JP2018105449A - transmission - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、変速機に関する。 The present invention relates to a transmission.
特許文献1には、シフトレバーの操作と連動して移動するマニュアルバルブにより、2つの締結要素(例えば、前進用締結要素と後進用締結要素)を切り替える自動変速機が開示されている。
変速機において、マニュアルバルブを廃止して各締結要素に対応するアクチュエータを設けることにより、2つの締結要素を切り替えることができるシフトバイワイヤ方式が考えられる。 In a transmission, a shift-by-wire system that can switch between two fastening elements by eliminating the manual valve and providing an actuator corresponding to each fastening element is conceivable.
しかしながら、特許文献1に開示の変速機において、このようなシフトバイワイヤ方式を採用した場合、2つの締結要素のうちの一方に対応するアクチュエータがON失陥してしまうと、2つの締結要素が二重結合するおそれがある。
However, in the transmission disclosed in
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたもので、2つの締結要素のうちの一方に対応するアクチュエータがON失陥したときに、2つの締結要素の二重結合を防止することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a technical problem. When an actuator corresponding to one of the two fastening elements fails to be turned ON, the double coupling of the two fastening elements is prevented. Objective.
本発明のある態様の変速機は、第1受圧室を有する第1締結要素と、第2受圧室を有する第2締結要素と、第1受圧室の上流に設けられた第1アクチュエータと、第2受圧室の上流に設けられた第2アクチュエータと、第1アクチュエータの下流に設けられた第1受圧面を有する第1ピストンと、を有し、第1受圧面に油圧が供給されている場合、第1ピストンにより、前記第2受圧面と前記第2アクチュエータとの連通が遮断されることを特徴とする A transmission according to an aspect of the present invention includes a first fastening element having a first pressure receiving chamber, a second fastening element having a second pressure receiving chamber, a first actuator provided upstream of the first pressure receiving chamber, 2 having a second actuator provided upstream of the pressure receiving chamber and a first piston having a first pressure receiving surface provided downstream of the first actuator, and hydraulic pressure is supplied to the first pressure receiving surface The communication between the second pressure receiving surface and the second actuator is blocked by the first piston.
これらの態様によれば、2つの締結要素のうちの一方に対応するアクチュエータがON失陥したときに、2つの締結要素の二重結合を防止できる。 According to these aspects, when the actuator corresponding to one of the two fastening elements fails to be turned on, double coupling of the two fastening elements can be prevented.
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1から図3は、変速機100の概略構成図を示している。本実施形態に係る変速機100は、例えば、無段変速機である。変速機100は、第1受圧室51を有する第1締結要素としての前進クラッチFWD/C(前進用締結要素)と、第2受圧室52を有する第2締結要素としての後進ブレーキREV/B(後進用締結要素)と、変速機100の選択レンジに応じて作動油が流れる流路を切り替えるポジション選択装置40と、を備える。
