JP2018081490A - 決済装置及びその制御プログラムとチェックアウトシステム - Google Patents
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Description
このような事情から、レシート及び領収書とは別の証票の取り忘れを防止できることが望まれていた。
図1は本実施形態に係るチェックアウトシステム10の斜視図である。
チェックアウトシステム10は、少なくとも1台の登録装置11と、少なくとも1台の決済装置12とを含む。図1においては、2台の登録装置11と4台の決済装置12とを含んだチェックアウトシステム10を示している。チェックアウトシステム10が、登録装置11及び決済装置12をそれぞれ何台含むかは任意であり、登録装置11と決済装置12との台数の比も任意である。
登録装置11及び決済装置12は、例えばスーパーマーケットなどの店舗のチェックアウトコーナーに設置される。
登録装置11は、図1においては、作業テーブル31に取り付けられている。作業テーブル31は、矩形の天板を有している。複数の作業テーブル31が、天板の長手方向がほぼ並行するように配置されることにより、買物客22用の通路を形成している。
登録装置11は、買上登録、決済情報の生成、決済処理、ならびに決済情報の決済装置12への通知の各機能を備える。買上登録は、通路に進入してきた買物客が持参した商品を買上商品として登録する処理である。決済処理は、買上商品の決済のための処理である。決済情報は、決済処理に必要となる情報である。
決済装置12は、登録装置11から決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づく決済処理を行う。
登録装置11及び決済装置12は、いずれもLAN(local area network)13に接続されている。LAN13に代えて、インターネットなどの別の通信網を用いることもできる。あるいは登録装置11と決済装置12との間でサーバを介して情報を授受する構成としてもよい。
CPU11aは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU11aは、ROM11b及びRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、登録装置11としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM11bは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11bは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM11bは、上記のミドルウェア及びアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM11bは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM11cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット11dは、上記のコンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などを使用できる。
スキャナ11fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ11fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ11fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ11fは、固定式又はハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ11fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
プリンタ11hは、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシートを発行する。
通信ユニット11jは、LAN13を介した通信を行う。
伝送システム11kは、CPU11a、ROM11b、RAM11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g、プリンタ11h、リーダライタ11i及び通信ユニット11jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
なお、登録装置11のハードウェアとしては、例えば既存のPOS端末を利用することが可能である。
CPU12aは、上記のコンピュータの中枢部分に相当する。CPU12aは、ROM12b及びRAM12cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラムに基づいて、決済装置12としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM12bは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。ROM12bは、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM12bは、上記のミドルウェア及びアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM12bは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM12cは、上記のコンピュータの主記憶部分に相当する。RAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット12dは、上記のコンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット12dは、CPU12aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU12aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット12dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。
