JP2018081359A - 情報配信システムおよび情報配信プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】警報の発令地域を通行する移動体に迅速に情報を配信できる技術の提供。【解決手段】情報配信システムは、無線通信回線を介して複数の移動体から情報の配信要求を受け付ける受付部と、警報発令期間内において、前記移動体の位置が警報の発令地域内である場合、前記移動体の位置が前記発令地域外である場合よりも前記配信要求への応答処理の優先度を高く設定する優先度設定部と、前記優先度の高い順に前記応答処理を実行する応答部と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、情報配信システムおよび情報配信プログラムに関する。
配信要求に応じてナビゲーション装置に地図更新データを配信する地図配信装置が知られている(特許文献1、参照)。特許文献1において、地図配信装置の処理負荷が所定値未満である場合に、今回の更新対象エリアと次回以降に配信が要求されると予測される更新対象予測エリアの地図を更新するための地図更新データを配信する。地図配信装置の処理負荷が小さい期間のうちに、次回以降に配信が要求されると予測される更新対象予測エリアについても地図更新データを配信しておくことで、地図配信装置の処理負荷を分散させることができる。
しかしながら、警報発令時に情報の配信要求が集中した場合には、地図配信装置の処理負荷が大きくなり、配信要求に応答できないという問題があった。また、警報発令エリアを予測することは困難であるため、特許文献1の技術によって、予め警報発令エリアの地図更新データを配信しておくことも困難であった。
さらに、警報発令時においては、警報の発令地域を通行する移動体に対して迅速に地図更新データを配信すべきであるが、他の地域からの配信要求にも応答しなければならないため、結果として警報の発令地域を通行する移動体に対する地図更新データの配信が遅れるという問題もあった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、警報の発令地域を通行する移動体に迅速に情報を配信できる技術を提供することを目的とする。
さらに、警報発令時においては、警報の発令地域を通行する移動体に対して迅速に地図更新データを配信すべきであるが、他の地域からの配信要求にも応答しなければならないため、結果として警報の発令地域を通行する移動体に対する地図更新データの配信が遅れるという問題もあった。
本発明は、前記課題にかんがみてなされたもので、警報の発令地域を通行する移動体に迅速に情報を配信できる技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の情報配信システムは、複数の移動体から情報の配信要求を受け付ける受付部と、警報発令期間内において、移動体の位置が警報の発令地域内である場合、移動体の位置が発令地域外である場合よりも配信要求への応答処理の優先度を高く設定する優先度設定部と、優先度の高い順に応答処理を実行する応答部と、を備える。
前記の目的を達成するため、本発明の情報配信プログラムは、コンピュータを、複数の移動体から情報の配信要求を受け付ける受付部、警報発令期間内において、移動体の位置が警報の発令地域内である場合、移動体の位置が警報の発令地域外である場合よりも配信要求への応答処理の優先度を高く設定する優先度設定部、優先度の高い順に応答処理を実行する応答部、として機能させる。
前記の構成において、移動体の位置が警報の発令地域内である場合、移動体の位置が警報の発令地域外である場合よりも配信要求への応答処理の優先度を高く設定することにより、警報の発令地域を通行する移動体に迅速に情報を配信できる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)車載器の構成:
(2)情報配信システムの構成:
(3)情報配信システムの処理:
(3−1)優先度設定処理:
(3−2)情報配信処理:
(4)他の実施形態:
(1)車載器の構成:
(2)情報配信システムの構成:
(3)情報配信システムの処理:
(3−1)優先度設定処理:
(3−2)情報配信処理:
(4)他の実施形態:
(1)車載器の構成:
まず、車載器110の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる情報配信システム10を含むシステム全体の構成を示すブロック図である。情報配信システム10は、移動体としての車両に搭載された多数の車載器110と警報情報サーバ210と通信可能に構成されたサーバである。本実施形態の移動体は車両および車載器110である。
まず、車載器110の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる情報配信システム10を含むシステム全体の構成を示すブロック図である。情報配信システム10は、移動体としての車両に搭載された多数の車載器110と警報情報サーバ210と通信可能に構成されたサーバである。本実施形態の移動体は車両および車載器110である。
車載器110は、制御部120と記録媒体130とを備えている。制御部120は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体130やROMに記録されたナビゲーションプログラム121を実行する。
