JP2018116321A - 自動取引装置、カードリーダ及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
キャッシュカード上の磁気ストライプの磁気情報の読み取りをした後に、ICチップの情報を読み込むと、キャッシュカード情報の読み込み時間が長くなる。接触型ICカードのICチップは活性化する時間が必要であるため、キャッシュカード情報の読み込み時間を短くする必要があった。
【解決方法】
磁気情報読み取り部による磁気情報の読み取り及びICチップ読み取り部による読み取りを開始させ、磁気情報読み取り部により読み取られた前記ICチップ有無情報に基づき、制御部がカードのICチップ搭載を無しと判断した場合に、ICチップの読み取りを停止することを特徴とする自動取引装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、セルフ操作型の自動取引装置に関する。特に、自動取引装置の利用者に対し、キャッシュカード上の磁気ストライプやICチップの情報の読み取り手順を工夫することで、キャッシュカードに格納された情報の読み取り時間を短縮させ、サービス時間を短縮することでサービス向上を図る、自動取引装置に関する。
従来、磁気ストライプに記憶された磁気データの読み取りを正常に行うことができないときはICチップにアクセスをすることで、磁気ストライプに記憶された磁気データの読み取りを正常に行うことができなくても、ICチップに記憶されたICデータに基づき金融取引を実行することができるようにしている。
特開2009-009180
上記特許文献1に記載の技術では、キャッシュカードの磁気ストライプの磁気データの読み取りできない場合に、前記キャッシュカードのICチップのデータを読込み、前記ICチップ上の情報で自動取引装置の取引を実施する。しかし、上記従来技術では、キャッシュカード上の磁気情報の読み取り磁気データの状態を確認した後に、ICチップの情報の読み込み動作を開始するため、キャッシュカード情報の読み込み時間が長くなり、結果、自動取引装置を利用する利用者へのサービス時間が長くなる。特にキャッシュカードは接触型ICカードであり、接触ICカードのICチップは活性化する時間が必要であるため、利用者の待ち時間は顕著に長くなる。
キャッシュカード上の磁気ストライプに記憶された磁気情報を読み取る磁気情報読み取り部と、キャッシュカードに搭載したICチップに記憶されたICチップ情報を読み取るICチップ情報読み取り部と、前記磁気情報に含まれるキャッシュカードにICチップ搭載の有無を示すICチップ有無情報に基づきICチップの有無を判断する制御部とを備え、前記制御部は、ICチップの情報が無いと判断した場合に、ICチップの読み取りを停止し、磁気情報に基づき自動取引装置の取引を実施する自動取引装置を提供する。
本発明によれば、磁気ストライプ及びICチップを有するカードを取り扱う装置において、カードからの情報を読み取るための時間を短縮することが可能となる。
自動取引装置の第一の実施形態のフローチャートである。 自動取引装置のハード構成の図である。 自動取引装置で用いる磁気ストライプ情報のレコード構成の図である。 自動取引装置で用いるICチップ情報のレコード構成の図である。 自動取引装置で用いる利用限度額情報のレコード構成の図である。 自動取引装置の取引処理の詳細のフローチャートである。 自動取引装置の画面表示例である。 自動取引装置の取引処理の詳細のフローチャートである。 自動取引装置の画面表示例である。 自動取引装置の第二の実施形態のフローチャートである。 自動取引装置の第二の実施形態の画面表示例である。 自動取引装置の第三の実施形態のフローチャートである。 自動取引装置の第三の実施形態のハード構成の図である。 自動取引装置の第四の実施形態のフローチャートである。