1 to 3 show schematic configuration diagrams of the
ポジション選択装置40は、変速機100のレンジに応じたポジションとして、第1ポジションと、第2ポジションと、第1ポジションと第2ポジションとの間の中間ポジションと、を有する。本実施形態では、第1ポジションは、Dレンジつまり前進レンジに対応するポジションとされる。第2ポジションは、Rレンジつまり後進レンジに対応するポジションとされる。中間ポジションは、Nレンジつまりニュートラルレンジに対応するポジションとされる。
The
図1は、ポジション選択装置40がニュートラルポジション(Nレンジ)を実現している状態を示している。また、図2は、ポジション選択装置40が第1ポジション(Dレンジ)を実現している状態、図3は、ポジション選択装置40が第2ポジション(Rレンジ)を実現している状態をそれぞれ示している。
FIG. 1 shows a state where the
ポジション選択装置40は、第1受圧室51の上流に設けられた第1アクチュエータとしての第1ソレノイドバルブ1と、第2受圧室52の上流に設けられた第2アクチュエータとしての第2ソレノイドバルブ2と、第1受圧室51及び第2受圧室52の上流であって、第1ソレノイドバルブ1及び第2ソレノイドバルブ2の下流に設けられたバルブユニット3と、を備える。
The
バルブユニット3は、第1ソレノイドバルブ1の下流に設けられた第1受圧面10Aを有する第1ピストン10と、第2ソレノイドバルブ2の下流に設けられた第2受圧面20Aを有する第2ピストン20と、第1ピストン10と第2ピストン20とを収容するハウジング30と、を有する。
The
第1ソレノイドバルブ1及び第2ソレノイドバルブ2は、調圧された油圧を供給する図示しない油圧制御回路に接続された供給流路4に設けられる。具体的には、第1ソレノイドバルブ1は、供給流路4から分岐した第1供給流路4aに設けられ、第2ソレノイドバルブ2は、供給流路4から分岐した第2供給流路4bに設けられる。
The
第1ソレノイドバルブ1は、第1供給流路4aを連通または遮断し、第2ソレノイドバルブ2は、第2供給流路4bを連通または遮断する。第1ソレノイドバルブ1及び第2ソレノイドバルブ2は、変速機100を制御するコントローラ5によって制御される。コントローラ5は、運転者のレンジ選択操作に応じて、第1ソレノイドバルブ1及び第2ソレノイドバルブ2を制御する。図1に示すポジション(Nレンジ)では、第1ソレノイドバルブ1及び第2ソレノイドバルブ2はともにOFF状態になっている。
The
第1ピストン10は、ハウジング30に形成された孔31に摺動自在に収容され、第2ピストン20は、ハウジング30に形成された孔32に摺動自在に収容される。第1、第2ピストン10,20は、例えば、略円柱状の部材によって形成される。孔31及び孔32の開口は、プラグ33,34によってそれぞれ閉塞される。
The
第1ピストン10は、孔31の内周面に沿って摺動する第1ランド部11、第2ランド部12及び第3ランド部13と、第1ランド部11と第2ランド部12との間に形成された第1環状溝14と、第2ランド部12と第3ランド部13との間に形成された第2環状溝15と、孔31の底面に当接して第1ピストン10の所定以上の移動を規制する第1ストッパ部16と、を備える。第1ストッパ部16は、第1ランド部11より小径に第1ランド部11に隣接して設けられる。
The
第3ランド部13とプラグ33との間には、第1リターンスプリング41が圧縮された状態で設けられる。これにより、第1リターンスプリング41は、第1ピストン10をプラグ33から離間する方向に付勢する。また、孔31内には、第1ランド部11と孔31の底面との間に第1パイロット室37が設けられる。
A
第1ピストン10は、第1パイロット室37に油圧が供給されていない状態では、第1リターンスプリング41の付勢力により、第1ストッパ部16の側面16aが孔31の底面に当接した状態に保持される。第1パイロット室37に油圧が供給されると、第1ピストン10は、第1リターンスプリング41の付勢力に抗して、プラグ33側に向かって移動する。第1ピストン10の作動については、後で詳細に説明する。
When the hydraulic pressure is not supplied to the
第2ピストン20は、第2受圧面20Aの上流に第1ピストン10の一部が配置されるようにして設けられる。第2ピストン20は、孔32の内周面に沿って摺動する第4ランド部21及び第5ランド部22と、第4ランド部21と第5ランド部22との間に形成された第3環状溝23と、孔32の底面に当接して第2ピストン20の所定以上の移動を規制する第2ストッパ部24と、を備える。第2ストッパ部24は、第4ランド部21より小径で、第4ランド部21に隣接して設けられる。
The
第5ランド部22とプラグ34との間には、第2リターンスプリング42が圧縮された状態で設けられる。これにより、第2リターンスプリング42は、第2ピストン20をプラグ34から離間する方向に付勢する。また、孔31内には、第4ランド部21と孔32の底面との間に第2パイロット室38が設けられる。
A
