。脳機能測定システム100は、主な機能部として、テスト実行制御部101、表示制御部102、検知部103、計測部104、記憶部105を有する。
テスト実行制御部101は、「記憶の保持」、「記憶の切り替え」及び「識別変化」に関するテストを実行すべく、所定のルールに基づいてテストの実行を制御する。
表示制御部102は、テスト実行制御部101の制御の下、タッチパネル式ディスプレイ15上において、テストの実行に関する画面や、異なる種類を有するオブジェクト(例えば、トランプカード)の表示制御を実行する。
検知部103は、タッチパネル式ディスプレイ15上において、オブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する。
計測部104は、表示制御部102によるオブジェクトの表示制御及び検知部103によるタップ操作に基づいて、少なくとも、被験者による「記憶の保持」、「記憶の切り替え」及び「識別変化」に関する測定値を計測する。
記憶部105は、DBを記憶する機能を有している。
なお、上記の各機能部のうち、例えばテスト実行制御部101、表示制御部102、計測部104については、脳機能測定システム100全体として有すればよく、実装上の設計に応じてタブレット端末10及び制御サーバ20の何れかにおいて有していればよい。また、上記の各機能部は、タブレット端末10及び制御サーバ20を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
<脳機能測定アプリ>
本実施形態に係る脳機能測定アプリは、タブレット端末10を用いて被験者に対する脳機能測定を実施するためのアプリケーション・プログラムである。脳機能測定アプリは、制御サーバ20からネットワーク40を介してダウンロードするなどして、タブレット端末10に予めインストールされる。
脳機能測定アプリにより実施される脳機能測定テストは、次の種類の通りである。
(1)記憶の保持に関するテスト
タブレット端末10の画面上に示される対象物(例えば、トランプカード)の記憶の保持を行い対象物を識別するテストである。
(2)記憶の切り替えに関するテスト
タブレット端末10の画面上に現れる対象物を記憶し後段に現れる対象物と比較し識別するテストである。
(3)変化識別に関するテスト
タブレット端末10の画面上に現れる対象物を前段に現れた対象物と比較し識別するテストである。
以下、脳機能測定アプリの画面例を参照しながら、実施される脳機能測定テストについて詳しく説明する。
(初期設定)
図4は、本実施形態に係る脳機能測定アプリの初期設定画面の一例を示す図である。はじめに、被験者(又は被験者の操作を代行する管理者)は、タブレット端末10の脳機能測定アプリを起動し、初期設定画面から初期設定を行なう。
画面Aは、脳機能測定アプリのトップ画面を示す。被験者は、初めて脳機能測定アプリを使用する場合、利用者登録が必要となるため、「新規登録」をタップ(タッチ)する。一方、既に利用者登録が済んでいる場合、「ログイン」をタップする。なお、利用者登録なしで一時的に脳機能測定アプリを試してみたい場合には、「ゲスト利用」をタップする。
画面Bは、脳機能測定アプリの新規登録画面を示す。被験者は必要項目を入力し、「確認」をタップする。
画面Cは、脳機能測定アプリの新規登録確認画面を示す。被験者は入力した必要項目を確認し、入力に誤りがなければ、「確認」をタップすることで、利用者登録を完了する。
一方、画面Dは、脳機能測定アプリのログイン画面を示す。既に利用者登録が済んでいるID(ニックネーム)、生年月日を入力の上、「検索(ログイン)」をタップする。
(テスト1)記憶の保持に関するテスト
図5は、本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト1画面の一例を示す図である。上述したように、テスト1は、タブレット端末10の画面上に示される対象物(オブジェクト)の記憶の保持を行い対象物を識別する、記憶の保持に関するテストである。なお以下、本実施形態に係る対象物(オブジェクト)の一例として、トランプカードを用いるものとする。
