JP2018074317A - 人物特定支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人物の特定の判断を容易に行うことができ、しかもその判断を短時間で行うことができる人物特定支援装置を提供する。【解決手段】人物特定支援装置は、人物を撮像して得た動画像データ又は静止画像データから顔画像を切り出して顔情報データを生成する画像処理手段と、画像処理手段が生成した顔情報データを、撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報に紐付けて記憶する第1の画像データ記憶手段と、人物を撮像して得た動画像データを、撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報に紐付けて記憶する第2の画像データ記憶手段と、第1の画像データ記憶手段に記憶されている顔情報データのカメラ情報及び日時情報に対応するカメラ情報及び日時情報を有する動画像データを、第2の画像データ記憶手段から読み出して顔情報データと共に表示する表示手段とを備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、撮影機器によって撮像した映像を用いて人物を特定する際にその特定動作を支援する人物特定支援装置に関する。
カメラが撮像した人物が要注意人物であるか否かを特定してその結果を通知する防犯システムとして、特許文献1には、施設への入場許可人物の顔画像を記憶しておき、カメラが撮像した人物の顔の撮像画像と記憶された入場許可人物の顔画像とを顔認証照合し、入場許可人物の顔画像と一致しないと判定された撮像画像の人物を注意候補人物としてその撮像画像にこの注意候補人物の施設への訪問履歴情報を対応付けて記憶しておき、次の照合では、カメラが撮像した人物の顔の撮像画像と注意候補人物とを顔認証照合して一致する場合はこの注意候補人物の施設への訪問履歴情報を更新し、その更新した訪問履歴情報が所定要件を満たす場合(例えば更新した注意候補人物の所定期間内における訪問回数が所定回数以上の場合)に取得した撮像画像の人物を要注意人物であると推定してこの要注意人物が施設に来ている旨を示す情報を出力することが開示されている。
特許第5813829号公報
しかしながら、特許文献1に記載された防犯システムにおいては、顔認証照合と更新される訪問履歴情報の頻度とから、要注意人物であるか否かの特定を行っているため、要注意人物であることを容易に判断することが難しく、また、訪問履歴情報の蓄積が必要であるため、その判断に長時間を要していた。
従って本発明の目的は、人物の特定の判断を容易に行うことができ、しかもその判断を短時間で行うことができる人物特定支援装置を提供することにある。
本発明によれば、人物特定支援装置は、人物を撮像して得た動画像データ又は静止画像データから顔画像を切り出して顔情報データを生成する画像処理手段と、画像処理手段が生成した顔情報データを、撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報に紐付けて記憶する第1の画像データ記憶手段と、人物を撮像して得た動画像データを、撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報に紐付けて記憶する第2の画像データ記憶手段と、第1の画像データ記憶手段に記憶されている顔情報データのカメラ情報及び日時情報に対応するカメラ情報及び日時情報を有する動画像データを、第2の画像データ記憶手段から読み出して顔情報データと共に表示する表示手段とを備えている。
第1の画像データ記憶手段に記憶されている顔情報データのカメラ情報及び日時情報に対応するカメラ情報及び日時情報を有する動画像データを、第2の画像データ記憶手段から読み出してこの人物の顔情報データと共に表示する。これにより、顔情報データに対応する人物の録画データである動画像データが同時に表示されるので、その人物の時間的に前後のふるまいを確認することができ、これだけで人物の特定が可能となり、人物特定が容易にかつ確実となる。しかも表示内容から直ちに判断できるので、人物特定を短時間で行うことができる。
第2の画像データ記憶手段が、映像監視レコーダの記憶手段であり、この記憶手段には、人物を撮像して得た動画像データと、この動画像データを撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報とが互いに紐付けされて記憶されており、カメラ情報及び日時情報を参照して記憶されている動画像データを読み出し可能に構成されていることが好ましい。
