JP2018087459A - 局部洗浄ユニット - Google Patents

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優 坂野
Masaru Sakano
優 坂野
真一 梶野
Shinichi Kajino
真一 梶野
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Abstract

【課題】高さ方向における小型化を実現する局部洗浄ユニットを提供する
【解決手段】局部洗浄ユニット1は、液体を噴出可能なノズル20と、前記ノズル20を進退移動可能に支持するセンタープレート10と、一端部が前記ノズル20に接続され、他端部が液体供給源60に接続されるホース30と、前記ノズル20に連結されるフレキシブルラック40と、前記フレキシブルラック40に噛み合う歯車と、前記歯車を回転させる駆動源と、を有し、前記ノズルを進退移動させる駆動部70と、を備え、前記ホース30は、前記ノズル20の幅方向Xにおける前記センタープレート10の一方に配置され、前記フレキシブルラック40は、前記幅方向Xにおける前記センタープレート10の他方に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、局部洗浄ユニットに関する。
従来から、局部洗浄ユニットを小型化する手法として、特許文献1に記載のものがある。特許文献1には、洗浄水を噴出するノズルと、当該ノズルに洗浄水を供給するホースと、ノズルに連結され、モータの駆動をノズルに伝えることによってノズルを進退移動させるフレキシブルラックと、を備える局部洗浄ユニットが開示されている。
特開2014−221995号公報
ところで、上記のような局部洗浄ユニットでは、湾曲させたホースの湾の外側にフレキシブルラックを配置しているため、局部洗浄ユニットの高さが高くなりやすい。したがって、上記のような局部洗浄ユニットでは、高さを抑制する点について改善の余地が残されている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものである。その目的は、高さ方向における小型化を実現する局部洗浄ユニットを提供することである。
上記課題を解決する局部洗浄ユニットは、液体を噴出可能なノズルと、前記ノズルを進退移動可能に支持するセンタープレートと、一端部が前記ノズルに接続され、他端部が液体供給源に接続されるホースと、前記ノズルに連結されるフレキシブルラックと、前記フレキシブルラックに噛み合う歯車と、前記歯車を回転させる駆動源と、を有し、前記ノズルを進退移動させる駆動部と、を備え、前記ホースは、前記ノズルの幅方向における前記センタープレートの一方に配置され、前記フレキシブルラックは、前記幅方向における前記センタープレートの他方に配置される。
上記構成によれば、局部洗浄ユニットは、ホースとフレキシブルラックを、センタープレートを挟んで配置することによって、ホースとフレキシブルラックが干渉しない。また、ホースとフレキシブルラックを、センタープレートを挟んで配置することによって、ホース及びフレキシブルラックが幅方向から見て重なるように配置することができる。これによって、幅方向から見て、ホースの外側にフレキシブルラックを配置しなくてよくなるため、局部洗浄ユニットの高さを抑えることができる。したがって、高さ方向における小型化を実現することができる。
また、上記局部洗浄ユニットは、前記液体供給源として、前記ホースに供給する前記液体の流量を調整する流量調整バルブをさらに備え、前記流量調整バルブは、前記ノズルにおける前記ホースとの接続部位よりも鉛直下方に配置され、前記ホースは、前記幅方向に直交する平面に沿って湾曲して前記ノズル及び前記流量調整バルブに接続され、前記ノズルが後退している場合の前記幅方向における平面視において、前記駆動部は、前記ノズルと前記ホースとで区画される領域の内側に配置されることが好ましい。
上記構成によれば、ノズルが後退している状態において、幅方向から見て、ノズル及びホースの内側に駆動源が設けられる。このため、局部洗浄ユニットの高さが、駆動源によってノズル及びホースより高くなることを防ぐことができる。したがって、局部洗浄ユニットを、高さ方向においてさらに小型化することができる。
また、上記局部洗浄ユニットは、前記駆動部を支持するサイドプレートをさらに備え、前記センタープレートは、前記サイドプレートを固定する固定部を前記幅方向における両側に有することが好ましい。