記録媒体130は、地図情報130aと経路情報130bを記録している。なお、地図情報130aは、情報配信システム10に記録されている地図情報30aが車載器110に配信されたものであり、地図情報30aとほぼ同様の構成である。ただし、情報配信システム10の地図情報30aは最新の地図を示すが、車載器110の地図情報130aは必ずしも最新の地図を示すとは限らない。すなわち、必ずしも車載器110が情報配信システム10から最新の地図情報30aの配信を受けているとは限らない。地図情報130aは、ノードデータとリンクデータと形状補間点データと背景データと文字データと立体データと施設データとを含む。
ノードデータは、おもに交差点に対応するノードについての情報を示す。具体的に、ノードデータは、ノードの座標や交差点の形状を示す。
リンクデータは、道路区間(リンク)についての各種情報を道路区間ごとに示すデータである。道路区間は、長さ方向に連続する交差点で区切った道路の単位であり、リンクの両端にはノードが存在する。なお、3個以上のリンクが接続しているノードが交差点に対応する。リンクデータには、道路区間ごとに、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路、国道、県道、細街路等)が対応付けられている。
形状補間点データは、道路区間上のノード以外の位置に設定された形状補間点の座標を示すデータである。制御部120は、ノードの座標と形状補間点の座標とを取得し、これらの座標を接続する折れ線、または、これらの座標の近似曲線を道路区間の形状として取得する。
リンクデータは、道路区間(リンク)についての各種情報を道路区間ごとに示すデータである。道路区間は、長さ方向に連続する交差点で区切った道路の単位であり、リンクの両端にはノードが存在する。なお、3個以上のリンクが接続しているノードが交差点に対応する。リンクデータには、道路区間ごとに、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路、国道、県道、細街路等)が対応付けられている。
形状補間点データは、道路区間上のノード以外の位置に設定された形状補間点の座標を示すデータである。制御部120は、ノードの座標と形状補間点の座標とを取得し、これらの座標を接続する折れ線、または、これらの座標の近似曲線を道路区間の形状として取得する。
背景データは、地図上において道路区間や施設等の表示物の背景となる画像を示すデータである。制御部120は、背景データに基づいて描画した背景上に道路区間等を表す線図を重畳することにより地図を生成する。
文字データは、地図上にて表示する文字を示すデータであり、当該文字は道路区間や交差点や施設や地域等の名称を表す。
立体データは、3次元のポリゴンデータであり、道路区間や当該道路区間の周辺に存在する建造物等の地物の3次元形状を示すデータである。制御部120は、立体データに基づいて道路区間や建造物等の立体図を描画し、当該立体図を地図の一部として表示する。
施設データは、各種施設の位置や名称や属性や形状等を示すPOIデータである。
文字データは、地図上にて表示する文字を示すデータであり、当該文字は道路区間や交差点や施設や地域等の名称を表す。
立体データは、3次元のポリゴンデータであり、道路区間や当該道路区間の周辺に存在する建造物等の地物の3次元形状を示すデータである。制御部120は、立体データに基づいて道路区間や建造物等の立体図を描画し、当該立体図を地図の一部として表示する。
施設データは、各種施設の位置や名称や属性や形状等を示すPOIデータである。
以上説明した地図情報130aの全部または一部(一部の地域、一部のデータの種類)を、情報配信システム10に記録されている最新の地図情報30aで更新することにより、地図情報130aを最新の状態にすることができる。
経路情報130bは、情報配信システム10にて探索された移動予定経路を案内するための情報である。経路情報130bは、少なくとも移動予定経路を構成する一連の道路区間を示す。
破線で示すように、車載器110には通信部140と測位部150とユーザI/F部160とが備えられる。ただし、通信部140と測位部150とユーザI/F部160とは、車両に備えられてもよく、必ずしも車載器110に備えられなくてもよい。通信部140は、情報配信システム10との通信を実現するための通信回路である。測位部150は、車両の現在地を導出するための各種計測を行う装置であり、例えばGPS受信部や車速センサやジャイロセンサ等を含む。なお、車両の現在地と車載器110の現在地とは同視できる。
制御部120は、測位部150における計測結果に基づいて車両の現在地を導出する。
さらに、制御部120は、道路区間の形状を用いて公知のマップマッチングを行い、車両の現在地が道路区間上の位置へと近づくように補正する。ユーザI/F部160は、入力部と出力部とを含む。入力部は、ユーザの入力操作を受け付ける装置であり、例えはタッチパネルであってもよい。出力部は、地図を表示するディスプレイと、音声案内を出力するスピーカーとを含む。
