JP2018084510A - 容積計 - Google Patents

容積計 Download PDF

Info

Publication number
JP2018084510A
JP2018084510A JP2016228109A JP2016228109A JP2018084510A JP 2018084510 A JP2018084510 A JP 2018084510A JP 2016228109 A JP2016228109 A JP 2016228109A JP 2016228109 A JP2016228109 A JP 2016228109A JP 2018084510 A JP2018084510 A JP 2018084510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
pressure
storage chamber
unit
reverberation time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016228109A
Other languages
English (en)
Inventor
篤史 本田
Atsushi Honda
篤史 本田
宮川 功
Isao Miyagawa
功 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016228109A priority Critical patent/JP2018084510A/ja
Publication of JP2018084510A publication Critical patent/JP2018084510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

【課題】比較的簡易に容積を計測可能な容積計を提供する。【解決手段】容積計100は、音圧を反響可能に形成された燃料タンク1の貯留室2内に入れられた液体燃料5の容積を計測する。容積計100は、貯留室2内の空間にインパルス状のインパルス音圧を印加する加振部10と、当該空間の圧力変化を検出する圧力検出部20と、圧力検出部20が検出した圧力変化の減衰率を用いてインパルス音圧の残響時間を算出し、残響時間を用いて容積を計測する容積計測部34と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、容器の貯留室内に入れられた内容物の容積を計測する容積計に関する。
従来、容積を計測する容積計が知られている。特許文献1に開示の容積計は、基準容器と結合された第1容器と、非測定容器と結合された第2容器とを用いている。スピーカにより第1容器と第2容器との間に設けられた振動板を振動させ、第1容器と第2容器とを連通する連通管の圧力変化が略0となる位置に配置されたマイクロホンにより圧力変化を検出する。また、追加のマイクロホンが第1容器内部の圧力変化を検出する。連通管のマイクロホンの出力の振幅及び追加のマイクロホンの出力の振幅を用いて、基準容器と非測定容器との容積の差を求めている。
特開平7−311071号公報
このように、特許文献1の構成では、容器を2つ以上設けなければ容積の測定を行なうことができない。また、2つのマイクロホンを用い、その振幅の絶対値が用いられている。このため、2つのマイクロホンの間の製造上の精度のばらつきが大きかったり、また、各マイクロホンの経年劣化等による感度の劣化が生じたりすると、精度良く容積の測定を行なうことができない。このように、特許文献1では、容積を測定するために、煩雑な条件が要求されるのである。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、比較的簡易に容積を計測可能な容積計を提供することにある。
開示される発明のひとつは、音圧を反響可能に形成された容器(1)の貯留室(2)内に入れられた内容物(5)の容積を計測する容積計であって、
貯留室内の空間にインパルス状のインパルス音圧を印加する加振部(10)と、
空間の圧力変化を検出する圧力検出部(20)と、
圧力検出部が検出した圧力変化の減衰率を用いてインパルス音圧の残響時間を算出し、残響時間を用いて容積を計測する容積計測部(34)と、を備える。