人物を撮像して動画像データを出力する少なくとも1つのカメラをさらに備えており、画像処理手段はこの少なくとも1つのカメラからの動画像データ又は静止画データから顔画像を切り出して顔情報データを生成するように構成されており、第2の画像データ記憶手段はこの少なくとも1つのカメラからの動画像データを記憶するように構成されていることも好ましい。
画像処理手段は、第1の画像データ記憶手段に記憶されている顔情報データを、登録されている顔情報と比較して人物の顔認証を行う顔認証手段を備えており、表示手段は、この顔認証手段によって認証された人物に関する動画像データを、第2の画像データ記憶手段から読み出して人物の認証顔情報と共に表示するように構成されていることも好ましい。
この場合、第1の画像データ記憶手段は、顔認証手段によって認証された人物に関する個人情報を認証顔情報、カメラ情報及び日時情報に紐付けて記憶するように構成されていることがより好ましい。
本発明によれば、顔情報データに対応する人物の録画データである動画像データが同時に表示されるので、その人物の時間的に前後のふるまいを確認することができ、これだけで人物の特定が可能となり、人物特定が容易にかつ確実となる。しかも表示内容から直ちに判断できるので、人物特定を短時間で行うことができる。
本発明の一実施形態として人物特定支援装置の概略的な構成を示す図である。 図1の実施形態の人物特定支援装置のコンピュータにおける電気的構成を概略的に示すブロック図である。 図1の実施形態におけるコンピュータの顔情報データの登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態における動画像録画機器の動画像データの登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態における登録処理の内容を概略的に示す図である。 図1の実施形態におけるコンピュータの参照処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図1の実施形態における参照処理の内容を概略的に示す図である。 図1の実施形態における参照処理時のディスプレイ上の画像を表す図である。 本発明の他の実施形態におけるコンピュータの認証顔情報データの登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。 図9の実施形態におけるコンピュータの参照処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
以下、本発明に係る人物特定支援装置の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態として、人物特定支援装置の全体構成を概略的に示しており、図2は本実施形態の人物特定支援装置におけるコンピュータの電気的構成を概略的に示している。以下、本実施形態の人物特定支援装置が、店舗において防犯のために人物特定の支援を行う装置であるとして説明する。もちろん、本発明の人物特定支援装置は、その他の用途、例えば店舗以外における防犯目的や、店舗等においてお得意様や会員様の特定目的のために適用することができる。
図1及び図2に示すように、人物特定支援装置は、例えば外部、出入口、及び店舗内等の所定位置にそれぞれ配置された複数(本実施形態では4つ)のカメラ11、12、13及び14と、画像処理手段を有するコンピュータ15と、ディスプレイ16と、動画像を記録する動画像録画機器17とから主に構成されている。本実施形態では、コンピュータ15は、ディスプレイ16を有するデスクトップ型又はノート型等の汎用コンピュータである。カメラ11、12、13及び14は、動画像を連続的に撮像して動画像録画機器17に録画すると共に、コンピュータ15に同じ動画像データ又は静止画像データを送り込む機能を有する防犯カメラや監視カメラである。WebカメラやIPカメラで構成されることもある。これらカメラ11、12、13及び14は、コンピュータ15とUSBケーブル、LANケーブル又は無線LAN等により通信可能に接続されている。なお、カメラの台数は、4つに限定されるものではなく、1台以上何台であっても良い。
動画像録画機器17は、市販されている一般的な映像監視レコーダである。この映像監視レコーダには、カメラ11、12、13及び14から得られる動画像データをそれぞれ別個に順次記憶すると共に、その動画像を撮像したカメラID及び撮像日時をこの動画像データに紐づけて記憶する記憶手段(本発明の第2の画像データ記憶手段に対応)が設けられている。この映像監視レコーダは、カメラID及び日時情報を参照して、記憶手段に記憶されている動画像データを読み出し可能に構成されている。