さらに、制御部120は、道路区間の形状を用いて公知のマップマッチングを行い、車両の現在地が道路区間上の位置へと近づくように補正する。ユーザI/F部160は、入力部と出力部とを含む。入力部は、ユーザの入力操作を受け付ける装置であり、例えはタッチパネルであってもよい。出力部は、地図を表示するディスプレイと、音声案内を出力するスピーカーとを含む。
ナビゲーションプログラム121は、地図を表示する機能と、移動予定経路を案内する機能とを制御部120に実現させるためのプログラムである。すなわち、ナビゲーションプログラム121の機能により制御部120は、地図情報130aに基づいて地図を描画し、当該地図をユーザI/F部160にて表示する。また、ナビゲーションプログラム121の機能により制御部120は、経路情報130bが示す移動予定経路を取得し、当該移動予定経路を示す線図を地図上に表示する。さらに、制御部120は、経路情報130bに基づいて移動予定経路上における案内地点を取得し、当該案内地点において音声案内を出力する。案内地点は、例えば右左折する交差点であってもよく、当該交差点までの距離や右左折の方向などの音声案内が行われてもよい。
さらに、ナビゲーションプログラム121の機能により制御部120は、情報配信要求を情報配信システム10に送信する。具体的に、制御部120は、地図情報130aは車両の現在地の周辺の地域について最新の地図情報30aを配信することを要求する情報配信要求(以下、地図配信要求)を送信する。さらに、制御部120は、ユーザI/F部160にて指定された目的地までの移動予定経路を探索し、その探索結果を示す情報を配信することを要求する情報配信要求(以下、経路探索要求)を送信する。また、制御部120は、ユーザI/F部160にて移動予定経路の案内を実行すると指定された場合に、移動予定経路を案内するための経路情報130bを配信することを要求する情報配信要求(以下、経路配信要求)を送信する。さらに、制御部120は、ユーザI/F部160にて施設の検索条件が指定された場合に、当該施設の検索結果を示す情報を配信することを要求する情報配信要求(以下、施設検索要求)を送信する。制御部120は、以上説明した情報配信要求に車両の現在地を示す情報を添付して情報配信システム10に送信する。
(2)情報配信システムの構成:
次に、情報配信システム10の構成を説明する。情報配信システム10は、制御部20と記録媒体30と通信部40とを備えている。制御部20は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体30やROMに記録された情報配信プログラム21を実行する。記録媒体30は、地図情報30aと応答処理リスト30bとを記録している。地図情報30aは車載器110の地図情報130aとほぼ同様であるため、地図情報30aの説明を省略する。
次に、情報配信システム10の構成を説明する。情報配信システム10は、制御部20と記録媒体30と通信部40とを備えている。制御部20は、CPUとRAMとROM等を備え、記録媒体30やROMに記録された情報配信プログラム21を実行する。記録媒体30は、地図情報30aと応答処理リスト30bとを記録している。地図情報30aは車載器110の地図情報130aとほぼ同様であるため、地図情報30aの説明を省略する。
応答処理リスト30bは、配信情報を配信する処理である応答処理のリストであり、応答処理のそれぞれに要求時刻と優先度と配信先と処理内容とが対応付けられている。要求時刻とは、応答処理が要求された時刻であり、配信先とは応答処理において配信する配信情報の配信先であり、情報配信要求を送信した車載器110である。優先度とは、応答処理リスト30bに記録された複数の応答処理の実行順序を決定するためのパラメータであり、優先度が高い応答処理ほど先に実行されることとなる。本実施形態において、高い順に『高』『中』『低』の3段階の優先度が設定され得る。要求時刻に拘わらず、優先度が『高』の応答処理が、優先度が『中』の応答処理よりも先に実行され、優先度が『中』の応答処理が、優先度が『低』の応答処理よりも先に実行される。また、優先度が同一の複数の応答処理においては、要求時刻が早い(旧い)応答処理ほど先に実行される。
なお、応答処理には、地図配信要求に応答する地図配信処理と、経路探索要求に応答する経路探索処理と、経路配信要求に応答する経路配信処理と、施設検索要求に応答する施設検索処理とがある。地図配信処理の処理内容として、例えば地図情報30aを配信する対象の地域が記録される。経路配信処理の処理内容として、例えば出発地と目的地とが記録される。経路配信処理の処理内容として、配信する経路情報130bに対応する移動予定経路が記録される。さらに、施設検索処理の処理内容として施設の検索条件が記録される。
応答処理リスト30bは、地図配信処理と経路探索処理と経路配信処理と施設検索処理のそれぞれについて独立して作成されている。例えば、地図配信処理について応答処理リスト30bが作成されており、当該応答処理リスト30bには複数の地図配信処理のみがリストされている。同様に、複数の経路探索処理のみがリストアップされた応答処理リスト30bと、複数の経路配信処理のみがリストアップされた応答処理リスト30bと、複数の施設検索処理のみがリストアップされた応答処理リスト30bとがそれぞれ作成されている。本実施形態において、制御部20は、地図配信処理と経路探索処理と経路配信処理と施設検索処理との間で、これらの実行に要する演算・通信のためのハードウェア・ソフトウェア資源が競合しないものとする。
