JP2018113114A - ダクト及びそれを用いた蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、液体が単電池に到達しづらいエアダクトを提供する事を課題とする。【解決手段】上記課題を解決するために本発明のダクトは、吸気口と、蓄電装置内に気体を通すための第一ダクトと、第一ダクトと連通される第二ダクトを有し、前記第二ダクトには開口が設けられる。【選択図】図3
Description
本発明は複数の電池セルを有する蓄電装置の空冷ダクト及びそれを用いた蓄電装置に関する。
従来のエアダクトの排液構造に関して、例えば特許文献1には、ダクト体の孔に線に集合体を備え、電池パック内部に侵入した液体を、繊維集合体を通してダクト外に排出する構造が開示されている。
自動車に搭載される蓄電装置は、装置ケースの内部に複数の単電池、配線部品やエアダクト等を格納しており、エアダクトは単電池へ冷却風を送風する流路を形成している。そのため、冷却ダクトには以下の様な要件が求められる。(1)入出力時に単電池が発熱し温度上昇するが規定温度以下に保つように、冷却風を単電池に送風することで温度抑制する。(2)誤って冷却口に液体が浸入した場合、その液体が冷却流路を伝わり単電池に到達しないこと、また液体が蓄電装置内に溜まらないこと。その為に、エアダクトは冷却風を漏らさないとともに液体を排出可能な構造が必要となる。また、更なる要件として(3)電動車両の普及の為には蓄電装置に対しても省スペースな構造が要求される。
特許文献1に記載のダクトでは、上記(1)と(3)については実現できる可能性がある。しかし、一方で(2)については、孔31にたまった液体が電池パックへ流れる流路中にあるため、冷却風で液体が電池パック側に流されてしまい、単電池に到達してしまう恐れがある。
本発明は、このような問題に鑑み、液体が単電池に到達しづらいエアダクトを提供する事にある。
上記課題を解決するために本発明のダクトは、吸気口と、蓄電装置内に気体を通すための第一ダクトと、第一ダクトと連通される第二ダクトを有し、前記第二ダクトには開口が設けられる。
本発明によると、冷却風によってダクトに溜まった液体が単電池側に流されにくくなるので、液体が単電池に到達しづらいエアダクトを提供することができる。
以下、本発明について説明する。
図1〜5を参照して、本発明による蓄電装置1の実施の形態を説明する。本実施の形態に係る蓄電装置1は、電動車両、たとえば電気自動車の電動機駆動システムにおける車載電源装置に適用されるものである。この電気自動車の概念には、内燃機関であるエンジンと電動機とを車両の駆動源として備えたハイブリッド電気自動車、および電動機を車両の唯一の駆動源とする純正電気自動車等が含まれる。
図1は、本発明に係る蓄電装置1の外観斜視図である。なお、これから明細書中で説明される方向については図中の上下左右前後に対応する。
蓄電装置1は上側ケース2と下側ケース3から構成されており、上側ケース2の左右にはそれぞれ右外ダクト4と左外ダクト5が設けられている。この下側ケース3には複数の電池モジュール7が配置されている。詳細については図2を用いて説明する。
図2は図1に図示された蓄電装置1の内部斜視図である。蓄電装置1は、たとえば、リチウムイオンバッテリパックであり、複数の単電池8を格納した複数の電池モジュール7を格納している。電池モジュール7には内ダクト6が取り付けられており、右外ダクト4及び左外ダクト5と合わせることで冷却用の流路を形成している。形成された流路により外部からの冷却風は電池モジュール7に配風され、さらに電池モジュール7内の単電池8に配風されることで単電池8の温度抑制を果たしている。また、蓄電装置1の冷却構成は引き込み式の冷却である。
図3は図1のA−A断面の右側の一部を示すものであり、上側ケース2、下側ケース3、右外ダクト4、内ダクト6、モジュール7、底面ダクト9の形状を明示している。冷却風は右外ダクト4の上面が吸気口で空気が取り込まれ、内ダクト6、モジュール7を通り、底面ダクト9の右側面から排出される。また、蓄電装置1は左右対称であり、左外ダクト5も同様の構成となっている。
続いて本発明の特徴となるダクト構造について説明する。図4(a)は右外ダクト4の構成図である。右外ダクト4はダクト41と逆流防止機構42にて構成されている。
図4(b)は図4(a)の逆流防止機構が開放され水抜き開口43により、右外ダクト4内にある水が排出されている図である。
図5は図4(a)のA−A断面図である。右外ダクト4の上面の吸気口4Cは冷却風71と水72の侵入が可能であるが、水72は垂直に落下し、水72の重さで逆流防止機構42を作動させて、水抜き開口43より排出される。冷却風71は、ダクト内で分岐されており右側ダクトの上面のみ冷却風を取り込む。逆流防止機構42により水抜き開口43から冷却風が取り込まれることはない。このように、ダクト4(5)の構造を、水抜き開口に繋がる水抜き穴側流路(第二ダクト)4Aと単電池に繋がる冷却風流路(第一ダクト)4Bとに分ける構造とした。このような構造にすることによって、水抜き開口43側の液体が単電池側に移動することが無くなるため、冷却風によってダクトに溜まった液体が単電池側に流されにくくなる。そのため、液体が単電池に到達しづらいエアダクトを提供することが可能となる。