スキャナ12fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ12fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ12fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ12fは、固定式又はハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ12fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
リーダライタ12hは、カード又はICチップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取るとともに、当該記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含み得る。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられることがある。リーダライタ12hは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
外付けプリンタ12jは、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、証票用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシート及び領収書とは別の証票を発行する。外付けプリンタ12jは、決済装置12の本体ユニットに外付けされている。なお、レシート及び領収書も証票ではあるが、本実施形態の以後の記載においては、レシート及び領収書とは別の証票を単に「証票」と称することとする。つまり外付けプリンタ12jは、レシートとは別の種票を発行するための第2の発行手段の一例である。ただし、第2の発行手段として備えるプリンタの実装形態は任意である。
通信ユニット12kは、LAN13を介した通信を行う。
伝送システム12mは、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、内蔵プリンタ12i、外付けプリンタ12j、リーダライタ12h及び通信ユニット12kの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム12mは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
なお、決済装置12のハードウェアとしては、例えば既存のセルフPOS端末を利用することが可能である。
なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図3は登録装置11に含まれたCPU11aによる登録に関わる制御処理のフローチャートである。CPU11aは、セミセルフモードで動作し、かつ待機状態にあるときに、一取引に関する登録を開始すべき事象が生じると、ROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶された制御プログラムに従って図3に示す処理を開始する。なお上記事象は、例えばスキャナ11fにより商品コードが読み取られた場合である。
Act2においてCPU11aは、上記の登録処理により生成した商品リストを含んだ決済情報を生成する。CPU11aは、当該CPU11aが備えられている登録装置11を識別するための識別コードを決済情報に含める。また、CPU11aは、このときに会計処理を行って取引の決済のための決済金額を算出し、この決済金額及び商品点数など決済情報に含めてもよい。
Act4においてCPU11aは、発行すべき証票に関する証票情報を決済情報に付加する。証票情報は、例えば証票を識別するための識別コード、あるいは証票発行のために証票用紙に対して印刷するための画像のデータなど、任意のデータであってよい。
CPU11aは、証票情報を決済情報に付加し終えたならば、Act5へと進む。CPU11aは、証票の発行が不要であるためにAct3にてNoと判定した場合には、Act4をパスしてAct5へと進む。
決済情報がLAN13を介して上記の宛先となっている決済装置12へと伝送されると、当該決済装置12の通信ユニット12kにより当該決済情報が受信される。そしてこのことが通信ユニット12kからCPU12aに通知されると、CPU12aはROM12b又は補助記憶ユニット12dに記憶された制御プログラムに基づいて図4及び図5に示す制御処理を開始する。
Act11においてCPU12aは、上記のように通信ユニット12kにより受信された決済情報をRAM12c又は補助記憶ユニット12dに保存する。
Act12においてCPU12aは、上記の受信された決済情報に証票情報が含まれているか否かを確認する。そしてCPU12aは、証票情報が含まれているならばYesと判定し、Act13へと進む。
Act13においてCPU12aは、決済情報に含まれた登録装置11の識別コードに基づいて、決済情報の送信元が近隣登録装置として設定されている登録装置11であるか否かを確認する。この判定のために、決済装置12のそれぞれには、チェックアウトシステム10を構築する作業の一環として、登録装置11のいずれか1つを近隣登録装置として設定することとしておく。そして、このように近隣登録装置として設定された登録装置11の識別コードを、補助記憶ユニット12dに記憶しておく。CPU12aは、このように補助記憶ユニット12dに記憶された識別コードが決済情報に含まれた登録装置11の識別コードに一致するならばYesと判定し、Act14へと進む。決済装置12に対してどの登録装置11を近隣登録装置として設定するかは、任意であり、チェックアウトシステム10の管理者などにより定められてよい。ただし、決済装置12の設置場所に対して最も近くに設置されている登録装置11を、近隣登録装置として設定することが望ましい。なおCPU12aは、受信された決済情報に証票情報が含まれないならばAct12にてNoと判定し、Act13をパスしてAct14へと進む。