第2ピストン20は、第2パイロット室38に油圧が供給されていない状態では、第2リターンスプリング42の付勢力により、第2ストッパ部24の側面24aが孔32の底面に当接した状態に保持される。第2パイロット室38に油圧が供給されると、第2ピストン20は、第2リターンスプリング42の付勢力に抗して、プラグ34側に向かって移動する。第2ピストン20の作動については、後で詳細に説明する。
When the hydraulic pressure is not supplied to the
ハウジング30には、孔31の底面側から開口側に向かって順に、第1ソレノイドバルブ1に連通する第1入口ポートP1と、タンクに連通する第1ドレンポートP2と、第1制御ポートP3と、第2ソレノイドバルブ2に連通する第2入口ポートP4と、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に連通する第2制御ポートP5と、タンクに連通する第2ドレンポートP6と、が設けられる。
The
また、ハウジング30には、孔32の底面側から開口側に向かって順に、第1制御ポートP3に第1連通路35を通じて連通する第3制御ポートP7と、第1入口ポートP1に第1パイロット室37及び第2連通路36を通じて連通する第3入口ポートP8と、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51に連通する第4制御ポートP9と、タンクに連通する第3ドレンポートP10と、が設けられる。
The
このように構成された第1ピストン10及び第2ピストン20の作動について説明する。
The operation of the
まず、シフトレンジがNレンジからDレンジに変更された場合について説明する。ドライバのシフト操作によりDレンジが選択されると、コントローラ5は、第1ソレノイドバルブ1をONにする。これにより、第1ソレノイドバルブ1が第1供給流路4aを開放し、第1供給流路4aに供給された油圧が、第1入口ポートP1、第1パイロット室37、第2連通路36、第3入口ポートP8、第3環状溝23及び第4制御ポートP9を通じて前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51に供給される。前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51に供給された油圧が所定値以上まで上昇すると、前進クラッチFWD/Cが締結されDレンジに切り替わる。
First, a case where the shift range is changed from the N range to the D range will be described. When the D range is selected by the driver's shift operation, the
また、第1パイロット室37に供給された油圧は、第1受圧面10Aに作用する。具体的には、第1パイロット室37に供給された油圧は、第1ランド部11の第1パイロット室37側の側面11a及び第1ストッパ部16の側面16aに作用する。これにより、第1ピストン10は、第1リターンスプリング41の付勢力に抗してプラグ33側に向かって移動する(図2参照)。このようにして、第1ピストン10が図2に示す状態に切り替わると、第2入口ポートP4は、第1環状溝14、第1制御ポートP3、第1連通路35及び第3制御ポートP7を通じて第2パイロット室38と連通し、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52は、第2制御ポートP5、第2環状溝15及び第2ドレンポートP6を通じてタンクに連通する。このとき、第2入口ポートP4と第2制御ポートP5とは、第2ランド部12によって遮断される。
The hydraulic pressure supplied to the
なお、Dレンジが選択された状態では、第2ソレノイドバルブ2はOFF状態であるので、第2供給流路4bは、第2ソレノイドバルブ2によって遮断された状態に維持される。よって、第1ピストン10の位置にかかわらず、第2供給流路4bに供給された油圧が後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に供給されることはない。したがって、後進ブレーキREV/Bは解放された状態に維持される。
In the state where the D range is selected, the second solenoid valve 2 is in the OFF state, so the second
ここで、Dレンジが選択された状態(図2に示す状態)で、何らかの失陥により第2ソレノイドバルブ2がONに切り替わってしまった(以下では、第2ソレノイドバルブ2の「ON失陥」ともいう。)場合について説明する。 Here, in the state where the D range is selected (the state shown in FIG. 2), the second solenoid valve 2 has been turned ON due to some failure (hereinafter, “ON failure” of the second solenoid valve 2). The case will be described.
