JP2018094326A - イベント制御システム、イベント通知システム及びプログラム - Google Patents

イベント制御システム、イベント通知システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】イベントに参加することに基づく興趣性を向上させるだけでなく、継続的にイベントに参加すること、及び、当該イベントに参加するまでの過程についても興趣の対象として用いることが可能なイベント演出制御システム及びそのプログラムなどを提供すること。【解決手段】サーバ装置10は、各参加者IDに対応付けて各参加者の行動履歴情報と仮想3次元空間で実施される仮想イベントにおける観覧位置とを登録していることを前提に、特定参加者を抽出し、当該抽出した特定参加者の仮想3次元空間上の観覧位置に向けて、仮想3次元空間に配置されて画像化されるアイドルキャラクタやロボットキャラクタなどの演技キャラクタによって特別な演出を提供する特別演出制御処理を実行する。【選択図】図7

Description

本発明は、イベントに用いられるイベント演出制御システム、イベント通知システム及びプログラムなどに関する。
従来、VR技術を用いて、又は、スクリーンなどに投影することによってアニメーションなどの仮想現実世界のキャラクタを実空間のイベントなどに用いることが知られている。特に、最近は、当該実空間のイベントにおいて、キャラクタが予め定められた動きを実行するだけでなく、参加者の声や行動に応じてキャラクタの動きが制御されるものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2000−163178号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置を含む、このような従来のシステムであっては、イベントなどの利用する時点での参加者の行動に応じてキャラクタが反応するだけであり、システムを繰り返して利用した実績や当該システムを利用するまでの参加者の行動などそのとき以外の参加者の行動については考慮していない。
したがって、このような従来のシステムであっては、継続的にシステムを利用すること(当該システムを利用したイベントに参加すること)、及び、当該システムを利用するまでの過程(当該システムを利用したイベントに参加するまでの過程)についても興趣の対象として用いるための動機付けが行われていない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、行動情報に基づいて特定の参加者を特定し、かつ、当該特定した参加者に対してキャラクタなどが特別な演出を実行することによって、イベントに参加すること(システムを利用すること)に基づく興趣性を向上させるだけでなく、継続的にイベントに参加すること(システムを利用すること)、及び、当該イベントに参加するまでの過程(当該システムを利用するまでの過程)についても興趣の対象として用いることが可能なイベント演出制御システム及びそのプログラムなどを提供することにある。
(1)上記課題を解決するため、本発明は、コンピュータを、
複数の参加者が参加するイベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置を制御する制御手段、
前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段、
前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段、及び、
各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段、
として機能させ、
前記制御手段が、
前記抽出された特定参加者の識別情報に基づいて当該特定参加者の観覧位置情報を特定し、
当該特定した観覧位置情報によって示される観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、構成を有している。
この構成により、本発明は、複数の参加者が参加したイベント中に、演出オブジェクトや演出装置によって、特定の個人を対象とした特別な演出を実施することができるとともに、当該特別な演出の実行の対象となる参加者については、例えば、過去の同一若しくは特別なイベントに参加した参加者、イベントに関する特定の商品を購入した参加者、又は、イベントに関して一定以上の累積的な課金を実行した参加者など各参加者の行動情報から抽出することができる。
したがって、本発明は、例えば、多くのイベントに参加する参加者に対して、特定の商品を購入した参加者に対して、又は、一定以上の課金が実行された参加者に対して、特別な演出を提供することができるので、各参加者に対して、イベントに繰り返し参加するためのモチベーションを維持又は向上させることができるとともに、イベントに参加することに基づく興趣性を向上させるだけでなく、継続的にイベントに参加すること、及び、当該イベントに参加するまでの過程についても興趣の対象として用いることができる。
この結果、本発明は、参加者のイベントに対する興趣性を向上させることができるとともに、それによって当該イベントに対する参加者における集客を図りつつ、当該イベントを活性化することができる。
なお、「イベント」は、実空間において実施されるイベントであってもよいし、仮想3次元空間において実施されるイベントであってもよい。特に、仮想3次元空間において実施されるイベントは、各参加者が当該仮想3次元空間を体験するための装置(具体的には、VR装置)を装着して仮想3次元空間上で参加するイベントである。そして、イベントが仮想3次元空間において実施される場合には、観覧位置は、仮想3次元空間内に設定された位置を示すこととなる。
また、「演出オブジェクト」としては、実空間の場合には、例えば、実空間に実体が存在するキャラクタやロボットなどのイベントに登場する対象物、及び、参加者がイベント中に表示される画像内に画像化されたキャラクタやロボットなどの表示オブジェクトが含まれる。そして、「演出オブジェクト」は、仮想3次元空間の場合には、例えば、参加者によって注視されるキャラクタ(アイドルキャラクタやロボットキャラクタ)などの仮想3次元空間に配置されて画像化されるオブジェクトが含まれる。
さらに、「演出装置」としては、例えば、紙吹雪やテープなど装飾物を飛ばすバズーカ型やキャノン砲型のクラッカーなどの特殊効果装置、ピンスポット型のライトやサーチライトなどの照明装置、稼働型の花道やセリなどの舞台装置、スピーカなどの音響装置又は演出オブジェクトが観客席上をフライングするフライング装置が含まれる。
上記に加えて、「イベントに関連する行動」とは、
[1]演出オブジェクトに対する声援や応援行為などのイベント中における参加者の演出オブジェクト又は演出装置に対する演出対応行動、
[2]仮想イベントの場合に参加者のアバターに装備させるアイテム(外観変更や化粧なども含む)の購入、又は、イベントの演出に用いられる演出オブジェクトやイベントのグッズなどのイベントに関連する商品の購入、
[3]上記の商品の購入による課金、観覧位置(すなわち座席)の購入やイベント参加による課金、又は、演出オブジェクトへのお捻り(すなわち、チップ)の提供による課金な
どのイベントに関連して実行された課金、
[4]過去の同一の演出オブジェクトが参加するイベントなどの参加中のイベントに関連する過去のイベントへの参加、
[5]既に参加したイベントにおける演出対応行動([2]に示す演出対応行動)、
[6]イベント中に発生するミニゲーム(例えば、仮想3次元空間内で実行可能なゲームや実空間においてゲーム端末装置によってイベントと連動するゲーム)、又は、イベントの開催前若しくは開催後にゲーム端末装置と連動して実行されるゲームの実行
が含まれる。
また、「特別な演出」とは、投げキッスやメッセージの発信などの演出オブジェクトから特定参加者に向けて実行される行動演出(例えば、演出オブジェクトがアイドルなどのパフォーマンスを行うキャラクタの場合におけるファンサービス)の他に、照明装置によって特定参加者にピンスポットやサーチライトを照射する照明演出、及び、特定の装置によって特定参加者に向けて装飾物を飛ばす演出などの特殊効果によって提供される演出が含まれる。
(2)また、本発明は、
前記行動情報とは、前記参加者の行動に関する情報、前記参加者の課金した際の課金に関する情報、又は、前記参加者の過去の前記行動若しくは前記課金に関する情報のいずれかが含まれる、構成を有している。
この構成により、本発明は、例えば、過去の特定のイベントや多くのイベントに参加することによって、イベント中に演出オブジェクトに対して応援することによって、特定の商品を購入することによって、一定以上の課金を実行することによって、又は、イベントに関連するゲームを実行することによって、特別な演出を参加者に提供することができる。
したがって、本発明は、各参加者に対して、イベントに繰り返し参加するためのモチベーションを維持又は向上させることができるとともに、イベントに参加することによる興趣を提供するだけでなく、当該イベントに参加するまでの過程についても興趣を提供することができる。
なお、「行動に関する情報」には、例えば、参加者の演出オブジェクトや演出装置に対する演出対応行動、演出オブジェクトやイベントに関連する商品(仮想アイテムを含む)の購入、又は、上記イベントや関連するイベントへの参加などの上記の行動において、その行動種別、行動を実行した日時、購入した商品やイベントの種別、又は、購入した数や実行した行動の回数などの各種の情報が含まれる。
特に、「行動に関する情報」がイベント中に発生するミニゲーム(例えば、仮想3次元空間内で実行可能なゲームや実空間においてゲーム端末装置によってイベントと連動するゲーム)又は、イベントの開催前若しくは開催後にゲーム端末装置と連動して実行されるゲームの実行に関する情報の場合には、例えば、ゲームを実施した日時(ログイン日時を含む。)、当該ゲームのトータルや所定期間におけるプレー時間、ゲームの実行頻度(ログイン頻度を含む。)、ゲームレベル(プレーヤレベルを含む。)、ゲーム内で取得したアイテム、ガチャにおける当選情報、及び、ゲームにおいて登録されたフレンドとの関係性に基づく情報(例えば、フレンド数やフレンドと一緒に実行したプレー時間)などのゲーム履歴の情報が含まれる。
また、「課金に関する情報」には、例えば、商品などを購入した際の課金において、その課金種別、課金を実行した日時、課金により購入した商品の種別、当該購入した数や課
金回数(頻度)又は、上記のゲームを実行した際の課金に関する情報などの各種の情報が含まれる。
(3)また、本発明は、
前記イベントが、各参加者の前記観覧位置が設定された仮想3次元空間内で実施されるイベントである場合に、
前記参加者毎に、各参加者の前記仮想3次元空間内における前記観覧位置を当該各参加者に対応する仮想カメラの位置として設定し、各仮想カメラを視点として前記各参加者の視線方向に見える仮想3次元空間の画像をそれぞれ生成する画像生成手段として更に前記コンピュータを機能させ、
前記制御手段が、
前記仮想3次元空間内に設定された前記特定参加者の観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による前記仮想3次元空間における特別な演出の実行を制御する、構成を有している。
この構成により、本発明は、各参加者に仮想3次元空間内においてイベントへ参加させることができるので、時間や空間を超えて多数の参加者に当該イベントを提供することができるとともに、アイドルキャラクタの触れ合いなどの非現実的な世界(例えば、アニメーションの世界)と融合したイベントを提供することができる。
なお、演出オブジェクトには、例えば、アイドルなどの仮想3次元空間において演技のパフォーマンスなどの動作を行うキャラクタ、又は、予め設定されたシナリオ(RPGや推理ゲーム)に従って参加者と対峙するキャラクタ(動的だけでなく、静的なオブジェクトを含む。)など、参加者によって観察されるキャラクタであってコンピュータによって制御されるオブジェクト(キャラクタオブジェクト)が含まれる。
(4)また、本発明は、
前記記憶手段には、
前記仮想3次元空間に設定された各観覧位置に対応付けて、所与の実空間に設定された前記イベントに参加する前記参加者の参加位置を示す情報が参加位置情報として記憶されており、
前記制御手段が、
前記参加位置に存在する前記特定参加者の仮想3次元空間上の観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、構成を有している。
この構成により、本発明は、参加者を実空間上の参加位置に存在させることによって仮想3次元空間の観覧位置から当該仮想3次元空間内のイベントに参加することができるので、仮想3次元空間のイベントであってもあたかも実空間上のイベントとしての雰囲気や醍醐味を提供することができる。
(5)また、本発明は、
前記画像生成手段が、
