JP2018077425A - 反射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鮮やかさと明るさを両立した複数色を表示可能な反射型表示装置を提供する。
【解決手段】反射型表示装置は、複数の画素電極を有し白及び黒を表示する反射型表示層と、画素電極のパターンに対応する複数の画素からなるパターンを有する、少なくとも3色のカラーフィルタとを備え、前記カラーフィルタは、所定の第1の色と、第1の色との色相角差が65度以上、120度以下、もしくは−120度以上、−65度以下の第2の色と、第1の色の色相角と第2の色の色相角の間の色相角を有する第3以降の色を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は反射型表示装置に関する。
表示装置として、表示単位ごとに透過率または反射率を変えることができる表示部と、表示部の表示単位ごとに、着色層が対向して配置されたカラーフィルタとを備える透過型または反射型の表示装置が知られている。
例えば、透過型表示装置として、バックライトを使用した透過型液晶表示装置が知られている。透過型液晶表示装置は、使用者がカラーフィルタを透過した光を直接見ることになるため、使用者の目にかかる負担が大きく、使用者が表示画面を長時間見続ける用途には適していない。
これに対して、反射型表示装置は、例えば、カラーフィルタに入射する自然光などの外光を、カラーフィルタに対向された反射型表示部によって反射することで、カラー表示が行われる。このため、反射型表示装置は、透過型表示装置に比べると使用者の目にかかる負担が小さくなり、使用者が表示画面を長時間見続ける作業により適している。反射型表示装置は、表示用光源を内蔵しなくても構成できるため、電力消費も少ない。
反射型表示装置の例として、例えば、電子泳動方式、ツイストボール方式などの反射型表示部を備えた装置が提案されている。このような反射型表示装置は、印刷された紙面と同様に外光の反射光によって文字や画像を表示するため、紙表示媒体に近い表示装置として注目されている。
特許文献1には、カラーフィルタを用いて反射型装置をカラー化する手法が提案されている。
特許文献2には、補色関係にない2色のみの着色画素を形成することで、第1の表示色を表示した場合、第2の表示色を表示した場合、さらに前記2色が混合された第3の表示色において鮮やかなカラーを提供する方法が提案されている。
特許文献2のカラーフィルタでは、発色できる色を限定することで、特許文献1に代表される、RED,GREEN,BLUE、もしくはMAGENTA,CYAN,YELLOWのような原色をサブ画素に用いる方法と比較して、明るく、鮮やかなカラーフィルタ表示ができる反射型表示装置が提供されている。
特開2003−161964号公報 国際公開第2015/045357号
しかしながら、特許文献2で提案されている2色のみで着色画素を形成するカラーフィルタは、第1の色を発色する際に、少なくとも第2の色を消色する必要がある。したがって、第1の色を発色する際に使用できる画素の最大領域は1/2のみであり、暗くなる。第2の色も上記の理由により暗くなり、十分に明るく、鮮やかな色を実現することは困難であった。
本発明は、明るく、鮮やかな色を実現可能な複数色を表示可能なカラーフィルタを提供することを目的とする。
本発明の一局面は、複数の画素電極を有し白及び黒を表示する反射型表示層と、画素電極のパターンに対応する複数の画素からなるパターンを有する、少なくとも3色のカラーフィルタとを備え、前記カラーフィルタは、所定の第1の色と、第1の色との色相角差が65度以上、120度以下、もしくは−120度以上、−65度以下の第2の色と、第1の色の色相角と第2の色の色相角の間の色相角を有する第3以降の色を有することを特徴とする反射型表示装置である。
また、カラーフィルタは3色のみの色を有し、第3の色の色相角度は、第1の色の色相角度および第2の色の色相角度の中間の色相角度から−15度以上、かつ15度以下であってもよい。
また、画素は、3個以上、25個以下のサブ画素で構成されてもよい。
また、第1の色および第2の色は、1画素に占める着色部分の割合が、いずれも20%以上、40%以下であってもよい。
また、画素に占める非着色部分の割合が40%以下であってもよい。
本発明によれば、鮮やかさと明るさを両立した複数色を表示可能な反射型表示装置を提供することができる。
反射型表示装置の断面図 L*a*b*表色系における第1の色の範囲、第2の色の範囲、第3以降の色の範囲を示す図 反射型表示装置の単位画素の例
以下、本発明の一実施形態に係る反射型表示装置について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係る反射型表示装置100の模式断面図を図1に示す。反射型表示装置100は、表示装置基板1、画素電極2、接着層3、反射型表示層4、透明電極層5、透明電極付きフィルム層6、接着層11、カラーフィルタ層7,8,9、受像層10、保護フィルム12を備える。反射型表示装置100は、複数の画素電極2によって白、及び黒の表示が駆動される反射型表示層4と、画素電極2のパターンに対応する画素パターン(複数のサブ画素からなる複数の画素のパターン)を有するカラーフィルタ7,8,9とにより、カラー表示を行う。図1において基板1から透明電極つきフィルム層11までの範囲の積層体は、白黒表示の反射型表示装置を構成する。カラーフィルタ7,8,9の各画素は、着色画素として、第1の色を示す着色部と第2の色を示す着色部、第3の色を示す着色部を表しているが、サブ画素の色の割当はこの形に制限されず、場合によっては、第1の色と第2の色の間の色相角を示す第4以降の着色部を配色してもよいし、透明なサブ画素として機能させるために、着色部を設けなくてもよい。
