JP2018118786A - 折り畳める即席カップめん - Google Patents

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広 水沼
徹 中間
Toru Nakama
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Abstract

【課題】 従来の即席カップめんは容器の背が高く嵩張る形状のため,コンパクトで安定したスタッキングに適さず、箱詰めに際しても無駄なスペースが多く生じるうえ、調理の際には必要なカップ内の空洞も、運搬と保管には非効率である。また屋外での携帯食としても嵩張る形状であり、割り箸やフォークを内蔵できないのも不便であった。【解決手段】 耐水耐油性の紙で四角柱型の容器を作り、板状に成型した乾燥麺を縦に入れて容器の一側面に寄せ、割り箸か使い捨てのフォークを同梱し、容器の底面と乾燥麺が寄る側面に直角の両側面を、乾燥麺の厚みを残してつづら折りにし、乾燥麺が寄る面とその対向面を蛇腹状に圧縮し、上縁にシールを接着して密閉する。シールのサイズは容器を展開したときの開口面に合わせ、お湯を注いだ後は保温用の蓋となる。また乾燥麺を挟む両側面の外側に持ち手となる紙製の耳を設け、これも折り畳んで全体をラッピングする。【選択図】図1

Description

本発明は、即席カップめんの容器を厚板状に折り畳んで容積を圧縮し、流通効率と携帯性を改善し、さらにコンパクトで安定したスタッキングに適する形状にするものである。
調理容器がそのまま食器になり、お湯を注ぐだけで食べられる即席カップめんは現在では多品種が販売されており、その何れも容器の形は円錐台形を逆さにした形状である。また、容器に格納された乾燥麺は麺、具材、スープが混和した状態でフリーズドライされており、これが容器の中央部に嵌って固定され、その下に空洞が設けられており、麺がお湯に上下から包まれ、さらにほぐれた麺が下の空洞に降りて行くことにより、麺全体が均等にほぐれるようになっている。
上記背景技術に述べた通り、お湯を注ぐだけで食べられる即席カップめんはほとんどが逆さ円錐台形であるが、この形状では箱詰めに際して容器間に空隙が多くなるために充填率が低く、また容器の背が高く嵩張る形状であるため、コンパクトで安定したスタッキングにも適さず、輸送と保管に関して非効率な形状と言える。さらに容器の中に設けられた空間も輸送と保管に際しては無駄なスペースとなる。
また、円錐台形の形状では携行性が悪く、登山、ハイキング等の携帯食としてバッグやリュック等への詰め込みに不便であり、コートのポケットにも入らない。
また、即席カップめんを食べるためには割り箸かフォークが必需であるが、従来の形状では割り箸やフォークを容器内に収納することはできず、容器の外側に貼り付け添付するのも難しいので、購入時に店から割り箸を貰うことが多い。これを忘れ、お湯をついだ後に割り箸やフォークが無いことに気づくのは悲劇である。
また、近年加工食品の品質保持のために脱酸素剤を同封したり、窒素などの不活性ガスを容器や袋に充填して空気を追い出し、内部を無酸素状態にして酸化による食品劣化を防ぐ方法が多く用いられているが、既存の即席カップめんでは容器内部に大きな空洞があるため、脱酸素剤を用いると内部の低圧化によって容器が変形するために使用できず、また容器の中程に円筒形の乾燥麺が隙間無く嵌っており、その下の空洞に不活性ガスを送り込めないため、不活性ガスを充填することもできない。
上述の課題のうち、箱詰めの充填率を最大化する形態は直方体である。また、バッグやリュック等への詰め込みやコートのポケットに納まりの良い形状は、立方体に近い形状よりも板状の直方体のほうが好ましい。また、箱詰めの充填率を高めるためには、容器のサイズを極小化する必要があり、そのためには容器内の空洞は無い方が良い。因って本発明では以下の方法で、容器内部に空洞が無い板状の直方体の形状で、お湯を注いで食べるときには展開して容器の形状となり、乾燥麺の下に空洞もできる即席カップめんを可能にした。
防水性且つ防油性の紙で四角柱、または倒立した四角錐台形、または台形柱を倒して上向きに開いた形状で、且つ上面が開いた容器を作り、この中に板状に成型した乾燥麺を入れて一側面にこれを寄せ、この面と直角の両側面と底面を、乾燥麺の厚みを残してつづら折りにし、乾燥麺を寄せた側面とその対向面を蛇腹状に圧縮する。
さらに、乾燥麺を寄せた側面とその対向面の両外面に、容器と一体裁断するか、または別部品で持ち手となる紙製の耳を設け、容器が折り畳まれているときは耳も折り畳み、容器を展開するときはこの両耳を起こして指で摘み左右に引き延ばす。
