JP2018111435A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ビード部の耐久性を向上させた重荷重用空気入りタイヤを提供する。【解決手段】第1補強層10は、カーカスコードc1に対して傾斜するスチールコードc2を含むスチールコードプライ10Aを有している。第2補強層11は、スチールコードプライ10Aに接する内側第2プライ11Aと、内側第2プライ11Aのタイヤ軸方向外側で内側第2プライ11Aに接する外側第2プライ11Bとを有している。外側第2プライ11Bのタイヤ半径方向外側の端部19は、内側第2プライ11Aのタイヤ半径方向外側の端部17よりもタイヤ半径方向外側に位置している。内側第2プライ11Aは、カーカスコードc1に対してスチールコードc2と同方向に傾斜する内側有機繊維コードc3を含んでいる。外側第2プライ11Bは、カーカスコードc1に対して内側有機繊維コードc3と逆方向に傾斜する外側有機繊維コードc4を含んでいる。【選択図】図2

Description

本発明は、ビード部の耐久性を高めた重荷重用空気入りタイヤに関する。
例えば、下記特許文献1には、ビード部に補強層が設けられた重荷重用空気入りタイヤが提案されている。特許文献1の補強層は、カーカスプライの折返し部の周りを断面略U字状にのびるスチールコードを含む第1補強層と、第1補強層のタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向にのびる有機繊維コードを含む第2補強層とで構成されている。
特開平11−020421号公報
しかしながら、特許文献1の重荷重用空気入りタイヤは、例えば、高温地域やブレーキ頻度の多い地域で使用される場合、リムフランジ近傍のビード部の温度が高温になりやすく、ゴムがリムフランジ上に流れ、その後、硬化するという問題があった。硬化したゴムは、カーカスプライの引張り力により割れ等の損傷が発生し、ビード部の耐久性が低下する原因となっていた。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ビード部に設けられた第2補強層が、内側第2プライと外側第2プライとを有することを基本として、ビード部の耐久性を向上させた重荷重用空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るトロイド状のカーカスを含む重荷重用空気入りタイヤであって、前記カーカスは、前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部の前記ビードコアに至る本体部と、前記本体部に連なりかつ前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返す折返し部とを含むカーカスプライを有し、前記ビード部には、タイヤ子午線断面において、少なくとも一部が前記折返し部のタイヤ半径方向内側からタイヤ半径方向外側に向かって略U字状にのびる第1補強層と、少なくとも一部が前記第1補強層のタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向にのびる第2補強層とが設けられ、前記カーカスプライは、タイヤ放射方向に対して0〜20°の角度を有するスチール製のカーカスコードを含み、前記第1補強層は、前記カーカスコードに対して傾斜するスチールコードを含むスチールコードプライを有し、前記第2補強層は、前記スチールコードプライに接する内側第2プライと、前記内側第2プライのタイヤ軸方向外側で前記内側第2プライに接する外側第2プライとを有し、前記外側第2プライのタイヤ半径方向外側の端部は、前記内側第2プライのタイヤ半径方向外側の端部よりもタイヤ半径方向外側に位置し、前記内側第2プライは、前記カーカスコードに対して前記スチールコードと同方向に傾斜する内側有機繊維コードを含み、前記外側第2プライは、前記カーカスコードに対して前記内側有機繊維コードと逆方向に傾斜する外側有機繊維コードを含むことを特徴としている。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記内側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、前記スチールコードの前記カーカスコードに対する傾斜角度よりも小さいのが望ましい。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記外側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、前記内側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度に略等しいのが望ましい。