JP2018077168A - シミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム - Google Patents

シミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 3次元形状を計測することができるシミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラムを提供する。【解決手段】 シミュレーション装置は、形状計測対象を撮像するカメラと、前記カメラにより取得された画像から前記形状計測対象の特徴点を抽出する第1抽出部と、計算機上において、前記形状計測対象に対応する仮想対象と前記カメラに対応する仮想カメラとを生成する生成部と、前記仮想カメラにより取得された仮想画像から前記仮想対象の特徴点を抽出する第2抽出部と、前記第1抽出部が抽出した第1特徴点と前記第2抽出部が抽出した第2特徴点との差異に基づいて、前記生成部が前記仮想対象を生成するための数式パラメータを修正する修正部と、を備える。【選択図】 図1

Description

本件は、シミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラムに関する。
立体物の形状を計測する技術が望まれている。立体物の形状計測方法には、(1)投影機やカメラで取得できる画像から寸法を計測する方法、(2)光切断法を用いて3次元形状を計測する方法(例えば、特許文献1参照。)、(3)ステレオ計測法や縞投影法などを用いる方法がある。
特開2010−101693号公報
(1)については、2次元画像を用いる計測であるため、得られる情報も限定的となる。(2)については、3次元形状を得るために立体物を精度よく回転、あるいは移動させながら計測する必要があって回転または移動機構を設ける必要もあるため、装置が高価かつ計測に時間がかかる。(3)については、例えば表面に特徴がない対象や、表面の金属光沢が強くパターンを投影することが難しい対象などに対しては3次元形状を計測すること自体が困難である。
1つの側面では、本発明は、立体物の3次元形状を計測することができるシミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、シミュレーション装置は、形状計測対象を撮像するカメラと、前記カメラにより取得された画像から前記形状計測対象の特徴点を抽出する第1抽出部と、計算機上において、前記形状計測対象に対応する仮想対象と前記カメラに対応する仮想カメラとを生成する生成部と、前記仮想カメラにより取得された仮想画像から前記仮想対象の特徴点を抽出する第2抽出部と、前記第1抽出部が抽出した第1特徴点と前記第2抽出部が抽出した第2特徴点との差異に基づいて、前記生成部が前記仮想対象を生成するための数式パラメータを修正する修正部と、を備える。
立体物の3次元形状を計測することができるシミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラムを提供することができる。
実施例1に係る形状計測装置の全体構成を例示する図である。 仮想計測対象を例示する図である。 (a)は実装置で撮像された画像を例示する図であり、(b)は第1抽出部によって抽出された特徴点を例示する図であり、(c)は仮想装置で撮像された画像を例示する図であり、(d)は第2抽出部によって抽出された特徴点を例示する図である。 形状モデル修正の方法を例示する図である。 形状計測装置による形状計測の処理の一例を表すフローチャートである。 (a)〜(e)は、バネ以外の計測対象を例示する図である。 処理装置のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るシミュレーション装置100の全体構成を例示する図である。図1で例示するように、シミュレーション装置100は、実装置10、処理装置20、表示装置30などを備える。実装置10は、形状計測対象40を現実に撮像する装置である。実装置10は、第1照明11、第2照明12、第1カメラ13、第2カメラ14などを備える。処理装置20は、画像入力部21、第1特徴抽出部22、仮想装置生成部23、仮想画像算出部24、第2特徴抽出部25、比較部26、モデル修正部27、出力部28などとしての機能を有している。