このような発明では、容器の貯留室内に入れられた内容物の容積は、他の容器を必要とせずに計測される。そして、計測に用いられる残響時間は、音圧を反響可能に形成された貯留室内の空間において、印加されたインパルス音圧の残響時間であり、圧力検出部が検出した圧力変化の減衰率を用いて算出され得る。故に、1つの圧力検出部で圧力変化を検出すれば足りるため、圧力検出部の製造上の精度のばらつきを懸念する必要がない。圧力検出部に感度の劣化が生じて振幅の絶対値が例えば実際よりも小さく、実際と異なる値に見積もられたとしても、圧力変化の減衰率、すなわち比率計算によって容積が計測されるので、計測結果に大きな影響が及び難い。以上により、比較的簡易に容積を計測可能となるのである。
また、開示される発明の他のひとつは、音圧を反響可能に形成された容器(1)の貯留室(2)内に入れられた内容物(5)の容積を計測する容積計であって、
貯留室内の空間に断続的な音圧を印加する加振部(10)と、
空間の圧力変化を検出する圧力検出部(20)と、
圧力検出部が検出した圧力変化の減衰率を用いて断続的な音圧の残響時間を算出し、残響時間を用いて容積を計測する容積計測部(34)と、を備える。
このような発明では、容器の貯留室内に入れられた内容物の容積は、他の容器を必要とせずに計測される。そして、計測に用いられる残響時間は、音圧を反響可能に形成された貯留室内の空間において、印加された断続的な音圧の残響時間であり、圧力検出部が検出した圧力変化の減衰率を用いて算出され得る。故に、1つの圧力検出部で圧力変化を検出すれば足りるため、圧力検出部の製造上の精度のばらつきを懸念する必要がない。圧力検出部に感度の劣化が生じて振幅の絶対値が例えば実際よりも小さく、実際と異なる値に見積もられたとしても、圧力変化の減衰率、すなわち比率計算によって容積が計測されるので、計測結果に大きな影響が及び難い。以上により、比較的簡易に容積を計測可能となるのである。
一実施形態における容積計の一例を示す模式図である。 一実施形態における容積計の一例を示す模式図である。 一実施形態の電子処理ユニットの構成を示すブロック図である。 残響時間を説明するためのグラフである。 容積(液量)と残響時間との関係を説明するためのグラフ図であって、(a)容積1Lの場合、(b)容積8Lの場合を示す。 一実施形態の容積計によるフローチャートである。 変形例1における容積計の一例を示す模式図である。 変形例1における図5に対応する図であって、(a)容積0.2Lの場合、(b)容積0.4Lの場合、(c)容積0.6Lの場合、(d)容積0.8Lの場合、(e)容積1.0Lの場合、(f)容積1.2Lの場合を示す。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態による容積計100は、図1,2に示すように、車両に搭載され、容器としての燃料タンク1に設置されている。燃料タンク1は、例えば硬質樹脂ないしは金属からなる壁3により略直方体状の貯留室2を形成している。燃料タンク1は、その有底の貯留室2内に液体燃料5を貯留するようになっている。通常時、貯留室2は給油口が塞がれることにより、密閉状態となっている。これにより、貯留室2は、音圧が生じた際に壁3によって当該音圧を反響可能に形成されている。容積計100は、貯留室2内に入れられた内容物としての液体燃料5の容積を計測する。容積計100は、加振部10、圧力検出部20、及び電子処理ユニット30を備えている。
加振部10は、貯留室2内の空間に、断続的なインパルス状のインパルス音圧を印加する。加振部10としては、図1に示すように貯留室2内に配置される方式と、図2に示すように貯留室2外に配置される方式とが採用され得る。いずれにしろ、加振部10は、燃料タンク1の天井部1aに配置されることが好適である。
貯留室2内に配置された加振部10の具体例を示す。加振部10の一例として、アクチュエータにより、例えば金属等の固体同士を衝突させ、当該固体同士の衝突音をインパルス音圧とする方式が挙げられる。加振部10の他の一例として、噴射モジュールから圧縮空気を貯留室2内の空間に噴射することによりインパルス音圧を印加する方式が挙げられる。加振部10の他の一例として、放電モジュールにより貯留室2内の空間に気中放電し、当該気中放電の放電音をインパルス音圧とする方式が挙げられる。加振部10の他の一例として、貯留室2内の空間にて風船を破裂させ、破裂音をインパルス音圧とする方式が挙げられる。
貯留室2外に配置された加振部10の具体例を示す。加振部10の一例として、壁3の外側に配置されたアクチュエータにより、当該壁3の上面を打ち叩き、打音をインパルス音圧とする方式が挙げられる。
このようなインパルス音圧は、可聴域の音圧であってもよく、超音波のような不可聴域の音圧であってもよい。しかしながら、インパルス音圧のピーク周波数は、燃料タンク1の貯留室2に固有の共鳴周波数よりも小さく設定される。仮に固有の共鳴周波数よりも大きく設定されると、共鳴周波数の高調波の影響を受けることが懸念され得るためである。