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記内側有機繊維コード及び前記外側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、20〜60°であり、前記スチールコードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、50〜70°であるのが望ましい。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記外側第2プライの前記端部と前記内側第2プライの前記端部との距離は、8〜18mmであるのが望ましい。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記折返し部は、タイヤ半径方向外側の端部を有し、前記内側第2プライの前記端部は、前記折返し部の前記端部よりもタイヤ半径方向外側に位置し、前記内側第2プライの前記端部と前記折返し部の前記端部との距離は、8〜18mmであるのが望ましい。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記ビード部には、正規リムのリムシート面に接するチェーファーゴムが設けられ、前記チェーファーゴムの前記ビードコアのタイヤ軸方向外側位置での最小厚さは、2.5〜6.0mmであるのが望ましい。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記ビード部には、正規リムのリムシート面に接するチェーファーゴムが設けられ、前記チェーファーゴムの複素弾性率は、7〜14MPaであるのが望ましい。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、第2補強層は、スチールコードプライに接する内側第2プライと、前記内側第2プライのタイヤ軸方向外側で前記内側第2プライに接する外側第2プライとを含み、前記外側第2プライの外端は、前記内側第2プライの外端よりもタイヤ半径方向外側に位置している。このような第2補強層は、カーカスプライの引張り力の影響を受け易い内側第2プライの端部を外側第2プライで覆うことができるので、そこを基点とする割れや剥離等の損傷を抑制し得る。
本発明の重荷重用タイヤにおいて、内側第2プライは、カーカスコードに対してスチールコードと同方向に傾斜する内側有機繊維コードを含み、外側第2プライは、前記カーカスコードに対して前記内側有機繊維コードと逆方向に傾斜する外側有機繊維コードを含んでいる。このような外側第2プライ及び内側第2プライは、カーカスプライの引張り力を効果的に抑制し、ひいてはゴムの硬化を起因とするビード部の損傷を低減することができる。したがって、本発明の重荷重用タイヤは、ビード部の耐久性を向上させ得る。
本発明の一実施形態の重荷重用空気入りタイヤの断面図である。 図1のビード部の側面図である。 図1のビード部の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の重荷重用空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の正規状態における回転軸を含むタイヤ子午線断面図が示されている。
「正規状態」とは、タイヤ1が正規リムRにリム組みされ、かつ、正規内圧に充填された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、タイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6を含んでいる。カーカス6は、少なくとも1枚、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aを有している。
カーカスプライ6Aは、本体部6aと折返し部6bとを含むのが望ましい。本実施形態の本体部6aは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至っている。本実施形態の折返し部6bは、本体部6aに連なり、かつ、ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されている。折返し部6bは、例えば、タイヤ半径方向外側の第1端部9を有している。本実施形態のカーカスプライ6Aの本体部6aのビードベースラインBLを基準とした高さH1は、タイヤ赤道C付近で、最大である。