以下に、カード上の磁気ストライプに記憶された磁気情報を読み取る磁気情報読み取り部と、カード上のICチップに記憶されたICチップ情報を読み取るICチップ読み取り部と、前記磁気情報に含まれるカードのICチップ搭載の有り又は無しを示すICチップ有無情報に基づきICチップの有無を判断する判断部と、前記判断部でICチップ情報を無しと判断した場合に、ICチップの読み取りを取り止める停止部と、磁気情報に基づき自動取引装置の取引を実施する取引部と、前記判断部でICチップ情報を有りと判断した場合に、ICチップ情報に基づき自動取引装置の取引を実施する取引部とを具備した、自動取引装置の第一の実施形態を説明する。以下では、磁気ストライプとICチップとを備えることのあるカード媒体として、キャッシュカードを用いて説明する。 図1に、本発明の基本フローチャートを示す。ステップ1からステップ7まで全て自動取引装置で実行する。
ステップ1は、自動取引装置21の利用者から、入力部212のカードリーダがキャッシュカードの挿入を受け付ける。
ステップ2は、ステップ1で入力部212のカードリーダが受け付けたキャッシュカード上の磁気ストライプに記憶された磁気情報を磁気ストライプリーダ2121(磁気情報読み取り部)が読み込む。読み込む磁気情報は、例えば、銀行番号、店舗番号、科目、口座番号、ICチップ有無情報である。各情報の中身の詳細は図4、図5で詳述する。
ステップ3は、ステップ1で入力部212のカードリーダが受け付けたキャッシュカード上のICチップに記憶された情報をICチップリーダ2122(ICチップ読み取り部)が読み込む。読み込みを開始する情報は例えば、銀行番号、店舗番号、科目、口座番号である。ここで、ステップ2における磁気ストライプの読み込み処理の開始後、その読取結果が判明するのを待たずに直ちにICチップの読み取りを開始させることによって全体の処理時間を短縮することが可能である。
ステップ4は、ステップ2で磁気ストライプリーダ2121読み込んだ磁気情報に含まれるICチップの搭載の有無を示すICチップ有無情報に基づき、該キャッシュカードにICカードが搭載されているかいないかを入力部212の入力制御部(図示なし)又は自動取引装置21の全体制御部215が判定する。ここで、入力部212の入力制御部(図示なし)又は自動取引装置21の全体制御部215を制御部ともいう。制御部が、キャッシュカード上にICカードが搭載されていないと判断した場合には、本ステップの次にステップ5を実行する。制御部が、キャッシュカード上にICカードが搭載されていると判断した場合には、本ステップの次にステップ7を実行する。
ステップ5は、ステップ3でICチップに記憶されたICチップ情報の読み込みを開始したICチップリーダ2121の読み込み動作を制御部が取り止める。
ステップ6は、磁気ストライプリーダ2121に読み込まれた磁気情報を用いて、制御部が自動取引装置の取引を実施する。ここでいう、自動取引装置の取引とは、自動取引装置内に格納された現金を自動取引装置外へ取り出す出金取引や、自動取引装置内へ現金を取り込む入金取引や、銀行口座から他の銀行口座へ現金等をシフトする振り込む業務などがあるが、本発明では、自動取引装置のキャッシュカードを用いた取引全てを対象にしている。
ステップ7は、ICチップリーダ2122が読み込んだICチップ情報を用いて、自動取引装置の取引を実施する。本ステップ7においても、ステップ6と同様に自動取引装置のキャッシュカードを用いた取引全てを対象にしている。
図2に、本発明を動作させるハード構成を説明する。21は自動取引装置である。自動取引装置21は、例えば、ATMと同等の機能を有し、キャッシュカードを用いて、紙幣や硬貨の入出金を行い、取引結果として、通帳の印字やレシート印字や発行をする。211は自動取引装置21が搭載する表示部である。表示部211は自動取引装置を利用する利用者に対し、取引メニューや操作の方法のガイダンスや、金額や口座番号等の取引内容を表示する。212は、自動取引装置21が搭載する入力部である。入力部212は、キャッシュカードを受け付けたり、利用者からのタッチパネル等への操作を受け付けたりすることで、自動取引装置21の取引に必要な情報を受け付ける。特に、入力部212はキャッシュカードを読込む機能として、磁気ストライプリーダ2121とICチップリーダ2122とを保持することを特徴とする。
