JP2018069910A - 車両の警報装置 - Google Patents

車両の警報装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018069910A
JP2018069910A JP2016211577A JP2016211577A JP2018069910A JP 2018069910 A JP2018069910 A JP 2018069910A JP 2016211577 A JP2016211577 A JP 2016211577A JP 2016211577 A JP2016211577 A JP 2016211577A JP 2018069910 A JP2018069910 A JP 2018069910A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
alarm
engine
driver
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016211577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6961923B2 (ja
Inventor
弘崇 加藤
Hirotaka Kato
弘崇 加藤
知明 森川
Tomoaki Morikawa
知明 森川
樋口 徹
Toru Higuchi
徹 樋口
未来 大林
Miki Obayashi
未来 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2016211577A priority Critical patent/JP6961923B2/ja
Publication of JP2018069910A publication Critical patent/JP2018069910A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6961923B2 publication Critical patent/JP6961923B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】運転者がいない状態でハイブリッド車両1が走り出してしまうことの重大度を周辺に知らせることができる車両の警報装置を提供すること。【解決手段】少なくともエンジンを駆動源とする車両の警報装置において、所定の自動停止条件が成立した場合にエンジンを自動停止させ、エンジンが自動停止している状態で(ステップS1)、運転者が降車すると判断したときに(ステップS2)、シフトレンジに応じて(ステップS3)、警報の種別を変更する(ステップS4及びS5)。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の警報装置に関する。
従来、電動機からクリープトルクを出力している状態で停車しているときに運転者が運転席から離れるのを抑制するために、車両のクリープトルクが出力されている状態で、車両のドアが開かれたことを検出したときに運転者に向けて所定の情報を報知する技術が特許文献1に提案されている。
特開2009−261180号公報
しかしながら、特許文献1で提案されたような従来の技術は、運転者が運転席から離れるのを抑制するための報知が車両の状態によらずに画一的であるため、運転者が誤って降車したときに、車両が走り出さない状態であっても走り出す状態であっても同じ報知となる。このため、従来の技術は、運転者がいない状態で車両が走り出してしまうことの重大度まで周辺に知らせることができないといった課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、運転者がいない状態で車両が走り出してしまうことの重大度を周辺に知らせることができる車両の警報装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明に係る車両の警報装置は、少なくともエンジンを駆動源とする車両の警報装置において、所定の自動停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動停止させるエンジン制御部と、前記エンジンが自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに警報を発する警報部と、を備え、前記警報部は、前記車両のシフトレンジに応じて警報の種別を変更する。
本発明は、運転者がいない状態で車両が走り出してしまうことの重大度を周辺に知らせることができる車両の警報装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施例に係る車両の警報装置を適用したハイブリッド車両の要部を示す構成図である。 図2は、本発明の実施例に係る車両の警報装置の機能構成図である。 図3は、本発明の実施例に係る車両の警報装置の警報制御動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態に係る車両の警報装置は、少なくともエンジンを駆動源とする車両の警報装置において、所定の自動停止条件が成立した場合にエンジンを自動停止させるエンジン制御部と、エンジンが自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに警報を発する警報部と、を備え、警報部は、車両のシフトレンジに応じて警報の種別を変更する。これにより、本発明の一実施の形態に係る車両の警報装置は、運転者がいない状態で車両が走り出してしまうことの重大度を周辺に知らせることができる。
以下、本発明の実施例に係る車両の警報装置について図面を参照して説明する。なお、本実施例においては、本発明に係る車両の警報装置を後述するアイドリングストップ機能を有するハイブリッド車両に適用した例について説明する。
