JP2018107491A - 放送受信装置、及び受信データ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】TPEGメッセージ等のコンポーネントを複数含み、伝送速度の高速化に対応した放送を受信する場合でも、メモリー消費量及び処理量を抑制可能にする。
【解決手段】放送受信装置は、複数のコンポーネントを構成する複数のTPEGメッセージと、TPEGメッセージ内のアプリケーションデータに対応する事象の位置を示す位置参照情報とを含む放送を受信する処理と、その放送の受信位置である現在位置を取得する処理とを行う(ステップS1、S2)。また、放送受信装置は、所定の種別のTPEGメッセージを取得し、その種別に応じた地理的範囲の条件を設定する(ステップS3〜S5)。また、放送受信装置は、取得したTPEGメッセージDA内の位置参照情報に基づいて、このTPEGメッセージ内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、現在位置を基準に設定した上記条件を満たす範囲内か否かを判定し、その範囲内の場合に、アプリケーションデータに対応する処理を実行する(ステップS7〜S9)。
【選択図】図6

Description

本発明は、放送受信装置、及び受信データ処理方法に関する。
RDS(Radio Data System)を使ったTMC(Traffic Message Channe1)の後継としてDAB(Digital Audio Broadcast)放送でTPEG(Transport Protocol Experts Group)を使った交通情報などの提供が各国で進められている。
TPEGデータフォーマットの放送を受信する放送受信装置として、放送に含まれる複数のTPEGメッセージ(コンポーネントに相当)を受信するように適合されるインタフェースと、メモリーと、メモリーに格納されるリレーショナルデータベースとを備える構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−250399号公報
しかし、TPEGデータフォーマットの放送は、RDS−TMCと比較して伝送速度が高速化し、交通情報等のアプリケーションデータの種別・量が大幅に増えるので、受信装置側のメモリー消費量、及び処理タスクが増大し易い。
そこで、本発明は、TPEGメッセージ等のコンポーネントを複数含み、伝送速度の高速化に対応した放送を受信する場合でも、メモリー消費量及び処理量を抑制可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の放送受信装置は、識別子で種別を識別可能な複数のコンポーネントを含む放送を受信する受信部と、前記放送の受信位置を取得する情報取得部と、前記識別子に基づいて所定の種別のコンポーネントを取得し、前記コンポーネント内のアプリケーションデータに対応する処理を実行する情報処理部とを備え、前記コンポーネントは、当該コンポーネント内の前記アプリケーションデータに対応する事象の位置を示す位置参照情報を含み、前記情報処理部は、前記種別に応じた地理的範囲の条件を設定し、取得した前記コンポーネント内の前記位置参照情報に基づいて、このコンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、前記受信位置を基準に設定した前記条件を満たす範囲内か否かを判定し、前記範囲内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行することを特徴とする。
上記構成において、前記情報処理部は、前記条件として、第1の時間を設定し、前記受信位置から前記事象の位置までの移動に要する時間が、前記第1の時間内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行し、前記第1の時間外の場合には、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行しないようにしてもよい。
また、上記構成において、前記情報処理部は、前記条件として、第1の距離を設定し、前記受信位置から前記事象の位置までの距離が、前記第1の距離内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行し、前記第1の距離外の場合には、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行しないようにしてもよい。