Act15においてCPU12aは、Act11で保存した決済情報を、別の決済装置12へと転送する。具体的にはCPU12aは、Act11で保存した決済情報を、予め定められたルールに従って選択した1つの別の決済装置12に宛てて通信ユニット11jからLAN13へと送信する。そしてCPU12aは、決済情報を転送し終えたならば、図4及び図5に示す制御処理を終了する。
Act16においてCPU12aは、決済情報の送信元である登録装置1に対して受諾通知を行う。CPU12aは例えば、当該CPU12aが備えられている決済装置12を識別するための識別コードを含んだ通知情報を、決済情報の送信元である登録装置1に宛ててLAN13へと送信する。
Act6においてCPU11aは、受諾通知がなされるのを待ち受ける。そしてCPU12aは、上記のように通知情報が受信されたならばYesと判定し、Act7へと進む。
Act7においてCPU12aは、受諾通知を行った決済装置12により決済情報が受諾されたことを従業員21に案内するための転送先案内表示をタッチパネル11gにて行う。店員は、この案内に基づき、受諾通知を行った決済装置12へと移動して決済を行うように買物客22に伝える。なおCPU12aは、例えばタッチパネル11gにおける店員による確認操作が行われたことに応じて、転送先案内表示を終了し、これをもって図3に示す制御処理を終了する。
Act17においてCPU12aは、Act11にて保存しておいた決済情報に基づいて、決済金額を決定する。具体的には、CPU12aは、決済情報に決済金額が含まれるならば、その決済金額をそのまま採用する。なお、このときに、例えば会員特典などによる割引を決済情報に含まれた決済金額に適用して新たな決済金額を決定してもよい。あるいはCPU12aは、決済情報に示された商品リストに基づいて、取引の対象となる商品の単価の合計を求めるとともに、必要に応じて割引処理などを適用して決済金額を算出してもよい。このような決済金額の算出をCPU12aにて行う場合は、決済装置12は会計装置とも称される。
このようにCPU12aは、証票情報を含まない決済情報については、その送信元の登録装置11に関わらずに受諾し、当該決済情報に基づく決済処理を実行する。またCPU12aは、証票情報を含む決済情報については、その送信元の登録装置11が近隣登録装置として設定されている場合に限って受諾し、当該決済情報に基づく決済処理を実行する。そしてCPU12aは、決済処理を完了したならば、図5中のAct21へと進む。
Act22においてCPU12aは、証票を発行する。具体的にはCPU12aは、発行すべき証票の内容を表した画像を生成し、それをプリントするように外付けプリンタ12jに指示する。この指示を受けて外付けプリンタ12jは、上記の画像を証票用紙にプリントし、当該画像がプリントされた証票用紙を排出する。つまりCPU12aは、証票をプリントするように第2のプリンタとしての外付けプリンタ12jを制御する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは第1の制御手段として機能する。
Act25においてCPU12aは、証票を発行したことの通知先として予め設定された登録装置11(以下、既定登録装置と称する)を宛先として、証票を発行した旨の通知情報を通信ユニット11jから送信する。決済装置12のそれぞれには、チェックアウトシステム10を構築する作業の一環として、登録装置11のいずれか1つ又は複数を既定登録装置として設定することとしておく。そして、このように既定登録装置として設定された登録装置11の識別コードを、補助記憶ユニット12dに記憶しておく。なお、決済装置12に対してどの登録装置11を既定登録装置として設定するかは、任意であり、チェックアウトシステム10の管理者などにより定められてよい。ただし、規定登録装置は、その操作者となっている従業員21が、決済装置12により発行された証票が買物客22によって取り去られたかどうかを確認し易いような設置状況にある登録装置11として設定されることが望ましい。なお、近隣登録装置と既定登録装置とを同一としてもよく、この場合は既定登録装置の設定を省略してもよい。
これに対してCPU12aは、送信元である登録装置11が近隣登録装置として設定されているならば、Act23にてNoと判定し、Act26へと進む。
Act26においてCPU12aは、Act11にて保存しておいた決済情報の送信元である登録装置11を宛先として、証票を発行した旨の通知情報を通信ユニット11jから送信する。
かくしてCPU12aがAct25又はAct26を実行することにより、証票が発行されることが登録装置11に通知される。つまり制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは通知手段として機能する。
Act27においてCPU12aは、タッチパネル12gにおける確認画面の表示を開始する。
確認画面SC1は、画像IM1、文字メッセージME1及びボタンB1をそれぞれ表す。画像IM1は、証票が発行された場所を買物客22に案内する。文字メッセージME1は、証票が発行されたことを買物客22に通知するメッセージを文字列により表している。ボタンB1は、発行された証票を取り去ったことを買物客22が宣言するために操作される。確認画面SC1は、証票として満点券を発行した場合の例であって、CPU12aは、Act27で表示させる確認画面を、証票の発行状況に応じて変える。
Act28においてCPU12aは、確認画面を表示した状態で、確認操作が行われるのを待ち受ける。そして上記のようにボタンB1にタッチされたことがタッチパネル12gにより検出されたことに応じてYesと判定し、Act29へと進む。つまりCPU12aは、証票が取り去られたことを、確認操作を経て確認している。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータは確認手段として機能する。
Act29においてCPU12aは、確認画面の表示を終了する。
Act32においてCPU12aは、自動釣銭機12eを動作させ、釣銭を払い出す。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU12aが実行することによって、CPU12aを中枢部分とするコンピュータと自動釣銭機との協働により払出手段としての機能を実現する。