上記構成によれば、駆動部をセンタープレートの幅方向両側に取り付けることができるため、局部洗浄ユニットの設置環境に応じて駆動部の位置を変更することができる。これによって、設置環境に対して最適な形状にすることができる。
また、前記フレキシブルラックは、前記幅方向において、前記センタープレート及び前記サイドプレートに挟持されることが好ましい。
上記構成によれば、フレキシブルラックが幅方向にずれてしまい、正しく駆動部の駆動力がノズルに伝わらなくなることを抑制することができる。
一実施形態に係る局部洗浄ユニットが適用された便座の斜視図。 上記局部洗浄ユニットの前方斜視図。 上記局部洗浄ユニットにおける後方斜視図。 上記局部洗浄ユニットの第1局部洗浄部における分解斜視図。 上記局部洗浄ユニットにおけるセンタープレートの第1端側から見た側面図。 上記局部洗浄ユニットにおけるノズルの背面図。 上記局部洗浄ユニットの第1局部洗浄部における第2端側から見た側面図。 上記局部洗浄ユニットの第1局部洗浄部におけるサイドプレート、流量調整バルブ及び駆動部を除いた状態の第1端側から見た側面図。 上記局部洗浄ユニットの第1局部洗浄部における流量調整バルブ及び駆動部を除いた状態の第1端側から見た側面図。 上記局部洗浄ユニットの第1局部洗浄部における第1端側から見た側面図。 上記局部洗浄ユニットの第1局部洗浄部におけるノズルが前方に移動した状態の第1端側から見た側面図。 上記局部洗浄ユニットの第1局部洗浄部におけるノズルが前方に移動した状態の第2端側から見た側面図。 上記局部洗浄ユニットの第2局部洗浄部における前方斜視図。 上記局部洗浄ユニットの第2局部洗浄部における後方斜視図。
以下、局部洗浄ユニットの一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、局部洗浄装置は、使用者が着座する便座と、当該便座を覆うことができる便蓋と、便座の中央へ向けて洗浄水を噴出させるノズルを進出させる局部洗浄ユニット1と、を備えている。
図2及び図3に示すように、局部洗浄ユニット1は、第1局部洗浄部2と、第2局部洗浄部3と、を備えている。第1局部洗浄部2及び第2局部洗浄部3は、局部洗浄ユニット1の幅方向に並んで配置される。
なお、以降の説明では、局部洗浄ユニット1の幅方向を「幅方向X」とも言い、局部洗浄ユニット1の高さ方向を「高さ方向Y」とも言い、幅方向X及び高さ方向Yに直交する方向を「前後方向Z」とも言う。なお、高さ方向Yは重力方向であってもよい。また、幅方向Xにおける第1局部洗浄部2が配置される側を「第1端側X1」とも言い、幅方向Xにおける第2局部洗浄部3が配置される側を「第2端側X2」とも言う。
図4に示すように、第1局部洗浄部2は、ベース部分を構成するセンタープレート10、洗浄水を噴出可能なノズル20、当該ノズル20に洗浄水を供給するホース30、ノズル20に連結されるフレキシブルラック40、センタープレート10の幅方向Xにおける片側に取り付けられるサイドプレート50、ホース30に供給する洗浄水の流量を調整する流量調整バルブ60(液体供給源の一例)、フレキシブルラック40を移動させる駆動部70及びフレキシブルラック40を上方向で規制するアッパーカバー80を備える。
図5に示すように、センタープレート10は、幅方向Xと直交する高さ方向Yに延びる立設板11と、立設板11の上方に設けられるノズルガイド12と、立設板11の下部から後部上方に向けて設けられるガイド13と、を有している。
図5に示すように、立設板11は、サイドプレート50がねじで固定されるボス部110(固定部の一例)を有する。ボス部110は、立設板11の幅方向Xにおける両側に間隔をおいて2つずつ設けられる。また、ボス部110は、センタープレート10の幅方向Xにおける両側に左右対称になるように設けられる。これによって、サイドプレート50をセンタープレート10の幅方向Xにおける両側に取り付けることができる。
図3に示すように、立設板11は、当該立設板11の後部から後方に突出する突出部111を有する。突出部111は、板状をなしている。突出部111は、高さ方向Yに形成された孔を有する。さらに、立設板11は、流量調整バルブ60を配置するための開口部112を有する。
図5に示すように、立設板11は、アッパーカバー80を取り付けるための挿入孔113を有する。挿入孔113は、立設板11の上端の後部に、幅方向Xに貫通形成されている。
図5に示すように、ノズルガイド12は、円筒状をなす円筒部120と、板状をなす載置部121と、を備えている。円筒部120は、立設板11の前方下部に設けられる。円筒部120には、中央の空間に挿入されるようにしてノズル20が配置される。これによって、センタープレート10からのノズル20の脱落を抑制することができる。