情報配信プログラム21は、受付モジュール21aと優先度設定モジュール21bと応答モジュール21cとを含む。受付モジュール21aと優先度設定モジュール21bと応答モジュール21cとを実行する制御部20は、本発明の受付部と優先度設定部と応答部とに相当する。
受付モジュール21aは、複数の車載器110から情報の配信要求を受け付けるための機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。すなわち、受付モジュール21aの機能により制御部20は、情報配信要求として、地図配信要求と経路探索要求と経路配信要求と施設検索要求とを車載器110から受け付ける。
優先度設定モジュール21bは、警報発令期間内において、車載器110の位置が警報の発令地域内である場合、車載器110の位置が発令地域外である場合よりも配信要求への応答処理の優先度を高く設定するための機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、警報情報サーバ210が提供する警報情報に基づいて警報の発令地域を取得する。なお、警報情報は、現在発令されている警報についての情報であり、発令地域は現在警報が発令されている地域である。従って、警報情報サーバ210から警報情報が提供されている期間が警報発令期間を意味する。本実施形態において、警報は、行政区画単位で発令され、発令地域も行政区画単位で取得される。また、制御部20は、情報配信要求に添付された情報から車両の現在地を取得する。
優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、情報配信要求を受け付けると当該情報配信要求に応答する応答処理を応答処理リスト30bに追加するとともに、当該応答処理に要求時刻と優先度と配信先と処理内容とを対応付ける。このとき、制御部20は、情報配信要求を送信した車両の現在地が発令地域内である場合には優先度として『高』を対応付け、情報配信要求を送信した車両の現在地が発令地域内でない場合には優先度として『低』を対応付ける。また、制御部20は、いずれの地域においても警報が発令されていない場合には、情報配信要求を送信した車両の現在地に拘わらず優先度として『中』を対応付ける。
応答モジュール21cは、優先度の高い順に応答処理を実行するための機能を制御部20に実現させるプログラムモジュールである。応答モジュール21cの機能により制御部20は、応答処理リスト30bに記録されている応答処理のうち最優先の応答処理を順に実行する。具体的に、制御部20は、最も優先度が高い応答処理を抽出し、最も優先度が高い応答処理が1個のみであれば当該応答処理を最優先の応答処理として取得する。例えば、優先度が『高』の応答処理が1個のみであれば、制御部20は、当該応答処理を最優先の応答処理として取得する。また、制御部20は、最も優先度が高い応答処理が複数存在する場合には、これらの応答処理のうち最も要求時刻が早い(旧い)応答処理を最優先の応答処理として取得する。制御部20は、実行済みの応答処理を応答処理リスト30bから削除する。
応答モジュール21cの機能により制御部20は、応答処理として、車両の移動予定経路を探索する経路探索処理を実行する。制御部20は、複数の経路探索処理がリストされている応答処理リスト30bを参照することにより、最優先の経路探索処理を取得し、当該最優先の経路探索処理を実行する。経路探索処理は、出発地から目的地までの最適な移動予定経路を地図情報30aに基づいて探索し、その探索結果を示す情報を車載器110に配信する処理である。探索結果を示す情報とは、探索された単数または複数の移動予定経路の概要(距離、到着予定時刻、通行料金等)を示す情報であってもよい。移動予定経路の探索は、例えばダイクストラ法等の公知の手法によって行うことができる。
応答モジュール21cの機能により制御部20は、応答処理として、移動予定経路を示す経路情報130bを車載器110に配信する経路配信処理を実行する。制御部20は、複数の経路配信処理がリストアップされている応答処理リスト30bを参照することにより、最優先の経路配信処理を取得し、当該最優先の経路配信処理を実行する。経路配信処理は、上述した経路探索処理にて探索された移動予定経路であって、車載器110にて案内を実行すると指定された移動予定経路を案内するための経路情報130bを生成し、当該経路情報130bを車載器110に配信する処理である。
応答モジュール21cの機能により制御部20は、応答処理として、車載器110にて指定された検索条件に基づいて施設を検索し、当該検索された施設を示す施設情報を車載器110に配信する施設検索処理を実行する。制御部20は、複数の施設検索処理がリストアップされている応答処理リスト30bを参照することにより、最優先の施設検索処理を取得し、当該最優先の施設検索処理を実行する。施設検索処理は、車載器110にて指定された検索条件(例えば検索キーワード)に合致する名称等を有する施設を地図情報30aの施設データにて検索し、当該施設データを車載器110に配信する処理である。なお、制御部20は、施設データそのものを車載器110に配信しなくてもよく、検索条件に合致する施設名称のリストを示す情報を車載器110に配信してもよい。