そしてこののちにCPU12aは、図4及び図5に示す制御処理を終了する。なおCPU12aは、釣銭が生じていないならばAct31にてNoと判定し、Act32をパスして図4及び図5に示す制御処理を終了する。
CPU11aは、一定の時間間隔毎などの予め定められたタイミングとなる毎に、ROM11b又は補助記憶ユニット11dに記憶された制御プログラムに従って図7に示す制御処理を繰り返し実行する。なおCPU11aは、図7に示す制御処理を、図3に示す制御処理とは別スレッドにより実行し、図3に示す制御処理と並行に実行することもある。
Act42においてCPU11aは、図3に示す制御処理などのような別の制御処理を実行していない待機状態にあるか否かを確認する。そしてCPU11aは、待機状態であるならばYesと判定し、Act43へと進む。
Act43においてCPU11aは、証票が発行されたことを従業員21に対して通報するための通報画面の表示を開始する。
通報画面SC2は、文字メッセージME2及びボタンB2をそれぞれ表す。文字メッセージME2は、証票が発行されたことを従業員21に通知するメッセージを文字列により表している。ボタンB2は、通報画面SC2を閉じることを従業員21が宣言するために操作される。通報画面SC2は、「会計機No.1」との名称で従業員21により識別される決済装置12で満点券が発行された場合の例であって、CPU11aはAct43において表示させる通報画面を、証票の発行状況に応じて変える。
Act45においてCPU11aは、通報画面の表示を終了する。そしてCPU11aは、これをもって図7に示す制御処理を終了する。
Act46においてCPU11aは、通報アイコンの表示を開始する。
この図9に示す例では、登録処理での買上商品の登録状況を表す登録画面SC3に重畳して通報アイコンIC1を表示した例である。通報アイコンIC2は、文字列を含み、当該文字列により証票の発行状況を従業員21が認識できるようにしている。通報アイコンIC1は、「会計機No.1」との名称で従業員21により識別される決済装置12で満点券が発行された場合の例であって、CPU11aはAct46において表示させる通報アイコンを、証票の発行状況に応じて変える。
Act47においてCPU11aは、通報アイコンを表示した状態で、解除条件が成立するのを待ち受ける。そしてCPU11aは、例えば、予め定められた表示期間が終了するなどの解除条件が成立したならばYesと判定し、Act48へと進む。解除条件は、登録装置11の設計者又は管理者などにより任意に定められてよい。
Act48においてCPU11aは、通報アイコンの表示を終了する。そしてCPU11aは、これをもって図7に示す制御処理を終了する。
Claims (6)
- 取引の決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、
前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
を具備したことを特徴とする決済装置。 - 前記決済により釣銭が生じ、かつ前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記釣銭を払い出す払出手段、
をさらに備える請求項1に記載の決済装置。 - 取引の内容の登録のための登録装置と、前記取引の決済のための複数の決済装置とを具備するチェックアウトシステムであって、
前記複数の決済装置はそれぞれ、
前記決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、
前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記証票が発行されることを前記登録装置に通知する通知手段と、
を具備し
前記登録装置は、
前記登録のための登録処理を行う登録手段と、
前記通知手段による通知を受けた場合に、その通知を行った通知手段が設けられた決済装置で前記証票が発行されることを前記登録装置の操作者に対して報知する報知手段と、
を具備する、チェックアウトシステム。 - 前記チェックアウトシステムは、前記登録装置を複数含み、前記複数の決済装置にはそれぞれ、前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、
前記通知手段は、関連付けられた前記登録装置に対して通知を行う、
請求項3に記載のチェックアウトシステム。 - 前記チェックアウトシステムは、前記登録装置をそれぞれ前記複数の決済装置とネットワークを介して通信可能に複数含み、前記複数の決済装置にはそれぞれ、前記登録装置のうちの少なくとも1つが関連付けられ、
前記複数の登録装置はそれぞれ、
前記登録処理の結果として得られる決済情報を、当該決済情報に基づく決済処理を実行する決済装置を指定せずに前記ネットワークへと送信する送信手段を備え、
前記複数の決済装置はそれぞれ、
前記送信手段により前記ネットワークへと送信された前記決済情報を、予め定められたルールに従って前記複数の決済装置の1つに設けられた決済手段により決済処理するために選択的に受信する受信手段を備え、
前記受信手段は、前記証票を発行する必要がある取引に関する決済情報については、前記関連付けられた登録装置から送信されたもののみを受信し、
前記通知手段は、前記受信手段により受信された前記決済情報を送信した前記登録装置に対して通知を行う、
請求項3に記載のチェックアウトシステム。 - 取引に関するレシートを発行する第1の発行手段と、
前記レシートとは別の証票を発行する第2の発行手段と、を具備した決済装置を制御するためのコンピュータを、
前記取引の決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記証票を発行する必要がある場合に、前記証票を発行するように前記第2の発行手段を制御する第1の制御手段と、
前記第2の発行手段が発行した前記証票が取り去られたことを確認する確認手段と、
前記第2の発行手段により前記証票が発行される場合には、前記確認手段により前記証票が取り去られたことが確認された後に、前記レシートを発行するように前記第1の発行手段を制御する第2の制御手段と、
して機能させるための制御プログラム。
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