Dレンジが選択された状態(図2に示す状態)で、第2ソレノイドバルブ2がON失陥すると、第1、第2ソレノイドバルブ1、2がともにON状態になる。バルブユニット3を備えていない場合には、第1、第2ソレノイドバルブ1、2がともにON状態になると、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51及び後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に油圧が供給されてしまい、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bが二重結合(インターロック)状態になってしまう。車両が走行しているときにこのような二重結合状態が発生してしまうと、駆動力が伝達できず、また、制動力が急に作用する。
When the second solenoid valve 2 fails to be turned on in the state where the D range is selected (the state shown in FIG. 2), both the first and
そこで、本実施形態の変速機100では、バルブユニット3を備えることにより、このような二重結合(インターロック)状態を回避する。
Therefore, in the
Dレンジが選択された状態(図2に示す状態)で第2ソレノイドバルブ2がON失陥し、第2ソレノイドバルブ2がON状態になる。これにより、第2供給流路4bが開放され、第2供給流路4bに供給された油圧が、第2入口ポートP4、第1環状溝14、第1制御ポートP3、第1連通路35及び第3制御ポートP7を通じて第2パイロット室38に供給される。
In a state where the D range is selected (the state shown in FIG. 2), the second solenoid valve 2 fails to be turned on, and the second solenoid valve 2 is turned on. As a result, the second
第2パイロット室38に供給された油圧は、第2受圧面20A、具体的には、第4ランド部21の第2パイロット室38側の側面21a及び第2ストッパ部24の側面24aに作用する。これにより、第2ピストン20は、第2リターンスプリング42の付勢力に抗してプラグ34側に向かって移動する(図4参照)。このようにして、第2ピストン20が図4に示す状態に切り替わると、第3入口ポートP8と第4制御ポートP9とが第4ランド部21によって遮断され、第4制御ポートP9と第3ドレンポートP10とが第3環状溝23を通じて連通する。これにより、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧がタンクに排出され、前進クラッチFWD/Cは解放される。
The hydraulic pressure supplied to the
このとき、上述のように第2入口ポートP4と第2制御ポートP5とは第2ランド部12によって遮断されるため、第2供給流路4bに供給された油圧が、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に供給されることはない。
At this time, since the second inlet port P4 and the second control port P5 are blocked by the
このように、変速機100では、Dレンジが選択された状態で第2ソレノイドバルブ2がON失陥すると、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧がタンクに排出され、ポジションがニュートラルポジションに移行する。これにより、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bが二重結合(インターロック)状態になることを防止できる。
As described above, in the
次に、シフトレンジがNレンジからRレンジに変更された場合について説明する。ドライバのシフト操作によりRレンジが選択されると、コントローラ5は、第2ソレノイドバルブ2をONにする。これにより、第2ソレノイドバルブ2が第2供給流路4bを開放し、第2供給流路4bに供給された油圧が、第2入口ポートP4、第2環状溝15及び第2制御ポートP5を通じて後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に供給される。後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に供給された油圧が所定値以上まで上昇すると、後進ブレーキREV/Bが締結されRレンジに切り替わる。
Next, a case where the shift range is changed from the N range to the R range will be described. When the R range is selected by the driver's shift operation, the
なお、Rレンジが選択された状態では、第1ソレノイドバルブ1はOFF状態であるので、第1供給流路4aは、第1ソレノイドバルブ1によって遮断された状態に維持される。よって、第1供給流路4aに供給された油圧が前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51に供給されることはない。したがって、前進クラッチFWD/Cは解放された状態に維持される。
In the state where the R range is selected, the
ここで、Rレンジが選択された状態(図3に示す状態)で、何らかの失陥により第1ソレノイドバルブ1がONに切り替わってしまった(以下では、第1ソレノイドバルブ1の「ON失陥」ともいう。)場合について説明する。
Here, in the state where the R range is selected (the state shown in FIG. 3), the
Rレンジが選択された状態(図3に示す状態)で、第1ソレノイドバルブ1がON失陥すると、第1、第2ソレノイドバルブ1、2がともにON状態になる(図5に示す状態)。バルブユニット3を備えていない場合には、上述のように、第1、第2ソレノイドバルブ1、2がともにON状態になると、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bが二重結合(インターロック)状態になってしまう。