また、上記構成において、走行予定のルート、又は目的地を取得する走行ルート取得部を有し、前記情報処理部は、前記走行予定のルート、又は前記目的地を取得した場合、このコンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、前記走行予定のルート、又は前記目的地を基準に設定した前記条件を満たす範囲内か否かを判定し、前記範囲内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行してもよい。
また、上記構成において、前記情報処理部は、取得した前記コンポーネントが過去に取得済みの場合、前記コンポーネントを廃棄してもよい。
また、上記構成において、前記情報処理部は、前記範囲外の場合、前記コンポーネントを廃棄してもよい。
また、上記構成において、前記情報処理部は、前記アプリケーションデータに対応する処理として表示処理を実行した場合、前記アプリケーションデータに対応する事象の位置が、以後に取得した前記受信位置を基準に設定した前記条件を満たす範囲外になると、前記表示処理を終了してもよい。
また、本発明の受信データ処理方法は、識別子で種別を識別可能な複数のコンポーネントと、当該コンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置を示す位置参照情報とを含む放送を受信する受信ステップと、前記放送の受信位置を取得する取得ステップと、前記識別子に基づいて所定の種別のコンポーネントを取得し、前記種別に応じた地理的範囲の条件を設定するとともに、取得した前記コンポーネント内の前記位置参照情報に基づいて、このコンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、前記受信位置を基準に設定した前記条件を満たす範囲内か否かを判定し、前記範囲内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行する情報処理ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明では、コンポーネントの種別に応じた地理的範囲の条件を設定し、取得した前記コンポーネント内の位置参照情報に基づいて、このコンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、放送の受信位置を基準に設定した前記条件を満たす範囲内か否かを判定し、前記範囲内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行する。これにより、TPEGメッセージ等のコンポーネントを複数含み、伝送速度の高速化に対応した放送を受信する場合でも、メモリー消費量及び処理量を抑制可能になる。
TPEGのType0のフレーム構造を示す図である。 TPEGのType1のフレーム構造を示す図である。 AIDと種別との対応関係を示す図である。 TPEGメッセージの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る放送受信装置のブロック図である。 放送受信装置10の動作を示すフローチャートである。 変形例に係る放送受信装置のブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、DAB放送におけるTPEGサービスとして、様々な場所の交通情報などの車両(移動体)に有用な情報を提供する。TPEGのトランスポートフレームには、2つのフレームタイプ(Type0/Type1)があり、フレームタイプによってその構造が異なる。
図1はTPEGのType0のフレーム構造を示す。
Type0のトランスポートフレーム(符号F1で示す)は、同期を取るための情報(符号D1で示す「Sync Word」)、フィールド長(符号D2で示す「Field Length」)、誤り検出用の情報(符号D3で示す「Header CRC」)、フレームタイプ(Frame Type)D4、及びストリームディレクトリーフレーム(Stream Directory Frame)D5の情報を有する。フレームタイプD4を参照することで、Type0であることを特定可能に構成されている。
Type0のフレームは、アプリケーションデータを含まず、Type1のトランスポートフレームに含まれるサービス数(符号D6で示す「Number of Services」)とそれぞれのサービスを識別する識別子であるサービスID(SIDと表記し、図1中に「SID 1」、「SID 2」・・・「SID 3」で示す)の情報を含んでいる。なお、サービス数、及びSIDはストリームディレクトリーフレームD5に格納されている。図1中、符号D7は誤り検出用の情報「Header CRC」である。
図2はTPEGのType1のフレーム構造を示す。