さらに、折り畳んだ容器の上部開口面の縁に、容器と一体裁断されたフラップ状のシールか、または別部品のシールを接着して容器を密閉する。この際、請求項2に於いては、シールの形状を容器を展開したときの上部開口面の形状と大きさに合わせた形状とし、容器が畳まれた状態のときはシールの接着部から先の部分を下向きに90度折り曲げて容器の側面に沿わせ、容器が畳まれた状態からシールの接着部を剥がして容器を展開したときには、お湯を注いだ後の保温用の蓋とする。
また、請求項3に於いては、板状に成形した乾燥麺の底面を、乾燥麺が寄せられた容器の側面側から容器の内側に向かって上向きに傾斜した形状にした。これにより容器が四角柱の仕様では、容器を展開したとき乾燥麺が自動的に斜めに倒れる。容器が逆さ四角錐台形の仕様でも、容器を展開したときに容器を少し傾けるだけで乾燥麺が斜めに倒れる。これにより乾燥麺の上下に三角形の空洞ができるため、麺全体がお湯に包まれた状態となり、麺が均等にほぐれる。
また、請求項4に於いては、本発明の折り畳める即席カップめんの容器に於いて、容器を折り畳んだ状態でも、薄い形状のものや細長い形状のものならば、乾燥麺と容器の隙間に挟み込めるので、割り箸かプラスティック等のフォークを乾燥麺と同梱に収納できる。
また、請求項5においては、本発明に於いて容器内部に狭窄部位も、これによってできる空洞も無いため、容器をシールで密閉する際にパイプを差し込んで窒素等の不活性ガスを吹き込み、空気を追い出して容器内を無酸素状態にしてからシールで密閉し、酸化による乾燥麺の品質劣化を抑止することができる。また容器内部の空間容積が少ないため、シールの裏側に脱酸素剤を貼付しても容器の陰圧による変形が少なくて済む。さらに両方を併用すれば、長期に渡って無酸素状態を維持できるうえに陰圧も生じない。
上記課題及び解決手段に述べたように、従来の即席カップめんの容器の形状は箱詰めに際して空隙が多く、輸送と保管に非効率な形状である。これに比して本発明の折り畳める即席カップめんは、内部に空洞の無い板状の直方体であるため、箱詰めに際してデッドスペース無く高密度に詰め込むことができ、流通経費や保管費用が削減できる。
また店舗の商品棚や、家庭の食器棚や食品庫にスタッキングして保管、或いは陳列する際に、嵩張らずコンパクトで安定したスタッキングができるほか、商店に於いてはスタッキングにより、缶詰のような3個パック5個パック等のパック売りが可能になる。
さらに嵩張らず持ち易い形状であるため携行性が良く、携帯食としてバッグやリュックの中の衣類等の身の回り品の間に仕舞い易く、またコートのポケットにも収まる。
本発明の折り畳める即席カップめんを折り畳まれた状態から展開するときは、折り畳まれた左右の耳を起こし、指で摘んで左右に引き延ばすだけでよく簡便である。またカップが熱くてもこの耳を持ち手として安全に保持することができる。
請求項3に於いては、容器を展開したときに板状の乾燥麺が斜めに倒れて上下に三角形の空洞ができることにより、在来の即席カップめんの乾燥麺下部の空洞と同じ効果が得られる。
また、請求項4に於いては、割り箸またはプラスティック等のフォークを容器内に収納できるので、これらを別個に用意して持ち運ぶ必要が無く、故に忘れて困ることも無い。
また、請求項5に於いては、窒素等の不活性ガスの充填や脱酸素剤により、酸化による乾燥麺の品質劣化を抑止できる。
防水性且つ防油性の紙で四角柱の容器1を作り、板状に成形した乾燥麺2を縦に入れて容器1の一側面に寄せ、プラスティック等のフォーク3を乾燥麺2と容器1の内面との隙間に収納する。乾燥麺2が寄せられた側面に直角の両側面と底面を、乾燥麺2の厚みを残してつづら折りにし、乾燥麺2が寄る側面とその対向面を蛇腹状に圧縮して両面を乾燥麺2に密着させ、容器1の上縁にシール4を接着して容器を密閉する。
このシール4は、容器1を展開したときの開口部の形状とサイズに合わせた形状とし、容器1が畳まれているときには、接着面から先を下向きに90度に折り曲げて容器1の側面に沿わせ、接着部を剥がして容器1を展開したときは、お湯を注いだ後の保温用の蓋とする。
乾燥麺2は、その底面を乾燥麺2が寄せられた側面側から、容器1の内側に向かって上向きに傾斜させた形状とする。
また、乾燥麺2を挟む両側面の外側に持ち手となる紙製の耳5を設け、これも折り畳んで全体をセロファン等で包装する。
図3は容器1の裁断と折り方の一例として、シール4と耳5を別部品にせず一枚の紙から折り上げる裁断例を示した。本図に於いては太い線が紙の裁断線を、細い線が山折り線を、点線が谷折り線を、斜線が糊付け面をそれぞれ表す。
本発明の折り畳める即席カップめんを折り畳んだときの斜視図である。 本発明の折り畳める即席カップめんを展開したときの斜視図である。 本発明の折り畳める即席カップめんの紙製容器の裁断と折り方の一例を示す展開図である。図面は容器の内面側を構成する。
1 容器
2 乾燥麺
3 フォーク
4 シール
5 耳