また、載置部121は、ノズルガイド12の下部から立設板11に沿って設けられる。載置部121は、板状をなしており、立設板11と直交するようにして幅方向Xの外側に向かって延設されている。これによって、センタープレート10からのノズル20の脱落を抑制することができる。また、載置部121は、前方に向かうにつれて、鉛直下方に進むようにして設けられる。このとき、載置部121の前方に円筒部120が設けられる。
図4及び図5に示すように、ガイド13は、立設板11の幅方向Xにおける両側に設けられる。ガイド13における第1端側X1を第1ガイド130、第2端側X2を第2ガイド131とする。ガイド13は、板状をなしている。ガイド13は、立設板11と直交するようにして幅方向Xの外側に向かって延設されている。ガイド13は、立設板11の下方から、後方に向かうにつれて湾曲しながら鉛直上方に進むようにして設けられる。
ノズル20は、先端に噴射口(不図示)を有し、当該噴射口から液体、例えば洗浄水を上方に噴射する。図4に示すように、ノズル20は、円柱状をなしている。ノズル20は、円筒部120に挿入される。これによって、ノズル20は、センタープレート10に対して進退移動可能に支持されている。
図6に示すように、ノズル20は、基端に接続部21を有する。接続部21は、ホース30の一端に接続される。接続部21は、ノズル20の内部に設けられた流路によって、ノズル20の噴射口につながっている。これによって、ホース30から供給された洗浄水がノズル20の噴射口から噴射される。
図6に示すように、ノズル20は、載置部121と摺動する摺動部22を有する。摺動部22は、ノズル20の基端側下方に設けられる。摺動部22は、ノズル20が進退移動する方向から見て逆U字状をなしている。摺動部22は、開口側が幅方向Xの内側になるように設けられている。また、摺動部22は、ノズル20の幅方向Xにおける両側に1つずつ設けられる。したがって、摺動部22の開口部が、載置部121と直交する方向及び幅方向Xに載置部121を挟むようにノズル20を配置することによって、ノズルガイド12からのノズル20の脱落を抑制することができる。
ホース30は、ノズル20に洗浄水を供給するための供給管である。図7に示すように、ホース30は、センタープレート10の第2端側X2に配置される。ホース30は、変形可能な材料で形成されればよく、例えば、ゴム材料で形成されることが好ましい。ホース30の一端部は、ノズル20の接続部21に接続されており、ホース30の他端部は流量調整バルブ60に接続される。
図8に示すように、フレキシブルラック40は、弾性変形可能なラックである。フレキシブルラック40は、センタープレート10の第1端側X1に配置される。フレキシブルラック40は、例えば、樹脂で形成されることが好ましい。フレキシブルラック40は、ノズル20の基端に連結されている。具体的には、フレキシブルラック40は、ノズル20の基端に圧入されている。フレキシブルラック40は、片側に歯部41を有する。フレキシブルラック40は、歯部41が内側を向くように湾曲した態様で配置される。
図4に示すように、サイドプレート50は、センタープレート10の立設板11と対応する形状をなしている。具体的には、1つの角が丸く面取りされた略三角形状をなしている。サイドプレート50は、幅方向Xのどちら側にも設けることができるが、本実施形態ではセンタープレート10の第1端側X1に配置される。このとき、サイドプレート50は、センタープレート10とともにフレキシブルラック40を幅方向Xにおいて挟持する。
図9に示すように、サイドプレート50は、ねじが通る貫通孔51、ねじを固定する固定孔52、駆動部70が挿通する挿通孔53及びアッパーカバー80を取り付けるための挿入孔54を有する。貫通孔51、固定孔52、挿通孔53及び挿入孔54は、幅方向Xに貫通形成されている。貫通孔51及び固定孔52は、それぞれサイドプレート50の前方下部に1つずつ設けられ、後方上部に1つずつ設けられている。挿通孔53は、サイドプレート50の後方上部に設けられた貫通孔51及び固定孔52の間に設けられている。挿入孔54は、サイドプレート50の上端の後部に設けられている。
また、サイドプレート50は、センタープレート10の立設板11と同様に、流量調整バルブ60を通すための切欠き部55を有する。切欠き部55は、サイドプレート50の前方下部に設けられた貫通孔51及び固定孔52の間に設けられる。