記憶部213は、自動取引装置21が利用者へのサービスを提供に必要な情報や利用者属性情報、及び勘定系ホスト22へ送信する情報を一時的に記憶する。通信部214は、自動取引装置21が搭載する通信部である。通信部214は、自動取引装置21が勘定系ホスト22と通信する機能を保持する。215は自動取引装置21が搭載する全体制御部である。全体制御部215は、自動取引装置21が搭載する各ユニット211〜214の動作を制御する。23はキャッシュカードである。キャッシュカード23は、磁気ストライプ231とICチップ232を搭載する。
図3は、キャッシュカード23の磁気ストライプ231または記憶部213に格納する、磁気ストライプ情報300(磁気情報)であり、銀行毎に固有の情報である銀行番号情報301、店舗ごとに固有の情報である店舗番号情報302、科目情報303、口座毎に固有の情報である口座番号情報304、キャッシュカード23のICチップの有り又は無しを示すICチップ有無情報305から構成する。
図4は、キャッシュカード23上のICチップ232または記憶部213に格納する、ICチップ情報400であり、銀行毎に固有の情報である銀行番号情報401、店舗ごとに固有の情報である店舗番号情報402、科目情報403、口座毎に固有の情報である口座番号情報404から構成する。
図5は、記憶部213に格納する、取引の利用限度額を示す利用限度額情報500であり、取引の実行に利用する記憶媒体の種類を表す記憶媒体情報501と利用限度額情報502から構成する。例えば、図5の場合、磁気ストライプ情報300に基づく取引の利用限度額は10万円となり、ICチップ情報400に基づく取引の利用限度額は100万円となる。
図6は、自動取引装置において磁気情報に基づいて取引の処理を実施する、ステップ6の詳細を説明するフローチャートである。
ステップ6は、ステップ5を実行した後に実施する。ステップ6は、ステップ601、ステップ602、ステップ603、ステップ604の4つのステップで構成される。
ステップ601は、制御部が、記憶部213に格納した利用限度額情報500から記憶媒体情報501をキーとして、利用限度額情報502の情報を読み取り、利用限度額を設定する。例として、記憶媒体情報501内に格納された「磁気ストライプ」をキーとして、利用限度額情報502内に格納された「10万円」を読み取り、利用限度額を「10万円」と設定する。
ステップ602は、ステップ601で読み取った利用限度額を、表示部211を用いて、利用者に表示する。
ステップ603は、ステップ602で表示した文言の内容を確認した結果を、入力部212を用いて受け付ける。図7はステップ602で表示する画面例である。701は表示部211に表示される画面枠である。702は、自動取引装置の利用者にキャッシュカードに搭載されている磁気ストライプまたはICチップのいずれの媒体に基づいて利用限度額を設定したかを表示する文言である。図7の例では、表示部211が「磁気ストライプ情報による取引です。」の文言を表示し、自動取引装置の利用者へ「磁気ストライプ」情報に基づく取引であることを表示している。703は、自動取引装置の利用者に利用限度額を表示する文言ある。図7の例では、表示部211が「利用限度額が10万円」と表示し、自動取引装置の利用者へ利用限度額が「10万円」であることを表示している。704は、自動取引装置の利用者から入力部が確認結果を受け付ける確認ボタンである。図7の例では、表示部が「OK」と表示している。
ステップ604は、磁気情報に基づいて自動取引装置の取引を実施する。磁気情報とは、銀行番号、店舗番号、科目、口座番号である。該磁気情報を用い、自動取引装置で取引の種類により、必要に応じ該磁気情報以外の情報を受け付け、自動取引装置で取引を実施する。ここでいう、自動取引装置の取引とは、現金の出金、入金、振込等であり、通常、口座番号を用いて自動取引装置が扱う取引であり、取引の種類を限定するものではない。
図8は、自動取引装置において、ICチップ情報に基づいて取引の処理を実施する、ステップ7の詳細を説明するフォローチャートである。
ステップ7は、ステップ4を実行した後に実施する。ステップ7は、ステップ801、ステップ802、ステップ803、ステップ804の4つのステップで構成される。
ステップ801は、制御部が、記憶部213に格納した利用限度額情報500から記憶媒体情報501をキーとして、利用限度額情報502の情報を読み取り、利用限度額を設定する。例として、記憶媒体情報501内に格納された「ICチップ」をキーとして、利用限度額情報502内に格納された「100万円」を読み取り、利用限度額を「100万円」と設定する。