図1に示すように、ハイブリッド車両1は、内燃機関としてのエンジン2と、トランスミッション3と、モータジェネレータ4と、駆動輪5と、ハイブリッド車両1を総合的に制御するHCU(Hybrid Control Unit)10と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、トランスミッション3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、ISGCM(Integrated Starter Generator Control Module)13と、INVCM(Invertor Control Module)14と、低電圧BMS(Battery Management System)15と、高電圧BMS16とを含んで構成される。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施例において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。
エンジン2には、ISG(Integrated Starter Generator)20と、スタータ21とが連結されている。ISG20は、ベルト22などを介してエンジン2のクランクシャフト18に連結されている。ISG20は、電力が供給されることにより回転することでエンジン2を始動させる電動機の機能と、クランクシャフト18から入力された回転力を電力に変換する発電機の機能とを有する。
本実施例では、ISG20は、ISGCM13の制御により、電動機として機能することで、エンジン2をアイドリングストップ機能による停止状態から再始動させるようになっている。ISG20は、電動機として機能することで、ハイブリッド車両1の走行をアシストすることもできる。
スタータ21は、図示しないモータとピニオンギヤとを含んで構成されている。スタータ21は、モータを回転させることにより、クランクシャフト18を回転させて、エンジン2に始動時の回転力を与えるようになっている。このように、エンジン2は、スタータ21によって始動され、アイドリングストップ機能による停止状態からISG20によって再始動される。
トランスミッション3は、エンジン2から出力された回転を変速し、ドライブシャフト23を介して駆動輪5を駆動するようになっている。トランスミッション3は、平行軸歯車機構からなる常時噛合式の変速機構25と、ノーマルクローズタイプの乾式クラッチによって構成されるクラッチ26と、ディファレンシャル機構27と、図示しないアクチュエータとを備えている。
トランスミッション3は、いわゆるAMT(Automated Manual Transmission)として構成されており、TCM12により制御されたアクチュエータにより変速機構25における変速段の切換えとクラッチ26の接続及び解放が行われるようになっている。ディファレンシャル機構27は、変速機構25によって出力された動力をドライブシャフト23に伝達するようになっている。
モータジェネレータ4は、ディファレンシャル機構27に対して、チェーン等の動力伝達機構28を介して連結されている。モータジェネレータ4は、電動機として機能する。
このように、ハイブリッド車両1は、エンジン2とモータジェネレータ4の両方の動力を車両の駆動に用いることが可能なパラレルハイブリッドシステムを構成しており、エンジン2及びモータジェネレータ4の少なくとも一方が出力する動力により走行するようになっている。
モータジェネレータ4は、発電機としても機能し、ハイブリッド車両1の走行によって発電を行うようになっている。なお、モータジェネレータ4は、エンジン2から駆動輪5までの動力伝達経路の何れかの箇所に動力伝達可能に連結されていればよく、必ずしもディファレンシャル機構27に連結される必要はない。
ハイブリッド車両1は、第1蓄電装置30と、第2蓄電装置31を含む低電圧パワーパック32と、第3蓄電装置33を含む高電圧パワーパック34と、高電圧ケーブル35と、低電圧ケーブル36とを備えている。
第1蓄電装置30、第2蓄電装置31及び第3蓄電装置33は、充電可能な二次電池から構成されている。第1蓄電装置30は鉛電池からなる。第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30よりも高出力かつ高エネルギー密度な蓄電装置である。
第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30と比較して短い時間で充電が可能である。本実施例では、第2蓄電装置31はリチウムイオン電池からなる。なお、第2蓄電装置31はニッケル水素蓄電池であってもよい。
第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31は、約12Vの出力電圧を発生するようにセルの個数等が設定された低電圧バッテリである。第3蓄電装置33は、例えば、リチウムイオン電池からなる。
第3蓄電装置33は、第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31より高電圧を発生するようにセルの個数等が設定された高電圧バッテリであり、例えば、100Vの出力電圧を発生させる。第3蓄電装置33の残容量などの状態は、高電圧BMS16によって管理される。
ハイブリッド車両1には、電気負荷としての一般負荷37及び被保護負荷38が設けられている。一般負荷37及び被保護負荷38は、スタータ21及びISG20以外の電気負荷である。
被保護負荷38は、常に安定した電力供給が要求される電気負荷である。この被保護負荷38は、ハイブリッド車両1の横滑りを防止するスタビリティ制御装置38A、操舵輪の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置38B、及びヘッドライト38Cを含んでいる。なお、被保護負荷38は、図示しないインストルメントパネルのランプ類及びメータ類並びにカーナビゲーションシステムも含んでいる。