反射型表示層4は電気泳動方式を用いたもの、または、ツイストボールを用いたものを用いることができるが、電界により、表示を切り替えることが可能であれば方式は問わない。
本実施形態のカラーフィルタは、フォトリソ方式、オフセット印刷方式、インクジェット方式等により、形成することができるが、サブ画素に規則正しく狙いの位置に着色部を形成することができれば、方式は問わない。
着色部に用いる顔料は、PigmentRed9,19,38,43,97,122,123,144,149,166,168,177,179,180,192,208,215,216,217,220,223,224,226,227,228,240,254、PigmentBlue15,15:3,15:6,16,22,29,60,64、PigmentGreen7,36、PigmentOrange36、PigmentViolet23、PigmentYellow150などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。また、色相角を調整するために、前記顔料を2種類以上混合してもよい。
色相角(h)は、色をL*a*b*表色系で表現した際に式(1)〜(3)で表される。第1の色と第2の色の色相角差は第1の色と第2の色の色相角の差で求められる。
図2には、第1の色相角(第1の色の色相角)に対する第2の色相角(第2の色の色相角)の範囲、及び第3以降の色相角(第3以降の色の色相角)の範囲の一例をL*a*b*表色系で示した。図2では第1の色相角22を45°と設定したが、この値は0°〜360°の範囲で自由に設定できる。第1の色相角22が45°の場合、第2の色相角がとり得る範囲は285°〜340°(第2の色相角の範囲(a)23)、もしくは110°〜175°(第2の色相角の範囲(b)24)となる。第3以降の色相角がとり得る範囲は、第1の色相角と第2の色相角の間(第1の色相角と第2の色相角と原点とが作る小さい方の扇形の内側)であればよいが、第2の色相角の範囲(a)23の場合は355°(−5°)〜30°(第3の色の色相角の範囲(a)25)、第2の色相角の範囲(b)24の場合は60°〜95°(第3の色の色相角の範囲(b)26)とするのが好ましい。この範囲の色相角に調整すれば、第1の発色状態、第2の発色状態、及び第3の発色状態で明るく、鮮やかな表示を実現することができる。
図3には、1画素を構成するサブ画素の区切りとサブ画素に対応する第1の色、第2の色及び第3の色の配置例を示した。少なくとも第1の色と、第2の色、及び第3の色を1画素内に着色するために、1画素を構成するためのサブ画素は3つ以上必要である。図3の例(a)は画素をストライプ状3つのサブ画素に区切り、第1の色と第2の色、及び第3の色の画素7,8,9を着色した例である。サブ画素はストライプ状である必要はなく、例えば図3の例(b)のようにアイランド状に区切ることもできる。また、一部を非着色画素28としてもよい。また、図3の例(c)のようにアイランド状に区切ったサブ画素の一部に第1の色相角と第2の色相角の間かつ、第3の色とは異なる色の第4の色の画素27を配置してもよい。あらかじめサブ画素が正方形となっている白黒反射型表示装置にストライプ状のカラーフィルタを形成するには、例えば図3の例(d)のように9つのサブ画素で一つの画素を形成し、縦、または横方向に直線状に同じ色、例えば第1の色を配列し、隣り合う列に別の色、例えば第2の色、同様に第3の色を着色してもよい。このとき、発色時の明るさを向上させるために非着色画素28を配置してもよい(図3の例(e))。また、各色の配置のバランスは均一でなくともよく、例えば、第1の色の着色面積率を上げてもよい(図3の例(f))。サブ画素の数は図3の例(g)のように25まで増やしてもよい。サブ画素の数が25を超えると表示装置の解像度が悪化する。図3の例(g)のように例えば、第1と第2の色を25箇所あるサブ画素のうちそれぞれ10箇所のサブ画素(40%)に配置し、第3以降の色を5箇所のサブ画素(20%)に配置することで、60%の下地面積で、後述する第1、及び第2の発色状態を作り出すことができる。その際に、第1、及び第2の色を発色するために使用できる下地面積は40%となり、彩度が強調される発色状態が実現できる。また、彩度よりも明るさを重要視したい場合は図3の例(h)のように非着色部分を追加することもできる。さらに、図3の例(i)のように、第4以降の色も追加することもできる。
任意の第1の色と、第1の色との色相角差が65度以上、120度以下、もしくは−120度以上、−65度以下の第2の色と、第1の色の色相角と第2の色の色相角の間の色相角を有する第3以降の色を有することが好ましい。こうすることで、第3以降の色は第1の色と第2の色の中間の色相であるので、第1の色と第3以降の色を発色状態にし、第2の色のみを消色した場合の色(第1の発色状態)と、第2の色と第3以降の色を発色状態にし、第1の色のみを消色した場合の色(第2の発色状態)、さらに、すべての画素を発色状態にし、第1の色、第2の色、及び第3以降の色の混色を表示した場合の色(第3の発色状態)を明確に区別しやすい発色状態として、使い分けることができる。このとき、これらの色を表示するために必要な画素の面積を1/2よりも広い面積にすることが可能となる。広い面積を使用し、発色することで、明るく、鮮やかな色を実現することができる。第1の色と第2の色の色相角差が−65度よりも大きく、65度よりも小さい場合、第1の発色状態と第2の発色状態、および第3の発色状態の色差が小さくなり、色の違いを表現するのが困難となる。一方で、色相角度差が120度よりも大きいか、−120度より小さくなった場合、発色する際に第3以降の色が第1の色、及び(または)第2の色との色差が大きくなるため、第3以降の色との混色の際に彩度が低下する。