前記参加者の視界を覆う構造を有し、かつ、前記仮想3次元空間の画像を視認させる装着型画像表示装置から構成された表示手段に、受付手段によって受け付けた前記参加者の視線入力に応じて、前記生成した仮想3次元空間の画像を表示させる、構成を有している。
この構成により、本発明は、参加者の頭部の位置や姿勢に応じて変化する仮想3次元空間を仮想3次元空間に適用することができるので、参加者が実際に仮想3次元空間内でイ
ベントを体験しているような感覚を提供することができる。
したがって、本発明は、参加者の没入感を高めてイベントへの参加に対する興趣性を向上させることができる。
(6)また、本発明は、
前記参加者によって少なくとも当該参加者の実空間における視線方向の入力を視線入力として受け付ける処理を実行する受付手段、及び、
前記入力された特定参加者の視線が前記演出オブジェクト又は前記演出装置に向かっているか否かを検出する検出手段、
として前記コンピュータを機能させ、
前記制御手段が、
前記入力された特定参加者の視線が前記演出オブジェクト又は前記演出装置に向かっていることが検出された場合に、前記検出した特定参加者の観覧位置情報によって示される観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、構成を有している。
この構成により、本発明は、特定参加者の視線が演出オブジェクト又は演出装置に向かっている場合に、演出オブジェクト又は演出装置による特別な演出を当該特定参加者に対して実行すること(すなわち、発動すること)ができるので、確実に特別な演出を当該特定参加者に提供することができる。
なお、この場合におけるイベントは仮想3次元空間におけるイベントに限定する必要はなく、実空間であっても、視線方向を検出すること、及び、演出オブジェクト又は演出装置の実空間内における位置を検出することができれば、実現可能となる。
(7)また、本発明は、
前記各参加者が前記観覧位置に存在するか否かを判定する判定手段として前記コンピュータを機能させ、
前記制御手段が、
前記参加者が前記観覧位置に存在すると判定された場合に、前記イベントを開始する制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、参加者が観覧位置に到着するなど、当該観覧位置に存在する場合に、イベントを自動的に開始することができるので、他の参加者に依存することなく各参加者のタイミングでイベントを開始することができるとともに、時間に囚われることなく参加者を容易にイベントに参加させることができる。
なお、この場合におけるイベントは仮想3次元空間におけるイベントに限定する必要はなく、実空間であっても、参加者毎にイベントを開始しても不具合のないものであれば適用可能である。
また、「判定手段」としては、例えば、各参加者に取り付けられたGPS、実空間の各観覧位置若しくは仮想3次元空間の観覧位置に対応する実空間の参加位置のそれぞれに設けられた人感センサ、又は、発光体の位置や深度を検出するイベント空間(実空間)内の物体検出が可能な検出システムなどの検出結果に応じて各参加者が前記観覧位置に存在するか否かを判定することができるものであればよい。
(8)また、本発明は、
前記イベント中に当該イベントの画像を前記記憶手段に記憶する記憶制御手段として前
記コンピュータを機能させ、
前記記憶制御手段が、
前記イベントの画像の記憶中であって、前記演出オブジェクト又は前記演出装置が前記特別の演出を実行しているときに、当該特別の演出の提供先となる観覧位置を示す情報又は当該観覧位置に関する情報を、前記記憶されているイベントの画像に対応付けて前記記憶手段に記憶する、構成を有している。
この構成により、本発明は、イベントの画像を再生する際に、特別の演出の実行タイミングに合わせて当該特別の演出の提供先となる観覧位置(例えば、座席などの列及び番号を示す観覧位置番号)や当該観覧位置の観覧位置情報に対応付けられた参加者の情報(参加者の識別情報、氏名若しくは属性、又は、予め各参加者に付与されたニックネームなど)を提供することができるので、イベント時とは異なった興趣を提供することができる。
したがって、本発明は、イベントを様々な角度から興趣させることができるので、このようなイベントにおけるコンテンツとしての魅力を高め、イベント自体を活性化することができる。
なお、観覧位置や参加者の情報の提供としては、画像内に重畳したテロップや吹き出しなどによって提供されてもよいし、文字情報の他に、参加者の顔や予め登録した画像から構成されるサムネイル画像などの画像情報によって提供してもよい。
また、「イベント中に記憶されるイベントの画像」としては、仮想3次元空間においては、各参加者の仮想カメラの画像そのものであってもよいし、複数の仮想カメラを切り換えて編集された画像であってもよく、実空間においては、単体又は複数の撮像カメラによって撮像された画像(複数の撮像された各画像が編集された画像を含む。)であってもよい。
(9)また、上記課題を解決するため、本発明は、
イベントに参加する複数の参加者の識別情報のそれぞれに対応付けて、各参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段、
前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段、
各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段、及び、
前記抽出された特定参加者の識別情報御及び前記記憶されている観覧位置情報に基づいて、前記イベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置による特別な演出を提供する提供先となる特定参加者の観覧位置を通知する通知手段を制御する通知制御手段、
として機能させる構成を有している。
この構成により、本発明は、複数の参加者が参加したイベント中に、演出オブジェクトや演出装置によって、特定の個人を対象とした特別な演出を実施させることができるとともに、当該特別な演出の実行の対象となる参加者については、例えば、過去の同一若しくは特別なイベントに参加した参加者、イベントに関する特定の商品を購入した参加者、又は、イベントに関して一定以上の累積的な課金を実行した参加者など各参加者の行動情報から抽出することができる。
したがって、本発明は、例えば、多くのイベントに参加すれば、特定の商品を購入すれば、又は、一定以上の課金を実行すれば、複数の参加者が参加している中で特定の参加者に対して特別な演出を提供させることができるので、各参加者に対して、イベントに繰り
返し参加するためのモチベーションを維持又は向上させることができるとともに、イベントに参加することによる興趣を提供するだけでなく、当該イベントに参加するまでの過程についても興趣を提供することができる。
(10)また、上記課題を解決するため、本発明は
複数の参加者が参加するイベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置を制御する制御手段と、
前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段と、
前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段と、
各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段と、
を備え、
前記制御手段が、
前記抽出された特定参加者の識別情報に基づいて当該特定参加者の観覧位置情報を特定し、
当該特定した観覧位置情報によって示される観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、構成を有している。
この構成により、本発明は、複数の参加者が参加したイベント中に、演出オブジェクトや演出装置によって、特定の個人を対象とした特別な演出を実施させることができるとともに、当該特別な演出の実行の対象となる参加者については、例えば、過去の同一若しくは特別なイベントに参加した参加者、イベントに関する特定の商品を購入した参加者、又は、イベントに関して一定以上の累積的な課金を実行した参加者など各参加者の行動情報から抽出することができる。
したがって、本発明は、例えば、多くのイベントに参加すれば、特定の商品を購入すれば、又は、一定以上の課金を実行すれば、複数の参加者が参加している中で特定の参加者に対して特別な演出を提供させることができるので、各参加者に対して、イベントに繰り返し参加するためのモチベーションを維持又は向上させることができるとともに、イベントに参加することによる興趣を提供するだけでなく、当該イベントに参加するまでの過程についても興趣を提供することができる。
(11)また、上記課題を解決するため、本発明は
イベントに参加する複数の参加者の識別情報のそれぞれに対応付けて、各参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段と、
前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段と、
各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段と、
前記抽出された特定参加者の識別情報御及び前記記憶されている観覧位置情報に基づいて、前記イベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置による特別な演出を提供する提供先となる特定参加者の観覧位置を通知する通知手段を制御する通知制御手段と
を備える構成を有している。
この構成により、本発明は、複数の参加者が参加したイベント中に、演出オブジェクトや演出装置によって、特定の個人を対象とした特別な演出を実施させることができるとともに、当該特別な演出の実行の対象となる参加者については、例えば、過去の同一若しく
は特別なイベントに参加した参加者、イベントに関する特定の商品を購入した参加者、又は、イベントに関して一定以上の累積的な課金を実行した参加者など各参加者の行動情報から抽出することができる。
したがって、本発明は、例えば、多くのイベントに参加すれば、特定の商品を購入すれば、又は、一定以上の課金を実行すれば、複数の参加者が参加している中で特定の参加者に対して特別な演出を提供させることができるので、各参加者に対して、イベントに繰り返し参加するためのモチベーションを維持又は向上させることができるとともに、イベントに参加することによる興趣を提供するだけでなく、当該イベントに参加するまでの過程についても興趣を提供することができる。
本発明に係るイベント演出制御システムの第1実施形態における概要構成を示す構成図である。 第1実施形態のイベントの概要を説明するための図である。 第1実施形態におけるサーバ装置の構成を示す機能ブロック図の一例である。 第1実施形態における端末装置の構成を示す機能ブロック図の一例である。 第1実施形態における端末装置の外観構成を示す図の一例である。 第1実施形態における仮想イベントにおける観覧位置及び実空間イベント開催場所の関係性について説明するための図である。 第1実施形態における特別演出制御処理について説明するための図(その1)である。 第1実施形態における特別演出制御処理について説明するための図(その2)である。 第1実施形態のサーバ装置によって実行される特別演出制御処理を含む仮想イベントにおける実行処理の動作を示すフローチャートである。 本発明に係るイベント演出制御システムの第2実施形態における構成例を説明するための図である。 第22実施形態における本発明に係るイベント演出制御システムの変形例を説明するための図である。
以下、実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
[A]第1実施形態
はじめに、本発明におけるイベント演出制御システムの第1実施形態について説明する。なお、本実施形態は、複数の参加者に対して装着型画像表示装置としてHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着させつつ、仮想3次元空間内でイベントを実行させるシステムに対し、本発明に係るイベント演出制御システム及びプログラムを適用した場合の実施形態である。
[A1]イベント演出制御システム(仮想空間)
[A1.1]概要
まず、図1を用いて本実施形態のイベント演出制御システム1の概要及び概要構成について説明する。なお、図1は、本実施形態のイベント演出制御システム1の構成を示すシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のイベント演出制御システム1は、バーチャル空間内において、参加者毎に
参加者キャラクタ(以下、「アバター」という。)を登場させて、かつ、あたかも参加者の周囲に存在するかのごとく認知させるVR体験(仮想現実体験)をイベント(以下、「仮想イベント」という。)として提供するシステムである。