応答モジュール21cの機能により制御部20は、応答処理として、車載器110の位置の周辺の地図を示す地図情報30aを車載器110に配信する地図配信処理を実行する。制御部20は、車両の現在地が属する行政区画を取得し、当該行政区画についての最新の地図情報30aを車載器110に配信する。地図配信処理は、車載器110の現在地が属する行政区画について、車載器110が記録している地図情報130aと、情報配信システム10が記録している地図情報30aとの差分を抽出し、当該差分に対応する地図情報30aを車載器110に配信する処理である。なお、地図情報30aの配信対象となる地域には、車両の現在地が属する行政区画のみならず、当該行政区画の周辺の行政区画(例えば隣接する行政区画や一定距離以内の行政区画)が含まれてもよい。
応答モジュール21cの機能により制御部20は、警報発令期間外においても、車載器110の位置の周辺の地図を示す地図情報30aを車載器110に配信する地図配信処理を実行する。すなわち、応答モジュール21cの機能により制御部20は、警報情報サーバ210から警報情報が提供されているか否かに拘わらず、車載器110の位置の周辺の地図を示す地図情報30aを車載器110に配信する。
ここで、警報発令期間内において配信される地図情報が示す地図要素のうちの一部が、警報発令期間外において配信される地図情報が示す地図要素から除外される。なお、警報情報サーバ210から警報情報が提供されている期間が警報発令期間である。
表1は、警報発令期間内と警報発令期間外とで車載器110に配信される地図情報30aを比較する表である。表1に示すように、警報発令期間外において、制御部20は、細街路および細街路以外の道路区間についてのリンクデータと、背景データと、文字データと、立体データとを車載器110に配信する。これに対して、警報発令期間内において、制御部20は、細街路以外の道路区間についてのリンクデータと、避難施設データとを車載器110に配信する。つまり、警報発令期間内において配信される地図情報30aが示す地図要素のうちの一部(細街路の道路区間と背景と文字と立体図)が、警報発令期間外において配信される地図情報が示す地図要素から除外されることとなる。なお、避難施設データとは、施設データのなかから、避難施設を示すデータを抽出したものである。
以上説明した本実施形態おいて、車両の位置が警報の発令地域内である場合、車両の位置が警報の発令地域外である場合よりも配信要求への応答処理の優先度を高く設定することにより、警報の発令地域を通行する車両に迅速に情報を配信できる。また、制御部20は、応答処理として、車両の移動予定経路を探索し、当該移動予定経路を示す経路情報130bを車両に配信する。これにより、警報の発令地域を通行する車両に対して迅速に移動予定経路を示す経路情報130bを配信できる。
制御部20は、応答処理として、車載器110の位置の周辺の地図を示す地図情報30aを車載器110に配信する。これにより、警報の発令地域を通行する車両に対して迅速に地図情報30aを配信できる。
さらに、制御部20は、応答処理として、車載器110にて指定された検索条件に基づいて施設を検索し、当該検索された施設を示す施設情報を車載器110に配信する。これにより、警報の発令地域を通行する車両に対して迅速に検索条件に合致する施設の施設情報を配信できる。
さらに、警報発令期間内においては、警報発令期間外における地図情報が示す地図要素の一部を配信対象から除外することにより、警報発令期間内における地図情報のデータ量を削減できる。従って、警報発令期間内における通信量を削減でき、警報の発令地域を通行する車両に迅速に情報を配信できる。
(3)情報配信システムの処理:
次に、情報配信プログラム21の機能により実行される優先度設定処理と情報配信処理とを説明する。優先度設定処理と情報配信処理は、情報配信システム10の制御部20が実行する処理である。
次に、情報配信プログラム21の機能により実行される優先度設定処理と情報配信処理とを説明する。優先度設定処理と情報配信処理は、情報配信システム10の制御部20が実行する処理である。
(3−1)優先度設定処理:
図2Aは、優先度設定処理のフローチャートである。まず、受付モジュール21aの機能により制御部20は、情報配信要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、情報配信要求として、地図配信要求と経路探索要求と経路配信要求と施設検索要求のいずれかが車載器110から受信されたか否かを判定する。
図2Aは、優先度設定処理のフローチャートである。まず、受付モジュール21aの機能により制御部20は、情報配信要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS100)。すなわち、制御部20は、情報配信要求として、地図配信要求と経路探索要求と経路配信要求と施設検索要求のいずれかが車載器110から受信されたか否かを判定する。
情報配信要求を受け付けたと判定しなかった場合(ステップS100:N)、受付モジュール21aの機能により制御部20は、ステップS100に戻り、情報配信要求が受け付けられるまで待機する。一方、情報配信要求を受け付けたと判定した場合(ステップS100:Y)、優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、警報発令期間内であるか否かを判定する(ステップS105)。すなわち、制御部20は、現在時刻において警報情報サーバ210が何らかの警報情報を提供しているか否かを判定する。