また、1画素を構成するためのサブ画素の数が3以上とすると、第3以降の色をサブ画素に配置することが可能となる。さらに、第1の色、及び(または)第2の色を1画素中で複数のサブ画素に配置することで、着色面積の調整が可能となる。これにより、強調したい色を多くの画素にわたり配置すること、もしくは明るさを得るために非着色にする画素を確保することなど、要求される色を再現性よく実現することが可能となる。サブ画素の数が2以下の場合、第3以降の色を配置することができなくなり、25を上回ると、1画素の面積が大きくなり、解像度が悪化する。
また、第1と第2の色の1画素に占める着色部分の面積の割合を、20%以上、40%以下とすると、明るく、鮮やかな色を実現することができる。20%以下になると、鮮やかな色が出なくなる。一方で、40%以上になると第1の発色状態、及び(または)第2の発色状態の際に、少なくとも40%の画素を消色する必要が生じるため、明るさが得られなくなる。
また、1画素に占める非着色部分の面積の割合を、40%以下とすると、発色時の彩度を向上させることができる。40%以上の場合、着色部分の割合が少なくなり、十分な彩度が得られなくなる。
また、第3の色は第1の色相角と第2の色相角の中間の色相角から−15度以上、かつ15度以下の色を有するようにすると、第3の色が第1の色相角と第2の色相の中間に位置することで、第1の発色状態、及び第2の発色状態の明るさ、彩度を向上させるために寄与することができる。第3の色の色相角が前記角度の範囲外に位置すると、第1の発色状態、もしくは第2の発色状態のどちらか一方にのみ寄与し、どちらか一方に悪影響を与え、彩度が低下する。
実施例、及び比較例に係る反射型表示装置は、サブ画素数、インクの色相角、各インクのサブ画素の使用範囲を表1に示すように相異ならせ、第1、第2の発色の明彩度と解像度、明るさを判定した。各実施例、比較例における結果を表2にまとめた。詳細に関しては以下に記す。
(実施例1)
図1に記載の反射型表示装置において、受像層11から保護フィルム12を含まない、白黒の表示のみを行う白黒反射型表示装置を用意した。白黒反射型表示装置の1画素(カラーフィルタを搭載していない)の幅は217μm×217μmで、画素数はx軸が400、y軸が600である。
白黒反射型表示装置をカラー化するために、カラーフィルタを搭載した。カラーフィルタはインクジェット法にて形成した。
インクジェット法でカラーフィルタを形成するために、白黒反射表示装置に受像層11を形成した。受像層はウレタン系樹脂を12重量部、トルエンを20重量部、イソプロピルアルコールを40重量部、γブチロラクトンを28重量部含むものをブレードコーターでギャップ100μmにてコーティングした後、70℃、5分で乾燥した。受像層の乾燥膜厚は10μmとなった。
形成された受像層にインクジェット法を用いて着色画素の形成を行った。着色画素形成後、第1の発色、及び第2の発色状態にし、日本電色工業製の分光色差計NF333を用いてL*a*b*表色系における色を測定した。
反射型表示装置は彩度Cが30以上であること、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabが15以上であること、発色時に十分な明るさが感じられること、解像度が問題ないと感じられることを判断し、これらが満たせているサンプルを表2に示す判定(〇)とし、一つでも満たせないサンプルを判定(×)とした。発色時の明るさは色相の影響を大きく受ける(例えば緑色の場合、反射率は高くなりやすくなり、赤、青系の色は反射率が低くなりやすくなる。)ため、官能評価で判断した。また、解像度の良し悪しに関しても官能評価を行った。
サブ画素は3箇所とし、各使用範囲は33%とした。色相角は第1の色が45°、第2の色が125°、第3の色が90°となるように調整した。
第1の色は顔料としてPigmentYellow150を0.23重量部、PigmentRed254を0.68重量部、分散剤を0.49重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.60重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合し、第1の色のインクを作製した。
第2の色は顔料としてPigmentYellow150を0.51重量部、PigmentGreen36を0.26重量部、分散剤を0.54重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.68重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
第3の色は顔料としてPigmentYellow150を0.63重量部、PigmentRed254を0.08重量部、分散剤を0.46重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