具体的に、テスト1においては最初に画面上にターゲットとなるカード(ターゲットカードという)が1枚表示されるので、被験者は表示されたカードを記憶する。その後、画面にはカードが1枚ずつ順不同に表示されていくので、この間ターゲットカードの記憶を保持しつつ、ターゲットカードと同じカードが表示された場合、素早く当該カードをタップする。なお、テスト中のターゲットカードは裏返しとなり非表示の状態となる。
例えば、ターゲットカードとして「ハートのA」が表示された場合、被験者は「ハートのA」を記憶する。その後、画面上、「ハートの3」、「クローバーの10」、「クローバーの10」というようにカードが1枚ずつ順次表示され、次いで「ハートのA」が表示された場合、被験者は素早く当該「ハートのA」をタップする。
テスト1は全10問出題され、脳機能測定アプリは、テスト1の測定結果として、「正答数」及び正答時の「反応時間(反応速度)」を計測する。
テスト1において、脳機能測定アプリは、ターゲットカードと同じカードがタップされた場合、正答と判定する。一方、ターゲットカードと異なるカードがタップされた場合や、ターゲットカードと同じカードが表示されたにも関わらず一定時間内に何のカードもタップされなかった場合、誤答と判定する。また、正答時において、ターゲットカードと同じカードが表示された時から当該カードがタップされる迄の時間を、例えば0.01秒単位で「反応時間」として計測する。よって被験者が正答のカードを素早くタップするほど「反応時間」は短くなる。
(テスト2)記憶の切り替えに関するテスト
図6は、本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト2画面の一例を示す図である。上述したように、テスト2は、タブレット端末10の画面上に現れる対象物を記憶し、後段に現れる対象物と比較し識別する、記憶の切り替えに関するテストである。
具体的に、テスト2においては画面にカードが1枚ずつ順不同に表示されていき、連続して同じカードが表示された場合(前のカードを記憶しておき、次のカードが切り替わっていない場合)、素早く当該カードをタップする。
例えば、「ハートの3」、「クローバーの9」、「スペードの2」、「ハートのA」と表示され、次いで「ハートのA」が表示された場合、被験者は素早く当該「ハートのA」をタップする。
テスト2は全12問出題され、脳機能測定アプリは、テスト2の測定結果として、「正答数」及び正答時の「反応時間」を計測する。
テスト2において、脳機能測定アプリは、一つ前のカードと同じカードがタップされた場合、正答と判定する。一方、一つ前のカードと異なるカードがタップされた場合や、連続して同じカードが表示されたにも関わらず一定時間内に何のカードもタップされなかった場合、誤答と判定する。また、正答時において、一つ前のカードと同じカードが表示された時から当該カードがタップされる迄の時間を「反応時間」として計測する。
(テスト3)変化識別に関するテスト
図7は、本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト3画面の一例を示す図である。上述したように、テスト3は、タブレット端末10の画面上に現れる対象物を前段に現れた対象物と比較し識別する、変化識別に関するテストである。
具体的に、テスト3においては画面にカードが1枚ずつ順不同に表示されていき、前のカードと同じ色のカードが表示された場合(次のカードの色が変化していない場合)、素早く当該カードをタップする。なお、マーク柄や数字は関係なく、赤色又は黒色いずれかの色が同じかどうかを判断する。
例えば、「ハートの3」(赤色)、「クローバーの9」(黒色)と表示され、次いで、「クローバーの2」(黒色)が表示された場合、被験者は素早く当該、「クローバーの2」をタップする。
テスト3は全12問出題され、脳機能測定アプリは、テスト3の測定結果として、「正答数」及び正答時の「反応時間」を計測する。
テスト3において、脳機能測定アプリは、一つ前のカードと同じ色のカードがタップされた場合、正答と判定する。一方、一つ前のカードと異なる色のカードがタップされた場合や、前のカードと同じ色のカードが表示されたにも関わらず一定時間内に何のカードもタップされなかった場合、誤答と判定する。また、正答時において、一つ前のカードと同じ色のカードが表示された時から当該カードがタップされる迄の時間を「反応時間」として計測する。
図8は、本実施形態に係る脳機能測定アプリのテスト結果画面の一例を示す図である。上述したように、脳機能測定アプリは、テスト1〜3の測定結果(測定値)として、「正答数」及び正答時の「反応時間」を計測している。