図10に示すように、流量調整バルブ60は、ノズル20の接続部21よりも鉛直下方に配置される。流量調整バルブ60は、センタープレート10の立設板11に設けられた開口部112及びサイドプレート50に設けられた切欠き部55を通って、幅方向Xに渡って設けられる。図4に示すように、流量調整バルブ60は、洗浄水が流入される単一の流入口61と、洗浄水を流出させる複数の流出口62と、流量調整バルブ60をサイドプレート50に固定するブラケット63を有する。
流入口61は、不図示のタンクに接続され、流出口62はホース30に接続される。図10に示すように、ブラケット63は、センタープレート10において、第1端側X1に設けられる。ブラケット63は、2つ間隔をあけて設けられる。ブラケット63には、幅方向Xに孔が貫通形成されている。
図7に示すように、ホース30は、ノズル20の接続部21から、ノズル20の長手方向に向かって延びた後、第2ガイド131の後方側と平行になるように下方向に湾曲する。そして、ホース30は、第2ガイド131に沿って前方に湾曲した後、流量調整バルブ60の流出部62に接続される。したがって、ホース30は、幅方向Xに直交する平面に沿ってノズル20の接続部21及び流量調整バルブ60の流出部62に接続される。
図4に示すように、駆動部70は、駆動力を出力する駆動源71と、フレキシブルラック40の歯部41と噛み合う出力歯車72と、を有する。駆動源71は、例えばモータである。図10に示すように、駆動源71は、当該駆動源71の径方向外側に、流量調整バルブ60と同様に、ブラケット710を2つ有する。ブラケット710には、駆動源71の軸方向に孔が貫通形成されている。
出力歯車72は、サイドプレート50の挿通孔53を通って、前後方向Zから見て、フレキシブルラック40と重なるように設けられる。出力歯車72は、駆動源71の出力軸に設けられた歯車及びフレキシブルラック40の歯部41と噛み合う形状となっている。このため、出力歯車72は、駆動源71の出力軸の回転を当該出力軸に設けられた歯車から受けて回転し、出力歯車72とフレキシブルラック40の歯部41が噛み合うことによって、フレキシブルラック40が出力歯車72の回転に合わせて移動する。これによって、駆動部70は、ノズル20を進退移動させる。
図4、図8、図9及び図10に示すように、流量調整バルブ60のブラケット63及び駆動部70の駆動源71に設けられたブラケット710は、一方がサイドプレート50の固定孔52にねじで固定され、他方がサイドプレート50の貫通孔51を通ったねじによって、センタープレート10のボス部110に固定される。これによって、サイドプレート50はセンタープレート10のボス部110に固定される。また、サイドプレート50は、流量調整バルブ60及び駆動源71を支持する。
図4に示すように、アッパーカバー80は、板状をなしており、幅方向Xに突出する複数の突部81を有する。突部81は、円柱状をなしている。図4に示すように、突部81は、センタープレート10に設けられた挿入孔113及びサイドプレート50に設けられた挿入孔54に挿入される。これによって、アッパーカバー80は、センタープレート10及びサイドプレート50に挟持される。
このとき、フレキシブルラック40の上部にアッパーカバー80が設けられる。したがって、図8に示すように、フレキシブルラック40は、幅方向Xから見て、ノズル20の基端から伸びており、アッパーカバー80に当たって湾曲し、そのままセンタープレート10の第1ガイド130に沿って湾曲する。これによって、フレキシブルラック40が上方向に飛び出すことが抑制される。
ここで、ホース30もフレキシブルラック40と同様に、第2ガイド131に沿って湾曲して配置される。このため、これによって、ホース30及びフレキシブルラック40は、幅方向Xから見て、重なるようにして配置される。
また、駆動部70は、幅方向Xにおける平面視において、フレキシブルラック40の湾曲している部分の内側に配置される。また、ノズル20は、載置部121に沿って、前方に向かうにつれて、鉛直下方に進むようにして設けられる。このため、駆動部70は、幅方向Xにおける平面視において、ノズル20及びホース30で区画される領域の内側に配置される。ここで言う、ノズル20及びホース30で区画される領域は、幅方向Xにおける平面視において、ノズル20及びホース30の外形で構成された曲線に囲まれた領域のことである。
次に、ノズル20が進行及び退行するときの第1局部洗浄部2について説明する。