Type1のフレームは、ストリームディレクトリーフレームD5に代えて、サービスフレームD15を有している。
サービスフレームD15は、交通情報などのアプリケーションデータを格納するフレームである。サービスフレームD15は、SID(Service Identifier)D11、EID(Encryption Indicator)D12、及び多重サービスコンポーネントフレーム(Service Component multiplex)D13の情報を有する。
アプリケーションデータの種別は、交通情報(後述する図3中のRTMアプリケーション、CTTアプリケーションなど)、駐車場情報(図3中のPKIアプリケーション)、公共交通情報(図3中のPTIアプリケーション)、気象情報(図3中のWEAアプリケーション)などがある。
多重サービスコンポーネントフレームD13は、多重化された複数のサービスコンポーネントフレーム(図2中の「Service Component Frame 1」、「Service Component Frame 2」・・・「Service Component Frame n」)で構成される。
各サービスコンポーネントフレームは、サービスコンポーネントデータ(Service Component Data)D16と、このサービスコンポーネントデータD16を識別する識別子であるサービスコンポーネントID(SCID)D17とを含んでいる。
サービスコンポーネントデータD16は、アプリケーションデータを含む複数のTPEGメッセージ(コンポーネントに相当)DA(図4)で構成されている。
このサービスコンポーネントデータD16は、アプリケーションの種別を識別する識別子であるアプリケーションID(AIDと表記する)で区別される同種の情報(アプリケーションデータ)毎にまとめられている。
図3はAIDと種別との対応関係を示している。
図3に示すように、AIDは、0から11まで規定される。AID=1のRTM(Road Traffic Message)アプリケーションは、道路工事などに関する工事情報である。AID=2のPTI(Public Transport Information)アプリケーションは、公共輸送機関に関する公共交通情報である。AID=3のPKI(Parking Information)アプリケーションは、駐車場情報である。AID=4のCTT(Congestion and Travel Time Information)アプリケーションは、渋滞情報である。AID=5のTEC(Traffic Event Compact)アプリケーションは、通行止めなどの交通イベント情報である。AID=6のCAI(Conditional Access Information)アプリケーションは、有料課金サービス用に制限した情報である。AID=7のTFP(Traffic F1ow and Prediction)は、渋滞予報などの交通状況及び予測情報である。AID=8のFPI(Fuel Price Information)は、燃料価格やガソリンスタンドの店舗などの情報である。AID=9のRMR(Road and Multimodal Routes)は、走行ルートに関する情報である。AID=10のWEA(Weather Information Application)は、気象情報である。AID=11のEMI(Electromobility Information)は、電気自動車用の情報である。なお、アプリケーションの種別は、上記種別に限定されず、適宜に変更してもよい。
特殊なアプリケーションとして、データストリーム解釈に必要な情報が含まれているAID=0のSNI(Service and Network Information)アプリケーションがあり、そのSCID(符号D17で示す)は必ず”0”となる。
TPEGメッセージDAは、アプリケーション毎に異なるコンポーネントIDで区別される。SNIアプリケーションの場合、コンポーネントIDは、GST(Guide to the Service Table)と呼ばれ、GST=1の”first tuning”にはSCIDとAIDの紐付け情報(各サービスコンポーネントがどのアプリケーションなのかを示す情報)が記述される。まず、この”first tuning”によってアプリケーションの種別を特定することで以後のデータストリームの解釈が可能となる。
図4はTPEGメッセージDAの構造を示す。
TPEGメッセージDAは、メッセージ管理部(Message Management Container)DBと、アプリケーション部(Application Event Container)DCと、位置参照情報部(Location Reference Container)DDとからなる3つのコンテナで構成される。