第1照明11および第2照明12は、互いに異なる位置から形状計測対象40に光を照射する。第1カメラ13および第2カメラ14は、互いに異なる位置から形状計測対象40を撮像する。第1照明11および第2照明12が異なる位置から形状計測対象40に光を照射するため、第1照明11および第2照明12は、形状計測対象40の画像を適切な明るさで撮像することができる。形状計測対象40が大きい場合に、実装置10は、形状計測対象40や、第1カメラ13および第2カメラ14を移動させることで、形状計測対象40の全面を撮像してもよい。または、実装置10は、複数の視点を1つのカメラで取得するために、ステージなどの機構部や、形状計測対象40やカメラその他の部品を保持するさまざまな部品を含む場合もある。したがって、実装置10は、複数のカメラを備えずに1つのカメラを備えていてもよい。
画像入力部21は、第1カメラ13が撮像した画像(以下、第1画像と称する)を第1カメラ13から取得し、第2カメラ14が撮像した画像(以下、第2画像と称する)を第2カメラ14から取得する。画像入力部21は、第1画像および第2画像を格納する。画像入力部21が複数のカメラから取得した画像を、実画像群と称する。本実施例においては、実画像群は、第1画像および第2画像である。
第1特徴抽出部22は、画像入力部21に格納された第1画像および第2画像に対して、Cannyエッジオペレータを用いたエッジ検出処理、2値化処理等の画像処理を適用することにより、形状計測対象40の輪郭データを取得する。また、第1特徴抽出部22は、取得した輪郭データに対して微分処理などの形状分析を行うことにより、形状計測対象40に関する特徴点を抽出する。特徴点として、輪郭に現れる頂点、端点などを用いることができる。これらの特徴点を抽出する画像処理は一例であり、例えばHarrisのコーナー検出処理、SIFT(Scale−Invariant Feature Transform)特徴量などをさらに用いてもよい。第1特徴抽出部22によって抽出された特徴点群を、第1特徴点群と称する。特徴点として、上記の輪郭情報を元にした特徴量の他に、物体表面の文字やパターンその位置や姿勢およびエッジ情報などを利用することもできる。また、物体表面に照明が当たる際に生じる対象の明暗画像から同じ明るさの画素を抽出してできる等高線の情報を特徴点として用いることもできる。また物体の表面色に変化がある場合には、カメラで撮像した際の物体の色情報を特徴量に利用してもよい。
仮想装置生成部23は、計算機上において、形状計測対象40、実装置10の各構成部品などをデジタル的に再現して仮想装置50を生成する。すなわち、仮想装置生成部23は、形状計測対象40、実装置10の各構成部品などを仮想化する。例えば、カメラの仮想化においては、実装置10で使用しているカメラの位置や姿勢、さらに主点位置や焦点距離などのカメラのパラメータをカメラキャリブレーションにより実測しておく。仮想装置生成部23は、実測結果を基に仮想カメラを配置することで、実装置10と正確に対応付けられた仮想装置50を生成することができる。カメラキャリブレーションには、例えば、Z.Zhangによる方法“A flexible new technique for camera calibration". IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, 22(11):1330-1334, 2000)”などを用いることができる。照明や機構系などその他の部品に関しては、実装置10の設計データを基にそれぞれの仮想部品を配置することができる。
以上のように、仮想装置生成部23は、第1照明11に対応する照明を仮想化することで第1仮想照明51を生成し、第2照明12に対応する照明を仮想化することで第2仮想照明52を生成する。また、仮想装置生成部23は、第1カメラ13に対応するカメラを仮想化することで第1仮想カメラ53を生成し、第2カメラ14に対応するカメラを仮想化することで第2仮想カメラ54を生成する。
形状計測対象40の仮想化においては、例えば、形状計測対象40を表現できる数式モデルを用いる。例えば、バネの形状は、螺旋表現を用いることで、下記式(1)〜(3)で表現することができる。
Figure 2018077168
Figure 2018077168
Figure 2018077168
図2は、形状計測対象40のモデル(以下、仮想計測対象60と称する。)を例示する図である。図2の例では、仮想計測対象60は、バネである。図2で例示するように、z軸は、バネの軸方向である。したがって、z軸は、バネの螺旋が延びる方向である。x軸およびy軸は、互いに直交するとともに、z軸とも直交する。バネのピッチ単位をxy平面に投影すると、略円となる。dは、バネの線径である。Dは、バネの外径である。pは、バネピッチである。(x,y,z)は、バネの一端部の位置である。なお、上記式(1)においてバネ外径Dおよびバネピッチpを定数としているが、θ(あるいはz)に応じて変動させてもよい。この場合、バネ外径DはD(θ)と表され、バネピッチpはp(θ)と表される。または、上記式(1)に、(α,β,γ)の姿勢変化を付加する変換行列を掛けてもよい。さらに、上記式(1)に、θ(あるいはz)に応じて変動する位置変化(dx(z),dy(z),0)を加えてもよい。上記式(1)に対してバネ線径dの厚みをつけて、バネのz軸方向の全長Lを規定することで、バネのモデルを仮想化することができる。