特に、本実施形態のイベント演出制御システム1は、例えば、参加者が仮想3次元アイドル(いわゆる、参加者によって注視されるキャラクタオブジェクトであって、仮想3次元空間で所定の演出を行うキャラクタ(以下、「演技キャラクタ」という。))のファンの一人として、仮想の演技パフォーマンス(具体的には、歌唱ライブ)を行うライブステージ(以下、「ステージ」ともいう。)を観覧することをテーマとする3次元立体視可能なシミュレーションを仮想イベントとして提供する構成を有している。
すなわち、本実施形態のイベント演出制御システム1は、演技キャラクタとしては、仮想3次元空間の参加者に向けて(すなわち、仮想カメラの位置に向けて)視線を送る動作又は当該参加者に対して特別に提供される行動(演技キャラクタと参加者がアイドルとファンとの関係性を有する場合に参加者に向けたファンサービスの行動、以下、「ファンサービス」という。)などを実行する演技キャラクタを注視することを含むイベントを提供する構成を有している。
また、イベント演出制御システム1は、
(1)参加者の視界を覆う構造を有し、かつ、仮想3次元空間の画像を視認させるHMD(装着型画像表示装置)に、生成した仮想3次元空間の画像を3D表示させ、
(2)当該HMDの姿勢に基づいて仮想カメラを制御し、
(3)当該HMDに設けられた検出手段によって検出された等がHMDを装着した参加者の視線方向を含む当該参加者の入力を受け付けて
イベントを進行させる構成を有している。
具体的には、イベント演出制御システム1は、図1に示すように、仮想3次元空間内における仮想イベントを実現するための各種の処理を実行するサーバ装置10と、参加者によって装着されるHMDを有し、ネットワークを介してサーバ装置10から送信されてくるデータを用いて参加者に仮想3次元空間におけるイベントを体験させる端末装置20(例えば、端末装置20A、20B、20C)とが、インターネットなどのネットワークに接続可能に構成されている。
サーバ装置10は、例えば、API(アプリケーションプログラミングインタフェース)や所定のプラットフォーム等を利用して実行される仮想イベントを実現するための各種の処理を実行する情報処理装置である。
また、サーバ装置10は、1つの(装置、プロセッサ)で構成されていてもよいし、複数の(装置、プロセッサ)で構成されていてもよい。
そして、サーバ装置10の記憶領域(後述する記憶部140)に記憶される課金情報、参加者情報等の各情報を、ネットワーク(イントラネット又はインターネット)を介して接続されたデータベース(広義には記憶装置、メモリ)に記憶するようにしてもよいし、記憶領域に記憶されるイベント情報等の情報を、ネットワーク(イントラネット又はインターネット)を介して接続されたデータベース(広義には記憶装置、メモリ)に記憶するようにしてもよい。
特に、サーバ装置10は、端末装置20のユーザ(すなわち、仮想イベントに参加する参加者)の操作(参加者入力)に基づく入力情報を受信し、受信した入力情報に基づいて仮想3次元空間における仮想イベントを実現するための処理を行うようになっている。
そして、サーバ装置10は、イベントが実行させる空間(すなわち、イベント空間)が3次元画像化された画像(当該画像を表示するためのデータを含む。)やイベント実行処理に関する各データを端末装置20に送信する。
端末装置20は、HMDユニット200及び端末制御ユニット300を有し、イベント空間が仮想3次元画像化された画像を表示しつつ、仮想3次元空間において演技パフォーマンスなどを提供する仮想3次元空間における仮想イベントを体験させるための装置である。
また、端末装置20は、スマートフォン、携帯電話、PHS、コンピュータ、ゲーム装置、PDA、携帯型ゲーム装置機等、画像生成装置などの情報処理装置によって構成され、インターネット(WAN)、LANなどのネットワークを介してサーバ装置10に接続可能な装置である。なお、端末装置20とサーバ装置10との通信回線は、有線でもよいし無線でもよい。
また、端末装置20は、サーバ装置10との通信を行うための通信制御機能、及び、サーバ装置10から受信したデータを用いて表示制御を行うとともに、参加者によって入力された操作情報をサーバ装置10に送信する機能などを備える構成を有している。
そして、端末装置20は、サーバ装置10から送信されてくる各情報に基づいて仮想イベントを参加者に提供する構成を有している。
[A1.2]仮想イベントの説明
次に、図2を用いてVR体験としての本実施形態によって実現する仮想イベントの概要を説明する。なお、図2は、本実施形態の仮想イベントの概要を説明するための図である。
仮想3次元空間11は、例えば、図2(A)に示すように、VR空間(仮想3次元空間)として構築されており、当該仮想3次元空間11には、ライブステージの演技場であるステージ4と、アバターとしてのアバター5が配置される複数の観覧席6とが設けられている。
そして、NPC(ノンアバター)であるアイドルキャラクタ8(演技キャラクタ)がステージで演技し、参加者2は、アバター5を介して、アイドルキャラクタ8の演技を注視することができるようになっている。
ライブステージの内容は、楽曲の歌唱や、楽器の演奏、ダンス、大道芸などのライブパフォーマンスであり、例えば、本実施形態では、振り付けがある歌唱曲を歌うライブパフォーマンスが実行されるようになっている。
ステージ4は、例えば、野外ステージ、コンサートホール、ライブハウスなど適宜設定可能である。また、仮想イベント内容によっては、学校の体育館の舞台、教室の教壇、トラックの荷台、甲板などのシチュエーションを設定することが可能である。
観覧席6は、ライブステージを観覧する観覧位置であり、1つのライブステージの会場において、1席1名で多数用意されている。そして、観覧席6の配置レイアウトは、ステージ4のデザインに応じて適宜設定可能となっている。なお、図2(A)は、観覧席6が立ち見席として設定されている例を示す。ただし、着席タイプであってもよい。
また、観覧席6は、仮想イベント毎に参加者に割り当てられており、観覧席6の各席は、参加者のIDと対応付けられて、サーバ装置10に観覧席情報として記憶されている。特に、本実施形態においては、参加者は、実空間におけるコンサートホール、多目的ホール又は映画館などの特定の場所(以下、「実空間イベント開催場所」という。)7に来場して仮想3次元空間におけるイベントに参加することが前提であり、そのため、観覧席6の各席は、実空間イベント開催場所7の各席に対応付けられている。ただし、仮想イベントにおいては、実空間における特定の場所に来場せずに端末装置20さえ用いることができれば何れの場所であっても参加することが可能であってもよい。
そして、観覧席6には、アイドルのファンとしての役割を有するアバター5が配置され、参加者は、外観、容姿又はアイテムなどが設定された少なくとも何れか1体のアバター5と対応づけて仮想イベントに参加する。
演技を行うアイドルキャラクタ8の性別・年齢・人数の構成は適宜設定可能である。特に、本実施形態では、アイドルキャラクタ8は、図2(A)に示すように、第1アイドルキャラクタ(第1演技キャラクタ)8Aと第2アイドルキャラクタ(第2演技キャラクタ)8Bとの2人組から構成されている。ただし、1人で構成されていてもよいし、3人以上の複数人によるグループによって構成されていてもよい。
各アバター5は、例えば、図2(B)に示すように、参加者2に装着されたHMDユニット200によって検出された参加者の動作に同期し、かつ、リンクするように自動制御される。
具体的には、アバター5の頭部の姿勢が、HMDユニット200によって検出された参加者2の頭部姿勢に同期し、HMDユニット200によって検出された参加者の視線方向に基づいて、アバター5の視線が同期し、これらの参加者入力に基づいて、仮想3次元空間11内のアバター5が自動制御される。
仮想3次元空間11内のアバター5の位置には、撮影画角や被写界深度が人の視野角相当に設定された右眼用及び左眼用の仮想カメラが頭部正面を向くように設定されており、それらで撮影した画像が、HMDユニット200(具体的には、後述する右目用表示パネル261及び左目用表示パネル262)にそれぞれ表示される。したがって、参加者2は、頭の向きや姿勢、及び、視線方向を変えることで、アバター5の目を介して仮想3次元空間11の画像を3次元画像として視認することができるようになっている。
なお、観覧席6には、各席にそれぞれ、各参加者に対応付けられたアバター5が配置される。ただし、アバター5が配置されない観覧席6であっても、NPCが自動的に配置され、コンピュータによりアイドルのファンとしての行動をとるように自動制御される。
また、本実施形態の仮想イベントにおいては、各参加者に提供される仮想3次元画像には、各参加者に対応付けられたアバター5を表示させてもよいし、表示させて無くてもよく、他の参加者のアバター5に対しても、同様に、参加者に提供される3次元画像には、表示させてもよいし、表示させて無くてもよい。
[A2]サーバ装置
まず、図3を用いて本実施形態のサーバ装置10の概要及び構成について説明する。なお、図3は、本実施形態のサーバ装置10の機能ブロックを示す図である。また、本実施形態のサーバ装置10は図3の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
サーバ装置10は、仮想3次元空間における仮想イベントを提供するための処理を実行
するサーバ処理部100、管理者やその他の入力に用いるための入力部120、所定の表示を行う表示部130、仮想イベント及び各参加者のデータを記憶する記憶部140、所定の情報が記憶された情報記憶媒体180、及び、端末装置20やその他と通信を行う通信部196を含む。
入力部120は、システム管理者等が仮想イベントに関する設定やその他の必要な設定、データの入力に用いるものである。例えば、本実施形態の入力部120は、マウスやキーボード等によって構成される。
表示部130は、システム管理者用の操作画面を表示するものである。例えば、本実施形態の表示部130は、液晶ディスプレイ等によって構成される。
情報記憶媒体180(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ(ROM)などによって構成される。
通信部196は、外部(例えば、端末、他のサーバや他のネットワークシステム)との間で通信を行うための各種制御を行うデバイスであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどによって構成される。
記憶部140は、サーバ処理部100や通信部196などのワーク領域となるもので、その機能は、RAM(VRAM)などによって構成される。なお、記憶部140に記憶される情報は、データベースで管理してもよい。また、例えば、記憶部140は、本発明の記憶手段を構成する。
また、本実施形態においては、記憶部140には、ワーク領域として使用される主記憶部1142、提供する仮想イベントにおける演出に関する演出情報144、各参加者に関する参加者情報146、観覧席6の情報を示す観覧席情報148、並びに、仮想イベント中の各仮想カメラを視点とした画像(以下、「仮想カメラ画像」という。)などのイベントに関する画像(以下、「イベント画像」という。)149が記憶される。ただし、記憶部140には、上述の情報の他に、イベント演算に必要な各種の情報が記憶される。
特に、参加者情報146には、参加者毎に参加者IDに対応付けて、氏名、年齢、性別及び課金決済を行う口座情報などの参加者特定情報、及び、アバター情報を含む。そして、アバター情報には、基本形状(人、動物又はロボットなどの基本造形(サイズも含む。)、髪型や化粧などの容姿(色彩も含む。)、髪型)、及び、所有するアイテム(衣装、装飾品、所持品(タオルやサイリウム))などのアバターを設定するための各情報が含まれる。
また、参加者情報146には、過去の仮想イベントの参加や当該仮想イベントに関する商品の購入などイベントに関連した各参加者の行動を示す各行動情報がリスト化された行動履歴情報、各参加者において行動に伴って課金をした際の課金状況を示す課金情報がリスト化された課金履歴情報、及び、仮想イベントに参加する際の実空間イベント開催場所の観覧位置を示す観覧位置情報が含まれる。
そして、課金履歴情報には、課金が実行された日時を示す課金日時、仮想イベントに関するアイテムの購入や仮想イベントにおいて用いるお捻りの購入などの課金要素の種別、課金した額を示す課金額などが含まれる。
一方、観覧席情報148には、実空間イベント開催場所7の各席と仮想イベントの観覧席6の各席が対応付けられたテーブルデータが含まれる。
サーバ処理部100は、記憶部140内の主記憶部142をワーク領域として各種処理を行う。サーバ処理部100の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。
サーバ処理部100は、情報記憶媒体180に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。即ち情報記憶媒体180には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)が記憶される。