一般負荷37は、被保護負荷38と比較して安定した電力供給が要求されず、一時的に使用される電気負荷である。一般負荷37には、例えば、図示しないワイパー、及び、エンジン2に冷却風を送風する電動クーリングファンが含まれる。
低電圧パワーパック32は、第2蓄電装置31に加えて、スイッチ40、41と、低電圧BMS15とを有している。第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31は、低電圧ケーブル36を介して、スタータ21と、ISG20と、電気負荷としての一般負荷37及び被保護負荷38とに電力を供給可能に接続されている。被保護負荷38に対しては、第1蓄電装置30と第2蓄電装置31とが並列に電気的に接続されている。
スイッチ40は、第2蓄電装置31と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。スイッチ41は、第1蓄電装置30と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。
低電圧BMS15は、スイッチ40、41の開閉を制御することで、第2蓄電装置31の充放電及び被保護負荷38への電力供給を制御している。低電圧BMS15は、アイドリングストップによりエンジン2が停止しているときは、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、高出力かつ高エネルギー密度な第2蓄電装置31から被保護負荷38に電力を供給するようになっている。
低電圧BMS15は、エンジン2をスタータ21によって始動するとき、及び、アイドリングストップ制御によって停止しているエンジン2をISG20によって再始動するときに、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、第1蓄電装置30からスタータ21又はISG20に電力を供給するようになっている。スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開いた状態では、第1蓄電装置30から一般負荷37にも電力が供給される。
このように、第1蓄電装置30は、エンジン2を始動する始動装置としてのスタータ21及びISG20に少なくとも電力を供給するようになっている。第2蓄電装置31は、一般負荷37及び被保護負荷38に少なくとも電力を供給するようになっている。
第2蓄電装置31は、一般負荷37と被保護負荷38の両方に電力を供給可能に接続されているが、常に安定した電力供給が要求される被保護負荷38に優先的に電力を供給するようにスイッチ40、41が低電圧BMS15により制御される。
低電圧BMS15は、第1蓄電装置30及び第2蓄電装置31の充電状態(充電残量)、並びに、一般負荷37及び被保護負荷38への作動要求を考慮しつつ、被保護負荷38が安定して作動することを優先して、スイッチ40、41を上述した例と異なるように制御することがある。
高電圧パワーパック34は、第3蓄電装置33に加えて、インバータ45と、INVCM14と、高電圧BMS16とを有している。高電圧パワーパック34は、高電圧ケーブル35を介して、モータジェネレータ4に電力を供給可能に接続されている。
インバータ45は、INVCM14の制御により、高電圧ケーブル35にかかる交流電力と、第3蓄電装置33にかかる直流電力とを相互に変換するようになっている。例えば、INVCM14は、モータジェネレータ4を力行させるときには、第3蓄電装置33が放電した直流電力をインバータ45により交流電力に変換させてモータジェネレータ4に供給する。
INVCM14は、モータジェネレータ4を回生させるときには、モータジェネレータ4が発電した交流電力をインバータ45により直流電力に変換させて第3蓄電装置33に充電する。
HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータなどを保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
これらのコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施例におけるHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16としてそれぞれ機能する。
本実施例において、ECM11は、アイドリングストップ制御を実行するようになっている。このアイドリングストップ制御において、ECM11は、所定の停止条件の成立時にエンジン2を停止させ、所定の再始動条件の成立時にISGCM13を介してISG20を駆動してエンジン2を再始動させるようになっている。このため、エンジン2の不要なアイドリングが行われなくなり、ハイブリッド車両1の燃費を向上させることができる。
ハイブリッド車両1には、CAN(Controller Area Network)等の規格に準拠した車内LAN(Local Area Network)を形成するためのCAN通信線48、49が設けられている。
HCU10は、INVCM14及び高電圧BMS16にCAN通信線48によって接続されている。HCU10、INVCM14及び高電圧BMS16は、CAN通信線48を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
HCU10は、ECM11、TCM12、ISGCM13及び低電圧BMS15にCAN通信線49によって接続されている。HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13及び低電圧BMS15は、CAN通信線49を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