仮想画像算出部24は、仮想装置生成部23で生成した仮想装置50における第1仮想カメラ53および第2仮想カメラ54が撮像する仮想計測対象60の画像を算出する。画像の算出においては、パストレーシング法、フォトンマッピング法などを用いたフォトリアルレンダリングの手法を用いることにより、実装置10のカメラで取得できる画像とほぼ同じ画像を算出することができる。算出された複数の画像を仮想画像群と称する。
レンダリング(画像の算出)においては、計測対象やその他の部品の表面分光反射率などの光学特性のほか、照明の配光分布を定義しレンダリングを行うことで、仮想画像群を実画像群に近づけることができる。また、焦点距離などカメラのレンズ設定は、上記のカメラキャリブレーションで求めた数値を用いることで、仮想画像群を実画像群に近づけることができる。パストレーシング法やフォトンマッピング法は計算時間がかかる手法であるため、時間短縮の目的でスキャンライン法などの簡易的なレンダリング手法を用いてもよい。
第2特徴抽出部25は、仮想画像群に対して、第1特徴抽出部22と同様の特徴抽出を行う。第2特徴抽出部25によって抽出された特徴点群を、第2特徴点群と称する。比較部26は、第1特徴抽出部22が抽出した第1特徴点群と、第2特徴抽出部25が抽出した第2特徴点群との差異を求める。図3(a)は、実装置10で撮像された実画像を例示する図である。図3(b)は、第1特徴抽出部22によって抽出された第1特徴点群を例示する図である。図3(c)は、仮想装置50で撮像された仮想画像を例示する図である。図3(d)は、第2特徴抽出部25によって抽出された第2特徴点群を例示する図である。
実装置10で抽出された第1特徴点群をxとする。rは、各点の識別子である。仮想装置50で抽出された第2特徴点群をxとする。vは、各点の識別子である。モデル修正部27は、第1特徴点群と第2特徴点群との差異に基づいて、仮想装置生成部23が仮想計測対象60を生成するための数式パラメータ群を修正する。例えば、第1特徴点群および第2特徴点群において、位置が対応する特徴点同士が遠い場合に、仮想計測対象60のパラメータ群を修正する。例えば、モデル修正部27は、第1特徴点群および第2特徴点群において、位置が対応する特徴点同士の距離の合計が所定の値(許容値)以上である場合に、仮想計測対象60を生成するための数式パラメータ群を順次修正し、仮想装置50の仮想計測対象60を順次更新する。モデル修正部27は、最終的には上記式(4)の評価値が最小となるようなパラメータ群pをLevenberg-Marquardt法などの最適化手法を使って探索する。
第1特徴点群および第2特徴点群において、位置が対応する特徴点同士の距離の合計を算出するための式として、下記式(4)を用いることができる。下記式(4)において、pは、図2を用いて説明した仮想計測対象60のパラメータ群である。
Figure 2018077168
なお、仮想計測対象60の修正の方法として、パラメータ群pによる指定以外の手法を用いてもよい。例えば、図4で例示するように、バネ形状を規定、あるいは操作する複数の操作点を設定し、それら複数の操作点の位置を変化させることでモデルを修正する方法を用いてもよい。操作点は、仮想計測対象の立体形状を規定するために必要な点群である。例えば、図4のようにバネの線径が変化しないバネにおいては、形状を規定するためにはバネ中心の軌跡を等分、あるいは不等分に区切る点群により立体形状が規定できる。操作点のその他の例としては、仮想計測対象の表面形状をデータ化する際にCADソフトやコンピュータグラフィックなどで使用されるポリゴンの各頂点を利用してもよい。
出力部28は、形状計測結果を出力する。出力部28は、上記式(4)の評価値が所定の値以下である場合に、パラメータ群pで決定されるバネ形状が形状計測対象40のバネの3次元形状であるとして、表示装置30や記録装置に出力する。表示装置30は、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスパネルなどであり、出力部28が出力する仮想計測対象60を表示する。
図5は、シミュレーション装置100による形状計測の処理の一例を表すフローチャートである。図5で例示するように、画像入力部21は、第1カメラ13および第2カメラ14から撮像結果(実画像群)を受け取り、格納する(ステップS1)。第1特徴抽出部22は、実画像群から形状計測対象40の第1特徴点群を抽出する(ステップS2)。