図8に示されるように、テスト結果画面には、テスト毎に「正答数」及び正答時の「反応時間」が表示されるとともに、被験者の測定結果と年代平均値とを併記する態様により、グラフ等の図示化がされる。測定結果としては、「正答数」が多いほど好ましく、正答時の「反応時間」が速いほど好ましい。
被験者(及び管理者)は、テスト結果画面を参照して、測定結果を視覚的に一見して把握できる。また、年代平均との比較の上被験者の測定結果を把握できるため、測定結果次第で被験者の脳機能の状態(例えば、脳機能の減衰、MCI、認知症、あるいは何らの疾病に基づく脳機能の低下等)を迅速に検知することが可能である。
なお、本脳機能測定テストは、少なくも所定複数回以上、実施されることが望ましい。例えば毎日測定することで、被験者本人の基準値が見えてくるため、当該基準値との比較であるとき極端な異常値が出現した場合、脳機能における何らかの変化を迅速に察知できるからである。
また、本脳機能測定テストを実施するにあたり、被験者のコンディションが一定であることが望ましい。このため、継続的にテストを実施する場合には、できる限り同じ時間帯で実施する。
また、過度な疲労時等は測定結果(特に反応時間)に影響を及ぼす可能性があるため、不調時の実施は控える。また、「正答数」及び「反応時間」の測定値に対する評価は、あくまで年代平均との比較で行なう。年齢とともに「正答数」は少なくなり、「反応時間」も長くなるためである。
一方、全テストが終了すると、タブレット端末10の脳機能測定アプリは、脳機能測定テストに関する測定結果を制御サーバ20に送信する。制御サーバ20は、タブレット端末10から測定結果を受信すると、被験者毎(ID毎)に紐付けてDBに記憶する。脳機能測定テストに関する測定結果は、例えば、ID(ニックネーム)、テスト日時、テストID、テスト種類、各問の正誤及び反応時間など、管理上DBに記憶すべきとされる情報を含む。
(管理画面)
図9は、本実施形態に係る管理画面の一例を示す図である。管理者は管理端末30を用いて制御サーバ20にアクセスし、表示される管理画面から、被験者毎の測定結果を参照する。なお、制御サーバ20には、例えば、管理端末30上のウェブブラウザからURLを入力したり、専用のアプリケーションを介してアクセスしうる。
画面Eは、管理画面のトップ画面を示す。管理者は、管理画面にログインする場合、事前に発行されている施設ID及びパスワードを入力し、「ログイン」をタップする。
画面Fは、管理画面のユーザー一覧画面を示す。一覧画面には、当該施設に所属する被験者の被験者情報(ID、氏名、生年月日、年齢、性別等)が一覧形式で表示される。また、特定の被験者のテスト履歴を参照する場合、被験者行の右方にある「表示」をタップする(図10参照)。
一方、画面Gは、管理画面のユーザー検索画面を示す。当検索画面から、被験者の被験者情報(ID、氏名、生年月日、年齢、性別等)をキーワードとして、特定の被験者を検索することが可能である(図10参照)。
図10は、本実施形態に係る管理画面におけるテスト履歴一覧画面を示す図である。テスト履歴一覧画面には、特定の被験者の被験者情報(ID、氏名、生年月日、年齢、性別、既往歴、服薬、メモ等)、及び、テスト履歴が一覧表示される。一のテスト履歴詳細を参照する場合、「表示」をタップする(図11参照)。
図11は、本実施形態に係る管理画面におけるテスト履歴詳細画面を示す図である。テスト履歴詳細画面には、特定の被験者の被験者情報、及び、テスト履歴詳細が表示される。具体的に、テスト日時、テストID、テスト種類、各問の正誤及び反応時間、平均反応時間、反応回数、並びに、横軸にテスト日、縦軸に平均反応時間をとったグラフが表示される。
これにより、管理者は特定の被験者の測定結果を視覚的に把握することができる。また、測定結果として、「正答数」が多いほど好ましく、正答時の「反応時間」が速いほど好ましい。よって管理者は、グラフを参照することで今回と過去との測定結果を比較し、リハビリ等における脳機能の改善度合いを判断することも可能である。
なお、毎日測定されることで蓄積された被験者本人の測定結果の基準値との比較に基づいて、突発的に極端な異常値が出現した場合、脳機能における何らかの変化が発生した可能性がある。このような場合、制御サーバ20は、管理画面上に警告(注意喚起)を発する。