ステップ802は、ステップ601で読み取った利用限度額を、表示部211を用いて、利用者に表示する。
ステップ803は、ステップ602で表示した文言の内容を確認した結果を、入力部212を用いて受け付ける。図9はステップ802で表示する画面例である。701は表示部211に表示される画面枠である。901は、自動取引装置の利用者に何の媒体に基づいて利用限度額を設定したかを表示する文言である。図9の例では、表示部が「ICチップ情報による取引です。」の文言と表示し、自動取引装置の利用者へ「ICチップ」情報に基づく取引であることを表示している。902は、表示部が自動取引装置の利用者に利用限度額を表示する文言ある。図9の例では、表示部が「利用限度額が100万円」と表示し、自動取引装置の利用者へ利用限度額が「100万円」であることを表示している。903は、自動取引装置の利用者から入力部が確認結果を受け付ける確認ボタンである。図9の例では、表示部が「OK」と表示している。
ステップ804は、ICチップ情報に基づいて自動取引装置の取引を実施する。
ICチップ情報とは、銀行番号、店舗番号、科目、口座番号である。該ICチップ情報により、自動取引装置で取引の種類により、必要に応じ該ICチップ情報以外の情報を受け付け、自動取引装置で取引を実施する。ここでいう、自動取引装置の取引とは、現金の出金、入金、振込等であり、通常、口座番号を用いて自動取引装置が扱う取引であり、ステップ604と同様に取引の種類を限定するものではない。
以上、本発明での自動取引装置の第一の実施形態の説明である。ステップ1でキャッシュカードを受け付け、ステップ2とステップ3により、磁気ストライプの情報を読み込み、磁気ストライプに含まれるICチップ有無情報を判定する前に、ICチップの情報を読み込み、ステップ4で磁気ストライプの情報に基づき、ICチップが搭載されていないことを判定し、ステップ5でICチップの読込みを取り止めることで、キャッシュカードの読込み時間を短縮させることができる。更に、磁気ストライプとICチップの情報の違い、すなわちセキュリティの高さの度合いにより、自動取引装置で取り扱う限度額を決定することで、高いセキュリティを持った、自動取引装置を提供する。ただし、磁気ストライプとICチップの情報の違いにより、自動取引装置における限度額を決定する手段や方法は、本発明の目的に対して付随的な目的のものであるため、本限度額の設定の手段や方法がなくても、本発明の本来の目的とするところは達成することができる。
以下、本発明での自動取引装置の第二の実施形態を説明する。
図10は、本発明の第二の実施形態を説明する基本フローチャートである。第二の実施形態も第一の実施形態と同様に、ステップ101からステップ105まで、及びステップ7は全て自動取引装置上で実行する。第二の実施形態では、図2に示した第一の実施形態と同様のハードウェア構成となる。また、第二の実施形態で利用する情報レコードは図3、図4、図5にそれぞれ示した、磁気ストライプ情報、ICチップ情報、利用限度額情報を利用する。
ステップ101は、自動取引装置の入力部212は、利用者からカードの挿入を受け付ける。
ステップ102は、ステップ101で受け付けたカードの磁気ストライプ部分から、磁気ストライプリーダ2121(磁気検知部)は、該カード上に磁気ストライプの有無の検知または、該磁気ストライプの最初の所定バイトの読み込みを行う。
ステップ103は、磁気ストライプリーダ2121(磁気検知部)が、ステップ102で磁気ストライプを検知した結果から、磁気ストライプを検知できた場合には、ステップ104を実行する。磁気ストライプリーダ2121(磁気検知部)が、磁気ストライプを検知できない場合にはステップ105を実行する。
ステップ104は、ICチップリーダ2122は、ステップ101で受け付けたキャッシュカード上のICチップに記憶されたICチップ情報を読み込む。具体的には、ICチップ内に格納されている、ICチップ情報500から銀行番号401、銀行番号402、銀行番号403、口座番号404を読み込む。