次に、仮想装置生成部23は、仮想計測対象60を生成するための数式の初期パラメータ群を設定する(ステップS3)。次に、仮想装置生成部23は、設定されたパラメータ群を用いて、形状計測対象40に対応する仮想計測対象60を仮想的に生成する。また、仮想装置生成部23は、実装置10の設計データをもとに、仮想装置50を生成する。さらに、仮想画像算出部24は、第1仮想カメラ53および第2仮想カメラ54から撮像結果(仮想画像群)を算出し、格納する(ステップS4)。
次に、第2特徴抽出部25は、仮想画像群から仮想計測対象60の第2特徴点群を抽出する(ステップS5)。次に、比較部26は、第1特徴点群と第2特徴点群との差異を求める(ステップS6)。例えば、上記式(4)を用いることで、第1特徴点群と第2特徴点群との間で、位置が対応する点間が遠いか近いかを判断する。比較部26は、比較の結果、特徴点群間誤差(上記差異)が許容値未満であるか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7で「No」と判定された場合、モデル修正部27は、仮想計測対象60を生成するための数式のパラメータ群を修正する(ステップS8)。その後、ステップS4から再度実行される。ステップS7で「Yes」と判定された場合、フローチャートの実行が終了する。
図6(a)〜図6(e)は、バネ以外の形状計測対象40を例示する図である。図6(a)は、形状計測対象40の立体物モデルを例示する図である。図6(a)のように、複数の直線によって表すことができる形状計測対象40を用いてもよい。図6(a)の立体物モデルは、15本の直線でエッジが構成される。この場合のパラメータは、下記式(5)で表すように、(x,y,z,a,b,c)である。ただし、nは各直線を表すため、n=1,2,…mである。図6(a)の例では、m=15である。
Figure 2018077168
図6(b)は、画像入力部21が取得した実画像を例示する図である。図6(c)は、第1特徴抽出部22が抽出した第1特徴点群を例示する図である。図6(d)は、仮想画像算出部24が算出した仮想画像を例示する図である。図6(e)は、第2特徴抽出部25が抽出した第2特徴点群を例示する図である。図6(c)および図6(e)では、特徴点として輪郭線の頂点および端点が抽出されている。
モデル修正部27は、バネの場合と同様に、第1特徴点群および第2特徴点群において、位置が対応する特徴点同士が遠い場合に、仮想計測対象60を生成するための数式パラメータ群を順次修正し、仮想装置50の仮想計測対象60を順次更新する。バネの例のように、判断指標として、第1特徴点群および第2特徴点群の位置が対応する特徴点同士の距離の合計を用いることができる。モデル修正部27は、最終的には上記式(4)の評価値が最小となるようなパラメータ群pをLevenberg-Marquardt法などの最適化手法を使って探索する。
形状計測対象40を構成する全ての直線がカメラで撮像されることが好ましいが、撮像されない直線がある場合には、推定するパラメータから撮像されない直線に関するパラメータを除外してもよい。撮像されていない直線があるかどうかは、仮想画像を計算する際に他の面の影になっているかどうかの判定(陰線処理)により容易に判定することが可能である。
本実施例によれば、実装置10のカメラにより取得された実画像から第1特徴点群が抽出され、仮想装置50の仮想カメラにより取得された仮想画像から第2特徴点群が抽出される。計算機上において、形状計測対象40に対応する仮想計測対象60と実装置10のカメラに対応する仮想カメラとが生成される。仮想カメラにより取得された仮想画像から仮想計測対象60の第2特徴点群を抽出される。第1特徴点と第2特徴点との差異に基づいて、仮想計測対象60を生成するためのパラメータが修正される。この構成によれば、現実のカメラで形状計測対象を撮像することで、形状計測対象の3次元形状を高精度で計測可能となる。したがって、安価でかつ高速な3次元形状計測が実現可能となる。また、形状計測対象からの反射光情報を使用しなくてもよいため、表面の光学特性に左右されない安定した計測も可能となる。なお、形状計測対象は、特に限定されるものではない。パラメータを有する数式で形状を表すことができる形状計測対象であれば、本実施例に適用することができる。