また、一般に加齢により脳機能が低下することは認められており、即ち、脳機能測定テストにおいても加齢とともに「反応時間」の減衰が出現する。制御サーバ20は、年代平均の反応時間に基づいて加齢による一般減衰率を割り出して、被験者の反応時間の減衰率との比較から、一般減衰率を大きく上回る減衰率が特定の被験者に見られた場合、管理画面上、警告を発する。
以上のように本実施形態に係る脳機能測定システム100により、例えば以下の効果を奏することができる。
・被験者1人あたりにつき10〜20分程度の短時間で脳機能測定を実施できる。このため、医師等の問診テストを行なっていた従来と比べ、医師等の負担軽減や医療費抑制にも貢献しうる。
・脳機能測定に係るアプリにより、正答数及び反応時間等に基づく測定結果が出力されるため、客観的な脳機能測定を実施可能である。
・脳機能測定を実施するにあたり、被験者はタブレット端末10をタップ操作しさえすればよく、高齢者等でも簡単に操作できる。被験者毎に異なる文化的な背景(教育等)の影響も受けない。医療的専門知識やコンピュータ知識も不要である。
・施設等においても、日々継続的に脳機能測定を実施することが可能である。
・タブレット端末10(脳機能測定アプリ)を用意しさえすればよいため、施設等において、低コストでの導入が容易である。このため広く普及も期待できる。
即ち、本実施形態に係る脳機能測定システム100によれば、効率的、客観的、且つ日々の簡易な脳機能測定を実現することが可能である。
<長谷川認知症スケール>
長谷川式認知症スケール(HDS−R)は、長谷川和夫氏によって作成された簡易な言語性知能検査で、認知症の診断に使われる認知機能テストの1つである。長谷川式簡易知能評価スケールなどとも呼ばれる。日本の医療現場では、長谷川式認知症スケールか、ミニ・メンタルステート試験(MMSE)が使われることが多い。
図12は、本実施形態に係る長谷川式認知症スケールの問診表を示す図である。長谷川式認知症スケール(改訂版)は、見当識、記憶など9項目の設問で構成されており、総合評価点に基づいて認知症評価を行なうことが知られている。被験者が問診テストを通じて獲得した合計得点が30点満点中、20点以下の場合は認知症の可能性が高いとされ、21点以上の場合は非認知症と判定される。また、認知症であることが確定している場合には、20点以上で軽度、11〜19点で中等度、10点以下で高度な認知症と判定される。
<脳機能測定アプリ及び長谷川スケールの相関について>
本実施形態に係る脳機能測定アプリ及び長谷川認知症スケールの相関について以下説明する。両者を同一被験者に行った際の評価点に基づく相関係数を算出することで、脳機能測定アプリと長谷川スケールとの相関度合いをみる。
被験者数:101
被験者年齢:40〜101歳
被験者性別:男性、女性
被験者は、前提として予め医師等により長谷川式認知症スケールに基づく問診や診察を受け、それぞれ健常、MCI、認知症との診断を受けている者を対象として必ず含む。
まず全被験者を対象として、医師等により長谷川式認知症スケールに基づく問診テストを実施し、各々の被験者が問診テストを通じて獲得した合計得点(30点満点)を得た。
次に全被験者を対象として、今度は本実施形態に係る脳機能測定アプリを用いてテストを実施し、各々の被験者がテストを通じて獲得した合計得点を得た。なお、脳機能測定アプリのテストでは、各々のテスト毎に正答数(=得点)を得る。
図13〜15は、本実施形態に係るテスト1〜3の集計結果を示した図である。
グラフ(a)のx軸は、脳機能測定アプリのテスト(テスト1は10点満点)において被験者が獲得した正答数を示す。y軸は、長谷川式認知症スケール(30点満点)において被験者が獲得した合計得点を示す。
グラフ(a)には、全被験者分のテスト結果が対応する座標(合計得点.正答数)にプロットされる。なお、グラフ(a)上のプロット数は、被験者数101に等しいが、同じ合計得点・正答数の被験者が重複しているため、図中は101個より少なく見えている。
ここで、xとyとの関連性について考える場合、一般に相関係数が用いられるところ、例えば、図13の「テスト1」に関するグラフ(a)中において示される y=1.7541x+8.2283 は、101名のプロットからの距離の二乗の和が最小さくなる直線を表した式を意味する。また、R=0.63829 は、長谷川式認知症スケールの得点と、脳機能測定アプリのテスト1における正答数の関係を示す相関係数の二乗を意味する。よって、相関係数R≒0.798930となるため、統計学的にも両者は強い相関を有することが認められる。