コンピュータ15は、電気的には、図2に示すように、バス15aを介して互いに接続されプログラムによって作動する中央処理装置(CPU)15bと、RAM及びROM等のメモリ15cと、HDD(ハードデスク駆動装置)15dと、入出力インタフェース15eとを備えている。
入出力インタフェース15eには、カメラ11、12、13及び14、ディスプレイ16並びに動画像録画機器17が接続されている。
CPU15bは、HDD15dに記憶されているオペレーションシステム(OS)やブートプログラム等の基本プログラム及びアプリケーションプログラムに従って動画像データ又は静止画像データ、カメラID及び撮像日時の登録処理や、顔画像の切り出し処理、認証処理及び動画像データの連携処理を実行する。また、CPU15bは、メモリ15c、HDD15d、及び入出力インタフェース15eの動作を制御する。
HDD15dは、OS、基本プログラム及びアプリケーションプログラムを記憶すると共に、撮像された動画像データ又は静止画像データから切り出した顔情報データ(第2の実施形態では認証顔情報データ)を、撮像したカメラID及び撮像日時と紐づけて記憶するデータベース(本発明の第1の画像データ記憶手段に対応)を構成している。
メモリ15cはメインメモリとして使用され、HDD15dから転送されたプログラムやデータを一時的に保存するように構成されている。また、このメモリ15cは、プログラム実行時の各種データが一時的に保存されるワークエリアとしても使用される。
入出力インタフェース15eは、カメラ11、12、13及び14、ディスプレイ16並びに動画像録画機器17と、CPU15b又はメモリ15cとの間のデータのやり取りを制御する。
このような構成のコンピュータにおいて、CPU15bは、作動時は、まず、メモリ15c内にプログラム記憶領域、データ記憶領域及びワークエリアを確保し、HDD15dからプログラム及びデータを取り込んで、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域に格納する。次いで、このプログラム記憶領域に格納されたプログラムに基づいて、図3及び図6に示す処理を実行する。CPU15bが図3及び図4に示す処理を実行することによって、図5に概略的に示すごとき登録処理が実行され、図6に示す処理を実行することによって、図7に概略的に示すごとき参照処理が実行される。
図3は本実施形態におけるコンピュータの顔情報データの登録処理の流れを概略的に示しており、図4はこの実施形態における動画像録画機器の動画像データの登録処理の流れを概略的に示している。以下、これらの図を用いて本実施形態における登録処理を説明する。ただし、以下では、説明を簡単にするために、1台のカメラ11の撮像した動画像データに関する登録処理について説明する。
まず、コンピュータ15は、カメラ11からこのカメラが撮像したデジタル動画像データを取得する(図3のステップS1)。この場合、撮像したカメラ11を表すカメラID(本発明のカメラ情報に対応)、及び撮像した日時を表す日時情報を把握しておく。
次いで、この動画像データから、撮像した人物の顔検出処理を行う(図3のステップS2)。この顔検出処理には、種々の公知のアルゴリズムを使用することが可能であるが、本実施形態では、例えば、各探索窓において顔が存在するかどうかを、Boostingと言う機械学習アルゴリズムを使用し、Haar-Like特徴量を用いたCascade構造の識別器により高速で判定するViola-Jones法によるアルゴリズムを使用する。
次いで、顔が存在する各探索窓内の顔情報データの切り出しを行う(図3のステップS3)。即ち、カメラ11のデジタル画像データ内に顔が存在した場合は、検出した顔の存在する領域のデータである顔情報データを切り出す。
次いで、切り出した顔情報データに、カメラIDと日時情報とを紐付けてHDD15dの所定領域であるデータベース(本発明の第1の画像データ記憶手段に対応)に記憶させる(図3のステップS4)。カメラID及び日時情報に加えて、既に判別している場合には、顔情報データの人物についての個人情報を顔情報データに紐付けて記憶させておいても良い。この場合の個人情報とは、例えば人物のID、性別、名前、生年月日、住所、会社名、所属、その人物の種別(例えばVIP、お得意、会員、要注意人物等)、その他が含まれる。