駆動源71が正転すると、出力歯車72の回転によってフレキシブルラック40が移動し、ノズル20が進行方向へ移動する。それに従い、フレキシブルラック40及びホース30がノズル20の進行方向へ移動する。このとき、ホース30が流量調整バルブ60の流出口62に接続されているため、ホース30は、まずノズル20の延長線上に伸びていた部分の湾曲する部分が下方へ移動し、その後、センタープレート10の第2ガイド131から離れる。そして、図11及び図12に示すように、ホース30は、センタープレート10の載置部121の後端から流量調整バルブ60の流出口62に向かって湾曲する。
駆動源71が逆転すると、出力歯車72の回転によってフレキシブルラック40が移動し、ノズル20が退行方向へ移動する。それに従い、フレキシブルラック40及びホース30がノズル20の退行方向へ移動する。このとき、ホース30が流量調整バルブ60の流出口62に接続されているため、ホース30は、まずセンタープレート10の第2ガイド131に当接し、その後、ノズル20の延長線上に伸びていた部分の湾曲する部分が上方に移動する。そして、図7に示すように、ホース30は、センタープレート10の載置部121の後端から流量調整バルブ60の流出口62に向かって湾曲する。
次に、第2局部洗浄部3の構成について説明する。なお、第2局部洗浄部3は、第1局部洗浄部2と共通する構成を多く備えるため、同一の構成部材については、同一の符号を付すなどして、説明を省略又は簡略する。
図3、図13及び図14に示すように、第2局部洗浄部3は、センタープレート10、ノズル20、ホース30、フレキシブルラック40、サイドプレート50、駆動部70及びアッパーカバー80を有する。ホース30、フレキシブルラック40、サイドプレート50及び駆動部70は、センタープレート10に対して、第1局部洗浄部2と幅方向Xで反対になるように設けられる。具体的には、第2局部洗浄部3において、ホース30は、センタープレート10の第1端側X1に設けられ、フレキシブルラック40、サイドプレート50及び駆動部70は、センタープレート10の第2端側X2に設けられる。
このとき、センタープレート10の立設板11は、幅方向Xにおける両側にボス部110を有するため、第1局部洗浄部2と第2局部洗浄部3は、同じセンタープレート10を利用することができる。
なお、本実施形態の流量調整バルブ60は、第1局部洗浄部2に洗浄水を供給する流出口62に加えて、第2局部洗浄部3に洗浄水を供給する流出口62を備えている。このため、第2局部洗浄部3のノズル20に洗浄水を供給するための流量調整バルブ60を別途に設ける必要がない。
次に、局部洗浄ユニット1の構成について説明する。
図2及び図3に示すように、局部洗浄ユニット1は、第1局部洗浄部2と、第2局部洗浄部3が幅方向Xに並んで設けられることによって構成されている。このとき、第1局部洗浄部2及び第2局部洗浄部3を、当該第1局部洗浄部2及び当該第2局部洗浄部3のサイドプレート50が幅方向Xで外側に設けられるように配置する。
図3に示すように、第1局部洗浄部2及び第2局部洗浄部3は、それぞれの突出部111を連結する連結部90によって連結される。連結部90は、柱状をなしている。連結部90は、第1局部洗浄部2及び第2局部洗浄部3を幅方向Xに並べたときのそれぞれの突出部111の距離と等しい距離に設けられた連結孔を2つ有する。連結孔は、鉛直下方に設けられる。第1局部洗浄部2及び第2局部洗浄部3は、突出部111を連結部90の連結孔にねじで固定することによって連結される。
また、局部洗浄ユニット1は、第1局部洗浄部2又は第2局部洗浄部3のどちらかのみで構成されていてもよい。ただし、第2局部洗浄部3を単体で用いる場合、第2局部洗浄部3は、流量調整バルブ60を備える。局部洗浄ユニット1を第1局部洗浄部2又は第2局部洗浄部3のどちらかのみで構成することによって、ノズル20が1つのみでよい場合に、幅方向Xにおいて小型化することができる。
上述した実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)局部洗浄ユニット1における第1局部洗浄部2は、ホース30とフレキシブルラック40を、センタープレート10を挟んで配置することによって、ホース30とフレキシブルラック40が干渉しない。また、ホース30とフレキシブルラック40を、センタープレート10を挟んで配置することによって、ホース30及びフレキシブルラック40が幅方向Xから見て重なるように配置することができる。これによって、幅方向Xから見て、ホース30の外側にフレキシブルラック40を配置しなくてよくなるため、第1局部洗浄ユニット1の高さを抑えることができる。したがって、局部洗浄ユニット1の高さ方向Yにおける小型化を実現することができる。