例えば、サーバ処理部100(プロセッサ)は、情報記憶媒体180に記憶されているプログラムに基づいて、サーバ装置10全体の制御を行うとともに、仮想イベントの実行を制御する処理、特別演出制御処理、画像生成処理、或いは音生成処理などの処理を行う。
また、サーバ処理部100は、仮想イベントの実行を制御する処理として、仮想イベント開始条件が満たされた場合に仮想イベントを開始する処理、仮想イベントを進行させる処理、キャラクタやマップなどのオブジェクト空間(3次元空間)に各種のオブジェクトを配置する処理、オブジェクトを表示する処理、仮想イベント結果を演算する処理、或いは仮想イベント終了条件が満たされた場合に仮想イベントを終了する処理を実行する。
具体的には、本実施形態のサーバ処理部100は、通信制御部101、ユーザ管理部102、情報取得部104、参加者行動管理部105、イベント制御部110、仮想カメラ制御部106と、音生成部107、画像生成部108、画像編集再生部109及びタイマ部160を少なくとも有している。
なお、例えば、本実施形態のイベント制御部110は、本発明の抽出手段、制御手段、判定手段及び検出手段を構成し、情報取得部104は、本発明の受付手段を構成する。また、例えば、本実施形態の参加者行動管理部105は、本発明の第1登録手段及び第2登録手段を構成し、画像生成部108は、本発明の画像生成手段を構成する。さらに、例えば、本実施形態の画像編集再生部109は、本発明の記憶制御手段を構成する。
通信制御部101は、端末装置20とネットワークを介してデータを送受信する処理を行う。すなわち、サーバ装置10は、通信制御部101によって端末装置20等から受信した参加者の操作情報を含む各種の情報に基づいて各種処理を行う。
ユーザ管理部102は、ユーザ登録手続きに係る処理及びアカウント(参加者ID)に紐付けられるデータの記憶管理を行う。
具体的には、ユーザ管理部102は、アカウントの付与制御と、ユーザに関する個人情報を登録管理する登録情報管理、アカウントに紐付けられ課金要素の実行に係る対価の支払い原資として使用される仮想口座の設定と入出金制御、当該アカウントのユーザによる課金要素に係る課金履歴の登録、仮想イベント進行状況に関するイベント進行情報をアカウントと紐付けて記憶及び管理を行う。
情報取得部104は、サーバ処理部100の処理に必要な種々の情報を取得する。即ち、これらの情報の受け付け処理を行う。例えば情報取得部104は、各端末装置20から参加者の操作情報を取得する。
具体的には、情報取得部104は、仮想イベント中に端末装置20におけるHMDユニット200の撮像部210によって撮像された画像情報に基づく参加者の視線情報、HMDユニット200のモーションセンサ220によって検出された情報(以下、「モーション検出情報」という。)及び仮想イベントの実行中に仮想イベントと連動して入力されるスイッチ入力の情報(以下、「スイッチ入力情報」という。)を含む参加者の操作情報を取得する。
特に、情報取得部104は、モーションセンサ220により参加者の頭部についての各3軸の情報をモーション検出情報として取得し、当該取得したモーション検出情報に基づいて、3軸回りでの回転角度を求めることで、参加者の頭部が向く方向の情報を視線情報として取得してもよいし、参加者の眼球の向きを撮像した撮像情報を取得し、当該取得した撮像情報に対して所定の画像処理を実行しつつ、モーション検出情報に基づいて算出した参加者の頭部の方向用いて参加者の視線方向を示す視線情報を取得してもよい。
なお、情報取得部104は、端末装置20の入力部260(例えば、コントローラ)からの操作情報に基づいて、視線情報を取得してもよい。例えば、情報取得部104は、入力部260に設けられた方向指示キー、アナログスティック又は操作ボタン等を参加者が操作することで得られた操作情報に基づいて、視線情報を取得(特定)してもよい。
また、モーションセンサ220のモーション検出情報に加えて、図示しない発光部の複数の発光素子(LED)を図示しない撮像部により撮像した画像を用いて、参加者の視線情報を取得してもよい。
さらに、HMDユニット200のモーション検出情報以外の情報を用いて参加者の視線情報を検出してもよい。例えば、図示しない撮像部に、3次元空間でのデプス情報(奥行き情報)を検出できるデプスセンサを設け、カラー画像センサからのカラー画像とデプスセンサからのデプス情報を用いて、参加者のスケルトン情報を抽出し、抽出されたスケルトン情報を用いて参加者の視線情報を取得してもよい。
参加者行動管理部105は、参加者毎に、参加者の指示に基づいて、関連するイベント(過去の同一のイベントの参加など)の参加や参加するイベントのイベントグッズの購入などイベントに関する行動を管理し、当該行動の種別や時期などを含むイベントに関する情報を参加者IDに対応付けて参加者情報146(行動履歴情報)に登録する。
また、参加者行動管理部105は、管理する行動において商品購入など課金が伴う行動については、課金情報を参加者IDに対応する参加者情報146(課金履歴情報)に登録する。
そして、参加者行動管理部105は、仮想イベント中の課金要素における課金処理を実行し、課金に関する情報(すなわち、課金情報)を課金履歴として参加者行動情報148に記憶する処理(以下、「課金処理」という。)を実行する。
特に、本実施形態においては、課金要素としては、アバターの外観などの身支度(例えば、化粧、衣装又はアイテムなど)させるために課金した課金額、演技キャラクタに所定のアイテム(例えば、プレゼントやお捻り)を提供する際に課金した額、及び、コンティニューやガチャなどの仮想イベントを実行する上で課金した額に応じたパラメータが含まれる。
また、参加者行動管理部105は、課金情報が履歴として登録されている課金履歴情報
に基づいて、参加者毎に仮想イベント実行中の累積課金額を算出する。
なお、参加者行動管理部105は、課金処理としては、仮想通貨やポイントの使用又はクレジットカードやプリペイドカードを使用することによって課金を要求し、参加者の指示にもとづいて、各課金処理を実行する。
イベント制御部110は、仮想イベントの実行管理に係る各種処理を行う。本実施形態のイベント制御部110は、端末装置20と通信を行いつつ、仮想イベントプレーに必要なデータを提供する制御を行う。
具体的には、イベント制御部110は、イベント管理部111、観覧席設定部112、アバター設定部113、オブジェクト制御部114、アバター視線制御部115及び特別制御実行部117を含む。
なお、例えば、本実施形態の特別制御実行部117は、オブジェクト制御部114と連動して本発明の本発明の抽出手段、制御手段、判定手段及び検出手段を構成する。
イベント管理部111は、演技キャラクタの演技を含む、当該演技の開始処理及び終了処理、並びに、各仮想イベントを実行する処理を含む仮想イベントの実行に関する各種の処理を実行する。
特に、イベント管理部111は、演技キャラクタの演技を含む仮想イベントを実行する際に、演技キャラクタが演技を行う仮想3次元空間におけるライブステージを参加者の操作入力に基づいて設定するとともに、設定したライブステージにおいて演技キャラクタが演技するためのパフォーマンス中(すなわち、演技中)の楽曲の再生及び照明などの各種の制御を実行する。
観覧席設定部112は、参加者の操作入力に基づいて、イベント管理部111により設定されたライブステージにおける参加者のアバターの配置位置、すなわち、ステージの観覧位置を設定し、当該観覧位置に該当する参加者の視点となる仮想カメラ(右目用及び左目用)を設定する。
本実施形態の観覧席設定部112は、ライブステージの開催に先立って観覧席として予約指定を行うことによって観覧位置を設定する。
アバター設定部113は、参加者の操作入力に基づいて、当該参加者に対応づけられるアバターを設定し、設定したアバターを参加者情報146に登録する。
具体的には、アバター設定部113は、参加者の操作に基づいて、基本形状(人、動物又はロボットなどの基本造形(サイズも含む。)、髪型や化粧などの容姿(色彩も含む。)、髪型)、及び、所有するアイテム(衣装、装飾品、所持品(タオルやサイリウム))などのアバターに身支度させるための設定を行う。
また、アバター設定部113は、予め定められたパーツなどを選択させることによってアバターに身支度させるための設定を行う。なお、課金によってアバターを設定する場合には、アバター設定部113は、課金が生じた部分については参加者行動管理部105と連動してアバターの設定を実行する。
なお、アバターの外観の構成要素やアイテムにおいては、使用期限が設定されており、アバター設定部113は、参加者が既に所有しているものであっても、使用期限が到来し
ているものについては、たとえ参加者の設定指示が入力されたとしても設定不能に制御する。
一方、アバター設定部113は、参加者の操作に基づいて、実空間に実在する衣装や装備品(演技キャラクタへのプレゼントやお捻りを含む)などの実在する物品に対応付けたアイテムを、アバターに設定することが可能な構成を有している。
具体的には、アバター設定部113は、例えば、参加者の操作によって端末装置20から送信された物品に付与された商品番号や2次元バーコードのコード情報などの識別情報を取得すると、当該識別情報に対応付けられた、当該物品がデジタル化されているアイテムを、該当するアバターに設定することが可能な構成を有している。
なお、アイテムについては、実在する物品に代えて、仮想イベントカードなどの媒体によって提供されてもよく、お捻りなどの概念的なアイテムについても、同様に仮想イベントカードなどの媒体によって提供される。
また、お捻りなどの演技キャラクタの演技中などの仮想イベント中に使用する場合には、アバター設定部113は、参加者の操作に基づいて、仮想イベント開始前に、予めアイテムとして参加者情報146に登録することが可能な構成を有している。
オブジェクト制御部114は、複数のオブジェクトが配置されるオブジェクト空間(3次元仮想空間である仮想3次元空間)の設定処理を行う。例えば、キャラクタ(人、動物、ロボット等)、マップ(地形)、建物、コース(道路)、樹木、壁、水面などの表示物を表す各種オブジェクト(ポリゴン、自由曲面又はサブディビジョンサーフェイスなどのプリミティブ面で構成されるオブジェクト)をオブジェクト空間に配置設定する処理を行う。即ちワールド座標系でのオブジェクトの位置や回転角度(向き、方向と同義)を決定し、その位置(X、Y、Z)にその回転角度(X、Y、Z軸回りでの回転角度)でオブジェクトを配置する。
具体的には、記憶部170には、オブジェクト(パーツオブジェクト)の位置、回転角度、移動速度、移動方向等のデータであるオブジェクトデータがオブジェクト番号に対応づけて記憶される。また、オブジェクト制御部114は、例えば、フレーム毎にこのオブジェクトデータを更新する処理などを行う。
また、オブジェクト制御部114は、演技キャラクタを含む各種のオブジェクトの配置及び当該演技キャラクタ及びアバターなどの各種のオブジェクトの仮想3次元空間内の移動を含めた動きを制御する。
特に、オブジェクト制御部114は、演技キャラクタ毎に、演技パフォーマンス中を含む仮想イベント中のステージ上での顔の向き、目の動き、視線方向、体の向き、セリフを含む各部位の動き(振り付け)を制御する。
また、オブジェクト制御部114は、各参加者の参加者キャラクタを各参加者の仮想3次元空間における位置に配置するとともに、各参加者の視線方向を含む参加者入力に基づいて、又は、仮想イベント状況に応じて各参加者キャラクタであるアバターの動きを制御する。
アバター視線制御部115は、端末装置20から出力された参加者の操作入力である視線入力に基づいて、当該参加者に対応づけられる仮想カメラの姿勢を制御してアバターの視線を制御する。
特別制御実行部117は、各参加者の登録された参加者情報146(行動履歴情報及び課金履歴情報)に基づいて、特定の参加者(以下、「特定参加者」という。)に向けて演出キャラクタや仮想イベントに用いられる演出装置(照明装置や特殊効果装置)における特別な演出(以下、「特別演出」という。)を制御する制御処理(以下、「特別演出制御処理」という。)を実行する。
仮想カメラ制御部106は、オブジェクト空間内の所与(任意)の視点(本実施形態においては参加者オブジェクトが配置される位置)から見える画像を生成するための仮想カメラ(視点、基準仮想カメラ)の制御処理を行う。
具体的には、仮想カメラの位置(X、Y、Z)又は回転角度(X、Y、Z軸回りでの回転角度)を制御する処理(視点位置、視線方向あるいは画角を制御する処理)を行う。
画像生成部108は、サーバ処理部100で行われる種々の処理(仮想イベント処理、シミュレーション処理)の結果に基づいて描画処理を行い、これにより画像を生成し、生成した画像データを端末装置20に送信する。
具体的には、画像生成部108は、座標変換(ワールド座標変換、カメラ座標変換)、クリッピング処理、透視変換、或いは光源処理等のジオメトリ処理が行われ、その処理結果に基づいて、描画データ(プリミティブ面の頂点の位置座標、テクスチャ座標、色データ、法線ベクトル或いはα値等)が作成される。そして、この描画データ(プリミティブ面データ)に基づいて、透視変換後(ジオメトリ処理後)のオブジェクト(1又は複数プリミティブ面)を、図示しない描画バッファ(フレームバッファ、ワークバッファ等のピクセル単位で画像情報を記憶できるバッファ)に描画する。これにより、オブジェクト空間内において仮想カメラ(所与の視点)から見える画像が生成される。