上記各色のインクをインクジェットヘッドに充填し、受像層とヘッドの距離を1mmとして各サブ画素に所定のインクを精度10μm以内で打ち込んだ後、インクを70℃5分で乾燥し、カラーフィルタの着色部分とした。
このようにして作製された反射型表示装置は、彩度Cが第1の発色で45.4、第2の発色で48.6、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは19.4となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(実施例2)
サブ画素は3箇所とし、各使用範囲は33%とした。色相角は第1の色が45°、第2の色が340°、第3の色が15°となるように調整した。第1の色と第2の色の色相角差は、Lb表色系上で第1の色の点から第2の色の点まで反時計周りに回転させると、295°となるが、時計周りに回転させると65°となる。この場合の色相角は65°とする。
第1の色は実施例1の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は顔料としてPigmentRed122を0.54重量部、PigmentRed254を0.08重量部、分散剤を0.33重量部、固形分としてメラミン樹脂を29.04重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
第3の色は顔料としてPigmentRed122を0.23重量部、PigmentRed254を0.54重量部、分散剤を0.40重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.82重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で44.8、第2の発色で39.0、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは16.0となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(実施例3)
サブ画素は3箇所とし、各使用範囲は33%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が125°、第3の色が60°となるように調整した。
第1の色は顔料としてPigmentRed122を0.39重量部、PigmentRed254を0.40重量部、分散剤を0.41重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.79重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
第2の色は実施例1の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は顔料としてPigmentRed122を0.51重量部、PigmentRed254を0.30重量部、分散剤を0.48重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.71重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で36.8、第2の発色で34.1、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは31.0となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(実施例4)
サブ画素は9箇所とし、各使用範囲は33%とした。色相角は第1の色が45°、第2の色が340°、第3の色が15°となるように調整した。
第1の色、第2の色、第3の色は実施例2と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で45.5、第2の発色で39.0、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは16.7となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(実施例5)
サブ画素は9箇所とし、各使用範囲は第1の色が22%、第2の色が22%、第3の色が11%、第4の色が11%、非着色の領域を33%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が125°、第3の色が70°、第4の色が45°となるように調整した。
第1の色は実施例3の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例3の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は顔料としてPigmentYellow150を0.50重量部、PigmentRed254を0.19重量部、分散剤を0.43重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.86重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で32.5、第2の発色で31.0、第1の色と第2の色の色差ΔEabは32.4となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(実施例6)