図2に示すように、本実施例におけるECM11は、所定の自動停止条件が成立した場合にエンジン2を自動停止させるエンジン制御部51と、エンジン2が自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに警報を発する警報部52としての機能を有する。
本実施例において、ECM11は、上述したアイドリングストップ機能によるエンジン2の自動停止、及び、モータジェネレータ4が出力する動力のみにより走行するモード(以下、単に「EVモード」という)に走行モードが切り替わったことによるエンジン2の自動停止を実行する。
したがって、所定の自動停止条件は、アイドリングストップ機能によるエンジン2の自動停止を実行するための条件と、EVモードに走行モードが切り替わったことによるエンジン2の自動停止を実行するための条件とを含む。
ECM11の入力ポートには、図示しないシフトレバーによって選択されたシフトレンジを検出するシフトスイッチ60と、運転席ドアが開状態であるか閉状態かを検出する運転席側ドアスイッチ61と、運転席のシートベルトが着状態であるか脱状態かを検出するシートベルト装着検出スイッチ62と、運転席に設けられた着座センサ63とを含む各種センサ類が接続されている。
ECM11の出力ポートには、ハイブリッド車両1の車室内及び車室外に音声を出力するスピーカ装置65を含む各種制御対象類が接続されている。各センサ類及び各制御対象類は、ECM11に直接に接続されていなくてもよい。
すなわち、各センサ類及び各制御対象類は、HCU10などの他のコンピュータユニットに接続され、ECM11は、該当するコンピュータユニットから各センサ類の検出結果を受けたり、該当するコンピュータユニットを介して各制御対象類を制御したりしてもよい。
ECM11は、運転席ドアが開状態になったことが運転席側ドアスイッチ61によって検出されたこと、運転席のシートベルトが脱状態になったことがシートベルト装着検出スイッチ62によって検出されたこと、及び、着座センサ63が非検知状態になったことのいずれかの条件が成立したときに、運転者が降車すると判断する。
ECM11のROMには、警報の程度に応じた複数の音声をそれぞれ表すデータが格納されている。ECM11は、ROMに格納されたデータが表す音声を警報としてスピーカ装置65から出力可能である。
本実施例において、ECM11のROMには、警報の程度が相対的に低いアラーム音と、警報の程度が相対的に高い擬似的なエンジン音とをそれぞれ表すデータが格納されている。
シフトスイッチ60によって検出されたシフトレンジがハイブリッド車両1を発進させることができるシフトレンジであれば、運転者が降車したときに、ISG20が駆動され、ハイブリッド車両1が発進する可能性がある。このため、ECM11は、警報の程度を相対的に高くする。
具体的には、エンジン2が自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに、ECM11は、シフトスイッチ60によって検出されたシフトレンジがハイブリッド車両1を発進させることができるシフトレンジであれば、アラーム音とエンジン音とを出力する。
シフトスイッチ60によって検出されたシフトレンジがハイブリッド車両1を発進させることができないシフトレンジであれば、運転者が降車したときに、ハイブリッド車両1が発進する可能性は低い。このため、ECM11は、警報の程度を相対的に低くする。
具体的には、エンジン2が自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに、ECM11は、シフトスイッチ60によって検出されたシフトレンジがハイブリッド車両1を発進させることができないシフトレンジであれば、エンジン音を出力せずに、アラーム音を出力する。
本実施例におけるハイブリッド車両1は、シフトレンジとして、駐車用のPレンジと、後進用のRレンジと、駆動力を伝達しないNレンジと、前進用のDレンジ、Sレンジ及びLレンジとが選択可能である。
この場合、Rレンジ、Dレンジ、Sレンジ及びLレンジは、ハイブリッド車両1を発進させることができるシフトレンジに相当し、Pレンジ及びNレンジは、ハイブリッド車両1を発進させることができないシフトレンジに相当する。
以上のように構成された本発明の実施例に係る車両の警報装置の警報制御動作について図3を参照して説明する。なお、以下に説明する警報制御動作は、ECM11が作動している間、繰り返し実行される。
まず、ステップS1において、ECM11は、エンジン2を自動停止させているか否かを判断する。エンジン2を自動停止させていると判断した場合には、ECM11は、ステップS2の処理を実行する。エンジン2を自動停止させていないと判断した場合には、ECM11は、警報制御動作を終了する。
ステップS2において、ECM11は、運転者が降車するか否かを判断する。この処理において、ECM11は、運転席ドアが開状態になったことが運転席側ドアスイッチ61によって検出されたこと、運転席のシートベルトが脱状態になったことがシートベルト装着検出スイッチ62によって検出されたこと、及び、着座センサ63が非検知状態になったことのいずれかの条件が成立したときに、運転者が降車すると判断し、いずれの条件も成立しなかったときに、運転者が降車しないと判断する。運転者が降車すると判断した場合には、ECM11は、ステップS3の処理を実行する。運転者が降車しないと判断した場合には、ECM11は、警報制御動作を終了する。
ステップS3において、ECM11は、シフトレンジがハイブリッド車両1を発進させることができるシフトレンジ(単に「走行レンジ」ともいう)であるか否かを判断する。例えば、Rレンジ、Dレンジ、Sレンジ及びLレンジは、走行レンジに相当し、Pレンジ及びNレンジは、走行レンジに相当しない。