警報発令期間内であると判定しなかった場合(ステップS105:N)、優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、優先度を『中』に設定する。一方、警報発令期間内であると判定した場合(ステップS105:Y)、優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、配信先が警報の発令地域内であるか否かを判定する(ステップS115)。すなわち、制御部20は、情報配信要求を送信した車載器110が、警報が発令された行政区画内に存在するか否かを判定する。
配信先が警報の発令地域内であると判定した場合(ステップS115:Y)、優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、優先度を『高』に設定する(ステップS120)。一方、配信先が警報の発令地域内であると判定しなかった場合(ステップS115:N)、優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、優先度を『低』に設定する(ステップS125)。
以上のようにして、ステップS110,S120,S125のいずれかにて応答処理の優先度を設定すると、優先度設定モジュール21bの機能により制御部20は、応答処理リストに応答処理を追加する(ステップS130)。すなわち、制御部20は、情報配信要求に応答する応答処理を応答処理リスト30bに追加するとともに、設定された優先度を当該応答処理に対応付ける。
具体的に、制御部20は、情報配信要求が地図配信要求であれば、複数の地図配信処理がリストアップされている応答処理リスト30bに今回の地図配信要求に応答する地図配信処理を追加する。同様に、制御部20は、情報配信要求が経路探索要求であれば、複数の経路探索処理がリストアップされている応答処理リスト30bに今回の経路探索要求に応答する経路探索処理を追加する。さらに、制御部20は、情報配信要求が経路配信要求であれば、複数の経路配信処理がリストアップされている応答処理リスト30bに今回の経路配信要求に応答する経路配信処理を追加する。また、制御部20は、情報配信要求が施設検索要求であれば、複数の施設検索処理がリストアップされている応答処理リスト30bに今回の施設検索要求に応答する施設検索処理を追加する。
(3−2)情報配信処理:
図2Bは、情報配信処理のフローチャートである。まず、応答モジュール21cの機能により制御部20は、最新の応答処理リスト30bを参照する(ステップS200)。本実施形態においては、応答処理として地図配信処理を実行する場合を例に挙げて説明する。この場合、制御部20は、複数の地図配信処理がリストアップされている応答処理リスト30bを参照する。
図2Bは、情報配信処理のフローチャートである。まず、応答モジュール21cの機能により制御部20は、最新の応答処理リスト30bを参照する(ステップS200)。本実施形態においては、応答処理として地図配信処理を実行する場合を例に挙げて説明する。この場合、制御部20は、複数の地図配信処理がリストアップされている応答処理リスト30bを参照する。
次に、応答モジュール21cの機能により制御部20は、要求時刻と優先度とに基づいて最優先の応答処理を取得する(ステップS210)。具体的に、制御部20は、応答処理リスト30bにリストアップされた複数の地図配信処理のなかから、最も優先度が高い地図配信処理を抽出し、最も優先度が高い地図配信処理が1個のみであれば当該地図配信処理を最優先の応答処理として取得する。また、制御部20は、最も優先度が高い地図配信処理が複数存在する場合には、これらの地図配信処理のうち最も要求時刻が早い(旧い)地図配信処理を最優先の地図配信処理として取得する。
次に、応答モジュール21cの機能により制御部20は、最優先の応答処理を実行する(ステップS220)。具体的に、制御部20は、応答処理リスト30bにリストアップされた複数の地図配信処理のうち、最も優先度が高い地図配信処理を実行する。その結果、地図配信要求を送信した車載器110に対して、当該車載器110に最新の地図情報30aが配信されることとなる。なお、地図配信処理においては、表1に示すように、現在時刻が警報発令期間内か否かに応じて送信する地図情報30aの内容が切り替えられることとなる。
次に、応答モジュール21cの機能により制御部20は、最優先の応答処理を応答処理リスト30bから削除する(ステップS230)。以上説明した情報配信処理を繰り返して実行することにより、最優先の地図配信処理を順に実行していくことができる。その結果、警報発令期間内においては、警報の発令地域に存在する車載器110の情報配信要求に対する応答処理を優先して実行することができ、警報の発令地域に存在する車載器11に迅速に情報を配信できる。なお、警報の発令地域に存在するユーザは、普段は車載器110を使用しなくても、避難等に車載器110を活用しようとするため、応答処理の処理負荷や配信情報のデータ量が大きくなりやすい。このような状況で、警報の発令地域に存在する車載器110の情報配信要求に対する応答処理を優先して実行することで、警報の発令地域に存在する車載器11に迅速に情報を配信できる。