メッセージ管理部DBは、メッセージID、バージョン番号、メッセージの時刻情報(生成時間、有効期限など)の管理情報を格納する。アプリケーション部DCは、交通情報、駐車場情報などのアプリケーションデータそのもの(例えば、事象とその付随情報など)を格納する。位置参照情報部DDは、アプリケーションデータに対応する事象の位置を特定するための位置参照情報を格納する。
本実施形態では、メッセージ管理部DB内の情報を利用することによって、アプリケーション部DC内のアプリケーションデータが過去に取得されたものか否かを判定する処理を行う。
また、位置参照情報部DD内の位置参照情報を利用することによって、アプリケーション部DC内のアプリケーションデータに対応する事象の位置(例えば、渋滞位置、工事位置、駐車場の位置)を特定する処理を行う。つまり、位置参照情報部DD内の情報を、アプリケーションデータに対応する事象の位置を特定する内部情報として使用している。
TPEGには言語非依存という考えがあり、アプリケーションデータとして送られて来る事象はテーブル番号(コードとも称する)で表現されている。受信側ではテーブル番号に基づいて、予め用意された言語毎のテーブルを参照することで所望の言語でエンドユーザーに情報を伝達する。また、このテーブル番号によってその後に続く付随情報(データストリーム)の解釈法も変わってくる。
位置参照情報にも、緯度・経度による絶対位置情報を用いる場合と、アプリケーションデータと同様に、国や地域毎にデータベース化したテーブルを用いる場合がある。テーブルを用いる場合、受信側に、受信側で特定可能な位置情報にするためのデータベースが必要となる。
図5は本発明の実施形態に係る放送受信装置10のブロック図である。
放送受信装置10は、車両に搭載される車載用放送受信装置である。放送受信装置10は、チューナ11と、チャンネルデコーダ12と、オーディオデコーダ13と、オーディオ処理ブロック14と、データデコーダ15と、チューナ・デコーダ制御部16と、メモリー17と、マイコン18と、表示部19と、情報取得部20とを備えている。
チューナ11は、識別子で種別を識別可能な複数のコンポーネントであるTPEGメッセージDAを含むデジタル放送を受信する受信部として機能する。具体的には、チューナ11は、車両に設けられたアンテナ21で受信したDABのRF信号から所望の周波数の信号(サービスフレーム群)を取り出す。
チャンネルデコーダ12は、チューナ11が出力する信号から所望のデータ(サービスフレームD15のデータ)を復号するデコード処理を行う。オーディオデコーダ13は、サービスフレームD15のデータにオーディオデータが含まれる場合、オーディオデータを取り出すデコード処理を行う。オーディオ処理ブロック14は、取り出したオーディオ信号に対応する音声を、車両に設けられたスピーカ22から放音させるための音声処理を行う。
つまり、オーディオデコーダ13及びオーディオ処理ブロック14は、音声情報を出力する情報出力部として機能する。また、データデコーダ15は、データサービスに対して所定の処理を行い、処理結果をマイコン18に出力する。
チューナ・デコーダ制御部16及びマイコン18は、受信対象の放送に対応する各種のデータ処理や放送受信装置10の各部を制御する処理を行う情報処理部として機能する。なお、本実施形態では、チューナ・デコーダ制御部16及びマイコン18を別体に構成する場合を例示しているが、一体に構成してもよい。
チューナ・デコーダ制御部16は、マイコン18の制御の下、チューナ11及びデコーダ13、15を制御する。メモリー17は、チューナ・デコーダ制御部16が処理するデータを一時的に記憶するRAMとして機能する。
マイコン18は、CPU、ROM、RAM及び周辺回路からなり、ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、データデコーダ15が出力したデータの処理、及びチューナ・デコーダ制御部16の制御などを行う。なお、マイコン18内のRAMにはCPUが処理するデータが一時的に記憶される。
表示部19は、例えば、液晶表示デバイスであり、マイコン18が処理したデータに基づく各種の情報を表示する。つまり、表示部19は、表示情報を出力する情報出力部として機能する。
情報取得部20は、放送の受信位置に相当する現在位置を取得する位置取得部と、時刻を計時する計時部とを有している。情報取得部20は、マイコン18の制御の下、現在位置及び現在時刻を取得する。例えば、位置取得部にはGPS受信機が適用され、計時部にはリアルタイムクロックが適用される。なお、マイコン18が計時回路を内蔵する場合は、その計時回路から現在時刻を取得してもよい。