ここで、液体燃料5は、車両の振動に伴い、その液面LSが振動することがある。その液面LSに想定される振動の周波数は、一般的に100〜200Hzとされている。そこでインパルス音圧のピーク周波数は、液面LSに想定される振動の周波数領域の範囲外に設定される。このような設定により、インパルス音圧と、液面LSの振動に伴う空間の圧力変化とが干渉してしまう事態が回避される。
圧力検出部20は、燃料タンク1の天井部1aのうち、貯留室2内に設置されたマイクロホンである。圧力検出部20は、貯留室2内の空間の圧力変化を検出する。貯留室2内の圧力検出部20は、例えばワイヤハーネス等により貯留室2外の電子処理ユニット30と電気的に接続されている。圧力検出部20は、圧力変化を継時的に検出し、当該圧力変化を電子信号として電子処理ユニット30に随時出力するようになっている。
電子処理ユニット30は、プロセッサ、メモリ及び入出力インターフェース等を有している電子回路部を主体として構成されている。プロセッサは、例えばメモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで、各種処理を実施可能となっている。具体的に、電子処理ユニット30は、電子回路部により実現される機能ブロックとして、図3に示すように、バンドパスフィルタ部32、容積計測部34、及び参照データ記憶部36を有している。
バンドパスフィルタ部32は、フィルタリングにより、圧力検出部20が検出した圧力変化のうち、特定の周波数の成分を除去する。具体的に、電子処理ユニット30にインパルス音圧による圧力変化が電気信号として入力された場合に、バンドパスフィルタ部32は、印加されたインパルス音圧とその残響による音圧変化とを含む圧力変化の振幅データをフィルタリング処理する。例えば、当該振幅データを、高速フーリエ変換等の手法を用いて各周波数の成分毎のデータに変換し、成分毎のデータのうち、特定の周波数の成分を除去する。除去の後、再び成分毎のデータを振幅データに逆変換する。
特に本実施形態のバンドパスフィルタ部32は、特定の周波数として、前述の貯留室2に固有の共鳴周波数の成分を除去する。この共鳴周波数に加えて、この共鳴周波数の高調波の成分が除去されることが好適である。
さらにバンドパスフィルタ部32は、特定の周波数として、前述の液面LSに想定される振動の周波数の成分を除去する。液面LSに想定される振動の周波数として、100〜200Hzの範囲の成分全てが除去されることが好適である。
容積計測部34は、圧力検出部20が検出した圧力変化の減衰率を用いてインパルス音圧の残響時間Tを算出し、当該残響時間Tを用いて容積を計測する。本実施形態では、容積計測部34は、バンドパスフィルタ部32によるフィルタリング後の圧力変化データを用いて、インパルス音圧の残響時間Tを算出することとなる。
ここで図4に示すように、本実施形態における残響時間Tとは、加振部10による音圧の印加が停止したときの圧力変化割合から、圧力検出部20がその後に検出する圧力変化割合が所定の減衰率まで減衰するまでの時間として定義される。特に本実施形態において所定の減衰率は、20%に設定されているが、他の減衰率に設定されてもよい。
一般的に、残響時間Tは、貯留室2内の空間の容積(すなわち貯留室2の全容積から内容物の容積を差し引いた容積)と比例関係にあるとされる。このため、内容物としての液体燃料5の容積は、残響時間Tから算出できるのである。
また、残響時間Tは、貯留室2の吸音率と反比例関係にあるとされるが、貯留室2が音圧を反響可能に形成される(換言すると吸音率が小さい)ことにより、吸音率の残響時間Tへの影響は小さい。さらに残響時間Tは、貯留室2内の空間の表面積と反比例関係にあるが、本実施形態では内容物が液体のため表面積が異常に増大することはないし、略直方体状の貯留室2の壁3に極端な凹凸が形成されているわけではないので、表面積が極端に変化することは少ない。そもそも、以下に説明する参照データから容積を計測する構成では、吸音率及び表面積の影響を考慮する必要はない。
本実施形態では、参照データ記憶部36が容積計測部34が参照するための参照データを記憶している。参照データは、液体燃料5の容積と残響時間Tとの関係を予め実験又はシミュレーション等により関係付けたデータである。本実施形態の参照データは、予め、実験により、貯留室2内の液体燃料5の容積を少しずつ変えた場合の圧力変化データを用いて残響時間Tを算出しておき、電子処理ユニット30のメモリに記憶させておくことで参照可能となる。