ステップ105は、取引不可できない旨の画面を表示部211に表示し、入力部212で利用者から取引できないことの確認結果を受け付け、自動取引装置の取引を終了する。図11にステップ105で表示部211が表示する画面例を示す。701は画面枠、1101は、自動取引装置の利用者へ取引できないことを表示する文言である。図11の例では表示部211が、「ご利用のカードでは、取引できません」と表示している。1102は、自動取引装置の利用者から取引できないことを確認した結果を入力部212が受け付ける確認ボタンである。図11の例では、表示部211が、「OK」と表示している。
ステップ7は、第一の実施形態の説明の中で説明した、ステップ7と同様の動作となる。
以上が第二の実施形態の処理の流れである。第二の実施形態では、キャッシュカード上の磁気ストライプの有無を検知する、または、磁気ストライプの最初の所定バイトを読み込むことで、自動取引装置に挿入されたカードが、キャッシュカードであるか、またはキャッシュカードである可能性が高いかを判定する。キャッシュカードの最初の数バイトには、キャッシュカードであるかを判定するための有効な情報が書き込まれている。ICチップを読み込む前に、キャッシュカードであるかを判定することで、第一の実施形態の効果である自動取引装置の取引時間を短縮しつつ、キャッシュカードではないカード等が挿入されてしまった場合に対する動作を高速にしたり、カードリーダを壊してしまうことを回避することが可能となる。
以上が、本発明での第二の実施形態の説明である。
以下、本発明での自動取引装置の第三の実施形態を説明する。
図12は、本発明の第三の実施形態を説明する基本フォローチャートである。第三の実施形態も第一、第二の実施形態と同様に、ステップ1201からステップ1206まで、及び、ステップ6、ステップ7は全て自動取引装置で実行する。
第三の実施形態では、第一と第二の実施形態のハードウェア構成に1個の機能を追加した構成となる。図13に、第三の実施形態のハードウェア構成を示す。追加する機能とは、券面画像リーダ2123である。券面画像リーダ2123は、入力部212が受け付けたカードの画像を取得する。また、第三の実施形態で利用する情報レコードは図3、図4、図5にそれぞれ示した、磁気ストライプ情報、ICチップ情報、利用限度額情報を利用する。
ステップ1201は、自動取引装置の利用者から入力部212のカード装置が、キャッシュカードの挿入を受け付ける。
ステップ1202は、ステップ1201で受け付けたキャッシュカードの券面画像を券面画像リーダ2123が、取得する。
ステップ1203は、制御部が、ステップ1202で取得したカード券面の画像を解析し、ステップ1201で受け付けたキャッシュカード上にICチップが搭載されているかを識別する。
ステップ1204は、ステップ1203での識別により、ICチップが搭載されていると識別した場合にはステップ1205を実行する。ICチップが搭載されていないと識別した場合には、ステップ1206を実行する。
ステップ1205は、ステップ1201で受け付けたキャッシュカード上に搭載されている、ICチップ内の情報を読み取る。読み取る情報は、銀行番号、店舗番号、科目、口座番号である。
ステップ1206は、ステップ1201で受け付けたキャッシュカード上に搭載されている、磁気ストライプ情報を読み取る。読み取る情報は、銀行番号、店舗番号、科目、口座番号である。
ステップ6は、第一の実施形態の説明の中で説明した、ステップ6と同様の動作となる。
ステップ7は、第一の実施形態の説明の中で説明した、ステップ7と同様の動作となる。
以上が第三の実施形態の処理の流れである。第三の実施形態では、キャッシュカード上にICチップが搭載されているかの有無を、カード券面の画像を解析することにより判定する。ICチップを読み込む前に、キャッシュカードにICチップの有無を判定することで、第一の実施形態の効果である自動取引装置の取引時間を短縮しつつ、キャッシュカードではないカード等が挿入されてしまった場合に対する動作を高速にしたり、カードリーダを壊してしまうことを回避することが可能となる。
以上が、本発明での第三の実施形態の説明である。
以下、本発明での自動取引装置の第四の実施形態を説明する。