図6は放送受信装置10の動作を示すフローチャートである。
放送受信装置10において、まず、マイコン18は情報取得部20により現在位置を取得する(ステップS1)。次に、マイコン18は、チューナ・デコーダ制御部16によりTPEGのトランスポートフレームを取得する(ステップS2)。次いで、マイコン18は、チューナ・デコーダ制御部16によりSNIアプリケーションに含まれる”first tuning”情報を取得し、受信したトランスポートフレームに含まれるアプリケーションデータの種別を判別する(ステップS3)。
続いて、マイコン18は、判別した種別に応じた地理的範囲の条件を設定を設定するとともに(ステップS4)、TPEGメッセージDAの取得を開始する(ステップS5)。
ここで、地理的範囲の条件は、情報を処理する範囲を限定する条件であり、本実施形態では、時間(以下、第1の時間と表記する)を設定する。例えば、判別した種別が交通イベント情報(TEC)、又は、交通状況及び予測情報(TFP)の場合、第1の時間として2時間を設定し、駐車場情報(PKI)の場合、第1の時間として30分を設定する。
この場合、交通イベント情報(TEC)、又は、交通状況及び予測情報(TFP)については、後段のステップS9の処理にて、ステップS1で取得した現在位置から2時間圏内の情報を表示する表示処理が実行される。
ここで、2時間圏内か否かは、予め設定した平均時速、又は車両の速度センサから得た速度情報から算出した平均時速から特定すればよい。例えば、平均時速が30km/hの場合、現在位置から60km圏内を2時間圏内に特定する。
これによって、時間の経過に応じて変化する交通イベント、又は、交通状況及び予測情報については、2時間圏内の情報に限定して表示される。従って、直近の走行ルートの選択に役立つ情報だけを表示できる。
また、駐車場情報(PKI)については、後段のステップS9の処理にて、ステップS1で取得した現在位置から30分圏内の情報を表示する表示処理が実行される。これにより、現在位置から30分圏内の駐車場に限定して表示でき、現在位置に近い駐車場だけを表示できる。
なお、ステップS3で判別したアプリケーションデータの種別が、この放送受信装置10の処理対象外の種別であった場合には、その種別のアプリケーションデータに対応する処理は実行されない。例えば、この放送受信装置10が処理できない種別、又は、ユーザー等により処理対象外とされた種別の場合、その種別のアプリケーションデータだけを含むTPEGメッセージDAは廃棄され、次のTPEGメッセージDAが取得される。
ステップS5にてTPEGメッセージDAを取得すると、マイコン18は、メッセージ管理部DB内の情報に基づき、取得したTPEGメッセージDAが過去に取得なしか否かを判定する(ステップS6)。
具体的には、マイコン18は、メッセージ管理部DB内のバージョン番号及びメッセージの時刻情報を取得し、過去に取得して不図示のメモリーに記録しておいた、過去のTPEGメッセージDAのバージョン番号及びメッセージの時刻情報と比較する。マイコン18は、比較結果に基づき、取得したTPEGメッセージDAが過去に取得され、且つ、更新されていない情報と判定すると、取得したTPEGメッセージDAは過去に取得済みと判定する。
過去に取得済みと判定した場合(ステップS6:NO)、マイコン18は、取得したTPEGメッセージDAを破棄し(ステップS11)、ステップS10の処理に移行する。具体的には、TPEGメッセージDAのうち、上記ステップS6の判定に使用する情報(バージョン番号及びメッセージの時刻情報)を除くデータを削除する。これにより、TPEGメッセージDAの大部分のデータを削除することができ、メモリー消費量を低減できる。
一方、過去に取得なしと判定した場合(ステップS6:YES)、マイコン18は、位置参照情報部DD内の情報に基づき、ステップS1で取得した現在位置から、アプリケーションデータに対応する事象の位置までの距離を算出する(ステップS7)。次いで、マイコン18は、算出した距離が、ステップS4で設定した地理的範囲の条件である第1の時間で移動可能な範囲内か否かを判定する(ステップS8)。
第1の時間で移動可能な範囲外と判定した場合(ステップS8:NO)、マイコン18は、ステップS11の処理に移行する。これによって、取得したTPEGメッセージDAが破棄され、メモリー消費量が低減される。
第1の時間で移動可能な範囲内と判定した場合(ステップS8:YES)、マイコン18は、アプリケーション部DC内のアプリケーションデータを解釈し、対応する処理を実行する(ステップS9)。これにより、アプリケーションデータに応じた各種の情報(例えば交通情報、駐車場情報、気象情報など)を表示部19に表示する表示処理を行う。