その後、この顔情報データの登録処理を終了するか否かを判別し(図3のステップS5)、終了すると判別した場合(YESの場合)は、登録処理を終了し、終了しないと判別した場合(NOの場合)は、ステップS1〜S5の処理を繰り返し、他の動画像データについて、同様の登録処理を行う。
一方、カメラ11から、このカメラが撮像したデジタル動画像データが動画像録画機器17である映像監視レコーダに順次送り込まれて記憶される(図4のステップS11)。その際、撮像したカメラ11を表すカメラID(本発明のカメラ情報に対応)と、撮像した日時を表す日時情報とが動画像データに紐付けされた状態でこの映像監視レコーダに記憶される(図4のステップS12)。
その後、この動画像データの登録処理を終了するか否かを判別し(図4のステップS13)、終了すると判別した場合(YESの場合)は、登録処理を終了し、終了しないと判別した場合(NOの場合)は、ステップS11〜S13の処理を繰り返し、他の動画像データについて、同様の登録処理を行う。
図5は以上述べた登録処理の流れを概略的に示している。
同図に示すように、登録処理は、カメラ11によって撮像された人物の動画像データがコンピュータ15に入力され、この動画像データから顔画像が切り出されて顔情報データが生成され、生成した顔情報データと、撮像したカメラ11を表すカメラID及び撮像した日時を表す日時情報とが紐付けされてHDD15dに記憶される。また、カメラ11によって撮像された人物の動画像データが動画像録画機器17である映像監視レコーダに入力されて順次記憶されると共に、この記憶された動画像データにその動画像を撮像したカメラID及び撮像日時が紐付けされて記憶される。
図6は本実施形態におけるコンピュータの参照処理の流れを概略的に示しており、図7はこの参照処理の流れを概略的に示しており、図8はこの参照処理時のディスプレイ上の画像を表している。以下、これらの図を用いて本実施形態における参照処理を説明する。
まず、コンピュータ15は、ディスプレイ16に、HDD15dのデータベース(本発明の第1の画像データ記憶手段に対応)に記憶されている複数の顔情報データを表示する(図6のステップS21)。この際に、顔情報データの人物に対応する個人情報をも表示しても良い。
次いで、表示されているこの複数の顔情報データのうち、所望の顔情報データを指定することにより、その顔情報データに紐付けされているカメラIDと日時情報とを指定する(図6のステップS22)。
これにより、紐付けされているカメラID及び日時情報が動画像録画機器17である映像監視レコーダへ送信され、この映像監視レコーダから対応するカメラID及び日時情報の動画像データが読み出され、コンピュータ15へ送られる(図6のステップS23)。
次いで、この読み出してコンピュータ15へ送られた動画像データがディスプレイ16上で顔情報データと共に表示される(図6のステップS24)。即ち、ディスプレイ16上には、顔情報データの静止画と共に対応する人物の動画像データが再生表示される。
その後、この動画像データの参照処理を終了するか否かを判別し(図6のステップS25)、終了すると判別した場合(YESの場合)は、参照処理を終了し、終了しないと判別した場合(NOの場合)は、ステップS21〜S25の処理を繰り返し、他の顔情報データについて、同様の参照処理を行う。
図7に示すように、参照処理は、ディスプレイ16上に表示された顔情報データのうちの所望の顔画像について、図8(A)に示すように指定すると、その顔情報データに紐付けられて保存されているカメラID及び日時情報が読み出されて映像監視レコーダへ送られ、この映像監視レコーダに録画されている対応するカメラID及び日時情報の動画像データがコンピュータ15に送られ、図8(B)〜(D)に示すように、ディスプレイ16上に表示される。
以上詳細に説明したように本実施形態によれば、人物を撮像して得た動画像データから顔画像を切り出して顔情報データを作成し、撮像したカメラID及び撮像日時情報に紐付けてコンピュータ15のHDD15dに記憶させておき、この顔情報データをディスプレイ16に表示した際にその内の所望の顔画像を指定するとその顔情報データに紐付けられて保存されているカメラID及び日時情報が読み出されて映像監視レコーダへ送られ、この映像監視レコーダに録画されている対応するカメラID及び日時情報の動画像データがコンピュータ15に送られてディスプレイ16上に表示される。これにより、ディスプレイ16上に顔情報データに対応する人物の録画データである動画像データが同時に表示されるので、その人物の時間的に前後のふるまいを確認することができ、これだけで人物の特定が可能となり、人物特定が容易にかつ確実となる。しかも表示内容から直ちに判断できるので、人物特定を短時間で行うことができる。さらに、顔認証することなく、顔画像及び対応する動画像の表示のみで人物特定を行うので、人物特定支援装置の構成が非常に簡単となり、処理時間が短縮化されて素早い表示及び特定が可能となる。