図14は、本発明の第四の実施形態を説明する基本フローチャートである。第四の実施形態は第一の実施形態と、第二の実施形態を組み合わせたものである。そのため、ステップ1〜7は、第一の実施形態と同様の動作となる。また、ステップ102、ステップ103、ステップ105は第二の実施形態と同様の動作となる。第四の実施形態のハードウェア構成は図2に示したものと同様である。また、第四の実施形態で利用する情報レコードは図3、図4、図5にそれぞれ示した、磁気ストライプ情報、ICチップ情報、利用限度額情報を利用する。
以上が第四の実施形態の説明である。第四の実施形態では、第二の実施形態と同様に、キャッシュカード上の磁気ストライプの有無を検知したり、磁気ストライプの最初の数バイトを読み込むことで、自動取引装置に挿入されたカードが、キャッシュカードであるか、またはその可能性が高いかを判定する。ICチップを読み込む前に、キャッシュカードであるかを判定することで、第一の実施形態の効果である自動取引装置の取引時間を短縮しつつ、キャッシュカードではないカード等が挿入されてしまった場合に対する動作を高速にしたり、カードリーダを壊してしまうことを回避することが可能となる。
以上のように、第一から第四の実施形態を用いて本発明の実施例を説明したが、本発明は本発明の趣旨の範囲であれば、これらの実施例に限定されるものではない。また、いずれの形態でも動作主体は、自動取引装置の全体制御部又は入力部の入力制御部又はこれらの共同であってよい。
21−自動取引装置、211−表示部、212−入力部、2121−磁気ストライプリーダ、2122−ICチップリーダ、213−記憶装置、214−通信部、215−通信部、22−勘定系ホスト、23−キャッシュカード、231−磁気ストライプ、232−ICチップ、2123−券面画像リーダ、2016−画像認識部

Claims (12)

  1. カード上の磁気ストライプに記憶された磁気情報を読み取る磁気情報読み取り部と、
    前記カード上のICチップに記憶されたICチップ情報を読み取るICチップ読み取り部と、
    前記磁気情報読み取り部により読み取られた磁気情報に含まれる前記カードのICチップ搭載の有り又は無しを示すICチップ有無情報に基づきICチップの有無を判断する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記磁気情報読み取り部による磁気情報の読み取り及び前記ICチップ読み取り部による読み取りを開始させ、前記磁気情報読み取り部により読み取られた前記ICチップ有無情報に基づき、前記制御部が前記カードのICチップ搭載を無しと判断した場合に、ICチップの読み取りを停止することを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置であって、前記制御部は、前記ICチップ有無情報に基づき、前記カードのICチップ搭載を無しと判断した場合に、前記磁気情報読み取り部により読み取られた磁気情報に基づき、自動取引装置の取引を実施することを特徴とする。
  3. 請求項2に記載の自動取引装置であって、前記制御部は、前記ICチップ有無情報に基づき、前記カードのICチップ搭載を有りと判断した場合に、前記ICチップ読み取り部により読み取られたICチップ情報に基づき、自動取引装置の取引を実施することを特徴とする。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の自動取引装置であって、
    さらに情報を表示する表示部とを有し、
    前記制御部は、前記磁気情報または前記ICチップ情報に基づき、自動取引装置で取り扱う限度額を設定し、前記限度額を表示することを特徴とする。
  5. 請求項1又は請求項2のいずれか一つに記載の自動取引装置であって、 さらに、自動取引装置が実施する取引が、前記磁気情報または前記ICチップ情報のいずれに基づき実施されているかを表示する表示部とを具備する。
  6. カード上の磁気ストライプの有無を検知する磁気検知部と、
    前記カード上のICチップに記憶されたICチップ情報の読み取るICチップ読み取り部と、