When the R range is selected (the state shown in FIG. 3), if the
そこで、本実施形態の変速機100では、バルブユニット3を備えることにより、このような二重結合(インターロック)状態を回避する。
Therefore, in the
Rレンジが選択された状態(図3に示す状態)で第1ソレノイドバルブ1がON失陥し、第1ソレノイドバルブ1がON状態になる(図5に示す状態)。これにより、第1供給流路4aが開放され、第1供給流路4aに供給された油圧が、第1入口ポートP1を通じて第1パイロット室37に供給される。第1パイロット室37に供給された油圧は、第1受圧面10Aに作用する。これにより、第1ピストン10は、第1リターンスプリング41の付勢力に抗してプラグ33側に向かって移動する。このようにして、第1ピストン10が切り替わると、第2制御ポートP5と第2ドレンポートP6とが第2環状溝15を通じて連通し、第2入口ポートP4と第2制御ポートP5とが第2ランド部12によって遮断される。これにより、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52内の油圧は、タンクに排出される。
In a state where the R range is selected (the state shown in FIG. 3), the
これと同時に、第2供給流路4bに供給された油圧が、第2入口ポートP4から第1環状溝14、第1制御ポートP3、第1連通路35及び第3制御ポートP7を通じて第2パイロット室38に供給される。第2パイロット室38に供給された油圧は、第2受圧面20Aに作用する。これにより、第2ピストン20は、第2リターンスプリング42の付勢力に抗してプラグ34側に向かって移動する(図4参照)。このようにして、第2ピストン20が図4に示す状態に切り替わると、第3入口ポートP8と第4制御ポートP9とが第4ランド部21によって遮断され、第4制御ポートP9と第3ドレンポートP10とが第3環状溝23を通じて連通する。これにより、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧がタンクに排出される。
At the same time, the hydraulic pressure supplied to the second
Rレンジが選択された状態(図3に示す状態)から図4に示す状態に切り替わる間に、一瞬、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51及び後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に油圧が供給される二重結合(インターロック)状態(図5参照)が存在する。しかしながら、Rレンジが選択された状態、つまり、車両の後進時は、車両の前進時に比べ車速域が低い。このため、一瞬、二重結合状態(インターロック状態)が生じても、車両の後進時は前進時に比べて二重結合によるショック、ノイズなどが小さいので、ドライバにさほどの違和感を与えることがない。
The first
なお、本実施形態の変速機100では、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧が前進クラッチFWD/Cを締結する締結圧に上昇する前に、第1ピストン10が切り替わるようにすることもできる。具体的には、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧が前進クラッチFWD/Cを締結する締結圧に上昇する前に、第1パイロット室37内の油圧によって、第1ピストン10が切り替わるようなばね荷重に、第1リターンスプリング41のばね荷重を設定する。これにより、第1供給流路4aから前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51に油圧が供給されてしまっても、第1受圧室51内の油圧が締結圧まで上昇する前に、第1ピストン10が切り替わり、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52の油圧が排出されるため、二重結合(インターロック)が発生することがない。
In the
さらに、上述のような方法で第1リターンスプリング41のばね荷重を設定することに代えて、例えば、前進クラッチFWD/Cのディッシュプレート(図示せず)の設定荷重を大きくしてもよい。これにより、前進クラッチFWD/Cの締結圧を上昇させることができる。したがって、第1供給流路4aから前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51に油圧が供給されてしまっても、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧が前進クラッチFWD/Cの締結圧まで上昇する前に、第1ピストン10を切り替えることができる。
Furthermore, instead of setting the spring load of the
なお、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧が前進クラッチFWD/Cを締結する締結圧に上昇する前に、第2ピストン20が切り替わるようなばね荷重に、第2リターンスプリング42のばね荷重を設定してもよい。これにより、第1ピストン10が切り替わって後進ブレーキREV/Bが解放された後に、一瞬、前進クラッチFWD/Cが締結されシフトレンジがDレンジに切り替わってしまうことを防止できる。
It should be noted that the
このように、変速機100では、Rレンジが選択された状態で第1ソレノイドバルブ1がON失陥すると、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52内の油圧がタンクに排出され、ポジションがニュートラルポジションに移行する。これにより、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bが二重結合(インターロック)状態になることを防止できる。
As described above, in the
次に、シフトレンジがDレンジまたはRレンジからNレンジに変更された場合について説明する。 Next, a case where the shift range is changed from the D range or R range to the N range will be described.