サブ画素は25箇所とし、各使用範囲は第1の色が20%、第2の色が20%、第3の色が20%、第4の色が20%、非着色の領域を20%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が125°、第3の色が30°、第4の色が40°となるように調整した。
第1の色は実施例3の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例3の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は顔料としてPigmentRed254を0.86重量部、分散剤を0.46重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.73重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で33.6、第2の発色で31.5、第1の色と第2の色の色差ΔEabは33.1となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(実施例7)
サブ画素は25箇所とし、各使用範囲は第1の色が20%、第2の色が20%、第3の色が20%、非着色の領域を40%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が125°、第3の色が70°となるように調整した。
第1の色は実施例3の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例3の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は実施例5の第3の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で30.0、第2の発色で30.2、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは28.4となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(実施例8)
サブ画素は25箇所とし、各使用範囲は第1の色が40%、第2の色が40%、第3の色が20%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が125°、第3の色が70°となるように調整した。
第1の色は実施例3の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例3の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は実施例5の第3の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で35.9、第2の発色で33.9、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは35.2となった。また解像度、明るさ共に良好な結果となった。
(比較例1)
サブ画素は3箇所とし、各使用範囲は第1の色が50%、第2の色が50%とした。色相角は第1の色が45°、第2の色が125°となるように調整した。
第1の色は実施例1の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例1の第2の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で26.0、第2の発色で39.2、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは27.7となった。解像度は良好であったが、パネル発色時の明るさは十分ではなかった。第1の発色で彩度が30より小さかったこと、明るさが十分ではなかったことから、判定を×とした。
(比較例2)
サブ画素は3箇所とし、各使用範囲は第1の色が33%、第2の色が33%、第3の色が33%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が135°、第3の色が70°となるように調整した。
第1の色は実施例3の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は、顔料としてPigmentYellow150を0.51重量部、PigmentRed254を0.60重量部、分散剤を0.82重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.07重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
第3の色は実施例5の第3の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で33.3、第2の発色で29.0、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは32.3となった。解像度、明るさ共には良好であった。第2の発色で彩度が30より小さかったことから判定を×とした。
(比較例3)
サブ画素は3箇所とし、各使用範囲は第1の色が33%、第2の色が33%、第3の色が33%とした。色相角は第1の色が45°、第2の色が345°、第3の色が15°となるように調整した。
第1の色は実施例1の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は、顔料としてPigmentRed122を0.75重量部、PigmentRed254を0.14重量部、分散剤を0.47重量部、固形分としてメラミン樹脂を28.63重量部、溶剤としてカルビトールアセテートを70重量部混合した。