(4)他の実施形態:
前記実施形態においては、警報発令期間内における優先度が『高』と『低』の二段階であったが、例えば警報の発令地域までの距離に短いほど優先度が高くなるように多段階の優先度が設定されてもよい。また、制御部20は、発令地域外からの情報配信要求に応答する応答処理を応答処理リスト30bに追加しないことにより、実質的に優先度を設定してもよい。この場合も、発令地域内からの情報配信要求に応答する応答処理が優先して実行されることとなる。
前記実施形態においては、警報発令期間内における優先度が『高』と『低』の二段階であったが、例えば警報の発令地域までの距離に短いほど優先度が高くなるように多段階の優先度が設定されてもよい。また、制御部20は、発令地域外からの情報配信要求に応答する応答処理を応答処理リスト30bに追加しないことにより、実質的に優先度を設定してもよい。この場合も、発令地域内からの情報配信要求に応答する応答処理が優先して実行されることとなる。
さらに、応答処理の種類(地図配信処理,経路探索処理,経路配信処理,施設検索処理)ごとに個別の応答処理リスト30bが作成されなくてもよく、単一の応答処理リスト30bに複数の種類の応答処理がリストアップされてもよい。例えば、地図配信処理と経路探索処理と経路配信処理と施設検索処理との間で、これらの実行に要する演算・通信のためのハードウェア・ソフトウェア資源が競合する場合、単一の応答処理リスト30bにリストアップすることで、地図配信処理と経路探索処理と経路配信処理と施設検索処理とを優先度の高い順に実行していくことができる。
また、警報発令期間内において、必ずしも警報発令期間外における地図情報が示す地図要素の一部が配信対象から除外されなくてもよく、警報発令期間外における地図情報と同一の地図情報が車載器110に配信されてもよい。また、制御部20は、警報発令期間内において、警報発令期間外において配信する地図情報30aよりも狭い地域の地図情報30aを配信してもよい。
さらに、応答処理として他の処理が実行されてもよい。例えば、制御部20は、応答処理として、車両の自動運転制御を行うための制御情報を配信してもよいし、車載器110の使用方法を説明するためのガイダンス情報を配信してもよい。
移動体は、ユーザとともに移動すればよく、ユーザが乗る乗り物であってもよいし、ユーザが携帯する携帯端末であってもよい。受付部は、複数の移動体から情報の配信要求を受け付ければよく、例えば無線通信を介して接続された複数の移動体から情報の配信要求を受けてもよい。情報の配信要求とは、移動体が発した配信要求であってもよいし、情報配信システムが自発的に発した配信要求であってもよい。例えば、予め計画された配信計画に基づいて、情報配信システムが配信要求を発してもよい。情報とは、移動体に配信する配信情報であり、配信情報は予め記録媒体に記録されていてもよいし、応答処理にて生成されてもよい。配信情報は移動体にて用いられる情報であればよく、配信情報に基づいて移動体が画像や音声を出力してもよい。
警報とは、災害が起こるおそれに応じて公衆に発令されるものであればよく、必ずしも気象庁等が発令する警報と一致しなくてもよい。例えば、気象庁等が発令する注意報を警報と見なしてもよいし、気象庁等が発令する特別警報が警報に含まれてもよい。さらに、警報は、実際に発生した災害を報知するものであってもよい。発令地域とは、警報の対象となる地域であり、災害が起こるおそれがある地域、または、実際に災害が起こった地域である。発令地域は、行政区画(都道府県、市区町村等)によって特定された地域であってもよいし、行政区画とは無関係に境界が規定された地域であってもよい。例えば、発令距離は、災害の発生地点から一定の距離以内の地域であってもよいし、特定の地形(火山,海岸線等)から一定の距離以内の地域であってもよい。また、移動体の位置とは、移動体の現在地であってもよいし、将来の位置であってもよい。例えば、移動体が移動する予定の移動予定経路が存在する場合、当該移動予定経路上の位置や目的地が、移動体の将来の位置であると見なされてもよい。さらに、いずれは自宅に帰宅するという予測から、移動体のユーザの自宅の位置が、移動体の将来の位置であると見なされてもよい。
ここで、応答処理は、移動体の移動予定経路を探索し、当該移動予定経路を示す経路情報を移動体に配信する処理であってもよい。これにより、警報の発令地域を通行する移動体に対して迅速に移動予定経路を示す経路情報を配信できる。経路情報とは、移動体にて経路案内(地図上における案内表示や進行方向等の音声案内)を行うための情報である。また、経路情報には、移動予定経路の周辺の地図を示す情報が含まれてもよい。なお、応答処理においては、最終的に経路情報が配信されればよく、経路情報を配信する前に、探索された移動予定経路の一覧を示す情報を移動体に配信してもよい。
さらに、応答処理は、移動体の位置の周辺の地図を示す地図情報を移動体に配信する処理であってもよい。これにより、警報の発令地域を通行する移動体に対して迅速に地図情報を配信できる。
さらに、応答部は、警報発令期間外においても、移動体の位置の周辺の地図を示す地図情報を移動体に配信する応答処理を実行するとともに、警報発令期間内において配信される地図情報が示す地図要素のうちの一部が、警報発令期間外において配信される地図情報が示す地図要素から除外されてもよい。このように、警報発令期間内においては、警報発令期間外における地図情報が示す地図要素の一部を配信対象から除外することにより、警報発令期間内における地図情報のデータ量を削減できる。従って、警報発令期間内における通信量を削減でき、警報の発令地域を通行する移動体に迅速に情報を配信できる。