ドライバのシフト操作によりNレンジが選択されると、コントローラ5は、第1、第2ソレノイドバルブ1,2をOFFにする。
When the N range is selected by the driver shift operation, the
シフトレンジがDレンジ(図2に示す状態)からNレンジに変更された場合は、第1ソレノイドバルブ1が第1供給流路4aを遮断するとともに、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51内の油圧が、第4制御ポートP9、第3環状溝23、第3入口ポートP8、第2連通路36、第1パイロット室37、第1入口ポートP1及び第1ソレノイドバルブ1を通じてタンクに排出される。これにより、前進クラッチFWD/Cが解放され、Nレンジに切り替わる。このとき、第1パイロット室37内の油圧はタンクに排出されるので、第1リターンスプリング41の付勢力によって、第1ピストン10は、第1ストッパ部16の側面16aが孔31の底面に当接するまで移動し、図1に示す状態に戻る。
When the shift range is changed from the D range (the state shown in FIG. 2) to the N range, the
また、シフトレンジがRレンジ(図3に示す状態)からNレンジに変更された場合は、第2ソレノイドバルブ2が第2供給流路4bを遮断するとともに、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52内の油圧が、第2制御ポートP5、第2環状溝15、第2入口ポートP4及び第2ソレノイドバルブ2を通じてタンクに排出される。これにより、後進ブレーキREV/Bが解放され、Nレンジに切り替わる。
When the shift range is changed from the R range (the state shown in FIG. 3) to the N range, the second solenoid valve 2 blocks the
このように、本実施形態の変速機100では、第1、第2ピストン10,20を備えることにより、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bのうちの一方に対応する第1、第2ソレノイドバルブ1,2のいずれかがON失陥してしまったときに、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bが二重結合(インターロック)状態になることを防止できる。
Thus, in the
なお、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)締結時における第2ソレノイドバルブ2の失陥時のみ、二重結合(インターロック)状態を回避できればよいのであれば、第2ピストン20を設けなくてもよい。この構成によれば、部品点数を少なくできるとともに、バルブユニット3を小型化できる。
Note that the
ここで、本実施形態の変速機100の変形例について、図6を参照しながら説明する。この変形例では、Nレンジが選択された状態(図1に示す状態)で、何らかの失陥により第1、第2ソレノイドバルブ1、2のいずれかがON失陥してしまった場合に、Nレンジを維持できる。以下に具体的に説明する。
Here, a modification of the
図6に示す変形例では、変速機100は、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bの締結状態を検出する検出器61,62をさらに備える。検出器61,62は、例えば、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51及び後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に油圧が供給されていることを検出すると信号を出力する圧力スイッチである。
In the modification shown in FIG. 6, the
Nレンジが選択された状態で、例えば、第1ソレノイドバルブ1がON失陥すると、第1ソレノイドバルブ1がON状態になる。これにより、第1ソレノイドバルブ1が第1供給流路4aを開放し、第1供給流路4aに供給された油圧が、第1入口ポートP1、第1パイロット室37、第2連通路36、第3入口ポートP8、第3環状溝23及び第4制御ポートP9を通じて前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51に供給される。このとき、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51の圧力が検出器61の検出圧以上になると、検出器61からコントローラ5に信号が送信される。
For example, when the
コントローラ5は、Nレンジ選択時に、検出器61からの信号が入力されると、直ちに第2ソレノイドバルブ2をONにする。このようにして、第1、第2ソレノイドバルブ1,2がON状態になると、上記実施例と同様にして第1、第2ピストン10,20が図4に示す状態に切り替わる。これにより、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51及び後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52は、それぞれタンクに連通するので、Nレンジを維持できる。
When the signal from the detector 61 is input when the N range is selected, the
また、Nレンジが選択された状態で、第2ソレノイドバルブ2がON失陥すると、第2ソレノイドバルブ2がON状態になる。これにより、第2ソレノイドバルブ2が第2供給流路4bを開放し、第2供給流路4bに供給された油圧が、第2入口ポートP4、第2環状溝15及び第2制御ポートP5を通じて後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52に供給される。このとき、後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52の圧力が検出器61の検出圧以上になると、検出器62からコントローラ5に信号が送信される。
Further, when the second solenoid valve 2 fails to be turned on while the N range is selected, the second solenoid valve 2 is turned on. Thereby, the second solenoid valve 2 opens the second