シフトレンジが走行レンジであると判断した場合には、ECM11は、ステップS4の処理を実行する。シフトレンジが走行レンジでないと判断した場合には、ECM11は、ステップS5の処理を実行する。
ステップS4において、ECM11は、警報としてスピーカ装置65を介してアラーム音とエンジン音とを出力する。すなわち、ECM11は、警報の程度を相対的に高くする。
ステップS5において、ECM11は、警報としてスピーカ装置65を介してアラーム音を出力する。すなわち、ECM11は、エンジン音を出力しない分、警報の程度を相対的に低くする。
ステップS4又はS5で警報を発したECM11は、エンジンスタートスイッチがオフされる、又は、運転者が運転席に戻ったと判断されるなど、運転者がいない状態でハイブリッド車両1が発進する可能性がなくなるまで警報を発し続ける。
以上のように、本実施例に係る車両の警報装置は、エンジン2が自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに発する警報の種別をシフトレンジに応じて変更する。このため、本実施例に係る車両の警報装置は、運転者がいない状態でハイブリッド車両1が走り出してしまうことの重大度を周辺に知らせることができる。
エンジン2が自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに、シフトレンジがハイブリッド車両1を発進させることができるシフトレンジであれば、運転者がいない状態でハイブリッド車両1が発進してしまう可能性がある。
このため、本実施例に係る車両の警報装置は、アラーム音に加えてエンジン音を出力する。したがって、本実施例に係る車両の警報装置は、運転者がいない状態でハイブリッド車両1が走り出してしまうことの重大度を周辺に知らせることができる。
なお、本実施例においては、本発明に係る車両の警報装置をアイドリングストップ機能を有するハイブリッド車両に適用した例について説明したが、アイドリングストップ機能を有し、エンジンのみを駆動源とする車両にも適用することができる。
また、本実施例において、ECM11は、警報としてアラーム音とエンジン音とをスピーカ装置65に出力させることができるものとして説明したが、警報として発する音は、クラクション音及びブザー音などの他の種別の音でもよい。
また、本実施例において、ECM11は、スピーカ装置65を介して音を出力することにより警報を発するものとして説明したが、ラジエータファンなどのように音を発する装置を駆動することで音を出力することにより警報を発するようにしてもよい。
また、本実施例において、ECM11は、スピーカ装置65を介して音を出力することにより警報を発するものとして説明したが、ランプの点灯、又は、表示装置による表示により警報を発するようにしてもよい。
また、本実施例において、ECM11は、上述した警報、すなわち、スピーカ装置65を介した音の出力、音を発する装置を駆動することによる音の出力、ランプの点灯、及び、表示装置による表示などを組み合せて実行することにより警報を発するようにしてもよい。
また、本実施例において、ECM11は、シフトレンジに応じて警報の種別を変更するものとして説明したが、サイドブレーキの状態、及び、車両の前後方向の傾斜角などの他の要素も更に考慮して警報の種別を変更するようにしてもよい。
また、本実施例において、ECM11が警報部52としての機能を有するものとして説明したが、HCU10、TCM12、ISGCM13、INVCM14、低電圧BMS15及び高電圧BMS16などの他のコントローラが警報部52としての機能を有するようにしてもよい。
以上、本発明の実施例について開示したが、本発明の範囲を逸脱することなく本実施例に変更を加えられ得ることは明白である。本発明の実施例は、このような変更が加えられた等価物が特許請求の範囲に記載された発明に含まれることを前提として開示されている。
1 ハイブリッド車両(車両)
2 エンジン
51 エンジン制御部
52 警報部

Claims (4)

  1. 少なくともエンジンを駆動源とする車両の警報装置において、
    所定の自動停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動停止させるエンジン制御部と、
    前記エンジンが自動停止している状態で、運転者が降車すると判断したときに警報を発する警報部と、を備え、
    前記警報部は、前記車両のシフトレンジに応じて警報の種別を変更することを特徴とする車両の警報装置。
  2. 前記警報部は、アラーム音と、擬似的なエンジン音とを警報として出力可能であり、前記車両のシフトレンジが前記車両を発進させることができるシフトレンジであれば、前記アラーム音と前記エンジン音とを出力することを特徴とする請求項1に記載の車両の警報装置。
  3. 前記警報部は、前記車両のシフトレンジが前記車両を発進させることができないシフトレンジであれば、前記エンジン音を出力せずに、前記アラーム音を出力することを特徴とする請求項2に記載の車両の警報装置。
  4. 前記警報部は、前記車両の運転席ドアが開状態になったこと、前記車両の運転席のシートベルトが脱状態になったこと、及び、前記車両の運転席に設けられた着座センサが非検知状態になったことのいずれかの条件が成立したときに、前記車両の運転者が降車すると判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つの請求項に記載の車両の警報装置。