第3の色は実施例2の第3の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で39.3、第2の発色で45.5、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは14.0となった。解像度、明るさ共には良好であった。第1の発色と第2の発色の色差ΔEabが15より小さかったことから判定を×とした。
(比較例4)
サブ画素は25箇所とし、各使用範囲は第1の色が16%、第2の色が16%、第3の色が68%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が125°、第3の色が60°となるように調整した。
第1の色は実施例3の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例3の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は実施例3の第3の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で23.3、第2の発色で22.4、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは27.0となった。解像度、明るさ共には良好であった。第1の発色と第2の発色の彩度が30を下回ったため、判定を×とした。
(比較例5)
サブ画素は25箇所とし、各使用範囲は第1の色が20%、第2の色が20%、第3の色が8%、非着色領域を52%とした。色相角は第1の色が5°、第2の色が125°、第3の色が60°となるように調整した。
第1の色は実施例3の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例3の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は実施例3の第3の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で22.4、第2の発色で21.2、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは25.0となった。解像度、明るさ共には良好であった。第1の発色と第2の発色の彩度が30を下回ったため、判定を×とした。
(比較例6)
サブ画素は36箇所とし、各使用範囲は第1の色が33%、第2の色が33%、第3の色が33%とした。色相角は第1の色が45°、第2の色が125°、第3の色が90°となるように調整した。
第1の色は実施例1の第1の色と同じものを用いた。
第2の色は実施例1の第2の色と同じものを用いた。
第3の色は実施例1の第3の色と同じものを用いた。
上記各色のインクを用いて作製した反射型示装置は、彩度Cが第1の発色で46.1、第2の発色で49.4、第1の発色と第2の発色の色差ΔEabは20.7となった。明るさは良好であったが、解像度が悪かったため判定を×とした。
本発明はカラーフィルタを備える反射型表示装置などに利用可能である。
1 表示装置基板
2 画素電極
3 接着層
4 反射型表示層
5 透明電極層
6 透明電極付きフィルム層
7 カラーフィルタ層(第1の色の着色画素)
8 カラーフィルタ層(第2の色の着色画素)
9 カラーフィルタ層(第3の色の着色画素)
10 受像層
11 接着層
12 保護フィルム
21 第1の色
22 第1の色の色相角
23 第2の色の色相角の範囲(a)
24 第2の色の色相角の範囲(b)
25 第3の色の色相角の範囲(a)
26 第3の色の色相角の範囲(b)
27 カラーフィルタ層(第4の色の着色画素)
28 非着色画素

Claims (5)

  1. 複数の画素電極を有し白及び黒を表示する反射型表示層と、
    前記画素電極のパターンに対応する複数の画素からなるパターンを有する、少なくとも3色のカラーフィルタとを備え、
    前記カラーフィルタは、所定の第1の色と、前記第1の色との色相角度差が65度以上、120度以下、もしくは−120度以上、−65度以下の第2の色と、前記第1の色の色相角度と前記第2の色の色相角度の間の色相角度を有する第3以降の色とを有することを特徴とする反射型表示装置。
  2. 前記カラーフィルタは3色のみの色を有し、
    第3の色の色相角度は、前記第1の色の色相角度および前記第2の色の色相角度の中間の色相角度から−15度以上、かつ15度以下であることを特徴とする反射型表示装置。
  3. 前記画素は、3個以上、25個以下のサブ画素で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の反射型表示装置。
  4. 前記第1の色のおよび前記第2の色は、前記画素に占める着色部分の面積の割合が、いずれも20%以上、40%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の反射型表示装置。
  5. 前記画素に占める非着色部分の面積の割合が、40%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の反射型表示装置。
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