    前記磁気検知部により検知された前記磁気ストライプの有無に基づき、前記ICチップ読み取り部によるICチップ情報の読み取りを実施するか否かを判断する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記磁気検知部が磁気ストライプを有りと判断した場合に、前記ICチップ読み取り部が読み取ったICチップ情報に基づき自動取引装置の取引を実施することを特徴と具備する自動取引装置。
  7. 請求項6に記載の自動取引装置であって、さらに情報を表示する表示部を有し、
    前記制御部は、前記磁気検知部が前記磁気ストライプを無しと判断した場合に、利用者に取引を中止する旨の情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
  8. カード上の磁気ストライプに記憶された磁気情報を読み取る磁気情報読み取り部と、
    前記カード上のICチップに記憶されたICチップ情報を読み取るICチップ読み取り部と、
    前記磁気情報読み取り部により読み取られる磁気情報の所定バイトの情報に基づき、前記カード上の前記ICチップに記憶されたICチップ情報の読み取りを実施するか否か判断する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記磁気情報読み取り部により読み取られた前記所定バイトの情報に基づき、ICチップ情報の読み取りを実施すると判断した場合に、前記ICチップ読み取り部により読み取られたICチップ情報に基づき自動取引装置の取引を実施することを特徴とする自動取引装置。
  9. 請求項8に記載の自動取引装置であって、さらに情報を表示する表示部を有し、
    前記制御部は、前記磁気情報読み取り部により読み取られた磁気情報の所定バイトの情報に基づき、ICチップ情報の読み取りを実施しないと判断した場合に、利用者に取引を中止する旨を前記表示部に表示することを特徴とする。
  10. カード券面の画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部が取得した画像に基づきカードにICチップが搭載しているか否かを判断する制御部と、
    カードに搭載したICチップに記憶されたICチップ情報を読み取るICチップ読み取り部とを有し、
    前記制御部は、前記画像取得部が取得した画像に基づき、カードにICチップが搭載されていると判断した場合にICチップ読み取り部により読み取られた前記ICチップ情報に基づき取引を実施することを特徴とする自動取引装置。
  11. 請求項10に記載の自動取引装置であって、さらにカードの磁気ストライプに記憶された磁気情報を読み取る磁気情報読み取り部を備え、
    前記制御部は、カードにICチップが搭載されていないと判断した場合に、前記磁気情報読み取り部により読み取られた磁気情報に基づき取引を実施することを特徴とする。
  12. カード上の磁気ストライプの有り又は無しを検知する磁気検知部と、
    前記カード上の磁気ストライプに記憶された磁気情報を読み取る磁気情報読み取り部と、
    前記カード上のICチップに記憶されたICチップ情報を読み取るICチップ読み取り部と、
    前記磁気検知部、前記磁気情報読み取り部、前記ICチップ読み取り部により取得した情報に基づき、処理を行う制御部とを有する自動取引装置であって、
    前記制御部は、前記磁気検知部が前記磁気ストライプの有りを検知した場合に、前記磁気情報読み取り部に前記磁気情報に含まれるICチップの有り又は無しを示すICチップ有無情報を取得させ、前記ICチップ読み取り部にICチップ情報の読み取りを開始させ、前記ICチップ有無情報に基づきICチップを無しと判断した場合に、前記ICチップ読み取り部によるICチップ情報の読み取りを停止することを特徴とする自動取引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020086856A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 三菱重工機械システム株式会社 カードリーダ、カードリーダシステム、処理方法及びプログラム

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