なお、画像生成部108で行われる描画処理は、頂点シェーダ処理やピクセルシェーダ処理等により実現することができる。
そして、画像生成部108は、HMDユニット200を装着した参加者の両眼に所定量の視差を有する仮想3次元空間の画像を視認させて立体視を実現するための視差画像(右目用及び左目用)を生成する。
音生成部107は、サーバ処理部100で行われる種々の処理の結果に基づいて音処理を行い、BGM、効果音、又は音声などの仮想イベント音を生成し、通信部196を介してHMDユニット200(具体的には音出力部240)に出力する。
振動生成部150は、サーバ処理部100で行われる種々の処理の結果に基づいて、端末装置20に設けられた振動体341を振動させるパターンを制御する制御データを生成し、端末装置20に出力する。
画像編集再生部109は、仮想イベント中に各仮想カメラの画像を仮想カメラ画像としてイベント画像149として記憶するとともに、当該仮想イベント終了後に、各仮想カメラ画像を素材として仮想カメラ編集画像を生成し、編集した仮想カメラ編集画像をイベント画像149として記憶する。
タイマ部160は、システムクロックを利用して現在日時や制限時間、仮想イベント進行制御の時間管理などのタイマ値を計測する処理を実行するための計時を行う。
[A3]端末装置
次に、図4及び図5を用いて本実施形態の端末装置20について説明する。なお、図4は、本実施形態の端末装置20の機能ブロックを示す図であり、図5は、本実施形態における端末装置20の外観構成を示す図の一例である。また、本実施形態の端末装置20は、図5の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
HMDユニット200は、装着された参加者の視線を検出する撮像部210と、当該参加者の頭部位置及び方向を含む姿勢を検出するモーションセンサ220と、インターフェース230と、音出力部240と、スイッチ250と、から構成される。
HMDユニット200は、装着された参加者の視線を検出する撮像部210と、当該参加者の頭部位置及び方向を含む姿勢を検出するモーションセンサ220と、インターフェース230と、音出力部240と、スイッチ250と、から構成される。
また、HMDユニット200は、図5(A)及び(B)に示すように、端末制御ユニット300を保持し、かつ、参加者によって装着される構造を有している。
そして、HMDユニット200は、HMDである端末装置20を装着した参加者の両眼に所定量の視差を有する仮想3次元空間の画像を視認させて立体視を実現するための表示パネル(右眼用)261及び表示パネル(左眼用)262を有し、端末装置20に表示された右眼用視差画像及び左眼用視差画像を表示させる構造を有している。
なお、立体視を実現するための視差画像については、従来の3次元動画像と同様であるため、詳細の説明を省略する。また、図5(B)は、端末装置20から音出力部240を省略した図である。
撮像部210は、HMDユニット200を装着した参加者の目(目の動き)を撮像し、その視線方向を検出し、当該検出に応じた信号を出力する。
また、撮像部210は、CCDなどの所定の撮像素子及びレンズなどの光学系を有する撮像カメラ211と、撮像カメラの出力に基づいて撮像した対象物を画像化して端末制御ユニット300に画像データとして出力する画像生成部212と、から構成される。
モーションセンサ220は、例えば加速度センサやジャイロセンサなどにより実現される。例えば、モーションセンサ220は、加速度センサとジャイロセンサによって、X、Y、Z軸の3軸回りでの参加者の頭部(HMD)の回転運動、具体的には、各X、Y、Z軸回りでの回転角度や角速度等を検出する。
インターフェース230は、例えば、HDMI(High−Difinition Multimedia Interface/登録商標)、USB(Universal Serial Bus/登録商標)等の有線による入出力インターフェース、又は、Bluetooth(登録商標)、若しくは、IEEE802.11a、g、n、ac等の無線インターフェースであり、端末制御ユニット300(具体的には通信部296)と、有線又は無線によって通信を実行するための機能を有している。
また、インターフェース230は、通信用ASIC又は通信用プロセッサなどのハードウェアや、通信用ファームウェアにより構成される。
音出力部240は、サーバ処理部100により生成された音を出力するものであり、その機能は、スピーカ、或いはヘッドホンなどのハードウェアにより実現できる。
スイッチ250は、端末制御ユニット300のスイッチに連動し、HMDユニット200の装着中に、所定の操作入力を行うために用いられる。
端末制御ユニット300は、入力部260、記憶部270、情報記憶媒体280、表示部290、通信部296、振動部340及び端末処理部によって構成されている。
入力部260は、ユーザからの入力情報を入力するための機器であり、ユーザの入力情報を端末処理部310に出力する。本実施形態の入力部260は、ユーザの入力情報(入力信号)を検出する構成を有している。例えば、入力部260は、レバー、ボタン、ステアリング、マイク、タッチパネル型ディスプレイ、キーボード、マウスなどによって構成される。
なお、本実施形態の入力部260は、表示部290に形成されたタッチパネルによって形成されている。
一方、入力部260は、入力部260は、参加者の音声指示を認識するため当該参加者の音声を集音するためのマイクを備えていてもよいし、撮像カメラによって構成されていてよい。
特に、撮像カメラは、アバターに設定するアイテムや仮想イベントで使用するアイテムを、実在する物品をデジタル化して用いる場合に、当該物品を特定するための識別情報として2次元バーコードを画像化するために設けられている。
また、入力部260は、上記の他に、加速度センサや視線検出センサなどを備えていてもよい。なお、加速度センサや視線検出センサは、HMDユニット200に設けられた撮像部210やモーションセンサ220の代わりに機能してもよい。
記憶部270は、端末処理部310や通信部296などのワーク領域となるもので、その機能はRAM(VRAM)などにより実現できる。そして、本実施形態の記憶部270は、ワーク領域として使用される主記憶部271と、最終的な表示画像等が記憶される画像バッファ272とを含む。なお、これらの一部を省略する構成としてもよい。
情報記憶媒体280(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ(ROM)などにより実現できる。
端末処理部310は、情報記憶媒体280に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。情報記憶媒体280には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)を記憶することができる。
なお、本実施形態では、サーバ装置10が有する情報記憶媒体180や記憶部140に記憶されている本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムや仮想イベントを実現するためのデータを、ネットワークを介して受信し、受信したプログラムやデータを情報記憶媒体280に記憶する。サーバ装置10から受信したプログラムやデータを記憶部270に記憶してもよい。このようにプログラムやデータを受信してネットワークシステムを機能させる場合も本発明の範囲内に含む。
表示部290は、本実施形態により生成された画像を出力するものであり、その機能は、CRT、LCD、タッチパネル型ディスプレイ、或いはHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などにより実現できる。
例えば、表示部290は、サーバ装置10から送信された視差画像をHMDユニット200が装着された際の右目用表示パネル261及び左目用表示パネル262の位置に表示する。なお、本実施形態においては、表示部290は、タッチパネル型ディスプレイによって形成されている。
通信部296は、サーバ装置10などの外部との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
端末処理部310(プロセッサ)は、入力部260やHMDユニット200から出力された入力情報やプログラムなどに基づいて、イベント制御処理(演出制御を含む。)、画像生成処理、或いは音生成処理などの処理を行う。
具体的には、端末処理部310は、記憶部270内の主記憶部271をワーク領域として各種処理を行う。端末処理部310の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。
なお、端末処理部310は、通信制御部311、イベント処理部312、描画部320、音処理部330を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。
通信制御部311は、サーバ装置10とデータを送受信する処理を行う。また、通信制御部311は、サーバ装置10から受信したデータを記憶部270に格納する処理、受信したデータを解析する処理、その他のデータの送受信に関する制御処理等を行う。
なお、通信制御部311は、サーバの宛先情報(IPアドレス、ポート番号)を情報記憶媒体280に記憶し、管理する処理を行うようにしてもよい。また、通信制御部311は、ユーザからの通信開始の入力情報を受け付けた場合に、サーバ装置10との通信を行うようにしてもよい。
イベント処理部312は、種々の仮想イベントを実現するための各種の演算処理を行う。例えば、仮想イベントの開始条件が満たされた場合に仮想イベントを開始する処理、仮想イベントを進行させる処理、仮想イベントの終了条件が満たされた場合に仮想イベントを終了する処理などがある。
また、イベント処理部312は、サーバ装置10における仮想イベント処理の一部を実行してもよいし、当該サーバ装置10と連動して所定の仮想イベント処理を実行してもよい。
描画部320は、端末処理部310で行われる種々の処理(例えば、仮想イベントを実現するための各種の処理)に基づいて描画処理を行い、これにより画像を生成し、表示部290に出力する。特に、描画部320は、サーバ装置10から送信された画像データに基づいて、視差画像を生成し、生成した視差画像を表示部290に表示する。
音処理部330は、サーバ装置10から出力された音データや端末処理部310で行われる種々の処理の結果に基づいて音処理を行い、BGM、効果音、又は音声などの仮想イベントに用いられる音を生成し、音出力部240に出力する。
振動部340は、振動体341を有し、サーバ装置10から出力された振動パターンデータや端末処理部310で行われる種々の処理の結果に基づいて生成された振動パターンデータに基づいて、当該振動体341を振動させる構成を有している。
[A4]本実施形態の手法
[A4.1]概要
次に、本実施形態の手法(仮想イベントにおける特別演出制御処理)について説明する。
本実施形態のサーバ装置10は、各参加者IDに対応付けて各参加者の行動履歴情報と仮想イベントにおける観覧位置とを登録していることを前提に、特定参加者を抽出し、当該抽出した特定参加者の仮想イベント上の観覧位置に向けて演技キャラクタや演出装置における特別な演出を提供する特別演出制御処理を実行する。
特に、サーバ装置10は、本実施形態のような仮想3次元空間の場合には、当該仮想3次元空間に配置されて画像化されるアイドルキャラクタやロボットキャラクタなどの演技キャラクタによって特別な演出を提供する特別演出制御処理を実行する。
具体的には、サーバ装置10は、
(1)複数の参加者が参加する仮想イベントにおいて、当該仮想イベントの演出に用いられる演技キャラクタ又は演出装置を制御し、
(2)参加者IDに対応付けて当該参加者の仮想イベントに関連した行動を示す行動履歴情報及び参加者の仮想イベントの観覧位置情報を参加者情報146として記憶部140に登録し、
(3)各参加者の登録された行動履歴情報に基づいて、複数の参加者の中から特定参加者を抽出し、
(4)抽出した特定参加者の参加者IDに基づいて当該特定参加者の観覧位置情報を特定し、
(5)当該特定した観覧位置情報によって示される仮想3次元空間内における観覧位置に対して、演出演技キャラクタ又は演出装置による特別な演出の実行を制御する、
構成を有している。
本実施形態においては、このような構成を有することによって、例えば、多くの仮想イベントに参加する参加者に対して、特定の商品を購入した参加者に対して、又は、一定以上の課金が実行された参加者に対して、特別な演出を提供することができるので、各参加者に対して、仮想イベントに繰り返し参加するためのモチベーションを維持又は向上させることができるとともに、仮想イベントに参加することに基づく興趣性を向上させるだけでなく、継続的に仮想イベントに参加すること、及び、当該仮想イベントに参加するまでの過程についても興趣の対象として用いることができるようになっている。