図2には、ビード部4の側面図が示されている。図2に示されるように、カーカスプライ6Aは、好ましくは、タイヤ放射方向に対して0〜20°の角度θ1を有するスチール製のカーカスコードc1を含んでいる。本明細書において、タイヤ放射方向とは、タイヤ1の回転軸を含む平面上で、プライの形状に沿った方向である。このようなカーカスプライ6Aを有するタイヤ1は、転がり抵抗が小さく、車両の低燃費に貢献し得る。
図1に示されるように、カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部には、ベルト層7が配されるのが望ましい。ベルト層7は、例えば、スチール製のベルトコードを含む複数のベルトプライを有している。本実施形態のベルト層7は、第1〜第4のベルトプライ7A〜7Dで形成された4枚構造である。
本実施形態のビード部4には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に向かって先細状にのびるビードエーペックスゴム8と、ビード部4を補強するための第1補強層10及び第2補強層11と、正規リムRのリムシート面R1に接するチェーファーゴム12とが設けられている。
図3には、ビード部4の拡大図が示されている。図3に示されるように、ビードコア5は、例えば、スチール製のビードワイヤを多列多段に巻回した多角形状の断面形状を有している。本実施形態のビードコア5は、略六角形状の断面形状を有している。ビードコア5は、タイヤ半径方向外側に位置し、タイヤ軸方向にのびる外側面5aと、タイヤ半径方向内側に位置し、タイヤ軸方向にのびる内側面5bとを含むのが望ましい。
正規状態と、この正規状態に正規荷重を負荷してキャンバー角0°で接地させた規格荷重負荷状態とにおいて、ビードコア5の内側面5bと正規リムRのリムシート面R1とのなす角度θ2は、0°±3°であるのが望ましい。このようなビードコア5を有するタイヤ1は、走行中のビードコア5のローテーションが抑制され、ビード部4でのカーカスプライ6Aの引張り力が小さくなり、その結果、ビード部4の耐久性を向上させ得る。
ここで、前記「正規荷重」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" とする。
上述のビードコア5は、正規リムRが15°テーパリムである場合、例えば、ビード部4を成形する際の内側面5bを、タイヤ軸方向外側に向かって内径が大となる向きの傾斜で、かつタイヤ軸方向に対して20°の角度とすることで形成される。なお、15°テーパリムとは、リムシート面R1がタイヤ軸方向内側から外側に向かってタイヤ半径方向外側に略15°の角度で傾斜するリムである。なお、本明細書において、「略」が付される各部の寸法等には、10%未満の誤差を有するものが含まれる。
ビードコア5は、ビードワイヤで構成されたコア本体5Aと、コア本体5Aの周囲を被覆するラッピング層5Bとを含むのが望ましい。ラッピング層5Bは、例えば、ナイロン等の有機繊維のキャンパス布で構成され、ビードワイヤを固定している。
本実施形態のビードエーペックスゴム8は、内エーペックス8Aと、内エーペックス8Aのタイヤ半径方向外側に配された外エーペックス8Bとを含んでいる。
内エーペックス8Aは、例えば、本体部6aと折返し部6bとの間をビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびる略三角形状の断面形状を有している。内エーペックス8Aのタイヤ半径方向外側の第2端部13は、例えば、本体部6aのタイヤ軸方向外側面上に位置している。内エーペックス8Aの第2端部13は、折返し部6bの第1端部9よりもタイヤ半径方向外側に位置しているのが望ましい。
内エーペックス8Aの複素弾性率E*1は、好ましくは、40〜65MPaである。本明細書において、タイヤ1を構成するゴム材料の複素弾性率は、粘弾性スペクトロメーターを用いて、温度70℃、周波数10Hz、初期歪10%及び動歪2%の条件下で測定された値である。
外エーペックス8Bは、例えば、内エーペックス8Aの第2端部13から折返し部6bに向かって半径方向内方にのびる境界面14を介して、内エーペックス8Aに連なっている。外エーペックス8Bの複素弾性率E*2は、好ましくは、内エーペックス8Aの複素弾性率E*1よりも小さい3〜5MPaである。
このようなビードエーペックスゴム8は、ビード部4の変形に際して十分な曲げ剛性を確保することができる。また、本実施形態のビードエーペックスゴム8は、低弾性の外エーペックス8Bにおいて、カーカスプライ6Aの折返し部6bに作用する剪断応力を緩和でき、セパレーション等の損傷を効果的に防止し得る。
第1補強層10は、少なくとも1枚、本実施形態では1枚のスチールコードプライ10Aを有している。このような第1補強層10は、スチールコードプライ10Aが、ビード部4の曲げ剛性を高め、ビードコア5を支点としたビード部4のタイヤ軸方向外側への大きな曲げ変形を効果的に抑制することができる。