Claims (5)

  1. 防水性且つ防油性の紙で、四角柱、または倒立した四角錐台形、または台形柱を倒して上向きに拡がる形状とし、且つ上面が開いた容器を作り、板状に成型した乾燥麺をこの容器に縦に入れ、容器の一側面に寄せる。この面に直角の両側面と底面を、乾燥麺の厚みを残してつづら折りにし、乾燥麺を寄せた側面とその対向面を蛇腹状に圧縮し、上縁に容器と一体裁断されたフラップ状のシールか、または別部品のシールを接着して容器を密閉する。さらに乾燥麺を寄せた側面とその対向面の両外面に、持ち手となる紙製の耳を、容器と一体裁断するか、または別部品で設け、これも折りたたみ、全体をセロファン等で包装する。以上のように構成された、折り畳みのできる即席カップめん。
  2. 請求項1の即席カップめんの容器の上縁を密閉するシールを、容器を展開して四角柱、または倒立した四角錐台形、または台形柱を倒して上向きに拡がる形状にしたときの、上面開口部の形状に一致する四角形とし、容器を折り畳んだときには接着部から先を下に90度折り曲げて容器の側面に沿わせ、シールの接着面を剥がして容器を展開した際は、お湯を注いだ後の保温用の蓋とする、請求項1の即席カップめん。
  3. 請求項1の即席カップめんの板状に成形した乾燥麺の形状を、その底面を乾燥麺が寄せられた側面側から容器の内側に向かって上向きに傾斜させた形状にした、請求項1の即席カップめん。
  4. 請求項1の即席カップめんの容器の中に、割り箸またはプラスティック等で出来たフォークを乾燥麺と同梱した、請求項1の即席カップめん。
  5. 請求項1の即席カップめんの上面開口部をシールで密閉するとき、窒素などの不活性ガスを吹き込んで容器内を無酸素状態にしてからシールで密閉するか、またはシールの裏面に脱酸素剤を貼付し、またはその両方を併用して酸化による乾燥麺の食品劣化を抑止する、請求項1の即席カップめん。
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