したがって、本実施形態においては、参加者の仮想イベントに対する興趣性を向上させることができるとともに、それによって当該仮想イベントに対する参加者における集客を図りつつ、当該仮想イベントを活性化することができるようになっている。
[A4.2]行動履歴情報
次に、本実施形態の行動履歴情報について説明する。
本実施形態においては、参加者行動管理部105は、参加者情報146に、参加者毎に、特定参加者を抽出するために用いる仮想イベントに関連する各種の行動を示す情報(すなわち、行動情報)を登録し、当該行動情報をリスト化することによって行動履歴情報の
生成及び更新を行う。
具体的には、参加者行動管理部105は、行動情報としては、
(1)演技キャラクタに対する声援や応援行為などのイベント中における参加者の演出オブジェクトに対する演出対応行動、
(2)アバターの外観などの身支度(例えば、化粧、衣装又はアイテムなど)させるためのアイテムの購入、又は、仮想イベントの演出に用いられる演技キャラクタや仮想イベントのグッズ(タオルやステッカー)などの仮想イベントに関連する商品(仮想アイテムを含む。)の購入、
(3)上記の商品の購入による課金、仮想イベントの仮想3次元空間内の観覧位置(すなわち座席)や実空間イベント開催場所の購入や仮想イベントへの参加による課金、又は、演技キャラクタへのお捻り(すなわち、チップ)の提供による課金などのイベントに関連して実行された課金、
(4)過去の同一の演技キャラクタが参加するイベントなどの参加中の仮想イベントに関連する過去のイベント(仮想イベント及び実空間で実施される実イベントを含む)への参加、
(5)既に参加したイベント(仮想イベント及び実イベント)における演出対応行動((2)に示す演出対応行動)、
(6)仮想イベントや実イベント中に発生するミニゲーム(例えば、仮想3次元空間内で実行可能なゲームや実空間においてゲーム端末装置によってイベントと連動するゲーム)、又は、仮想イベントの開催前若しくは開催後に各種のゲーム端末装置(携帯型電話やスマートフォンなど)と連動して実行されるゲームの実行
の行動種別、実行日時、課金額(課金情報がある場合)などの各種の情報を行動情報として参加者情報146に登録する。
具体的には、参加者行動管理部105は、端末装置20や他の通信装置と連動し、
(1)当該端末装置20などによって仮想イベントへの参加やゲームの実行において所定のシステムやプログラムにログインした際に入力した参加者IDに基づいて、又は、
(2)実イベントなどの入場チケットに付与されたバーコードや電子チケットのチケットナンバーを利用した参加者やイベント管理者の操作に基づいて、
仮想イベントや実イベントにおいて予め付与されたイベントIDを取得するとともに、参加したイベントに関連するイベントについて付与された関連イベントID、購入したアイテムや商品の種別、課金額、ゲーム結果、これらの行動を実行した日時を取得して参加者情報146に登録する。
また、参加者行動管理部105は、演出対応行動については、上述のように取得したイベントIDに対応付けて、
(A)特別な演出を受け取ったこと、及び、
(B)参加者の声、手指、腕、頭部、視線又まぶたなどの参加者の身体の動きに応じて入力又は認識される入力、カメラなどの画像検出や振動検出(ジャイロ)などの検出手段によって検出された操作入力、
を所定のパラメータに変化し、当該行動における強度として参加者毎に(参加者IDに対応付けて)参加者情報146に登録する。
特に、参加者行動管理部105は、操作入力としては、情報取得部104と連動し、端末装置20のHMDユニット200やそれらに付属するコントローラへの視線入力、声量入力、振動入力(振る動作による入力)、スイッチ入力(例えば、連打などやコンボ入力)などの操作入力に基づいて応援パラメータを変動させ、当該応援パラメータを参加者情報146に登録する。
また、参加者行動管理部105は、ゲームの実行については、例えば、ゲームを実施した日時(ログイン日時を含む。)、当該ゲームのトータルや所定期間におけるプレー時間、ゲームの実行頻度(ログイン頻度を含む。)、ゲームレベル(プレーヤレベルを含む。)、ゲーム内で取得したアイテム、ガチャにおける当選情報、ゲームにおいて登録されたフレンドとの関係性に基づく情報(例えば、フレンド数やフレンドと一緒に実行したプレー時間)などのゲーム履歴の情報を、参加者毎に(参加者IDに対応付けて)参加者情報146に登録する。
さらに、参加者行動管理部105は、課金については、例えば、商品などを購入した際の課金において、その課金種別、課金を実行した日時、課金により購入した商品の種別、当該購入した数や課金回数(頻度)又は、上記のゲームを実行した際の課金に関する情報を、参加者毎に(参加者IDに対応付けて)参加者情報146に登録する。
[A4.3]仮想イベントにおける観覧位置及び実空間イベント開催場所の関係性
次に、図6を用いて本実施形態における仮想イベントにおける観覧位置及び実空間イベント開催場所の関係性について説明する。なお、図6は、本実施形態における仮想イベントにおける観覧位置及び実空間イベント開催場所の関係性について説明するための図である。
本実施形態においては、参加者が来場する複数の実空間イベント開催場所(例えば、東京、大阪及び名古屋)7が準備されており、各参加者は指定された1の実空間イベント開催場所7に来場することによって仮想イベントに参加する。
特に、各実空間開催場所7には、複数の参加者の席(座席及び立ち見席含む。)やエリアが準備されており、予め各参加者が購入予約などによって実空間開催場所7を含む指定された席やエリアで仮想イベントに参加するようになっている。
また、各実空間開催場所7のそれぞれ席は、参加者によって事前予約されると、当該予約された参加者の参加者IDに対応付けられて参加者情報146によって管理される。そして、各実空間開催場所7のそれぞれ席は、観覧席情報148によって、仮想イベントにおける観客席6の各席に対応して管理させる。
このため、参加者が各実空間開催場所7のそれぞれ席において端末装置20(予め席に設定されている端末装置や参加者が保持する端末装置など)を使用して仮想イベントに参加すると(すなわち、HMDユニット200を装着して仮想イベントのゲームやイベントプログラムにログインすると)、各参加者は仮想3次元空間において実施される仮想イベントに、各実空間開催場所7の席に対応する観客席6の席にて、当該仮想的に参加することができるようになっている。
なお、各実空間開催場所7のそれぞれの席と、仮想イベントにおける観客席6の各席とは、一対一対応しており、観客席6の席が重複して実空間開催場所7の席に対応付けられていない。
例えば、参加者が来場する複数の実空間イベント開催場所7が、東京及び大阪の場合には、観覧席情報148には、図6(A)、(B)及び(C)に示すように、仮想イベントにおける観客席6のステージ4に向かって左側の席エリアが東京の実空間イベント開催場所7Aの各席と対応付けられているとともに、仮想イベントにおける観客席6のステージ4に向かって右側の席エリアが大阪の実空間イベント開催場所7Bの各席と対応付けられて記憶されている。
なお、図6(A)、(B)及び(C)には、東京の実空間イベント開催場所7AのA列2番の席が、仮想イベント空間における観客席6のA列2番の席に対応し、大阪の実空間イベント開催場所7BのA列2番の席が、仮想イベント空間における観客席6のA列6番の席に対応していることを示している。
また、イベント管理部111は、仮想イベントに参加する各参加者(全参加者であってもよいし、同一の実空間イベント開催場所に参加している全参加者やフレンド登録された複数の参加者など)が同時に興趣できるように、予め定められた時刻に到達したことを基準に、仮想イベントの開始を制御してもよいし、HMDユニット200を装着するなど、各参加者が仮想イベントに参加可能になったタイミングで自動的に個々に仮想イベントの開始を制御してもよい。
特に、イベント管理部111は、個々に仮想イベントを自動的に開始する開始制御を行う場合には、各参加者が観覧席6の観覧位置(具体的には、実空間イベント開催場所の席)に存在するか否かを判定し、参加者が当該観覧位置に存在すると判定された場合に、当該仮想イベントを開始する制御を実行する。
具体的には、イベント管理部111は、情報取得部104と連動し、HMDユニット200に予め形成された発光体(図示せず)から照射された照射光を、撮像カメラ(実際は無い)などの実空間イベント開催場所内の所定の場所に設置された複数の検出装置で検出し、当該発行体の位置及び高さ(参加者がHMDユニット200を装着した場合に想定される高さ)が所定の条件を満たした場合に、各参加者が仮想イベントに参加可能になったタイミングとして判定してもよい。
[A4.4]特別演出制御処理
次、図7及び図8を用いて本実施形態の特別演出制御処理について説明する。なお、図7及び図8は、本実施形態の特別演出制御処理について説明するための図である。
特別制御実行部117は、特別演出制御処理としては、
(1)参加者情報146として登録された各参加者の行動情報に基づいて、仮想イベントに参加している複数の参加者の中から特定参加者を抽出し、
(2)抽出した特定参加者の参加者情報146を参照して当該特定参加者の参加者IDに基づいて当該特定参加者の観覧位置情報を特定し、
(3)当該特定した観覧位置情報によって示される仮想イベントにおける観覧位置に対して、演技キャラクタ又は演出装置による特別な演出の実行を制御する。
具体的には、特別制御実行部117は、仮想イベントに参加している参加者の各参加者情報146(すなわち、上述のように登録された行動履歴情報)を参照し、例えば、全期間や一定期間(直近1週間以内)における参加したイベント数、購入アイテム数、総課金額、応援パラメータ、又は、当該イベントに関連するゲームにおいてそのゲームにおける得点のいずれかの項目において最上位の参加者を決定する。
また、特別制御実行部117は、上記の2以上の項目の組み合わせによって所定のスコア(例えば各項目の値を所定のポイントに変化変換して合計したスコア)を算出し、当該算出したスコアが最高スコアの参加者を決定する。
そして、特別制御実行部117は、複数の項目のいずれかにおいて決定した最上位の参加者、又は、2以上の項目の組み合わせにおいて決定した最高スコアの参加者を特定参加者として抽出する。
なお、特別制御実行部117は、所定の1以上の項目において最上位の参加者を特定参加者として決定しているが、イベントに関連するゲームにおいてガチャに当選していること、当該ゲームにおいて所定のレベルを有していること、ゲームによって所定のアイテムを取得していること、当該ゲームにおいて所定の頻度にてログインしていることなど、所定の条件を具備している参加者を特定参加者として決定してもよいし、このように決定した参加者の中から抽選や上記のスコアの最上位などによって1の特定参加者を決定してもよい。
さらに、特別制御実行部117は、特定参加者の参加者情報146を参照し、仮想イベントの観覧席6上の観覧位置を特定し、特定した観覧位置に向けて演技キャラクタ又は演出装置による特別な演出を実行する。
特に、特別制御実行部117は、特別な演出として、
(1)例えば、投げキッスやメッセージの発信などの演技キャラクタから特定参加者に向けて実行されるファンサービス(すなわち、行動演出)、
(2)仮想イベント中の特定参加者に、すなわち、特定参加者のアバターに向けてピンスポットやサーチライトを照射する照明演出、及び、
(3)紙吹雪やテープなど装飾物を飛ばすバズーカ型やキャノン砲型のクラッカーなどの特殊効果装置によって特定参加者に向けて特殊効果の演出
を実行する。
例えば、特定参加者が仮想イベントにおいて、観覧席6のD列10番の観覧位置で観覧している場合には、特別制御実行部117は、図7(A)に示すように、演技キャラクタ8に、所定のタイミングで観覧席6のB列2番の観覧位置に向けて「〇〇さん。いつも応援ありがとう!」というメッセージを発信させる特別な演出の実行を制御する。
また、この場合において、特別制御実行部117は、図7(B)に示すように、ピンスポット(演出装置)9を観覧席6のC列5番の観覧位置に配置されたアバターに当てる特別な演出の実行を制御する。
一方、仮想イベントのステージ4など、観覧席6の観覧位置で直接的に特別な演出(ピンスポットを用いた演出)を実行する以外の演出の場合には、特別制御実行部117は、観覧席情報148に規定された特定参加者の特定の観覧位置に対して予め定められた方角及び仰角の情報に基づいて、演技キャラクタの行動を制御し、当該演技キャラクタにおける特別な演出の実行を制御する。
例えば、特別制御実行部117は、特定参加者の仮想イベントにおける観覧位置がステージ4に向かって右側(又は左側)の場合には、演技キャラクタは観覧席6に向かって左側方向(又は右方向)に向いて特別な演出を実行し、特定参加者の仮想イベントにおける観覧位置がステージ4から遠いサイド(又は近いサイド)の場合には、演技キャラクタは観覧席6の手前に(奥側)に向かって特別な演出を実行する。