JP2016211577A 2016-10-28 2016-10-28 車両の警報装置 Active JP6961923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016211577A JP6961923B2 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 車両の警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016211577A JP6961923B2 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 車両の警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018069910A true JP2018069910A (ja) 2018-05-10
JP6961923B2 JP6961923B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=62111499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016211577A Active JP6961923B2 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 車両の警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6961923B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021011184A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 三菱自動車工業株式会社 ハイブリット車両
US11104355B2 (en) 2019-10-11 2021-08-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Parking support apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261180A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Toyota Motor Corp 車両およびその制御方法
JP2015034484A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 本田技研工業株式会社 車両の制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261180A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Toyota Motor Corp 車両およびその制御方法
JP2015034484A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 本田技研工業株式会社 車両の制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021011184A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 三菱自動車工業株式会社 ハイブリット車両
JP7389401B2 (ja) 2019-07-05 2023-11-30 三菱自動車工業株式会社 ハイブリッド車両
US11104355B2 (en) 2019-10-11 2021-08-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Parking support apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP6961923B2 (ja) 2021-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5598555B2 (ja) 車両および車両用制御方法
JP6772738B2 (ja) 制御装置
WO2012127677A1 (ja) 車両および車両用制御方法
JP2007230431A (ja) 車両の駆動制御装置
JP2018071419A (ja) 車両
JP6842237B2 (ja) 車両用制御装置
JP6432534B2 (ja) ハイブリッド車両
JP6961923B2 (ja) 車両の警報装置
JP6819214B2 (ja) エンジンの自動停止装置
JP6476936B2 (ja) 駆動制御装置
JP6607021B2 (ja) ハイブリッド車両の発電制御装置
JP2017100471A (ja) ハイブリッド車両の変速制御装置
JP7115039B2 (ja) ハイブリッド車両のモータトルク制御装置
JP2018069947A (ja) ハイブリッド車両の駆動制御装置
CN107989706B (zh) 发动机的自动停止装置
JP6897273B2 (ja) ハイブリッド車両
JP6428658B2 (ja) ハイブリッド車両
JP2017100473A (ja) ハイブリッド車両のモータアシスト制御装置
JP6787280B2 (ja) ハイブリッド自動車
JP2017100472A (ja) ハイブリッド車両の充電制御装置
JP6447473B2 (ja) ハイブリッド車両
JP6776812B2 (ja) 車両
JP6878828B2 (ja) ハイブリッド車両のエンジン制御装置
JP6977321B2 (ja) 車両の制御装置
JP6645178B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210927

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6961923

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151