本発明の一つの構造としては、エアダクトは吸気口4Cの直下の排出口と、逆止弁を有する機構と、吸気口と排出弁と間に有するエア流路により構成される。
また、図5に記載されているように水抜き開口側流路4Aには、吸気口4Cに対向してベント部4A1を設ける構成とした。このような構成にすることによって、吸気口4Cから吸気された冷却風がベント部4A1に当たる。そのため、逆流防止シート42に直接冷却風が当たらなくなり、逆流防止シート42から冷却風が漏れる可能性が少なくなる。
また、ベント部4A1は下方向(水抜き開口43)に向かって傾斜している構造となっていることが好ましい。このような構成にすることによって、吸気口4Cから入りこんだ液体がベント部4A1から水抜き開口43側に落ち込む構造とすることができ、確実にダクト内から液体を排出することが出来る。
また、冷却流路の吸気口4Cを車両の上方向に設置することが可能となりダクト4の小型化及び車両全体の冷却流路を省スペースで実現する事ができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 蓄電装置
2 上側ケース
3 下側ケース
4 右外ダクト
5 左外ダクト
6 内ダクト
7 モジュール
8 単電池
9 底面ダクト
42 逆流防止シート
43 水抜き開口
2 上側ケース
3 下側ケース
4 右外ダクト
5 左外ダクト
6 内ダクト
7 モジュール
8 単電池
9 底面ダクト
42 逆流防止シート
43 水抜き開口
Claims (6)
- 蓄電装置に接続されるダクトにおいて、
前記ダクトは、吸気口と、前記蓄電装置内に気体を通すための第一ダクトと、当該第一ダクトと連通される第二ダクトを有し、前記第二ダクトには開口が設けられることを特徴とするダクト。 - 請求項1に記載のダクトにおいて、
前記開口には逆流防止機構を有することを特徴とするダクト。 - 請求項1又は2に記載のダクトにおいて、
前記開口は、前記ダクトの吸気口に対して直下に配置されることを特徴とするダクト。 - 請求項3に記載のダクトにおいて、
前記第二ダクトには前記吸気口に対向してベント部を設けたことを特徴とするダクト。 - 請求項4に記載のダクトにおいて、
前記ベント部は前記開口に向かって傾斜することを特徴とするダクト。 - 請求項1乃至5の何れかに記載のダクトを備えた蓄電装置において、
前記ダクトの吸気口は前記蓄電装置の上面側に配置されることを特徴とする蓄電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001543A JP2018113114A (ja) | 2017-01-10 | 2017-01-10 | ダクト及びそれを用いた蓄電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001543A JP2018113114A (ja) | 2017-01-10 | 2017-01-10 | ダクト及びそれを用いた蓄電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018113114A true JP2018113114A (ja) | 2018-07-19 |
Family
ID=62912210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017001543A Pending JP2018113114A (ja) | 2017-01-10 | 2017-01-10 | ダクト及びそれを用いた蓄電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018113114A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109148776A (zh) * | 2018-08-29 | 2019-01-04 | 扬州昊宁电气有限公司 | 一种防水耐高温效果好的城市路灯用蓄电池 |
-
2017
- 2017-01-10 JP JP2017001543A patent/JP2018113114A/ja active Pending
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CN109148776A (zh) * | 2018-08-29 | 2019-01-04 | 扬州昊宁电气有限公司 | 一种防水耐高温效果好的城市路灯用蓄电池 |
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