コントローラ5は、Nレンジ選択時に、検出器62からの信号が入力されると、直ちに第1ソレノイドバルブ1をONにする。このようにして、第1、第2ソレノイドバルブ1,2がON状態になると、上記実施例と同様にして第1、第2ピストン10,20が図4に示す位置に切り替わる。これにより、前進クラッチFWD/Cの第1受圧室51及び後進ブレーキREV/Bの第2受圧室52は、それぞれタンクに連通するので、Nレンジを維持できる。
When the signal from the detector 62 is input when the N range is selected, the
このように、この変形例では、Nレンジ選択時に、第1、第2ソレノイドバルブ1、2のいずれかがON失陥してしまっても、Nレンジを維持できる。
Thus, in this modification, the N range can be maintained even if either the first or
以上のように構成された変速機100の主な作用効果についてまとめて説明する。
Main effects of the
本実施形態の変速機100では、第1ピストン10の第1受圧面10Aに油圧が供給されている場合、第1ピストン10により、第2締結要素(後進ブレーキREV/B)の第2受圧室52と第2ソレノイドバルブ2との連通が遮断される。
In the
この構成では、第1ソレノイドバルブ1から第1締結要素(前進クラッチFWD/C)の第1受圧室51に油圧が供給されているときには、第1ソレノイドバルブ1の下流にある第1ピストン10の第1受圧面10Aに油圧が供給されて、第2締結要素(後進ブレーキREV/B)の第2受圧室52と第2ソレノイドバルブ2との連通が遮断される。これにより、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)の締結中に第2ソレノイドバルブ2が失陥した場合に、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)及び第2締結要素(後進ブレーキREV/B)の二重結合を防止できる(請求項1に対応する効果)。
In this configuration, when the hydraulic pressure is supplied from the
また、本実施形態の変速機100では、第1ピストン10の第1受圧面10Aに油圧が供給されている場合は、第2ソレノイドバルブ2から第2ピストン20の第2受圧面20Aへ油圧が供給される一方、第1ピストン10の第1受圧面10Aに油圧が供給されていない場合は、第2ソレノイドバルブ2から第2締結要素(後進ブレーキREV/B)の第2受圧室52へ油圧が供給され、第2ピストン20の第2受圧面20Aに油圧が供給されている場合は、第2ピストン20により、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)の第1受圧室51と第1ソレノイドバルブ1との連通が遮断される。
Further, in the
この構成では、第2ソレノイドバルブ2の作動中に第1ソレノイドバルブ1が失陥した場合に、シフトレンジをニュートラル状態にして、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)及び第2締結要素(後進ブレーキREV/B)の二重結合を防止できる。また、この構成よれば、第1ソレノイドバルブ1の失陥及び第2ソレノイドバルブ2の失陥の双方に対応することができる(請求項2に対応する効果)。
In this configuration, when the
本実施形態の変速機100では、第1締結要素は、前進クラッチFWD/Cであり、第2締結要素は、後進ブレーキREV/Bである。
In the
この構成では、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)締結時における第2ソレノイドバルブ2の失陥時には、即座にニュートラル状態に移行するが、第2締結要素(後進ブレーキREV/B)締結時における第1ソレノイドバルブ1の失陥時には、一瞬ではあるが二重結合状態(インターロック状態)を経てニュートラル状態に移行する。したがって、第1締結要素を前進クラッチFWD/Cとし、第2締結要素を後進ブレーキREV/Bとすることで、車速域が高い前進時ではなく、車速域が低い後進時に二重結合(インターロック)が生じるので、運転者の違和感を低減できる(請求項3に対応する効果)。
In this configuration, when the second solenoid valve 2 fails when the first engagement element (forward clutch FWD / C) is engaged, the state immediately shifts to the neutral state, but when the second engagement element (reverse brake REV / B) is engaged. When the
本実施形態の変速機100では、第2ソレノイドバルブ2がONになっているときに第1ソレノイドバルブ1がONになると、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)が締結する前に第2締結要素(後進ブレーキREV/B)の第2受圧室52と第2ソレノイドバルブ2との連通が遮断される。
In the
この構成では、第1締結要素(前進クラッチFWD/C)が締結する前に第2受圧室52と第2ソレノイドバルブ2との連通を遮断することにより、二重結合が瞬間的に発生することを防止できる(請求項4に対応する効果)。
In this configuration, the double coupling is instantaneously generated by shutting off the communication between the second
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。 The embodiment of the present invention has been described above. However, the above embodiment only shows a part of application examples of the present invention, and the technical scope of the present invention is limited to the specific configuration of the above embodiment. Absent.
例えば、第1締結要素を後進ブレーキREV/Bとし、第2締結要素を前進クラッチFWD/Cとしてもよい。 For example, the first engagement element may be the reverse brake REV / B, and the second engagement element may be the forward clutch FWD / C.