同様に、図14の「テスト2」に関するグラフ(a)中において示されるように、R=0.599934 は、長谷川式認知症スケールの得点と、脳機能測定アプリのテスト2における正答数の関係を示す相関係数の二乗を意味する。よって、相関係数R≒0.774554となるため、統計学的にも両者は強い相関を有することが認められる。
同様に、図15の「テスト3」に関するグラフ(a)中において示されるように、R=0.55840 は、長谷川式認知症スケールの得点と、脳機能測定アプリのテスト3における正答数の関係を示す相関係数の二乗を意味する。よって、相関係数R≒0.747261となるため、統計学的にも両者は強い相関を有することが認められる。
相関係数の値と相関の強さの一般的関係を以下に示す。相関係数は、−1〜+1の間の値をとり、相関係数が1に近いほど、両者2つのデータは強い正の相関があるといえる。
0.0〜±0.2 (ほとんど)相関がない
±0.2〜±0.4 弱い相関がある
±0.4〜±0.7 相関がある
±0.7〜±0.9 強い相関がある
±0.9〜±1.0 (ほぼ)完全な相関がある
なお、長谷川式認知症スケールは、認知症の診断用に米国で開発された質問セットである上述のMMSEとの並存的妥当性も高く、両者を同一被験者に行った際の評価点に基づく相関係数(相関値)は、0.94というデータもある。
以上のように、本実施形態に係る脳機能測定アプリに基づく測定値及び長谷川認知症スケールに基づく得点との間においては、高い相関を有することが認められる。医師等による長谷川認知症スケール基づく問診を日々実施するには高い負担を要するため、脳機能測定アプリをこの補完具(補助具)として活用することにより、日々継続的に脳機能測定を容易に実施することが可能となる。
<総括>
以上のように、本実施形態に係る脳機能測定システム100によれば、効率的、客観的、且つ日々の簡易な脳機能測定を実現することが可能である。
なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
10 脳機能測定システム
20 制御サーバ
30 管理端末
31 撮像デバイス
40 ネットワーク
100 脳機能測定システム
101 テスト実行制御部
102 表示制御部
103 検知部
104 計測部
105 記憶部

Claims (8)

  1. 被験者の脳機能を測定する情報処理端末であって、
    タッチパネル式ディスプレイと、
    前記タッチパネル式ディスプレイ上において、異なる種類を有するオブジェクトの表示制御を実行する表示制御手段と、
    前記タッチパネル式ディスプレイ上において、前記オブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する検知手段と、
    前記オブジェクトの表示制御及び前記タップ操作に基づいて、少なくとも、被験者による記憶の保持、記憶の切り替え及び識別変化に関する測定値を計測する計測手段とを有し、
    前記測定値と、長谷川式認知症スケールに基づく得点との間においては、一定以上の相関を有すること、
    を特徴とする情報処理端末。
  2. 前記表示制御手段は、第1のオブジェクトを1回目に表示した後、該第1のオブジェクトを非表示し、該第1のオブジェクトと、該第1のオブジェクトとは異なる種類のオブジェクトとを含むオブジェクトを順不同に表示し、
    前記検知手段は、1回目以降に前記第1のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知し、
    前記計測手段は、前記記憶の保持に関する測定値として、前記第1のオブジェクトが1回目に表示されたときから、1回目以降に該第1のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する迄の時間を計測すること、
    を特徴とする請求項1記載の情報処理端末。
  3. 前記表示制御手段は、異なる種類を有するオブジェクトを順不同に表示し、