なお、特別制御実行部117は、仮想イベントにおける観覧位置の列や並びによって特別演出の提供方向(方角及び仰角)を制御する。
他方、特別制御実行部117は、演技キャラクタの行動演出や特殊効果装置における特殊効果演出の場合であって、例えば、演技キャラクタにおける歌唱パフォーマンスの間奏中などの仮想イベント中の予め定められた期間内に、特定参加者における視線入力に基づいて当該特定参加者のアバターの視線が演技キャラクタや特殊効果装置に向いたことを検出すると、覧席情報148に規定された特定参加者の特定の観覧位置に対して予め定めら
れた方角及び仰角の情報に基づいて、特別な演出の実行を制御する。
すなわち、特別制御実行部117は、予め定められた所定の期間中に、特定参加者の視線が演技キャラクタ又は特殊効果装置に向かっているか否か(仮想カメラの画角内であるか否か)を検出し、図8(A)及び(B)に示すように、入力された特定参加者の視線が演技キャラクタ又は特殊効果装置に向かっていること(仮想カメラの画角内にあること)が検出された場合に、当該検出した特定参加者の観覧位置情報によって示される観覧位置に対して、演技キャラクタ又は特殊効果装置による特別な演出の実行を制御する。
[A4.5]イベント画像
次に、本実施形態におけるイベント画像について説明する。
画像生成部108は、仮想イベントの実施中に、各参加者の仮想カメラを視点とした画像をイベント画像149として記憶部140に記憶する。
そして、画像生成部108は、仮想イベントの実施中に特別の演出が実行された場合には、当該特別の演出の提供先となる観覧席6の観覧位置を示す観覧位置情報又は当該観覧位置に関する情報を、当該イベント画像に対応付けて記憶部140に記憶する。
なお、観覧位置に関する情報としては、参加者ID、ニックネーム、行動履歴情報などの当該観覧位置に配置されたアバターに対応する参加者の情報や当該観覧位置に対応する実空間イベント開催場所が含まれる。
一方、画像編集再生部109は、仮想イベント終了後、記憶された複数の各参加者の仮想カメラを視点とした画像を編集してイベント編集画像を生成し、イベント画像149として登録する。
そして、画像編集再生部109は、イベント編集画像を生成する際に、特別な演出が実行されたシーンに対応付けて当該特別の演出の提供先となる観覧席6の観覧位置を示す観覧位置情報又は当該観覧位置に関する情報を登録する。
他方、画像編集再生部109は、参加者の指示に基づいて、仮想イベント終了後に記憶されている各参加者の仮想カメラを視点とした画像又はイベント編集画像をイベント画像149として再生する場合には、所定のデータ形式におけるストリーミングデータを該当する端末装置20や図示しない通信端末装置に視聴可能に提供する。
そして、画像編集再生部109は、イベント画像149を再生する際に、観覧位置情報又は当該観覧位置に関する情報が付加されているシーンについては、当該観覧位置情報又は当該観覧位置に関する情報をテキストに変換してイベント画像上に重畳させて表示させる表示処理(OSD処理)を実行する。
なお、画像編集再生部109は、参加者の指示に基づいて、画像配信を行うデータサービス(具体的には、当該データサービスを行うサーバ装置)に、所定のデータ形式を有し、かつ、観覧位置情報などが画像上に重畳されたイベント編集画像をアップロードする機能を有しており、当該アップロードされたイベント編集画像をストリーミング配信又はダウンロードすることによって再生可能に提供することができるようになっている。
[A5]本実施形態における動作
次に、図9を用いて本実施形態のサーバ装置10によって実行される特別演出制御処理を含む仮想イベントにおける実行処理の動作について説明する。なお、図9は、本実施形
態のサーバ装置10によって実行される特別演出制御処理を含む仮想イベントにおける実行処理の動作を示すフローチャートである。
本動作においては、各参加者の行動情報、課金履歴情報及び観覧位置情報は、参加者情報146に記憶されているものとし、各参加者におけるアバターが仮想イベントにおける観覧位置に既に配置されているものとする。
また、本動作においては、演技キャラクタの演技中には、オブジェクト制御部114は、プログラムに沿って演技キャラクタを含む各オブジェクトを仮想3次元空間に配置させ、移動させ、又は、動作させているものとし、イベント管理部111は、仮想3次元空間の各演出を実行しているものとする。
さらに、情報取得部104は、予め定められたタイミング(5ms)毎に、各端末装置20から出力された視線情報を取得し、アバター視線制御部115は、参加者毎に、かつ、視線情報を取得する毎に、各アバターの仮想3次元空間内の視線方向を決定する。
そして、画像生成部108は、参加者毎に、決定された視線方向に基づいて、観覧席に配置された各仮想カメラからみた仮想3次元空間を画像化して仮想3次元空間画像を生成し、生成した仮想3次元空間画像のデータを該当する端末装置20にそれぞれ随時出力している。
一方、各端末装置20は、画像生成部108から出力された画像データに基づいて仮想3次元空間の画像を表示するための画像(視差画像)を生成してHMDユニット200に表示しているものとする。
まず、イベント管理部111は、予め定められたタイミングの検出やHMDユニット200による参加者の準備完了の検出などの仮想イベントの開始指示を検出すると(ステップS101)、特別制御実行117は、仮想イベントに参加している参加者の各参加者情報146を参照し、特定参加者を決定する(ステップS102)。
次いで、イベント管理部111は、演技キャラクタの演技及び各種の演出を含めて仮想イベントを開始させる(ステップS103)。このとき、画像生成部108は、各仮想カメラを視点とした画像をイベント画像149として記憶部140に記憶を開始する。
次いで、特別制御実行117は、特別演出制御処理の実行タイミングであるか否かを判定する(ステップS104)。このとき、特別制御実行117は、特別演出制御処理の実行タイミングであると判定した場合には、ステップS111に移行し、特別演出制御処理の実行タイミングでないと判定した場合には、イベント管理部111は、仮想イベントの終了の旨を検出したか否かを判定する(ステップS105)。
そして、イベント管理部111は、仮想イベントの終了の旨を検出したと判定した場合には、デモ画像の表示など仮想イベントの終了に関する終了処理を実行して(ステップS106)本動作を終了させ、仮想イベントの終了の旨を検出していないと判定した場合には、ステップS104の処理に戻る。
一方、特別制御実行117は、特別演出制御処理の実行タイミングであると判定した場合には、特定参加者の参加者情報146を参照し、仮想イベントの観覧席6上の観覧位置を特定し(ステップS111)。
次いで、特別制御実行117は、特定した観覧位置に向けて演技キャラクタ又は演出装
置による特別な演出を実行し(ステップS112)、ステップS104の処理に戻る。
[B]第2実施形態
次に、本発明におけるイベント演出制御システムの第2実施形態について説明する。なお、本実施形態は、複数の参加者が実空間で実施されるイベントにおいて、当該イベントに用いられる各種の演出装置を制御するシステムに対し、本発明に係るイベント演出制御システム及びプログラムを適用した場合の実施形態である。
[B1]イベント演出制御システム(実空間)の概要
まず、本実施形態のイベント演出制御システム1の概要について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態は、第1実施形態における仮想3次元空間上の演技キャラクタを制御する点に代えて、実空間上の演技キャラクタを制御する点に特徴があり、それ以外の構成は、第1実施形態と同様である。
また、本実施形態の実空間において実施されるイベントは、仮想3次元空間でなく実空間において実現するイベントであるものの、第1実施形態の仮想3次元空間において実施される仮想イベントとは、基本的には、内容自体には相違がない。ただし、実空間のイベントは、各イベントの演出に関しては各種の装置を用いて実際に行う点で相違する。
一方、本実施形態のイベント演出制御システム1は、実空間内において、スクリーンや大型ディスプレイ装置に所定の演出を行うキャラクタ(以下、「演技キャラクタ」という。)を表示させて、又は、3Dホログラムなどの立体映像技術を用いて演技キャラクタを表示させて、当該演出キャラクタが行う演技パフォーマンス(具体的には、歌唱ライブ)を行うライブステージ(以下、「ステージ」ともいう。)を観覧させるための各種の制御を行うシステムである。
すなわち、本実施形態のイベント演出制御システム1は、演技キャラクタとしては、実空間に存在する参加者に向けて視線を送る動作又は当該参加者に対して特別に提供される行動(ファンサービス)などを実行する演技キャラクタを注視することを含むイベントを制御する構成を有している。
[B2]イベント演出制御システム(実空間)の詳細
次に、図10を用いて本実施形態のイベント演出制御システム1の概要構成について説明する。なお、図10は、本実施形態のイベント演出制御システム1の構成例を説明するための図である。
本実施形態のイベント演出制御システム1は、図10に示すように、仮想3次元空間内における仮想イベントを実現するための各種の処理を実行するサーバ装置10と、演技キャラクタ8を表示する表示装置11と、眼鏡に眼球の動きを検出するための撮像カメラが設けられた参加者の視線を検出する検出装置21と、参加者の観覧位置に配置されている参加者IDを登録する登録装置22と、参加者の応援行動を検出するための入力デバイス23と、がインターネットなどのネットワークに接続可能に構成されている。
表示装置11は、ステージ4R上に形成されている大型のスクリーンと、当該スクリーンに画像を投影するプロジェクターによって構成され、サーバ装置10から出力された画像を表示する。
検出装置21は、第1実施形態におけるHMDユニット200の視線方向検出機能と同
一の機能を有しており、各参加者によって装着される眼鏡型の装置である。また、検出装置21は、各参加者の視線方向を当該各参加者のIDとともに無線通信によってサーバ装置10に送信する機能を有している。
なお、検出装置21は、第1実施形態のHMDユニット200に設けられたモーションセンサ220を有してもよく、この場合には、検出した検出信号を当該各参加者のIDとともに無線通信によってサーバ装置10に送信する機能を有する。
したがって、本実施形態においては、第1実施形態と同様に、各参加者の視線方向の検出を行うことができるようになっている。
登録装置22は、観覧席6Rの各観覧位置に設けられており、タッチ入力、キー入力又はバーコード入力可能な構成を有している。例えば、登録装置22は、各参加者のチケットに形成されたバーコードを読み取ることによって、又は、参加者IDを入力することによって各参加者の参加者IDを取得し、取得した参加者IDを無線通信又は有線通信によってサーバ装置10に送信する機能を有している。
したがって、本実施形態においては、第1実施形態と同様に、各参加者の観覧位置を参加者IDに対応付けて管理することができるようになっている。
入力デバイス23は、スマートフォン、携帯電話、PHS、ゲーム装置、PDA、携帯型ゲーム装置機などの携帯型の情報処理装置によって構成されていてもよいし、単にモーションセンサが組み込まれたサイリウムなどのデバイスであってもよい。
また、入力デバイス23は、検出装置21と同様に、検出した検出信号を当該各参加者のIDとともに無線通信によってサーバ装置10に送信する機能を有する。
したがって、本実施形態においては、第1実施形態と同様に、各参加者の応援などの各種の操作入力を検出することができるようになっている。
このような構成を有することによって、本実施形態においては、第1実施形態と同様に、サーバ装置10において、各参加者IDに対応付けて各参加者の行動履歴情報と実空間のイベントにおける観覧位置とを登録していることを前提に、特定参加者を抽出し、当該抽出した特定参加者のイベント上の観覧位置に向けて演技キャラクタや演出装置における特別な演出を提供する特別演出制御処理を実行することが可能になっている。
すなわち、本実施形態のサーバ装置10は、第1実施形態と同様に、
(1)複数の参加者が参加する実空間のイベントにおいて、当該イベントの演出に用いられる演技キャラクタ又は演出装置を制御し、
(2)参加者IDに対応付けて当該参加者のイベントに関連した行動を示す行動履歴情報及び参加者のイベントの観覧位置情報を参加者情報146として記憶部140に登録し、(3)各参加者の登録された行動履歴情報に基づいて、複数の参加者の中から特定参加者を抽出し、
(4)抽出した特定参加者の参加者IDに基づいて当該特定参加者の観覧位置情報を特定し、
(5)当該特定した観覧位置情報によって示される実空間内における観覧位置に対して、演出演技キャラクタ又は演出装置による特別な演出の実行を制御する、
構成を有している。