スチールコードプライ10Aは、タイヤ子午線断面において、少なくとも一部が折返し部6bのタイヤ半径方向内側からタイヤ半径方向外側に向かって略U字状にのびるのが望ましい。本実施形態のスチールコードプライ10Aは、少なくとも一部がカーカスプライ6Aの本体部6a及び折返し部6bに接している。このようなスチールコードプライ10Aは、ビード部4のタイヤ軸方向外側の剛性を過度に高めず、乗り心地を向上させている。なお、スチールコードプライ10Aの配置は、このような態様に限定されるものではない。
スチールコードプライ10Aのタイヤ軸方向外側の第3端部15は、折返し部6bの第1端部9よりも、タイヤ半径方向内側に位置するのが望ましい。これにより、スチールコードプライ10Aの第3端部15は、その付近に歪みが集中することが抑制され得る。このようなビード部4は、第3端部15を起点としたセパレーション等の損傷が抑制され得る。
スチールコードプライ10Aの第3端部15と折返し部6bの第1端部9との距離L1は、好ましくは、8〜18mmである。距離L1が8mmよりも小さいと、スチールコードプライ10Aの第3端部15での剛性差が大きくなり、第3端部15を起点としたセパレーション等の損傷が起こるおそれがある。距離L1が18mmよりも大きいと、ビード部4の曲げ剛性を向上できないおそれがある。
スチールコードプライ10Aのタイヤ軸方向内側の第4端部16は、例えば、内エーペックス8Aの第2端部13よりもタイヤ半径方向内側に位置するのが望ましい。さらに望ましい態様として、スチールコードプライ10Aの第4端部16は、スチールコードプライ10Aの第3端部15よりもタイヤ半径方向内側に位置している。このようなスチールコードプライ10Aは、その形状に沿って測定される長さを、比較的小さくすることができ、軽量化と補強効果との両立が可能となる。ここで、その形状に沿って測定される長さとは、いわゆるペリフェリ長さである。
図2に示されるように、スチールコードプライ10Aは、カーカスコードc1に対して傾斜するスチールコードc2を含むのが望ましい。スチールコードc2のカーカスコードc1に対する傾斜角度θ3は、好ましくは、50〜70°である。スチールコードc2の配列本数は、好ましくは、プライ幅50mm当たり20〜40本である。このようなスチールコードプライ10Aは、ビード部4の曲げ剛性を高め、ひいてはビードコア5を支点としたビード部4のタイヤ軸方向外側への大きな曲げ変形をより効果的に抑制することができる。
図3に示されるように、第2補強層11は、少なくとも一部が第1補強層10のタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向にのびるのが望ましい。本実施形態の第2補強層11は、スチールコードプライ10Aに接する内側第2プライ11Aと、内側第2プライ11Aのタイヤ軸方向外側で内側第2プライ11Aに接する外側第2プライ11Bとを有している。
このような第2補強層11は、正規リムRのリムフランジ近傍のビード部4の温度が高温になったとしても、リムシート面R1に接するチェーファーゴム12が、熱の影響等により軟化してリムフランジ上に流れ、その後、硬化するのを抑制し得る。このため、ビード部4は、ゴムの硬化を起因とする損傷が低減され得る。
図2に示されるように、本実施形態の内側第2プライ11Aは、カーカスコードc1に対してスチールコードc2と同方向に傾斜する内側有機繊維コードc3を含んでいる。また、本実施形態の外側第2プライ11Bは、カーカスコードc1に対して内側有機繊維コードc3と逆方向に傾斜する外側有機繊維コードc4を含んでいる。このような内側第2プライ11A及び外側第2プライ11Bは、互いに補完して、カーカスプライ6Aの引張り力を効果的に抑制し、ひいてはゴムの硬化を起因とするビード部4の損傷を低減することができる。その結果、本実施形態のタイヤ1は、ビード部4の耐久性をより向上させ得る。
図3に示されるように、内側第2プライ11A及び外側第2プライ11Bは、互いに重なり、スチールコードプライ10Aの第3端部15をタイヤ軸方向外側から覆っている。このような第2補強層11は、スチールコードプライ10Aよりも優れた柔軟性及びゴム部材との密着性を有している。このため、スチールコードプライ10Aの第3端部15での応力が緩和され、第3端部15を起点としたセパレーション等の損傷が長期にわたって抑制され得る。また、本実施形態の第2補強層11は、カーカスプライ6Aの折返し部6bに作用する剪断応力を緩和でき、剪断応力に伴う歪みを低減させることができる。