(2)ノズル20が後退している状態において、幅方向Xから見て、ノズル20及びホース30の内側に駆動部70が配置される。このため、局部洗浄ユニット1の高さが、駆動部70によってノズル20及びホース30より高くなることを防ぐことができる。したがって、局部洗浄ユニット1を、高さ方向Yにおいてさらに小型化することができる。
(3)センタープレート10の立設板11は、幅方向Xにおける両側にボス部110を有するため、駆動部70をセンタープレート10の幅方向Xにおける両側に取り付けることができる。このため、ノズル20が1つのみでよい場合、局部洗浄ユニット1の設置環境に応じて駆動部70の取り付け位置を変更することができる。これによって、ノズル20が1つのみでよい場合、局部洗浄ユニット1を、設置環境に対して最適な形状にすることができる。
(4)フレキシブルラック40が、幅方向Xにおいて、センタープレート10とサイドプレート50とで挟み込まれることによって、フレキシブルラック40が幅方向Xにずれてしまうことを抑制することができる。これによって、正しく駆動部70の駆動力がノズル20に伝わらなくなることを抑制することができる。
以下に、上述した実施形態の別の実施形態を説明する。
また、局部洗浄ユニット1にサイドプレート50やアッパーカバー80を設けなくてもよい。例えば、センタープレート10は、サイドプレート50及びアッパーカバー80と同等のものと一体になっていてもよいし、サイドプレート50とアッパーカバー80が一体になっていてもよい。また、ガイド13の範囲を広げることによってアッパーカバー80の代わりにしてもよい。局部洗浄ユニット1は、サイドプレート50と同等の機能の部材を有していなくてもよい。さらに、フレキシブルラック40を延長することによって、常にガイド13にフレキシブルラック40が接するようにすることで、アッパーカバー80を除いた構成としてもよい。これによって、取り付けの手間を低減することができる。
また、センタープレート10は、突出部111を有していなくてもよい。これによって、局部洗浄ユニット1を第1局部洗浄部2又は第2局部洗浄部3のどちらかのみで構成する場合に、局部洗浄ユニット1を前後方向Zに対して小型化することができる。
また、駆動部70は、ノズル20が後退している状態において、ホース30の流路の内側に設けられていなくてもよい。例えば、駆動部70がホース30の流路の上側に設けられていてもよい。これによって、局部洗浄ユニット1を幅方向Xにおいて小型化することができる。
また、流量調整バルブ60は、ノズル20が後退している状態において、ノズル20の接続部21の鉛直下方に設けられていなくてもよい。例えば、流量調整バルブ60は、当該流量調整バルブ60の長手方向が前後方向Zになるように設けられていてもよい。これによって、局部洗浄ユニット1を第1局部洗浄部2又は第2局部洗浄部3のどちらかのみで構成する場合に、幅方向Xにおいて小型化することができる。
また、ホース30は、ノズル20が後退している状態において、流路が湾曲していなくてもよい。例えば、ホース30が直線状に設けられ、ノズル20の進退移動に従ってホース30が前後に動くようになっていてもよい。これによって、局部洗浄ユニット1を幅方向Xに対して小型化することができる。
また、センタープレート10は、ボス部110を有していなくてもよい。例えば、流量調整バルブ60又は駆動部70がセンタープレート10に締り嵌め等で取り付けられていてもよい。これによって、ねじを使う必要が無くなるため、部品点数を減らすことができる。
また、ホース30は、ノズル20の基端以外に接続されていてもよい。例えば、ノズル20に垂直に接続されていてもよい。
また、流量調整バルブ60及び駆動部70は、サイドプレート50に対して固定されず、センタープレート10にのみ固定されていてもよい。一方で、流量調整バルブ60及び駆動源70は、サイドプレート50にのみ固定されていてもよい。この場合、サイドプレート50がセンタープレート10に固定されることによって、流量調整バルブ60及び駆動部70は、間接的にセンタープレート10に固定される。
また、センタープレート10及びサイドプレート50の両方に必ず固定されるようにしてもよい。つまり、固定孔52の代わりに貫通孔51を増やし、当該貫通孔51に対応するボス部110をセンタープレート10に増やすようにしてもよい。