図9は本発明の他の実施形態におけるコンピュータの認証顔情報データの登録処理の流れを概略的に示しており、図10は本実施形態におけるコンピュータの参照処理の流れを概略的に示している。以下、これらの図を用いて本実施形態における登録処理及び参照処理を説明する。
なお、本実施形態において、人物特定支援装置の全体構成及びこの人物特定支援装置におけるコンピュータの電気的構成、並びに動画像録画機器17である映像監視レコーダへの登録処理は、前述の実施形態(図1〜図8の実施形態)の場合と全く同じであるため、説明を省略する。
図9に示すように、まず、コンピュータ15は、カメラ11からこのカメラが撮像したデジタル動画像データを取得する(図9のステップS31)。この場合、撮像したカメラ11を表すカメラID(本発明のカメラ情報に対応)と、撮像した日時を表す日時情報を把握しておく。
次いで、この動画像データから撮像した人物の顔検出処理を行う(図9のステップS32)。この顔検出処理には、種々の公知のアルゴリズムを使用することが可能であるが、本実施形態では、例えば、各探索窓において顔が存在するかどうかを、Boostingと言う機械学習アルゴリズムを使用し、Haar-Like特徴量を用いたCascade構造の識別器により高速で判定するViola-Jones法によるアルゴリズムを使用する。
次いで、顔が存在する各探索窓内の顔情報データの切り出しを行う(図9のステップS33)。即ち、カメラ11のデジタル画像データ内に顔が存在した場合は、検出した顔の存在する領域のデータである顔情報データを切り出す。
次いで、切り出した顔情報データの認証処理を行う(図9のステップS34)。この認証処理は、顔情報データと、あらかじめ登録されている(HDD15dに記憶されている)人物の基準顔情報データとを照合することによって行う。この照合処理には、種々の公知のアルゴリズムを使用することが可能であるが、本実施形態では、例えば、多数の人物間でのクラス間分散を大きくし、クラス内分散を小さくする線形判別分析法であるFisherFace法によるアルゴリズムを使用する。具体的には、顔情報データからFisherFace法によるアルゴリズムを利用して顔画像中の特徴量を算出し、基準顔情報データから同様に算出した特徴量データと照合する。基準特徴量データがKDD15dに登録されている場合は、これを利用する。
次いで、認証された顔情報データにカメラIDと日時情報とを紐付けてHDD15dの所定領域であるデータベース(本発明の第1の画像データ記憶手段に対応)に記憶させる(図9のステップS35)。
その後、この認証顔情報データの登録処理を終了するか否かを判別し(図9のステップS36)、終了すると判別した場合(YESの場合)は、登録処理を終了し、終了しないと判別した場合(NOの場合)は、ステップS31〜S36の処理を繰り返し、他の動画像データについて、同様の登録処理を行う。
前述したように、動画像録画機器17である映像監視レコーダへの登録処理は、図4を用いて説明した処理と同様である。
以下、図10を用いて本実施形態における参照処理を説明する。
まず、コンピュータ15は、ディスプレイ16に、HDD15dのデータベース(本発明の第1の画像データ記憶手段に対応)に記憶されている複数の認証顔情報データを表示する(図10のステップS41)。
次いで、表示されているこの複数の認証顔情報データのうち、所望の認証顔情報データを指定することにより、その認証顔情報データに紐付けされているカメラIDと日時情報とを指定する(図10のステップS42)。
これにより、紐付けされているカメラID及び日時情報が動画像録画機器17である映像監視レコーダへ送信され、この映像監視レコーダから対応するカメラID及び日時情報の動画像データが読み出され、コンピュータ15へ送られる(図10のステップS43)。
次いで、この読み出してコンピュータ15へ送られた動画像データがディスプレイ16上で認証顔情報データと共に表示される(図10のステップS44)。即ち、ディスプレイ16上には、認証顔情報データの静止画と共に対応する人物の動画像データが再生表示される。