ステップS9の表示処理などを実行した後、又は、ステップS10のTPEGメッセージDAの破棄を実行した後、マイコン18は、ステップS11の処理に移行する。ステップS11では、マイコン18は、処理したTPEGメッセージDAが、ステップS2で取得したトランスポートフレーム中の最後のTPEGメッセージDAか否かを判定する。
最後のTPEGメッセージDAでないと判定した場合(ステップS11:NO)、マイコン18は、ステップS5の処理に移行し、次のTPEGメッセージDAを取得し、上記ステップS5−S10までの処理を繰り返す。一方、最後のTPEGメッセージDAであると判定すると(ステップS11:YES)、マイコン18は、TPEGのトランスポートフレーム内に別のアプリケーションがある場合はそちらの処理に移行し、ない場合は当該トランスポートフレームに対する処理を終了する。
なお、アプリケーションデータに対応する表示処理を実行した場合、マイコン18は、以降に現在位置を取得する毎に、この現在位置に基づき上記ステップS7、S8と同様の処理を実行することにより、アプリケーションデータに対応する事象の位置が、現在位置を基準に設定した地理的範囲の条件を満たす範囲内か否かを監視する。そして、車両の移動によって地理的範囲の条件を満たす範囲外になったと判定すると、マイコン18は、そのアプリケーションデータに対応する表示処理を終了する。
これによって、最新の現在位置から上記条件を満たす範囲内の情報に限定した表示が可能になる。
以上説明したように、本実施の形態の放送受信装置10は、複数のコンポーネントを構成する複数のTPEGメッセージDAと、TPEGメッセージDA内のアプリケーションデータに対応する事象の位置を示す位置参照情報とを含む放送を受信する処理(受信ステップ)と、その放送の受信位置である現在位置を取得する処理(取得ステップ)とを行う。
また、放送受信装置10は、TPEGメッセージDAの種別(アプリケーションデータの種別に相当)を識別可能な識別子に基づいて所定の種別のTPEGメッセージDAを取得し、その種別に応じた地理的範囲の条件を設定する(地理的条件の設定ステップ)。
また、放送受信装置10は、取得したTPEGメッセージDA内の位置参照情報に基づいて、このTPEGメッセージDA内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、現在位置を基準に設定した上記条件を満たす範囲内か否かを判定し、その範囲内の場合に、アプリケーションデータに対応する処理を実行する処理を行う(処理実行ステップ)。
この「地理的条件の設定ステップ」と「処理実行ステップ」とは、マイコン18等が実行する情報処理ステップ(受信ステップ及び取得ステップ以外の処理ステップ)に含まれる。
以上の処理ステップによって、現在位置を基準に設定した所定の範囲のアプリケーションデータに対応する処理だけを実行できる。これにより、離れた位置の交通情報又は駐車場情報などの表示を回避でき、その分、メモリー消費量及び処理量を抑制できる。従って、多数のTPEGメッセージを含み、伝送速度の高速化に対応した大量データの放送を受信する場合でも、メモリー消費量及び処理量を抑制でき、メモリー容量の不足などを回避しやすくなる。
また、放送受信装置10は、地理的範囲の条件として、第1の時間を設定し、現在位置から上記事象の位置までの移動に要する時間が、第1の時間内の場合に、アプリケーションデータに対応する処理を実行し、第1の時間外の場合には、アプリケーションデータに対応する処理を実行しない。これにより、時間を基準にして、実行するアプリケーションデータを容易に限定できる。
また、放送受信装置10は、取得したTPEGメッセージDAが過去に取得済みの場合、そのTPEGメッセージDAを廃棄する。これによっても、メモリー消費量及び処理量を抑制することができる。
また、放送受信装置10は、TPEGメッセージDA内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、上記条件を満たす範囲外の場合、そのTPEGメッセージDAコンポーネントを廃棄する。これによっても、メモリー消費量及び処理量を抑制することができる。
さらに、放送受信装置10は、アプリケーションデータに対応する処理として表示処理を実行した場合、アプリケーションデータに対応する事象の位置が、以後に取得した現在位置を基準に設定した上記条件を満たす範囲外になると、その表示処理を終了する。これによって、離れた位置の交通情報などの表示を終了させることができ、メモリー消費量及び処理量の抑制に有利となる。