内側第2プライ11Aのタイヤ半径方向外側の第5端部17は、折返し部6bの第1端部9よりもタイヤ半径方向外側に位置するのが望ましい。このような内側第2プライ11Aは、折返し部6bの第1端部9を覆うことができる。このため、ビード部4は、折返し部6bの第1端部9を起点としたセパレーション等の損傷が効果的に抑制され得る。
内側第2プライ11Aの第5端部17と折返し部6bの第1端部9との距離L2は、好ましくは、8〜18mmである。距離L2が8mmよりも小さいと、カーカスプライ6Aの第1端部9での剛性差が大きくなり、第1端部9を起点としたセパレーション等の損傷が起こるおそれがある。距離L2が18mmよりも大きいと、内側第2プライ11Aが動き易くなり、内側第2プライ11Aの第5端部17を起点としたセパレーション等の損傷が起こるおそれがある。
内側第2プライ11Aの第5端部17と折返し部6bの第1端部9との距離L2は、折返し部6bの第1端部9とスチールコードプライ10Aの第3端部15との距離L1に略等しいことが望ましい。これにより、ビード部4は、応力が一様に分散され、その耐久性がさらに向上する。
内側第2プライ11Aのタイヤ半径方向内側の第6端部18は、スチールコードプライ10Aの第3端部15及び第4端部16よりもタイヤ半径方向内側に位置している。内側第2プライ11Aの第6端部18は、後述する外側第2プライ11Bの第8端部20よりもタイヤ軸方向内側に位置しているのが望ましい。これにより、内側第2プライ11Aの第6端部18は、その付近に歪みが集中することが抑制され得る。このようなビード部4は、内側第2プライ11Aの第6端部18を起点としたセパレーション等の損傷が抑制され得る。
外側第2プライ11Bのタイヤ半径方向外側の第7端部19は、内側第2プライ11Aの第5端部17よりもタイヤ半径方向外側に位置するのが望ましい。このような外側第2プライ11Bは、カーカスプライ6Aの引張り力の影響を受け易い内側第2プライ11Aの第5端部17を覆うことができる。このため、ビード部4は、内側第2プライ11Aの第5端部17を起点としたセパレーション等の損傷が効果的に抑制され得る。
外側第2プライ11Bの第7端部19と内側第2プライ11Aの第5端部17との距離L3は、好ましくは、8〜18mmである。距離L3が8mmよりも小さいと、内側第2プライ11Aの第5端部17での剛性差が大きくなり、内側第2プライ11Aの第5端部17を起点としたセパレーション等の損傷が起こるおそれがある。距離L3が18mmよりも大きいと、外側第2プライ11Bが動き易くなり、外側第2プライ11Bの第7端部19を起点としたセパレーション等の損傷が起こるおそれがある。
外側第2プライ11Bの第7端部19と内側第2プライ11Aの第5端部17との距離L3は、内側第2プライ11Aの第5端部17と折返し部6bの第1端部9との距離L2に略等しいことが望ましい。このようなビード部4は、応力が一様に分散され、その耐久性がさらに向上する。
ビードベースラインBLから外側第2プライ11Bの第7端部19までのタイヤ半径方向の高さH2は、好ましくは、ビードベースラインBLを基準としたカーカスプライ6Aの最大高さH1の25%〜40%である。第7端部19の高さH2がカーカスプライ6Aの最大高さH1の25%よりも小さいと、チェーファーゴム12が正規リムRのリムフランジ上に流れ、硬化するのを抑制する効果が小さくなるおそれがある。第7端部19の高さH2がカーカスプライ6Aの最大高さH1の40%よりも大きいと、外側第2プライ11Bが動き易くなり、外側第2プライ11Bの第7端部19を起点としたセパレーション等の損傷が起こるおそれがある。
本実施形態の外側第2プライ11Bのタイヤ半径方向内側の第8端部20は、ビードコア5のタイヤ半径方向内側の内側領域S1内に位置している。このような外側第2プライ11Bは、カーカスプライ6Aに引張り力が生じた場合でも、大きく動くことなく、カーカスプライ6Aの引張り力を効果的に抑制し得る。このため、タイヤ1は、カーカスプライ6Aの引張り力に伴う歪みが抑制され、歪みが原因の割れ等の損傷が抑制される。その結果、本実施形態のタイヤ1は、ビード部4の耐久性を向上させ得る。
外側第2プライ11Bの第8端部20と内側第2プライ11Aの第6端部18との距離L4は、外側第2プライ11Bの第7端部19と内側第2プライ11Aの第5端部17との距離L3に略等しいことが望ましい。すなわち、外側第2プライ11Bと内側第2プライ11Aとは、その形状に沿って測定される長さが略同一であるのが望ましい。これにより、外側第2プライ11Bと内側第2プライ11Aとは、同一のプライを用いることができる。このため、製造コストは、部品の共用化に伴い削減され得る。