その後、この動画像データの参照処理を終了するか否かを判別し(図10のステップS45)、終了すると判別した場合(YESの場合)は、参照処理を終了し、終了しないと判別した場合(NOの場合)は、ステップS41〜S45の処理を繰り返し、他の認証顔情報データについて、同様の参照処理を行う。
以上詳細に説明したように本実施形態によれば、人物を撮像して得た動画像データから顔画像を切り出して顔情報データを作成し、さらにこの顔情報データの認証処理を行い、撮像したカメラID及び撮像日時情報に紐付けてコンピュータ15のHDD15dに記憶させておき、この認証顔情報データをディスプレイ16に表示した際にその内の所望の認証顔画像を指定するとその認証顔情報データに紐付けられて保存されているカメラID及び日時情報が読み出されて映像監視レコーダへ送られ、この映像監視レコーダに録画されている対応するカメラID及び日時情報の動画像データがコンピュータ15に送られてディスプレイ16上に表示される。これにより、ディスプレイ16上に認証顔情報データに対応する人物の録画データである動画像データが同時に表示されるので、その人物の時間的に前後のふるまいを確認することができて人物の特定が可能となり、人物特定が容易にかつ確実となる。しかも表示内容から直ちに判断できるので、人物特定を短時間で行うことができる。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
11、12、13、14 カメラ
15 コンピュータ
16 ディスプレイ
17 動画像録画機器
15a バス
15b CPU
15c メモリ
15d HDD
15e 入出力インタフェース

Claims (5)

  1. 人物を撮像して得た動画像データ又は静止画像データから顔画像を切り出して顔情報データを生成する画像処理手段と、該画像処理手段が生成した顔情報データを、撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報に紐付けて記憶する第1の画像データ記憶手段と、人物を撮像して得た動画像データを、撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報に紐付けて記憶する第2の画像データ記憶手段と、前記第1の画像データ記憶手段に記憶されている顔情報データのカメラ情報及び日時情報に対応するカメラ情報及び日時情報を有する動画像データを、前記第2の画像データ記憶手段から読み出して該顔情報データと共に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする人物特定支援装置。
  2. 前記第2の画像データ記憶手段が、映像監視レコーダの記憶手段であり、該記憶手段には、人物を撮像して得た動画像データと、該動画像データを撮像したカメラを表すカメラ情報及び撮像した日時を表す日時情報とが互いに紐付けされて記憶されており、カメラ情報及び日時情報を参照して該記憶されている動画像データを読み出し可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の人物特定支援装置。
  3. 人物を撮像して動画像データを出力する少なくとも1つのカメラをさらに備えており、前記画像処理手段は該少なくとも1つのカメラからの動画像データ又は静止画データから顔画像を切り出して顔情報データを生成するように構成されており、前記第2の画像データ記憶手段は前記少なくとも1つのカメラからの動画像データを記憶するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の人物特定支援装置。
  4. 前記画像処理手段は、前記第1の画像データ記憶手段に記憶されている顔情報データを、登録されている顔情報と比較して人物の顔認証を行う顔認証手段を備えており、前記表示手段は、前記顔認証手段によって認証された人物に関する動画像データを、前記第2の画像データ記憶手段から読み出して該人物の認証顔情報と共に表示するように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の人物特定支援装置。
  5. 前記第1の画像データ記憶手段は、前記顔認証手段によって認証された人物に関する個人情報を認証顔情報、カメラ情報及び日時情報に紐付けて記憶するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の人物特定支援装置。
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