(変形例)
上記の実施形態では、地理的範囲の条件として、第1の時間(時間情報に相当)を設定する場合を説明したが、第1の時間に限定しなくてもよく、第1の距離(距離情報に相当)を設定してもよい。この場合、ステップS8の処理において、マイコン18は、算出した距離が、第1の距離の範囲内か否かを判定するようにすればよい。
例えば、判別した種別が交通イベント情報(TEC)の場合、第1の距離として60kmを設定し、駐車場情報(PKI)の場合、第1の距離として10kmを設定する。これによって、現在位置から60km圏内の交通イベント情報(TEC)だけに限定して表示処理などを行ったり、現在位置から10km圏内の駐車場だけに限定して表示処理などを行ったりすることができる。つまり、距離を基準にして、実行するアプリケーションデータを容易に限定できる。
また、図7に示すように、放送受信装置10が、走行予定のルート、又は目的地を取得する走行ルート取得部31を有する構成でもよい。この走行ルート取得部31は、いわゆるカーナビゲーション装置のいわゆるカーナビ機能を実現する構成の場合と、放送受信装置10の別体のカーナビゲーション装置から上記ルート又は目的地の情報を取得する構成の場合がある。
なお、図7では、マイコン18とは別に走行ルート取得部31を設けた場合を示しているが、マイコン18が走行ルート取得部31を兼用してもよい。
上記の走行ルート取得部31を有する構成の場合、上記ステップS7、S8の処理に加えて、或いは、上記ステップS7、S8の処理に代えて、マイコン18が、アプリケーションデータに対応する事象の位置が、走行予定のルート、又は目的地を基準にした地理的範囲の条件を満たす範囲内か否かを判定し、この範囲内の場合に、アプリケーションデータに対応する処理を実行するようにしてもよい。
走行予定のルートを基準にした上記条件を満たす範囲内の場合に、アプリケーションデータに対応する処理を実行することで、例えば、交通情報を表示する場合、現在位置周辺の交通情報に限定されず、走行予定のルート周辺の交通情報を表示することが可能になる。従って、ルートに沿った範囲の交通情報に絞って表示することが可能になる。
さらに、目的地を基準にした上記条件を満たす範囲内の場合に、アプリケーションデータに対応する処理を実行することで、例えば、駐車場情報を表示する場合、目的地周辺の駐車場に絞って表示することが可能になる。これにより、目的地に着いた後に近くの駐車場を容易に探すことができる。
また、現在位置に基づき上記条件を満たす範囲を設定するか、走行予定のルートに基づき上記条件を満たす範囲を設定するか、或いは、目的地に基づき上記条件を満たす範囲を設定するか否かを、アプリケーションの種別に応じて変更してもよい。これにより、例えば、交通情報については走行予定のルート周辺に拡げて表示し、駐車場情報について現在位置又は目的地の一方、又は両方に限定して表示する、といった態様が可能になる。
さらに、アプリケーションデータの解釈において、アプリケーションデータに対応する事象によって一部の情報を廃棄するようにしてもよい。例えば、目的地を取得している場合の駐車場情報について、現在位置周辺では休憩利用が見込まれることから、トイレがある駐車場、又は、無料或いは低価格の駐車場だけを表示し、長時間向けの駐車場などの情報は廃棄して表示しない構成にしてもよい。
また、放送受信装置10の上記した構成要素は、分割してもよいし、併合してもよい。また、各構成要素は、ハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能である。また、フローチャートについても、各ステップに対応する処理を分割してもよいし、併合してもよい。
また、放送受信装置10が、車両に搭載される車載用放送受信装置の場合を説明したが、これに限定されず、車両以外の移動体に搭載される放送受信装置に本発明を適用してもよい。
さらに、DAB放送におけるTPEGサービスに対応した放送受信装置10に本発明を適用する場合を説明したが、これに限定されない。要は、識別子で種別を識別可能な複数のコンポーネントと、当該コンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置を示す位置参照情報とを含む放送を受信する放送受信装置に本発明を広く適用可能である。
さらに、放送受信装置に限らず、この種の放送を受信して受信データを処理する受信データ処理方法に適用できる。この方法を使用する装置は特に限定されない。例えば、放送受信機能を有するナビゲーション装置、又はユーザーが携帯する携帯型情報処理装置などの受信データ処理方法に適用してもよい。
10 放送受信装置
11 チューナ(受信部)
12 チャンネルデコーダ