    前記検知手段は、同じオブジェクトが連続して表示された場合、該同じのオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知し、
    前記計測手段は、前記記憶の切り替えに関する測定値として、前記同じのオブジェクトが連続して表示されたときから、該同じオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する迄の時間を計測すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理端末。
  4. 前記表示制御手段は、異なる種類のオブジェクトを順不同に表示し、
    前記検知手段は、同じ種類のオブジェクトが連続して表示された場合、該同じ種類のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知し、
    前記計測手段は、前記識別変化に関する測定値として、前記同じ種類のオブジェクトが連続して表示されたときから、該同じ種類のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する迄の時間を計測すること、
    を特徴とする請求項1ないし3何れか一項に記載の情報処理端末。
  5. タッチパネル式ディスプレイを備えた情報処理端末に、
    前記タッチパネル式ディスプレイ上において、異なる種類を有するオブジェクトの表示制御を実行する表示制御手段と、
    前記タッチパネル式ディスプレイ上において、前記オブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する検知手段と、
    前記オブジェクトの表示制御及び前記タップ操作に基づいて、少なくとも、被験者による記憶の保持、記憶の切り替え及び識別変化に関する測定値を計測する計測手段として機能させ、
    前記測定値と、長谷川式認知症スケールに基づく得点との間においては、一定以上の相関を有すること、
    を特徴とする被験者の脳機能を測定するプログラム。
  6. 前記表示制御手段は、第1のオブジェクトを1回目に表示した後、該第1のオブジェクトを非表示し、該第1のオブジェクトと、該第1のオブジェクトとは異なる種類のオブジェクトとを含むオブジェクトを順不同に表示し、
    前記検知手段は、1回目以降に前記第1のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知し、
    前記計測手段は、前記記憶の保持に関する測定値として、前記第1のオブジェクトが1回目に表示されたときから、1回目以降に該第1のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する迄の時間を計測すること、
    を特徴とする請求項5記載の被験者の脳機能を測定するプログラム。
  7. 前記表示制御手段は、異なる種類を有するオブジェクトを順不同に表示し、
    前記検知手段は、同じオブジェクトが連続して表示された場合、該同じのオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知し、
    前記計測手段は、前記記憶の切り替えに関する測定値として、前記同じのオブジェクトが連続して表示されたときから、該同じオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する迄の時間を計測すること、
    を特徴とする請求項5又は6記載の被験者の脳機能を測定するプログラム。
  8. 前記表示制御手段は、異なる種類のオブジェクトを順不同に表示し、
    前記検知手段は、同じ種類のオブジェクトが連続して表示された場合、該同じ種類のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知し、
    前記計測手段は、前記識別変化に関する測定値として、前記同じ種類のオブジェクトが連続して表示されたときから、該同じ種類のオブジェクトに対する被験者のタップ操作を検知する迄の時間を計測すること、
    を特徴とする請求項5ないし7何れか一項に記載の被験者の脳機能を測定するプログラム。

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