さらに、応答処理は、移動体にて指定された検索条件に基づいて施設を検索し、当該検索された施設を示す施設情報を移動体に配信する処理であってもよい。これにより、警報の発令地域を通行する移動体に対して迅速に検索条件に合致する施設の施設情報を配信できる。
さらに、本発明のように、移動体の位置が警報の発令地域内であるか否かに応じて応答処理の優先度を設定する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のようなシステム、プログラム、方法は、単独の装置として実現される場合もあれば、車両に備えられる各部と共有の部品を利用して実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、以上のような装置を備えたナビゲーションシステム、情報配信システムや方法、プログラムを提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
10…情報配信システム、11…車載器、20…制御部、21…情報配信プログラム、21a…受付モジュール、21b…優先度設定モジュール、21c…応答モジュール、30…記録媒体、30a…地図情報、30b…応答処理リスト、40…通信部、110…車載器、120…制御部、121…ナビゲーションプログラム、130…記録媒体、130a…地図情報、130b…経路情報、140…通信部、150…測位部、160…ユーザI/F部、210…警報情報サーバ
Claims (6)
- 複数の移動体から情報の配信要求を受け付ける受付部と、
警報発令期間内において、前記移動体の位置が警報の発令地域内である場合、前記移動体の位置が前記発令地域外である場合よりも前記配信要求への応答処理の優先度を高く設定する優先度設定部と、
前記優先度の高い順に前記応答処理を実行する応答部と、
を備える情報配信システム。 - 前記応答処理は、前記移動体の移動予定経路を探索し、当該移動予定経路を示す経路情報を前記移動体に配信する処理である、
請求項1に記載の情報配信システム。 - 前記応答処理は、前記移動体の位置の周辺の地図を示す地図情報を前記移動体に配信する処理である、
請求項1に記載の情報配信システム。 - 前記応答部は、前記警報発令期間外においても、前記移動体の位置の周辺の地図を示す前記地図情報を前記移動体に配信する前記応答処理を実行するとともに、
前記警報発令期間内において配信される前記地図情報が示す地図要素のうちの一部が、前記警報発令期間外において配信される前記地図情報が示す地図要素から除外される、
請求項3に記載の情報配信システム。 - 前記応答処理は、前記移動体にて指定された検索条件に基づいて施設を検索し、当該検索された施設を示す施設情報を前記移動体に配信する処理である、
請求項1に記載の情報配信システム。 - コンピュータを、
複数の移動体から情報の配信要求を受け付ける受付部、
警報発令期間内において、前記移動体の位置が警報の発令地域内である場合、前記移動体の位置が前記発令地域外である場合よりも前記配信要求への応答処理の優先度を高く設定する優先度設定部、
前記優先度の高い順に前記応答処理を実行する応答部、
として機能させる情報配信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016221506A JP2018081359A (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 情報配信システムおよび情報配信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016221506A JP2018081359A (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 情報配信システムおよび情報配信プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018081359A true JP2018081359A (ja) | 2018-05-24 |
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ID=62198185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016221506A Pending JP2018081359A (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | 情報配信システムおよび情報配信プログラム |
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-
2016
- 2016-11-14 JP JP2016221506A patent/JP2018081359A/ja active Pending
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