本実施形態においては、このような構成を有することによって、例えば、多くの実空間
のイベントに参加する参加者に対して、特定の商品を購入した参加者に対して、又は、一定以上の課金が実行された参加者に対して、特別な演出を提供することができるので、各参加者に対して、イベントに繰り返し参加するためのモチベーションを維持又は向上させることができるとともに、イベントに参加することに基づく興趣性を向上させるだけでなく、継続的にイベントに参加すること、及び、当該イベントに参加するまでの過程についても興趣の対象として用いることができるようになっている。
したがって、本実施形態においては、参加者のイベントに対する興趣性を向上させることができるとともに、それによって当該仮想イベントに対する参加者における集客を図りつつ、当該イベントを活性化することができるようになっている。
[B3]本実施形態の変形例
次に、図11を用いて本実施形態の変形例について説明する。なお、図11は、本実施形態のイベント演出制御システム1の変形例を説明するための図である。
(変形例1)
本実施形態においては、演技キャラクタをステージ4Rに設けられた表示装置11によって表示するようになっているが、図11に示すように、ロボット8Cによって構成されている演出キャラクタを登場させ、サーバ装置10によって当該演出キャラクタや演出装置(照明装置や特殊効果装置)を制御し、演出キャラクタや演出装置によって所定の演出(特別な演出を含む。)を実行させてもよい。
なお、本変形例においては、ロボットに代えてバズーカ型クラッカー装置などの特殊効果装置であってもよい。
(変形例2)
本実施形態においては、演技キャラクタ又は演出装置においては、サーバ装置10によって自動制御されているが、特定参加者を特定し、その観覧位置を管理者に通知し、当該管理者の操作によって特定参加者の観覧位置に対して特別な演出を実行させてもよい。
具体的には、サーバ装置10は、
(1)実空間のイベントに参加する複数の参加者の参加者IDのそれぞれに対応付けて、各参加者の当該イベントに関連した行動を示す行動情報及び観覧位置情報を記憶部140に登録し、
(2)各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出し、
(3)抽出した特定参加者の参加者ID及び記憶されている観覧位置情報に基づいて、イベントの演出に用いられる演技キャラクタ又は演出装置による特別な演出を提供する提供先となる特定参加者の観覧位置を通知する、
構成を有していてもよい。
[C]その他
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
本実施形態では、演技キャラクタを注視するシミュレーションイベントとして説明しているが、恋愛シミュレーションなどのその他シミュレーションイベント、対戦イベント又はRPGなどの他のイベントにおいても用いることがきる。
また、本実施形態は、一のサーバ装置10によって各イベントを端末装置20に提供してもよいし、複数のサーバ装置10を連動させてサーバシステムを構築し、各イベントを端末装置20に提供してもよい。
さらに、本実施形態においては、サーバ装置10によって各種のイベントに関する処理が実行されているが、上記の端末装置20の端末制御ユニット300に、サーバ処理部100の各機能及びイベントプログラムを実行させ、スタンドアローンとして上記のイベントを実現してもよい。また、複数の参加者によってイベントを実行する場合には、さらに、1の端末装置20が上記のサーバとしても機能させてもよい。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
1 :イベント演出制御システム
2 :参加者
4、4R :ステージ
5 :アバター
6、6R :観覧席
8 :演技キャラクタ(アイドルキャラクタ)
10 :サーバ装置
11 :表示装置
20 :端末装置
21 :検出装置
22 :登録装置
23 :入力デバイス
30 :表示物オブジェクト
100 :サーバ処理部
101 :通信制御部
102 :ユーザ管理部
104 :情報取得部
105 :参加者行動管理部
106 :仮想カメラ制御部
107 :音生成部
108 :画像生成部
109 :画像編集再生部
110 :イベント制御部
111 :イベント管理部
112 :観覧席設定部
113 :アバター設定部
114 :オブジェクト制御部
115 :アバター視線制御部
117 :特別制御実行部
120 :入力部
130 :表示部
140 :記憶部
142 :主記憶部
144 :イベント情報
146 :参加者情報
149 :イベント画像
150 :振動生成部
160 :タイマ部
180 :情報記憶媒体
196 :通信部
200 :HMDユニット
210 :撮像部
211 :撮像カメラ
212 :画像生成部
220 :モーションセンサ
230 :インターフェース
240 :音出力部
250 :スイッチ
260 :入力部
261 :右目用表示パネル
262 :左目用表示パネル
270 :記憶部
271 :主記憶部
272 :画像バッファ
280 :情報記憶媒体
290 :表示部
296 :通信部
300 :端末制御ユニット
310 :端末処理部
311 :通信制御部
312 :イベント処理部
320 :描画部
330 :音処理部
340 :振動部
341 :振動体

Claims (11)

  1. コンピュータを、
    複数の参加者が参加するイベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置を制御する制御手段、
    前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段、
    前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段、及び、
    各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段、
    として機能させ、
    前記制御手段が、
    前記抽出された特定参加者の識別情報に基づいて当該特定参加者の観覧位置情報を特定し、
    当該特定した観覧位置情報によって示される観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、ことを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムにおいて、
    前記行動情報とは、前記参加者の行動に関する情報、前記参加者の課金した際の課金に関する情報、又は、前記参加者の過去の前記行動若しくは前記課金に関する情報のいずれかが含まれる、プログラム。
  3. 請求項1又は2に記載のプログラムにおいて、
    前記イベントが、各参加者の前記観覧位置が設定された仮想3次元空間内で実施されるイベントである場合に、
    前記参加者毎に、各参加者の前記仮想3次元空間内における前記観覧位置を当該各参加者に対応する仮想カメラの位置として設定し、各仮想カメラを視点として前記各参加者の視線方向に見える仮想3次元空間の画像をそれぞれ生成する画像生成手段として更に前記コンピュータを機能させ、
    前記制御手段が、
    前記仮想3次元空間内に設定された前記特定参加者の観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による前記仮想3次元空間における特別な演出の実行を制御する、プログラム。
  4. 請求項3に記載のプログラムにおいて、
    前記記憶手段には、
    前記仮想3次元空間に設定された各観覧位置に対応付けて、所与の実空間に設定された前記イベントに参加する前記参加者の参加位置を示す情報が参加位置情報として記憶されており、
    前記制御手段が、
    前記参加位置に存在する前記特定参加者の仮想3次元空間上の観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、プログラム。
  5. 請求項3又は4に記載のプログラムであって、
    前記画像生成手段が、
    前記参加者の視界を覆う構造を有し、かつ、前記仮想3次元空間の画像を視認させる装着型画像表示装置から構成された表示手段に、受付手段によって受け付けた前記参加者の視線入力に応じて、前記生成した仮想3次元空間の画像を表示させる、プログラム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記参加者によって少なくとも当該参加者の実空間における視線方向の入力を視線入力として受け付ける処理を実行する受付手段、及び、
    前記入力された特定参加者の視線が前記演出オブジェクト又は前記演出装置に向かっているか否かを検出する検出手段、
    として前記コンピュータを機能させ、
    前記制御手段が、
    前記入力された特定参加者の視線が前記演出オブジェクト又は前記演出装置に向かっていることが検出された場合に、前記検出した特定参加者の観覧位置情報によって示される観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、プログラム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記各参加者が前記観覧位置に存在するか否かを判定する判定手段として前記コンピュータを機能させ、
    前記制御手段が、
    前記参加者が前記観覧位置に存在すると判定された場合に、前記イベントを開始する制御を実行する、プログラム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記イベント中に当該イベントの画像を前記記憶手段に記憶する記憶制御手段として前記コンピュータを機能させ、
    前記記憶制御手段が、
    前記イベントの画像の記憶中であって、前記演出オブジェクト又は前記演出装置が前記特別の演出を実行しているときに、当該特別の演出の提供先となる観覧位置を示す情報又は当該観覧位置に関する情報を、前記記憶されているイベントの画像に対応付けて前記記憶手段に記憶する、プログラム。
  9. コンピュータを、
    イベントに参加する複数の参加者の識別情報のそれぞれに対応付けて、各参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段、
    前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段、
    各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段、及び、
    前記抽出された特定参加者の識別情報御及び前記記憶されている観覧位置情報に基づいて、前記イベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置による特別な演出を提供する提供先となる特定参加者の観覧位置を通知する通知手段を制御する通知制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 複数の参加者が参加するイベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置を制御する制御手段と、
    前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段と、
    前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段と、
    各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段と、
    を備え、
    前記制御手段が、
    前記抽出された特定参加者の識別情報に基づいて当該特定参加者の観覧位置情報を特定し、
    当該特定した観覧位置情報によって示される観覧位置に対して、前記演出オブジェクト又は前記演出装置による特別な演出の実行を制御する、ことを特徴とするイベント制御システム。
  11. イベントに参加する複数の参加者の識別情報のそれぞれに対応付けて、各参加者の前記イベントに関連した行動を示す行動情報を記憶手段に登録する第1登録手段と、
    前記参加者の識別情報に対応付けて当該参加者の前記イベントの観覧位置の情報を示す観覧位置情報を前記記憶手段に登録する第2登録手段と、
    各参加者の登録された行動情報に基づいて、複数の参加者の中から特定の参加者を特定参加者として抽出する抽出手段と、
    前記抽出された特定参加者の識別情報御及び前記記憶されている観覧位置情報に基づいて、前記イベントの演出に用いられる演出オブジェクト又は演出装置による特別な演出を提供する提供先となる特定参加者の観覧位置を通知する通知手段を制御する通知制御手段と
    を備えることを特徴とするイベント通知システム。
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