13 オーディオデコーダ
14 オーディオ処理ブロック
15 データデコーダ
16 チューナ・デコーダ制御部(情報処理部)
17 メモリー
18 マイコン(情報処理部)
19 表示部
20 情報取得部

Claims (8)

  1. 識別子で種別を識別可能な複数のコンポーネントを含む放送を受信する受信部と、
    前記放送の受信位置を取得する情報取得部と、
    前記識別子に基づいて所定の種別のコンポーネントを取得し、前記コンポーネント内のアプリケーションデータに対応する処理を実行する情報処理部とを備え、
    前記コンポーネントは、当該コンポーネント内の前記アプリケーションデータに対応する事象の位置を示す位置参照情報を含み、
    前記情報処理部は、前記種別に応じた地理的範囲の条件を設定し、
    取得した前記コンポーネント内の前記位置参照情報に基づいて、このコンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、前記受信位置を基準に設定した前記条件を満たす範囲内か否かを判定し、前記範囲内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記情報処理部は、前記条件として、第1の時間を設定し、
    前記受信位置から前記事象の位置までの移動に要する時間が、前記第1の時間内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行し、前記第1の時間外の場合には、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記情報処理部は、前記条件として、第1の距離を設定し、
    前記受信位置から前記事象の位置までの距離が、前記第1の距離内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行し、前記第1の距離外の場合には、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行しないことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  4. 走行予定のルート、又は目的地を取得する走行ルート取得部を有し、
    前記情報処理部は、前記走行予定のルート、又は前記目的地を取得した場合、このコンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、前記走行予定のルート、又は前記目的地を基準に設定した前記条件を満たす範囲内か否かを判定し、前記範囲内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の放送受信装置。
  5. 前記情報処理部は、取得した前記コンポーネントが過去に取得済みの場合、前記コンポーネントを廃棄することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の放送受信装置。
  6. 前記情報処理部は、前記範囲外の場合、前記コンポーネントを廃棄することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の放送受信装置。
  7. 前記情報処理部は、前記アプリケーションデータに対応する処理として表示処理を実行した場合、前記アプリケーションデータに対応する事象の位置が、以後に取得した前記受信位置を基準に設定した前記条件を満たす範囲外になると、前記表示処理を終了することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の放送受信装置。
  8. 識別子で種別を識別可能な複数のコンポーネントと、当該コンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置を示す位置参照情報とを含む放送を受信する受信ステップと、
    前記放送の受信位置を取得する取得ステップと、
    前記識別子に基づいて所定の種別のコンポーネントを取得し、前記種別に応じた地理的範囲の条件を設定するとともに、取得した前記コンポーネント内の前記位置参照情報に基づいて、このコンポーネント内のアプリケーションデータに対応する事象の位置が、前記受信位置を基準に設定した前記条件を満たす範囲内か否かを判定し、前記範囲内の場合に、前記アプリケーションデータに対応する処理を実行する情報処理ステップと、
    を実行することを特徴とする受信データ処理方法。
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