図2に示されるように、内側第2プライ11Aの内側有機繊維コードc3のカーカスコードc1に対する傾斜角度θ4は、好ましくは、20〜60°である。内側有機繊維コードc3は、より好ましくは、カーカスコードc1に対して、30〜50°の傾斜角度θ4でスチールコードc2と同方向に傾斜している。このような内側第2プライ11Aは、カーカスプライ6Aの引張り力を効果的に抑制し、その結果、ビード部4の耐久性をさらに向上させ得る。
内側有機繊維コードc3の傾斜角度θ4は、スチールコードc2の傾斜角度θ3よりも小さいのが望ましい。このような内側第2プライ11Aは、スチールコードプライ10Aの第3端部15を起点としたセパレーション等の損傷をより効果的に抑制することができる。
外側第2プライ11Bの外側有機繊維コードc4のカーカスコードc1に対する傾斜角度θ5は、好ましくは、20〜60°である。外側有機繊維コードc4は、より好ましくは、カーカスコードc1に対して、30〜50°の傾斜角度θ5で内側有機繊維コードc3と逆方向に傾斜している。このような外側第2プライ11Bは、カーカスプライ6Aの引張り力を効果的に抑制し、その結果、ビード部4の耐久性をさらに向上させ得る。
外側有機繊維コードc4の傾斜角度θ5は、内側有機繊維コードc3の傾斜角度θ4に略等しいのが望ましい。このような外側第2プライ11Bと内側第2プライ11Aとは、互いに補完して、カーカスプライ6Aの引張り力をさらに抑制することができる。
上述の内側第2プライ11A及び外側第2プライ11Bは、例えば、製造時に同一のプライの表裏を反転させて用いることで容易に行い得る。これにより、内側第2プライ11Aと外側第2プライ11Bとは、部品を共用化することができ、タイヤ1の製造コストを低減することができる。
内側有機繊維コードc3及び外側有機繊維コードc4の配列本数は、それぞれ、プライ幅50mm当たり20〜40本であるのが好ましい。各有機繊維コードc3,c4として、例えば、ナイロンコード、ポリエステルコード、芳香族ポリアミドコード、又は、高張力ビニロンコード等が好適に用いられる。このような内側第2プライ11A及び外側第2プライ11Bは、スチールコードプライ10Aよりも柔軟性が高く、かつ、ゴム部材との密着性にも優れている。
図3に示されるように、本実施形態のチェーファーゴム12は、第2補強層11のタイヤ軸方向外側に位置し、ビードコア5のタイヤ半径方向内側で正規リムRのリムシート面R1に接している。チェーファーゴム12のタイヤ半径方向外側の第9端部21は、例えば、外側第2プライ11Bの第7端部19よりもタイヤ半径方向外側に位置している。
チェーファーゴム12のビードコア5のタイヤ軸方向外側位置での最小厚さt1は、好ましくは、2.5〜6.0mmである。最小厚さt1が2.5mmよりも小さいと、チェーファーゴム12が硬化し、割れ等の損傷が起きるおそれがある。最小厚さt1が6.0mmよりも大きいと、チェーファーゴム12が正規リムRのリムフランジ上に流れ、タイヤ表面に歪みが生じるおそれがある。
チェーファーゴム12の複素弾性率E*3は、好ましくは、7〜14MPa、より好ましくは、9〜13MPaである。複素弾性率E*3が7MPaよりも小さいと、チェーファーゴム12が正規リムRのリムフランジ上に流れ、タイヤ表面に歪みが生じるおそれがある。複素弾性率E*3が14MPaよりも大きいと、チェーファーゴム12が硬化し、割れ等の損傷が起きるおそれがある。
以上、本発明の一実施形態の重荷重用空気入りタイヤ1が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本構造を有するサイズ295/80R22.5の重荷重用空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。各テストタイヤのビード部に対し、耐久性がテストされた。各テストタイヤの共通仕様及びテスト方法は、以下の通りである。
装着リム:22.5×9.00
タイヤ内圧:850kPa
<ビード部耐久性1>
ドラム試験機上で上記テストタイヤを規格荷重の200%の条件下で時速20km/hで走行させ、ビード部に損傷が発生するまでの走行距離が測定された。結果は、比較例を100とする指数であり、数値が大きい程、ビード部の耐久性が優れていることを示す。
<ビード部耐久性2>
リムを140℃に加熱し、規格荷重の条件下で時速20km/hで走行させ、ビード部に損傷が発生するまでの走行距離が測定された。結果は、比較例を100とする指数であり、数値が大きい程、ビード部の耐久性が優れていることを示す。
テスト結果が表1及び表2に示される。
Figure 2018111435
Figure 2018111435
テストの結果、実施例のタイヤは、ビード部の耐久性が向上していることが確認できた。
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