例として図5には、貯留室2の全容量が32Lであり、(a)液体燃料5の容積が1Lで空間の容量が31Lの場合と、(b)液体燃料5の容積が8Lで空間の容量が24Lの場合との上述の実験による圧力変化データが示されている。これによれば、(a)の場合の残響時間が55msであり、(b)の場合の残響時間が42msであるから、液体燃料5の容積の増大に伴って残響時間Tが減少することがわかる。
こうして容積計測部34は、現在算出された残響時間Tが、参照データに記憶されたデータのうち、どの容積の残響時間Tと最も近いかを判断する。容積計測部34は、最も近い残響時間Tと関連付けられた液体燃料5の容積を、現在の液体燃料5の容積として認定する。こうして液体燃料5の容積が計測される。
以下、本実施形態の容積計100により実施される容積の計測に関連する処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS101では、加振部10は、インパルス音圧を貯留室2内の空間に印加する。ステップS101の処理後、ステップS102へ移る。
ステップS102では、圧力検出部20は、印加されたインパルス音圧とその反響による音圧変化とを含む圧力変化を検出する。ステップS102の処理後、ステップS103へ移る。
ステップS103では、バンドパスフィルタ部32は、圧力検出部20が検出した圧力変化のうち、特定の周波数の成分を除去するフィルタリング処理を実施する。ステップS103の処理後、ステップS104へ移る。
ステップS104では、容積計測部34は、圧力検出部20が検出した圧力変化の減衰率を用いてインパルス音圧の残響時間Tを算出する。ステップS104の処理後、ステップS105へ移る。
ステップS105では、容積計測部34は、残響時間Tを用いて液体燃料5の容積を計測する。ステップS105を以って一連の処理を終了する。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の作用効果を以下に説明する。
本実施形態によると、燃料タンク1の貯留室2内に入れられた液体燃料5の容積は、他の容器を必要とせずに計測される。そして、計測に用いられる残響時間は、音圧を反響可能に形成された貯留室2内の空間において、印加されたインパルス音圧の残響時間Tであり、圧力検出部20が検出した圧力変化の減衰率を用いて算出され得る。故に、1つの圧力検出部20で圧力変化を検出すれば足りるため、圧力検出部20の製造上の精度のばらつきを懸念する必要がない。圧力検出部20に感度の劣化が生じて振幅の絶対値が例えば実際よりも小さく、実際と異なる値に見積もられたとしても、圧力変化の減衰率、すなわち比率計算によって容積が計測されるので、計測結果に大きな影響が及び難い。以上により、比較的簡易に容積を計測可能となるのである。
また、本実施形態によると、燃料タンク1の貯留室2内に入れられた液体燃料5の容積は、他の容器を必要とせずに計測される。そして、計測に用いられる残響時間は、音圧を反響可能に形成された貯留室2内の空間において、印加された断続的な音圧の残響時間Tであり、圧力検出部20が検出した圧力変化の減衰率を用いて算出され得る。故に、1つの圧力検出部20で圧力変化を検出すれば足りるため、圧力検出部20の製造上の精度のばらつきを懸念する必要がない。圧力検出部20に感度の劣化が生じて振幅の絶対値が例えば実際よりも小さく、実際と異なる値に見積もられたとしても、圧力変化の減衰率、すなわち比率計算によって容積が計測されるので、計測結果に大きな影響が及び難い。以上により、比較的簡易に容積を計測可能となるのである。
また、本実施形態によると、貯留室2に固有の共鳴周波数の成分を除去した圧力変化データを用いて残響時間Tが算出される。このような成分の除去によれば、貯留室2内の共鳴の影響により音圧の残響時間Tが誤って算出される事態を回避できるので、計測精度を高めることができる。
また、本実施形態によると、車両の振動に伴う液体燃料5の液面LSに想定される振動の周波数の成分を除去した圧力変化データを用いて残響時間Tが算出される。このような成分の除去によれば、車両の振動による貯留室2内の圧力変化が残響時間Tの算出に盛り込まれてしまう事態を回避できるので、車両の振動の影響を最小限に抑制して液体燃料5の容積を測定できる。