また、載置部121を設けなくてもよい。例えば、円筒部120を載置部121が設けられていた範囲に前後方向Zで延長することによって、ノズル20のセンタープレート10からの離脱を抑制するようにしてもよい。これによって、摺動部22が不要になるため、ノズル20の成形が容易になる。
また、ボス部110は、センタープレート10の片側のみに設けられていてもよい。これによって、センタープレート10の形状が簡単になるため、センタープレート10の成形が容易になる。
また、フレキシブルラック40は、ノズル20に圧入以外の方法で連結されていてもよい。例えば、ねじ等によって固定されていてもよいし、ノズル20及びフレキシブルラック40に同じ材料を用いて一体成型してもよい。
また、ホース30が、ノズル20の接続部21からノズル20の長手方向に向かって延びた後、第2ガイド131の後方側と平行になるように下方向に湾曲するまでの長さをより長くしてもよい。これによって、ノズル20を便座の中央へ進行させることができる距離を延ばすことができる。
また、ノズル20に複数のホース30を接続するようにしてもよい。例えば、洗浄水を供給するホース30を変更することによって洗浄水が噴射される噴射口を変更するようにしてもよいし、一度に複数の噴射口から洗浄水を噴射するようにしてもよい。これによって、洗浄水の勢いや噴射状態を変更することができる。
1:局部洗浄ユニット
2:第1局部洗浄部
3:第2局部洗浄部
10:センタープレート
11:立設板
110:ボス部
111:突出部
112:開口部
113:挿入孔
12:ノズルガイド
120:円筒部
121:載置部
13:ガイド
130:第1ガイド
131:第2ガイド
20:ノズル
21:接続部
22:摺動部
30:ホース
40:フレキシブルラック
41:歯部
50:サイドプレート
51:貫通孔
52:固定孔
53:挿通孔
54:挿入孔
55:切欠き部
60:流量調整バルブ
61:流入口
62:流出口
63:ブラケット
70:駆動部
71:駆動源
710:ブラケット
72:出力歯車
80:アッパーカバー
81:突部
90:連結部

Claims (4)

  1. 液体を噴出可能なノズルと、
    前記ノズルを進退移動可能に支持するセンタープレートと、
    一端部が前記ノズルに接続され、他端部が液体供給源に接続されるホースと、
    前記ノズルに連結されるフレキシブルラックと、
    前記フレキシブルラックに噛み合う歯車と、前記歯車を回転させる駆動源と、を有し、前記ノズルを進退移動させる駆動部と、を備え、
    前記ホースは、前記ノズルの幅方向における前記センタープレートの一方に配置され、
    前記フレキシブルラックは、前記幅方向における前記センタープレートの他方に配置される
    局部洗浄ユニット。
  2. 前記液体供給源として、前記ホースに供給する前記液体の流量を調整する流量調整バルブをさらに備え、
    前記流量調整バルブは、前記ノズルにおける前記ホースとの接続部位よりも鉛直下方に配置され、
    前記ホースは、前記幅方向に直交する平面に沿って湾曲して前記ノズル及び前記流量調整バルブに接続され、
    前記ノズルが後退している場合の前記幅方向における平面視において、前記駆動部は、前記ノズルと前記ホースとで区画される領域の内側に配置される
    請求項1に記載の局部洗浄ユニット。
  3. 前記駆動部を支持するサイドプレートをさらに備え、
    前記センタープレートは、前記サイドプレートを固定する固定部を前記幅方向における両側に有する
    請求項1又は2に記載の局部洗浄ユニット。
  4. 前記フレキシブルラックは、前記幅方向において、前記センタープレート及び前記サイドプレートに挟持される
    請求項3に記載の局部洗浄ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020026707A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 Toto株式会社 衛生洗浄装置
CN111719655A (zh) * 2020-07-07 2020-09-29 广西腾发智能科技有限公司 一种清洗彻底不会误喷的智能清洗马桶
US10954660B2 (en) 2018-08-17 2021-03-23 Toto Ltd. Sanitary washing apparatus

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