6a 本体部
6b 折返し部
10 第1補強層
10A スチールコードプライ
11 第2補強層
11A 内側第2プライ
11B 外側第2プライ

Claims (8)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアに至るトロイド状のカーカスを含む重荷重用空気入りタイヤであって、
    前記カーカスは、前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部の前記ビードコアに至る本体部と、前記本体部に連なりかつ前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返す折返し部とを含むカーカスプライを有し、
    前記ビード部には、タイヤ子午線断面において、少なくとも一部が前記折返し部のタイヤ半径方向内側からタイヤ半径方向外側に向かって略U字状にのびる第1補強層と、少なくとも一部が前記第1補強層のタイヤ軸方向外側でタイヤ半径方向にのびる第2補強層とが設けられ、
    前記カーカスプライは、タイヤ放射方向に対して0〜20°の角度を有するスチール製のカーカスコードを含み、
    前記第1補強層は、前記カーカスコードに対して傾斜するスチールコードを含むスチールコードプライを有し、
    前記第2補強層は、前記スチールコードプライに接する内側第2プライと、前記内側第2プライのタイヤ軸方向外側で前記内側第2プライに接する外側第2プライとを有し、
    前記外側第2プライのタイヤ半径方向外側の端部は、前記内側第2プライのタイヤ半径方向外側の端部よりもタイヤ半径方向外側に位置し、
    前記内側第2プライは、前記カーカスコードに対して前記スチールコードと同方向に傾斜する内側有機繊維コードを含み、
    前記外側第2プライは、前記カーカスコードに対して前記内側有機繊維コードと逆方向に傾斜する外側有機繊維コードを含むことを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 前記内側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、前記スチールコードの前記カーカスコードに対する傾斜角度よりも小さい請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. 前記外側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、前記内側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度に略等しい請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  4. 前記内側有機繊維コード及び前記外側有機繊維コードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、20〜60°であり、
    前記スチールコードの前記カーカスコードに対する傾斜角度は、50〜70°である請求項1乃至3のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  5. 前記外側第2プライの前記端部と前記内側第2プライの前記端部との距離は、8〜18mmである請求項1乃至4のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  6. 前記折返し部は、タイヤ半径方向外側の端部を有し、
    前記内側第2プライの前記端部は、前記折返し部の前記端部よりもタイヤ半径方向外側に位置し、
    前記内側第2プライの前記端部と前記折返し部の前記端部との距離は、8〜18mmである請求項1乃至5のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  7. 前記ビード部には、正規リムのリムシート面に接するチェーファーゴムが設けられ、
    前記チェーファーゴムの前記ビードコアのタイヤ軸方向外側位置での最小厚さは、2.5〜6.0mmである請求項1乃至6のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  8. 前記ビード部には、正規リムのリムシート面に接するチェーファーゴムが設けられ、
    前記チェーファーゴムの複素弾性率は、7〜14MPaである請求項1乃至7のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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