また、本実施形態によると、加振部10が燃料タンク1の天井部1aに配置されるので、内容物の比重が空気より小さい場合に、断続的なインパルス音圧をより確実に貯留室2内の空間に印加することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1としては、容器は燃料タンク1に限らず、他の容器であってもよい。また、内容物は液体燃料5に限らず、他の内容物であってもよい。図7では、幅215mm、奥行き160mm、高さ75mmの金属容器201が示されている。この金属容器201に、水205を入れ、水205の容積を少しずつ変え、高さ560mmからφ3mmの鋼球を落下させることでインパルス音圧を印加する実験が実施された。図8では、(a)容積0.2L、(b)0.4L、(c)0.6L、(d)0.8L、(e)1.0L、(f)1.2Lの場合の圧力変化データが示されている。これによれば、水205の容積が増大する程、残響時間が短くなることがわかる。
変形例2としては、加振部10は、断続的な音圧であって、インパルス音圧でない音圧を印加するものであってもよい。例えば、加振部10がスピーカから連続音を出力し、その連続音が途絶える瞬間の圧力変化を利用して、残響時間Tが算出される構成であってもよい。
変形例3としては、容器及び内容物の可燃性が低い場合には、加振部10は、火薬の爆発によりインパルス音圧を貯留室2内の空間に印加するものであってもよい。
変形例4としては、貯留室2は、音圧を反響可能に形成されていれば、密閉状態でなくてもよい。例えば、天井部1aにおいて貯留室2内と貯留室2外とを連通する開口が形成された状態で、容積が測定されるようにしてもよい。
変形例5としては、バンドパスフィルタ部32が設けられずに、圧力検出部20が検出した圧力変化データをそのまま使用して残響時間Tが検出されてもよい。
100 容積計、1 燃料タンク(容器)、2 貯留室、5 液体燃料(内容物)、10 加振部、20 圧力検出部、34 容積計測部

Claims (6)

  1. 音圧を反響可能に形成された容器(1)の貯留室(2)内に入れられた内容物(5)の容積を計測する容積計であって、
    前記貯留室内の空間にインパルス状のインパルス音圧を印加する加振部(10)と、
    前記空間の圧力変化を検出する圧力検出部(20)と、
    前記圧力検出部が検出した圧力変化の減衰率を用いて前記インパルス音圧の残響時間を算出し、前記残響時間を用いて前記容積を計測する容積計測部(34)と、を備える容積計。
  2. 音圧を反響可能に形成された容器(1)の貯留室(2)内に入れられた内容物(5)の容積を計測する容積計であって、
    前記貯留室内の空間に断続的な音圧を印加する加振部(10)と、
    前記空間の圧力変化を検出する圧力検出部(20)と、
    前記圧力検出部が検出した前記圧力変化の減衰率を用いて前記断続的な音圧の残響時間を算出し、前記残響時間を用いて前記容積を計測する容積計測部(34)と、を備える容積計。
  3. フィルタリングにより、前記圧力検出部が検出した圧力変化のうち、特定の周波数の成分を除去するバンドパスフィルタ部(32)をさらに備え、
    前記容積計測部は、前記フィルタリング後の圧力変化データを用いて前記残響時間を算出する請求項1又は2に記載の容積計。
  4. 前記バンドパスフィルタ部は、前記特定の周波数の成分として、前記貯留室に固有の共鳴周波数の成分を除去する請求項3の容積計。
  5. 車両に搭載され、前記内容物としての液体の容積を計測する請求項3又は4に記載の容積計であって、
    前記バンドパスフィルタ部は、前記特定の周波数の成分として、前記車両の振動に伴う前記液体の液面(LS)に想定される振動の周波数の成分を除去する容積計。
  6. 前記加振部は、前記容器の天井部(1a)に配置される請求項1から5のいずれか1項に記載の容積計。
JP2016228109A 2016-11-24 2016-11-24 容積計 Pending JP2018084510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228109A JP2018084510A (ja) 2016-11-24 2016-11-24 容積計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228109A JP2018084510A (ja) 2016-11-24 2016-11-24 容積計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018084510A true JP2018084510A (ja) 2018-05-31

Family