図7は、処理装置20のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。図7で例示するように、処理装置20は、CPU101、RAM102、記憶装置103、インタフェース104などを備えていてもよい。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。CPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムを実行することによって、処理装置20の各部が実現されてもよい。または、処理装置20の各部として、専用の回路などのハードウェアを用いてもよい。
上記実施例において、第1カメラ13および第2カメラ14が、形状計測対象を撮像するカメラの一例として機能する。第1特徴抽出部22が、前記カメラにより取得された画像から前記形状計測対象の特徴点を抽出する第1抽出部の一例として機能する。仮想装置生成部23が、計算機上において、前記形状計測対象に対応する仮想対象と前記カメラに対応する仮想カメラとを生成する生成部の一例として機能する。第2特徴抽出部25が、前記仮想カメラにより取得された仮想画像から前記仮想対象の特徴点を抽出する第2抽出部の一例として機能する。モデル修正部27が、前記第1抽出部が抽出した第1特徴点と前記第2抽出部が抽出した第2特徴点との差異に基づいて、前記生成部が前記仮想対象を生成するためのパラメータを修正する修正部の一例として機能する。表示装置30が、前記修正部によって修正された前記パラメータを用いて前記生成部によって生成された前記仮想対象を表示する表示装置の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 実装置
11 第1照明
12 第2照明
13 第1カメラ
14 第2カメラ
20 処理装置
21 画像入力部
22 第1特徴抽出部
23 仮想装置生成部
24 仮想画像算出部
25 第2特徴抽出部
26 比較部
27 モデル修正部
28 出力部
30 表示装置
40 形状計測対象
50 仮想装置
60 仮想計測対象
100 シミュレーション装置

Claims (6)

  1. 形状計測対象を撮像するカメラと、
    前記カメラにより取得された画像から前記形状計測対象の特徴点を抽出する第1抽出部と、
    計算機上において、前記形状計測対象に対応する仮想対象と前記カメラに対応する仮想カメラとを生成する生成部と、
    前記仮想カメラにより取得された仮想画像から前記仮想対象の特徴点を抽出する第2抽出部と、
    前記第1抽出部が抽出した第1特徴点と前記第2抽出部が抽出した第2特徴点との差異に基づいて、前記生成部が前記仮想対象を生成するための数式パラメータを修正する修正部と、を備えることを特徴とするシミュレーション装置。
  2. 前記修正部は、前記第1特徴点と前記第2特徴点との差異が小さくなるように、前記数式パラメータを順次修正することを特徴とする請求項1記載のシミュレーション装置。
  3. 前記修正部によって修正された前記数式パラメータを用いて前記生成部によって生成された前記仮想対象を表示する表示装置を備えることを特徴とする請求項1または2記載のシミュレーション装置。
  4. 前記形状計測対象は、バネであり、
    前記数式パラメータは、少なくとも、バネ全長、バネピッチ、バネ外径、バネ線径、およびバネ端点の位置を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のシミュレーション装置。
  5. 形状計測対象をカメラにより撮像し、
    前記カメラにより取得された画像から第1抽出部により前記形状計測対象の特徴点を抽出し、
    計算機上において、前記形状計測対象に対応する仮想対象と前記カメラに対応する仮想カメラとを生成部により生成し、
    前記仮想カメラにより取得された仮想画像から第2抽出部により前記仮想対象の特徴点を抽出し、
    前記第1抽出部が抽出した第1特徴点と前記第2抽出部が抽出した第2特徴点との差異に基づいて、前記生成部が前記仮想対象を生成するための数式パラメータを修正部により修正する、ことを特徴とするシミュレーション方法。
  6. コンピュータに、
    カメラにより取得された形状計測対象の画像から前記形状計測対象の特徴点を抽出する第1抽出処理と、
    計算機上において、前記形状計測対象に対応する仮想対象と前記カメラに対応する仮想カメラとを生成する処理と、
    前記仮想カメラにより取得された仮想画像から前記仮想対象の特徴点を抽出する第2抽出処理と、
    前記第1抽出処理で抽出した第1特徴点と前記第2抽出処理で抽出した第2特徴点との差異に基づいて、前記仮想対象を生成するための数式パラメータを修正する処理と、を実行させることを特徴とするシミュレーションプログラム。
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