変速機100は、副変速機付CVTであってもよい。この場合には、第1、第2締結要素の組み合わせとして、例えば、1速前進用締結要素と後進用締結要素、2速前進用締結要素と後進用締結要素、あるいは、1速前進用締結要素と2速前進用締結要素の組み合わせが考えられる。
The
また、変速機100は、有段変速機であってもよい。この場合には、2つの変速段が二重結合してしまうと、インターロック状態が発生したり、あるいは、変速段が変更されてしまうおそれがある。このため、第1、第2締結要素として、このような問題が生じるおそれのある組み合わせを適宜選択すればよい。
Further, the
また、上記変形例では、前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bの締結状態を圧力スイッチによって検出していたが、圧力センサでもよい。また、圧力を検出する構成に代えて、例えば、第1、第2受圧室51,52を区画するピストンの位置を検出することによって前進クラッチFWD/C及び後進ブレーキREV/Bの締結状態を判断してもよい。
Moreover, in the said modification, although the fastening state of the forward clutch FWD / C and the reverse brake REV / B was detected with the pressure switch, a pressure sensor may be sufficient. Further, instead of the configuration for detecting the pressure, for example, the engagement state of the forward clutch FWD / C and the reverse brake REV / B is determined by detecting the position of the piston that partitions the first and second
1 第1ソレノイドバルブ(第1アクチュエータ)
2 第2ソレノイドバルブ(第2アクチュエータ)
3 バルブユニット
5 コントローラ
10 第1ピストン
10A 第1受圧面
20 第2ピストン
20A 第2受圧面
40 ポジション選択装置
51 第1受圧室
52 第2受圧室
100 変速機
FWD/C 前進クラッチ(第1締結要素)
REV/B 後進ブレーキ(第2締結要素)
1 First solenoid valve (first actuator)
2 Second solenoid valve (second actuator)
3
REV / B Reverse brake (second fastening element)
Claims (4)
第2受圧室を有する第2締結要素と、
前記第1受圧室の上流に設けられた第1アクチュエータと、
前記第2受圧室の上流に設けられた第2アクチュエータと、
前記第1アクチュエータの下流に設けられた第1受圧面を有する第1ピストンと、を備え、
前記第1受圧面に油圧が供給されている場合、前記第1ピストンにより、前記第2受圧室と前記第2アクチュエータとの連通が遮断されることを特徴とする変速機。 A first fastening element having a first pressure receiving chamber;
A second fastening element having a second pressure receiving chamber;
A first actuator provided upstream of the first pressure receiving chamber;
A second actuator provided upstream of the second pressure receiving chamber;
A first piston having a first pressure receiving surface provided downstream of the first actuator,
The transmission, wherein when the hydraulic pressure is supplied to the first pressure receiving surface, the first piston blocks communication between the second pressure receiving chamber and the second actuator.
前記第2アクチュエータの下流に設けられた第2受圧面を有する第2ピストンをさらに有し、
前記第2ピストンの前記第2受圧面の上流に前記第1ピストンの一部が配置され、
前記第1ピストンの前記第1受圧面に油圧が供給されている場合は、前記第2アクチュエータから前記第2ピストンの前記第2受圧面へ油圧が供給される一方、前記第1ピストンの前記第1受圧面に油圧が供給されていない場合は、前記第2アクチュエータから前記第2締結要素の前記第2受圧室へ油圧が供給され、
前記第2受圧面に油圧が供給されている場合は、前記第2ピストンにより、前記第1受圧室と前記第1アクチュエータとの連通が遮断されることを特徴とする変速機。 The transmission according to claim 1,
A second piston having a second pressure receiving surface provided downstream of the second actuator;
A portion of the first piston is disposed upstream of the second pressure receiving surface of the second piston;
When the hydraulic pressure is supplied to the first pressure receiving surface of the first piston, the hydraulic pressure is supplied from the second actuator to the second pressure receiving surface of the second piston, while the first pressure of the first piston is changed. When the hydraulic pressure is not supplied to the first pressure receiving surface, the hydraulic pressure is supplied from the second actuator to the second pressure receiving chamber of the second fastening element,
The transmission, wherein when the hydraulic pressure is supplied to the second pressure receiving surface, the second piston blocks communication between the first pressure receiving chamber and the first actuator.
前記第1締結要素は、前進用締結要素であり、
前記第2締結要素は、後進用締結要素であることを特徴とする変速機。 The transmission according to claim 2,
The first fastening element is a forward fastening element;
The transmission, wherein the second fastening element is a reverse fastening element.
前記第2アクチュエータがONになっているときに前記第1アクチュエータがONになると、前記第1締結要素が締結する前に前記第2受圧室と前記第2アクチュエータとの連通が遮断されることを特徴とする変速機。 The transmission according to claim 2 or 3,
If the first actuator is turned on when the second actuator is turned on, the communication between the second pressure receiving chamber and the second actuator is blocked before the first fastening element is fastened. A characterized transmission.
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