ID=62237081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016228109A Pending JP2018084510A (ja) 2016-11-24 2016-11-24 容積計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018084510A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109916503A (zh) * 2019-03-22 2019-06-21 重庆长安汽车股份有限公司 一种燃油箱晃荡声测试方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109916503A (zh) * 2019-03-22 2019-06-21 重庆长安汽车股份有限公司 一种燃油箱晃荡声测试方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10228275B2 (en) System and method for non-intrusive and continuous level measurement in a cylindrical vessel
US10215613B2 (en) System and method for non-intrusive and continuous level measurement of a liquid
US10281315B2 (en) System and method for measuring a speed of sound in a liquid or gaseous medium
JP5603412B2 (ja) 不均質流体密度測定装置
JP2017520772A (ja) タンク内の充填レベルを求める方法
RU2011148173A (ru) Способ для определения направленности радиоактивного излучения и устройство для его осуществления
US8448509B2 (en) Device and method for determination regarding the liquid level in containers
CN105181070A (zh) 一种基于声音共鸣的容器内液体体积测量方法与装置
US20100116059A1 (en) Vibration sensor having a single virtual center of mass
JP2018084510A (ja) 容積計
EP3420320B1 (en) Recursive multi-model echo curve simulation
US20160238428A1 (en) Device and method for measuring liquid level
WO2016158334A1 (ja) 液面位置検出装置
CA3195028A1 (en) Unified system for pressure and flowrate measurement
JP4897760B2 (ja) 音響インピーダンス変化を用いた圧力測定装置(Pressuremeasuringapparatususingacousticimpedancevariation)
WO2016017168A1 (ja) 診断装置、診断システム、診断方法、及びコンピュータ読み取り可能記録媒体
US10156493B2 (en) Position determination device, position determination system, position determination method, and computer-readable recording medium
JP2019215219A (ja) 土中水分水位検出装置、及び方法、及び土中水分水位モニタリングシステム
US9823223B2 (en) Measuring a dew point
JP2022068840A (ja) 表面波検出装置、液面位置検出装置、液種特定装置、溶液濃度検出装置及び液滴検出装置
JP2012251836A (ja) 残液検知装置及び方法並びに超音波探触子取付治具
WO2016185726A1 (ja) 状態判定装置、状態判定方法及びプログラム記録媒体
RU170767U1 (ru) Ультразвуковой датчик уровня раздела сред
JP2021036214A (ja) 液面検出装置、およびそのパラメータ設定方法
KR20130119099A (ko) Fpso